JPH11217534A - 顔料分散剤 - Google Patents

顔料分散剤

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JPH11217534A
JPH11217534A JP10285984A JP28598498A JPH11217534A JP H11217534 A JPH11217534 A JP H11217534A JP 10285984 A JP10285984 A JP 10285984A JP 28598498 A JP28598498 A JP 28598498A JP H11217534 A JPH11217534 A JP H11217534A
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Yoshimi Ida
好美 位田
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直 山内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低粘度でかつ経日安定性に優れた分散剤の提
供。 【解決手段】 構成単位としてα,β−不飽和カルボン
酸50〜100モル%及び他の単量体0〜50モル%か
らなる(共)重合体(A)の中和物からなり、該(A)
中の酸基の10〜99.99モル%がアルカリ金属また
はアルカリ土類金属塩であり、0.01〜5モル%が有
機アミンの塩であり、0〜89.99モル%が遊離の酸
基であることを特徴とする顔料分散剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は顔料分散剤、特に無
機顔料用として有用な分散剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、分散剤としては、ポリアクリル酸
のアルカリ金属塩(ナトリウム、リチウム等)、アルカ
リ土類金属塩、4級アンモニウム塩などが知られている
(例えば特開昭54−82416号公報、特開平7−3
08563号公報など)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の分散剤は得られた無機顔料スラリーの初期粘度の低下
や無機顔料スラリー粘度の経時安定性において未だ満足
するものではなく、例えば75重量%炭酸カルシウムス
ラリーを作成する場合、初期粘度が高く、経時とともに
著しく増粘するという問題点を有する。また炭酸カルシ
ウムの湿式粉砕においては高濃度化や微粒子化が極めて
困難であるという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
点を解決するため鋭意検討した結果本発明に至った。す
なわち本発明はα,β−不飽和カルボン酸を構成単位と
する(共)重合体(A)の中和物からなり、該(A)中
の酸基の10〜99.99モル%がアルカリ金属または
アルカリ土類金属塩であり、0.01〜5モル%が有機
アミンの塩であり、0〜89.99モル%が遊離の酸基
であることを特徴とする顔料分散剤である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明において、(共)重合体
(A)の構成単位であるα,β−不飽和カルボン酸とし
ては、例えば、(メタ)アクリル酸、マレイン酸、無水
マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、無水イタコン酸、
シトラコン酸、無水シトラコン酸、マレイン酸半エステ
ル(マレイン酸モノブチルエステル、マレイン酸モノエ
チルカルビトールエステル等)、フマル酸半エステル
(フマル酸モノブチルエステル、フマル酸モノエチルカ
ルビトールエステル等)などのα,β−不飽和カルボン
酸もしくはその無水物;これらの併用などが挙げられ
る。これらのうち好ましいものは、(メタ)アクリル
酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸、マレイン酸半
エステルおよびフマル酸半エステルである。
【0006】(共)重合体(A)の構成単位として、他
の共重合可能な単量体を用いることができる。他の単量
体としては、例えば次のものが挙げられるが、これらに
限定されるわけではない。 (a)芳香族エチレン性不飽和単量体:スチレン、α−
メチルスチレン、ビニルトルエン、ヒドロキシスチレン
等のスチレン類、、ジクロルスチレン等のスチレン類の
ハロゲン置換体、ビニルナフタレン類等; (b)炭素数2〜20の脂肪族エチレン性不飽和単量
体:エチレン、プロピレン、ブテン、イソブチレン、ペ
ンテン、ヘプテン、ジイソブチレン、オクテン、ドデセ
ン、オクタデセン、ブタジエン、イソプレン等; (c)炭素数5〜15の脂環族エチレン性不飽和単量
体:シクロペンタジエン、ピネン、リモネン、インデ
ン、ビシクロペンタジエン、エチリデンノルボルネン
等; (d)炭素数1〜50のアルキル基を有するアルキル
(メタ)アクリレート:メチル(メタ)アクリレート、
エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリ
レート、ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキ
シル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレ
ート、ヘキサデシル(メタ)アクリレート、ヘプタデシ
ル(メタ)アクリレート、エイコシル(メタ)アクリレ
ート等; (e)ヒドロキシル基含有(メタ)アクリレート:ヒド
ロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート等; (f)アミド含有エチレン性不飽和単量体:(メタ)ア
クリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド
等; (g)ポリアルキレングリコール鎖(分子量44〜20
00)を有するエチレン性不飽和単量体:ポリエチレン
グリコール(分子量300)モノ(メタ)アクリレー
ト、ポリプロピレングリコール(分子量500)モノ
(メタ)アクリレート、メチルアルコールエチレンオキ
サイド10モル付加物(メタ)アクリレート、ラウリル
アルコールエチレンオキサイド30モル付加物(メタ)
アクリレート等;
【0007】(h)スルホン基含有単量体:ビニルスル
ホン酸、(メタ)アリルスルホン酸、2−ヒドロキシ−
3−(メタ)アリロキシプロパンスルホン酸、スチレン
スルホン酸、α−メチルスチレンスルホン酸、スルホプ
ロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3−
(メタ)アクリロキシプロパンスルホン酸、2−(メ
タ)アクリロイルアミノ−2,2−ジメチルエタンスル
ホン酸、3−(メタ)アクリロイルオキシエタンスルホ
ン酸、3−(メタ)アクリロイルオキシ−2−ヒドロキ
シプロパンスルホン酸、2−(メタ)アクリルアミド−
2−メチルプロパンスルホン酸、3−(メタ)アクリル
アミド−2−ヒドロキシプロパンスルホン酸、アルキル
(炭素数3〜18)(メタ)アリルスルホコハク酸、ポ
リ(n=2〜30)オキシアルキレンモノ(メタ)アク
リレートの硫酸エステル化物(該オキシアルキレンは炭
素数2〜4のオキシアルキレンであり、単独、ランダ
ム、ブロックでもよい)[例えば、ポリ(n=5〜1
5)オキシプロピレンモノメタクリレート硫酸エステル
化物等]等、その他以下の一般式(I)、(II)、
(III)で示される化合物等。 (式中、Rは炭素数1〜15のアルキル基を示し、Aは
炭素数2〜4のアルキレン基を示しnが複数の場合同一
でも異なっていてもよく、異なる場合はランダムでもブ
ロックでもよく、Arはベンゼン環を示しnは1〜50
の整数を示す。) (式中、Rは炭素数1〜15のアルキル基を示し、Aは
炭素数2〜4のアルキレン基を示しnが複数の場合同一
でも異なっていてもよく、異なる場合はランダムでもブ
ロックでもよく、Arはベンゼン環を示しnは1〜50
の整数を示す。) (式中、R’はフッ素原子で置換されていてもよい炭素
数1〜15のアルキル基を示す。)
【0008】これらのうち好ましくは(a)、(b)、
(d)、(e)、(g)及び(h)であり、特に好まし
くは(a)、(e)、(h)である。本発明において、
酸基は通常カルボン酸基であるが、(h)を共重合成分
として使用した場合はカルボン酸基およびスルホン酸基
である。単量体としての酸基は、アルカリ金属、アルカ
リ土類金属、有機アミンで中和されていてもよい。
【0009】共重合体(A)において、構成単位とし
て、α,β−不飽和カルボン酸の含有量は、通常50〜
100モル%、好ましくは70〜100モル%であり、
他の単量体の含有量は、通常0〜50モル%、好ましく
は0〜30モル%である。
【0010】共重合体(A)は、上記単量体をラジカル
重合することにより得ることができる。ラジカル重合開
始剤としては、例えば2,2’−アゾビスイソブチロニ
トリル、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロ
ニトリル)、2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニ
トリル)、2,2’−アゾビス(2,4,4−トリメチ
ルペンタン)、ジメチル2,2’−アゾビス(2−メチ
ルプロピオネイト)、2,2’−アゾビス[2−(ヒド
ロキシメチル)プロピオニトリル]、1,1’−アゾビ
ス(1−アセトキシ−1−フェニルエタン)などのアゾ
化合物;ジベンゾイルパーオキサイド、ジクミルパーオ
キサイド、ビス(4−t−ブチルシクロヘキシル)パー
オキシジカーボネート、ベンゾイルパーオキサイド、ラ
ウロイルパーオキサイド、過コハク酸などの有機過酸化
物;過硫酸塩、過ホウ酸塩、過酸化水素等の無機過酸化
物などが使用できる。また還元剤と組み合わせたレドッ
クス系開始剤等を使用することができる。レドックス系
開始剤に用いられる還元剤としては、アスコルビン酸
(塩)、ロンガリット、次亜リン酸(塩)、亜硫酸
(塩)、重亜硫酸(塩)、第1鉄塩などがあげられる。
これらは2種以上を併用してもよい。ラジカル重合開始
剤の量は単量体に対して、通常0.01〜20重量%、
好ましくは0.05〜5重量%である。
【0011】ラジカル重合するに際し、連鎖移動剤を使
用することが好ましい。連鎖移動剤としては、例えばラ
ウリルメルカプタン、チオグリコール酸、メルカプトエ
タノール、トリエチレングリコールジメルカプタン、ト
リス(ポリオキシプロピレン−2−ヒドロキシ−3−チ
オールプロパン)アルキルエーテル等が挙げられ、好ま
しくはトリエチレングリコールジメルカプタン、トリス
(ポリオキシプロピレン−2−ヒドロキシ−3−チオー
ルプロパン)アルキルエーテルである。連鎖移動剤の量
は単量体に対して、通常0.01モル%〜10モル%、
好ましくは0.05〜3モル%である。
【0012】重合方法としては、溶液重合、乳化重合、
懸濁および塊状重合のいずれでも良いが、溶液重合、乳
化重合及び懸濁重合が好ましく、溶液重合が特に好まし
い。溶液重合の場合の溶剤としては、水、アルコール類
(メタノール、エタノール、イソプロパノール等)、ケ
トン類(アセトン、メチルイソブチルケトン等)、エー
テル類(テトラヒドロフラン等)、脂肪族炭化水素類
(ヘキサン、ヘプタン等)、芳香族炭化水素類(トルエ
ン、キシレン等)、ハロゲン系溶剤(エチレンジクロラ
イド等)およびこれらの混合物等があげられる。とくに
好ましいものは、イソプロパノールおよびイソプロパノ
ールと水の混合溶剤である。
【0013】重合温度としては、通常20〜200℃、
好ましくは60〜150℃である。常圧下重合溶液の沸
点以下の温度、常圧下重合溶液の沸点、および加圧下重
合溶液の沸点以上の温度等があげられる。好ましくは加
圧下重合溶液の沸点以上で重合する方法である。また乳
化剤、分散剤等を使用する場合は特に制限がなく公知の
ものが使用できる。
【0014】(共)重合体(A)の重量平均分子量は通
常1,000〜100,000である。好ましくは、
(共)重合体(A)のGPCにおいて、3,000〜2
0,000(好ましくは5,000〜15,000)の
範囲に最大ピークを有し、該ピーク分子量を(M)とし
た場合、M×0.2以下の低分子量物が、GPCチャー
ト上の面積で、3.5%以下(好ましくは2.5%以下
であり、より好ましくは1.0%以下)である。
【0015】本発明において(共)重合体(A)中の酸
基の10〜99.99モル%、好ましくは15〜94.
99モル%、特に好ましくは20〜79.95モル%が
アルカリ金属またはアルカリ土類金属塩であり、酸基の
0.01〜5モル%、好ましくは0.01〜4モル%、
特に好ましくは0.05〜2モル%は、有機アミンの塩
であり、酸基の0〜89.99モル%、好ましくは5〜
84.99モル%、特に好ましくは20〜79.95モ
ル%が遊離の酸基である。アルカリ金属としては、リチ
ウム、ナトリウム、カリウムなどが挙げられる。アルカ
リ土類金属としてはカルシウム、マグネシウム、バリウ
ムなどが挙げられる。
【0016】有機アミンとしては、脂肪族(一級、二
級、三級)アミン、脂環族アミン、芳香族アミン、前記
一級又は二級アミンのアルキレンオキシド付加物、(ポ
リ)アルキレンポリアミン等が挙げられる。脂肪族アミ
ンとしては、炭素数1〜20のアルキル基を有するアル
キルアミンが挙げられ、一級アミンとしては、メチルア
ミン、エチルアミン、n−ブチルアミン、オクチルアミ
ン、デシルアミン、ドデシルアミン、テトラデシルアミ
ン、ヘキサデシルアミン、オクタデシルアミン、やしア
ルキルアミン、牛脂アルキルアミン、硬化牛脂アルキル
アミン、オレイルアミン、大豆アルキルアミン等が挙げ
られる。二級アミンとしては、ジメチルアミン、ジエチ
ルアミン、ジブチルアミン、ジオクチルアミン、ジデシ
ルアミン、ジドデシルアミン、ジテトラデシルアミン、
ジヘキサデシルアミン、ジオクタデシルアミン、ジオレ
イルアミン、ジやしアルキルアミン、ジ硬化牛脂アルキ
ルアミン等が挙げられる。三級アミンとしては、トリメ
チルアミン、トリエチルアミン、トリ−n−プロピルア
ミン、トリ−n−ブチルアミン、ジエチル−1−プロピ
ルアミン、オクチルジメチルアミン、デシルジメチルア
ミン、ドデシルジメチルアミン、テトラデシルジメチル
アミン、ヘキサデシルジメチルアミン、オクタデシルジ
メチルアミン等が挙げられる。脂環族アミンとしては、
シクロアルキル基を有するシクロアルキルアミンが挙げ
られ、具体例としてシクロペンチルアミン、シクロヘキ
シルアミン、ピロリジン、プリン、ジシクロヘキシルア
ミン、シクロヘキシルメチルアミン、N−メチルピロリ
ジン、N−エチルピロリジン、N−メチルピペリジン、
N−エチルピペリジン、N−メチルヘキサメチレンイミ
ン、N−エチルヘキサメチレンイミン、N−メチルモル
ホリン、N−ブチルモルホリン、1,5−ジアザビシク
ロ[4,3,0]−5−ノネン、1,8−ジアザビシク
ロ[5,4,0]−7−ウンデセン等が挙げられる。芳
香族アミンとしては、アニリン、ベンジルアミン、トル
イジン、ベンジジン、ピリミジン、N,Nジメチルアニ
リン、フェニレンジアミン(o、m、p)、ピリジン、
4−メチルベンズイミダゾール、キノリン、4,4′−
ジピリジル等が挙げられる。前記一級又は二級アミンの
アルキレンオキシド付加物のアルキレンオキシドとして
はエチレンオキシド、プロピレンオキシド及びブチレン
オキシドが挙げられる。これらの付加モル数は、通常、
活性水素1個当り1〜5モルであり、好ましくは1〜2
モルである。具体例としてシクロヘキシルアミンのプロ
ピレンオキシド2モル付加物、ジオクチルアミンのプロ
ピレンオキシド1モル付加物等が挙げられる。(ポリ)
アルキレンポリアミンとしては、エチレンジアミン、ジ
エチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラ
エチレンペンタミン及びこれらのアルキル化物等が挙げ
られる。有機アミンのうち、好ましくは、脂肪族もしく
は脂環族アミンまたはそれらのアルキレンオキシド付加
物であり、特に好ましくは、シクロヘキシルアミンまた
はそのアルキレンオキシド付加物である。アルキレンオ
キシド付加物としては、プロピレンオキシド付加物が好
ましい。
【0017】本発明の共重合体塩を得る方法としては、
(共)重合体(A)中の酸基の10〜99.99モル%
がアルカリ金属またはアルカリ土類金属塩であり、0.
01〜5モル%が有機アミンの塩であり、0〜89.9
9モル%が遊離の酸基になるように、(共)重合体
(A)をアルカリ金属水酸化物(水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム等)、またはアルカリ土類金属水酸化物
(水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム等)の水溶液
で中和した後、有機アミンで中和することにより得るこ
とが出来る。また(共)重合体(A)水溶液と、(共)
重合体(A)のアルカリ金属塩水溶液またはアルカリ土
類金属塩水溶液と、(共)重合体(A)の有機アミン塩
水溶液を配合して得ることもできる。
【0018】本発明の分散剤は、無機物質の分散に有用
であり、無機顔料用の分散剤として特に効果を発揮す
る。本発明において、対象となる無機物質としては、炭
酸カルシウム、リン酸カルシウム、リン酸亜鉛、クレ
ー、ベントナイト、サチンホワイト、亜鉛華、ベンガ
ラ、フェライト、酸化チタン、タルク、ホワイトカーボ
ン、セメント、石膏、カーボンブラック、各種珪酸塩等
があげられ、好ましくは炭酸カルシウムである。具体的
には炭酸カルシウム湿式粉砕用、軽質炭酸カルシウム製
造工程用、紙コーティング塗料用の分散剤として有効で
ある。本発明の分散剤を用いて顔料粉体を水性溶媒中に
分散を行うことにより顔料分散組成物を得ることができ
る。水性溶媒とは、水、水と水溶性有機溶媒(例えば、
メチルアルコール、エチルアルコール、エチレングリコ
ールなど)との混合溶液が挙げられる。好ましくは水で
ある。分散剤の固形分当りの使用量は、通常0.001
〜10重量%、好ましくは0.05〜5重量%であり、
水性溶媒の顔料固形分当りの使用量は10〜70重量%
である。
【0019】本発明の分散剤を使用して、顔料分散組成
物を得る方法としては、通常の分散方法でよく、例えば
本発明の分散剤を溶解した水性溶媒中に顔料粉体を添加
して攪拌、混合する方法が挙げられる。この攪拌、混合
には高速デイスパー、ホモミキサー、ボールミルなど一
般に用いられる攪拌装置を使用することができる。ま
た、他の方法としては、粉体の原鉱石または粗粒子を湿
式粉砕する際、同時に本発明の分散剤を添加し、分散組
成物とする方法が挙げられる。
【0020】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが本発明はこれに限定されるものではない。な
お、実施例、比較例中の%および部は重量%および重量
部を表す。GPCによる分子量の測定は次の通り。分子
量は水酸化ナトリウムで完全中和したとしたときの値で
ある。 《GPC測定条件》 機 種 :Waters510(日本ウオーターズ・リミテッド製) カラム :TSK gel G5000pwXL TSK gel G3000pwXL (いずれも東ソー株式会社製) カラム温度:40℃ 検出器 :RI 溶 媒 :0.5%酢酸ソーダ・水/メタノール(体積比70/30) 流 速 :1.0ml/分 試料濃度 :0.25重量% 注入量 :200μl 標準 :ポリオキシエチレングリコール (東ソー株式会社製;TSK STANDARD POLYETHYLENE OXIDE) データ処理装置:SC−8010(東ソー株式会社製)
【0021】実施例1 耐圧反応容器にイソプロピルアルコール420部、水1
20部を仕込み、窒素置換後密閉し、100℃に昇温し
た。攪拌下、同温度で、アクリル酸305部、トリエチ
レングリコールジメルカプタン5部とアスコルビン酸1
部とイソプロピルアルコール50部と水50部の均一混
合物、5%過酸化水素水50部を、3.5時間かけて別
々の容器から滴下した。滴下終了後、35%過酸化水素
水溶液3部を投入し同温度で1時間保持し重合率99.
9%の重合体(a)を得た。このもののGPCによる重
量平均分子量11,500、最大ピーク分子量(M)1
0,000、低分子量物含量(M×0.2=2,00
0、GPCにおいて分子量2,000以下の面積%)
0.7%であった。水酸化ナトリウム30%水溶液33
9部、シクロヘキシルアミンのプロピレンオキシド2モ
ル付加物18.2部で中和した後、イソプロピルアルコ
ールを留去して、ポリアクリル酸混合塩水溶液を得た。
【0022】実施例2、3、4 重合体(a)を用いて中和塩、中和度を表1記載のよう
に代えた以外は実施例1に同じ。
【0023】実施例5 耐圧反応容器にイソプロピルアルコール420部、水1
20部を仕込み、窒素置換後密閉し、100℃に昇温し
た。攪拌下アクリル酸305部と、過硫酸ナトリウム4
%水溶液80部とを、別々の容器からそれぞれ3時間か
けて滴下した。滴下終了後、35%過酸化水素水溶液3
部を投入し同温度で1時間保持し重合率99.8%の重
合体(b)を得た。このもののGPCによる重量平均分
子量は9,200、最大ピーク分子量(M)9,00
0、低分子量物含量(M×0.2=1,800、GPC
において分子量1,800以下の面積%)3.6%であ
った。水酸化ナトリウム30%水溶液395部、ドデシ
ルアミンのプロピレンオキシド2モル付加物12.8部
で中和し、イソプロピルアルコールを留去して、ポリア
クリル酸混合塩水溶液を得た。
【0024】実施例6、7 重合体(b)を用いて中和塩、中和度を表1記載のよう
に代えた以外は実施例5に同じ。
【0025】実施例8 耐圧反応容器にイソプロピルアルコール370部、水1
70部を仕込み、窒素置換後密閉し、100℃に昇温し
た。攪拌下アクリル酸231部と2−アクリルアミド−
2−メチルプロパンスルホン酸74部、過硫酸ナトリウ
ム4%水溶液80部と、トリエチレングリコールジメル
カプタン2部、イソプロピルアルコール18部の溶液と
を、別々の容器からそれぞれ3時間かけて滴下した。滴
下終了後、35%過酸化水素水溶液3部を投入し同温度
で1時間保持し重合率99.9%の共重合体(c)を得
た。このもののGPCによる重量平均分子量は8,00
0、最大ピーク分子量(M)7,800、低分子量物含
量(M×0.2=1,560、GPCにおいて分子量
1,560以下の面積%)3.2%であった。イソプロ
アルコールを留去した後、水酸化ナトリウム30%水溶
液452部、オクチルアミンのプロピレンオキシド4モ
ル付加物12.9部で中和して、ポリアクリル酸混合塩
水溶液を得た。
【0026】実施例9 重合体(c)を用いて中和塩、中和度を表1記載のよう
に代えた以外は実施例8に同じ。
【0027】実施例10 耐圧反応容器にイソプロピルアルコール370部、水1
70部を仕込み、窒素置換後密閉し、100℃に昇温し
た。攪拌下アクリル酸231部と2−アクリルアミド−
2−メチルプロパンスルホン酸74部、過硫酸ナトリウ
ム4%水溶液80部とを、別々の容器からそれぞれ3時
間かけて滴下した。滴下終了後、35%過酸化水素水溶
液3部を投入し同温度で1時間保持し重合率99.9%
の共重合体(d)を得た。このもののGPCによる重量
平均分子量は8,500、最大ピーク分子量(M)8,
200、低分子量物含量(M×0.2=1,640、G
PCにおいて分子量1,640以下の面積%)4.0%
であった。イソプロアルコールを留去した後、水酸化ナ
トリウム30%水溶液452部、オクチルアミンのプロ
ピレンオキシド4モル付加物12.9部で中和して、ポ
リアクリル酸混合塩水溶液を得た。
【0028】比較例1〜5 重合体(b)を用いて中和塩、中和度を表1記載のよう
に代えた以外は実施例5に同じ。
【0029】比較例6、7 重合体(d)を用いて中和塩、中和度を表1記載のよう
に代えた以外は実施例10に同じ。
【0030】
【表1】
【0031】試験例1(重質炭酸カルシウムの湿式粉砕
分散) 水25部と、実施例1〜7、比較例1〜5の分散剤0.
38部(固形分)とを均一に溶解した各水溶液に重炭酸
カルシウムの荒挽き鉱石を75部添加し、サンドグライ
ンダーを用いて30分攪拌分散させた。得られた75重
量%炭酸カルシウム水性スラリーの製造直後、および2
5℃で7日間静置後の粘度をBL粘度計を用いて25
℃、60rpmの条件で測定した。表2に試験結果を示
す。
【0032】
【表2】
【0033】試験例2(サチンホワイトの分散) 実施例8、9、10、比較例6、7の分散剤を用いて、
71%の水分を含むサチンホワイトケーキ200gに分
散剤(固形分)の50%水溶液1.74gを加え均一に
分散後、BL型粘度計により25℃、60rpmの条件
でスラリーの粘度を測定した。表3に試験結果を示す。
【0034】
【表3】
【0035】
【発明の効果】本発明の分散剤は、無機顔料用に用いた
場合、従来の分散剤より低粘度でかつ経日安定性に優れ
た分散剤を得ることを可能とする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09C 3/10 C09C 3/10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構成単位としてα,β−不飽和カルボン
    酸50〜100モル%及び他の単量体0〜50モル%か
    らなる(共)重合体(A)の中和物からなり、該(A)
    中の酸基の10〜99.99モル%がアルカリ金属また
    はアルカリ土類金属塩であり、0.01〜5モル%が有
    機アミンの塩であり、0〜89.99モル%が遊離の酸
    基であることを特徴とする顔料分散剤。
  2. 【請求項2】 有機アミンが脂肪族もしくは脂環族アミ
    ンまたはそのアルキレンオキシド付加物である請求項1
    記載の分散剤。
  3. 【請求項3】 有機アミンがシクロヘキシルアミンまた
    はそのアルキレンオキシド付加物である請求項1記載の
    分散剤。
  4. 【請求項4】 アルキレンオキシドがプロピレンオキシ
    ドである請求項2または3記載の分散剤。
  5. 【請求項5】 α,β−不飽和カルボン酸が(メタ)ア
    クリル酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸、マレイ
    ン酸半エステルおよびフマル酸半エステルの群から選ば
    れる少なくとも1種である請求項1〜4のいずれか記載
    の分散剤。
  6. 【請求項6】 (A)の重量平均分子量が1,000〜
    100,000である請求項1〜5のいずれか記載の分
    散剤。
  7. 【請求項7】 (A)が、GPCにおいて、3,000
    〜20,000の範囲に最大ピークを有し、該ピーク分
    子量を(M)とした場合、M×0.2以下の低分子量物
    の含有量が、GPCチャート上の面積で、3.5%以下
    である請求項1〜6のいずれか記載の分散剤。
  8. 【請求項8】 無機顔料用である請求項1〜7のいずれ
    か記載の分散剤。
  9. 【請求項9】 無機顔料が炭酸カルシウムである請求項
    8記載の分散剤。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか記載の分散
    剤、水及び無機顔料からなる塗工紙用顔料分散組成物。
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