JPH1121607A - アーク炉操業方法 - Google Patents

アーク炉操業方法

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JPH1121607A
JPH1121607A JP18083297A JP18083297A JPH1121607A JP H1121607 A JPH1121607 A JP H1121607A JP 18083297 A JP18083297 A JP 18083297A JP 18083297 A JP18083297 A JP 18083297A JP H1121607 A JPH1121607 A JP H1121607A
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JP
Japan
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furnace
preheating
arc furnace
dri
hbi
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JP18083297A
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Hideaki Mizukami
秀昭 水上
Takeshi Nakayama
剛 中山
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JFE Engineering Corp
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NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アーク炉において、50%以上の配合率でH
BI又はDRIを使用して溶鋼を製造する際に、電力原
単位を低減した操業方法を確率する。 【解決手段】 アーク炉1の排ガスにて予熱する予熱炉
7を備えたアーク炉において、直接還元鉄であるDRI
を鉄源の50%以上に配合すると共に、DRIを予熱炉
にて400℃以下に予熱した後にアーク炉内に連続的に
装入する。又、直接還元鉄がHBIの場合には予熱温度
を800℃以下とする。その際、コークス等の補助熱源
を燃焼させるO2 ガスを35Nm3 /ton以上吹き込
めば、一層電力原単位が低減する。予熱温度の制御は、
アーク炉からの排ガスを分岐して予熱炉に導入される排
ガス流量を制御すれば、容易に行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直接還元鉄を鉄源
の50%以上に配合して溶鋼を製造するアーク炉の操業
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】製鋼用アーク炉では、電極から発生する
アーク熱により鉄源を加熱溶解し、精錬して溶鋼を製造
する。通常、鉄源としては鉄屑を用いるが、世界的なア
ーク炉の新設と共に、鉄屑価格の上昇や鉄屑の調達が困
難となり、鉄源として鉄屑の替わりに直接還元鉄を大量
に配合する操業が実施されるようになった。又、アーク
炉による製造品種も高級鋼の範囲に拡大されるに至り、
高級鋼ではCu、Sn、Cr等の鉄屑に起因する不純物
元素の混入が嫌われるため、鉄源として直接還元鉄を大
量に配合する操業が実施されるようになった。尚、直接
還元鉄は大きく2種類に分類され、1つは直径が10〜
30mm程度の直接還元鉄、所謂DRIと呼ばれるもの
と、1つは高温状態のDRIをブリケット化した長辺が
100〜200mm程度の直方体形状の直接還元鉄、所
謂HBI(ホット−ブリケット−アイアン)と呼ばれる
ものがあり、以下、それぞれDRI及びHBIと記す。
【0003】例えば、H.Mulyatma等は、SEAISI Quartel
y 「October,1994,p.44 」(以下「先行技術1」と記
す)において、130トン交流アーク炉を用い、鉄屑と
20トンのDRIとを初装入して通電し、通電20分後
からHBI及びDRIをアーク炉内に連続装入し、HB
I+DRIの配合率を(15+60)%から(5+8
5)%とした操業を報告している。
【0004】A.Hassan等は、Electric Furnace Confere
nce Proceedings 「1992,p.289」(以下「先行技術2」
と記す)において、83トンの交流アーク炉を用い、鉄
屑と14.5トンのHBIとを初装入して通電し、通電
後アーク炉内に65トンのHBIを連続装入してHBI
の配合率を86%とした操業を報告している。
【0005】又、I.S.Alvarez 等は、Ironmaking Confe
rence Proceedings 「1994,p.467」(以下「先行技術
3」と記す)において、鉄屑を初装入して通電・溶解
後、DRI製造プラントから400〜600℃の高温の
DRIを直接アーク炉に連続的に装入し、DRIの配合
率を60%とした操業を報告している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】DRI及びHBIは、
鉄分が90wt%程度であることと、7wt%程度のF
eOを含み、FeOの還元に熱が必要であることから、
先行技術1及び先行技術2では、鉄屑を使用した場合に
比較して、アーク炉での電力原単位が高くなる。例え
ば、先行技術1で報告されるように、HBI+DRIの
配合率が(15+60)%で電力原単位が743kWh
/ton、(5+85)%で813kWh/tonとな
り、鉄屑を使用した際の電力原単位400〜500kW
h/tonに比べ非常に高い。
【0007】先行技術3では、高温のDRIをアーク炉
に装入するので、電力原単位は500kWh/ton程
度に低減されるが、この方法ではDRI製造プラントを
同時に配置しなければならないという欠点がある。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、DRIやHBIの製造プ
ラントを併設しないアーク炉において、50%以上の高
い配合率でDRI又はHBIを使用して溶鋼を製造する
際に、電力原単位を低減することができる操業方法を提
供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明によるアーク
炉操業方法は、アーク炉の排ガスにて予熱する予熱炉を
備えたアーク炉において、直接還元鉄であるDRIを鉄
源の50%以上に配合すると共に、このDRIを予熱炉
にて400℃以下に予熱した後にアーク炉内に連続的に
装入することを特徴とするものである。
【0010】第2の発明によるアーク炉操業方法は、ア
ーク炉の排ガスにて予熱する予熱炉を備えたアーク炉に
おいて、直接還元鉄であるHBIを鉄源の50%以上に
配合すると共に、このHBIを予熱炉にて800℃以下
に予熱した後にアーク炉内に連続的に装入することを特
徴とするものである。
【0011】第3の発明によるアーク炉操業方法は、第
1の発明又は第2の発明によるアーク炉操業方法におい
て、コークス等の補助熱源をアーク炉内で燃焼させるO
2 ガスを35Nm3 /ton以上吹き込むことを特徴と
するものである。
【0012】第4の発明によるアーク炉操業方法は、第
1の発明ないし第3の発明の何れか1つによるアーク炉
操業方法において、アーク炉からの排ガスを分岐し、予
熱炉に導入される排ガス流量を制御して、DRIの予熱
温度を400℃以下に、又、HBIの予熱温度を800
℃以下に制御することを特徴とするものである。
【0013】発明者等は、DRI及びHBIを50%以
上の配合率としてアーク炉を操業する際に、電力原単位
を低減する方法について研究を重ねた。そして、DRI
及びHBIを予熱して装入すれば、電極原単位は低減す
ることを確認したが、予熱温度に最適値があることを見
いだした。即ち、アーク炉の排ガスを予熱ガスとした場
合、排ガスは、殆どがCO2 ガスで、これに最大10%
程度のO2 ガスが混合した酸化性のガスであり、そのた
め、予熱温度が高過ぎると、鉄屑に比べて多孔質である
DRIやHBIは酸化して多量のFeOを生成する。こ
の生成したFeOを還元するためにアーク炉内では熱が
必要になり、電力原単位が悪化する。従って、DRI及
びHBIが酸化しない条件で予熱することが必要とな
る。
【0014】アーク炉からの発生ガス(10%O2
ス、残りCO2 ガス)を用い、予熱温度を種々変更して
DRI及びHBIの酸化試験を実施した。試験は1時間
で試験温度まで昇温し、この時の酸化による酸化増量を
測定した。試験結果を図1に示す。図1において○はD
RI、又、●はHBIの結果である。図に示すように、
DRIは、400℃を境に急激に酸化増量が増加し、酸
化が進むことが分かる。これに対し、HBIは高温まで
安定しているが,800℃を境として酸化増量が増加し
た。HBIがDRIに比較して酸化されにくい理由は、
HBIはブリケット化されており、DRIより緻密なた
めである。この酸化試験の結果から、酸化しない予熱条
件として、DRIは400℃以下、HBIは800℃以
下と決定した。尚、この範囲内であれば予熱温度は高い
程電力原単位が低減するので、下限温度をDRIでは2
00℃、HBIでは400℃程度とすることが望まし
い。
【0015】DRIやHBIの予熱による電力原単位の
低減効果に加えて、炉内にO2 ガスを吹き込み、このO
2 ガスによりコークス等の補助熱源を炉内で燃焼させれ
ば、電力原単位は一層低減する。そこで、DRI及びH
BIの配合率を50%と80%の2水準とし、DRIの
予熱温度を300℃、HBIの予熱温度を700℃と
し、補助熱源燃焼用O2 ガスを20〜40Nm3 /to
nの範囲で変化させて電力原単位への影響を調査した。
調査結果を図2に示す。図2において○はDRI、又、
●はHBIの結果であり、実線は配合率が80%、破線
は配合率が50%における結果である。
【0016】図2に示すように、燃焼用O2 ガスが多く
なればなる程、電力原単位は低減する。そして、吹き込
み量が35Nm3 /ton以上では、DRIの場合に5
00kWh/ton程度、又、HBIの場合400kW
h/ton程度になり、全量鉄屑を使用した場合と略同
等の電力原単位が得られるので、燃焼用O2 ガスの吹き
込み量を35Nm3 /ton以上と決定した。
【0017】アーク炉からの排ガス温度は1000℃を
超える場合もあり、排ガスの全量を予熱炉に導入すれ
ば、予熱温度が所定の温度を超えてしまい、電力原単位
の低減が達成されない場合が発生する。そのため、排ガ
スを少なくとも2つに分岐し、そのうちの1つを予熱炉
に連結すれば、予熱炉への排ガス流量を制御することが
できるので、予熱温度を所定の温度に制御することがで
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明を図面に基づき説明する。
図3は本発明の1つの実施の形態である直流アーク炉の
正面断面の概略図である。
【0019】図において、内部を耐火物で構築され、底
部に炉底電極5を備えた炉本体2の上部に円筒状の水冷
パネル3が配置され、そして、この水冷パネル3の上部
開口部は開閉自在な炉蓋4で覆われ、この炉蓋4を貫通
して上部電極6と排ガスダクト10とが設けられて直流
アーク炉1を構築している。
【0020】上部電極6は、電極支腕17の先端に設け
た電極クランプ18を介して電極支腕17に支持され、
電極支腕17の他端に連結された昇降装置(図示せず)
により、炉本体2内を昇降可能となっている。電極クラ
ンプ18には、他端を直流電源(図示せず)の陰極に接
続された上部給電導体20が接続され、又、炉底電極5
には、他端を直流電源(図示せず)の陽極に接続された
下部給電導体19が接続されて電源回路が形成される。
【0021】排ガスダクト10は、途中から排ガスダク
ト10aと排ガスダクト10bとに分岐され、排ガスダ
クト10aは予熱炉7に連結されている。そして、予熱
炉7の下流側は排ガスダクト10bと連結して1つの排
ガスダクト10cとなり、排ガスダクト10cは集塵機
(図示せず)に連結される。予熱炉7の下部にはプッシ
ャー8が設けられ、予熱炉7の直上に設けた原料装入孔
21から予熱炉7内に装入され、排ガスにて予熱された
DRIやHBIの直接還元鉄12は、プッシャー8によ
り炉本体2内に装入される。又、排ガスダクト10bに
は排ガス流量調整弁9が設けられ、排ガス流量調整弁9
の弁開度を調整することで、予熱炉7内に導入される排
ガス流量が制御される。
【0022】炉本体2と水冷パネル3との間には作業口
22が配置されており、この作業口22を通して炉本体
2内へ挿入可能な水冷ランス11が設けられ、水冷ラン
ス11からO2 ガス15の吹き込みができる構成となっ
ている。
【0023】この直流アーク炉1における操業は、先
ず、炉蓋4を外して鉄屑を炉本体2内に初装入し、直流
電流を給電しつつ、上部電極6を昇降させて上部電極6
と炉底電極5及び初装入した鉄屑との間でアーク16を
発生させる。このアーク熱により鉄屑を溶解し、溶鋼1
3を生成させる。尚、初装入として、DRIやHBIの
直接還元鉄12を鉄屑に加えても良い。この場合、直接
還元鉄12は、電力原単位を低減するために、前のヒー
トの操業時に予熱炉7内で予め予熱されたものであるこ
とが望ましい。溶鋼13の生成と共に、生石灰、蛍石等
のフラックスを炉本体2内に装入して、溶融スラグ14
を溶鋼13上に形成させ、溶鋼13の酸化を防止すると
共に溶鋼13の保温を図る。
【0024】発生する排ガスは、排ガスダクト10を経
由して予熱炉7に導入される。予熱炉7内には、DRI
又はHBIの直接還元鉄12が装入されており、排ガス
により予熱される。その際、予熱温度をDRIの場合に
は400℃以下、HBIの場合には800℃以下となる
ように、排ガス流量調整弁9の弁開度を調整する。所定
の温度に予熱された直接還元鉄12を初装入が溶解する
時期を見計らい、連続的に炉本体2内に装入する。この
ようにして、使用する鉄源の50%以上を予熱された直
接還元鉄12として装入する。
【0025】直接還元鉄12の予熱炉7内への装入は、
使用する所定量を一括して装入しても、又、炉本体2へ
供給された分を補うように、例えば、予熱炉7の収納量
の1/10〜1/20程度の量を間歇的に装入しても良
いが、多ヒートの連続操業の場合には、予熱温度が高く
且つ均一になるので後者の方が望ましい。
【0026】直接還元鉄12の炉本体2への装入時期に
は、炉本体2内に補助熱源として炭材を添加し、添加し
た炭材を、水冷ランス11から溶融スラグ14を通り溶
鋼13面に連続して吹き込まれるO2 ガス15により燃
焼させる。炭材はコークス、チャー、石炭、木炭、黒鉛
等を用いる。吹き込むO2 ガス15の量は35Nm3
ton以上とし、そして吹き込むO2 ガス15の量に対
応して、添加する炭材量を決める。即ち、DRIやHB
Iに含まれる炭素量と添加する炭材との合計の炭素量
が、吹き込まれるO2 ガス15の化学等量に等しいか、
若しくは、それ以上となるように炭材の添加量を決め
る。DRI、HBI及び炭材の含有する炭素量の合計が
2 ガス15量に比べて少ないと、溶鋼13が酸化する
ので好ましくない。
【0027】直接還元鉄12の装入が終了して溶解が完
了したら、操業の次工程、例えば酸化期や還元期等を継
続して行い、次いで、溶鋼13の温度調整や成分調整を
行なった後、出鋼口(図示せず)より出鋼して1ヒート
の操業を終了する。
【0028】尚、上記説明では、DRI又はHBIを単
独で使用する場合について説明したが、DRIとHBI
とを同時に使用する場合には、予熱炉7を2つ以上設け
てそれぞれの予熱炉7でDRI及びHBIを別々に予熱
し、その温度を所定の温度に制御することで本発明を適
用できる。又、上記説明では直流アーク炉1の場合につ
いて説明したが、交流アーク炉でも全く支障なく本発明
を適用でき、更に、上部電極6の数や、炉底電極5及び
プッシャー8の構造等の違いは、本発明の支障とならな
いことは言うまでもない。
【0029】
【実施例】
〔実施例1〕図3に示す炉容量85トンの直流アーク炉
で本発明を実施した。鉄屑38トンを炉本体に初装入し
て通電溶解後、350℃に予熱したDRIを炉本体に装
入開始し、DRIの装入開始から40分で47トンのD
RIを装入完了した。DRIの配合率は55%である。
又、DRIの炉本体への装入中、補助熱源としてコーク
スを添加し、O2 ガスを40Nm3 /ton吹き込ん
だ。そして、酸化期、還元期を経て出鋼した。この時の
電力原単位は453kWh/tonであった。又、比較
としてDRIを予熱せず、O2 ガスを25Nm3 /to
nとし、その他の条件を同一として操業を行なった。こ
の場合には、電力原単位は560kWh/tonであっ
た。
【0030】〔実施例2〕図3に示す炉容量85トンの
直流アーク炉で本発明を実施した。鉄屑25トンを炉本
体に初装入して通電溶解後、740℃に予熱したHBI
を炉本体に装入開始し、HBIの装入開始から40分で
60トンのHBIを装入完了した。HBIの配合率は7
0%である。又、HBIの炉本体への装入中、補助熱源
としてコークスを添加し、O2 ガスを40Nm3 /to
n吹き込んだ。そして、酸化期、還元期を経て出鋼し
た。この時の電力原単位は373kWh/tonであっ
た。又、比較としてHBIを予熱せず、O2 ガスを25
Nm3 /tonとし、その他の条件を同一として操業を
行なった。この場合には、電力原単位は600kWh/
tonであった。
【0031】
【発明の効果】本発明では、アーク炉から発生する排ガ
スによりDRIやHBIを、DRIやHBIの酸化する
限界まで予熱すると共に、更に、補助熱源による発熱を
有効に利用するために、DRIやHBIの配合率が50
%を超える高い配合率においても、電力原単位を大幅に
低減して溶鋼を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】酸化試験におけるDRI及びHBIの酸化増量
と予熱温度との関係を示す図である。
【図2】補助熱源燃焼用O2 ガス量の電力原単位への影
響を示す図である。
【図3】本発明の1つの実施の形態である直流アーク炉
の正面断面の概略図である。
【符号の説明】
1 直流アーク炉 2 炉本体 3 水冷パネル 4 炉蓋 5 炉底電極 6 上部電極 7 予熱炉 8 プッシャー 9 排ガス流量調整弁 10 排ガスダクト 11 水冷ランス 12 直接還元鉄 13 溶鋼 14 溶融スラグ 15 O2 ガス 16 アーク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アーク炉の排ガスにて予熱する予熱炉を
    備えたアーク炉において、直接還元鉄であるDRIを鉄
    源の50%以上に配合すると共に、前記DRIを前記予
    熱炉にて400℃以下に予熱した後にアーク炉内に連続
    的に装入することを特徴とするアーク炉操業方法。
  2. 【請求項2】 アーク炉の排ガスにて予熱する予熱炉を
    備えたアーク炉において、直接還元鉄であるHBIを鉄
    源の50%以上に配合すると共に、前記HBIを前記予
    熱炉にて800℃以下に予熱した後にアーク炉内に連続
    的に装入することを特徴とするアーク炉操業方法。
  3. 【請求項3】 コークス等の補助熱源をアーク炉内で燃
    焼させるO2 ガスを35Nm3 /ton以上吹き込むこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアーク炉
    操業方法。
  4. 【請求項4】 アーク炉からの排ガスを分岐し、予熱炉
    に導入される排ガス流量を制御して直接還元鉄の予熱温
    度を所定温度に制御することを特徴とする請求項1ない
    し請求項3の何れか1つに記載のアーク炉操業方法。
JP18083297A 1997-07-07 1997-07-07 アーク炉操業方法 Pending JPH1121607A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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