JPH11216581A - アルミ合金レーザ硬化方法および装置 - Google Patents

アルミ合金レーザ硬化方法および装置

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JPH11216581A
JPH11216581A JP10015780A JP1578098A JPH11216581A JP H11216581 A JPH11216581 A JP H11216581A JP 10015780 A JP10015780 A JP 10015780A JP 1578098 A JP1578098 A JP 1578098A JP H11216581 A JPH11216581 A JP H11216581A
Authority
JP
Japan
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aluminum alloy
alloy wire
laser
laser beam
wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP10015780A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuaki Nemoto
和明 根本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH11216581A publication Critical patent/JPH11216581A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】溶融状態を維持するための熱エネルギーを必要
とせず、かつ高温の溶融槽および排熱装置を不要として
コンパクト化を図ること。 【解決手段】ワイヤ状のアルミ合金(アルミ合金ワイ
ヤ)を繰り出すためのアルミ合金ワイヤ繰出装置1,2
と、アルミ合金ワイヤ繰出装置1,2 により繰り出された
アルミ合金ワイヤに、レーザビーム4Aを照射してアル
ミ合金ワイヤを溶融させるためのレーザ光源4と、レー
ザ光源4により溶融された溶融アルミ合金に不活性高圧
ガス6を噴出して、溶融アルミ合金を冷却しかつ酸化を
防ぐためのガス噴出装置3とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルミ合金の急冷
凝固粉末冶金法(RapidSolidificati
onPowderMetallurgy:P/M法)お
よびその急冷凝固装置に用いられるアルミ合金レーザ硬
化方法およびアルミ合金レーザ硬化装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図4は、溶融金属槽と冷却装置とを有す
るアルミ合金硬化法(一般に、ガスアトマイズ法と称さ
れる)による従来のアルミ合金硬化装置の構成例を示す
概略図である。
【0003】図4において、溶融槽12には、溶融した
アルミ合金溶湯(以下、単に溶湯と称する)13を貯め
ておく。そして、溶融槽12の底部から落下する溶湯1
3を、N2 ,Al,He等の不活性高圧ガス6により噴
射させ、そのガス雰囲気中で104〜106℃/sec
という速度で超急冷凝固させて、急冷凝固アルミ合金粉
末7とする。
【0004】この急冷効果により、溶融金属中の各合金
元素の最大固溶度が飛躍的に増大して、組織が超微細に
なる。以上の効果で、アルミ合金の硬度が上昇する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なガスアトマイズ法によるアルミ合金硬化装置において
は、アルミ合金を溶融させた状態を維持するために、溶
融槽12に常時熱エネルギーを供給することが必要であ
る。
【0006】また、アルミ合金の溶融槽12を持ち、か
つ溶融槽12が高温であるため、システム上に溶融槽1
2を設置するスペースが必要となり、また高温の熱を溶
融槽12外部に排熱する排熱装置14を設置することが
必要となる。
【0007】本発明の目的は、溶融状態を維持するため
の熱エネルギーを必要とせず、かつ高温の溶融槽および
排熱装置を不要としてコンパクト化を図ることが可能な
アルミ合金レーザ硬化方法およびアルミ合金レーザ硬化
装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明のアルミ合金レーザ硬化方法は、
必要時に、大出力レーザビームをアルミ合金に照射して
当該アルミ合金を瞬時に溶融させ、しかる後に、溶融ア
ルミ合金に不活性高圧ガスを吹き付けて当該溶融アルミ
合金を超急冷凝固させ、アルミ合金を硬化させるように
している。
【0009】従って、請求項1の発明のアルミ合金レー
ザ硬化方法においては、必要時に大出力レーザビームに
よりアルミ合金を瞬時に溶融させ、その後、溶融アルミ
合金に不活性高圧ガスを吹き付けて溶融アルミ合金を超
急冷凝固させることにより、アルミ合金中の固溶体を増
大させ、かつ合金組織を微細化させて、アルミ合金を硬
化させることができる。
【0010】一方、請求項2の発明のアルミ合金レーザ
硬化装置は、ワイヤ状のアルミ合金(アルミ合金ワイ
ヤ)を繰り出すためのアルミ合金ワイヤ繰出装置と、ア
ルミ合金ワイヤ繰出装置により繰り出されたアルミ合金
ワイヤに、大出力レーザビームを照射して当該アルミ合
金ワイヤを溶融させるためのレーザ光源と、レーザ光源
により溶融された溶融アルミ合金に不活性高圧ガスを噴
出して、当該溶融アルミ合金を冷却しかつ酸化を防ぐた
めのガス噴出装置とを備えている。
【0011】従って、請求項2の発明のアルミ合金レー
ザ硬化装置においては、アルミ合金ワイヤに大出力レー
ザビームを照射してアルミ合金ワイヤを溶融させること
により、前述のように、アルミ合金の溶融状態を維持す
るための熱エネルギーを必要とせず、かつ高温の溶融槽
および排熱装置を必要としないため、装置全体をコンパ
クトにすることができる。
【0012】また、請求項3の発明のアルミ合金レーザ
硬化装置は、上記請求項2の発明のアルミ合金レーザ硬
化装置において、アルミ合金の溶融点をガス噴出装置の
上部に位置させるようにし、かつアルミ合金ワイヤ繰出
装置により繰り出されたアルミ合金ワイヤがそのほぼ中
心を通過するように構成されたガス噴出ノズルを、溶融
点の上部に設置している。
【0013】従って、請求項3の発明のアルミ合金レー
ザ硬化装置においては、アルミ合金の溶融点をガス噴出
装置の上部に位置させ、かつ繰り出されたアルミ合金ワ
イヤがほぼ中心を通過するガス噴出ノズルを溶融点の上
部に設置することにより、上記請求項2の発明と同様の
作用効果を奏するのに加え、不活性高圧ガスによる冷却
効果と酸化防止機能とを分離させて、大出力レーザビー
ムの照射位置が不活性高圧ガスの影響を受けないため、
大出力レーザビームの照射位置の精度を高めて、精度の
高い溶融を行なうことができる。
【0014】さらに、請求項4の発明のアルミ合金レー
ザ硬化装置は、上記請求項2の発明のアルミ合金レーザ
硬化装置において、大出力レーザビームをアルミ合金ワ
イヤの進行方向延長上から発振・照射させると共に、不
活性高圧ガスを大出力レーザビーム照射点の横方向から
吹き付けるように噴出させ、かつアルミ合金ワイヤ繰出
装置を保護するためのビームダンプ、および大出力レー
ザビームを集光する集光レンズを保護するためのウィン
ドウを設置している。
【0015】従って、請求項4の発明のアルミ合金レー
ザ硬化装置においては、大出力レーザビームをアルミ合
金ワイヤの進行方向延長上から発振・照射させ、不活性
高圧ガスを大出力レーザビーム照射点の横方向から吹き
付け、かつアルミ合金ワイヤ繰出装置を保護するビーム
ダンプ、および大出力レーザビームの集光レンズを保護
するウィンドウを設置することにより、不活性高圧ガス
が一方向からのノズルで供給できるため、装置全体をよ
り一層コンパクトにすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本実施の形態によるアル
ミ合金レーザ硬化装置の構成例を示す概略図であり、図
4と同一要素には同一符号を付して示している。
【0017】図1において、リール回転器1には、ワイ
ヤ状のアルミ合金(以下、アルミ合金ワイヤと称する)
を多数回巻き回したアルミ合金ワイヤリール2が接続さ
れ、アルミ合金ワイヤが繰り出されるようになってい
る。
【0018】なお、リール回転器1、およびアルミ合金
ワイヤリール2により、アルミ合金ワイヤ繰出装置が構
成されている。一方、アルミ合金ワイヤリール2の下部
位置には、ガス噴出装置3が設置されている。このガス
噴出装置3は、そのほぼ中心に、アルミ合金ワイヤをガ
イドするためのガイド穴が開いている。また、このガイ
ド穴の出口部を囲むように、環状にガス噴出口が位置し
ている。
【0019】すなわち、このガス噴出装置3は、後述す
る溶融アルミ合金にN2 ,Al,He等の不活性高圧ガ
スを噴出して、溶融アルミ合金を冷却しかつ酸化を防ぐ
ためのものである。
【0020】さらに、ガス噴出装置3の中心のガイド穴
の下部には、集光レンズ5により集光されたレーザ光源
4からの大出力レーザビーム(以下、単にレーザビーム
と称する)4Aの照射点(スポット)が位置するように
構成されている。
【0021】すなわち、アルミ合金ワイヤリール2によ
り繰り出されたアルミ合金ワイヤに、レーザビーム4A
を照射してアルミ合金ワイヤを溶融させるようになって
いる。
【0022】次に、以上のように構成した本実施の形態
によるアルミ合金レーザ硬化装置の作用について説明す
る。図1において、リール回転器1により、アルミ合金
ワイヤリール2に巻き回したアルミ合金ワイヤが、ガス
噴出装置3の中心のガイド穴に繰り出される。
【0023】このガス噴出装置3に繰り出されたアルミ
合金ワイヤは、ガス噴出装置3の出口部で、集光レンズ
5によって集光されたレーザビーム4Aにより瞬時に溶
融される。
【0024】そして、この溶融されたアルミ合金は、周
囲から噴出している不活性高圧ガス6により、再び瞬時
に冷却されて、急冷凝固アルミ合金粉末7になる。以上
の作用により、アルミ合金中の固溶体を増大させ、かつ
合金組織を微細化させて、アルミ合金を硬化させること
ができる。
【0025】上述したように、本実施の形態のアルミ合
金レーザ硬化装置では、必要時に、レーザビーム4Aに
よりアルミ合金を瞬時に溶融させ、その後、溶融アルミ
合金に不活性高圧ガスを吹き付けて溶融アルミ合金を超
急冷凝固させるようにしているので、アルミ合金中の固
溶体を増大させ、かつ合金組織を微細化させて、アルミ
合金を硬化させることが可能となる。
【0026】また、アルミ合金ワイヤにレーザビーム4
Aを照射してアルミ合金ワイヤを溶融させるようにして
いるので、前述した従来のように、アルミ合金の溶融状
態を維持するための熱エネルギーを必要としない。
【0027】さらに、高温の溶融槽12、および排熱装
置14を必要としないため、装置全体をコンパクトにす
ることが可能となる。 (第2の実施の形態)図2は、本実施の形態によるアル
ミ合金レーザ硬化装置の構成例を示す概略図であり、図
1と同一要素には同一符号を付してその説明を省略し、
ここでは異なる部分についてのみ述べる。
【0028】すなわち、図2に示すように、本実施の形
態のアルミ合金レーザ硬化装置は、図1におけるアルミ
合金ワイヤレール2により繰り出されたアルミ合金ワイ
ヤがそのほぼ中心を通過するように構成したガス噴出ノ
ズル8が、前記ガス噴出装置3のガイド穴の上部、すな
わち溶融点の上部に設置されている。
【0029】また、ガス噴出装置3の集光レンズ5によ
り集光されたレーザ光源4からのレーザビーム4Aのス
ポット、すなわちアルミ合金の溶融点も、ガス噴出装置
3のガイド穴の上部に位置するように構成されている。
【0030】次に、以上のように構成した本実施の形態
によるアルミ合金レーザ硬化装置の作用について説明す
る。図2において、リール回転器1により、アルミ合金
ワイヤリール2に巻き回したアルミ合金ワイヤが、ガス
噴出ノズル8の中心に繰り出される。
【0031】このガス噴出ノズル8には不活性高圧ガス
6が供給されていて、ノズル穴からは不活性シールドガ
スが放出されている。ただし、この場合、ガス噴出ノズ
ル8から供給される不活性高圧ガス6は、溶融アルミ合
金をシールドするだけのもので、レーザビーム4Aのス
ポット位置を乱さず、かつ冷却の効果を持たせない必要
があるので、低圧で供給される。
【0032】ノズル穴から繰り出されたアルミ合金ワイ
ヤは、不活性高圧ガス6雰囲気中で集光レンズ5により
集光されたレーザビーム4Aによって、瞬時に溶融され
る。そして、この溶融されたアルミ合金は、ガス噴出装
置3の中心孔に落下し、不活性高圧ガス6により、再び
瞬時に冷却されて、急冷凝固アルミ合金粉末7になる。
【0033】上述したように、本実施の形態のアルミ合
金レーザ硬化装置では、アルミ合金の溶融点をガス噴出
装置3の上部に位置させ、かつ繰り出されたアルミ合金
ワイヤがほぼ中心を通過するガス噴出ノズル8を溶融点
の上部に設置するようにしているので、前記第1の実施
の形態と同様の作用効果を奏するのに加え、不活性高圧
ガスによる冷却効果と酸化防止機能とを分離させて、レ
ーザビーム4Aの照射位置が不活性高圧ガスの影響を受
けないため、レーザビーム4Aの照射位置の精度を高め
て、精度の高い溶融を行なうことが可能となる。
【0034】(第3の実施の形態)図3は、本実施の形
態によるアルミ合金レーザ硬化装置の構成例を示す概略
図であり、図1と同一要素には同一符号を付してその説
明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
【0035】すなわち、図3に示すように、本実施の形
態のアルミ合金レーザ硬化装置は、図1におけるアルミ
合金ワイヤレール2により繰り出されたアルミ合金ワイ
ヤがそのほぼ中心を通過するように構成された、アルミ
合金ワイヤ繰出装置を保護するためのビームダンプ9
が、アルミ合金ワイヤレール2の下部に設置されてい
る。
【0036】また、ビームダンプ9の真下、すなわちア
ルミ合金ワイヤの進行方向延長上から、レーザ光源4か
らレーザビーム4Aが発振され、集光レンズ5で集光さ
れて照射されるようになっている。そして、ビームダン
プ9の穴の下部に、レーザビーム4Aの照射点(スポッ
ト)が位置するように設置されている。
【0037】さらに、集光レンズ5のレーザビーム4A
出射側には、集光レンズ5を保護するためのウインドウ
10が、ウインドウホルダ11により保持して設置され
ている。
【0038】さらにまた、レーザビーム4Aの照射点
(スポット)位置の直下には、不活性高圧ガス6をレー
ザビーム4A照射点の横方向から吹き付けるように、ガ
ス噴出ノズル8が設置されている。
【0039】次に、以上のように構成した本実施の形態
によるアルミ合金レーザ硬化装置の作用について説明す
る。図3において、リール回転器1により、アルミ合金
ワイヤリール2に巻き回したアルミ合金ワイヤが、ビー
ムダンプ9の中心に繰り出される。
【0040】このビームダンプ9に繰り出されたアルミ
合金ワイヤは、集光レンズ5によって集光されたレーザ
ビーム4Aにより瞬時に溶融される。なお、スポット位
置を通過したレーザビーム4Aは、ビームダンプ9によ
り吸収される。
【0041】そして、この溶融されたアルミ合金は、横
方向から吹き付けているガス噴出ノズル8からの不活性
高圧ガス6により、再び瞬時に冷却されて、急冷凝固ア
ルミ合金粉末7になる。そして、この急冷凝固アルミ合
金粉末7は、不活性高圧ガス6により、横方向に吹き飛
ばされる。
【0042】上述したように、本実施の形態のアルミ合
金レーザ硬化装置では、レーザビーム4Aをアルミ合金
ワイヤの進行方向延長上から発振・照射させ、不活性高
圧ガス6をレーザビーム4A照射点の横方向から吹き付
け、かつアルミ合金ワイヤ繰出装置を保護するビームダ
ンプ9、およびレーザビーム4Aの集光レンズ5を保護
するウィンドウ10を設置するようにしているので、前
記第1の実施の形態と同様の作用効果を奏するのに加
え、不活性高圧ガス6が一方向からのノズルで供給でき
るため、装置全体をより一層コンパクトにすることが可
能となる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、必
要時に大出力レーザビームによりアルミ合金を瞬時に溶
融するようにしているので、溶融状態を維持するための
熱エネルギーを必要とせず、かつ高温の溶融槽および排
熱装置を不要としてコンパクト化を図ることが可能なア
ルミ合金レーザ硬化方法およびアルミ合金レーザ硬化装
置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアルミ合金レーザ硬化装置の第1
の実施の形態を示す概略図。
【図2】本発明によるアルミ合金レーザ硬化装置の第2
の実施の形態を示す概略図。
【図3】本発明によるアルミ合金レーザ硬化装置の第3
の実施の形態を示す概略図。
【図4】従来のガスアトマイズ法によるアルミ合金硬化
装置の構成例を示す概略図。
【符号の説明】
1…リール回転器、 2…アルミ合金ワイヤリール、 3…ガス噴出装置、 4…レーザ光源、 4A…レーザビーム、 5…集光レンズ、 6…不活性高圧ガス、 7…急冷凝固アルミ合金粉末、 8…ガス噴出ノズル、 9…ビームダンプ、 10…ウィンドウ、 11…ウィンドウホルダ、 12…溶融槽、 13…溶湯、 14…排熱装置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 必要時に、大出力レーザビームをアルミ
    合金に照射して当該アルミ合金を瞬時に溶融させ、 しかる後に、前記溶融アルミ合金に不活性高圧ガスを吹
    き付けて当該溶融アルミ合金を超急冷凝固させ、アルミ
    合金を硬化させるようにしたことを特徴とするアルミ合
    金レーザ硬化方法。
  2. 【請求項2】 ワイヤ状のアルミ合金(アルミ合金ワイ
    ヤ)を繰り出すためのアルミ合金ワイヤ繰出装置と、 前記アルミ合金ワイヤ繰出装置により繰り出されたアル
    ミ合金ワイヤに、大出力レーザビームを照射して当該ア
    ルミ合金ワイヤを溶融させるためのレーザ光源と、 前記レーザ光源により溶融された溶融アルミ合金に不活
    性高圧ガスを噴出して、当該溶融アルミ合金を冷却しか
    つ酸化を防ぐためのガス噴出装置と、 を備えて成ることを特徴とするアルミ合金レーザ硬化装
    置。
  3. 【請求項3】 前記請求項2に記載のアルミ合金レーザ
    硬化装置において、 前記アルミ合金の溶融点を前記ガス噴出装置の上部に位
    置させるようにし、 かつ前記アルミ合金ワイヤ繰出装置により繰り出された
    アルミ合金ワイヤがそのほぼ中心を通過するように構成
    されたガス噴出ノズルを、前記溶融点の上部に設置した
    ことを特徴とするアルミ合金レーザ硬化装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項2に記載のアルミ合金レーザ
    硬化装置において、 前記大出力レーザビームをアルミ合金ワイヤの進行方向
    延長上から発振・照射させると共に、不活性高圧ガスを
    前記大出力レーザビーム照射点の横方向から吹き付ける
    ように噴出させ、 かつ前記アルミ合金ワイヤ繰出装置を保護するためのビ
    ームダンプ、および前記大出力レーザビームを集光する
    集光レンズを保護するためのウィンドウを設置したこと
    を特徴とするアルミ合金レーザ硬化装置。
JP10015780A 1998-01-28 1998-01-28 アルミ合金レーザ硬化方法および装置 Pending JPH11216581A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160082377A (ko) * 2014-12-26 2016-07-08 주식회사 포스코 레이저 삭마장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160082377A (ko) * 2014-12-26 2016-07-08 주식회사 포스코 레이저 삭마장치

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