JPH11215782A - 扁平型ブラシレスモータ - Google Patents
扁平型ブラシレスモータInfo
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- JPH11215782A JPH11215782A JP3220398A JP3220398A JPH11215782A JP H11215782 A JPH11215782 A JP H11215782A JP 3220398 A JP3220398 A JP 3220398A JP 3220398 A JP3220398 A JP 3220398A JP H11215782 A JPH11215782 A JP H11215782A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- bearing
- brushless motor
- stator base
- flat
- Prior art date
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- Pending
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Abstract
持し、取り付けるときの軸垂直度が悪化するのを防ぐと
ともにロータ装着時に抜け止め手段を簡単に取り付けで
きるようにしてコストダウンを図る。 【解決手段】 ステータベース(1)に複数個の電機子
コイルを有するステータ(S)を配してなる扁平型ブラ
シレスモータであって、ステータベースから一体に複数
個の支柱(1b)を立ち上げ、この複数個の支柱の内側
に軸受(5)とこの軸受に係止される抜け止め手段
(4)を配し、軸(7)を一体化したロータを前記軸受
に装着する際前記抜け止め手段に軸を圧入してなるよう
にすれば達成できる。好ましくは抜け止め手段をステー
タベースから隔離するために複数個の治具挿入孔(1
a)を設ける。
Description
スク装置などに用いられるスピンドルモータやピックア
ップ駆動用に用いて好適な扁平型ブラシレスモータの改
良に関する。
用いられる扁平コアード型ブラシレススピンドルモータ
として図4に示すような構成のものが知られている。す
なわち、ステータベースBに黄銅製の軸受ホルダHを取
り付け、この軸受ホルダHの外周に複数個の突極に電機
子コイルNを巻き回してなるステータコアCを載置する
とともに、内部に含油軸受Gを装着し、この含油軸受G
にマグネットホルダYと前記ステータコアCに空隙を介
して臨ませたマグネットMからなるロータRを、軸Dを
介して回転自在に支承させてなるものがある。図中、T
は前記ロータRに一体化したメディア載置用ターンテー
ブル、Wは抜け止めリングそしてUは軸の基端をピボッ
ト支承する比較的厚手の受け板である。
うな構成の扁平型スピンドルモータは、ステータベース
Bに黄銅製の軸受ホルダHを取り付けているため、軸受
ホルダH自体の部材コストのほかに抜け止めリングや受
け板などの取り付けの手間がかかってコスト的に問題と
なり、カシメなどによって取り付けるとき軸垂直度がで
にくい問題もあった。しかもコアの突極に巻き回してな
る電機子コイルNの膨らみのため薄型化に大きな制約を
受けてしまう問題がある。このため、通常は、電機子コ
イルの膨らみを押し潰しているが、断線やレアーショー
トの問題を包含していた。また、電機子コイルの膨らみ
を押し潰さないようにするとコアの積厚枚数を減らせざ
るを得ず、モータ特性が犠牲になってしまう問題があ
る。
くても軸受を容易に保持し、取り付けるときの軸垂直度
が悪化するのを防ぐとともにロータ装着時に抜け止め手
段を簡単に取り付けできるようにしてコストダウンを図
ったものであり、コアード型ではステータコアの固定が
容易にできるようにしてコストダウンを図り、電機子コ
イルの膨らみがあっても押し潰すことなく薄型化でき、
コアの積厚枚数を減らす必要のないようにしてモータ特
性が犠牲にならないようにした扁平型ブラシレスモータ
を提供しようとするものである。
するには、ステータベースが強固な金属体であって、し
かもある程度の厚みが必要であることに厚みに目を付
け、請求項1に示すようにステータベースに複数個の電
機子コイルを有するステータを配してなる扁平型ブラシ
レスモータにおいて、ステータベースから一体に複数個
の支柱を立ち上げ、この複数個の支柱の内側に軸受とこ
の軸受に係止される抜け止め手段を配し、軸を一体化し
たロータを前記軸受に装着する際前記抜け止め手段に軸
を圧入してなるようにすれば達成できる。また、具体的
には、請求項2に示すように前記抜け止め手段をステー
タベースから隔離するために複数個の治具挿入孔をステ
ータベースに設けるのがよい。さらに、請求項3に示す
ように前記ステータとして複数個の電機子コイルを突極
に巻き回してなるコアを有するコアード型にし、このコ
アード型ステータを載置する手段として前記複数個の支
柱を利用すると共にこの支柱を立ち上げた後の孔を電機
子コイル逃げ用凹所にし、この凹所に電機子コイルの膨
出部分の一部を格納させるのがよい。
の軸受ホルダを使用しなくてすむのでコストダウンがで
き、ロータの抜け止めが容易にできる。請求項2に示す
発明のようにすれば抜け止め手段を軸に圧入する際、当
て板を傷つけることなく、ステータベースから浮かすこ
とができるので、ブレーキになる恐れがない。請求項3
に示す発明のようにすれば、電機子コイルの押し潰しが
不必要となり、特性を維持した上、断線やレアーショー
トの問題がでなくなる。
に基づき説明する。図1はこの発明の扁平型ブラシレス
モータの第1の実施の形態としてコアード型にした場合
を示す要部断面図、図2は同実施形態における主要部位
の概略組立図、そして図3は同モータの第2の実施の形
態を示す要部断面図である。
らなるステータベースで、上面にポリイミドあるいはポ
リエステルフイルムなる回路基板2を両面粘着フイルム
を介して配すると共に、中央に絞り加工により当て板収
納部1aを凹ませて当て板3を収め、その周囲に後述の
ステータコアを保持するためにステータコアの突極の数
にあわせて切り起こした支柱1b‥‥を設ける。この内
側に抜け止め手段としての含油メタル4を入れ、中空含
油軸受5を圧入している。前記抜け止め手段としての含
油メタル4の下にはこの含油メタル4をステータベース
1より浮かして後述の軸に圧入できるように少なくとも
3個の治具挿入孔1eが穿設される。前記支柱1b‥‥
を切り起こす前に、図2にも示すように予め大きめの
孔、すなわち電機子コイルの膨出部を逃げる凹所1c‥
‥を設けておく。この場合、回路基板2にも絶縁のため
に前記凹所1cより小径の凹所2aが必要となり、切り
込みを入れておいて前記電機子コイルの膨出部を逃げる
のを容易にしてある。6は複数個の突極6a‥‥にそれ
ぞれ電機子コイル6b‥‥を巻き線してなるステータコ
アで内側に支柱1bの段部1dで受ける切り欠き6c‥
‥が設けられている。このようなステータコア6をステ
ータベース1に載置させるには、支柱1bと切り欠き6
cを合わせて装着後、支柱1bの頂部を潰し、あるいは
楔を入れて抜け止めすればよい。もちろん、圧入、接着
などの手段によって固着することもできる。前記各電機
子コイル6b‥‥の端末を前記の回路基板2の所定のパ
ターンに半田結線することによりステータSとして完成
する。したがって、前記各電機子コイル6bの膨出部は
凹所2a、1cにその一部が格納されるようになるの
で、ステータとして低姿勢にできる。
よってに装着されたロータケース8と、このロータケー
ス8の内側において前記ステータコア6の突極6a‥‥
に径方向空隙を介して臨ませるように板状のものをカー
ルして圧入固着したリング状ラバーマグネット9からな
り、さらに前記ロータケース8にはメディア載置用ター
ンテーブル8aが一体化されている。
は図2に示すように当て板3、抜け止め手段としての含
油メタル4、中空含油軸受5の順で支柱1bの内側に収
め、外側にステータSをはめ込み、治具Jにセットした
後、ロータRを装着すればよい。このとき含油メタル4
は治具Jの3本の突柱で係止されるので、軸7はストロ
ークをコントロールして先端を押し下げれば当て板3を
傷つけることなく、ステータベースより浮かして含油メ
タル4に圧入できることになる。
SSを空心電機子コイル66からなるスロットレス型に
したもので、この場合、ロータRRはリング状のマグネ
ット99をロータケース88の天井に接着して前記空心
電機子コイル66に軸方向空隙を介して臨ませている。
なお、その他の構成は前記第1の実施の形態と同様なた
め、同一符号を記してその説明を省略する。このように
構成したので、支柱1b‥‥を立ち上げた後の孔によっ
てマグネット99の吸着力が緩和されるので、ヒステリ
シス損が少なくなり、ブレーキロスが軽減できる。
ステータベースから一体に複数個の支柱を立ち上げ、こ
の複数個の支柱の内側に軸受とこの軸受に係止される抜
け止め手段を配し、軸を一体化したロータを前記軸受に
装着する際前記抜け止め手段に軸を圧入したので、黄銅
製の軸受ホルダを使用しなくてすむためコストダウンが
でき、組み付け時に一方向からロータの抜け止めが容易
にできるため、自動組立が可能になる。請求項2に示す
発明では、前記抜け止め手段をステータベースから隔離
するために複数個の治具挿入孔を設けたので、抜け止め
手段を軸に圧入する際、当て板を傷つけることなく、ス
テータベースから浮かすことができるので、ブレーキに
なる恐れがない。請求項3に示す発明のように前記ステ
ータとして複数個の電機子コイルを突極に巻き回してな
るコアを有するコアード型にし、このコアード型ステー
タを載置する手段として前記複数個の支柱を利用すると
共にこの支柱を立ち上げた後の孔を電機子コイル逃げ用
凹所にし、この凹所に電機子コイルの膨出部分の一部を
格納すれば、電機子コイルの押し潰しが不必要となり、
特性を維持した上、断線やレアーショウトの問題がでな
くなる扁平コアード型ブラシレスモータが提供できる。
第1の実施の形態の要部断面図である。
る。
面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ステータベースに複数個の電機子コイル
を有するステータを配してなる扁平型ブラシレスモータ
において、ステータベースから一体に複数個の支柱を立
ち上げ、この複数個の支柱の内側に軸受とこの軸受に係
止される抜け止め手段を配し、軸を一体化したロータを
前記軸受に装着する際前記抜け止め手段に軸を圧入して
なる扁平型ブラシレスモータ。 - 【請求項2】 前記抜け止め手段をステータベースから
隔離するために複数個の治具挿入孔をステータベースに
設けた請求項1に記載の扁平型ブラシレスモータ。 - 【請求項3】 前記ステータとして複数個の電機子コイ
ルを突極に巻き回してなるコアを有するコアード型に
し、このコアード型ステータを載置する手段として前記
複数個の支柱を利用すると共にこの支柱を立ち上げた後
の孔を電機子コイル逃げ用凹所にし、この凹所に電機子
コイルの膨出部分の一部を格納した請求項1または請求
項2に記載の扁平型ブラシレスモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3220398A JPH11215782A (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | 扁平型ブラシレスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3220398A JPH11215782A (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | 扁平型ブラシレスモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11215782A true JPH11215782A (ja) | 1999-08-06 |
Family
ID=12352359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3220398A Pending JPH11215782A (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | 扁平型ブラシレスモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11215782A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100935509B1 (ko) * | 2002-09-13 | 2010-01-06 | 도쿄파츠고교 가부시키가이샤 | 초 슬림형 코어리스 모터 |
JP2019126123A (ja) * | 2018-01-12 | 2019-07-25 | 日本電産株式会社 | モータ |
-
1998
- 1998-01-29 JP JP3220398A patent/JPH11215782A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100935509B1 (ko) * | 2002-09-13 | 2010-01-06 | 도쿄파츠고교 가부시키가이샤 | 초 슬림형 코어리스 모터 |
JP2019126123A (ja) * | 2018-01-12 | 2019-07-25 | 日本電産株式会社 | モータ |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041116 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050107 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050802 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050905 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060713 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |