JPH11215810A - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置

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JPH11215810A
JPH11215810A JP10016997A JP1699798A JPH11215810A JP H11215810 A JPH11215810 A JP H11215810A JP 10016997 A JP10016997 A JP 10016997A JP 1699798 A JP1699798 A JP 1699798A JP H11215810 A JPH11215810 A JP H11215810A
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switching element
voltage
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power
current
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JP10016997A
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Inventor
Keiichi Shogawa
桂一 書川
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直流電源から負荷に供給する電流をスイッチ
するスイッチング素子の断線の検出が可能な電力変換装
置を得る。 【解決手段】 直流電源1、直流電源からの電流をスイ
ッチするスイッチング素子7、スイッチング素子に接続
され負荷6を駆動する電力駆動回路5、スイッチング素
子7と並列に設けられた充電抵抗8、スイッチング素子
の出力側に設けられたフィルタコンデンサ4を有する電
力変換装置において、スイッチング素子7の出力電圧を
測定する手段21と、スイッチング素子の出力電圧Vf
が所定の値Vcを上下する振動回数を計測する手段24
とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、直流高電圧を交
流または直流に降圧する電力変換装置に関するもので、
特に初期充電回路の異常の検出が可能な電力変換回路に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は例えば特開平5−64423号公
報に示された従来の電源変換装置の回路図である。図9
において、1は直流電源、2は遮断器、3は直流リアク
トル、4はフィルタコンデンサ、5は電力駆動回路、6
は負荷、7はスイッチング素子、8は初期充電時のフィ
ルタコンデンサへの突入電流を制限する充電抵抗、17
は充電抵抗8の端子電圧を検出する電圧センサ、17は
フィルタコンデンサ4の端子電圧を検出する電圧セン
サ、18は充電抵抗8の端子電圧、又はフィルタコンデ
ンサ4の端子電圧Vfに基づいて遮断器2及び電力駆動
回路5を停止させる制御回路である。
【0003】次に従来の電源変換装置の動作について説
明する。図10は従来の電源変換装置の各部の信号波形
の時間変化を示す図である。遮断器2を投入する時点で
は、スイッチング素子7を遮断状態にしておき、フィル
タコンデンサ4が直流電源1から直流リアクトル3及び
充電抵抗8を介して充電され、所定の電圧V7に達した
後スイッチング素子7が導通して、スイッチング素子7
を通ってフィルタコンデンサ4が充電される。フィルタ
コンデンサ4の端子電圧Vfがさらに上昇して電力駆動
回路の起動電圧V5に達すると負荷6に電力が供給され
る。
【0004】フィルタコンデンサ4の端子電圧VfがV
5より低下すると電力駆動回路5を停止させ、さらに電
圧がV7まで低下するとスイッチング素子7を遮断状態
とする。フィルタコンデンサの電圧Vfが上昇すると、
まずスイッチング素子7を導通状態とし、次に電力駆動
回路5を稼働状態とし、直流電圧瞬時停止に対して負荷
の電力供給を安定にしている。
【0005】フィルタコンデンサ4が短絡、あるいは電
力駆動回路5が短絡すると、フィルタコンデンサの電圧
Vfは上昇することなく充電抵抗8に短絡電流が流れ
る。これにより、充電抵抗8に過剰の電流が流れて充電
抵抗8の両端に大きな電圧VLが観測されたら電力駆動
回路5に異常ありとして遮断器2を解放する。このよう
にして充電抵抗8の焼損を防止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の電力変換装置は
以上のように構成されているので、フィルタコンデンサ
7の短絡或いは電力駆動回路5に地絡が生じた場合は、
充電抵抗8の両端の大きな電圧VLに基づき検出するこ
とができた。しかしながら、スイッチング素子が断線し
た場合の故障は検出することができず、電力装置を停止
することができないという問題があった。この発明はの
問題点を解決するためになされたもので、スイッチング
素子の断線の検出が可能な電力変換装置を提供すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に記
載の電力変換装置は、直流電源、直流電源から流出する
電流をスイッチするスイッチング素子、スイッチング素
子の出力に接続され負荷を駆動する電力駆動回路、スイ
ッチング素子と並列に設けられた充電抵抗、スイッチン
グ素子の出力側とアース間に設けられたフィルタコンデ
ンサを有する電力変換装置において、スイッチング素子
の出力電圧を測定する手段と、スイッチング素子の出力
電圧が所定の値を上下する振動回数を計測する手段とを
備えたものである。
【0008】この発明の請求項2に記載の電力変換装置
は、スイッチング素子の両端の電圧を検出する手段と、
スイッチング素子の両端の電圧が所定の値を上下する振
動回数を計測する手段とを備えたものである。
【0009】この発明の請求項3に記載の電力変換装置
は、スイッチング素子の出力側からの電流を検出する手
段と、電流が所定の値を上下する振動回数を計測する手
段とを備えたものである。
【0010】この発明の請求項4に記載の電力変換装置
は、フィルタコンデンサの電流を測定する手段と、電流
が所定の値を上下する振動回数を計測する手段とを備え
たものである。
【0011】この発明の請求項5に記載の電力変換装置
は、電力駆動回路の出力の駆動電圧の交流分を検出する
手段と、駆動電圧が所定の電圧を上下する振動回数を計
測する手段とを備えたものである。
【0012】この発明の請求項6に記載の電力変換装置
は、電力駆動回路の出力の交流電圧を検波する手段を設
けたものである。
【0013】この発明の請求項7に記載の電力変換装置
は、電力駆動回路の出力電流の交流分を測定する手段
と、出力電流が所定の値を上下する振動回数を計測する
手段とを備えたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、実施の形
態1の電力変換装置の構成図である。21は電圧センサ
であって、スイッチング素子7の出力電圧Vfを検出す
るものである。22は比較電圧発生器で、所定の比較電
圧Vcを発生するものである。23は比較回路で、スイ
ッチング素子7の出力電圧Vfと比較電圧Vcとを比較
するものである。24はカウンタであって、スイッチン
グ素子7の出力電圧Vfが比較電圧Vcを上下する回数
が所定の値以上のとき警告信号S1を出力するものであ
る。25は制御回路であって、警告信号S1に基づき、
遮断器2を遮断するための遮断器制御信号S2または電
力変換器5を停止するための電力変換器制御信号S3を
出力するものである。その他の符号は図8に示した従来
装置のものと同様のものであるので説明を省略する。
【0015】図2は、実施の形態1〜5の電力変換装置
の各部の動作を示すタイムチャートである。図2におい
て、縦軸は電圧、あるいは論理状態を示し、横軸は時間
を示す。図2(a)は、直流電源1の起動状態を示す。
図2(b)は、遮断器2の接続状況を示す。図2(c)
は、スイッチ素子7のオンオフ状態を示す。
【0016】図2(d)は、スイッチ素子7両端の電圧
EdーVfを示す。図2(e)は、スイッチ素子7の出
力側の電圧Vfを示す。図2(f)は、スイッチ素子7
の出力電流ifを示す。図2(g)は、フィルタコンデ
ンサ電流icを示す。図2(h)は、電力駆動回路5の
出力電圧Vdを示す。図2(i)は、電力駆動回路5か
ら負荷6に流れる交流電流idを示す。図2(j)は、
電力駆動回路5の出力電圧Vdの交流分vdの検波電圧
Edを示す。
【0017】以下図2により実施例1の電力変換装置の
動作を説明する。図2(a)に示す直流電源1がオン
し、充電抵抗8を介してフィルタコンデンサ4が充電さ
れ、図2(e)に示すスイッチ素子7の出力電圧であり
フィルタコンデンサ4の電圧であるVfがV7以上とな
ると、図2(c)に示すようにスイッチ値素子7がオン
し、さらにV5以上となると電力駆動回路V5がオン
し、負荷6に電力が供給される。スイッチ素子7が矢印
の時点で断線すると、図2(e)に示すスイッチ素子7
の出力電圧Vfが降下する。スイッチ素子7の出力電圧
Vfが閾値V5以下となると図2(h)に示す電力変換
器5の出力Vdが停止する。
【0018】このときフィルタコンデンサ4への充電は
充電抵抗8のみを介して行われ、フィルタコンデンサ4
の電圧Vfが閾値V5以上に回復すると再び電力変換器
5がオンされる。以上の工程が繰り返されるので、スイ
ッチング素子の出力電圧Vfは図2(e)に示すように
振動状態となる。
【0019】従って、図1に示す電圧センサ21で検出
したスイッチング素子の出力電圧Vfを、比較電圧発生
器22で設定した所定の比較電圧Vcと比較回路23で
比較し、カウンタ24によりVfが比較電圧Vcを上下
する振動回数をカウントすることにより、振動回数が所
定の値、例えば3〜10回以上となったときスイッチ素
子7は断線したと確認することができる。これにより比
較回路23の信号S1を制御回路25に入力し、遮断器
2或いは電力駆動回路5を停止させる遮断器制御信号S
2或いは電力変換器制御信号S3を発生して修復等を早
期に開始することができる。
【0020】実施の形態2.図3は、実施の形態2の電
力変換装置の構成図である。21は電圧センサであっ
て、スイッチング素子7の両端の電位差圧即ちEd−V
fを検出するものである。その他の符号は図1に示した
実施の形態1のものと同様のものであるので省略する。
【0021】図2の電力変換装置の動作を示すタイムチ
ャートにより実施の形態2の動作を説明する。図2
(d)に示すように、スイッチング素子7の両端の電圧
EdーVfは、スイッチング素子7が稼働中はゼロであ
るが、矢印の時点で断線すると、フィルタコンデンサ4
への充電電流Ifは充電抵抗8を介してのみ流れるの
で、充電抵抗8の両端の電圧EdーVfは上昇する。ス
イッチング素子7の出力電圧Vf即ちフィルタコンデン
サ4の電圧Vfが閾値V5以上となると電力変換器5が
オンし、電圧Vfが閾値V5以下となると再び電圧Vf
が降下して電力変換器5がオフする。以上の工程を繰り
返えすのでスイッチング素子7の両端の電圧EdーVf
は振動する。
【0022】従って、図3に示す電圧センサ21で検出
した電圧Ed−Vfを比較電圧発生器22で設定した所
定の比較電圧Veとを比較回路23により比較し、電圧
Ed−Vfが比較電圧Veを上下する振動回数をカウン
タ24によりカウントし、この振動回数が所定の値例え
ば3〜10回以上のとき、制御回路25によりスイッチ
素子7は断線と判断する。これにより制御回路25から
遮断器制御信号S2或いは電力変換器制御信号S3を発
生して遮断器2或いは電力変換器5を停止させ、早期に
修復をすることができる。
【0023】実施の形態3.図4は、実施の形態3の電
力変換装置の構成図である。30は電流センサでスイッ
チ素子出力電流ifを検出するものである。31は電流
電圧変換器で、電流センサ30で取り込んだ電流ifを
電圧値v3に変換するものである。32は比較電圧Vg
を発生する比較電圧発生器である。33は比較回路でV
gとv3とを比較するものである。その他の符号は図1
の実施の形態1のものと同様のものであるので省略す
る。
【0024】図2(f)に示すように、スイッチ素子出
力電流ifは、スイッチング素子7が稼働中は抵抗が低
いので大きな電流が流れるが、矢印の時点で断線する
と、充電抵抗8を介して流れるので電流icは低下す
る。この電流により、フィルタコンデンサ4の電圧Vf
が閾値V5以上となると電力変換器5がオンし、電圧V
fが閾値V5以下となると再び電圧Vfが降下して電力
変換器5がオフする。以上の工程を繰り返えすのでフィ
ルタコンデンサ4を充電する電流は電圧Vfの値に依存
して振動する。
【0025】従って、図4に示す電流電圧変換器31で
電圧v3とした後、比較電圧発生器22で設定した所定
の比較電圧Vgとを比較回路23により比較し、電圧v
3が比較電圧Vgを上下する振動回数をカウンタ24に
よりカウントし、この振動回数が所定の値例えば3〜1
0回以上のとき、制御回路25によりスイッチ素子7は
断線と判断する。これにより制御回路25から遮断器制
御信号S2或いは電力変換器制御信号S3を発生して遮
断器2或いは電力変換器5を停止させ、早期に修復をす
ることができる。
【0026】実施の形態4.図5は、実施の形態4の電
力変換装置の構成図である。40は電流センサでフィル
タコンデンサ4の電流icを検出するものである。31
は電流電圧変換器で、電流センサ40で取り込んだ電流
icを電圧値Emに変換するものである。32は比較電
圧Vhを発生する比較電圧発生器である。33は比較回
路でVhとEmとを比較するものである。その他の符号
は図1の実施の形態1のものと同様のものであるので省
略する。
【0027】図2(g)はフィルタコンデンサ4を流れ
る電流icの動作を示す。電流icはフィルタコンデン
サ4の電圧に依存して増減する。スイッチング素子7が
断線すると図2(e)に示すようにフィルタコンデンサ
4の電圧Vfが振動するので、電流icも振動する。
【0028】従って、図5に示す電流センサ40で取り
込んだフィルタコンデンサ電流icを電流電圧変換器3
1により電圧Emに変換し、これを比較回路23で比較
電圧発生器22で設定した所定の比較電圧値Vhと比較
し、比較電圧値Vhを上下する振動回数が所定の値例え
ば3〜10回以上のとき、制御回路25によりスイッチ
素子7は断線と判断する。或いは電圧に変換後、検波し
て検波電圧Emが所定の値Vh以上で所定の時間tk以
上持続することを観測してもよい。これにより制御回路
25から遮断器制御信号S2或いは電力変換器制御信号
S3を発生して遮断器2或いは電力変換器5を停止さ
せ、早期に修復をすることができる。
【0029】実施の形態5.図6は、実施の形態5の電
力変換装置の構成図である。42は交流電圧センサで、
負荷6に印加される電力駆動回路5の出力電圧の交流電
圧Vdを検出するものであって、コイル等である。31
は交流電圧vdを検波して直流電圧Ek変換するもので
ある。その他の符号は図1に示した実施の形態1のもの
と同様のものであるので省略する。
【0030】図2(h)は電力変換器5の出力電圧で、
スイッチング素子7が矢印の点で断線すると、電力変換
器5の出力電圧Vdは振動する。従って、図2(h)に
示すように、図7の電圧センサ42で電力変換器5の出
力電圧Vdの交流分vdを検出し、検波回路31で検波
すれば図2(j)に示すように検波電圧Ekが得られ
る。検波電圧Ekを比較電圧発生器22で設定した閾値
Vmと比較回路23で比較し、電圧Ekが比較電圧Vm
を超えて所定の時間tk以上を経過したとき、制御回路
25によりスイッチ素子7は断線と判断する。これによ
り制御回路25から遮断器制御信号S2或いは電力変換
器制御信号S3を発生して遮断器2或いは電力変換器5
を停止させ、早期に修復をすることができる。
【0031】図7は実施の形態5の電力変換装置の具体
化構成図である。交直変換回路31を具体的に例示した
もので、バッテリ充電回路31aを流用したものであ
る。
【0032】実施の形態5.図8は、実施の形態5の電
力変換装置の構成図である。45は電流センサであっ
て、電力駆動回路5から負荷6に流れる負荷交流電流i
dを検出するものである。31は電流電圧変換器であ
る。その他の符号は図1〜7に示したものと同様のもの
であるので省略する。
【0033】図2(i)は負荷交流電流idを示す。電
流センサ45でidを検出後は、実施の形態4と同様に
して電流電圧変換器31で電圧に変換後、検波して検波
電圧Enを求め、比較電圧Vmを超えて所定の時間tk
以上を経過したとき、制御回路25によりスイッチ素子
7は断線と判断する。これにより制御回路25から遮断
器制御信号S2或いは電力変換器制御信号S3を発生し
て遮断器2或いは電力変換器5を停止させ、早期に修復
をすることができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように、第1の発明のの電力変換
装置によれば、直流電源、直流電源から流出する電流を
スイッチするスイッチング素子、スイッチング素子の出
力に接続され負荷を駆動する電力駆動回路、スイッチン
グ素子と並列に設けられた充電抵抗、スイッチング素子
の出力側とアース間に設けられたフィルタコンデンサを
有する電力変換装置において、スイッチング素子の出力
電圧を測定する手段と、スイッチング素子の出力電圧が
所定の値を上下する振動回数を計測する手段とを備えた
ので、スイッチ素子の断線を検出することができる。
【0035】この発明の請求項2に記載の電力変換装置
は、スイッチング素子の両端の電圧を検出する手段と、
スイッチング素子の両端の電圧が所定の値を上下する振
動回数を計測する手段とを備えたので、スイッチ素子の
断線を検出することができる。
【0036】この発明の請求項3に記載の電力変換装置
は、スイッチング素子の出力側からの電流を検出する手
段と、電流が所定の値を上下する振動回数を計測する手
段とを備えたので、スイッチ素子の断線を検出すること
ができる。
【0037】この発明の請求項4に記載の電力変換装置
は、フィルタコンデンサの電流を測定する手段と、電流
が所定の値を上下する振動回数を計測する手段とを備え
たので、スイッチ素子の断線を検出することができる。
【0038】この発明の請求項5に記載の電力変換装置
は、請求項1のスイッチング素子の出力電圧を測定する
手段と出力電圧の振動回数を計測する手段に替えて、電
力駆動回路の出力の駆動電圧の交流分を検出する手段
と、駆動電圧が所定の電圧を上下する振動回数を計測す
る手段とを備えたので、スイッチ素子の断線を検出する
ことができる。
【0039】この発明の請求項6に記載の電力変換装置
は、電力駆動回路の出力の交流電圧を検波する手段を設
けたので、スイッチ素子の断線を検出することができ
る。
【0040】この発明の請求項7に記載の電力変換装置
は、電力駆動回路の出力電流の交流分を測定する手段
と、出力電流が所定の値を上下する振動回数を計測する
手段とを備えたので、スイッチ素子の断線を検出するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の電力変換装置の構成図であ
る。
【図2】 実施の形態1〜5の電力変換装置各部のタイ
ムチャートである。
【図3】 実施の形態2の電力変換装置の構成図であ
る。
【図4】 実施の形態3の電力変換装置の構成図であ
る。
【図5】 実施の形態4の電力変換装置の構成図であ
る。
【図6】 実施の形態5の電力変換装置の構成図であ
る。
【図7】 実施の形態4の電力変換装置の構成図であ
る。
【図8】 実施の形態5の電力変換装置の構成図であ
る。
【図9】 従来の電力変換装置の構成図である。
【図10】 従来の電力変換装置のタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
1 直流電源、 2 遮断器、 3
直流リアクトル、4 フィルタコンデンサ、5 電力駆
動回路、 6 負荷、7 スイッチング素子、 8
充電抵抗、 21 電圧センサ、22 比較回
路, 23 比較電圧発生器、24 カウンタ,
25 制御回路、 30 電流センサ、 31
電流電圧変換回路、40 電流センサ、 42
交流電圧センサ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源、上記直流電源から流出する電
    流をスイッチするスイッチング素子、上記スイッチング
    素子の出力に接続され負荷を駆動する電力駆動回路、上
    記スイッチング素子と並列に設けられた充電抵抗、上記
    スイッチング素子の出力側とアース間に設けられたフィ
    ルタコンデンサを有する電力変換装置において、上記ス
    イッチング素子の出力電圧を測定する手段と、上記スイ
    ッチング素子の出力電圧が所定の値を上下する振動回数
    を計測する手段とを備え、上記スイッチング素子の出力
    電圧の振動回数に基づき上記スイッチング素子の断線を
    検出することを特徴とする電力変換装置。
  2. 【請求項2】 直流電源、上記直流電源から流出する電
    流をスイッチするスイッチング素子、上記スイッチング
    素子の出力に接続され負荷を駆動する電力駆動回路、上
    記スイッチング素子と並列に設けられた充電抵抗、上記
    スイッチング素子の出力側とアース間に設けられたフィ
    ルタコンデンサを有する電力変換装置において、上記ス
    イッチング素子の両端の電圧を検出する手段と、上記ス
    イッチング素子の両端の電圧が所定の値を上下する振動
    回数を計測する手段とを備え、上記スイッチング素子の
    両端の電圧の上記振動回数に基づき上記スイッチング素
    子の断線を検出することを特徴とする電力変換装置。
  3. 【請求項3】 直流電源、上記直流電源から流出する電
    流をスイッチするスイッチング素子、上記スイッチング
    素子の出力に接続され負荷を駆動する電力駆動回路、上
    記スイッチング素子と並列に設けられた充電抵抗、上記
    スイッチング素子の出力側とアース間に設けられたフィ
    ルタコンデンサを有する電力変換装置において、上記ス
    イッチング素子の出力側からの電流を検出する手段と、
    上記電流が所定の値を上下する振動回数を計測する手段
    とを備え、上記スイッチング素子の出力側からの電流の
    上記振動回数に基づき上記スイッチング素子の断線を検
    出することを特徴とする電力変換装置。
  4. 【請求項4】 直流電源、上記直流電源から流出する電
    流をスイッチするスイッチング素子、上記スイッチング
    素子の出力に接続され負荷を駆動する電力駆動回路、上
    記スイッチング素子と並列に設けられた充電抵抗、上記
    スイッチング素子の出力側とアース間に設けられたフィ
    ルタコンデンサを有する電力変換装置において、上記フ
    ィルタコンデンサの電流を測定する手段と、上記電流が
    所定の値を上下する振動回数を計測する手段とを備え、
    上記フィルタコンデンサの電流の上記振動回数に基づき
    スイッチング素子の断線を検出することを特徴とする電
    力変換装置。
  5. 【請求項5】 直流電源、上記直流電源から流出する電
    流をスイッチするスイッチング素子、上記スイッチング
    素子の出力に接続され負荷を駆動する電力駆動回路、上
    記スイッチング素子と並列に設けられた充電抵抗、上記
    スイッチング素子の出力側とアース間に設けられたフィ
    ルタコンデンサを有する電力変換装置において、上記電
    力駆動回路の出力の駆動電圧の交流分を検出する手段
    と、上記駆動電圧が所定の電圧を上下する振動回数を計
    測する手段とを備え、上記駆動電圧の振動回数に基づき
    スイッチング素子の断線を検出することを特徴とする電
    力変換装置。
  6. 【請求項6】 電力駆動回路の出力の交流電圧を検波す
    る手段を設け、上記検波出力レベルが所定の値以上で所
    定時間以上持続したとき上記スイッチング素子の断線を
    検出することを特徴とする請求項5記載の電力変換装
    置。
  7. 【請求項7】 直流電源、上記直流電源から流出する電
    流をスイッチするスイッチング素子、上記スイッチング
    素子の出力に接続され負荷を駆動する電力駆動回路、上
    記スイッチング素子と並列に設けられた充電抵抗、上記
    スイッチング素子の出力側とアース間に設けられたフィ
    ルタコンデンサを有する電力変換装置において、上記電
    力駆動回路の出力電流の交流分を測定する手段と、上記
    出力電流が所定の値を上下する振動回数を計測する手段
    とを備え、上記出力電流の振動回数に基づきスイッチン
    グ素子の断線を検出することを特徴とする電力変換装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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