JPH11217534A - 顔料分散剤 - Google Patents
顔料分散剤Info
- Publication number
- JPH11217534A JPH11217534A JP10285984A JP28598498A JPH11217534A JP H11217534 A JPH11217534 A JP H11217534A JP 10285984 A JP10285984 A JP 10285984A JP 28598498 A JP28598498 A JP 28598498A JP H11217534 A JPH11217534 A JP H11217534A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mol
- acid
- dispersant
- dispersant according
- molecular weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Paper (AREA)
- Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
- Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低粘度でかつ経日安定性に優れた分散剤の提
供。 【解決手段】 構成単位としてα,β−不飽和カルボン
酸50〜100モル%及び他の単量体0〜50モル%か
らなる(共)重合体(A)の中和物からなり、該(A)
中の酸基の10〜99.99モル%がアルカリ金属また
はアルカリ土類金属塩であり、0.01〜5モル%が有
機アミンの塩であり、0〜89.99モル%が遊離の酸
基であることを特徴とする顔料分散剤。
供。 【解決手段】 構成単位としてα,β−不飽和カルボン
酸50〜100モル%及び他の単量体0〜50モル%か
らなる(共)重合体(A)の中和物からなり、該(A)
中の酸基の10〜99.99モル%がアルカリ金属また
はアルカリ土類金属塩であり、0.01〜5モル%が有
機アミンの塩であり、0〜89.99モル%が遊離の酸
基であることを特徴とする顔料分散剤。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は顔料分散剤、特に無
機顔料用として有用な分散剤に関する。
機顔料用として有用な分散剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、分散剤としては、ポリアクリル酸
のアルカリ金属塩(ナトリウム、リチウム等)、アルカ
リ土類金属塩、4級アンモニウム塩などが知られている
(例えば特開昭54−82416号公報、特開平7−3
08563号公報など)。
のアルカリ金属塩(ナトリウム、リチウム等)、アルカ
リ土類金属塩、4級アンモニウム塩などが知られている
(例えば特開昭54−82416号公報、特開平7−3
08563号公報など)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の分散剤は得られた無機顔料スラリーの初期粘度の低下
や無機顔料スラリー粘度の経時安定性において未だ満足
するものではなく、例えば75重量%炭酸カルシウムス
ラリーを作成する場合、初期粘度が高く、経時とともに
著しく増粘するという問題点を有する。また炭酸カルシ
ウムの湿式粉砕においては高濃度化や微粒子化が極めて
困難であるという問題がある。
の分散剤は得られた無機顔料スラリーの初期粘度の低下
や無機顔料スラリー粘度の経時安定性において未だ満足
するものではなく、例えば75重量%炭酸カルシウムス
ラリーを作成する場合、初期粘度が高く、経時とともに
著しく増粘するという問題点を有する。また炭酸カルシ
ウムの湿式粉砕においては高濃度化や微粒子化が極めて
困難であるという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
点を解決するため鋭意検討した結果本発明に至った。す
なわち本発明はα,β−不飽和カルボン酸を構成単位と
する(共)重合体(A)の中和物からなり、該(A)中
の酸基の10〜99.99モル%がアルカリ金属または
アルカリ土類金属塩であり、0.01〜5モル%が有機
アミンの塩であり、0〜89.99モル%が遊離の酸基
であることを特徴とする顔料分散剤である。
点を解決するため鋭意検討した結果本発明に至った。す
なわち本発明はα,β−不飽和カルボン酸を構成単位と
する(共)重合体(A)の中和物からなり、該(A)中
の酸基の10〜99.99モル%がアルカリ金属または
アルカリ土類金属塩であり、0.01〜5モル%が有機
アミンの塩であり、0〜89.99モル%が遊離の酸基
であることを特徴とする顔料分散剤である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明において、(共)重合体
(A)の構成単位であるα,β−不飽和カルボン酸とし
ては、例えば、(メタ)アクリル酸、マレイン酸、無水
マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、無水イタコン酸、
シトラコン酸、無水シトラコン酸、マレイン酸半エステ
ル(マレイン酸モノブチルエステル、マレイン酸モノエ
チルカルビトールエステル等)、フマル酸半エステル
(フマル酸モノブチルエステル、フマル酸モノエチルカ
ルビトールエステル等)などのα,β−不飽和カルボン
酸もしくはその無水物;これらの併用などが挙げられ
る。これらのうち好ましいものは、(メタ)アクリル
酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸、マレイン酸半
エステルおよびフマル酸半エステルである。
(A)の構成単位であるα,β−不飽和カルボン酸とし
ては、例えば、(メタ)アクリル酸、マレイン酸、無水
マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、無水イタコン酸、
シトラコン酸、無水シトラコン酸、マレイン酸半エステ
ル(マレイン酸モノブチルエステル、マレイン酸モノエ
チルカルビトールエステル等)、フマル酸半エステル
(フマル酸モノブチルエステル、フマル酸モノエチルカ
ルビトールエステル等)などのα,β−不飽和カルボン
酸もしくはその無水物;これらの併用などが挙げられ
る。これらのうち好ましいものは、(メタ)アクリル
酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸、マレイン酸半
エステルおよびフマル酸半エステルである。
【0006】(共)重合体(A)の構成単位として、他
の共重合可能な単量体を用いることができる。他の単量
体としては、例えば次のものが挙げられるが、これらに
限定されるわけではない。 (a)芳香族エチレン性不飽和単量体:スチレン、α−
メチルスチレン、ビニルトルエン、ヒドロキシスチレン
等のスチレン類、、ジクロルスチレン等のスチレン類の
ハロゲン置換体、ビニルナフタレン類等; (b)炭素数2〜20の脂肪族エチレン性不飽和単量
体:エチレン、プロピレン、ブテン、イソブチレン、ペ
ンテン、ヘプテン、ジイソブチレン、オクテン、ドデセ
ン、オクタデセン、ブタジエン、イソプレン等; (c)炭素数5〜15の脂環族エチレン性不飽和単量
体:シクロペンタジエン、ピネン、リモネン、インデ
ン、ビシクロペンタジエン、エチリデンノルボルネン
等; (d)炭素数1〜50のアルキル基を有するアルキル
(メタ)アクリレート:メチル(メタ)アクリレート、
エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリ
レート、ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキ
シル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレ
ート、ヘキサデシル(メタ)アクリレート、ヘプタデシ
ル(メタ)アクリレート、エイコシル(メタ)アクリレ
ート等; (e)ヒドロキシル基含有(メタ)アクリレート:ヒド
ロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート等; (f)アミド含有エチレン性不飽和単量体:(メタ)ア
クリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド
等; (g)ポリアルキレングリコール鎖(分子量44〜20
00)を有するエチレン性不飽和単量体:ポリエチレン
グリコール(分子量300)モノ(メタ)アクリレー
ト、ポリプロピレングリコール(分子量500)モノ
(メタ)アクリレート、メチルアルコールエチレンオキ
サイド10モル付加物(メタ)アクリレート、ラウリル
アルコールエチレンオキサイド30モル付加物(メタ)
アクリレート等;
の共重合可能な単量体を用いることができる。他の単量
体としては、例えば次のものが挙げられるが、これらに
限定されるわけではない。 (a)芳香族エチレン性不飽和単量体:スチレン、α−
メチルスチレン、ビニルトルエン、ヒドロキシスチレン
等のスチレン類、、ジクロルスチレン等のスチレン類の
ハロゲン置換体、ビニルナフタレン類等; (b)炭素数2〜20の脂肪族エチレン性不飽和単量
体:エチレン、プロピレン、ブテン、イソブチレン、ペ
ンテン、ヘプテン、ジイソブチレン、オクテン、ドデセ
ン、オクタデセン、ブタジエン、イソプレン等; (c)炭素数5〜15の脂環族エチレン性不飽和単量
体:シクロペンタジエン、ピネン、リモネン、インデ
ン、ビシクロペンタジエン、エチリデンノルボルネン
等; (d)炭素数1〜50のアルキル基を有するアルキル
(メタ)アクリレート:メチル(メタ)アクリレート、
エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリ
レート、ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキ
シル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレ
ート、ヘキサデシル(メタ)アクリレート、ヘプタデシ
ル(メタ)アクリレート、エイコシル(メタ)アクリレ
ート等; (e)ヒドロキシル基含有(メタ)アクリレート:ヒド
ロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート等; (f)アミド含有エチレン性不飽和単量体:(メタ)ア
クリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド
等; (g)ポリアルキレングリコール鎖(分子量44〜20
00)を有するエチレン性不飽和単量体:ポリエチレン
グリコール(分子量300)モノ(メタ)アクリレー
ト、ポリプロピレングリコール(分子量500)モノ
(メタ)アクリレート、メチルアルコールエチレンオキ
サイド10モル付加物(メタ)アクリレート、ラウリル
アルコールエチレンオキサイド30モル付加物(メタ)
アクリレート等;
【0007】(h)スルホン基含有単量体:ビニルスル
ホン酸、(メタ)アリルスルホン酸、2−ヒドロキシ−
3−(メタ)アリロキシプロパンスルホン酸、スチレン
スルホン酸、α−メチルスチレンスルホン酸、スルホプ
ロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3−
(メタ)アクリロキシプロパンスルホン酸、2−(メ
タ)アクリロイルアミノ−2,2−ジメチルエタンスル
ホン酸、3−(メタ)アクリロイルオキシエタンスルホ
ン酸、3−(メタ)アクリロイルオキシ−2−ヒドロキ
シプロパンスルホン酸、2−(メタ)アクリルアミド−
2−メチルプロパンスルホン酸、3−(メタ)アクリル
アミド−2−ヒドロキシプロパンスルホン酸、アルキル
(炭素数3〜18)(メタ)アリルスルホコハク酸、ポ
リ(n=2〜30)オキシアルキレンモノ(メタ)アク
リレートの硫酸エステル化物(該オキシアルキレンは炭
素数2〜4のオキシアルキレンであり、単独、ランダ
ム、ブロックでもよい)[例えば、ポリ(n=5〜1
5)オキシプロピレンモノメタクリレート硫酸エステル
化物等]等、その他以下の一般式(I)、(II)、
(III)で示される化合物等。 (式中、Rは炭素数1〜15のアルキル基を示し、Aは
炭素数2〜4のアルキレン基を示しnが複数の場合同一
でも異なっていてもよく、異なる場合はランダムでもブ
ロックでもよく、Arはベンゼン環を示しnは1〜50
の整数を示す。) (式中、Rは炭素数1〜15のアルキル基を示し、Aは
炭素数2〜4のアルキレン基を示しnが複数の場合同一
でも異なっていてもよく、異なる場合はランダムでもブ
ロックでもよく、Arはベンゼン環を示しnは1〜50
の整数を示す。) (式中、R’はフッ素原子で置換されていてもよい炭素
数1〜15のアルキル基を示す。)
ホン酸、(メタ)アリルスルホン酸、2−ヒドロキシ−
3−(メタ)アリロキシプロパンスルホン酸、スチレン
スルホン酸、α−メチルスチレンスルホン酸、スルホプ
ロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3−
(メタ)アクリロキシプロパンスルホン酸、2−(メ
タ)アクリロイルアミノ−2,2−ジメチルエタンスル
ホン酸、3−(メタ)アクリロイルオキシエタンスルホ
ン酸、3−(メタ)アクリロイルオキシ−2−ヒドロキ
シプロパンスルホン酸、2−(メタ)アクリルアミド−
2−メチルプロパンスルホン酸、3−(メタ)アクリル
アミド−2−ヒドロキシプロパンスルホン酸、アルキル
(炭素数3〜18)(メタ)アリルスルホコハク酸、ポ
リ(n=2〜30)オキシアルキレンモノ(メタ)アク
リレートの硫酸エステル化物(該オキシアルキレンは炭
素数2〜4のオキシアルキレンであり、単独、ランダ
ム、ブロックでもよい)[例えば、ポリ(n=5〜1
5)オキシプロピレンモノメタクリレート硫酸エステル
化物等]等、その他以下の一般式(I)、(II)、
(III)で示される化合物等。 (式中、Rは炭素数1〜15のアルキル基を示し、Aは
炭素数2〜4のアルキレン基を示しnが複数の場合同一
でも異なっていてもよく、異なる場合はランダムでもブ
ロックでもよく、Arはベンゼン環を示しnは1〜50
の整数を示す。) (式中、Rは炭素数1〜15のアルキル基を示し、Aは
炭素数2〜4のアルキレン基を示しnが複数の場合同一
でも異なっていてもよく、異なる場合はランダムでもブ
ロックでもよく、Arはベンゼン環を示しnは1〜50
の整数を示す。) (式中、R’はフッ素原子で置換されていてもよい炭素
数1〜15のアルキル基を示す。)
【0008】これらのうち好ましくは(a)、(b)、
(d)、(e)、(g)及び(h)であり、特に好まし
くは(a)、(e)、(h)である。本発明において、
酸基は通常カルボン酸基であるが、(h)を共重合成分
として使用した場合はカルボン酸基およびスルホン酸基
である。単量体としての酸基は、アルカリ金属、アルカ
リ土類金属、有機アミンで中和されていてもよい。
(d)、(e)、(g)及び(h)であり、特に好まし
くは(a)、(e)、(h)である。本発明において、
酸基は通常カルボン酸基であるが、(h)を共重合成分
として使用した場合はカルボン酸基およびスルホン酸基
である。単量体としての酸基は、アルカリ金属、アルカ
リ土類金属、有機アミンで中和されていてもよい。
【0009】共重合体(A)において、構成単位とし
て、α,β−不飽和カルボン酸の含有量は、通常50〜
100モル%、好ましくは70〜100モル%であり、
他の単量体の含有量は、通常0〜50モル%、好ましく
は0〜30モル%である。
て、α,β−不飽和カルボン酸の含有量は、通常50〜
100モル%、好ましくは70〜100モル%であり、
他の単量体の含有量は、通常0〜50モル%、好ましく
は0〜30モル%である。
【0010】共重合体(A)は、上記単量体をラジカル
重合することにより得ることができる。ラジカル重合開
始剤としては、例えば2,2’−アゾビスイソブチロニ
トリル、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロ
ニトリル)、2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニ
トリル)、2,2’−アゾビス(2,4,4−トリメチ
ルペンタン)、ジメチル2,2’−アゾビス(2−メチ
ルプロピオネイト)、2,2’−アゾビス[2−(ヒド
ロキシメチル)プロピオニトリル]、1,1’−アゾビ
ス(1−アセトキシ−1−フェニルエタン)などのアゾ
化合物;ジベンゾイルパーオキサイド、ジクミルパーオ
キサイド、ビス(4−t−ブチルシクロヘキシル)パー
オキシジカーボネート、ベンゾイルパーオキサイド、ラ
ウロイルパーオキサイド、過コハク酸などの有機過酸化
物;過硫酸塩、過ホウ酸塩、過酸化水素等の無機過酸化
物などが使用できる。また還元剤と組み合わせたレドッ
クス系開始剤等を使用することができる。レドックス系
開始剤に用いられる還元剤としては、アスコルビン酸
(塩)、ロンガリット、次亜リン酸(塩)、亜硫酸
(塩)、重亜硫酸(塩)、第1鉄塩などがあげられる。
これらは2種以上を併用してもよい。ラジカル重合開始
剤の量は単量体に対して、通常0.01〜20重量%、
好ましくは0.05〜5重量%である。
重合することにより得ることができる。ラジカル重合開
始剤としては、例えば2,2’−アゾビスイソブチロニ
トリル、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロ
ニトリル)、2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニ
トリル)、2,2’−アゾビス(2,4,4−トリメチ
ルペンタン)、ジメチル2,2’−アゾビス(2−メチ
ルプロピオネイト)、2,2’−アゾビス[2−(ヒド
ロキシメチル)プロピオニトリル]、1,1’−アゾビ
ス(1−アセトキシ−1−フェニルエタン)などのアゾ
化合物;ジベンゾイルパーオキサイド、ジクミルパーオ
キサイド、ビス(4−t−ブチルシクロヘキシル)パー
オキシジカーボネート、ベンゾイルパーオキサイド、ラ
ウロイルパーオキサイド、過コハク酸などの有機過酸化
物;過硫酸塩、過ホウ酸塩、過酸化水素等の無機過酸化
物などが使用できる。また還元剤と組み合わせたレドッ
クス系開始剤等を使用することができる。レドックス系
開始剤に用いられる還元剤としては、アスコルビン酸
(塩)、ロンガリット、次亜リン酸(塩)、亜硫酸
(塩)、重亜硫酸(塩)、第1鉄塩などがあげられる。
これらは2種以上を併用してもよい。ラジカル重合開始
剤の量は単量体に対して、通常0.01〜20重量%、
好ましくは0.05〜5重量%である。
【0011】ラジカル重合するに際し、連鎖移動剤を使
用することが好ましい。連鎖移動剤としては、例えばラ
ウリルメルカプタン、チオグリコール酸、メルカプトエ
タノール、トリエチレングリコールジメルカプタン、ト
リス(ポリオキシプロピレン−2−ヒドロキシ−3−チ
オールプロパン)アルキルエーテル等が挙げられ、好ま
しくはトリエチレングリコールジメルカプタン、トリス
(ポリオキシプロピレン−2−ヒドロキシ−3−チオー
ルプロパン)アルキルエーテルである。連鎖移動剤の量
は単量体に対して、通常0.01モル%〜10モル%、
好ましくは0.05〜3モル%である。
用することが好ましい。連鎖移動剤としては、例えばラ
ウリルメルカプタン、チオグリコール酸、メルカプトエ
タノール、トリエチレングリコールジメルカプタン、ト
リス(ポリオキシプロピレン−2−ヒドロキシ−3−チ
オールプロパン)アルキルエーテル等が挙げられ、好ま
しくはトリエチレングリコールジメルカプタン、トリス
(ポリオキシプロピレン−2−ヒドロキシ−3−チオー
ルプロパン)アルキルエーテルである。連鎖移動剤の量
は単量体に対して、通常0.01モル%〜10モル%、
好ましくは0.05〜3モル%である。
【0012】重合方法としては、溶液重合、乳化重合、
懸濁および塊状重合のいずれでも良いが、溶液重合、乳
化重合及び懸濁重合が好ましく、溶液重合が特に好まし
い。溶液重合の場合の溶剤としては、水、アルコール類
(メタノール、エタノール、イソプロパノール等)、ケ
トン類(アセトン、メチルイソブチルケトン等)、エー
テル類(テトラヒドロフラン等)、脂肪族炭化水素類
(ヘキサン、ヘプタン等)、芳香族炭化水素類(トルエ
ン、キシレン等)、ハロゲン系溶剤(エチレンジクロラ
イド等)およびこれらの混合物等があげられる。とくに
好ましいものは、イソプロパノールおよびイソプロパノ
ールと水の混合溶剤である。
懸濁および塊状重合のいずれでも良いが、溶液重合、乳
化重合及び懸濁重合が好ましく、溶液重合が特に好まし
い。溶液重合の場合の溶剤としては、水、アルコール類
(メタノール、エタノール、イソプロパノール等)、ケ
トン類(アセトン、メチルイソブチルケトン等)、エー
テル類(テトラヒドロフラン等)、脂肪族炭化水素類
(ヘキサン、ヘプタン等)、芳香族炭化水素類(トルエ
ン、キシレン等)、ハロゲン系溶剤(エチレンジクロラ
イド等)およびこれらの混合物等があげられる。とくに
好ましいものは、イソプロパノールおよびイソプロパノ
ールと水の混合溶剤である。
【0013】重合温度としては、通常20〜200℃、
好ましくは60〜150℃である。常圧下重合溶液の沸
点以下の温度、常圧下重合溶液の沸点、および加圧下重
合溶液の沸点以上の温度等があげられる。好ましくは加
圧下重合溶液の沸点以上で重合する方法である。また乳
化剤、分散剤等を使用する場合は特に制限がなく公知の
ものが使用できる。
好ましくは60〜150℃である。常圧下重合溶液の沸
点以下の温度、常圧下重合溶液の沸点、および加圧下重
合溶液の沸点以上の温度等があげられる。好ましくは加
圧下重合溶液の沸点以上で重合する方法である。また乳
化剤、分散剤等を使用する場合は特に制限がなく公知の
ものが使用できる。
【0014】(共)重合体(A)の重量平均分子量は通
常1,000〜100,000である。好ましくは、
(共)重合体(A)のGPCにおいて、3,000〜2
0,000(好ましくは5,000〜15,000)の
範囲に最大ピークを有し、該ピーク分子量を(M)とし
た場合、M×0.2以下の低分子量物が、GPCチャー
ト上の面積で、3.5%以下(好ましくは2.5%以下
であり、より好ましくは1.0%以下)である。
常1,000〜100,000である。好ましくは、
(共)重合体(A)のGPCにおいて、3,000〜2
0,000(好ましくは5,000〜15,000)の
範囲に最大ピークを有し、該ピーク分子量を(M)とし
た場合、M×0.2以下の低分子量物が、GPCチャー
ト上の面積で、3.5%以下(好ましくは2.5%以下
であり、より好ましくは1.0%以下)である。
【0015】本発明において(共)重合体(A)中の酸
基の10〜99.99モル%、好ましくは15〜94.
99モル%、特に好ましくは20〜79.95モル%が
アルカリ金属またはアルカリ土類金属塩であり、酸基の
0.01〜5モル%、好ましくは0.01〜4モル%、
特に好ましくは0.05〜2モル%は、有機アミンの塩
であり、酸基の0〜89.99モル%、好ましくは5〜
84.99モル%、特に好ましくは20〜79.95モ
ル%が遊離の酸基である。アルカリ金属としては、リチ
ウム、ナトリウム、カリウムなどが挙げられる。アルカ
リ土類金属としてはカルシウム、マグネシウム、バリウ
ムなどが挙げられる。
基の10〜99.99モル%、好ましくは15〜94.
99モル%、特に好ましくは20〜79.95モル%が
アルカリ金属またはアルカリ土類金属塩であり、酸基の
0.01〜5モル%、好ましくは0.01〜4モル%、
特に好ましくは0.05〜2モル%は、有機アミンの塩
であり、酸基の0〜89.99モル%、好ましくは5〜
84.99モル%、特に好ましくは20〜79.95モ
ル%が遊離の酸基である。アルカリ金属としては、リチ
ウム、ナトリウム、カリウムなどが挙げられる。アルカ
リ土類金属としてはカルシウム、マグネシウム、バリウ
ムなどが挙げられる。
【0016】有機アミンとしては、脂肪族(一級、二
級、三級)アミン、脂環族アミン、芳香族アミン、前記
一級又は二級アミンのアルキレンオキシド付加物、(ポ
リ)アルキレンポリアミン等が挙げられる。脂肪族アミ
ンとしては、炭素数1〜20のアルキル基を有するアル
キルアミンが挙げられ、一級アミンとしては、メチルア
ミン、エチルアミン、n−ブチルアミン、オクチルアミ
ン、デシルアミン、ドデシルアミン、テトラデシルアミ
ン、ヘキサデシルアミン、オクタデシルアミン、やしア
ルキルアミン、牛脂アルキルアミン、硬化牛脂アルキル
アミン、オレイルアミン、大豆アルキルアミン等が挙げ
られる。二級アミンとしては、ジメチルアミン、ジエチ
ルアミン、ジブチルアミン、ジオクチルアミン、ジデシ
ルアミン、ジドデシルアミン、ジテトラデシルアミン、
ジヘキサデシルアミン、ジオクタデシルアミン、ジオレ
イルアミン、ジやしアルキルアミン、ジ硬化牛脂アルキ
ルアミン等が挙げられる。三級アミンとしては、トリメ
チルアミン、トリエチルアミン、トリ−n−プロピルア
ミン、トリ−n−ブチルアミン、ジエチル−1−プロピ
ルアミン、オクチルジメチルアミン、デシルジメチルア
ミン、ドデシルジメチルアミン、テトラデシルジメチル
アミン、ヘキサデシルジメチルアミン、オクタデシルジ
メチルアミン等が挙げられる。脂環族アミンとしては、
シクロアルキル基を有するシクロアルキルアミンが挙げ
られ、具体例としてシクロペンチルアミン、シクロヘキ
シルアミン、ピロリジン、プリン、ジシクロヘキシルア
ミン、シクロヘキシルメチルアミン、N−メチルピロリ
ジン、N−エチルピロリジン、N−メチルピペリジン、
N−エチルピペリジン、N−メチルヘキサメチレンイミ
ン、N−エチルヘキサメチレンイミン、N−メチルモル
ホリン、N−ブチルモルホリン、1,5−ジアザビシク
ロ[4,3,0]−5−ノネン、1,8−ジアザビシク
ロ[5,4,0]−7−ウンデセン等が挙げられる。芳
香族アミンとしては、アニリン、ベンジルアミン、トル
イジン、ベンジジン、ピリミジン、N,Nジメチルアニ
リン、フェニレンジアミン(o、m、p)、ピリジン、
4−メチルベンズイミダゾール、キノリン、4,4′−
ジピリジル等が挙げられる。前記一級又は二級アミンの
アルキレンオキシド付加物のアルキレンオキシドとして
はエチレンオキシド、プロピレンオキシド及びブチレン
オキシドが挙げられる。これらの付加モル数は、通常、
活性水素1個当り1〜5モルであり、好ましくは1〜2
モルである。具体例としてシクロヘキシルアミンのプロ
ピレンオキシド2モル付加物、ジオクチルアミンのプロ
ピレンオキシド1モル付加物等が挙げられる。(ポリ)
アルキレンポリアミンとしては、エチレンジアミン、ジ
エチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラ
エチレンペンタミン及びこれらのアルキル化物等が挙げ
られる。有機アミンのうち、好ましくは、脂肪族もしく
は脂環族アミンまたはそれらのアルキレンオキシド付加
物であり、特に好ましくは、シクロヘキシルアミンまた
はそのアルキレンオキシド付加物である。アルキレンオ
キシド付加物としては、プロピレンオキシド付加物が好
ましい。
級、三級)アミン、脂環族アミン、芳香族アミン、前記
一級又は二級アミンのアルキレンオキシド付加物、(ポ
リ)アルキレンポリアミン等が挙げられる。脂肪族アミ
ンとしては、炭素数1〜20のアルキル基を有するアル
キルアミンが挙げられ、一級アミンとしては、メチルア
ミン、エチルアミン、n−ブチルアミン、オクチルアミ
ン、デシルアミン、ドデシルアミン、テトラデシルアミ
ン、ヘキサデシルアミン、オクタデシルアミン、やしア
ルキルアミン、牛脂アルキルアミン、硬化牛脂アルキル
アミン、オレイルアミン、大豆アルキルアミン等が挙げ
られる。二級アミンとしては、ジメチルアミン、ジエチ
ルアミン、ジブチルアミン、ジオクチルアミン、ジデシ
ルアミン、ジドデシルアミン、ジテトラデシルアミン、
ジヘキサデシルアミン、ジオクタデシルアミン、ジオレ
イルアミン、ジやしアルキルアミン、ジ硬化牛脂アルキ
ルアミン等が挙げられる。三級アミンとしては、トリメ
チルアミン、トリエチルアミン、トリ−n−プロピルア
ミン、トリ−n−ブチルアミン、ジエチル−1−プロピ
ルアミン、オクチルジメチルアミン、デシルジメチルア
ミン、ドデシルジメチルアミン、テトラデシルジメチル
アミン、ヘキサデシルジメチルアミン、オクタデシルジ
メチルアミン等が挙げられる。脂環族アミンとしては、
シクロアルキル基を有するシクロアルキルアミンが挙げ
られ、具体例としてシクロペンチルアミン、シクロヘキ
シルアミン、ピロリジン、プリン、ジシクロヘキシルア
ミン、シクロヘキシルメチルアミン、N−メチルピロリ
ジン、N−エチルピロリジン、N−メチルピペリジン、
N−エチルピペリジン、N−メチルヘキサメチレンイミ
ン、N−エチルヘキサメチレンイミン、N−メチルモル
ホリン、N−ブチルモルホリン、1,5−ジアザビシク
ロ[4,3,0]−5−ノネン、1,8−ジアザビシク
ロ[5,4,0]−7−ウンデセン等が挙げられる。芳
香族アミンとしては、アニリン、ベンジルアミン、トル
イジン、ベンジジン、ピリミジン、N,Nジメチルアニ
リン、フェニレンジアミン(o、m、p)、ピリジン、
4−メチルベンズイミダゾール、キノリン、4,4′−
ジピリジル等が挙げられる。前記一級又は二級アミンの
アルキレンオキシド付加物のアルキレンオキシドとして
はエチレンオキシド、プロピレンオキシド及びブチレン
オキシドが挙げられる。これらの付加モル数は、通常、
活性水素1個当り1〜5モルであり、好ましくは1〜2
モルである。具体例としてシクロヘキシルアミンのプロ
ピレンオキシド2モル付加物、ジオクチルアミンのプロ
ピレンオキシド1モル付加物等が挙げられる。(ポリ)
アルキレンポリアミンとしては、エチレンジアミン、ジ
エチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラ
エチレンペンタミン及びこれらのアルキル化物等が挙げ
られる。有機アミンのうち、好ましくは、脂肪族もしく
は脂環族アミンまたはそれらのアルキレンオキシド付加
物であり、特に好ましくは、シクロヘキシルアミンまた
はそのアルキレンオキシド付加物である。アルキレンオ
キシド付加物としては、プロピレンオキシド付加物が好
ましい。
【0017】本発明の共重合体塩を得る方法としては、
(共)重合体(A)中の酸基の10〜99.99モル%
がアルカリ金属またはアルカリ土類金属塩であり、0.
01〜5モル%が有機アミンの塩であり、0〜89.9
9モル%が遊離の酸基になるように、(共)重合体
(A)をアルカリ金属水酸化物(水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム等)、またはアルカリ土類金属水酸化物
(水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム等)の水溶液
で中和した後、有機アミンで中和することにより得るこ
とが出来る。また(共)重合体(A)水溶液と、(共)
重合体(A)のアルカリ金属塩水溶液またはアルカリ土
類金属塩水溶液と、(共)重合体(A)の有機アミン塩
水溶液を配合して得ることもできる。
(共)重合体(A)中の酸基の10〜99.99モル%
がアルカリ金属またはアルカリ土類金属塩であり、0.
01〜5モル%が有機アミンの塩であり、0〜89.9
9モル%が遊離の酸基になるように、(共)重合体
(A)をアルカリ金属水酸化物(水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム等)、またはアルカリ土類金属水酸化物
(水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム等)の水溶液
で中和した後、有機アミンで中和することにより得るこ
とが出来る。また(共)重合体(A)水溶液と、(共)
重合体(A)のアルカリ金属塩水溶液またはアルカリ土
類金属塩水溶液と、(共)重合体(A)の有機アミン塩
水溶液を配合して得ることもできる。
【0018】本発明の分散剤は、無機物質の分散に有用
であり、無機顔料用の分散剤として特に効果を発揮す
る。本発明において、対象となる無機物質としては、炭
酸カルシウム、リン酸カルシウム、リン酸亜鉛、クレ
ー、ベントナイト、サチンホワイト、亜鉛華、ベンガ
ラ、フェライト、酸化チタン、タルク、ホワイトカーボ
ン、セメント、石膏、カーボンブラック、各種珪酸塩等
があげられ、好ましくは炭酸カルシウムである。具体的
には炭酸カルシウム湿式粉砕用、軽質炭酸カルシウム製
造工程用、紙コーティング塗料用の分散剤として有効で
ある。本発明の分散剤を用いて顔料粉体を水性溶媒中に
分散を行うことにより顔料分散組成物を得ることができ
る。水性溶媒とは、水、水と水溶性有機溶媒(例えば、
メチルアルコール、エチルアルコール、エチレングリコ
ールなど)との混合溶液が挙げられる。好ましくは水で
ある。分散剤の固形分当りの使用量は、通常0.001
〜10重量%、好ましくは0.05〜5重量%であり、
水性溶媒の顔料固形分当りの使用量は10〜70重量%
である。
であり、無機顔料用の分散剤として特に効果を発揮す
る。本発明において、対象となる無機物質としては、炭
酸カルシウム、リン酸カルシウム、リン酸亜鉛、クレ
ー、ベントナイト、サチンホワイト、亜鉛華、ベンガ
ラ、フェライト、酸化チタン、タルク、ホワイトカーボ
ン、セメント、石膏、カーボンブラック、各種珪酸塩等
があげられ、好ましくは炭酸カルシウムである。具体的
には炭酸カルシウム湿式粉砕用、軽質炭酸カルシウム製
造工程用、紙コーティング塗料用の分散剤として有効で
ある。本発明の分散剤を用いて顔料粉体を水性溶媒中に
分散を行うことにより顔料分散組成物を得ることができ
る。水性溶媒とは、水、水と水溶性有機溶媒(例えば、
メチルアルコール、エチルアルコール、エチレングリコ
ールなど)との混合溶液が挙げられる。好ましくは水で
ある。分散剤の固形分当りの使用量は、通常0.001
〜10重量%、好ましくは0.05〜5重量%であり、
水性溶媒の顔料固形分当りの使用量は10〜70重量%
である。
【0019】本発明の分散剤を使用して、顔料分散組成
物を得る方法としては、通常の分散方法でよく、例えば
本発明の分散剤を溶解した水性溶媒中に顔料粉体を添加
して攪拌、混合する方法が挙げられる。この攪拌、混合
には高速デイスパー、ホモミキサー、ボールミルなど一
般に用いられる攪拌装置を使用することができる。ま
た、他の方法としては、粉体の原鉱石または粗粒子を湿
式粉砕する際、同時に本発明の分散剤を添加し、分散組
成物とする方法が挙げられる。
物を得る方法としては、通常の分散方法でよく、例えば
本発明の分散剤を溶解した水性溶媒中に顔料粉体を添加
して攪拌、混合する方法が挙げられる。この攪拌、混合
には高速デイスパー、ホモミキサー、ボールミルなど一
般に用いられる攪拌装置を使用することができる。ま
た、他の方法としては、粉体の原鉱石または粗粒子を湿
式粉砕する際、同時に本発明の分散剤を添加し、分散組
成物とする方法が挙げられる。
【0020】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが本発明はこれに限定されるものではない。な
お、実施例、比較例中の%および部は重量%および重量
部を表す。GPCによる分子量の測定は次の通り。分子
量は水酸化ナトリウムで完全中和したとしたときの値で
ある。 《GPC測定条件》 機 種 :Waters510(日本ウオーターズ・リミテッド製) カラム :TSK gel G5000pwXL TSK gel G3000pwXL (いずれも東ソー株式会社製) カラム温度:40℃ 検出器 :RI 溶 媒 :0.5%酢酸ソーダ・水/メタノール(体積比70/30) 流 速 :1.0ml/分 試料濃度 :0.25重量% 注入量 :200μl 標準 :ポリオキシエチレングリコール (東ソー株式会社製;TSK STANDARD POLYETHYLENE OXIDE) データ処理装置:SC−8010(東ソー株式会社製)
明するが本発明はこれに限定されるものではない。な
お、実施例、比較例中の%および部は重量%および重量
部を表す。GPCによる分子量の測定は次の通り。分子
量は水酸化ナトリウムで完全中和したとしたときの値で
ある。 《GPC測定条件》 機 種 :Waters510(日本ウオーターズ・リミテッド製) カラム :TSK gel G5000pwXL TSK gel G3000pwXL (いずれも東ソー株式会社製) カラム温度:40℃ 検出器 :RI 溶 媒 :0.5%酢酸ソーダ・水/メタノール(体積比70/30) 流 速 :1.0ml/分 試料濃度 :0.25重量% 注入量 :200μl 標準 :ポリオキシエチレングリコール (東ソー株式会社製;TSK STANDARD POLYETHYLENE OXIDE) データ処理装置:SC−8010(東ソー株式会社製)
【0021】実施例1 耐圧反応容器にイソプロピルアルコール420部、水1
20部を仕込み、窒素置換後密閉し、100℃に昇温し
た。攪拌下、同温度で、アクリル酸305部、トリエチ
レングリコールジメルカプタン5部とアスコルビン酸1
部とイソプロピルアルコール50部と水50部の均一混
合物、5%過酸化水素水50部を、3.5時間かけて別
々の容器から滴下した。滴下終了後、35%過酸化水素
水溶液3部を投入し同温度で1時間保持し重合率99.
9%の重合体(a)を得た。このもののGPCによる重
量平均分子量11,500、最大ピーク分子量(M)1
0,000、低分子量物含量(M×0.2=2,00
0、GPCにおいて分子量2,000以下の面積%)
0.7%であった。水酸化ナトリウム30%水溶液33
9部、シクロヘキシルアミンのプロピレンオキシド2モ
ル付加物18.2部で中和した後、イソプロピルアルコ
ールを留去して、ポリアクリル酸混合塩水溶液を得た。
20部を仕込み、窒素置換後密閉し、100℃に昇温し
た。攪拌下、同温度で、アクリル酸305部、トリエチ
レングリコールジメルカプタン5部とアスコルビン酸1
部とイソプロピルアルコール50部と水50部の均一混
合物、5%過酸化水素水50部を、3.5時間かけて別
々の容器から滴下した。滴下終了後、35%過酸化水素
水溶液3部を投入し同温度で1時間保持し重合率99.
9%の重合体(a)を得た。このもののGPCによる重
量平均分子量11,500、最大ピーク分子量(M)1
0,000、低分子量物含量(M×0.2=2,00
0、GPCにおいて分子量2,000以下の面積%)
0.7%であった。水酸化ナトリウム30%水溶液33
9部、シクロヘキシルアミンのプロピレンオキシド2モ
ル付加物18.2部で中和した後、イソプロピルアルコ
ールを留去して、ポリアクリル酸混合塩水溶液を得た。
【0022】実施例2、3、4 重合体(a)を用いて中和塩、中和度を表1記載のよう
に代えた以外は実施例1に同じ。
に代えた以外は実施例1に同じ。
【0023】実施例5 耐圧反応容器にイソプロピルアルコール420部、水1
20部を仕込み、窒素置換後密閉し、100℃に昇温し
た。攪拌下アクリル酸305部と、過硫酸ナトリウム4
%水溶液80部とを、別々の容器からそれぞれ3時間か
けて滴下した。滴下終了後、35%過酸化水素水溶液3
部を投入し同温度で1時間保持し重合率99.8%の重
合体(b)を得た。このもののGPCによる重量平均分
子量は9,200、最大ピーク分子量(M)9,00
0、低分子量物含量(M×0.2=1,800、GPC
において分子量1,800以下の面積%)3.6%であ
った。水酸化ナトリウム30%水溶液395部、ドデシ
ルアミンのプロピレンオキシド2モル付加物12.8部
で中和し、イソプロピルアルコールを留去して、ポリア
クリル酸混合塩水溶液を得た。
20部を仕込み、窒素置換後密閉し、100℃に昇温し
た。攪拌下アクリル酸305部と、過硫酸ナトリウム4
%水溶液80部とを、別々の容器からそれぞれ3時間か
けて滴下した。滴下終了後、35%過酸化水素水溶液3
部を投入し同温度で1時間保持し重合率99.8%の重
合体(b)を得た。このもののGPCによる重量平均分
子量は9,200、最大ピーク分子量(M)9,00
0、低分子量物含量(M×0.2=1,800、GPC
において分子量1,800以下の面積%)3.6%であ
った。水酸化ナトリウム30%水溶液395部、ドデシ
ルアミンのプロピレンオキシド2モル付加物12.8部
で中和し、イソプロピルアルコールを留去して、ポリア
クリル酸混合塩水溶液を得た。
【0024】実施例6、7 重合体(b)を用いて中和塩、中和度を表1記載のよう
に代えた以外は実施例5に同じ。
に代えた以外は実施例5に同じ。
【0025】実施例8 耐圧反応容器にイソプロピルアルコール370部、水1
70部を仕込み、窒素置換後密閉し、100℃に昇温し
た。攪拌下アクリル酸231部と2−アクリルアミド−
2−メチルプロパンスルホン酸74部、過硫酸ナトリウ
ム4%水溶液80部と、トリエチレングリコールジメル
カプタン2部、イソプロピルアルコール18部の溶液と
を、別々の容器からそれぞれ3時間かけて滴下した。滴
下終了後、35%過酸化水素水溶液3部を投入し同温度
で1時間保持し重合率99.9%の共重合体(c)を得
た。このもののGPCによる重量平均分子量は8,00
0、最大ピーク分子量(M)7,800、低分子量物含
量(M×0.2=1,560、GPCにおいて分子量
1,560以下の面積%)3.2%であった。イソプロ
アルコールを留去した後、水酸化ナトリウム30%水溶
液452部、オクチルアミンのプロピレンオキシド4モ
ル付加物12.9部で中和して、ポリアクリル酸混合塩
水溶液を得た。
70部を仕込み、窒素置換後密閉し、100℃に昇温し
た。攪拌下アクリル酸231部と2−アクリルアミド−
2−メチルプロパンスルホン酸74部、過硫酸ナトリウ
ム4%水溶液80部と、トリエチレングリコールジメル
カプタン2部、イソプロピルアルコール18部の溶液と
を、別々の容器からそれぞれ3時間かけて滴下した。滴
下終了後、35%過酸化水素水溶液3部を投入し同温度
で1時間保持し重合率99.9%の共重合体(c)を得
た。このもののGPCによる重量平均分子量は8,00
0、最大ピーク分子量(M)7,800、低分子量物含
量(M×0.2=1,560、GPCにおいて分子量
1,560以下の面積%)3.2%であった。イソプロ
アルコールを留去した後、水酸化ナトリウム30%水溶
液452部、オクチルアミンのプロピレンオキシド4モ
ル付加物12.9部で中和して、ポリアクリル酸混合塩
水溶液を得た。
【0026】実施例9 重合体(c)を用いて中和塩、中和度を表1記載のよう
に代えた以外は実施例8に同じ。
に代えた以外は実施例8に同じ。
【0027】実施例10 耐圧反応容器にイソプロピルアルコール370部、水1
70部を仕込み、窒素置換後密閉し、100℃に昇温し
た。攪拌下アクリル酸231部と2−アクリルアミド−
2−メチルプロパンスルホン酸74部、過硫酸ナトリウ
ム4%水溶液80部とを、別々の容器からそれぞれ3時
間かけて滴下した。滴下終了後、35%過酸化水素水溶
液3部を投入し同温度で1時間保持し重合率99.9%
の共重合体(d)を得た。このもののGPCによる重量
平均分子量は8,500、最大ピーク分子量(M)8,
200、低分子量物含量(M×0.2=1,640、G
PCにおいて分子量1,640以下の面積%)4.0%
であった。イソプロアルコールを留去した後、水酸化ナ
トリウム30%水溶液452部、オクチルアミンのプロ
ピレンオキシド4モル付加物12.9部で中和して、ポ
リアクリル酸混合塩水溶液を得た。
70部を仕込み、窒素置換後密閉し、100℃に昇温し
た。攪拌下アクリル酸231部と2−アクリルアミド−
2−メチルプロパンスルホン酸74部、過硫酸ナトリウ
ム4%水溶液80部とを、別々の容器からそれぞれ3時
間かけて滴下した。滴下終了後、35%過酸化水素水溶
液3部を投入し同温度で1時間保持し重合率99.9%
の共重合体(d)を得た。このもののGPCによる重量
平均分子量は8,500、最大ピーク分子量(M)8,
200、低分子量物含量(M×0.2=1,640、G
PCにおいて分子量1,640以下の面積%)4.0%
であった。イソプロアルコールを留去した後、水酸化ナ
トリウム30%水溶液452部、オクチルアミンのプロ
ピレンオキシド4モル付加物12.9部で中和して、ポ
リアクリル酸混合塩水溶液を得た。
【0028】比較例1〜5 重合体(b)を用いて中和塩、中和度を表1記載のよう
に代えた以外は実施例5に同じ。
に代えた以外は実施例5に同じ。
【0029】比較例6、7 重合体(d)を用いて中和塩、中和度を表1記載のよう
に代えた以外は実施例10に同じ。
に代えた以外は実施例10に同じ。
【0030】
【表1】
【0031】試験例1(重質炭酸カルシウムの湿式粉砕
分散) 水25部と、実施例1〜7、比較例1〜5の分散剤0.
38部(固形分)とを均一に溶解した各水溶液に重炭酸
カルシウムの荒挽き鉱石を75部添加し、サンドグライ
ンダーを用いて30分攪拌分散させた。得られた75重
量%炭酸カルシウム水性スラリーの製造直後、および2
5℃で7日間静置後の粘度をBL粘度計を用いて25
℃、60rpmの条件で測定した。表2に試験結果を示
す。
分散) 水25部と、実施例1〜7、比較例1〜5の分散剤0.
38部(固形分)とを均一に溶解した各水溶液に重炭酸
カルシウムの荒挽き鉱石を75部添加し、サンドグライ
ンダーを用いて30分攪拌分散させた。得られた75重
量%炭酸カルシウム水性スラリーの製造直後、および2
5℃で7日間静置後の粘度をBL粘度計を用いて25
℃、60rpmの条件で測定した。表2に試験結果を示
す。
【0032】
【表2】
【0033】試験例2(サチンホワイトの分散) 実施例8、9、10、比較例6、7の分散剤を用いて、
71%の水分を含むサチンホワイトケーキ200gに分
散剤(固形分)の50%水溶液1.74gを加え均一に
分散後、BL型粘度計により25℃、60rpmの条件
でスラリーの粘度を測定した。表3に試験結果を示す。
71%の水分を含むサチンホワイトケーキ200gに分
散剤(固形分)の50%水溶液1.74gを加え均一に
分散後、BL型粘度計により25℃、60rpmの条件
でスラリーの粘度を測定した。表3に試験結果を示す。
【0034】
【表3】
【0035】
【発明の効果】本発明の分散剤は、無機顔料用に用いた
場合、従来の分散剤より低粘度でかつ経日安定性に優れ
た分散剤を得ることを可能とする。
場合、従来の分散剤より低粘度でかつ経日安定性に優れ
た分散剤を得ることを可能とする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09C 3/10 C09C 3/10
Claims (10)
- 【請求項1】 構成単位としてα,β−不飽和カルボン
酸50〜100モル%及び他の単量体0〜50モル%か
らなる(共)重合体(A)の中和物からなり、該(A)
中の酸基の10〜99.99モル%がアルカリ金属また
はアルカリ土類金属塩であり、0.01〜5モル%が有
機アミンの塩であり、0〜89.99モル%が遊離の酸
基であることを特徴とする顔料分散剤。 - 【請求項2】 有機アミンが脂肪族もしくは脂環族アミ
ンまたはそのアルキレンオキシド付加物である請求項1
記載の分散剤。 - 【請求項3】 有機アミンがシクロヘキシルアミンまた
はそのアルキレンオキシド付加物である請求項1記載の
分散剤。 - 【請求項4】 アルキレンオキシドがプロピレンオキシ
ドである請求項2または3記載の分散剤。 - 【請求項5】 α,β−不飽和カルボン酸が(メタ)ア
クリル酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸、マレイ
ン酸半エステルおよびフマル酸半エステルの群から選ば
れる少なくとも1種である請求項1〜4のいずれか記載
の分散剤。 - 【請求項6】 (A)の重量平均分子量が1,000〜
100,000である請求項1〜5のいずれか記載の分
散剤。 - 【請求項7】 (A)が、GPCにおいて、3,000
〜20,000の範囲に最大ピークを有し、該ピーク分
子量を(M)とした場合、M×0.2以下の低分子量物
の含有量が、GPCチャート上の面積で、3.5%以下
である請求項1〜6のいずれか記載の分散剤。 - 【請求項8】 無機顔料用である請求項1〜7のいずれ
か記載の分散剤。 - 【請求項9】 無機顔料が炭酸カルシウムである請求項
8記載の分散剤。 - 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか記載の分散
剤、水及び無機顔料からなる塗工紙用顔料分散組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10285984A JP2984926B2 (ja) | 1997-10-30 | 1998-09-21 | 顔料分散剤 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9-316058 | 1997-10-30 | ||
JP31605897 | 1997-10-30 | ||
JP10285984A JP2984926B2 (ja) | 1997-10-30 | 1998-09-21 | 顔料分散剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11217534A true JPH11217534A (ja) | 1999-08-10 |
JP2984926B2 JP2984926B2 (ja) | 1999-11-29 |
Family
ID=26556113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10285984A Expired - Fee Related JP2984926B2 (ja) | 1997-10-30 | 1998-09-21 | 顔料分散剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2984926B2 (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2004087574A1 (ja) * | 2003-03-31 | 2006-06-29 | サンノプコ株式会社 | 重質炭酸カルシウム湿式粉砕工程用分散剤 |
JP2007177154A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Toagosei Co Ltd | アクリル酸系共重合体及びその製造方法並びにその用途 |
WO2007094076A1 (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-23 | San Nopco Ltd. | 重質炭酸カルシウムスラリーの製造方法 |
JP2008037967A (ja) * | 2006-08-03 | 2008-02-21 | Toagosei Co Ltd | アクリル酸系重合体の製造方法 |
WO2010044280A1 (ja) * | 2008-10-16 | 2010-04-22 | 株式会社メンテック | クレープ剤組成物及びクレープ紙の製造方法 |
JP2011256225A (ja) * | 2010-06-07 | 2011-12-22 | Nippon Shokubai Co Ltd | ポリ(メタ)アクリル酸系重合体水溶液およびその製造方法 |
JP2013177534A (ja) * | 2012-02-10 | 2013-09-09 | Nippon Shokubai Co Ltd | ポリ(メタ)アクリル酸系重合体水溶液およびその製造方法 |
KR20140002658A (ko) * | 2010-11-19 | 2014-01-08 | 옴야 인터내셔널 아게 | 비닐-카르복실산 중합체와 조합하여 광물성 아민을 사용하는 수성 현탁액의 제조 방법 |
JP2014070086A (ja) * | 2012-09-27 | 2014-04-21 | Kao Corp | 重合体組成物の製造方法 |
JP2014105224A (ja) * | 2012-11-26 | 2014-06-09 | Nippon Shokubai Co Ltd | ポリ(メタ)アクリル酸系重合体水溶液およびその製造方法 |
JP2015052029A (ja) * | 2013-09-05 | 2015-03-19 | 花王株式会社 | 水性スラリー |
JP2015150530A (ja) * | 2014-02-18 | 2015-08-24 | 株式会社日本触媒 | 無機微粒子分散剤 |
JP5776549B2 (ja) * | 2009-06-11 | 2015-09-09 | 東亞合成株式会社 | 顔料用分散剤及びその用途 |
CN105315759A (zh) * | 2015-12-01 | 2016-02-10 | 仇颖超 | 一种利用萘磺酸盐类废水制备涂料分散剂的方法 |
KR20170072813A (ko) | 2015-12-17 | 2017-06-27 | 카오카부시키가이샤 | 분체용 분산제 조성물 |
WO2020213255A1 (ja) | 2019-04-15 | 2020-10-22 | 株式会社Tbm | 無機物質粉末充填樹脂組成物、及び成形体 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5873009B2 (ja) * | 2010-04-07 | 2016-03-01 | 株式会社日本触媒 | ポリ(メタ)アクリル酸系重合体水溶液およびその製造方法 |
-
1998
- 1998-09-21 JP JP10285984A patent/JP2984926B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2004087574A1 (ja) * | 2003-03-31 | 2006-06-29 | サンノプコ株式会社 | 重質炭酸カルシウム湿式粉砕工程用分散剤 |
JP2007177154A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Toagosei Co Ltd | アクリル酸系共重合体及びその製造方法並びにその用途 |
JP4534981B2 (ja) * | 2005-12-28 | 2010-09-01 | 東亞合成株式会社 | アクリル酸系共重合体及びその製造方法並びにその用途 |
WO2007094076A1 (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-23 | San Nopco Ltd. | 重質炭酸カルシウムスラリーの製造方法 |
JP2008037967A (ja) * | 2006-08-03 | 2008-02-21 | Toagosei Co Ltd | アクリル酸系重合体の製造方法 |
US8883890B2 (en) | 2008-10-16 | 2014-11-11 | Maintech Co., Ltd. | Crepe agent composition and method for producing crepe paper |
WO2010044280A1 (ja) * | 2008-10-16 | 2010-04-22 | 株式会社メンテック | クレープ剤組成物及びクレープ紙の製造方法 |
JP5776549B2 (ja) * | 2009-06-11 | 2015-09-09 | 東亞合成株式会社 | 顔料用分散剤及びその用途 |
JP2011256225A (ja) * | 2010-06-07 | 2011-12-22 | Nippon Shokubai Co Ltd | ポリ(メタ)アクリル酸系重合体水溶液およびその製造方法 |
JP2017214574A (ja) * | 2010-11-19 | 2017-12-07 | オムヤ インターナショナル アーゲー | 無機アミンをビニル−カルボン酸ポリマーと組み合わせて使用して水性懸濁物を調製する方法 |
JP2014502298A (ja) * | 2010-11-19 | 2014-01-30 | オムヤ・デイベロツプメント・アー・ゲー | 無機アミンをビニル−カルボン酸ポリマーと組み合わせて使用して水性懸濁物を調製する方法 |
KR20140002658A (ko) * | 2010-11-19 | 2014-01-08 | 옴야 인터내셔널 아게 | 비닐-카르복실산 중합체와 조합하여 광물성 아민을 사용하는 수성 현탁액의 제조 방법 |
JP2013177534A (ja) * | 2012-02-10 | 2013-09-09 | Nippon Shokubai Co Ltd | ポリ(メタ)アクリル酸系重合体水溶液およびその製造方法 |
JP2014070086A (ja) * | 2012-09-27 | 2014-04-21 | Kao Corp | 重合体組成物の製造方法 |
JP2014105224A (ja) * | 2012-11-26 | 2014-06-09 | Nippon Shokubai Co Ltd | ポリ(メタ)アクリル酸系重合体水溶液およびその製造方法 |
JP2015052029A (ja) * | 2013-09-05 | 2015-03-19 | 花王株式会社 | 水性スラリー |
JP2015150530A (ja) * | 2014-02-18 | 2015-08-24 | 株式会社日本触媒 | 無機微粒子分散剤 |
CN105315759A (zh) * | 2015-12-01 | 2016-02-10 | 仇颖超 | 一种利用萘磺酸盐类废水制备涂料分散剂的方法 |
KR20170072813A (ko) | 2015-12-17 | 2017-06-27 | 카오카부시키가이샤 | 분체용 분산제 조성물 |
WO2020213255A1 (ja) | 2019-04-15 | 2020-10-22 | 株式会社Tbm | 無機物質粉末充填樹脂組成物、及び成形体 |
JP2020176172A (ja) * | 2019-04-15 | 2020-10-29 | 株式会社Tbm | 無機物質粉末充填樹脂組成物、及び成形体 |
EP3957463A4 (en) * | 2019-04-15 | 2023-01-11 | TBM Co., Ltd. | INORGANIC POWDER LOADED RESIN COMPOSITION AND SHAPED BODY |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2984926B2 (ja) | 1999-11-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2984926B2 (ja) | 顔料分散剤 | |
JP5156642B2 (ja) | 不飽和モノカルボン酸誘導体またはジカルボン酸誘導体およびオキシアルキレングリコール−アルケニルエーテルをベースとするコポリマー、その製造法およびその使用 | |
CN1113069C (zh) | 聚合物分散体 | |
JP4187859B2 (ja) | 水溶性または水膨潤性のスルホ基含有コポリマー、その製造方法およびその使用 | |
JPH0853522A (ja) | 水系スラリー用分散剤 | |
JP3643003B2 (ja) | 分散剤組成物 | |
JP2010528130A (ja) | 無機粒子、水および少なくとも1つのポリマー添加剤を含有する分散液 | |
KR19990045009A (ko) | 소수성 단위 함유 양이온성 고분자 기제의 양친매성 분산제를함유하는 수용성 고분자의 수성 함염 분산액 | |
JPH10110015A (ja) | 顔料分散剤 | |
US20030209695A1 (en) | Dispersant composition | |
WO1999023185A1 (fr) | Agent dispersant pigmentaire et composition de dispersion de pigments | |
JP2000212371A (ja) | 顔料分散剤 | |
JP2002179933A (ja) | 無機質粉末用分散剤 | |
US4528384A (en) | Addition polymerizable aromatic sulfonium salts and polymers thereof | |
EP0292797B1 (en) | Process for preparing particles of olefin-maleic anhydride copolymer | |
JPH01254237A (ja) | 有機溶媒用分散剤 | |
JP2005307023A (ja) | 顔料分散剤 | |
US4477640A (en) | Addition polymerizable aromatic sulfonium salts and polymers thereof | |
JPH0889779A (ja) | カチオン系分散剤およびその製造方法 | |
JP2692201B2 (ja) | 無機粉末の水中分散安定剤 | |
JP3556526B2 (ja) | 粒状農園芸水和剤用の分散剤 | |
JPH08239423A (ja) | ポリアクリル酸ソーダの製造方法 | |
JPH0469646B2 (ja) | ||
CN1695781A (zh) | 颜料分散剂 | |
JPS6264894A (ja) | 石炭−水スラリ−用分散剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990831 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081001 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081001 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091001 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |