JPH11216195A - 回転照射治療装置 - Google Patents

回転照射治療装置

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JPH11216195A
JPH11216195A JP2424398A JP2424398A JPH11216195A JP H11216195 A JPH11216195 A JP H11216195A JP 2424398 A JP2424398 A JP 2424398A JP 2424398 A JP2424398 A JP 2424398A JP H11216195 A JPH11216195 A JP H11216195A
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rotation
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Toshihiro Otani
利宏 大谷
Manabu Mizota
学 溝田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期間安定した回転中心位置精度を有する回
転照射治療装置を提供する。 【解決手段】 入射される粒子線を一旦外方向に湾曲さ
せた後、治療空間13に導く偏向装置7,8を備え、回
転フレーム1が回転中心軸の回りに回転可能な回転照射
治療装置において、装置の重量を支え回転中心位置の精
度を司る回転リング3の支持ローラー4Bとの回転基準
面と、回転フレーム1に回転又は制動を伝達する回転リ
ング3と駆動ローラー4Aとの回転駆動面を分離したこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、粒子線治療に用
いられる回転構造体を備えた回転照射治療装置(回転ガ
ントリー)の駆動及び制動構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、放射線を患部に照射して悪性腫
よう組織等を破壊する治療方法においては、放射線源を
患部を中心に回転させながら照射する方法が採られてい
る。ここで、陽子線等による粒子線治療の場合は、放射
線源が粒子加速器となり、この場合、粒子加速器は極め
て大型なものであり、患部を中心として放射線源を回転
させることは困難である。
【0003】そこで、粒子線を回転フレームの回転中心
方向に入射し偏向電磁石によって一旦外方向に偏向した
後、さらに回転中心軸上の患部方向に曲げて照射を行う
ようにした回転照射治療装置が提供されている。図17
は従来の回転照射治療装置を示す全体構成図、図18は
図17の回転照射治療装置の回転フレームの回転軸方向
から見た部分構成図、図19は従来の回転照射治療装置
を示す鳥瞰図である。
【0004】図において、1はトラス構造である回転フ
レームであり、この回転フレーム1には回転の重心不釣
合を補正するためカウンタバランス2が取り付けられて
いる。回転フレーム1のビーム入射方向の上流側および
下流側には回転リング3が設けられ、この回転リング3
は回転フレーム1と固着されている。支持装置4は、回
転リング3を介して回転照射治療装置全体(支持装置4
自体を除く)の重量を支持および駆動する役割を果し、
単一もしくは複数の駆動ローラー4Aおよび複数の支持
ローラー4Bから構成され、各々の回転リング3の外周
下面に配置されている。駆動ローラー4Aは、回転照射
治療装置の重量を支持するとともに、支持面と回転リン
グ3の外周面間の摩擦力によって回転リング3を介して
回転照射治療装置全体に駆動力を与える。その個数は回
転照射治療装置の重量や駆動源の容量等に依存する。支
持ローラー4Bは、支持装置4自体をのぞく回転照射治
療装置全体の重量を支持するものであり、回転リング3
の回転に追従して自由回転する。
【0005】前記支持装置4の支持面は回転リング3の
外周面と接触しており、回転中心の精度の良し悪しは、
支持装置4の支持面の回転対称性の精度と回転照射治療
装置全体の位置の基準面となる回転リング3の外周面の
回転対称性の精度によって大きく左右される。
【0006】駆動装置(モーター等)5は、駆動ローラ
ー4Aに連結され回転駆動又は回転制動を行う。真空ダ
クト6は、図示しない粒子加速器で加速された荷電粒子
を患部に照射させるため導く通路であり、偏向電磁石7
および8は前記粒子線を所定の角度に偏向させる役割を
果す。ビーム照射装置9は、前記粒子線の照射域を治療
に適した形状に整えたり、エネルギーを変えたりして患
部に照射するものである。コーンフレーム10は、その
内部で電磁石等を、外部でケーブル等を支持するための
ものであり、真空ダクト6、偏向電磁石7及び8、ビー
ム照射装置9、コーンフレーム10は前記回転フレーム
1と一体で回転するようになっている。なお、真空ダク
ト6は粒子加速器(図示せず)から射出された粒子線が
通る回転照射治療装置外の真空ダクト(図示せず)と回
転ジョイント等で接続されており、回転照射治療装置の
回転軸回りに回転可能である。11は治療を受ける患者
を横たえるためのベッド構造体であり、患者の患部が回
転照射治療装置の回転中心軸上に位置するように配設さ
れる。12は外部から回転フレーム1の内部に挿入され
た梁であり、ベッド構造体11は梁12に固定されてい
る。13は回転フレーム1内に確保された空間であり、
この中で照射が行われる。
【0007】次に、従来の回転照射治療装置の動作につ
いて説明する。いま、駆動装置5により駆動ローラー4
Aを回動させると、駆動ローラー4Aと回転リング3の
接触面間の摩擦力を介して駆動力が伝達され、回転フレ
ーム1を含めた回転照射治療装置全体が照射に最適な角
度まで回転する。このとき、真空ダクト6、偏向電磁石
7及び8、ビーム照射装置9、コーンフレーム10も回
転フレーム1と一体で回転する。そして装置の角度を固
定した後、粒子加速器(図示せず)から射出された粒子
線がビーム輸送機器(図示せず)を通して真空ダクト6
に入射される。真空ダクト6に入射された粒子線は偏向
電磁石7及び8を経て、最終的に入射方向に対して直角
の方向に偏向させられ、ビーム照射装置9に入射され成
形されて、ベッド構造体11上の患者の患部に照射され
る。
【0008】装置回転の制動時は、内蔵されたブレーキ
により駆動装置5が減速・停止し、その制動力が駆動ロ
ーラー4Aに伝えられる。そして、駆動ローラー4Aか
ら駆動ローラー4Aと回転リング3の接触面間の摩擦力
を介して回転リング3に制動力が伝達され、回転照射治
療装置全体の回転が停止する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来の回
転照射治療装置の回転の駆動と制動は、駆動ローラー4
Aと回転リング3との接触面間の摩擦力を利用するもの
であった。しかし、偏向電磁石7,8の大きさ及び重量
が大であり、その重量によって回転フレーム1が歪むこ
とによって、ビーム位置の精度が落ちないようにするた
め、回転フレーム1を構成する部材の剛性を高め、また
回転フレーム1自体も偏向電磁石の大きさに合わせ大き
くする必要がある。
【0010】そして、部材の剛性をあげ、構造を大きく
した結果、当然装置は大重量、大径となる。そうする
と、装置の大重量および回転半径が大径による慣性力の
ため、駆動ローラー4Aと回転リング3の外周面の間に
すべりが発生し、駆動と制動が不安定になり、リング外
周面あるいは駆動ローラー4Aに摩耗等の損傷が発生
し、かつ駆動面と回転中心位置の精度を定める基準面が
同一であることから、長期間にわたる高精度な回転中心
位置の維持が困難であるという問題点があり、そのため
に頻繁に回転リング3や駆動ローラー4Aのメンテナン
スや交換をする必要があった。
【0011】この発明は、前記のような問題点を解消す
るためになされたものであり、長期間安定した回転中心
位置精度を持つ回転照射治療装置を得ることを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
回転中心軸に沿って入射される粒子線を一旦外方向に湾
曲させた後所定治療空間に導く偏向装置を備え、前記偏
向装置及び前記治療空間を含む回転構造体が前記回転中
心軸の回りに回転可能な回転照射治療装置において、前
記回転構造体の重量を支え前記回転中心位置の精度を司
る回転基準面と、前記回転構造体に回転又は制動を伝達
する回転駆動面又は制動面とを分離したことを特徴とす
る。
【0013】請求項2記載の発明は、回転構造体に固着
された回転リングと、この回転リングと係合し回転照射
治療装置の重量を支え回転リングの回転にあわせ自由回
転する支持ローラーと、前記回転リングの支持ローラー
と係合する面とは異なる面に係合して駆動力又は制動力
を伝達する駆動ローラーと、前記駆動ローラーに連結さ
れた駆動装置を備えたものである。
【0014】請求項3記載の発明は、回転構造体に固着
された回転リングと、この回転リングと係合し回転照射
治療装置の重量を支え回転リングの回転にあわせ自由回
転する支持ローラーと、前記回転リングとは別個に前記
回転構造体に固着された回転駆動リングと、前記回転駆
動リングに係合して駆動力又は制動力を伝達する駆動ロ
ーラーと、前記駆動ローラーに連結された駆動装置を備
えたものである。
【0015】請求項4記載の発明は、支持ローラーは回
転リングの外周面に係合し、駆動ローラーは回転リング
又は回転駆動リングの側面と係合する。
【0016】請求項5記載の発明は、支持ローラーは回
転リングの外周面に係合し、駆動ローラーは回転リング
又は前記回転駆動リングの内周面と係合する。
【0017】請求項6記載の発明は、支持ローラーは回
転リングの内周面に係合し、駆動ローラーは回転リング
又は回転駆動リングの外周面と係合するものである。
【0018】請求項7記載の発明は、前記回転リング又
は前記回転駆動リングと、前記駆動ローラーとの係合
は、歯車を介して行われるものである。
【0019】請求項8記載の発明は、回転リングは回転
構造体の治療空間を挟んで粒子線の上流側と下流側とに
配置したことを特徴とする。
【0020】請求項9記載の発明は、回転構造体に固着
された回転リングと、この回転リングと係合し回転照射
治療装置の重量を支え回転リングの回転にあわせ自由回
転する支持ローラーと、前記回転構造体の回転リングと
は別の箇所に設けた例えば溝のような回転受動部と、こ
の回転受動部分に係合して駆動力又は制動力を伝達する
例えばベルト、チェーン等を有する駆動装置を備えたも
のである。
【0021】請求項10記載の発明は、回転構造体に固
着された回転リングと、この回転リングと係合し回転照
射治療装置の重量を支え回転リングの回転にあわせ自由
回転する支持ローラーと、前記回転構造体に設けられた
駆動装置を備え、前記駆動装置の回転能動部と係合する
回転受動部が建屋側に設けられている。
【0022】請求項11記載の発明は、回転構造体側の
駆動装置の回転能動部と、建屋側の回転受動部との係合
は、歯車を介して行われる。
【0023】請求項12記載の発明は、回転構造体に固
定されたブレーキディスクと、このブレーキディスクに
制動力を与えるブレーキ装置を備えたものである。
【0024】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1の回転照射治療装置を示す全体構成図、図
2は図1の回転照射治療装置の回転フレームの回転軸方
向から見た部分構成図である。
【0025】図において、1はトラス構造である回転フ
レームであり、この回転フレーム1には回転の重心不釣
合を補正するためカウンタバランス2が取り付けられて
いる。回転フレーム1のビーム入射方向の上流側および
下流側には回転リング3が設けられ、この回転リング3
は回転フレーム1に固着されている。4Aは駆動ローラ
ーであり、回転リング3上の側面(図1では回転照射治
療装置の回転軸に垂直な面)に係合して駆動力を及ぼ
す。この駆動ローラー4Aは、回転リング3の側面の片
側もしくは裏表両面(図1の場合は裏表両面)を駆動係
合面とし、1面あたりの駆動ローラー4Aの数は単一も
しくは任意の複数の場合があり、回転照射治療装置の重
量や駆動源の容量等に依存する。支持ローラー4Bは、
回転照射治療装置全体の重量を支持するものであり、回
転リング3の外周面と係合して回転に追従して自由回転
する。
【0026】駆動装置(モーター等)5は、駆動ローラ
ー4Aに連結され回転駆動又は回転制動を行う。真空ダ
クト6は、図示しない粒子加速器で加速された荷電粒子
を患部に照射させるため導く通路であり、偏向電磁石7
および8は前記粒子線を所定の角度に偏向させる役割を
果す。ビーム照射装置9は、前記粒子線の照射域を治療
に適した形状に整えたり、エネルギーを変えたりして患
部に照射するものである。コーンフレーム10は、その
内部で電磁石等を、外部でケーブル等を支持するための
ものであり、真空ダクト6、偏向電磁石7及び8、ビー
ム照射装置9、コーンフレーム10は前記回転フレーム
1と一体で回転するようになっている。なお、真空ダク
ト6は粒子加速器(図示せず)から射出された粒子線が
通る回転照射治療装置外の真空ダクト(図示せず)と回
転ジョイント等で接続されており、回転照射治療装置の
回転軸回りに回転可能である。11は治療を受ける患者
を横たえるためのベッド構造体であり、患者の患部が回
転照射治療装置の回転中心軸上に位置するように配設さ
れる。12は外部から回転フレーム1の内部に挿入され
た梁であり、ベッド構造体11は梁12に固定されてい
る。13は回転フレーム1内に確保された空間であり、
この中で照射が行われる。
【0027】次に、実施の形態1の回転照射治療装置の
動作について説明する。まず図1において、回転照射治
療装置の系全体が停止した状態にある。今いずれかひと
つの駆動装置5から駆動ローラー4Aに回転駆動が与え
られる。駆動ローラー4Aが複数の場合、同期速度制御
にて複数の駆動ローラー4Aは同一の回転速度にコント
ロールされる。そして、駆動ローラー4Aから駆動ロー
ラー4Aの駆動面と回転リング3上の側面の接触面間の
摩擦力を介して回転力が伝達され回転リング3及び回転
照射治療装置が回転する。回転照射治療装置全体の重量
は回転リング3の、回転中心位置の精度を司る基準面で
ある外周面を介して支持ローラー4Bによって保持され
る。支持ローラー4Bは駆動力を伝達していないため、
回転リング3に追従して自由回転し、接触面間のすべり
は発生しない。また、図1に示すように回転リング3の
側面を駆動ローラー4Aで表裏両面から挟み込む構造に
した場合、回転軸方向の位置決めを前記の構造で兼ねる
ことができる。
【0028】次に、回転照射治療装置の制動について説
明する。制動時には内蔵されたブレーキにより駆動装置
5が減速・停止し、その制動力が駆動ローラー4Aに伝
えられる。駆動ローラー4Aから駆動ローラー4Aと回
転リング3の接触面間の摩擦力を介して制動力が伝達さ
れ、回転フレーム1の回転が停止する。このときも回転
照射治療装置の重量は回転リング3の外周面を介して支
持ローラー4Bによって保持される。支持ローラー4B
は制動力を伝達していないため、回転リング3に追従し
て自由回転し、接触面間のすべりは発生しない。
【0029】なお、図1においては、駆動ローラー4A
を回転リング3上の回転軸に対して垂直な面に係合して
駆動力を及ぼすようにしたが、図3に示すように駆動ロ
ーラー4Aを回転リング3の傾斜する側面に係合して駆
動力を及ぼすようにしてもよい。
【0030】実施の形態2.前記実施の形態1では、回
転照射治療装置の治療空間を挟んで上流側もしくは下流
側どちらか一方の回転リング3を駆動ローラー4Aで駆
動する場合について述べたが、図4に示すように、駆動
ローラー4Aを回転フレーム1の上流側、下流側それぞ
れの回転リング3上の側面の一方もしくは両面に接触さ
せ、同期速度制御させてこの面を介して駆動力および制
動力を伝達するようにする。その結果、前記実施の形態
1と同様の効果を奏する他、回転フレーム1の回転軸回
りのねじりを減少させることができる。
【0031】実施の形態3.実施の形態3では、図5に
示すように、回転リング3の側面の片側もしくは裏表両
面に歯を刻んだ回転歯車14と駆動ローラー4Aに歯車
を刻んだ駆動歯車15を設け、両者をかみ合わせるよう
に構成した。
【0032】実施の形態3では、回転歯車14と駆動歯
車15により駆動力および制動力を回転照射治療装置全
体に伝えるようにしたので、駆動面と回転中心位置の精
度を司る基準面を分離できるとともに、駆動面での滑り
を皆無にでき、安定した回転制御を施すことができる。
【0033】実施の形態4.実施の形態4では、図6に
示すように、回転リング3とは別に回転フレーム1の任
意の箇所に回転駆動リング16を設け、駆動ローラー4
Aの係合面と回転駆動リング16の回転軸に平行な面と
の間の摩擦力により、駆動力および制動力を伝達するよ
うに構成した。
【0034】実施の形態4によれば、回転リング3の基
準面には駆動による損傷を全く与えず、長期間高精度な
回転照射治療装置を維持できる。また回転駆動リング1
6は駆動および制動専用であるから、高い加工精度、材
料的な高強度を要求されず、安価に作成することがで
き、損傷した場合の交換も容易である。
【0035】なお、図6では、回転照射治療装置の回転
軸に平行な面を駆動面とする場合について説明したが、
回転照射治療装置の回転軸に垂直な面若しくは傾斜した
面を駆動面としてもよく、前記と同様の効果を奏する。
【0036】実施の形態5.実施の形態4では、回転リ
ング3とは別に回転フレーム1の任意の箇所に回転駆動
リング16を設け、駆動ローラー4Aと回転駆動リング
16との間の摩擦力により、駆動力および制動力を伝達
する場合について述べたが、図7に示すように、回転駆
動リング16の回転フレーム1の回転軸に平行な面の片
側もしくは裏表両面に歯を刻んだ回転駆動歯車17と駆
動ローラー4Aに歯車を刻んだ駆動歯車15を設け、相
互の歯のかみ合いにより、駆動力および制動力を伝達す
るようにしても良い。これによれば、実施の形態4の特
性を生かしつつ、駆動面での滑りを皆無にでき、安定し
た回転制御を施すことができる。
【0037】なお、前記実施の形態では回転駆動歯車1
7において回転軸に平行な面を駆動面とする場合につい
て説明したが、回転軸に垂直な面又は傾斜面を駆動面と
してもよく、前記と同様の効果を奏する。
【0038】実施の形態6.前記実施の形態4〜5で
は、回転リング3とは別に設けた回転駆動リング16又
は回転駆動歯車17により駆動と制動を行う場合につい
て述べたが、実施の形態6では、図8に示すように、回
転照射治療装置の回転軸回りに配置され、回転フレーム
1に固定されたブレーキディスク18と該ブレーキディ
スク18を挟むブレーキパッド19を設け、該ブレーキ
パッド19をブレーキパッド押付装置20によりブレー
キディスク18に押し付け制動するように構成する。
【0039】実施の形態6によれば、駆動装置5および
駆動ローラー4Aの配置を従来と同様にしたまま、別個
に設けたブレーキディスク18と該ブレーキディスク1
8を挟むブレーキパッド19により制動することができ
る。ブレーキディスク18は制動専用であるため、回転
駆動リング16等で駆動も兼ねる場合と比べて材料選択
や加工精度の制限が少なくなり、安価に製造できるとと
もに、損傷した場合の交換が容易となる効果がある。
【0040】実施の形態7.前記実施の形態1〜2で
は、駆動ローラー4Aを回転リング3の側面(回転軸に
垂直な面又は傾斜した面)に接触させ、この面を駆動力
及び制動力の伝達面とする場合について説明したが、実
施の形態7では、回転リング3の内周面に駆動ローラー
4Aを接触させて駆動力及び制動力を伝達するようにし
ても良い。
【0041】図9は実施の形態7による回転照射治療装
置を示す全体構成図、図10は実施の形態7の駆動およ
び制動構造を回転体の回転軸方向から見た部分図であ
る。図において、回転リング3の内周面に駆動力及び制
動力伝達用の内周面3dを設け、この内周面3dに駆動
ローラー4Aを接触させ、相互の面の摩擦力によって駆
動力及び制動力を伝達するようにする。なお、係合する
相互の面は、回転軸に対して平行な面であっても、所定
角度傾斜した面であっても良い。
【0042】以上のように実施の形態7によれば、従来
の配置を大幅に変更すること無く、長期間の回転中心位
置の高精度を達成できる。
【0043】実施の形態8.前記実施の形態7では回転
リング3の内周面に駆動ローラー4Aを接触させ、相互
の面の摩擦力によって駆動力及び制動力を伝達するよう
にした場合について述べたが、図11に示すように、回
転リング3の内周面3dに歯を刻んだ回転歯車14と駆
動ローラー4Aに歯車を刻んだ駆動歯車15を設け、伝
達するようにしても良い。この実施の形態8によれば、
実施の形態4の特性を生かしつつ、駆動面での滑りを皆
無にでき、安定した回転制御を施すことができる。
【0044】実施の形態9.実施の形態1から8では、
回転リング3等の回転軸回りに設置したリング状構造物
と駆動ローラー4Aの組み合わせにより、回転基準面を
介さずに回転フレーム1を駆動及び制動する場合につい
て述べたが、実施の形態9では、回転フレームの回転構
造体の一部に溝等を設け、外部よりベルト、チェーン等
により駆動するようにしても良い。
【0045】図12は実施の形態9による回転照射治療
装置の全体構成図、図13は駆動および制動構造を回転
体の回転軸方向から見た断面図である。図において、コ
ーンフレーム10に溝21を設ける。そして、図12の
断面図に示すようにコーンフレーム10の溝21にベル
ト22を掛け、ベルト22を駆動装置23で駆動するこ
とにより回転フレーム1を駆動及び制動する。
【0046】実施の形態9によれば、部品の交換が容易
になる。なお本実施の形態では、溝21をコーンフレー
ム10に設けたが、溝21は回転フレーム1に新たな回
転リングを設けそこに溝を設置してもよく、前記実施の
形態と同様の効果を奏する。また溝とベルトの組み合わ
せは歯車とチェーンの組み合わせ等でもよい。
【0047】実施の形態10.前記実施の形態1から9
では回転フレーム1外に設置した駆動装置によって回転
フレームに駆動力および制動力を与える場合について述
べたが、図14に示すように、回転フレーム1内に固定
した駆動装置5から駆動ローラー4Aに駆動力および制
動力を与え、駆動ローラー4Aと回転フレーム1外の建
屋と一体化した固定駆動リング24との間の摩擦力によ
り、駆動力および制動力を伝達するようにしても良い。
【0048】実施の形態10によれば、回転フレーム1
に回転駆動リング16を取り付けた場合より駆動力の伝
達を受けるリングの固定が確実になり、安定した回転制
御が可能となる。
【0049】実施の形態11.前記実施の形態10で
は、回転フレーム1内に固定した駆動装置から駆動ロー
ラー4Aに駆動力および制動力を与え、駆動ローラー4
Aと回転フレーム1外の建屋と一体化した固定駆動リン
グ24との間の摩擦力により、駆動力および制動力を伝
達するようにした場合について述べたが、図15に示す
ように、固定駆動リング24に歯を刻んだ固定駆動歯車
25と駆動ローラー4Aに歯車を刻んだ駆動歯車15を
設け、伝達するようにしても良い。この構造によれば、
実施の形態10の特性を生かしつつ、駆動面での滑りを
皆無にでき、さらに安定した回転制御を施すことができ
る。
【0050】実施の形態12.前記実施の形態1〜11
では、回転照射治療装置の重量を支持ローラー4Bによ
り回転リングの外周面を支える形式で支持していたが、
図16に示すように、建屋の床等に配置した支持棒26
の先に支持ローラー4Bを設置し、この支持ローラー4
Bで回転リング3の内周面を基準面として支持するよう
にしても良い。
【0051】実施の形態12によれば、従来と同様、回
転リング3の外周面を駆動する駆動方式のままで、回転
基準面と駆動面を分離することができ、大幅な配置変更
無しで長期間の回転中心位置の高精度を達成できる。
【0052】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、回転
照射治療治療の回転中心位置の精度を司る回転基準面
と、駆動力又は制動力が伝達される駆動面とを分離した
ので、長期間に渡って損傷の少ない回転中心位置の基準
面が保たれ、回転中心位置が長期間高精度に維持でき、
機器損傷による調整作業の低減、メンテナンスの簡略化
に伴うコスト低減が達成される。
【0053】特に、請求項2の発明によれば、支持ロー
ラーは駆動力又は制動力を伝達していないため、回転リ
ングに追従して自由回転し接触面間でのすべりは発生し
ない。
【0054】また、請求項3の発明によれば、駆動力を
回転構造体に与えるために、回転リングとは別に回転駆
動リングを設けたので、回転中心位置の精度を司る基準
面には駆動による損傷を全く与えず、長期間高精度な回
転照射治療装置を達成でき、また回転駆動リングは駆動
及び制動専用であるから、高加工精度、高強度を要求さ
れず、安価に作成することができる。
【0055】また、請求項7、11の発明によれば、歯
のかみ合いにより駆動力を伝達することにより、駆動面
の滑りをなくし、安定した回転制御を施すことができ
る。
【0056】また、請求項8の発明によれば、回転構造
体の回転軸回りのねじりを減少させることができる。
【0057】また、請求項9の発明によれば、駆動力伝
達をベルト等にしたことにより、部品の交換が容易にで
き、製作コストと部品交換コストが安価となる。
【0058】また、請求項10の発明によれば、回転構
造体に回転駆動リングを取り付けた場合より駆動力の伝
達を受けるリング等の固定が確実になり、安定した回転
制御が可能となる。
【0059】また、請求項12の発明によれば、回転構
造体に固定されたブレーキディスクをブレーキパッド等
で挟むことにより制動するようにしたので、駆動装置お
よび駆動ローラーの配置を従来と同様にしたまま、制動
することができる。またブレーキディスクは制動専用で
あるため、回転駆動リング等で駆動も兼ねる場合と比べ
て材料選択や加工精度の制限が少なくなり、安価に製造
できるとともに、損傷した場合の交換が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の回転照射治療装置
を示す全体構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の回転フレームの回
転軸方向から見た部分図である。
【図3】 この発明の実施の形態1の他の回転照射治療
装置を示す全体構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態2の回転照射治療装置
を示す全体構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態3の回転照射治療装置
を示す全体構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態4の回転照射治療装置
を示す全体構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態5の回転照射治療装置
示す全体構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態6の回転照射治療装置
を示す全体構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態7の回転照射治療装置
を示す全体構成図である。
【図10】 この発明の実施の形態7の回転照射治療装
置の回転軸方向から見た部分図である。
【図11】 この発明の実施の形態8の回転照射治療装
置を示す部分構成斜視図である。
【図12】 この発明の実施の形態9の回転照射治療装
置を示す全体構成図である。
【図13】 この発明の実施の形態9の回転照射治療装
置の回転軸方向から見た断面図である。
【図14】 この発明の実施の形態10の回転照射治療
装置を示す全体構成図である。
【図15】 この発明の実施の形態11の回転照射治療
装置を示す全体構成図である。
【図16】 この発明の実施の形態12の回転照射治療
装置を示す全体構成図である。
【図17】 従来の回転照射治療装置を示す全体構成図
である。
【図18】 従来の回転照射治療装置の回転照射治療装
置の回転軸方向から見た部分図である。
【図19】 従来の回転照射治療装置を示す鳥瞰図であ
る。
【符号の説明】
1 回転フレーム、2 カウンタバランス、3 回転リ
ング、3d 内周面、4 支持装置、4A 駆動ローラ
ー、4B 支持ローラー、5 駆動装置、6真空ダク
ト、7 偏向電磁石、8 偏向電磁石、9 ビーム照射
装置、10 コーンフレーム、11 ベッド構造体、1
2 梁、13 空間、14 回転歯車、15 駆動歯
車、16 回転駆動リング、17 回転駆動歯車、18
ブレーキディスク、19 ブレーキパッド、20 ブ
レーキパッド押付装置、21 溝、22 ベルト、23
駆動装置、24 固定駆動リング、25 固定駆動歯
車、26 支持棒。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転中心軸に沿って入射される粒子線を
    一旦外方向に湾曲させた後所定治療空間に導く偏向装置
    を備え、前記偏向装置及び前記治療空間を含む回転構造
    体が前記回転中心軸の回りに回転可能な回転照射治療装
    置において、 前記回転構造体の重量を支え前記回転中心位置の精度を
    司る回転基準面と、前記回転構造体に回転又は制動を伝
    達する回転駆動面又は制動面とを分離したことを特徴と
    する回転照射治療装置。
  2. 【請求項2】 前記回転構造体に固着された回転リング
    と、この回転リングと係合し回転構造体の重量を支え回
    転リングの回転にあわせ自由回転する支持ローラーと、
    前記回転リングの支持ローラーと係合する面とは異なる
    面に係合して駆動力又は制動力を伝達する駆動ローラー
    と、前記駆動ローラーに連結された駆動装置を備えた請
    求項1記載の回転照射治療装置。
  3. 【請求項3】 前記回転構造体に固着された回転リング
    と、この回転リングと係合し回転構造体の重量を支え回
    転リングの回転にあわせ自由回転する支持ローラーと、
    前記回転リングとは別個に前記回転構造体に固着された
    回転駆動リングと、前記回転駆動リングに係合して駆動
    力又は制動力を伝達する駆動ローラーと、前記駆動ロー
    ラーに連結された駆動装置を備えた請求項1記載の回転
    照射治療装置。
  4. 【請求項4】 前記支持ローラーは前記回転リングの外
    周面に係合し、前記駆動ローラーは前記回転リング又は
    前記回転駆動リングの側面と係合する請求項2又は請求
    項3記載の回転照射治療装置。
  5. 【請求項5】 前記支持ローラーは前記回転リングの外
    周面に係合し、前記駆動ローラーは前記回転リング又は
    前記回転駆動リングの内周面と係合する請求項2又は請
    求項3記載の回転照射治療装置。
  6. 【請求項6】 前記支持ローラーは前記回転リングの内
    周面に係合し、前記駆動ローラーは前記回転リング又は
    前記回転駆動リングの外周面と係合する請求項2又は請
    求項3記載の回転照射治療装置。
  7. 【請求項7】 前記回転リング又は前記回転駆動リング
    と、前記駆動ローラーとの係合は、歯車を介して行われ
    る請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の回転照
    射治療装置。
  8. 【請求項8】 前記回転リングは回転構造体の治療空間
    を挟んで粒子線の上流側と下流側とに配置したことを特
    徴とする請求項2から請求項7のいずれか1項に記載の
    回転照射治療装置。
  9. 【請求項9】 前記回転構造体に固着された回転リング
    と、この回転リングと係合し回転構造体の重量を支え回
    転リングの回転にあわせ自由回転する支持ローラーと、
    前記回転構造体の回転リングとは別の箇所に設けた回転
    受動部と、この回転受動部分に係合して駆動力又は制動
    力を伝達する駆動装置を備えた請求項1記載の回転照射
    治療装置。
  10. 【請求項10】 前記回転構造体に固着された回転リン
    グと、この回転リングと係合し回転構造体の重量を支え
    回転リングの回転にあわせ自由回転する支持ローラー
    と、前記回転構造体に設けられた駆動装置を備え、前記
    駆動装置の回転能動部と係合する回転受動部が建屋側に
    設けられている請求項1記載の回転照射治療装置。
  11. 【請求項11】 前記回転構造体側の駆動装置の回転能
    動部と、建屋側の回転受動部との係合は歯車を介して行
    われる請求項10記載の回転照射治療装置。
  12. 【請求項12】 前記回転構造体に固定されたブレーキ
    ディスクと、このブレーキディスクに制動力を与えるブ
    レーキ装置を備えた請求項2から請求項11のいずれか
    1項に記載の回転照射治療装置。
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