JPH11215898A - 励磁装置 - Google Patents

励磁装置

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JPH11215898A
JPH11215898A JP10009628A JP962898A JPH11215898A JP H11215898 A JPH11215898 A JP H11215898A JP 10009628 A JP10009628 A JP 10009628A JP 962898 A JP962898 A JP 962898A JP H11215898 A JPH11215898 A JP H11215898A
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JP
Japan
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voltage
signal
deviation
output
set value
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JP10009628A
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English (en)
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Masahiko Shibata
雅彦 柴田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】同期機の運転状態が過渡状態のときに追従速度
を抑え、運転状態が定常状態のときに追従性を高める。 【解決手段】この励磁装置は、同期機1の運転状態が定
常状態か過渡状態かを判別して過渡状態のときに定常状
態判別信号Vstをオフ出力し、定常状態のときに定常状
態判別信号Vstをオン出力する定常状態判別器21と、
この定常状態判別器21から出力された定常状態判別信
号Vstに応じて関数発生器20aからの磁電圧設定値変
化率信号Vrrfaまたは関数発生器20bからの磁電圧設
定値変化率信号Vrrfbを切り替えて界磁電圧設定器14
へ出力する切替器22aとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は同期機を励磁する励
磁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、同期機を励磁する励磁装置
は、同期機の運転で得られた出力電圧を検出して同期機
を励磁制御する、いわゆるフィードバック制御を行って
いるが、過渡状態と定常状態の各運転状態における追従
性(応答性)に難があり改善が望まれている。
【0003】ここで、図8、図9を参照して従来の励磁
装置について説明する。まず図8に従来の励磁装置の第
1の例を示す。図8において、1は同期機である。この
同期機1は出力電圧Vg を励磁変圧器2及び電圧変成器
6に供給する。励磁変圧器2は供給された出力電圧Vg
を所定の励磁電圧Vacに変換してサイリスタ整流器3に
出力する。電圧変成器6に供給された出力電圧Vg は変
成されて電圧検出器5に供給される。電圧検出器5は、
電圧変成器6によって変成された出力電圧Vg を検出し
てこれを電圧信号Vg1として偏差検出器7に出力する。
この偏差検出器7には上記電圧信号Vg1と電圧設定器8
からの電圧設定値Vr とが入力される。偏差検出器7
は、これらの差をとり、電圧偏差信号Ve として増幅器
9に出力する。この増幅器9は、入力された電圧偏差信
号Ve を所定のゲインで増幅し電圧偏差増幅信号Veaと
して位相補償器10に出力する。この位相補償器10
は、入力された電圧偏差増幅信号Veaに対して所定の位
相補償を行い位相制御信号Va を切替器11に出力す
る。界磁電圧検出器12は、サイリスタ整流器3から入
力された出力電圧Vf を整流し界磁電圧信号Vf1として
偏差検出器13に出力する。偏差検出器13には、上記
界磁電圧信号Vf1と界磁電圧設定器14からの界磁電圧
設定値Vrfとが入力される。偏差検出器13は、これら
の差をとり、界磁電圧偏差信号Vefとして増幅器15に
出力する。増幅器15は、入力された界磁電圧偏差信号
Vefを所定のゲインで増幅し界磁電圧偏差増幅信号Vea
f として位相補償器16に出力する。位相補償器16
は、入力された界磁電圧偏差増幅信号Veaf に対して所
定の位相補償を行い位相制御信号Vafとして切替器11
に出力する。切替器11には、位相制御信号Va と位相
制御信号Vafとが入力されて現在選択されている調整系
の位相制御信号を位相制御信号VAとしてパルス発生器
17に出力する。パルス発生器17は、入力された位相
制御信号VAに基づきサイリスタ整流器3に点弧パルス
Pを出力する。サイリスタ整流器3は、入力された点弧
パルスPに対応して励磁電圧Vacを整流し同期機1の界
磁巻線18に界磁電流If を供給する。偏差検出器19
には、位相補償器10からの位相制御信号Va と位相補
償器16からの位相制御信号Vafとが入力される。偏差
検出器19は、入力された位相制御信号Va 、Vafどう
しの差をとり、偏差信号Vemとして関数発生器20に出
力する。関数発生器20は入力された偏差信号Vemの大
きさに応じて界磁電圧設定値変化率信号Vrrf を界磁電
圧設定器14に出力する。界磁電圧設定器14は、入力
された界磁電圧設定値変化率信号Vrrf に基づく変化率
で界磁電圧設定値Vrfを増減する。 このような従来の
励磁装置では、切替器11が位相制御信号Va を選択
し、同期機1の出力電圧Vg が電圧設定値Vr に基づい
て一定に制御されている状態で、関数発生器20が出力
する界磁電圧設定値変化率信号Vrrf を界磁電圧設定器
14が受け、この界磁電圧設定値変化率信号Vrrf に基
づいた変化率で界磁電圧設定値Vrfを増減させることで
偏差検出器13、増幅器15及び位相補償器16を介し
て供給される位相制御信号Vafが位相制御信号Va に追
従するように制御される。
【0004】次に、図9に従来の励磁装置の第2の例を
示す。この図9の励磁装置と上記図8の励磁装置との相
違点は、関数発生器20が偏差信号Vemを入力し偏差信
号Vemの大きさに応じて電圧設定値変化率信号Vrrを電
圧設定器8に出力する点である。電圧設定器8は電圧設
定値変化率信号Vrrに応じた変化率で電圧設定値Vr を
増減する。
【0005】この図9の励磁装置の場合、切替器11が
位相制御信号Vafを選択し、同期機1の界磁電圧Vf が
界磁電圧設定値Vrfに基づいて一定に制御されている状
態で、関数発生器20が出力する電圧設定値変化率信号
Vrrに基づいて電圧設定器8が電圧設定値Vr を増減さ
せることで偏差検出器7、増幅器9及び位相補償器10
を介して供給されるが電圧設定値Vr を増減させること
で、位相制御信号Vaが位相制御信号Vafに追従するよ
うに制御される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の励磁装置には以下のような問題がある。
【0007】すなわち、上述した第1の従来例では、関
数発生器20は偏差信号Vemに応じた一定の界磁電圧設
定値変化率信号Vrrf を界磁電圧設定器14へ出力する
が、電圧変成器6あるいは電圧検出器5などの異常で電
圧信号Vg1の値が異常値となった場合、この異常を励磁
装置自体が検出して切替器11が選択する信号を位相制
御信号Va から位相制御信号Vafに切り替える間に界磁
電圧設定器が界磁電圧設定値Vrfの値を大きく変化させ
ることは、制御上、好ましいことではなく、また同期機
1の運転が過渡状態のときも界磁電圧設定器が界磁電圧
設定値Vrfの値を大きく変化させることも好ましくはな
い。
【0008】このような理由から関数発生器20が出力
する界磁電圧設定値変化率信号Vrrf の絶対値は所定の
値以下に設定されている。このため定常運転時の界磁電
圧設定値Vrfの追従速度も所定の値以下に抑えられるこ
とになり、定常運転時の追従速度を速くしようとして
も、所定の値以上に速くすることができないという問題
があった。
【0009】また、上述した第2の従来例では、関数発
生器20は偏差信号Vemに応じた一定の電圧設定値変化
率信号Vrrを電圧設定器へ出力するが、同期機1の運転
が過渡状態のときに電圧設定値Vr の値を大きく変化さ
せることは好ましくない。このため関数発生器20が出
力する電圧設定値変化率信号Vrrの絶対値は所定の値以
下に設定されている。このため定常運転時の電圧設定値
Vr の追従速度も上記同様に所定の値以下に抑えられる
ことになり、定常運転時に追従速度を速くしようとして
も、所定の値以上に速くすることができないという問題
があった。
【0010】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、過渡状態での不要な追従を抑えながら
も定常状態における追従性を高めることのできる励磁装
置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明は、同期機の励磁量を増減
する励磁量増減手段と、前記同期機の運転状態が定常状
態か過渡状態かを判別する運転状態判別手段と、前記同
期機から出力された出力電圧を検出し前記出力電圧が予
め定められた電圧設定値と一致するように前記励磁量増
減手段に対する位相制御信号を出力する出力電圧調整系
と、前記同期機に供給する界磁電圧が予め定められた界
磁電圧設定値と一致するように前記励磁量増減手段に対
する位相制御信号を出力する界磁電圧調整系と、前記出
力電圧調整系から出力される位相制御信号と前記界磁電
圧調整系から出力される位相制御信号との偏差をなくす
ように偏差信号を出力する位相補償系と、前記位相補償
系から出力された偏差信号の大きさ及び前記運転状態判
別手段により判別された運転状態に応じて前記界磁電圧
調整系または前記出力電圧調整系のいずれかの電圧設定
値を増減させる変化率を可変する電圧設定値変化率可変
手段と具備したことを特徴としている。
【0012】この請求項1記載の発明では、同期機の運
転状態が定常状態か過渡状態かを判別し各運転状態に応
じて界磁電圧設定値を増減させる変化率を可変するの
で、それぞれの運転状態に適した変化率で電圧設定を行
うことができる。
【0013】例えば電圧信号Vg1が異常値となったと
き、または同期機の運転状態が過渡的に変化していると
きは界磁電圧設定値Vrfの追従速度を遅くして不要追従
を防ぐと共に、運転状態が定常状態になったときには界
磁電圧設定値Vrfの追従速度を速くし位相制御信号Va
と位相制御信号Vafを速やかに一致させることができ
る。 請求項2記載の発明は、同期機の励磁量を増減す
る励磁量増減手段と、前記同期機の出力電圧が予め定め
られた電圧設定値と一致するように前記励磁量増減手段
に対する出力電圧を生成しこの出力電圧と前記電圧設定
値との偏差に定常ゲインを乗じて電圧偏差増幅信号を出
力する出力電圧調整系と、前記同期機の界磁電圧が予め
定められた界磁電圧設定値と一致するように前記励磁量
増減手段に対する界磁電圧を生成しこの界磁電圧と界磁
電圧設定値との偏差に定常ゲインを乗じて電圧偏差増幅
信号を出力する界磁電圧調整系と、前記同期機の運転状
態が定常状態か過渡状態かを判別する運転状態判別手段
と、前記出力電圧調整系から出力される電圧偏差増幅信
号と前記界磁電圧調整系から出力される電圧偏差増幅信
号との偏差をなくすように偏差信号を出力する位相補償
系と、前記位相補償系から出力された偏差信号の大きさ
及び前記運転状態判別手段により判別された運転状態に
応じて前記界磁電圧調整系または前記出力電圧調整系の
いずれかの電圧設定値を増減させる変化率を可変する電
圧設定値変化率可変手段を具備したことを特徴してい
る。
【0014】この請求項2記載の発明では、出力電圧調
整系から出力される電圧偏差増幅信号と界磁電圧調整系
から出力される電圧偏差増幅信号との偏差をなくすよう
に位相補償系が偏差信号を出力すると、その偏差信号の
大きさ及び運転状態判別手段により判別された運転状態
に応じて界磁電圧調整系または出力電圧調整系のいずれ
かの電圧設定値を増減させる変化率を可変するので、例
えば電圧信号Vg1が異常値となったとき、または同期機
の運転状態が過渡的に変化しているときは界磁電圧設定
値Vrfの追従速度を遅くして不要追従を防ぐと共に、運
転状態が定常状態になったときには界磁電圧設定値Vrf
の追従速度を速くし電圧偏差増幅信号Veaと界磁電圧偏
差増幅信号Veaf を速やかに一致させることができる。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項2記載の励
磁装置において、前記位相補償系は、前記電圧調整系に
ついての電圧偏差増幅信号の位相補償を行い前記励磁量
増減手段へ出力する第1の位相補償器と、前記界磁電圧
調整系についての電圧偏差増幅信号の位相補償を行い前
記励磁量増減手段へ出力する第2の位相補償器と、前記
出力電圧調整系から出力された電圧偏差増幅信号と前記
界磁電圧調整系から出力された電圧偏差増幅信号との偏
差を検出して互いの偏差を無くすような偏差信号を前記
電圧設定値変化率可変手段へ出力する偏差検出器と、前
記運転状態判別手段により定常状態と判別された場合、
前記界磁電圧調整系及び前記出力電圧調整系から出力さ
れた電圧偏差増幅信号のうち、いずれか一方を前記第1
及び第2の位相補償器へ入力するよう切り替える切替手
段とを具備したことを特徴としている。
【0016】請求項3記載の発明の場合、運転状態判別
手段により同期機の運転状態が定常状態と判別された場
合、界磁電圧調整系及び出力電圧調整系から出力された
電圧偏差増幅信号のうち、いずれか一方を第1及び第2
の位相補償器へ入力するよう切替手段が切り替えるの
で、第1及び第2の位相補償器からそれぞれ出力される
励磁量増減手段への位相制御信号が速やかに一致するよ
うになり、同期機の運転状態が定常状態での追従速度を
向上することができる。
【0017】すなわち、上記各発明では、同期機の運転
状態を定常状態と過渡状態との2つの状態として判別
し、それぞれの運転状態に応じて界磁電圧調整系、また
は出力電圧調整系のいずれか一方の追従速度を可変させ
ることにより、同期機の運転状態が過渡状態での追従速
度を抑えながらも定常状態における追従性を高めること
ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明の第1実施形
態の励磁装置の構成を示す図である。図1において、1
は同期機である。この同期機1の出力電圧Vg は励磁変
圧器2により所定の励磁電圧Vacに変換されてサイリス
タ整流器3に供給される。励磁制御装置4では電圧検出
器5が電圧変成器6を介して同期機1の出力電圧Vgを
検出してこれを電圧信号Vg1として偏差検出器7に出力
する。この偏差検出器7には上記電圧信号Vg1と電圧設
定器8からの電圧設定値Vr とが入力される。偏差検出
器7は、これらの差をとり、電圧偏差信号Ve として増
幅器9に出力する。この増幅器9は、入力された電圧偏
差信号Ve を所定のゲインで増幅し電圧偏差増幅信号V
eaとして位相補償器10に出力する。この位相補償器1
0は、入力された電圧偏差増幅信号Veaに対して所定の
位相補償を行い位相制御信号Vaを切替器11に出力す
る。界磁電圧検出器12は、サイリスタ整流器3から入
力された出力電圧Vf を整流し界磁電圧信号Vf1として
偏差検出器13に出力する。偏差検出器13には、上記
界磁電圧信号Vf1と界磁電圧設定器14からの界磁電圧
設定値Vrfとが入力される。偏差検出器13は、これら
の差をとり、界磁電圧偏差信号Vefとして増幅器15に
出力する。増幅器15は、入力された界磁電圧偏差信号
Vefを所定のゲインで増幅し界磁電圧偏差増幅信号Vea
f として位相補償器16に出力する。位相補償器16
は、入力された界磁電圧偏差増幅信号Veaf に対して所
定の位相補償を行い位相制御信号Vafとして切替器11
に出力する。切替器11には、位相制御信号Va と位相
制御信号Vafとが入力されて現在選択されている調整系
の位相制御信号を位相制御信号VAとしてパルス発生器
17に出力する。パルス発生器17は、入力された位相
制御信号VAに基づきサイリスタ整流器3に点弧パルス
Pを出力する。サイリスタ整流器3は、入力された点弧
パルスPに対応して励磁電圧Vacを整流し同期機1の界
磁巻線18に界磁電流If を供給する。偏差検出器19
には、位相補償器10からの位相制御信号Va と位相補
償器16からの位相制御信号Vafとが入力される。偏差
検出器19は、入力された位相制御信号Va 、Vafどう
しの差をとり、偏差信号Vemとして関数発生器20a、
20bに出力する。関数発生器20aは、入力された偏
差信号Vemの大きさに応じた界磁電圧設定値変化率信号
Vrrfaを切替器22aに出力する。また関数発生器20
bは、入力された偏差信号Vemの大きさに応じた界磁電
圧設定値変化率信号Vrrfbを切替器22aに出力する。
なお、上記界磁電圧設定値変化率信号Vrrfaは定常運転
時用の界磁電圧設定値変化率信号であり、界磁電圧設定
値変化率信号Vrrfbは過渡時用の界磁電圧設定値変化率
信号である。
【0019】界磁電圧設定値変化率信号Vrrfaと界磁電
圧設定値変化率信号Vrrfbとの関係は、次式によって表
される。 |Vrrfa|≧|Vrrfb| …式(1) 定常状態判別器21は、入力された電圧偏差信号Ve の
大きさに応じて定常状態判別信号Vstを切替器22aに
出力する。切替器22aは、入力された界磁電圧設定値
変化率信号Vrrfaと界磁電圧設定値変化率信号Vrrfbお
よび定常状態判別信号Vstを基に、定常状態判別信号V
stがオン出力のときに界磁電圧設定値変化率信号Vrrfa
を界磁電圧設定値変化率信号Vrrf として界磁電圧設定
器14に出力する一方、定常状態判別信号Vstがオフ出
力のときには界磁電圧設定値変化率信号Vrrfbを界磁電
圧設定値変化率信号Vrrf として界磁電圧設定器14に
出力する。界磁電圧設定器14は、入力された界磁電圧
設定値変化率信号Vrrf に応じた変化率で界磁電圧設定
値Vrfを増減する。
【0020】上記電圧検出器5、偏差検出器7、電圧設
定器8、増幅器9などが出力電圧調整系である。また上
記界磁電圧検出器12、偏差検出器13、界磁電圧設定
器14、増幅器15などが界磁電圧調整系である。上記
励磁変圧器2、サイリスタ整流器3、切替器11、パル
ス発生器14などが励磁量増減手段である。
【0021】すなわち、この第1実施形態の励磁装置に
おいて、従来の励磁装置(図8)と異なる点は、関数発
生器20a、20b、定常状態判別器21および切替器
22aを新たに設けた点である。
【0022】図2に示すように、上記定常状態判別器2
1は、比較器21a、21bと、論理積演算器21c
と、オンディレイタイマ21dとから構成されている。
比較器21aには電圧偏差信号Ve が入力される。比較
器21aは入力された電圧偏差信号Ve が上限値UL以
下のときは定常信号VULをオン出力し、電圧偏差信号V
e が上限値ULを越えたときに定常信号VULをオフ出力
する。比較器21bには電圧偏差信号Ve が入力され
る。比較器21bは入力された電圧偏差信号Ve が下限
値LL以上のときは定常信号VLLをオン出力し、電圧偏
差信号Ve が下限値LL未満のときに定常信号VLLをオ
フ出力する。論理積演算器21cには定常信号VULと定
常信号VLLとが入力される。論理積演算器21cは両信
号の論理積を演算し定常信号VSTを出力する。オンディ
レイタイマ21dには論理積演算器21cからの定常信
号VSTが入力される。オンディレイタイマ21dはこの
定常信号VSTがオンに変化してから所定遅延時間後に定
常状態判別信号Vstをオン出力し、定常信号VSTがオフ
に変化したときに定常状態判別信号Vstをオフ出力す
る。 続いて、この励磁装置の動作について説明する。
この励磁装置の場合、同期機1が出力した出力電圧Vg
は励磁変圧器2により所定の励磁電圧Vacに変換されて
サイリスタ整流器3に供給される。
【0023】サイリスタ整流器3では、入力された点弧
パルスPに応じて励磁変圧器2からの励磁電圧Vacを整
流し界磁巻線18に界磁電流If を供給する。この界磁
巻線18に供給された界磁電流If (励磁量)によって
同期機1が励磁されてこの励磁量に応じた出力電圧Vg
が同期機1から出力される。
【0024】同期機1から出力された出力電圧Vg は、
電圧変成器6を介して電圧検出器5に供給される。電圧
検出器5では、電圧変成器6の電圧を検出してこれを電
圧信号Vg1として偏差検出器7に出力する。この偏差検
出器7には電圧設定器8からの電圧設定値Vr も入力さ
れる。
【0025】偏差検出器7では、入力された電圧設定値
Vr と電圧信号Vg1との差をとり、電圧偏差信号Ve と
して増幅器9及び定常状態判別器21へ出力する。
【0026】増幅器9に電圧偏差信号Ve が入力される
と、増幅器9では、入力された電圧偏差信号Ve が所定
のゲインで増幅されて電圧偏差増幅信号Veaとして位相
補償器10に出力される。位相補償器10では、入力さ
れた電圧偏差増幅信号Veaに対して所定の位相補償を行
い位相制御信号Va として切替器11へ出力する。
【0027】一方、界磁巻線18に電圧Vf が発生する
と、この電圧Vf の値が界磁電圧検出器12により検出
される。界磁電圧検出器12は、この電圧Vf を整流し
界磁電圧信号Vf1として偏差検出器13に出力する。
【0028】偏差検出器13には、上記界磁電圧信号V
f1と界磁電圧設定器14からの界磁電圧設定値Vrfとが
入力され、偏差検出器13は、これらの差をとり、界磁
電圧偏差信号Vefとして増幅器15に出力する。増幅器
15に界磁電圧偏差信号Vefが増幅器15に入力される
と、増幅器15では、入力された電圧偏差信号Vefが所
定のゲインで増幅されて界磁電圧偏差増幅信号Veaf と
して位相補償器16に出力される。位相補償器16で
は、入力された界磁電圧偏差増幅信号Veaf に対して所
定の位相補償を行い位相制御信号Vafとして切替器11
に出力する。
【0029】切替器11では、入力された位相制御信号
Vafと位相制御信号Va との一方を選択して位相制御信
号Va としてパルス発生器17に出力し、パルス発生器
17において位相制御信号Va に基づいて点弧パルスP
が生成されてサイリスタ整流器3が励磁量を制御する。
【0030】同期機1の運転状態が定常状態であれば、
切替器11が位相制御信号Va を選択し、同期機1の出
力電圧Vg が電圧設定値Vr に基づいて一定に制御され
ている状態で、定常状態判別器21からは定常状態判別
信号Vstがオン出力されるため、切替器22aが関数発
生器20aを選択し界磁電圧設定値変化率信号Vrrfaが
界磁電圧設定値変化率信号Vrrf として界磁電圧設定器
14に出力され、電圧設定器14では、この界磁電圧設
定値変化率信号Vrrf に基づいた変化率で界磁電圧設定
値Vrfを増減させることで偏差検出器13、増幅器15
及び位相補償器16を介して供給される位相制御信号V
afが位相制御信号Va に追従するように制御される。
【0031】ここで、例えば電圧信号Vg1が異常値とな
ったとき、または同期機1の運転状態が過渡的に変化し
ているときは、偏差検出器7から出力される電圧偏差信
号Ve のレベルが高くなり、定常状態判別器21に予め
設定されている所定の範囲を越えるため、定常状態判別
器21からは定常状態判別信号Vstがオフ出力されるよ
うになる。
【0032】すると、このオフ出力を受けた切替器22
aは関数発生器20b側に切り替わり関数発生器20b
により発生された界磁電圧設定値変化率を低くする界磁
電圧設定値変化率信号Vrrfbが界磁電圧設定値変化率信
号Vrrf として界磁電圧設定器14に入力される。界磁
電圧設定器14では、入力された界磁電圧設定値変化率
信号Vrrf によって界磁電圧設定値Vrfが比較的ゆっく
りと変化して出力される。
【0033】一方、同期機1の運転状態が過渡的な状態
から定常状態へ落ちついてくると、電圧偏差信号Ve の
レベルが定常状態判別器21に予め設定されている所定
の範囲内に入ってくるため定常状態判別器21において
定常状態判別信号Vstがオン出力される。
【0034】すると、このオン出力を受けた切替器22
aは関数発生器20a側に切り替わり、関数発生器20
aにより発生された界磁電圧設定値変化率を高くする界
磁電圧設定値変化率信号Vrrfaが界磁電圧設定値変化率
信号Vrrf として界磁電圧設定器14に入力される。
【0035】界磁電圧設定器14では、入力された界磁
電圧設定値変化率信号Vrrf によって界磁電圧設定値V
rfが速やか変化するようになるので、位相制御信号Vaf
は位相制御信号Va に速やかに追従するようになる。
【0036】このようにこの第1実施形態によれば、電
圧検出器5により検出された電圧信号Vg1が異常のと
き、及び同期機1の運転状態が過渡的に変化していると
きは、関数発生器20bから出力される界磁電圧設定値
変化率を低くする界磁電圧設定値変化率信号Vrrfbを切
替器22aに選択させて界磁電圧設定器14に出力する
ことにより、界磁電圧設定値Vrfが比較的ゆっくりと変
化するようになるので、このように状態での不要追従を
防止することができる。
【0037】一方、同期機1の運転状態が定常状態にな
ったときは、関数発生器20aから出力される界磁電圧
設定値変化率を高くする界磁電圧設定値変化率信号Vrr
faを切替器22aに選択させて界磁電圧設定器14に出
力することにより、界磁電圧設定値Vrfの追従速度が速
くなるので、同期機1の運転状態が定常状態での位相補
償器16から出力される位相制御信号Vafを位相補償器
10から出力される位相制御信号Va に速やかに一致さ
せることができる。
【0038】この結果、過渡状態での不要な追従を抑え
ながらも定常状態における追従性を高めることができ、
運転状態に適した細かな励磁制御を行うことができる。
【0039】なお、上記実施形態では、運転状態に応じ
て2つ関数発生器20a、20bを切り替えて利用した
が、運転状態をさらに細かく検出し検出数に応じた多く
の関数発生器を用いたり、界磁電圧設定値変化率信号V
rrf を連続的に変化させるような可変関数発生器なるも
のを用いても良い。
【0040】次に、図3を参照して本発明の第2実施形
態について説明する。図3は本発明の第2実施形態の励
磁装置の構成図である。この第2実施形態において、第
1実施形態の励磁装置(図1)と異なる点は、図3に示
すように、偏差検出器19に入力される信号のとり方で
あり、この場合、偏差検出器19には各増幅器9、15
からの電圧偏差増幅信号Vea、Veaf が入力されて偏差
検出器19はこれら信号の差をとって偏差信号Vemとし
て関数発生器20a、20bに出力する。
【0041】この励磁装置の場合、電圧検出器5により
検出された電圧信号Vg1が異常のとき、及び同期機1の
運転状態が過渡的に変化しているときは、偏差検出器7
から出力される電圧偏差信号Ve の出力レベルが高まり
定常状態判別器21に予め設定されている所定の範囲を
越えるため、定常状態判別器21から出力される定常状
態判別信号Vstが切替器22aにオフ出力される。
【0042】すると、このオフ出力を受けた切替器22
aは関数発生器20b側に切り替わり関数発生器20b
によって発生された電圧設定値変化率を低くする電圧設
定値変化率信号Vrrfbが界磁電圧設定値変化率信号Vrr
f として界磁電圧設定器14に入力される。この界磁電
圧設定値変化率信号Vrrf により界磁電圧設定器14か
ら出力される界磁電圧設定値Vrfが比較的ゆっくりと変
化するようになるので、運転状態が過渡状態のときの不
要追従を防ぐことができる。
【0043】一方、同期機1の運転状態が定常状態にな
ったときは、偏差検出器7から出力された電圧偏差信号
Ve が定常状態判別器21に予め設定された所定の範囲
内に入るため定常状態判別器21からの定常状態判別信
号Vstが切替器22aへオン出力される。
【0044】すると、このオフ出力を受けた切替器22
aは関数発生器20a側に切り替わり関数発生器20a
によって発生された電圧設定値変化率を高くする界磁電
圧設定値変化率信号Vrrfaが界磁電圧設定値変化率信号
Vrrf として界磁電圧設定器14に入力される。この界
磁電圧設定値変化率信号Vrrf により界磁電圧設定器1
4から出力される界磁電圧設定値Vrfが速やかに変化す
るようになるので、これに伴う形で界磁電圧偏差増幅信
号Veaf も電圧偏差増幅信号Veaに速やかに追従させる
ことができる。
【0045】位相補償器10及びパルス発生器17の時
定数の設定が異なる場合でもそれぞれの前段(増幅器
9、15)における定常ゲインは等しいので、増幅器1
5からの界磁電圧偏差増幅信号Veaf が増幅器9からの
電圧偏差増幅信号Veaに追従するのに合わせて位相補償
器16から出力される位相制御信号Vafも位相補償器1
0から出力される位相制御信号Va に速やかに追従す
る。
【0046】このようにこの第2実施形態によれば、電
圧検出器5により検出された電圧信号Vg1が異常のと
き、及び同期機1の運転状態が過渡的に変化していると
きは、上記第1実施形態と同様に関数発生器20bから
出力される界磁電圧設定値変化率を低くする界磁電圧設
定値変化率信号Vrrfbを切替器22aに選択させて界磁
電圧設定器14に出力することにより、電圧信号Vg1が
異常時または過渡状態での不要追従を防止することがで
きる。
【0047】一方、運転状態が定常状態になったときに
は、関数発生器20aから出力される変化率を高くする
界磁電圧設定値変化率信号Vrrfaを切替器22aに選択
させて界磁電圧設定器14に出力することにより、界磁
電圧設定値Vrfの追従速度を速くするので、定常状態で
は位相制御信号Vafを位相制御信号Va に速やかに一致
させることができる。
【0048】また、増幅器15の出力である界磁電圧偏
差増幅信号Veaf と増幅器9の出力である電圧偏差増幅
信号Veaとを偏差検出器19に入力することにより、位
相補償器10とおよびパルス発生器17の時定数の設定
が異なる場合でもそれぞれの前段(増幅器9、15)に
おける定常ゲインは等しいので、界磁電圧偏差増幅信号
Veaf が電圧偏差増幅信号Veaに追従するのに合わせて
位相補償器16から出力される位相制御信号Vafを位相
補償器10から出力される位相制御信号Va に速やかに
追従させることができる。
【0049】この結果、過渡状態での不要な追従を抑え
ながらも定常状態における追従性を高めることができ、
運転状態に適した細かな励磁制御を行うことができる。
【0050】次に、図4を参照して本発明の第3実施形
態について説明する。図4は本発明の第3実施形態の励
磁装置の構成図である。この第3実施形態において、上
記第2実施形態の励磁装置と異なる点は、図4に示すよ
うに、切替器23を新設した点であり、この切替器23
で位相補償器10、16への入力信号を強制的に一致さ
せる。切替器23には、定常状態判別信号Vst、電圧偏
差増幅信号Veaおよび界磁電圧偏差増幅信号Veaf が入
力され、定常状態判別信号Vstがオンのときは電圧偏差
増幅信号Veaを選択する一方、定常状態判別信号Vstが
オフのときは界磁電圧偏差増幅信号Veaf を選択し偏差
増幅信号Veaf2を位相補償器16へ出力する。位相補償
器16は入力された偏差増幅信号Veaf2に対して所定の
位相補償を行い位相制御信号Vafを切替器11に出力す
る。
【0051】この励磁装置の場合、電圧信号Vg1が異常
値となったとき、または同期機の運転状態が過渡的に変
化しているときは、電圧偏差信号Ve が所定の範囲を越
えるため定常状態判別信号Vstがオフ出力し、界磁電圧
設定値Vrfは界磁電圧設定値変化率信号Vrrfbにより比
較的ゆっくりと変化する。
【0052】これに対して同期機の運転状態が定常状態
のときは電圧偏差信号Ve が所定の範囲内に入るため定
常状態判別信号Vstがオン出力し、界磁電圧設定値Vrf
は界磁電圧設定値変化率信号Vrrfaにより速やか変化す
るため、界磁電圧偏差増幅信号Veaf は電圧偏差増幅信
号Veaに速やかに追従する。また、同期機の運転状態が
定常状態のときは定常状態判別信号Vstがオン出力し切
替器23が増幅器9からの電圧偏差増幅信号Veaを選択
する。
【0053】つまり、一方の増幅器9からの電圧偏差増
幅信号Veaが位相補償器10と位相補償器16とに入力
されるようになり、位相補償器16から出力される位相
制御信号Vafが位相補償器10からの位相制御信号Va
に速やかに追従する。
【0054】このようにこの第3実施形態によれば、電
圧検出器5により検出された電圧信号Vg1が異常のと
き、及び同期機1の運転状態が過渡的に変化していると
きは、上記第2実施形態と同様に関数発生器20bから
出力される界磁電圧設定値の変化率を低くする界磁電圧
設定値変化率信号Vrrfbを切替器22aを通じて界磁電
圧設定器14に入力するので、同期機1の運転状態が過
渡状態及び異常時における不要追従を防止することがで
きる。
【0055】一方、同期機1の運転状態が定常状態にな
ったときは、関数発生器20aから出力される界磁電圧
設定値変化率を高くする界磁電圧設定値変化率信号Vrr
faを切替器22aに選択させて界磁電圧設定器14に出
力することにより、界磁電圧設定値Vrfの追従速度を速
くするので、電圧設定器8の電圧設定値Vr の追従速度
を速くすることができる。
【0056】また、同期機1の運転状態が定常状態にな
ったときは、切替器23に増幅器9からの電圧偏差増幅
信号Veaを選択させて同じ信号を位相補償器10と位相
補償器16とに入力するようにしたので、定常状態にお
いては位相制御信号Vafを位相制御恒号Va に速やかに
−致させることができる。
【0057】次に、図5を参照して本発明の第4実施形
態について説明する。図5は本発明の第4実施形態の励
磁装置の構成図である。この第4実施形態において、従
来の励磁装置(図9)と異なる点は、図5に示すよう
に、複数の関数発生器20c、20d、定常状態判別器
24および切替器22bなどを新設した点である。
【0058】関数発生器20c、20dには、各々偏差
信号Vemが入力され、この偏差信号Vemの大きさに応じ
て電圧設定値変化率信号Vrra 、電圧設定値変化率信号
Vrrb が切替器22bに出力される。なお、電圧設定値
変化率信号Vrra は定常運転時用の信号であり、電圧設
定値変化率信号Vrrb は過渡時用の信号であり、互いの
関係は、上記式(1)同様に|Vrra |≧|Vrrb |で
表される。
【0059】定常状態判別器24には、界磁電圧偏差信
号Vefが入力されてこの入力された界磁電圧偏差信号V
efの大きさに応じて定常状態判別信号Vstを出力する。
切替器22bは電圧設定値変化率信号Vrra と電圧設定
値変化率信号Vrrb および定常状態判別信号Vstを入力
し、定常状態判別信号Vstがオンのときに電圧設定値変
化率信号Vrra を、定常状態判別信号Vstがオフのとき
に電圧設定値変化率信号Vrrb を電圧設定値変化率信号
Vrrとして出力する。また定常状態判別器24の構成は
図2と同様であり、図2と異なる点は電圧偏差信号Ve
の代わりに界磁電圧偏差信号Vefを入力する点である。
【0060】この励磁装置に場合、電圧検出器5により
検出された電圧信号Vg1が異常のとき、及び同期機1の
運転状態が過渡的に変化しているときは、偏差検出器1
3から出力される界磁圧偏差信号Vefの出力レベルが高
まり定常状態判別器24に予め設定されている所定の範
囲を越えるため、定常状態判別器24から出力される定
常状態判別信号Vstが切替器22bへオフ出力される。
【0061】すると、このオフ出力を受けた切替器22
bは関数発生器20d側に切り替わり関数発生器20d
によって発生された電圧設定値変化率を低くする電圧設
定値変化率信号Vrrb が電圧設定値変化率信号Vrrとし
て電圧設定器8に入力される。この電圧設定値変化率信
号Vrrにより電圧設定器8から出力される電圧設定値V
r は比較的ゆっくりと変化するようになるので、運転状
態が過渡状態のときの不要追従を防ぐことができる。
【0062】一方、同期機1の運転状態が定常状態にな
ったときは、偏差検出器13から出力された界磁電圧偏
差信号Vefが定常状態判別器24に予め設定された所定
の範囲内に入るため定常状態判別器24からの定常状態
判別信号Vstが切替器22bへオン出力される。
【0063】すると、このオフ出力を受けた切替器22
bは関数発生器20c側に切り替わり関数発生器20c
によって発生された電圧設定値変化率を高くする電圧設
定値変化率信号Vrra が電圧設定値変化率信号Vrrとし
て電圧設定器8に入力される。この電圧設定値変化率信
号Vrrにより電圧設定器8から出力される電圧設定値V
r は速やかに変化するようになるので、これに伴う形で
位相補償器10からの位相制御信号Va も位相補償器1
6からの位相制御信号Vafに速やかに追従させることが
できる。
【0064】このようにこの第4実施形態によれば、電
圧検出器5により検出された電圧信号Vg1が異常のと
き、及び同期機1の運転状態が過渡的に変化していると
きは、電圧設定値Vr の追従速度を遅くし、変化率を低
くする電圧設定値変化率信号Vrrb が電圧設定器8に入
力されるので、電圧設定器8の電圧設定値Vr の追従速
度を遅くし、異常時及び過渡状態での不要追従を防ぐこ
とができる。
【0065】一方、運転状態が定常状態になったとき
は、電圧設定値の変化率を高くする電圧設定値変化率信
号Vrra が電圧設定器8に入力されるので、電圧設定器
8の電圧設定値Vr の変化率が高くなり、位相補償器1
0から出力される位相制御信号Va を位相補償器16か
ら出力される位相制御信号Vafに速やかに追従させるこ
とができる。
【0066】次に、図6を参照して本発明の第5実施形
態について説明する。図6は本発明の第5実施形態の励
磁装置の構成図である。この第5実施形態において、第
4実施形態の励磁装置(図5)と異なる点は、図6に示
すように、偏差検出器19に入力される信号のとり方で
あり、この場合、偏差検出器19には各増幅器9、15
からの電圧偏差増幅信号Vea、Veaf が入力されて偏差
検出器19はこれら信号の差をとって偏差信号Vemとし
て関数発生器20c、20dに出力する。
【0067】この励磁装置に場合、電圧検出器5により
検出された電圧信号Vg1が異常のとき、及び同期機1の
運転状態が過渡的に変化しているときは、偏差検出器1
3から出力される界磁圧偏差信号Vefの出力レベルが高
まり定常状態判別器24に予め設定されている所定の範
囲を越えるため、定常状態判別器24から出力される定
常状態判別信号Vstが切替器22bへオフ出力される。
【0068】すると、このオフ出力を受けた切替器22
bは関数発生器20d側に切り替わり関数発生器20d
によって発生された電圧設定値変化率を低くする電圧設
定値変化率信号Vrrb が電圧設定値変化率信号Vrrとし
て電圧設定器8に入力される。この電圧設定値変化率信
号Vrrにより電圧設定器8から出力される電圧設定値V
r が比較的ゆっくりと変化するようになるので、運転状
態が過渡状態のときの不要追従を防ぐことができる。
【0069】一方、同期機1の運転状態が定常状態にな
ったときは、偏差検出器13から出力された界磁電圧偏
差信号Vefが定常状態判別器24に予め設定された所定
の範囲内に入るため定常状態判別器24からの定常状態
判別信号Vstが切替器22bへオン出力される。
【0070】すると、このオフ出力を受けた切替器22
bは関数発生器20c側に切り替わり関数発生器20c
によって発生された電圧設定値変化率を高くする電圧設
定値変化率信号Vrra が電圧設定値変化率信号Vrrとし
て電圧設定器8に入力される。この電圧設定値変化率信
号Vrrにより電圧設定器8から出力される電圧設定値V
r が速やかに変化するようになるので、これに伴う形で
電圧偏差増幅信号Veaも界磁電圧偏差増幅信号Veaf に
速やかに追従させることができる。
【0071】また、増幅器9の出力である電圧偏差増幅
信号Veaと増幅器15の出力である界磁電圧偏差増幅信
号Veaf とを偏差検出器19へ入力することにより、位
相補償器10及びパルス発生器17の時定数の設定が異
なる場合でもそれぞれの前段(増幅器9、15)におけ
る定常ゲインは等しいので、増幅器9からの電圧偏差増
幅信号Veaが増幅器15からの界磁電圧偏差増幅信号V
eaf に追従するのに合わせて位相補償器10から出力さ
れる位相制御信号Va も位相補償器16からの位相制御
信号Vafに速やかに追従させることができる。
【0072】このようにこの第5実施形態によれば、電
圧検出器5により検出された電圧信号Vg1が異常のと
き、及び同期機1の運転状態が過渡的に変化していると
きは、上記第4実施形態と同様に界磁電圧設定値Vr の
追従速度を遅くし、変化率を低くする電圧設定値変化率
信号Vrrb が電圧設定器8に入力されるので、電圧設定
器8の電圧設定値Vr の追従速度を遅くし、異常時及び
過渡状態での不要追従を防ぐことができる。
【0073】一方、運転状態が定常状態になったとき
は、電圧設定値変化率を高くする電圧設定値変化率信号
Vrra が電圧設定器8に入力されるので、電圧設定器8
の電圧設定値Vr の追従速度を速くすることができる。
【0074】また、増幅器9の出力である電圧偏差増幅
信号Veaと増幅器15の出力である界磁電圧偏差増幅信
号Veaf とを偏差検出器19へ入力することにより、位
相補償器10およびパルス発生器17の時定数の設定が
異なる場合でもそれぞれの前段(増幅器9、15)にお
ける定常ゲインは等しいので、電圧偏差増幅信号Veaが
界磁電圧偏差増幅信号Veaf に追従するのに合わせて位
相補償器10から出力される位相制御信号Va を位相補
償器16から出力される位相制御信号Vafに速やかに追
従させることができる。 次に、図7を参照して本発明
の第6実施形態について説明する。図7は本発明の第6
実施形態の励磁装置の構成図である。この第6実施形態
において、第5実施形態の励磁装置(図6)と異なる点
は、図7に示すように、切替器25を備えている点であ
り、この切替器25で位相補償器10、16への入力信
号を強制的に一致させる点である。この切替器25に
は、定常状態判別器24からの定常状態判別信号Vst、
増幅器15からの界磁電圧偏差増幅信号Veaf および増
幅器9からの電圧偏差増幅信号Veaが入力される。この
切替器25は、入力された定常状態判別信号Vstがオン
出力のときは増幅器15からの界磁電圧偏差増幅信号V
eaf を選択して偏差増幅信号Vea2 として位相補償器1
0へ出力する一方、定常状態判別信号Vstがオフ出力の
ときは増幅器9からの電圧偏差増幅信号Veaを選択して
偏差増幅信号Vea2 として位相補償器10へ出力する。
【0075】この励磁装置に場合、電圧検出器5により
検出された電圧信号Vg1が異常のとき、及び同期機1の
運転状態が過渡的に変化しているときは、偏差検出器1
3から出力される界磁電圧偏差信号Vefの出力レベルが
高まり定常状態判別器24に予め設定されている所定の
範囲を越えるため、定常状態判別器24から出力される
定常状態判別信号Vstが切替器22b、25へオフ出力
される。
【0076】すると、このオフ出力を受けた切替器22
bは関数発生器20d側に切り替わり関数発生器20d
によって発生された電圧設定値変化率を低くする電圧設
定値変化率信号Vrrb が電圧設定値変化率信号Vrrとし
て電圧設定器8に入力される。この電圧設定値変化率信
号Vrrにより電圧設定器8から出力される電圧設定値V
r は比較的ゆっくりと変化するようになるので、運転状
態が過渡状態のときの不要追従を防ぐことができる。
【0077】また、オフ出力された定常状態判別信号V
stによって切替器25が電圧偏差増幅信号Veaを選択し
て偏差増幅信号Vea2 として位相補償器10へ出力す
る。
【0078】これにより、増幅器9からの電圧偏差増幅
信号Veaが位相補償器10へ出力される。また、増幅器
15からの界磁電圧偏差増幅信号Veaf は位相補償器1
6へ出力されるので、それぞれの位相補償器10、16
にて通常通り位相補償も行われる。
【0079】一方、同期機1の運転状態が定常状態にな
ったときは、偏差検出器13から出力された界磁電圧偏
差信号Vefが定常状態判別器24に予め設定された所定
の範囲内に入るため定常状態判別器24からの定常状態
判別信号Vstが切替器22b、25へオン出力される。
【0080】すると、このオフ出力を受けた切替器22
bは関数発生器20c側に切り替わり関数発生器20c
によって発生された電圧設定値変化率を高くする電圧設
定値変化率信号Vrra が電圧設定値変化率信号Vrrとし
て電圧設定器8に入力される。この電圧設定値変化率信
号Vrrにより電圧設定器8から出力される電圧設定値V
r は速やかに変化するようになるので、これに追従する
形で電圧偏差増幅信号Veaも界磁電圧偏差増幅信号Vea
f に速やかに追従する。
【0081】また、オン出力された定常状態判別信号V
stによって切替器25が界磁電圧偏差増幅信号Veaf を
選択して偏差増幅信号Vea2 として位相補償器10へ出
力する。これにより、増幅器15からの界磁電圧偏差増
幅信号Veaf が各位相補償器10、16に入力されるよ
うになり位相制御信号Va は位相制御信号Vafに速やか
に追従する。
【0082】このようにこの第6実施形態によれば、電
圧検出器5により検出された電圧信号Vg1が異常のと
き、及び同期機1の運転状態が過渡的に変化していると
きは、上記第5実施形態と同様に電圧設定値の変化率を
低くする電圧設定値変化率信号Vrrb を切替器22bを
通じて電圧設定器8に入力するので、電圧設定器8の電
圧設定値Vr の追従速度を遅くし、同期機1の運転状態
が過渡状態及び異常時での不要追従を防止することがで
きる。
【0083】一方、同期機1の運転状態が定常状態にな
ったときは、電圧設定値変化率を高くする電圧設定値変
化率信号Vrra が電圧設定器8に入力されるので、電圧
設定器8の電圧設定値Vr の追従速度を速くすることが
できる。
【0084】また、同期機1の運転状態が定常状態にな
ると、オン出力された定常状態判別信号Vstによって切
替器25に増幅器15からの界磁電圧偏差増幅信号Vea
f を選択させて同じ信号を位相補償器10と位相補償器
16とに入力するようにしたので、定常状態においては
位相制御信号Va を位相制御信号Vafに速やかに一致さ
せることができる。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、位
相補償系から出力された偏差信号の大きさ及び運転状態
判別手段により判別された運転状態に応じて界磁電圧調
整系または検出電圧調整系のいずれかの電圧設定値を増
減させる変化率を可変することにより、同期機の運転状
態に応じた励磁制御を行うことができる。
【0086】例えば同期機の出力電圧を検出した値が異
常値を示したとき、及び同期機の運転状態が過渡的に変
化しているときは、電圧設定値変化率可変手段から電圧
設定値を増減する低くする変化率の電圧設定値変化率信
号が出力されて界磁電圧設定値の追従速度が遅くなるの
で、同期機の運転状態が過度状態及び異常時における不
要追従を防止することができる。
【0087】一方、運転状態が定常状態になると、電圧
設定値変化率可変手段からは電圧設定値を増減させる変
化率を高くする電圧設定値変化率信号が出力されて界磁
電圧設定値の追従速度が速くなるので、定常状態におい
て電圧調整系と界磁電圧調整系とから出力される各信号
を位相補償系にて速やかに一致させることができる。こ
の結果、同期機の運転状態が過渡状態及び異常のときに
追従速度を抑えながらも運転状態が定常状態のときに追
従性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の励磁装置の構成を示す
図。
【図2】図1の励磁装置の定常状態判別器の構成の一例
を示す図。
【図3】本発明の第2実施形態の励磁装置の構成を示す
図。
【図4】本発明の第3実施形態の励磁装置の構成を示す
図。
【図5】本発明の第4実施形態の励磁装置の構成を示す
図。
【図6】本発明の第5実施形態の励磁装置の構成を示す
図。
【図7】本発明の第6実施形態の励磁装置の構成を示す
図。
【図8】従来の励磁装置の一例を示す図。
【図9】従来の励磁装置の他の一例を示す図。
【符号の説明】
1…同期機、2…励磁変圧器、3…サイリスタ整流器、
5…電圧検出器、6…電圧変成器、7、13…偏差検出
器、8…電圧設定器、9、15…増幅器、10、16…
位相補償器、11、22a、22b、25…切替器、1
2…界磁電圧検出器、14…界磁電圧設定器、17…パ
ルス発生器、18…界磁巻線、19…偏差検出器、2
0、20a、20b、20c、20d…関数発生器、2
1、24…定常状態判別器。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同期機の励磁量を増減する励磁量増減手
    段と、 前記同期機の運転状態が定常状態か過渡状態かを判別す
    る運転状態判別手段と、 前記同期機から出力された出力電圧を検出し前記出力電
    圧が予め定められた電圧設定値と一致するように前記励
    磁量増減手段に対する位相制御信号を出力する出力電圧
    調整系と、 前記同期機に供給する界磁電圧が予め定められた界磁電
    圧設定値と一致するように前記励磁量増減手段に対する
    位相制御信号を出力する界磁電圧調整系と、 前記出力電圧調整系から出力される位相制御信号と前記
    界磁電圧調整系から出力される位相制御信号との偏差を
    なくすように偏差信号を出力する位相補償系と、 前記位相補償系から出力された偏差信号の大きさ及び前
    記運転状態判別手段により判別された運転状態に応じて
    前記界磁電圧調整系または前記出力電圧調整系のいずれ
    かの電圧設定値を増減させる変化率を可変する電圧設定
    値変化率可変手段と具備したことを特徴とする励磁装
    置。
  2. 【請求項2】 同期機の励磁量を増減する励磁量増減手
    段と、 前記同期機の出力電圧が予め定められた電圧設定値と一
    致するように前記励磁量増減手段に対する出力電圧を生
    成しこの出力電圧と前記電圧設定値との偏差に定常ゲイ
    ンを乗じて電圧偏差増幅信号を出力する出力電圧調整系
    と、 前記同期機の界磁電圧が予め定められた界磁電圧設定値
    と一致するように前記励磁量増減手段に対する界磁電圧
    を生成しこの界磁電圧と界磁電圧設定値との偏差に定常
    ゲインを乗じて電圧偏差増幅信号を出力する界磁電圧調
    整系と、 前記同期機の運転状態が定常状態か過渡状態かを判別す
    る運転状態判別手段と、 前記出力電圧調整系から出力される電圧偏差増幅信号と
    前記界磁電圧調整系から出力される電圧偏差増幅信号と
    の偏差をなくすように偏差信号を出力する位相補償系
    と、 前記位相補償系から出力された偏差信号の大きさ及び前
    記運転状態判別手段により判別された運転状態に応じて
    前記界磁電圧調整系または前記出力電圧調整系のいずれ
    かの電圧設定値を増減させる変化率を可変する電圧設定
    値変化率可変手段とを具備したことを特徴とする励磁装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の励磁装置において、 前記位相補償系は、 前記電圧調整系についての電圧偏差増幅信号の位相補償
    を行い前記励磁量増減手段へ出力する第1の位相補償器
    と、 前記界磁電圧調整系についての電圧偏差増幅信号の位相
    補償を行い前記励磁量増減手段へ出力する第2の位相補
    償器と、 前記出力電圧調整系から出力された電圧偏差増幅信号と
    前記界磁電圧調整系から出力された電圧偏差増幅信号と
    の偏差を検出して互いの偏差を無くすような偏差信号を
    前記電圧設定値変化率可変手段へ出力する偏差検出器
    と、 前記運転状態判別手段により過渡状態と判別された場
    合、前記界磁電圧調整系及び前記出力電圧調整系から出
    力された電圧偏差増幅信号のうち、いずれか一方を前記
    第1及び第2の位相補償器へ入力するよう切り替える切
    替手段とを具備したことを特徴とする励磁装置。
JP10009628A 1998-01-21 1998-01-21 励磁装置 Withdrawn JPH11215898A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016092873A (ja) * 2014-10-30 2016-05-23 三菱電機株式会社 サイリスタ励磁方式発電機
JP5970126B2 (ja) * 2013-03-18 2016-08-17 東芝三菱電機産業システム株式会社 界磁制御装置、界磁制御方法およびこれらを用いた同期回転機
CN108023517A (zh) * 2016-11-04 2018-05-11 株式会社东芝 自动电压调节器、自动电压调节方法、发电机励磁系统和发电系统

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