JPH11215464A - ビデオオンデマンドシステム - Google Patents

ビデオオンデマンドシステム

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JPH11215464A
JPH11215464A JP10009374A JP937498A JPH11215464A JP H11215464 A JPH11215464 A JP H11215464A JP 10009374 A JP10009374 A JP 10009374A JP 937498 A JP937498 A JP 937498A JP H11215464 A JPH11215464 A JP H11215464A
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JP
Japan
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decoder
video
data
video server
stream data
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Application number
JP10009374A
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English (en)
Inventor
Monta Nakatsuka
紋太 中塚
Kenji Shioyama
健司 塩山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MPEGデータを用い特殊再生(高速再生)
する時、フレーム内符号化データのみを用いるのが一般
的であるが、通常再生時デコーダのバッファにはデータ
が蓄積される。特殊再生へ遷移時、フレーム内符号化と
フレーム間予測符号化の各データが混在し、そのまま特
殊再生時のデコーダ制御を行うと、映像が乱れることに
なる。回避の為、バッファをクリアする方法があるが、
クリアしたデータ分、映像の連続性が保証できないとい
う課題を有していた。 【解決手段】 データの読み出し手段104と、デコー
ダに転送するデータ転送手段105と、デコーダ制御コ
マンドのコマンド処理手段103と、読み出し手段10
4とデータ転送手段105を制御するサーバ制御手段1
02と、デコーダに転送したデータのサイズを保持する
データ転送数保持手段107とを備えることにより、特
殊再生(主に高速再生)へ状態遷移時、映像の連続性を
保つことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオサーバ装置
とMPEGデコーダを備え、MPEG2に代表される圧
縮映像をネットワークを介して配送するビデオオンデマ
ンドシステム(以下VODシステムとよぶこともある)
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビデオサーバなどの映像配信装置におい
て、MPEG規約に基づく映像信号の符号化方式を用い
ることが多い。
【0003】MPEGは、原理的にフレーム間予測符号
化を用いるものであるが、周期的にフレーム内符号化を
用いることにより番組途中からの再生も可能となる。ま
た、フレーム内符号化によるフレームのデータを選択し
て、これらのフレームを接続して連続的に再生すること
により、擬似的な映像の高速再生も実現できる。これを
特殊再生と呼ぶ。Iフレームとは、このフレーム内符号
化によるフレームデータのことである。
【0004】従来のVODシステムの構成を(図4)に
示す。(図4)において、1000はビデオサーバ装
置、2000はデコーダ装置、300はハードディスク
装置(以下HDDとよぶこともある)、400は端末で
ある。
【0005】従来のビデオサーバ装置1000は、HD
D300に蓄積されたAVストリームを読み出しする読
み出し手段104と、読み出したストリームをデコーダ
装置2000に転送するデータ転送手段105と、端末
400から再生指示等を受信しコマンドに変換するシス
テムインタフェース手段101と、前記システムインタ
フェース手段101から前記コマンドを受け取り、読み
出し手段104に対し蓄積ストリームの読み出しの指示
を発行し、ビデオサーバ部コマンド処理手段103へ前
記コマンドを送信するサーバ制御手段102とを備え、
ビデオサーバ部コマンド処理手段103はデコーダ装置
2000に対して前記コマンドを送信し、データ転送手
段105を制御してデコーダ装置2000に対してデー
タ転送を実行させるものである。
【0006】また、HDD300にAVストリームを蓄
積する際には、AVストリームにおけるIフレームの相
対位置を解析し、Iフレーム情報106に登録してお
く。
【0007】端末400から受け取ったコマンドが特殊
再生要求の場合、サーバ制御手段102はIフレームを
デコーダ装置2000に送る必要があり、Iフレーム格
納情報106を用いて、読み出し手段104により蓄積
されたIフレームをHDD300から読み出し、通常再
生と同様の転送手順を踏む。
【0008】また、デコーダ装置2000は、ビデオデ
コーダ205と、オーディオデコーダ206と、これら
ビデオ及びオーディオデコーダ205、206を制御す
るデコーダ制御手段202と、ビデオサーバ装置100
0からのコマンドを受け取り、ビデオサーバ装置100
0に対して応答を返し、デコーダ制御手段202に対し
てデコーダ制御を実行させるコマンド処理手段201
と、ビデオサーバ装置1000よりAVストリームを受
け取るデータ転送バッファ203と、このデータ転送バ
ッファ203よりAVストリームを受信しビデオストリ
ームとオーディオストリームに分離させるAV分離手段
204と、分離された各ストリームを受け取るチャネル
バッファ207(ビデオ用)、208(オーディオ用)
とを備え、各チャネルバッファ207、208よりビデ
オ及びオーディオデコーダ205、206にストリーム
が受信され、ビデオ信号およびオーディオ信号とを出力
する仕組みを有する。
【0009】これらの装置を備えた従来のVODシステ
ムでは、端末400より再生指示がビデオサーバ装置1
000に対して入力される。再生指示には、通常再生と
早送り再生や巻き戻し再生などの特殊再生とがある。
【0010】再生指示は、ビデオサーバ装置1000の
システムインタフェース手段101によって、対応する
コマンドに変換され、サーバ制御手段102に送信され
る。
【0011】再生指示が通常再生の場合、コマンドを受
信したサーバ制御手段102は、コマンド処理手段10
3を介してデコーダ装置にコマンドを送信すると共に、
コマンドの内容を解釈し、再生位置を読み出し手段10
4に伝え、読み出し手段104はHDD300に蓄積さ
れたAVストリームの中から前記伝えられた再生位置の
データを読み出し、データ転送手段105へデータを受
け渡す。
【0012】一方、コマンドを受け取ったデコーダ装置
2000のデコーダ部コマンド処理手段201は、再生
指示に合わせて、デコーダ制御手段202に対しビデオ
デコーダ205及びオーディオデコーダ206の制御を
実行させる。
【0013】ここで、ビデオデコーダ205及びオーデ
ィオデコーダ206の制御を実行させるとは、入力され
るMPEGストリームデータをデコード処理する状態
に、ビデオ・オーディオデコーダを制御することであ
り、具体的には、MPEGビデオ・オーディオデバイス
に対してデコード再生開始のための情報を伝え、デバイ
スのコマンドレジスタの設定を行い、これからデバイス
に入力されるMPEGストリームデータをデコード処理
する状態とすることである。
【0014】これらの手順を終了させると、コマンド処
理手段はビデオサーバ装置1000に対してコマンドの
応答を返す。
【0015】コマンドの応答を受け取ったコマンド処理
手段103は、再生指示に合わせて、データ転送手段1
05に対しデータの転送を実行させる。
【0016】デコーダ装置2000に対して転送された
データは、データ転送バッファ203を介してAV分離
手段204へと送信される。
【0017】AV分離手段204は送信されたデータ
を、ビデオストリームとオーディオストリームとに分離
させ、それぞれチャネルバッファ207、208(ビデ
オ用及びオーディオ用)にストリームとして貯える。ビ
デオデコーダ205及びオーディオデコーダ206がそ
れぞれのチャネルバッファ内に蓄積されている前記スト
リームを順次デコードすることにより、端末400から
の再生指示を満たすビデオ信号又はオーディオ信号が出
力される。
【0018】また、端末400より入力される再生指示
が早送り再生や巻き戻し再生などの特殊再生の場合に
は、サーバ制御手段102がコマンドを受け取るまでの
手順は通常再生と同じであり、サーバ制御手段102
は、ビデオサーバ部コマンド処理手段103を介してデ
コーダ装置2000にコマンドを送信し、コマンドの内
容を解釈し、Iフレーム格納情報106より読み出すべ
きIフレームの再生位置を検索し、読み出し手段104
に再生位置を伝え、読み出し手段104は、HDD30
0に蓄積されたAVストリームの中から所望の位置のデ
ータを読み出し、データ転送手段105へ読み出したデ
ータを受け渡す。
【0019】一方、コマンドを受け取ったデコーダ装置
2000内のデコーダ部コマンド処理手段201は、通
常再生と同様の手順で、コマンドの応答をビデオサーバ
装置1000に返す。コマンド処理手段103は再生指
示に合わせて、デコーダ制御手段202に対しビデオデ
コーダ205及びオーディオデコーダ206の制御を実
行させる。
【0020】ここで、ビデオデコーダ205及びオーデ
ィオデコーダ206の制御を実行させるとは、入力され
るMPEGストリームデータをデコード処理する状態
に、ビデオ・オーディオデコーダを制御することであ
り、具体的には、MPEGビデオ・オーディオデバイス
に対してデコード再生開始のための情報を伝え、デバイ
スのコマンドレジスタの設定を行い、これからデバイス
に入力されるMPEGストリームのデータをデコード処
理する状態とすることである。また、当該デコード処理
とは、ビデオデコーダにおいて、Iフレームをデコード
表示すると同時に表示したIフレームを規定の時間、フ
リーズ処理するものであり、当該規定の時間は、条件に
より変化するものである。
【0021】コマンドの応答を受け取ったビデオサーバ
ー装置1000のコマンド処理手段103は、通常再生
と同様の動作でデータ転送手段105に対し、デコーダ
装置2000へのデータの転送を実行させる。
【0022】デコーダ装置2000に対して転送された
データは、FIFO構造のデータ転送バッファ203を
介してAV分離手段204へと渡される。
【0023】AV分離手段204は、転送されたデータ
をビデオストリームとオーディオストリームとに分離
し、それぞれチャネルバッファ207(ビデオ用)、2
08(オーディオ用)に貯える。
【0024】ビデオ用チャネルバッファ207に貯えら
れたビデオストリームはIフレームのみで構成されてお
り、ビデオデコーダ205が一定間隔をおいて連続的に
デコード処理することにより、出力されたビデオ信号
は、疑似的な高速再生映像となる。
【0025】またオーディオデコーダ206はオーディ
オ用チャネルバッファ208内に蓄積されているオーデ
ィオストリームを順次デコードするが、オーディオ信号
の音声出力は行わない。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のビデオ
サーバ装置及びデコーダ装置では、例えば端末400か
らの再生指示が通常再生から早送り再生へ変わった場
合、デコーダ装置のデコーダ制御手段において、オーデ
ィオ信号の音声出力を行わないようにオーディオデコー
ダを制御し、ビデオ用チャネルバッファに蓄積されたデ
ータを一定間隔において連続的にデコード処理する必要
があるが、その時にビデオ用チャネルバッファ内に蓄積
されているデータは、フレーム内符号化データとフレー
ム間予測符号化データが混在しており、このようなデコ
ーダ制御を行うと映像に乱れが生じてしまう。
【0027】仮にビデオ及びオーディオ用のチャネルバ
ッファ内をクリアし、新たにデータ転送を行ったとして
も、ビデオサーバ装置においては、クリアしたデータに
ついての詳細な情報はなく、このことが原因で状態遷移
時における映像のスムーズな移行を阻害してしまうこと
になる。
【0028】本発明は、状態遷移時における映像のスム
ーズな移行を実現するビデオサーバ装置及びデコーダ装
置を提供することを目的としてなされたものである。
【0029】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、請求項1、2及び3に記載の本願第1の発明におい
ては、ビデオサーバ装置とMPEGデコーダを備えたビ
デオオンデマンドシステム(以下VODシステムとよ
ぶ)において、ビデオサーバ装置にストリームデータを
読み出す読み出し手段と、ストリームデータをMPEG
デコーダに転送するデータ転送手段と、MPEGデコー
ダを制御するコマンドの送受信を行うコマンド処理手段
と、前記読み出し手段とデータ転送手段とを制御するサ
ーバ制御手段と、MPEGデコーダに転送したストリー
ムデータのサイズを保持するデータ転送数保持手段とを
設けている。
【0030】さらに、ビデオサーバ装置とMPEGデコ
ーダを備えたVODシステムにおいて、MPEGデコー
ダにストリームデータのデコーダ処理された映像の表示
枚数を保持する表示制御手段、ビデオサーバ装置にMP
EGデコーダから通知された表示枚数からそのフレーム
が含まれるストリームデータの位置を検索する読み出し
手段を設けている。
【0031】請求項4に記載の本願第2の発明において
は、ビデオサーバ装置とMPEGデコーダを備えたVO
Dシステムにおいて、MPEGデコーダにストリームデ
ータのデコード情報をコマンド処理手段を介して解析
し、解析内容に応じデコーダ制御するデコーダ制御手段
を設けている。
【0032】請求項5に記載の本願第3の発明において
は、ビデオサーバ装置とMPEGデコーダを備えてたV
ODシステムにおいて、単位時間当たりのデコード処理
するフレーム枚数をMPEGデコーダに通知し、MPE
Gデコーダは通知されたフレーム枚数分で表示するよう
に調整できるデコーダ制御手段を設けている。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるビデオサー
バ装置とMPEGデコーダとを備えたVODシステムの
実施の形態について、図を用いて説明する。
【0034】(実施の形態1)(図1)は、本発明の実
施の形態1におけるVODシステムのブロック構成図を
示す。(図1)において、100はビデオサーバ装置、
200はMPEGデコーダ、300はビデオサーバ装置
100に接続されストリームデータを蓄積するHDD、
400はビデオビデオサーバ装置へストリームデータの
コンテンツの選択、指定や仮想VCR(ビデオカセット
レコーダ)機能などのコマンドを指示する端末400で
ある。
【0035】(図2)は、本発明の実施の形態における
VODシステムの各装置の内部構成を示したブロック図
である。図中の細い矢印線は制御の流れを示し、太い矢
印線の実線の方は通常再生用ストリームデータ、太い矢
印線の点線の方は特殊再生用ストリームデータの流れを
示している。
【0036】まず、ビデオサーバ装置100の内部構成
を説明する。ビデオサーバ装置100内において、10
1は外部の端末400から再生指示などを受けるシステ
ムインタフェース手段、103はビデオサーバ装置10
0からMPEGデコーダ200へ再生動作状態などのコ
マンドを通知し、データ転送の制御を行い、MPEGデ
コーダ200からの応答を受信し、また、データ転送手
段105を制御するビデオサーバ部コマンド処理手段、
102はビデオサーバ部コマンド処理手段103及び読
み出し手段104を制御するサーバ制御手段、104
は、サーバ制御手段102からのコマンドに従ってHD
D300からストリームデータを読み出す読み出し手
段、105はコマンド処理手段103による制御に従っ
て、MPEGデコーダ200へストリームデータを転送
するデータ転送手段、106はあらかじめビデオサーバ
装置100が保持しているAVストリームにおけるIフ
レームの位置情報を格納しているIフレーム格納情報1
07はビデオサーバ装置100からMPEGデコーダ2
00へ転送したストリームデータのサイズを、データ転
送手段105から受信し保持し、読み出し手段104へ
出力するデータ転送数保持手段である。
【0037】次に、MPEGデコーダ200の内部構成
について説明する。MPEGデコーダ200内におい
て、201はビデオサーバ装置100からMPEGデコ
ーダ200へのコマンドを受信後、処理し、またビデオ
サーバ装置100に対してコマンドを送信するコマンド
処理手段、202はMPEGビデオデコーダ205とオ
ーディオデコーダ206とを制御するデコーダ制御手
段、203はビデオサーバ装置100から転送されるス
トリームデータを受信するデータ転送バッファ、204
はストリームデータからオーディオデータとビデオデー
タとを分離するAV分離手段、205はビデオデコー
ダ、206はオーディオデコーダ、207はビデオデコ
ーダに付随するチャネルバッファ、208はオーディオ
デコーダに付随するチャネルバッファ、209はストリ
ームデータのデコーダ処理された映像の表示枚数を計測
し保持する表示制御手段、210はストリームデータの
デコード情報に関するコマンドを解析してデコーダ制御
手段202にデコード情報を設定するデコード情報解析
手段である。
【0038】以上のように構成されたVODシステムの
作用について図2を用いて、以下説明する。
【0039】端末400からコンテンツの指定や仮想V
CRの再生指示をビデオサーバ装置100に指示する。
【0040】まず、コンテンツの指定時の動作を説明す
る。ビデオサーバ装置100はシステムインタフェース
手段101を介して端末400から、コンテンツを指定
するためのコンテンツ識別子を受ける。
【0041】読み出し手段104には、コンテンツ識別
子とコンテンツ格納位置情報等とを関連づけたコンテン
ツ情報が予め与えられている。たとえば、一例を示せ
ば、ムービー1.mpgといったコンテンツ識別子に対応し
てHDD300中のコンテンツ(ムービー1.mpg)格納
位置情報が与えられ、また、ムービー2.mpgといったコ
ンテンツ識別子に対応してHDD300中のコンテンツ
(ムービー2.mpg)格納位置情報が与えられるといった
ものである。
【0042】一方、かかるコンテンツ識別子は、端末4
00から与えられるものである。例えば、端末400に
て表示されるEPG(Electric Program Guide)により
ユーザが特定のコンテンツを選択する。
【0043】例えば、ムービー1が選択されたとする
と、端末400は、特定コンテンツ(すなわち、ここで
はムービー1)が選ばれたことを、システムインタフェ
ース手段101を介してサーバ制御手段102に通知す
る。このとき、端末400あるいはシステムインターフ
ェース手段101で、コンテンツ識別子(すなわち、ム
ービー1.mpg)に変換された上で、サーバ制御手段10
2から読み出し手段104へ、当該コンテンツ識別子が
通知される。
【0044】そして、読み出し手段104は、コンテン
ツ識別子(ムービー1.mpg)からコンテンツ(ムービー
1.mpg)格納位置情報等を含んだ、コンテンツ情報をH
DD300よりロードするのである。
【0045】ここで、コンテンツ格納位置情報とは、あ
らかじめ、HDD300にMPEGストリームを蓄積す
るときに作成されたものであり、読み出し手段104の
記憶領域に蓄積されているものである。また、コンテン
ツ情報には、コンテンツ格納位置情報の他に、MPEG
1,2等の種別や解像度などのMPEGストリームデー
タに関する情報が含まれている。
【0046】コンテンツ情報のロードが完了すると、コ
ンテンツ読み出しの準備が完了し、システムインタフェ
ース手段101はサーバ制御手段102に対してコンテ
ンツの読み出し準備完了を通知し、更にコマンド処理手
段103を介してMPEGデコーダ200にコンテンツ
情報を通知する。このコンテンツ情報にはデコーダ設定
に関する情報が含まれる。
【0047】MPEGデコーダ200のデコーダ部コマ
ンド処理手段201からデコード情報解析手段210に
コンテンツ情報を通知する。コンテンツ情報にはデコー
ダ設定の情報が含まれているので、デコード情報解析手
段210はデコーダ部コマンド処理手段201が受け取
ったコンテンツ情報を基にしてデコーダ設定情報をデコ
ーダ制御手段202に通知する。
【0048】デコーダ制御手段202は、デコーダ設定
情報に基づきビデオデコーダ205、オーディオデコー
ダ206の制御状態を設定し、これにより、MPEGデ
コーダ200は、ストリームデータをデコード処理する
準備が完了した状態となる。
【0049】ここに、制御状態を設定するとは、入力さ
れるMPEGストリームデータをデコード処理する状態
に、ビデオ・オーディオデコーダを制御することであ
り、具体的には、MPEGビデオ・オーディオデバイス
に対してデコード再生開始のための情報を伝え(デバイ
スのコマンドレジスタの設定)を行い、これからデバイ
スに入力されるMPEGストリームデータをデコード処
理する状態とすることである。当該デコード処理とは、
Iフレームを表示すると同時に表示したIフレームを規
定の時間、フリーズ処理する処理をいい、前述の規定の
時間は、条件により変化するものである。
【0050】次に、仮想VCRの再生指示を受けた時の
動作を説明する。ビデオサーバ装置100はシステムイ
ンタフェース手段101を介して端末400から指示さ
れた仮想VCRの再生指示の通知を受ける。システムイ
ンタフェース手段101はサーバ制御手段102に対し
て仮想VCRの再生指示に対応した再生コマンドを通知
する。この再生コマンドには、通常再生と特殊再生とが
ある。
【0051】まず、この再生コマンドが通常再生の場合
について動作を説明する。サーバ制御手段102は、再
生(通常再生)の通知を受けると、HDD300に蓄積
されたストリームデータの読み出しを読み出し手段10
4に通知するとともに、コマンド処理手段103を介し
てMPEGデコーダ200にコマンド情報を通知する。
【0052】一方、読み出し手段104は、コンテンツ
識別子を受けたときに、コンテンツ格納位置情報をロー
ドし、HDD300にあるMPEGストリームデータを
一定サイズを先読みし、読み出し手段104内の記憶領
域に展開している。すなわち、この時点では一定サイズ
のMPEGストリームデータが読み出し手段104内の
記憶領域に蓄積されている。
【0053】MPEGデコーダ200では、コマンド処
理手段201が再生(通常再生)のコマンドを受けると
デコーダ制御手段202にストリームデータのデコード
処理開始を通知する。
【0054】デコーダ制御手段202はビデオデコーダ
205、オーディオデコーダ206の制御を行いデコー
ドの準備を整え、準備完了後、コマンド処理手段201
を介して再生準備が完了したことをビデオサーバ装置1
00に応答する。
【0055】コマンド処理手段201からの再生準備が
完了したとの応答を受けたビデオサーバ装置100内の
コマンド処理手段103は、データ転送手段105へM
PEGデコーダ200へのデータ転送を指示する。
【0056】データ転送手段105は、読み出し手段1
04でHDD300から読み出されたストリームデータ
をMPEGデコーダ200のデータ転送バッファ203
へ転送する。データ転送手段105からデータ転送バッ
ファ203へのデータ転送はストリームデータのブロッ
ク化されデータを転送速度に応じて転送する。そして再
生状態の遷移があるまで転送する。
【0057】データ転送手段105は転送したストリー
ムデータのデータサイズを計測し、データ転送数保持手
段107に保持する。
【0058】MPEGデコーダ200に転送されたスト
リームデータは、データ転送バッファ203へ転送さ
れ、AV分離手段204でビデオデータとオーディオデ
ータとに分離された後、各々チャネルバッファ(ビデオ
用)207、208(オーディオ用)に蓄積し、規定の
サイズを蓄積すると、ビデオデコーダ205、オーディ
オデコーダ206でデコード処理され通常再生の映像・
音声が出力される。
【0059】次に通常再生から特殊再生への状態遷移す
る場合の動作を説明する。上述のような通常再生が行わ
れている場合に、再生状態の移行(特殊再生へ)は、端
末400から指示される。
【0060】通常再生から特殊再生への再生状態の移行
が端末400から指示され、システムインタフェース手
段101からコマンドが通知されるとサーバ制御手段1
02は読み出し手段104に対して、その時点で転送し
ているストリームデータの読み出し停止を指示する。
【0061】さらにサーバ制御手段102はビデオサー
バ部コマンド処理手段を介して、データ転送手段105
にデータ転送の停止を指示する。データ転送手段105
は既に転送されたデータのサイズをデータ転送数保持手
段107に保持する。再生の状態遷移後、データ転送数
保持手段107のサイズ情報から読み出し手段104は
Iフレーム格納情報106を基にその位置を検索し、状
態遷移後のストリームデータを生成する。
【0062】また、データ転送数保持手段105に保持
された情報、具体的には、転送されたデータサイズをよ
り正確に把握するためにMPEGデコーダ200は、表
示制御手段209を備える。
【0063】表示制御手段209は、デコーダ制御手段
202のデコード開始からデコード停止までに表示され
たフレーム枚数を保持し、当該保持したフレーム表示枚
数をデコーダ部コマンド処理手段201を介してビデオ
サーバ装置100へ通知する。なお、表示制御手段20
9には、ビデオ信号のみならず、オーディオ信号や特殊
再生のデコード処理されたビデオ信号までもが入力され
るが、この理由は、オーディオ、ビデオの各デコーダか
らの出力は、ディジタル信号であり、アナログ信号に変
換する必要があるため、表示制御手段209を経由する
のである。
【0064】ビデオサーバ装置100において、ビデオ
サーバ部コマンド処理手段103を介して通知されたフ
レーム表示枚数は、データ転送手段105を介してデー
タ転送数保持手段107に保持され、読み出し手段10
4はデータ転送数保持手段107に保持されたフレーム
表示枚数の情報を基に、Iフレーム格納情報からストリ
ームデータの位置を検索し、状態遷移後のストリームデ
ータを生成する。
【0065】MPEGデコーダ200における特殊再生
への状態遷移は、コマンドの指示に従い、ビデオサーバ
部コマンド処理手段103は、MPEGデコーダ200
のデコーダ部コマンド処理手段201へ状態の移行を通
知する。コマンド処理手段201はデコーダ制御手段2
02へ特殊再生への移行を通知し、特殊再生を行うため
にビデオデコーダの1フレームの表示期間(フリーズ期
間)設定を調整し、デコーダ処理手段202は既に転送
されているデータ転送バッファ203およびビデオデコ
ーダ205のチャネルバッファの各領域をクリアした
後、デコーダ部コマンド処理手段201を介して、チャ
ネルバッファをクリアしたことをビデオサーバ装置10
0に通知する。
【0066】通知を受け取ったビデオサーバ装置100
は、データ転送手段105を介して既述の位置を検索し
た状態遷移後の特殊再生のストリームデータを転送す
る。
【0067】以上のように本実施の形態によれば、スト
リームデータの再生状態を遷移させる場合に、ビデオサ
ーバ装置にデータ転送数制御手段を設け、状態遷移後の
ストリームデータの位置を検索することで状態遷移時に
おける映像のスムースな移行を実現することが可能とな
った。
【0068】具体的には、MPEGストリームデータ
は、GOP(グループ オブ ピクチャ)という単位の構
造を持ち、GOPは一つのフレーム内符号化のIフレー
ムと言われるデータと、フレーム間符号化のB,Pフレ
ームと言われるデータから構成されるものであるが、本
実施の形態の特殊再生は、フレーム内符号化のIフレー
ムを利用するものである。すなわち、HDD300に蓄
積されているIフレームのみを抽出してデコード処理を
行い、一定の時間分、フリーズ処理する。これを繰り返
すことで特殊再生を行なうものである。
【0069】例えば、通常再生(MPEGストリームデ
ータそのまま)を行っているとき、データ転送を途中で
止めてしまうと、GOPという単位の途中でデータが切
れてしまうことになる。
【0070】それをデコード処理すると符号化、復号化
の範囲外(MPEG規約外のデータ)となり、イリーガ
ルなブロックが生じることになる。
【0071】そこで、本実施の形態では、MPEGデコ
ーダに転送されたデータをクリアすることによって、M
PEG規約外のデータとなったところを廃棄し、その近
傍であるMPEGストリームのIフレーム(MPEG規
約内のデータ)からデータ転送することにより、イリー
ガルなブロックが生じないようにし、状態遷移時におけ
る映像のスムースな移行を実現することが可能となった
ものである。
【0072】さらに表示制御手段を設けることで同様に
状態遷移時のよりスムーズな移行を実現することができ
る。さらに、デコード情報解析手段を設け、コマンドと
してMPEGストリームのデコード情報をMPEGデコ
ーダに与えることで、デコードのための情報をストリー
ムデータから取得することなくデコーダ制御手段で設定
できる。
【0073】具体的に本実施例での処理の一例を、特定
デコーダデバイスを用いて説明すると、MPEGデコー
ダデバイスを制御するため、MPEGストリームデータ
の中身(ヘッダに含まれるMPEGストリームの固有の
情報)を取得する。当該取得したデータから該当するM
PEGストリームデータはどのようにデコード処理した
ら良いかを判断する。当該判断に基づきデコーダデバイ
スを制御する。この判断情報を具体的に説明すると、M
PEG1,2種別、表示解像度などが該当する。
【0074】上記のような構成で、MPEGストリーム
データに関する情報をコマンドとしてビデオサーバ装置
とMPEGデコーダ間で送受することにより、MPEG
デコーダ側での処理が軽減されるのである。
【0075】更に、詳細には、MPEGデコーダ側、す
なわち、CPUファーム処理等によって実現されるデコ
ーダ制御手段でデータ転送されてきたMPEGストリー
ムデータを、デコーダデバイスのチャネルバッファに取
り込む。デコーダデバイスは取り込まれたデータ解析を
行い該当する情報が含まれるかもしれないパケットが入
ったことをデコーダ制御手段(CPUファーム)に割り
込み信号により通知する。
【0076】デコーダ制御手段(CPUファーム)その
割り込み信号を受け、デコーダデバイスのCPUインタ
フェースを介して取り込まれた情報を逐一サーチし、ヘ
ッダ情報を探す。このヘッダ情報をサーチし、該当する
MPEGストリームの固有の情報を見つけ解析し、デコ
ーダへの制御を行う。これらの一連のデコーダ制御手段
(CPUファーム処理)が軽減されることになるのであ
る。
【0077】なお、本実施の形態では、ビデオサーバ装
置を制御するのは端末400としたが、端末400はビ
デオサーバ装置を制御可能な他のシステムであってもよ
い。
【0078】(実施の形態2)(図3)は、本発明の実
施の形態におけるVODシステムのブロック図である。
(図2)との構成の異なる点は、ビデオサーバ装置10
0に端末400から高速な早送り再生や低速な早送り再
生などの再生速度の指定の指示があることを前提として
利用する再生速度指定情報108とMPEGデコーダ装
置200にデコーダ制御手段202に対して再生枚数の
指定手段211を設けたことである。
【0079】20倍や30倍などの高速な早送り再生
と、2倍や3倍の低速な早送り再生を説明する。従来の
技術で説明したように、MPEGストリームデータの高
速再生はフレーム内符号化によるフレームのデータのみ
を選択し、これらのフレームを接続して連続的に再生す
ることにより、擬似的な映像の高速再生を実現してい
る。
【0080】高速な早送り再生は、このフレーム内符号
化によるフレームのデータを選択するとき時間的に離れ
てたフレームのデータを選択する場合を示している。す
なわち、より高速な倍速になるとき、映像的につながり
のない映像として表示される。
【0081】低速な早送り再生は、フレーム内符号化に
よるフレームのデータを選択するとき時間的に近い場合
を示している。すなわち、低速な倍速になるとき、映像
的につながりのある映像として表示される。
【0082】従来の技術で説明したようにフレーム内符
号化によるフレームのデータを選択して、これらのフレ
ームを接続して連続的にデコーダで再生することにより
擬似的な高速再生を行う。
【0083】以上のように構成されたVODシステムに
ついて、以下その作用を説明する。2倍や3倍の低速な
早送りでは、フレーム内符号化によるフレームのデータ
に連続性があるので、単位時間あたりのフレーム枚数が
多い方がスムーズな早送りに見える。しかし、20倍や
30倍など高速な早送りでは、映像的に関連性の無いフ
レームが連続するために、単位時間あたりのフレーム枚
数が多いと映像の切り替わりが早いため、映像を見たと
き、違和感がでる。
【0084】そこで、ビデオサーバ装置100が再生の
指示を受けたとき、あらかじめ決められた情報として保
持された再生速度指定情報108を参照し、高速な早送
り再生の指定範囲となるとき、コマンド処理手段103
からマンド処理手段203を介して、MPEGデコーダ
200に単位時間当たりの表示枚数を少なくなるように
(例えば、秒2枚程度)指示し、デコーダ制御手段20
2に再生枚数指定手段211から表示枚数を指定し、ビ
デオデコーダ205を制御する。
【0085】ビデオサーバ装置100において、サーバ
制御手段102は読み出し手段104に再生速度指定情
報108にもとづき、HDD300からIフレームを読
み出すように通知する。また読み出し手段104は、指
定の枚数をMPEGデコーダ200にデータ転送するよ
うにデータ転送手段105に通知する。
【0086】MPEGデコーダ200に転送されたデー
タは、データ転送バッファ203を介してAV分離手段
204を経てビデオデコーダ205でデコード処理され
る。
【0087】その際デコーダ制御手段202は表示枚数
に従いフレーム1枚当たりのフリーズ期間を調整して
(例えば、表示枚数が秒2枚の場合、1枚のフリーズ期
間を0.5秒とする)ビデオ信号を出力する。低速な早送
りも同様の動作になる。
【0088】以上のように本実施の形態によれば、ビデ
オサーバ装置に再生速度指定情報を設け、MPEGデコ
ーダに再生枚数指定手段を設けることにより、再生倍速
に応じてデコード処理されたフレーム表示のフリーズ期
間を調整することができる。
【0089】そして、フリーズ期間を調整できること
で、倍速の大きい場合など単位時間当たりの表示枚数を
少なくすることができることで、映像毎のフレームが長
く表示でき、映像の表示内容を確認することが可能とな
るのである。
【0090】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ビデオサ
ーバ装置からMPEGデコーダへストリームデータを転
送し、再生状態(通常再生)にあるとき、他の再生状態
(特殊再生)に状態遷移したとき、映像の視覚的な連続
性を保つことができ、映像の連続性が大きく変化するな
どの映像表示の違和感を軽減できる。
【0091】さらに、本発明では、MPEGデコーダは
再生するストリームデータのデコード情報をMPEGス
トリームから取得せずデータ転送を開始する前にコンテ
ンツ情報として設定できるので、デコーダ制御手段の処
理負荷を軽減できる。この負荷軽減は、MPEGデコー
ダを複数チャネル分を同時に制御するときなどに顕著に
効果がある。
【0092】さらに、特殊再生時のMPEGデコーダに
おいて、Iフレームのデコードされたフレーム表示のフ
リーズ期間を調整することができることで、倍速の大き
い場合など単位時間当たりの表示枚数を少なくすること
で、映像毎のフレームが長く表示されるので、映像の表
示内容を確認できるなど効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるVODシステムを
示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1によるVODシステムを
示すブロック図の内部構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態2によるVODシステムを
示すブロック図の内部構成を示すブロック図
【図4】従来のVODシステムを示すブロック図の内部
構成を示すブロック図
【符号の説明】
100 ビデオサーバ装置 101 システムインタフェース手段 102 サーバ制御手段 103 コマンド処理手段 104 読み出し手段 105 データ転送手段 106 Iフレーム格納情報 107 データ転送数保持手段 108 再生速度指定情報 200 MPEGデコーダ 201 コマンド処理手段 202 デコーダ制御手段 203 データ転送バッファ 204 AV分離手段 205 ビデオデコーダ 206 オーディオデコーダ 207 チャネルバッファ(ビデオ用) 208 チャネルバッファ(オーディオ用) 209 表示制御手段 210 デコード情報解析手段 211 再生枚数指定手段 300 HDD 400 端末 1000 従来のビデオサーバ装置 2000 従来のデコーダ装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオサーバ装置とMPEGデコーダを
    備えたビデオオンデマンドシステムにおいて、 前記ビデオサーバ装置は、ストリームデータを読み出す
    読み出し手段と、 ストリームデータをMPEGデコーダに転送するデータ
    転送手段と、 MPEGデコーダを制御するコマンドの送受信を行うビ
    デオサーバ部コマンド処理手段と、 前記読み出し手段とデータ転送手段とを制御するサーバ
    制御手段と、 Iフレームの位置情報を格納したIフレーム格納情報
    と、 MPEGデコーダに転送したストリームデータのサイズ
    を保持するデータ転送数保持手段とを備え、 前記データ転送数保持手段は前記データ転送手段からス
    トリームデータをMPEGデコーダに転送したデータサ
    イズを保持し、 前記読み出し手段は前記データ転送数保持手段に保持さ
    れたサイズから状態遷移後に転送するストリームデータ
    の位置を検索し、 Iフレーム格納情報に基づきストリームデータを生成す
    ることを特徴とするビデオオンデマンドシステム。
  2. 【請求項2】 前記MPEGデコーダにストリームデー
    タのデコード処理された映像の表示枚数を保持する表示
    制御手段を備え、 前記ビデオサーバ装置の前記ビデオサーバ部コマンド処
    理手段から指示により、前記表示制御手段に保持された
    表示枚数をデコーダ部コマンド処理手段を介して前記ビ
    デオサーバ部コマンド処理手段に通知することを特徴と
    する請求項1記載のビデオオンデマンドシステム。
  3. 【請求項3】 ビデオサーバ装置にMPEGデコーダか
    ら通知された表示枚数をビデオサーバ部コマンド処理手
    段を介して読み出し手段に通知し、 状態遷移後のストリームデータの位置を検索しIフレー
    ム格納情報に基づきストリームデータを生成することを
    特徴とする請求項1記載のビデオオンデマンドシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 ビデオサーバ装置とMPEGデコーダを
    備えたビデオオンデマンドシステムにおいて、 MPEGデコーダにストリームデータのデコード情報を
    デコーダ部コマンド処理手段を介して解析し、解析内容
    に応じデコーダ制御するデコーダ制御手段を備え、 ビデオサーバ部コマンド処理手段からストリームデータ
    のデコード情報を受信したとき、前記デコード情報に応
    じてビデオデコーダ、オーディオデコーダ制御を行うビ
    デオオンデマンドシステム。
  5. 【請求項5】 ビデオサーバ装置とMPEGデコーダを
    備えてたビデオオンデマンドシステムにおいて、 単位時間当たりにデコード処理するフレーム枚数を通知
    し、MPEGデコーダは通知されたフレーム枚数分で表
    示するようにデコーダを調整するデコーダ制御手段を備
    え、 所望の再生に対して表示期間を調整できるビデオオンデ
    マンドシステム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009515391A (ja) * 2005-11-02 2009-04-09 トムソン ライセンシング データ・ソースからデータ・シンクへのデータ・フローの転送のための方法、データ・シンク装置、データ・ソース装置、およびこれを実行するための装置
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