JPH11216523A - バーリング座付き孔加工工具 - Google Patents
バーリング座付き孔加工工具Info
- Publication number
- JPH11216523A JPH11216523A JP3198598A JP3198598A JPH11216523A JP H11216523 A JPH11216523 A JP H11216523A JP 3198598 A JP3198598 A JP 3198598A JP 3198598 A JP3198598 A JP 3198598A JP H11216523 A JPH11216523 A JP H11216523A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- burring
- hole
- seat
- cutting edge
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Punching Or Piercing (AREA)
Abstract
きるバーリング座付き孔加工工具を提供する。 【解決手段】 シャンク11の先端に扁平状の切刃部1
3を備え、この切刃部は下孔加工用の第一の切刃15
と、前記下孔を規定寸法に仕上げるための前記第一の切
刃よりも刃幅の大きい第二の切刃17と、この第二の切
刃よりも幅の大きいバーリング加工用のバーリング加工
部19と、このバーリング加工部よりも幅の大きい座付
け部21とを備えるものである。
Description
パイプの外周部にバーリング座付きの孔を加工するのに
好適なバーリング座付き孔加工工具に関する。
されたヘッダーパイプ間に複数の細いパイプを略平行に
接続し、この細いパイプの上に太陽熱の集熱フィンを取
り付けたものが知られている。この太陽熱集熱器の製造
工程ではヘッダーパイプに対して細いパイプの接続用の
孔をほぼ等間隔であける孔あけ加工が実施される。
用の孔は座付き孔であり、この孔あけ加工には、従来、
所定の孔あけ工具が使用されるが、この従来の孔あけ工
具では、一工程で座付き孔を形成することができないと
いう問題がある。
座付き孔をあける場合、金型を用いて孔あけ加工するこ
とが可能であるが、ヘッダーパイプのように長さの長い
パイプでは、金型を用いての孔あけ加工は困難になると
いう問題がある。
し、一工程で座付き孔を簡単に形成することができるバ
ーリング座付き孔加工工具を提供することにある。
シャンクの先端に扁平状の切刃部を備え、この切刃部は
下孔加工用の第一の切刃と、前記下孔を規定寸法に仕上
げるための前記第一の切刃よりも刃幅の大きい第二の切
刃とを備え、更にこの第二の切刃よりも幅の大きいバー
リング加工部と、このバーリング加工部よりも幅の大き
い座付け部とを備えたことを特徴とするものである。
される。本発明では、工具が高速で回転・駆動される
と、最も先端の第一の切刃によってパイプに下孔があけ
られ、第二の切刃で更に加工が行われて、下孔の寸法が
規定寸法に仕上げられ、ついで、バーリング加工部でバ
ーリング加工が行われて、パイプの管壁に筒部が形成さ
れ、更に座付け部で加工が行われ、筒部の上部に座が形
成されるので、一本の工具を用いて、一工程で座付き孔
を簡単に形成することができる。
に基づいて説明する。
の太陽熱集熱器1は入口側、及び出口側にそれぞれ配置
される一対のヘッダーパイプ3を備え、このヘッダーパ
イプ3間には複数本の細いパイプ5が略平行に溶接で接
続されている。この細いパイプ5間には、図2に示すよ
うに、板状の集熱フィン7が掛け渡されている。
組並列的に設置され、入口側のヘッダーパイプ3aを通
じて流入する流体を、複数本の細いパイプ5に分流させ
て導き、出口側のヘッダーパイプ3bを通じて、隣接す
る太陽熱集熱器1の入口側のヘッダーパイプ3aに導出
するように構成され、集熱フィン7で集熱される太陽熱
を利用して、当該流体を加温するように構成されてい
る。
ダーパイプ3に細いパイプ5を接続する場合には、図3
に示すように、ヘッダーパイプ3に座付き孔9を形成
し、この座付き孔9に細いパイプ5の端部を挿入して接
合部をろう付け27する。
工できる工具を提供する。この加工工具10は、図4に
示すように、シャンク11の先端に径の大きな首部12
を備え、この首部12の先には扁平状の切刃部13が形
成される。
最も先端に下孔を加工するための第一の切刃15が形成
され、次に下孔を規定寸法に仕上げるための第二の切刃
17が形成されている。この第二の切刃17の刃幅W2
は第一の切刃15の刃幅W1よりも大きく形成される。
この第二の切刃17の次には該第二の切刃17よりも幅
W3の大きいバーリング加工部19が形成され、首部1
2に最も近い側にはバーリング加工部19よりも幅W4
の大きい座付け部21が形成される。
5の刃厚t1と第二の切刃17の刃厚t2とはほぼ等し
く形成され(t1=t2)、バーリング加工部19の厚
さt3と座付け部21の厚さt4とはほぼ等しく形成さ
れる(t3=t4)。
る。
示せず)にチャックされる。高速で回転・駆動される
と、図6、図7に示す手順を経て、長さの長いヘッダー
パイプ3に対して座付き孔9が加工・形成される。
成する最も先端の第一の切刃15によってヘッダーパイ
プ3に下孔23があけられる。この場合に、第一の切刃
15だけで下孔23があけられると、ヘッダーパイプ3
に切り屑が残存するため、第二の切刃17で更に加工が
行われて、前記の切り屑が除去されると同時に、下孔2
3の寸法が規定寸法に仕上げられる。
工部19でバーリング加工が行われ、ヘッダーパイプ3
の管壁に筒部3aが形成され、更に座付け部21で加工
が行われ、筒部3aの上部に座25が形成される。
すように、ヘッダーパイプ3と細いパイプ5の接続ろう
付け27用に凹んだ座である。
ーリング部に対し、細いパイプ5の端部がぴったりと挿
入され、座25の部分にろう材が溶け込むので、このろ
う材がヘッダーパイプ3の内部に溶け込むことがない。
したが、本発明は、これに限定されるものではない。例
えば、太陽熱集熱器1に限定されず、この工具は、比較
的長いパイプに座付き孔を加工するのに好適な工具であ
る。
1記載の発明では、工具が高速で回転・駆動されると、
最も先端の第一の切刃によってパイプに下孔があけら
れ、第二の切刃で更に加工が行われて、下孔の寸法が規
定寸法に仕上げられ、ついで、バーリング加工部でバー
リング加工が行われて、パイプの管壁に筒部が形成さ
れ、更に座付け部で加工が行われ、筒部の上部に座が形
成されるので、一本の工具を用いて、一工程で座付き孔
を簡単に形成することができる。
を示す平面図である。
す正面図である。
aは切刃部の正面図、bは切刃部の側面図である。
工する段階の図である。
を加工する段階の図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 シャンクの先端に扁平状の切刃部を備
え、 この切刃部は下孔加工用の第一の切刃と、前記下孔を規
定寸法に仕上げるための前記第一の切刃よりも刃幅の大
きい第二の切刃とを備え、 更にこの第二の切刃よりも幅の大きいバーリング加工部
と、このバーリング加工部よりも幅の大きい座付け部と
を備えたことを特徴とするバーリング座付き孔加工工
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3198598A JPH11216523A (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | バーリング座付き孔加工工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3198598A JPH11216523A (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | バーリング座付き孔加工工具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11216523A true JPH11216523A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=12346229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3198598A Pending JPH11216523A (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | バーリング座付き孔加工工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11216523A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011183453A (ja) * | 2010-02-10 | 2011-09-22 | Nippon Steel Corp | 疲労特性及び耐水素割れ特性が向上する打ち抜き穴加工用パンチおよび打ち抜き穴加工方法 |
WO2017141755A1 (ja) * | 2016-02-17 | 2017-08-24 | カルソニックカンセイ株式会社 | ステアリングメンバおよびその製造方法 |
-
1998
- 1998-01-29 JP JP3198598A patent/JPH11216523A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011183453A (ja) * | 2010-02-10 | 2011-09-22 | Nippon Steel Corp | 疲労特性及び耐水素割れ特性が向上する打ち抜き穴加工用パンチおよび打ち抜き穴加工方法 |
WO2017141755A1 (ja) * | 2016-02-17 | 2017-08-24 | カルソニックカンセイ株式会社 | ステアリングメンバおよびその製造方法 |
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---|---|---|---|
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