JPH11216046A - 商品陳列ユニット - Google Patents

商品陳列ユニット

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JPH11216046A
JPH11216046A JP16865598A JP16865598A JPH11216046A JP H11216046 A JPH11216046 A JP H11216046A JP 16865598 A JP16865598 A JP 16865598A JP 16865598 A JP16865598 A JP 16865598A JP H11216046 A JPH11216046 A JP H11216046A
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commodity
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 在庫管理が容易で、陳列商品の大きさ等によ
って、簡単に設計変更ができ、且つ回転ローラが間引き
できる安価な可変式の商品陳列ユニットを提供するこ
と。 【解決手段】 前方に向かって傾斜する状態に架設され
た多数のローラ11と、商品53をガイドする中間部に
設けられた側板15とを有する少なくとも2個以上を組
合わせて用いる前出しレール枠体1と、商品陳列棚の前
方部に設置する商品転落防止部2と、前記前出しレール
枠体1の位置決め用ピッチ固定板3と、から成る商品陳
列ユニットであって、前記2個以上の前出しレール枠体
1を組み合わせると共に、前記位置決め用ピッチ固定板
3のピッチを選択することにより、陳列商品53の幅寸
法に見合う前記側板15間の距離を自在に定めることを
特徴とする商品陳列ユニット10。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、店内の陳列棚に載
置して使用する陳列商品の前出しが可能な商品陳列ユニ
ットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スーパー、ドラッグストアー等の
量販店においては、図10に示す商品陳列ケース50に
多種類の商品を個々の陳列棚へ豊富に陳列しており、商
品は手前の方から売れていくため必然的に前の部分が空
くことになり、従って奥にある商品を手前に出す所謂前
出作業が必要となる。このため、種々の自動又は半自動
の前出し機能を備えた商品陳列棚又は商品陳列具が多数
提案されている。例えば、商品収納ケースの底側に前方
に向かって下り傾斜する状態に架設された多数の回転ロ
ーラを有する陳列商品取り出しユニット51がある(特
開平8−24091号公報)。
【0003】しかしながら、前記陳列商品取り出しユニ
ット51は、商品の仕切り機能を持つ両側板52a、5
2bが固定して対設されているため、この両側板で形成
される幅寸法に見合う大きさの商品を陳列できるもの
の、その幅寸法より大きい商品の陳列は、それに見合う
別途のユニットが必要である。このため、多種類の陳列
商品取り出しユニットを取り揃える必要があり、在庫管
理等が煩雑であるという問題がある。また、商品陳列ケ
ースの底側に前方に向かって下り傾斜する状態に架設さ
れた多数の回転ローラは、底側全面に配設されているた
め、制作コストの上昇は避けられないという問題があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、在庫管理が容易で、陳列商品の大きさ等によって、
簡単に設計変更ができ、且つ回転ローラが間引きできる
安価な可変式の商品陳列ユニットを提供することにあ
る。また、本発明の他の目的は、商品の幅に応じて商品
仕切り側板を自在に調整でき、且つ重心の高い商品であ
っても前方へ転落することのない円滑な自動前出しを可
能とする商品陳列ユニットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者は鋭意検討を行った結果、中間位置に商品の一側
を仕切る側板を設けた前出しレール枠体を2個組み合わ
せて、1商品列を前出しする方法とすれば、上記課題を
一挙に解決できることを見出し、本発明を完成するに至
った。
【0006】すなわち、本発明の請求項1は、前方に向
かって傾斜する状態に架設された多数のローラと、商品
をガイドする中間部に着脱可能又は着脱不可能に設けら
れた側板部とを有する少なくとも2個以上を組合わせて
用いる前出しレール枠体と、商品陳列棚の前方部に設置
する商品転落防止部と、前記前出しレール枠体の位置決
め用ピッチ固定板と、から成る商品陳列ユニットであっ
て、前記2個以上の前出しレール枠体を組み合わせると
共に、前記位置決め用ピッチ固定板のピッチを選択する
ことにより、陳列商品の幅寸法に見合う前記側板間の距
離を自在に定めることを特徴とする商品陳列ユニットを
提供するものである。かかる構成を採ることにより、2
個又は2個以上の前記前出しレール枠体を適宜に組み合
わせて、陳列商品の大きさに応じた商品陳列区画を形成
すると共に、前方に向かって下り傾斜する状態に並べ
る。これにより、1個の前出しレール枠体が有する側板
が商品の一側を仕切り、他の1個の前出しレール枠体の
側板が該商品の他の一側を仕切ることになり、2個の前
出しレール枠体で1商品列を陳列姿勢で前出しができ
る。また、在庫管理が容易で、陳列商品の大きさ等によ
って、簡単に設計変更ができる。また、幅広底面を有す
る缶詰のように中間部で当接する必要がない商品につい
ては、2個の前出しレール枠体を離して設置すればよ
く、回転ローラが間引きでき安価な商品陳列ユニットと
することができる。
【0007】また、請求項2は、前方に向かって傾斜す
る状態に架設された多数のローラと、商品をガイドする
中間部に着脱可能又は着脱不可能に設けられた側板部と
を有する少なくとも2個以上を組合わせて用いる前出し
レール枠体と、商品陳列棚の前方部に設置する商品転落
防止部と、前記前出しレール枠体の位置決め用スライド
板と、から成る商品陳列ユニットであって、前記2個以
上の前出しレール枠体を組み合わせると共に、前記位置
決め用スライド板の係合位置を選択することにより、陳
列商品の幅寸法に見合う前記側板間の距離を自在に定め
ることを特徴とする商品陳列ユニットを提供するもので
ある。かかる構成を採ることにより、微妙な商品仕切り
幅の調整を商品を載置したまま行うことが可能となる。
【0008】また、本発明の請求項3は、前方に向かっ
て傾斜する状態に架設された多数のローラと、商品をガ
イドする中間部に着脱可能又は着脱不可能に設けられた
側板部と、前方端部に形成される係合突状部とを有する
少なくとも2個以上を組合わせて用いる前出しレール枠
体と、商品陳列棚の前方部に設置する前記係合突状部と
係合する係合溝を有する商品転落防止部と、から成る商
品陳列ユニットであって、前記2個以上の前出しレール
枠体を組み合わせると共に、前記商品転落防止部の係合
位置を選択することにより、陳列商品の幅寸法に見合う
前記側板間の距離を自在に定めることを特徴とする商品
陳列ユニットを提供するものである。かかる構成を採る
ことにより、位置決め用ピッチ固定板を使用することな
く前記請求項1記載の発明と同様の効果を奏することが
できる。
【0009】また、本発明の請求項4は、請求項1〜3
に記載の商品陳列ユニットに、更に、前方に向かって傾
斜する状態に架設された多数のローラと、商品をガイド
する片側端部に着脱可能又は着脱不可能に設けられた側
板とを有する前出しレール枠体を備えることを特徴とす
る。かかる構成を採ることにより、前記請求項1〜3記
載の発明と同様の効果を奏する他、商品をガイドする片
側端部に設けられた側板を有する前出しレール枠体を、
側板が陳列棚の両側端になるように用いれば、陳列スペ
ースの遊びを無くすことができ、陳列面積を十分に活用
できる。
【0010】また、本発明の請求項5は、請求項1〜4
に記載の商品陳列ユニットにおいて、前記側板部が、板
材又は線材で構成されたことを特徴とする。かかる構成
を採ることにより、前記請求項1〜3記載の発明と同様
の効果を奏する他、商品陳列ユニットが採り得るバリエ
ーションの幅が増え、模様替えの選択の余地が増す。
【0011】また、本発明の請求項6は、請求項1〜5
に記載の商品陳列ユニットにおいて、前記商品転落防止
部が、商品転落防止板を着脱可能に支持する係合溝を有
することを特徴とする。かかる構成を採ることにより、
前記請求項1〜5記載の発明と同様の効果を奏する他、
陳列商品の大きさ、重量等に応じた商品転落防止板を取
り付けることができ、商品の転落を確実に防止できると
共に、安全で見栄えのよい商品陳列棚とすることができ
る。
【0012】また、本発明の請求項7は、請求項6に記
載の商品陳列ユニットにおいて、前記商品転落防止板
が、該商品転落防止板の上方部が商品側に屈曲し、上方
部側で商品と当接する構造であることを特徴とする。か
かる構成を採ることにより、前記請求項6記載の発明と
同様の効果を奏する他、背及び重心が高く、下方部にく
びれを有するペットボトル商品を比較的高い位置で且つ
後方へ押すため、前方に転落することもない。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態における商品
陳列ユニットを図1及び図2を参照して説明する。図1
は商品陳列ユニットの使用状態を示す斜視図であり、図
2は図1の商品陳列ユニットの各構成部を分解した斜視
図である。
【0014】商品陳列ユニット10は一対の前出しレー
ル枠体1a、1bと、位置決め用ピッチ固定板3と、商
品転落防止部2とから構成される。前出しレール枠体1
aは薄板から成る左右の外側枠部19、19と、中間部
に位置する側板に支持される側板15とでローラ配設部
45を2区画する本体部44と、端部に係合突状部42
を有する前方部41とから構成され、全体は前方に向か
って下り傾斜する所謂滑り台状である。
【0015】側板支持部18は、その上縁から上方部が
開口する略円筒形に切り込まれた軸受穴181が所定の
間隔毎に多数設けられ、また、側板15の係合部17a
が係合する係合穴17bが所定の間隔毎に設けられてい
る。側板15は断面が逆T次状であり、後端部には側板
支持部18への嵌め込みを容易にする位置決め板16
が、底面部の裏面には5個の係合部17aが所定の間隔
でそれぞれ形成されている。この側板15は、商品の陳
列姿勢の一側を仕切る機能とローラ軸13の飛び出しを
防止する押さえ板の機能の双方を有する。
【0016】ローラ配設部45には、商品53を前方に
スライドさせるように回動可能に架設された多数個のロ
ーラ11を配設する。ローラ11はローラ本体14と、
両端にローラ本体14より小径のローラ軸13から成
り、左右の外側枠部19、19に形成された軸穴12及
び軸受穴181にローラ軸13を軸支することにより2
区画のローラ配設群が形成される。ローラを配設した後
は、側板15が側板支持部18に嵌め込まれ、これによ
り、前方に向けて下降傾斜する状態で回動可能に架設さ
れた多数個のローラ群が形成される。
【0017】位置決め用ピッチ固定板3は平板状の基板
31上に多数の突起を左右に並べた前方突起部32と後
方突起部33を有する。この突起部は隣接する突起間
(ピッチ)で溝を形成し、この溝部に薄板から成る外側
枠部19を挿入することにより前出しレール枠体を固定
する。また、基板31の一端部には他の位置決め用ピッ
チ固定板3を連結する連結手34が形成され、種々の横
幅を有する陳列棚に対応できるようになっている。
【0018】商品転落防止部2は、商品陳列棚の前方部
に設置されるもので、商品転落防止板23が着脱可能に
係合する係合溝24を有する商品転落防止部本体21
と、商品転落防止部本体21の裏面に貼付され商品転落
防止部2を陳列棚に固定するマグネットシートと、商品
転落防止部本体21の底面より後方へ延出する前出しレ
ール枠体の前方部41と当接するベロ状の当接部25
と、係合溝24に隣接し前出しレール枠体の係合突状部
42と係合する係合溝26とから構成されている。商品
転落防止板23は、透明な横長のアクリル樹脂製板材で
あり、係合溝24により着脱可能に支持される。
【0019】上記の如く構成された商品陳列ユニット1
0を使用する方法を次に示す。前方に向けて下降傾斜す
る状態で回動可能に架設された多数個のローラ群を配設
し、且つ中間部に側板を設けた2個の前出しレール枠体
1a、1bを準備する。次に、陳列棚板上のほぼ中央部
に位置決め用ピッチ固定板3を陳列幅に並べる。次に、
2個の前出しレール枠体1a、1bを組み合わせると共
に、位置決め用ピッチ固定板3のピッチを選択すること
により、陳列商品の幅寸法に見合う側板間の距離を定め
て組付ける。次に、商品転落防止板23を係合溝24に
取り付ければよい。なお、前出しレール枠体1a、1b
の前方部の係合突状部42を係合溝26に係合させてお
くと、ユニット全体の組付けが強固になると共に、陳列
棚に安定して固定できる。図1では、更に、もう1個の
前出しレール枠体1cを設けて、3個の前出しレール枠
体1a、1b、1cとし、2列の陳列商品の前出しを行
うように組付けてある。かかる構成を採る本実施の形態
では、1個の前出しレール枠体が有する側板が商品の一
側を仕切り、他の1個の前出しレール枠体の側板が該商
品の他の一側を仕切ることになり、2個の前出しレール
枠体で1商品列を陳列姿勢で前出しすることができる。
また、在庫管理が容易で、陳列商品の大きさ等によっ
て、簡単に設計変更ができる。また、幅広底面を有する
缶詰のように中間部で当接する必要がない商品について
は、2個の前出しレール枠体を離して設置すればよく、
回転ローラが間引きでき安価な商品陳列ユニットとする
ことができる。また、陳列商品の大きさ、重量等に応じ
た商品転落防止板を取り付けることができ、商品の転落
を確実に防止できると共に、安全で見栄えのよい商品陳
列棚とすることができる。
【0020】前記前出しレール枠体において、ローラ配
設部と中間部に位置する側板の位置関係としては、特に
制限されず無数にあるが、例えば、図3〜図5のものが
挙げられる。また、ローラ配設部と片側端部に設けられ
た側板の位置関係としては、図6のものが挙げられる。
図3〜図6は前出しレール枠体の横断面を模式的に示し
た図である。図3中、11はローラ、20は前出しレー
ル枠体本体、201はローラ支持板、19は枠体の外側
枠部を示す。前出しレール枠体1d、1eは、中間部の
やや左側に側板15を設け、その左側に単列のローラ群
を配設し、側板15の右側にはローラ支持板201を挟
んで2列のローラ群を配設したもので、これを少し離間
した状態に組合わせて、商品53を載置している。
【0021】また、図4において、図3と同一要素には
同一記号を付して、その説明を省略し異なる点について
のみ説明する。すなわち、図4の前出しレール枠体1f
において、図3と異なる点は2個の前出しレール枠体の
組合わせを省略し簡略的に1個の前出しレール枠体のみ
を示した点及び側板15の右側のローラ群の配設を単列
にした点にある。
【0022】また、図5において、図3と同一要素には
同一記号を付して、その説明を省略し異なる点について
のみ説明する。すなわち、図5の前出しレール枠体1g
において、図3と異なる点は2個の前出しレール枠体の
組合わせを省略し簡略的に1個の前出しレール枠体のみ
を示した点及び中間に側板15を設け、その左右両側に
はローラ支持板201を挟んで2列のローラ群をそれぞ
れ配設した点にある。
【0023】また、図6において、図3と同一要素には
同一記号を付して、その説明を省略し異なる点について
のみ説明する。すなわち、図6は陳列棚の左右両端部に
おいて用いられるもので、枠体の一方の外側枠部19に
側板15を形成させる。これを、図3〜図5に示すよう
な中間部に側板を設けた前出しレール枠体と組合わせれ
ば、陳列棚の陳列面積を有効に使用できる。
【0024】前記少なくとも2個の前出しレール枠体1
及び位置決め用ピッチ固定板3又は前方係合関係42、
26を組合わせて固定する態様としては、例えば、図7
〜図10に示す態様が挙げられる。図7〜図10は本発
明の商品陳列ユニットの使用状態の平面図を模式的に表
した図である。図7は3個の前出しレール枠体1a、1
b、1cの前方部を位置決め用ピッチ固定板3で固定し
た態様である。また、図8は3個の前出しレール枠体1
a、1b、1cの中間部を位置決め用ピッチ固定板3で
固定した態様である。また、図9は3個の前出しレール
枠体1a、1b、1cの前方部に形成された係合突状部
42と商品転落防止部の係合溝26とを係合させること
により固定した態様である。また、図10は図8の態様
の変形で、寸法調節用ピッチ固定板4を前出しレール枠
体の前方部に係合させることにより、奥行き寸法の大き
い棚に適用できるようにしたものである。すなわち、図
11は寸法調節用ピッチ固定板4の一部を示したもの
で、この固定板4は前出しレール枠体1a、1b、1c
の前方部が係合する係合部5と、やや前方傾斜であり前
方に前後方向に多数の溝部を有する延長部6と、商品転
落防止部2を有する。また、当該商品転落防止部2はあ
っても無くてもよく、横幅は前出しレール枠体1と同等
幅から棚幅まで任意の寸法を採ることができる。また、
図では省略するが、図9の固定態様に図7、図8又は図
10の固定態様を組合わせる態様が挙げられる。
【0025】本発明の他の実施の形態における商品陳列
ユニットを図12〜図15を参照して説明する。図12
〜図14は商品陳列ユニットの使用状態を示す斜視図で
あり、図15は図14で使用する商品転落防止板の作用
を説明する模式図である。
【0026】図12及び図13中、図1及び図2と同一
構成要素には同一符号を付してその説明を省略し、異な
る点についてのみ主に説明する。すなわち、図12につ
いて、その主に異なる点は、嵌め込み型側板15を着脱
可能な板材15aとした点及び位置決め用ピッチ固定板
を位置決め用スライド板3aとした点である。このた
め、枠体本体の後方には板材15aの嵌め込み用溝16
1が形成され、側板支持部18には板材15aの嵌め込
み用溝17cが形成されている。板材15aで形成され
る側板部は矩形状の樹脂製であり、嵌め込み部153と
商品仕切り部151とが溝152で区画されている。ま
た、位置決め用スライド板3aは断面が楔形の本体部3
2に前出しレール枠体1a、1b、1cが左右にスライ
ド自在となるよう溝31が形成されている。これによ
り、枠体の係合位置を商品の幅に応じて任意の位置に設
定できる。また、本商品陳列ユニットは図では省略する
商品転落防止部と組み合わせて使用される。図13は、
図12の側板の板材を線材15bとした点が異なる以外
は図12と同様である。線材15bからなる側板部は、
枠体の溝161及び17cに着脱可能な略コ字形であ
り、本体部156、係合部154及び補強材155とか
ら構成されている。
【0027】図14中、図1及び図2と同一構成要素に
は同一符号を付してその説明を省略し、異なる点につい
てのみ主に説明する、すなわち、図14について、その
主に異なる点は、枠体の形状、商品転落防止板及び寸法
調整用ピッチ固定板である。すなわち、図14の前出し
レール枠体1A、1Bの形状は傾斜の無い薄い箱状の枠
体であり、設置は傾斜角αを有する棚板40上に載置さ
れる。また、商品転落防止板23Aは商品転落防止板2
3Aの上方部27が商品側に屈曲し、上方部側で商品と
当接する当接部28が設けられている。商品転落防止板
23Aはこのような構造を有するため、従来、背の高い
ペットボトル商品53aでは転落の危険性があったが、
商品53aの高い点532で商品と当接するため、転落
の危険性が無い(図15)。また、前出しレール枠体1
A、1Bの位置決めは商品転落防止部と一体に形成され
る寸法調整用ピッチ固定板4で行う。
【0028】図15中、図1及び図2と同一構成要素に
は同一符号を付してその説明を省略し、異なる点につい
てのみ主に説明する、すなわち、図15について、その
主に異なる点は、商品転落防止部である。すなわち、図
15の商品転落防止部2は、寸法調整用ピッチ固定板
4、側板15aが係合する前方側板係合溝部25a及び
商品転落防止板係合溝24を備える。また、寸法調整用
ピッチ固定板4及び前方側板係合溝部25aの横端部に
は結合手34aを形成している。また、商品転落防止部
2に着脱可能に支持される商品転落防止板23Aは前記
図4のものと同様の作用を示す。
【0029】本発明の商品陳列ユニットは上記実施の形
態に制限されず、種々の形態を採り得る。前記前出しレ
ール枠体が薄い箱状の枠体であって、これを下方に傾斜
する陳列棚に設置する方法以外に、該薄い箱状の枠体の
後方裏面に厚さ数cmの板材を張り付け所謂下駄を履かせ
ることにより水平姿勢の陳列棚に設置する方法等が挙げ
られる。また、前記前出しレール枠体において、中間部
に側板を形成させる方法としては、上記実施の形態にお
ける嵌め込み方法の他、図3〜図6に示すように、枠体
本体20に一体に形成されたものであってもよい。この
場合、ローラの設置方法としては、枠体本体20に一体
に形成された側板15に軸受穴を形成し、これにローラ
軸を嵌め込めばよい。
【0030】本発明の商品陳列ユニットが使用される陳
列棚としては、特に制限されないが、例えば、図16に
示すような商品陳列ケース50の陳列棚及びスーパー並
びにドラッグストア等のゴンドラ等の水平棚、下方に傾
斜する棚等が挙げられる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、2個又は2個以上の前
記前出しレール枠体を適宜に組み合わせて、陳列商品の
大きさに応じた商品陳列区画を形成すると共に、前方に
向かって下り傾斜する状態に並べる。これにより、1個
の前出しレール枠体が有する側板が商品の一側を仕切
り、他の1個の前出しレール枠体の側板が該商品の他の
一側を仕切ることになり、2個の前出しレール枠体で1
商品列を陳列姿勢で前出しができる。特に、位置決めス
ライド板を用いれば、前出しレール枠体上に商品を乗せ
たまま微妙な幅の設定が可能である。また、在庫管理が
容易で、陳列商品の大きさ等によって、簡単に設計変更
ができる。また、幅広底面を有する缶詰のように中間部
で当接する必要がない商品については、2個の前出しレ
ール枠体を離して設置すればよく、回転ローラが間引き
でき安価な商品陳列ユニットとすることができる。さら
に、背が高く重心の高い商品の前出しであっても前方へ
の転落の恐れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における商品陳列ユニット
の使用状態を示す斜視図である。
【図2】図1の商品陳列ユニットの分解図である。
【図3】本発明で使用する実施の形態における前出しレ
ール枠体の横断面を模式的に示した図である。
【図4】本発明で使用する他の実施の形態における前出
しレール枠体の横断面を模式的に示した図である。
【図5】本発明で使用する他の実施の形態における前出
しレール枠体の横断面を模式的に示した図である。
【図6】本発明で使用する他の実施の形態における前出
しレール枠体の横断面を模式的に示した図である。
【図7】本発明の商品陳列ユニットの使用状態の平面図
を模式的に表した図である。
【図8】本発明の商品陳列ユニットの他の使用状態の平
面図を模式的に表した図である。
【図9】本発明の商品陳列ユニットの他の使用状態の平
面図を模式的に表した図である。
【図10】本発明の商品陳列ユニットの他の使用状態の
平面図を模式的に表した図である。
【図11】図10の固定態様で使用する寸法調節用ピッ
チ固定板の一部の斜視図である。
【図12】本発明の他の実施の形態における商品陳列ユ
ニットの組立状態を示す斜視図である。
【図13】本発明の他の実施の形態における商品陳列ユ
ニットの組立状態を示す斜視図である。
【図14】本発明の他の実施の形態における商品陳列ユ
ニットの使用状態を示す斜視図である。
【図15】本発明の他の実施の形態における商品陳列ユ
ニットの使用状態を示す斜視図である。
【図16】商品転落防止板の作用を説明する模式図であ
る。
【図17】本発明の商品陳列ユニットが使用される陳列
ケースの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 一対の前出しレール枠体 1a、1b、1c、1d、1e、1f、1g、1h、1
A、1B前出しレール枠体 2 商品転落防止部 3 位置決め用ピッチ固定板 3a 位置決め用スライド板 4 寸法調節用ピッチ固定板 10 商品陳列ユニット 11 ローラ 12 軸穴 13 ローラ軸 14 ローラ本体 15 側板 16 位置決め用板 17a 係合部 17b 係合穴 18 側板支持部 19 外側枠部 20 枠体本体 22 マグネットシート 23、23A商品転落防止板 24 商品転落防止板係合溝 31 基板 32 前方突起部 33 後方突起部 34 連結手 42 係合突状部 45 ローラ配設部 201 ローラ支持板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方に向かって傾斜する状態に架設され
    た多数のローラと、商品をガイドする中間部に着脱可能
    又は着脱不可能に設けられた側板部とを有する少なくと
    も2個以上を組合わせて用いる前出しレール枠体と、 商品陳列棚の前方部に設置する商品転落防止部と、 前記前出しレール枠体の位置決め用ピッチ固定板と、か
    ら成る商品陳列ユニットであって、前記2個以上の前出
    しレール枠体を組み合わせると共に、前記位置決め用ピ
    ッチ固定板のピッチを選択することにより、陳列商品の
    幅寸法に見合う前記側板間の距離を自在に定めることを
    特徴とする商品陳列ユニット。
  2. 【請求項2】 前方に向かって傾斜する状態に架設され
    た多数のローラと、商品をガイドする中間部に着脱可能
    又は着脱不可能に設けられた側板部とを有する少なくと
    も2個以上を組合わせて用いる前出しレール枠体と、 商品陳列棚の前方部に設置する商品転落防止部と、 前記前出しレール枠体の位置決め用スライド板と、から
    成る商品陳列ユニットであって、前記2個以上の前出し
    レール枠体を組み合わせると共に、前記位置決め用スラ
    イド板の係合位置を選択することにより、陳列商品の幅
    寸法に見合う前記側板間の距離を自在に定めることを特
    徴とする商品陳列ユニット。
  3. 【請求項3】 前方に向かって傾斜する状態に架設され
    た多数のローラと、商品をガイドする中間部に着脱可能
    又は着脱不可能に設けられた側板部と、前方端部に形成
    される係合突状部とを有する少なくとも2個以上を組合
    わせて用いる前出しレール枠体と、 商品陳列棚の前方部に設置する前記係合突状部と係合す
    る係合溝を有する商品転落防止部と、から成る商品陳列
    ユニットであって、前記2個以上の前出しレール枠体を
    組み合わせると共に、前記商品転落防止部の係合位置を
    選択することにより、陳列商品の幅寸法に見合う前記側
    板間の距離を自在に定めることを特徴とする商品陳列ユ
    ニット。
  4. 【請求項4】 更に、前方に向かって傾斜する状態に架
    設された多数のローラと、商品をガイドする片側端部に
    着脱可能又は着脱不可能に設けられた側板とを有する前
    出しレール枠体を備えることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれか1項記載の商品陳列ユニット。
  5. 【請求項5】 前記側板部が、板材又は線材で構成され
    たものである請求項1〜4のいずれか1項に記載の商品
    陳列ユニット。
  6. 【請求項6】 前記商品転落防止部が、商品転落防止板
    を着脱可能に支持する係合溝を有するものである請求項
    1〜5のいずれか1項に記載の商品陳列ユニット。
  7. 【請求項7】 前記商品転落防止板が、該商品転落防止
    板の上方部が商品側に屈曲し、上方部側で商品と当接す
    る構造である請求項6記載の商品陳列ユニット。
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