JPH11215526A - 電話装置 - Google Patents

電話装置

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JPH11215526A
JPH11215526A JP1451398A JP1451398A JPH11215526A JP H11215526 A JPH11215526 A JP H11215526A JP 1451398 A JP1451398 A JP 1451398A JP 1451398 A JP1451398 A JP 1451398A JP H11215526 A JPH11215526 A JP H11215526A
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JP
Japan
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area code
line connection
memory
telephone
public line
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JP1451398A
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English (en)
Inventor
Jiyungo Kitou
淳悟 鬼頭
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Meter Arrangements (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 専用−公衆線接続サービスに供される構内交
換機に接続される電話装置で、専用−公衆線接続サービ
スを優先的に利用可能とする。 【解決手段】 電話装置100では、特番メモリ114
に専用−公衆線接続サービスを利用するための特番を記
憶しておき、再ダイヤルメモリ113にはスイッチ部1
09を介して行う相手先呼出しのための電話番号が一時
的に記憶される。相手先の市外局番が有効市外番号メモ
リ116に記憶されている市外局番と一致するとき、あ
るいは有効市外番号メモリ116および無効市外番号メ
モリ117に、一致する市外局番がいずれも記憶されて
いないときには、特番メモリ114の記憶内容を先に構
内交換機に送出した後、再ダイヤルメモリ113の記憶
内容から公衆回線接続特番を除いた番号を送出して、専
用−公衆線接続サービスを利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、専用−公衆線接続
サービスに供される構内交換機に接続される電話装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、専用−公衆線接続サービスが開始
され、たとえば1つの企業内で利用する専用線から特定
のゲートウェイを介して公衆電話網に接続することが可
能になっている。専用線を利用している企業では、事業
所間での長距離の市外通話などに、通信費用を削減する
ために専用線が大いに利用されている。専用線を利用す
る企業では、専用−公衆線接続サービスの機能を有する
構内交換機を設置し、この交換機に企業内で使用する複
数の構内電話装置が接続される。構内電話装置から通常
の公衆電話回線に接続されている相手先との間での通話
を行う公衆線接続、すなわち外線通話を行うときには、
構内交換機に公衆線接続を指示する公衆線接続特番(た
とえば0)をダイヤルした後、市外局番、市内局番およ
び加入者番号をダイヤルする。このような構内交換機で
は、専用−公衆線接続サービス機能を拡張する際に、同
様に特定の専用−公衆線接続特番(たとえば8−99
9)によって接続指示を与える形態をとるようにしてい
る。したがって、構内電話装置からは、まず「8−99
9」などのダイヤル操作をした後、市外局番、市内局番
および加入者番号をダイヤル操作して、専用−公衆線接
続サービスを受けることができる。
【0003】図7は、従来からの構内電話装置の概略的
な構成を示す。構内交換機に接続される端子L1,L2
には、ダイオードブリッジ201を介してダイヤルパル
スを送出するダイヤルパルス送出回路202が接続さ
れ、さらにフックスイッチ203およびループ制御回路
204の並列回路を介してスピーチネットワーク回路2
05が接続される。スピーチネットワーク回路205
は、ハンドセット206と電話回線の間を接続する。端
子L1,L2には、着信検出回路207も接続され、回
線から送られる着信信号を検出する。液晶表示素子等に
よる表示部208および数字ボタンや各種機能ボタンを
有するスイッチ部209は、電話機能の制御を行う制御
プログラムを格納したメモリを有するCPU210に接
続される。CPU210は、着信検出回路207による
着信信号の検出結果や、回線からのトーン信号を検出す
るトーン検出回路211からの検出結果が入力され、ダ
イヤルパルス送出回路202からダイヤルパルスを送出
したり、ループ制御回路204によってオンフックまた
はオフフック状態を制御したりすることができる。また
短縮番号メモリ212を用いて短縮番号を記憶し、最後
に発信した番号を記憶する再ダイヤルメモリ213を用
いて再ダイヤルを行う機能も備えている。
【0004】なお、ダイオードブリッジを「DB」、ダ
イヤルパルス送出回路を「DP SND」、フックスイ
ッチを「HS」、ループ制御回路を「LPCNT」、ス
ピーチネットワークを「SP NET」、ハンドセット
を「H set」、着信検出回路を「IDET」、液晶
表示措置を「LCD」、スイッチを「SW」、およびト
ーン検出回路を「Tone det」と略称することも
ある。
【0005】図7に示すような従来の電話装置において
は、公衆回線接続特番を一旦ダイヤルすると、直ちにそ
の特番が構内交換機に送られ、構内交換機は公衆回線と
の接続を行って公衆回線の発信音を電話装置に送出す
る。その後、電話装置から送られる市外局番、市内局番
および加入者番号が公衆回線に送られ、公衆回線接続が
行われる。また一般に、短縮ダイヤルや再ダイヤル等の
機能が短縮番号メモリ212および再ダイヤルメモリ2
13によってそれぞれ実現され、頻繁に通話する相手先
電話番号を登録しておけば、数少ない操作で通話を行う
ことができる。
【0006】構内交換機では、構内電話装置から専用−
公衆線接続特番を付加した呼出しがあると、専用−公衆
線接続サービスを利用する経済的な効果であるメリット
があるか否かを判断し、メリットがあるときには専用線
を利用する。構内電話装置または構内交換機には、LC
R(Least Cost Routing)機能と称され、通話先を呼出
すダイヤル操作を行うと、その通話先の地域にあわせて
予め設定したルート情報に基づき、最も安い料金となる
ルートを検索選択し、自動的に番号変換を行って外線に
対して選択したルートのダイヤル信号を送出し接続を行
う機能が設けられている。通信料金最低区間の選択機能
についての先行技術は、たとえば特開平7−14323
4などに開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図7に示すような構内
電話装置では、専用−公衆線接続サービスを受けるため
には専用−公衆線接続特番をダイヤルして外線通話を行
う必要がある。しかしながら、従来の構内交換機の機能
である公衆線接続特番による通話に慣れている利用者に
とっては、専用−公衆線接続特番をダイヤルせずに、公
衆線接続特番を使用する外線通話を行ってしまうことが
多い。このため、期待する通信コストの削減が行えない
場合も生じる。また全ての相手先地域が専用−公衆線接
続サービスの対象とはなっていないので、特定の市外局
番のみへの発信が対象となり、サービス対象の市外局番
を覚えておかないといけない等の煩わしさもあり、この
ことも専用−公衆線接続サービスの利用が充分になされ
ていない原因となっている。
【0008】図7に示すように、短縮番号メモリ212
を有して、短縮ダイヤル機能を備えている場合は、短縮
ダイヤル番号内に専用−公衆線接続サービスを有利に利
用することができる市外局番を含んでいたとしても、そ
のままでは専用−公衆線接続サービスを利用することが
できず、専用−公衆線接続特番を追加して再登録する必
要がある。また再ダイヤル等の機能を有する場合には、
専用−公衆線接続特番の有無によって、同一の相手先で
あっても再ダイヤル機能上は別の相手先として扱われ、
たとえば専用線の利用から公衆線の利用に切換えるとき
に、再度相手先を呼出すダイヤル操作を行わなければな
らない場合も生じる。また、従来の公衆線接続特番によ
る通話に慣れている利用者が、専用−公衆線接続サービ
スに供する構内交換機に接続される電話装置に対して、
公衆線接続特番によるダイヤリングを行ってしまうと、
構内交換機は公衆回線に接続してしまい、専用−公衆線
接続サービスを受けることができないので、一旦回線接
続を切断した後、再度専用−公衆線接続特番からダイヤ
ルしなければサービスを受けることができないという問
題もある。
【0009】本発明の目的は、専用−公衆線接続を自動
的かつ優先してダイヤリングする機能を有する電話装置
を提供することである。
【0010】本発明の他の目的は、優先接続される専用
−公衆線接続で通信コストメリットがない場合でも、ワ
ンタッチで公衆回線接続に切換えることができ、利用者
が新たなダイヤリング操作を行う必要がない電話装置を
提供することである。
【0011】さらに本発明の目的は、短縮ダイヤル機能
でも自動的に専用−公衆線接続の適否を付加する機能を
有する電話装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、専用−公衆線
接続サービスが利用可能で、予め定める公衆線接続特番
を付加して相手先を呼出すことによって、公衆電話回線
を介する通話が可能となる機能を備える構内交換機に接
続される電話装置において、専用−公衆線接続サービス
を利用するための予め定める専用線接続特番を記憶する
専用特番メモリと、相手先を呼出す電話番号を記憶する
相手番号メモリと、公衆線接続特番に引き続いて相手先
を呼出す電話番号が入力されるとき、入力された電話番
号を相手番号メモリに記憶させ、専用特番メモリに記憶
されている専用線特番を構内交換機に送出してから、相
手番号メモリに記憶されている電話番号を構内交換機に
送出して、相手先の呼出しを行うように制御する制御手
段とを含むことを特徴とする電話装置である。
【0013】本発明に従えば、専用−公衆線接続サービ
スを利用するための予め定める専用線接続特番を専用特
番メモリに記憶しておき、相手先を呼出す電話番号を相
手番号メモリに記憶しておくので、一旦相手先を呼出す
操作を行えば、制御手段によって、まず専用−公衆線接
続サービスを受けるための専用線特番を挿入して相手先
の呼出しを行うことができる。
【0014】また本発明で前記構内交換機は、前記専用
線特番を付加した相手先の呼出しが行われるとき、専用
−公衆線接続サービスを利用するメリットを評価して、
サービスメリットがないと判断されるときには、判断結
果を音声応答する機能を有し、前記制御手段は、専用線
特番を付加した相手先の呼出しを行った後、予め定める
操作が行われると、一旦、構内交換機への接続を切断
し、前記相手番号メモリに記憶されている電話番号を、
前記公衆線接続特番を付加した状態で構内交換機に送出
して、相手先の呼出しを行うように制御することを特徴
とする。
【0015】本発明に従えば、専用−公衆線接続サービ
スを利用するメリットがないときには、音声による応答
が行われ、利用者は予め定める操作を行うことによっ
て、相手番号メモリに公衆線接続特番を付加した状態で
相手先の呼出しが行われるので、サービス対象となる市
外局番が不明な場合でも、優先的に専用−公衆線接続サ
ービスを利用する試みを行うことができ、サービスを利
用することができないときには改めてダイヤル操作を行
う必要がなく公衆回線接続に切換えることができる。
【0016】また本発明で前記専用線接続特番を付加し
ての相手先の呼出しの後で、前記予め定める操作に従っ
て構内交換機への接続を一旦切断して、前記公衆線接続
特番を付加しての相手先の呼出しを行った後に、前記相
手番号メモリに記憶されている電話番号を抽出し、制御
手段によって抽出される市外局番を登録する無効市外局
番登録手段を備えることを特徴とする。
【0017】本発明に従えば、専用−公衆線接続サービ
スを受けようとして構内交換機によってメリットがない
と判断されるときに、相手先の市外局番を無効市外局番
登録手段によって登録するので、専用−公衆線接続サー
ビスを受けることができない市外局番に関するデータの
蓄積を行うことができる。
【0018】また本発明で前記制御手段は、前記専用線
接続特番を用いる専用−公衆線接続にサービスメリット
があると判断されて接続が成功した場合に、前記相手番
号メモリに記憶されている電話番号中から市外局番を抽
出し、制御手段によって抽出される市外局番を登録する
有効市外局番登録手段を備えることを特徴とする。
【0019】本発明に従えば、専用−公衆線接続が成功
した場合に、市外局番を有効市外局番登録手段によって
登録するので、専用−公衆線接続サービスが有効な市外
局番のデータを蓄積することができる。
【0020】また本発明は、前記相手番号メモリに記憶
されている電話番号から市外局番を抽出し、前記有効市
外局番登録手段および無効市外局番登録手段に登録され
ている市外局番を検索して一致する番号の有無を判断す
る検索手段を備え、前記制御手段は、検索手段によって
一致する市外局番が有効市外局番登録手段に登録されて
いるか、または有効市外局番登録手段および無効市外局
番登録手段のいずれにも登録されていないと判断される
とき、前記専用特番メモリに記憶されている専用線接続
特番を前記構内交換機に送出してから、相手番号メモリ
に記憶されている電話番号を構内交換機に送出するよう
に制御し、検索手段によって、一致する市外局番が無効
市外局番登録手段に登録されていると判断されるとき、
相手番号メモリに記憶されている電話番号を、前記公衆
線接続特番を付加した状態で構内交換機に送出して、相
手先の呼出しを行うように制御することを特徴とする。
【0021】本発明に従えば、検索手段は相手番号メモ
リに記憶される電話番号から市外局番を抽出し、有効市
外局番登録手段および無効市外局番登録手段に登録され
ている市外局番を検索して一致する番号を判断し、制御
手段は検索手段によって一致する市外局番が無効市外局
番登録手段に登録されていない場合には、専用−公衆線
接続サービスを利用し、一致する市外局番が無効市外局
番登録手段に登録されているときには専用−公衆線接続
サービスを利用しないので、サービスの利用が可能な場
合と不明な場合とではサービスを優先的に利用し、不可
能な場合はサービスを利用しないようにして、効率的な
制御を行うことができる。
【0022】また本発明は、予め定める番号の範囲から
選択される短縮番号に、相手先の電話番号を対応して記
憶するとともに、その相手先への通話に専用−公衆線接
続サービスが有効であるか無効であるかを示すフラグを
記憶するための短縮番号メモリと、予め定める操作に応
答して選択される短縮番号に対応する短縮番号メモリに
相手先の電話番号を登録し、前記検索手段によって相手
先の電話番号から抽出される市外局番が前記有効市外局
番登録手段に登録されているか否かを検索させ、一致す
る市外局番が有効市外局番登録手段に登録されていると
判断されるとき、短縮番号メモリのフラグを有効に設定
する短縮番号登録手段とをさらに含み、前記制御手段
は、短縮番号を用いて相手先を呼出す操作が行われる場
合に、短縮番号メモリに記憶されているフラグが有効で
あるときには、前記専用特番メモリに記憶されている専
用線接続特番を前記構内交換機に送出してから、相手番
号メモリに記憶されている電話番号を構内交換機に送出
するように制御し、フラグが無効であるときには相手番
号メモリに記憶されている電話番号を、前記公衆線接続
特番を付加した状態で構内交換機に送出するように制御
することを特徴とする。
【0023】本発明に従えば、短縮番号を利用する場合
に、フラグに従って専用−公衆線接続サービスを受ける
か否かを判断することができるようになるので、短縮番
号の設定内容を変更することなく自動的に専用−公衆線
接続の適否を判断することができる。
【0024】また本発明で前記有効市外局番登録手段
は、前記制御手段によって抽出される市外局番を登録す
る際に、前記短縮番号メモリに記憶されている相手先の
電話番号中に一致する市外局番が存在するか否かを検索
し、一致する市外局番に対応する短縮番号メモリのフラ
グを有効に設定することを特徴とする。
【0025】本発明に従えば、過去に登録されている短
縮番号でも、その市外局番が専用−公衆線接続サービス
のメリットがある市外局番であることが判明した後で、
フラグが有効に設定されるので、フラグが自動的に更新
され、短縮番号の再設定を行うことなく、専用−公衆回
線接続サービスを利用することができる。
【0026】また本発明は、最後に発信した相手先の電
話番号を記憶しておくための再発信メモリと、再発信メ
モリに記憶されている電話番号の相手先を呼出す操作に
従って、相手先の呼出しを行う再発信手段と、専用線が
全話中であることを示す全話中信号を検出する全話検出
手段とをさらに含み、前記制御手段は、再発信手段によ
って前記専用−公衆線接続を行っても全話検出手段によ
って全話中信号が検出され、再発信手段による専用−公
衆線接続を行うことが繰返されて、繰返しの回数が予め
定める数以上になるとき、一旦、回線接続を切断し、前
記再発信メモリに記憶されている電話番号に、前記公衆
線接続特番を付加した状態で、相手先を呼出すように制
御することを特徴とする。
【0027】本発明に従えば、専用−公衆線接続サービ
スを利用して通話を行おうとする際に、予め定める回数
だけ呼出しを繰返しても全話中であれば、再発信メモリ
に記憶している電話番号に公衆線接続特番を付加した状
態で相手先を呼出すので、全話中の状態が続いて専用線
を利用することができないときであっても、公衆回線を
利用して相手先との通話を行うことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態に
よる電話装置100の概略的な電気的構成を示す。本実
施形態の電話装置100は、図7に示す従来の電話装置
と大略的に同等のダイオードブリッジ101、ダイヤル
パルス送出回路102、フックスイッチ103、ループ
制御回路104、スピーチネットワーク回路105、ハ
ンドセット106、着信検出回路107、表示部10
8、スイッチ部109およびトーン検出回路111、短
縮番号メモリ112、再ダイヤルメモリ113を有す
る。CPU110は、図7に示すCPU210とは異な
る制御プログラムを格納したメモリを有する。
【0029】本実施形態の電話装置100では、図7の
ダイオードブリッジ201から再ダイヤルメモリ213
までにそれぞれ対応するダイオードブリッジ101から
再ダイヤルメモリ113までの他に、特番メモリ11
4、有効市外番号フラグメモリ115、有効市外番号メ
モリ116および無効市外番号メモリ117を有する。
特番メモリ114には、たとえば「899」である専用
−公衆線接続特番を記憶させる。有効市外番号フラグメ
モリ115には、専用−公衆線接続が有効であるか否か
を示すフラグの設定内容を記憶する。有効市外番号メモ
リ116には、専用−公衆線接続サービスを有効に受け
ることができる市外局番を記憶する。無効市外局番番号
メモリ117には、専用−公衆線接続サービスを受ける
ことができない市外局番を記憶する。また、トーン検出
回路111は、公衆回線の話中音とともに、専用線が全
話中である場合に発生される全話中信号を検出すること
もできる。全話中信号の検出回数は、カウンタ118に
よって計数される。
【0030】図2は、図1に示す電話装置100が接続
される構内交換機120と、他の構内交換機121,1
22,…との相互間の回線接続状態を示す。構内交換機
120と複数の電話装置100との間は、構内回線13
0によって接続される。構内交換機120,121,1
22相互間の接続は、専用回線131および/または公
衆回線132を用いて行われる。構内交換機120,1
21,122には、専用回線131を利用する場合に、
コスト上のメリットがあるか否かを判断する機能が備え
られ、メリットがないと判断されるときには、音声で電
話装置100に対してメリットがない旨を応答すること
ができる。
【0031】図3は、図1に示す電話装置100を用い
る発信手順を示す。図4は、短縮ダイヤルの登録手順を
示す。図5は、短縮ダイヤルを用いる発信手順を示す。
図6は、再ダイヤル機能の処理手順を示す。図3〜図6
で、電話装置100の利用者が行う操作は破線で示す。
【0032】図3では、図1のハンドセット106を取
上げることによって、フックスイッチ103がオフフッ
ク状態となり、発信処理が開始される。ステップS1で
は、利用者がスイッチ部109のうち、公衆線接続特番
であるたとえば「0」のダイヤルボタンを押下げる操作
を行う。ステップS2では、スイッチ部109から特番
0が入力されても、CPU110は特番「0」を構内交
換機120に送出せず、再ダイヤルメモリ113に格納
する。従来の電話装置では、入力された特番「0」を直
ちに構内交換機120側に送出する。構内交換機120
が公衆回線132を捕捉して電話局の公衆交換機に接続
されるとき、公衆交換機から発信音が送られてきて、そ
の後ダイヤルする市外局番、市内局番および加入者番号
によって外線通話が行われる。本実施形態では、ステッ
プS2で公衆回線接続特番を構内交換機120に送ら
ず、再ダイヤルメモリ113に特番「0」を記憶する。
このとき電話装置10は、あたかも公衆回線132を捕
捉したと同様の発信音をハンドセット106のスピーカ
部に送り込むことによって、使用者に違和感を与えるこ
とを避ける。この発信音に促されて、使用者はステップ
S3で、市外局番や加入者番号などをスイッチ部109
から入力する。なお、加入者番号には、市内局番も含め
る。入力された市外局番や加入者番号などは、ステップ
S4で再ダイヤルメモリ113に格納して記憶する。
【0033】ステップS5で、CPU110は、専用−
公衆線接続が有効となる市外局番が記憶されている有効
市外局番メモリ116の記憶内容を検索して、使用者が
入力した市外局番と一致するものがあるか否かをチェッ
クする。チェックの結果、入力される市外局番と一致す
るものがないと判断されるときには、ステップS6で、
専用−公衆線接続が有効でない市外局番が記憶されてい
る無効市外局番メモリ117の記憶内容を検索して、使
用者が入力した市外局番と一致するものがあるか否かを
チェックする。チェックの結果、無効市外局番にも一致
する市外局番がないと判断されるときには、ステップS
7で特番メモリ114に記憶されている専用−公衆線接
続特番を読出し、さらに公衆線接続特番である「0」を
除いた再ダイヤルメモリ113の記憶内容を読出して構
内交換機120に送出する。専用−公衆線接続特番が
「899」のときには、送出する番号はたとえば899
+市外局番+加入者番号となる。
【0034】ステップS8では、構内交換機120が、
電話装置100から送られてきた市外局番で専用−公衆
線接続サービスを利用する場合に、コスト的なメリット
があるか否かを判断する。メリットがないと判断される
ときには、その旨を使用者に音声で応答する。このとき
使用者が、ステップS9で特定のボタンもしくは任意の
ボタンを押下げる操作を行うと、ステップS10で、電
話装置100は構内交換機120に対する構内回線13
0を介する回線接続を一旦切断し、再接続を行う。再接
続の際には、再ダイヤルメモリ113に記憶されていた
公衆線接続特番、市外局番、および加入者番号を構内交
換機120に送出する。構内交換機120は、直接公衆
回線132を用いた外線通話接続を行う。これによって
使用者は、再発信操作をすることなく、たとえばボタン
スイッチ109のうちの「#」を押下げるワンタッチの
操作で、接続回線を切換えることができる。特定のボタ
ンを用いるか任意のボタンを用いるかについては、プロ
グラムで設定することができる。ステップS11では、
電話装置100の使用者が相手先との通話を行い、通話
を終了するとハンドセット106を戻すオンフック操作
などを行う。電話装置100は、ステップS12で、再
ダイヤルメモリ113の記憶内容から市外局番を抽出し
て、その市外局番を無効市外番号メモリ117に登録す
る。この手順によって、専用−公衆線接続を行っても通
信コスト低減のメリットがない市外局番が、無効市外番
号メモリ117に自動的に蓄積される。この登録の後、
手順を終了する。
【0035】ステップS6で、市外局番が、無効市外番
号メモリ117に登録されている市外局番と一致すると
きには、ステップS13で再ダイヤルメモリ113の記
憶内容が構内交換機120に送出され、ステップS14
で通常の公衆回線132を用いる通話が行われオンフッ
クで終了する。このように、再ダイヤルメモリ113
は、電話装置100の使用者による再ダイヤル指示が無
くても記憶内容が参照され、相手番号メモリとしても使
用される。
【0036】ステップS5で、市外局番が有効市外番号
メモリ116に記憶されている市外局番と一致すると判
断されるときには、ステップS15で特番メモリ114
に記憶されている特番であるたとえば「899」を読出
し、この特番メモリ114の記憶内容に、公衆線接続特
番である「0」を除いた再ダイヤルメモリ113の記憶
内容を読出し、構内交換機120に送出する。ステップ
S16では、専用回線131を経由する通話が行われ、
オンフックで終了する。
【0037】ステップS8で、専用−公衆線接続した場
合にコスト的なメリットがあると判断されるときには、
ステップS17でそのまま専用回線131に接続して相
手先を呼出す。相手先が呼出されると、電話装置100
の使用者は通話に入る。通話が完了した後でのオンフッ
クなどの呼断操作で、ステップS18に移る。ステップ
S18では、再ダイヤルメモリ113の記憶内容から市
外局番を抽出して、有効市外番号メモリ116に登録す
る。次にステップS19で、短縮ダイヤルメモリ112
の記憶内容中に、サービスが有効であると判明した市外
局番に一致する市外局番があるか否かを検索し、一致す
る場合に有効市外番号フラグメモリ115の対応するフ
ラグを有効に設定する処理を行って、手順を終了する。
【0038】このような手順では、ステップS5または
ステップS6で、有効市外番号メモリ116または無効
市外番号メモリ117に蓄積されているデータを利用し
て専用−公衆回線接続サービスを利用するか否かの判断
を迅速に行い、いずれの市外番号メモリ116,117
にも一致する市外局番が記憶されていないときには、一
旦専用−公衆接続サービスの利用を試み、その結果を有
効市外番号メモリ116、無効市外番号メモリ117お
よび有効市外番号フラグメモリ115に反映させること
ができる。
【0039】図4は、図1の電話装置100によって短
縮ダイヤルを登録する処理手順を示す。短縮ダイヤル登
録処理では、ステップS21で、使用者が短縮番号の登
録場所をスイッチ部109に対するボタン操作によって
設定する。短縮番号は、たとえば2桁の数字の組合わせ
から選択して登録することができる。次にステップS2
2で、選択された短縮番号の登録場所に、登録する相手
先の市外局番、および加入者番号をスイッチ部109の
ボタンスイッチから入力する。短縮ダイヤルの登録操作
は、スイッチ部109に対して行う予め定める手順で行
うことができる。ステップS23で、制御手段であるC
PU110は、短縮番号メモリ112に記憶された市外
局番が有効市外番号メモリ116に記憶されている市外
局番と一致するか否かを検索し、一致した場合にはステ
ップS24で専用−公衆線接続有効フラグを有効にして
登録手順を完了する。市外局番が一致しない場合には、
そのまま手順を終了する。
【0040】図5は、相手先の呼出しに短縮ダイヤル機
能を利用する場合の処理手順を示す。オフフック後の処
理として、この手順での短縮ダイヤル発信処理が行われ
る。ステップS31では、スイッチ部109による選択
操作で選択される短縮番号に対応する有効市外番号フラ
グメモリ115内の専用−公衆線接続有効フラグを検索
する。検索の結果有効であることが判明すると、ステッ
プS33で、特番メモリ114の記憶内容である専用線
接続特番を構内交換機120に送出した後、短縮番号メ
モリ112の記憶内容のうち公衆線接続特番であるたと
えば「0」を除いた番号を構内交換機120に送出し
て、ステップS34で通話を行い、通話が終了すれば手
順を終了する。ステップS32で、有効市外番号フラグ
メモリ115を検索した結果、フラグが有効でないと判
断されるときには、ステップS35で、公衆線接続特番
であるたとえば「0」を付加した状態で、短縮番号メモ
リ112の記憶内容である市外局番、および加入者番号
を構内交換機120に送出する。これによって直接公衆
回線132を介する相手先との接続を行い、ステップS
36での通話に移行し、通話が終了すれば手順を終了す
る。
【0041】図6は、図1の電話装置100で、再ダイ
ヤルを行う際の処理手順を示す。オフフック後の処理と
して、専用−公衆接続が有効な市外局番を含む相手先番
号が再ダイヤルメモリ113に格納されている場合を想
定する。再ダイヤル発信処理として、ステップS41で
は、使用者がスイッチ部109に設けられる再ダイヤル
ボタンを押し下げする。ステップS42では、特番メモ
リ114の記憶内容と、公衆線接続特番であるたとえば
「0」を除いた再ダイヤルメモリ113の記憶内容と
を、構内交換機120に送出する。これによって専用−
公衆線接続が開始される。このときステップS43で、
専用回線131が全話中であることを示す全話中信号が
トーン検出回路111によって検出されると、ステップ
S44に移り、話し中であったことを計数するカウンタ
118の計数値が増加する。ステップS41では、カウ
ンタ118によって計数される回数を予め規定される値
と比較する。カウンタ118の計数値が規定値よりも大
きくなっていると判断されるときには、ステップS46
に移る。ステップS46では、一旦、構内交換機120
との構内回線130を介する接続を切断し、再度オフフ
ック状態にして再ダイヤルメモリ113の記憶内容を、
公衆線接続特番「0」を付加した状態で構内交換機12
0に送出し、直接公衆回線132に接続して、ステップ
S47の通話に移ることができるようにする。通話が終
了すると、再ダイヤル発信処理の手順も終了する。
【0042】ステップS43で、専用回線131から全
話中信号が検出されないときには、ステップS48で全
話中の回数を示すカウンタ118をリセットする。ステ
ップS49では、専用回線131を利用する通話を行
い、呼断によって手順を終了する。
【0043】ステップS45で、カウンタ118の計数
値が規定値以下であると判断されるときには、ステップ
S50で全話中信号音をハンドセット106に送付す
る。電話装置100の使用者は、ハンドセット106か
ら全話中音を聞き、ステップS51で電話の回線接続を
切る呼断処理を行うことが促され、呼断が行われると手
順を終了する。ステップS51で呼断を行った後、再び
ステップS41からの再ダイヤル発信処理を行い、全話
中であることが繰返されて、カウンタ118の計数値が
規定値を超えると、公衆回線132を介する通話に切換
えられ、確実に相手先への接続を行うことができる。た
だし規定値までは、専用−公衆線接続サービスの利用が
試みられるので、最大限通信コストの削減を図ることが
できる。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、利用者が
通常の外線接続用公衆線接続特番を付加して相手先を呼
出すダイヤル操作を行っても、電話装置は専用−公衆線
接続特番を付加して構内電話装置を介する回線接続を行
うので、専用−公衆線接続サービスを自動的にかつ優先
的に利用することができる。
【0045】また本発明によれば、専用−公衆線接続で
通信コストなどにメリットがないと判断される場合で
も、予め定める操作を行うだけで公衆回線接続に切換え
ることができ、新たに相手先を呼出すためのダイヤル操
作を行う必要がないので、利用者にかける負担を軽減す
ることができる。
【0046】また本発明によれば、専用−公衆線接続サ
ービスの接続メリットがない市外局番は、無効市外局番
登録手段によって登録することができる。
【0047】また本発明によれば、専用−公衆線接続サ
ービスを利用することができる市外局番は、有効市外局
番登録手段によって登録しておくことができる。
【0048】また本発明によれば、有効市外局番登録手
段および無効市外局番登録手段に登録されている市外局
番を検索して、登録結果を利用して効率的な通話を行う
ことができる。また、いずれにも登録されていない市外
局番に対しては、まず専用−公衆線接続サービスの利用
を試みるので、優先的にサービスの利用を受けることが
できる。
【0049】また本発明によれば、短縮ダイヤルの機能
を備える場合に、専用−公衆接続サービスの利用の可能
性をフラグに反映させることができるので、短縮番号用
に設定内容を再入力する等の煩わしい操作が不要にな
り、専用−公衆線接続サービスを有効に利用することが
できる。
【0050】また本発明によれば、既に登録されている
短縮番号に対応する市外局番も、専用−公衆線接続サー
ビスが有効に利用することができる市外局番であると判
明した後で、フラグが有効に設定されるので、短縮番号
の再設定の必要がなく、自動的に専用−公衆線接続サー
ビスの利用が可能となる。
【0051】また本発明によれば、専用線全話中である
状態が継続すると、自動的に公衆回線を介する相手先の
呼出しに切換えることができるので、相手先を確実に呼
出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の電話装置100の概略
的な電気的構成を示すブロック図である。
【図2】図1の電話装置100を含む電話通信システム
全体の概略的な構成を示すブロック図である。
【図3】図1の電話装置100を用いて相手先を呼出す
発信手順を示すフローチャートである。
【図4】図1の電話装置100を用いて短縮ダイヤル登
録処理を行う手順を示すフローチャートである。
【図5】図1の電話装置100を用いて短縮ダイヤル発
信処理を行う手順を示すフローチャートである。
【図6】図1の実施形態の電話装置100を用いて再ダ
イヤル発信処理を行う手順を示すフローチャートであ
る。
【図7】従来の電話装置の概略的な電気的構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
100 電話装置 102 ダイヤルパルス送出回路 103 フックスイッチ 104 ループ制御回路 106 ハンドセット 107 着信検出回路 108 表示部 109 スイッチ部 110 CPU 111 トーン検出回路 112 短縮番号メモリ 113 再ダイヤルメモリ 114 特番メモリ 115 有効市外番号フラグメモリ 116 有効市外番号メモリ 117 無効市外番号メモリ 118 カウンタ 120,121,122 構内交換機 130 構内回線 131 専用回線 132 公衆回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 15/34 H04M 15/34

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 専用−公衆線接続サービスが利用可能
    で、予め定める公衆線接続特番を付加して相手先を呼出
    すことによって、公衆電話回線を介する通話が可能とな
    る機能を備える構内交換機に接続される電話装置におい
    て、 専用−公衆線接続サービスを利用するための予め定める
    専用線接続特番を記憶する専用特番メモリと、 相手先を呼出す電話番号を記憶する相手番号メモリと、 公衆線接続特番に引き続いて相手先を呼出す電話番号が
    入力されるとき、入力された電話番号を相手番号メモリ
    に記憶させ、専用特番メモリに記憶されている専用線特
    番を構内交換機に送出してから、相手番号メモリに記憶
    されている電話番号を構内交換機に送出して、相手先の
    呼出しを行うように制御する制御手段とを含むことを特
    徴とする電話装置。
  2. 【請求項2】 前記構内交換機は、前記専用線特番を付
    加した相手先の呼出しが行われるとき、専用−公衆線接
    続サービスを利用するメリットを評価して、サービスメ
    リットがないと判断されるときには、判断結果を音声応
    答する機能を有し、 前記制御手段は、専用線特番を付加した相手先の呼出し
    を行った後、予め定める操作が行われると、一旦、構内
    交換機への接続を切断し、前記相手番号メモリに記憶さ
    れている電話番号を、前記公衆線接続特番を付加した状
    態で構内交換機に送出して、相手先の呼出しを行うよう
    に制御することを特徴とする請求項1記載の電話装置。
  3. 【請求項3】 前記専用線接続特番を付加しての相手先
    の呼出しの後で、前記予め定める操作に従って構内交換
    機への接続を一旦切断して、前記公衆線接続特番を付加
    しての相手先の呼出しを行った後に、前記相手番号メモ
    リに記憶されている電話番号を抽出し、 制御手段によって抽出される市外局番を登録する無効市
    外局番登録手段を備えることを特徴とする請求項2記載
    の電話装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記専用線接続特番を
    用いる専用−公衆線接続にサービスメリットがあると判
    断されて接続が成功した場合に、前記相手番号メモリに
    記憶されている電話番号中から市外局番を抽出し、 制御手段によって抽出される市外局番を登録する有効市
    外局番登録手段を備えることを特徴とする請求項3記載
    の電話装置。
  5. 【請求項5】 前記相手番号メモリに記憶されている電
    話番号から市外局番を抽出し、前記有効市外局番登録手
    段および無効市外局番登録手段に登録されている市外局
    番を検索して一致する番号の有無を判断する検索手段を
    備え、 前記制御手段は、検索手段によって一致する市外局番が
    有効市外局番登録手段に登録されているか、または有効
    市外局番登録手段および無効市外局番登録手段のいずれ
    にも登録されていないと判断されるとき、前記専用特番
    メモリに記憶されている専用線接続特番を前記構内交換
    機に送出してから、相手番号メモリに記憶されている電
    話番号を構内交換機に送出するように制御し、検索手段
    によって、一致する市外局番が無効市外局番登録手段に
    登録されていると判断されるとき、相手番号メモリに記
    憶されている電話番号を、前記公衆線接続特番を付加し
    た状態で構内交換機に送出して、相手先の呼出しを行う
    ように制御することを特徴とする請求項3記載の電話装
    置。
  6. 【請求項6】 予め定める番号の範囲から選択される短
    縮番号に、相手先の電話番号を対応して記憶するととも
    に、その相手先への通話に専用−公衆線接続サービスが
    有効であるか無効であるかを示すフラグを記憶するため
    の短縮番号メモリと、 予め定める操作に応答して選択される短縮番号に対応す
    る短縮番号メモリに相手先の電話番号を登録し、前記検
    索手段によって相手先の電話番号から抽出される市外局
    番が前記有効市外局番登録手段に登録されているか否か
    を検索させ、一致する市外局番が有効市外局番登録手段
    に登録されていると判断されるとき、短縮番号メモリの
    フラグを有効に設定する短縮番号登録手段とをさらに含
    み、 前記制御手段は、短縮番号を用いて相手先を呼出す操作
    が行われる場合に、短縮番号メモリに記憶されているフ
    ラグが有効であるときには、前記専用特番メモリに記憶
    されている専用線接続特番を前記構内交換機に送出して
    から、相手番号メモリに記憶されている電話番号を構内
    交換機に送出するように制御し、フラグが無効であると
    きには相手番号メモリに記憶されている電話番号を、前
    記公衆線接続特番を付加した状態で構内交換機に送出す
    るように制御することを特徴とする請求項5記載の電話
    装置。
  7. 【請求項7】 前記有効市外局番登録手段は、前記制御
    手段によって抽出される市外局番を登録する際に、前記
    短縮番号メモリに記憶されている相手先の電話番号中に
    一致する市外局番が存在するか否かを検索し、一致する
    市外局番に対応する短縮番号メモリのフラグを有効に設
    定することを特徴とする請求項6記載の電話装置。
  8. 【請求項8】 最後に発信した相手先の電話番号を記憶
    しておくための再発信メモリと、 再発信メモリに記憶されている電話番号の相手先を呼出
    す操作に従って、相手先の呼出しを行う再発信手段と、 専用線が全話中であることを示す全話中信号を検出する
    全話検出手段とをさらに含み、 前記制御手段は、再発信手段によって前記専用−公衆線
    接続を行っても全話検出手段によって全話中信号が検出
    され、再発信手段による専用−公衆線接続を行うことが
    繰返されて、繰返しの回数が予め定める数以上になると
    き、一旦、回線接続を切断し、前記再発信メモリに記憶
    されている電話番号に、前記公衆線接続特番を付加した
    状態で、相手先を呼出すように制御することを特徴とす
    る請求項1〜7のいずれかに記載の電話装置。
JP1451398A 1998-01-27 1998-01-27 電話装置 Pending JPH11215526A (ja)

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