JPH11214745A - モード・エキスパンダを有するエレクトロルミネセンス・ダイオード - Google Patents

モード・エキスパンダを有するエレクトロルミネセンス・ダイオード

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JPH11214745A
JPH11214745A JP28536398A JP28536398A JPH11214745A JP H11214745 A JPH11214745 A JP H11214745A JP 28536398 A JP28536398 A JP 28536398A JP 28536398 A JP28536398 A JP 28536398A JP H11214745 A JPH11214745 A JP H11214745A
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cladding
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active
diode
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JP28536398A
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Gerard Argant Alphonse
アルガント アルフォンス ゲラード
James T Andrews
ティ. アンドリュース ジェームス
Raymond J Menna
ジェイ. メナ レイモンド
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Sarnoff Corp
Original Assignee
Sarnoff Corp
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    • H01L33/00Semiconductor devices having potential barriers specially adapted for light emission; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof
    • H01L33/0004Devices characterised by their operation
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    • HELECTRICITY
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    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
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    • H01S5/20Structure or shape of the semiconductor body to guide the optical wave ; Confining structures perpendicular to the optical axis, e.g. index or gain guiding, stripe geometry, broad area lasers, gain tailoring, transverse or lateral reflectors, special cladding structures, MQW barrier reflection layers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
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    • H01S2301/18Semiconductor lasers with special structural design for influencing the near- or far-field
    • HELECTRICITY
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    • H01S5/00Semiconductor lasers
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    • H01S5/2004Confining in the direction perpendicular to the layer structure
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    • H01S5/32Structure or shape of the active region; Materials used for the active region comprising PN junctions, e.g. hetero- or double- heterostructures
    • H01S5/3211Structure or shape of the active region; Materials used for the active region comprising PN junctions, e.g. hetero- or double- heterostructures characterised by special cladding layers, e.g. details on band-discontinuities

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 一対の間隔を空けて相対する端面と両側面と
上下面とを持った、半導体材料からなる半導体エレクト
ロルミネセンス・ダイオードを得ること。 【解決手段】 本体はその中に、一方の端面から、他方
の端面から間隔を空けて位置する一点にまで延びる活性
層を含んでいる。この活性層は、両側面間の距離よりも
幅が狭くなり一点に来るように先細りにテーパー付けさ
れ、本体の他方の端面に隣接する部分を持っている。活
性層の屈折率より小さな屈折率を有する材料からなる第
1のクラッド層は、活性層の相対するサイドにあって、
活性層の端部と本体の他端面との間に延びている。活性
層で発生して活性層の尖端から放射される放射エネルギ
ーは、このダイオードからの放射エネルギーのビーム面
積が活性層で形成されるビームの面積よりも大きくなる
ように、活性層の尖端と本体の他端との間の第2のクラ
ッド層の部分で面積が拡がる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積されたモード
・エキスパンダを有するエレクトロルミネセンス・ダイ
オードに関するものであり、更に詳細には光ファイバへ
のより効率的な結合を可能にするモード・エキスパンダ
を有する半導体レーザーまたはスーパールミネセンス・
ダイオード(SLD)に関する。
【0002】
【従来の技術】大電力のスーパールミネセンス・ダイオ
ード(SLD)は、ファイバー・オプティック・ジャイ
ロスコープ(FOG)、光増幅器、外部キャビティ・レ
ーザー、同調式レーザー、モード・ロック・レーザーな
どの用途、および一般に、低干渉性の干渉計(障害検出
用、医療機械用、画像生成用など)といった低干渉性を
要する用途のための光源として用途を持っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような用途におい
ては、ダイオードの出力を光ファイバ、特にシングル・
モード光ファイバに結合することがしばしば必要にな
る。こうして、ダイオードの出力が光ファイバに容易に
結合できるように放射エネルギーの放射ビームの大きさ
と発散角とを制御できることが望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】半導体エレクトロルミネ
センス・ダイオードは、少なくとも一方が放射エネルギ
ー放射面である一対の間隔を空けた端面を有する半導体
材料からなる本体を含んでいる。この本体はその中に、
放射エネルギーを生成する、また導波管として役立つ活
性領域を持っている。この活性領域は、本体の放射エネ
ルギー放射端面から間隔を空けた端部を持っている。第
1のクラッド領域は、本体内にあり、それがこの活性領
域の端部と本体の放射端面との間に延びるように活性領
域の周りにある。第2のクラッド領域は、第1のクラッ
ド領域と活性領域の少なくとも一部との間にある。第1
のクラッド領域は、活性領域の屈折率より小さい屈折率
を有する材料からなっており、第2のクラッド領域は、
第1のクラッド領域の屈折率より大きな屈折率を有する
材料からなっている。
【0005】
【発明の実施の形態】はじめに図1を参照すれば、本発
明によるエレクトロルミネセンス・ダイオード10が概
略的に示されている。ダイオード10は、放射エネルギ
ー放射端面13を有する半導体材料の本体12からなっ
ている。本体12はまたその中に、導波管として役立つ
活性領域14を持っている。この活性領域14は、細く
て実質的にファイバーの形をしている。活性領域14
は、本体12の全長に亘っては延びておらず、本体12
の放射端面13から間隔を空けて位置する端部15を持
っている。この活性領域14の周りには、活性領域14
の材料よりも低い屈折率を有する半導体材料からなるク
ラッド領域16がある。活性領域16は、活性領域14
の端部15と本体12の端面13との間に延びている。
クラッド領域16の周りには、このクラッド領域16の
屈折率よりも小さい屈折率を有する半導体材料からなる
他のクラッド領域18がある。
【0006】ダイオード10の動作時には、放射エネル
ギーは、活性領域14に生成され、導波管活性領域14
に沿って流れる。曲線20で示すように、放射エネルギ
ーの大部分は、活性領域14とクラッド領域16との屈
折率の違いからクラッド領域16によって導波管活性領
域14内に閉じ込められる。しかしながら放射エネルギ
ーの一部はクラッド領域16内に漏洩する。導波管活性
領域14の端部15において、放射エネルギーは、導波
管活性領域14と本体12の端面13との間にあるクラ
ッド領域16内に放射される。このクラッド領域16に
入る放射エネルギーは、曲線22によって示すように広
がっている。しかしながら放射エネルギーの大半は、こ
れら二つの領域の屈折率の違いからクラッド領域18に
よってクラッド領域16内に閉じ込められる。このよう
にして、本体12の端面13から放射される放射エネル
ギーのビームの面積は、活性領域14内で生成される放
射エネルギーのビームの面積よりも大きくなる。光ファ
イバのコアと同じサイズのクラッド領域16を作ること
によって、ダイオード10から放射される放射エネルギ
ーは容易にこの光ファイバに結合できる。更に、比較的
細い活性領域14を持つことによって、生成された放射
エネルギーのビームは比較的高いパワーを持つ。
【0007】図2と図3を参照すれば、本発明のエレク
トロルミネセンス・ダイオードの一つの固有の形状は、
一般に24で示すようになっている。ダイオード24
は、相対する端面28、30と相対する側面32、34
と底面36と上面38とを有する半導体材料の本体26
からなる。この本体26は一般に、燐化インジウム(I
nP)等のn型の導電性半導体材料の基板40からなっ
ている。基板40は、本体26の底面36である底面を
持っている。基板40はまた、上面42を持っており、
その上に第1のクラッド層44がある。第1のクラッド
層44は、n型導電性である。n型導電性の第2のクラ
ッド層46は、第1のクラッド層44の上にある。この
第2のクラッド層46は、第1のクラッド層44の材料
の屈折率よりも僅かに高い屈折率を有する半導体材料か
らなっている。例えば第1、第2のクラッド層44、4
6は両者とも、InGaAsPでできているが、それぞ
れの屈折率に差異を生じるように各々の層の元素の比率
は異なっている。
【0008】第2のクラッド層46上には、ドーピング
されていない、また第2のクラッド層46の屈折率より
も高い屈折率を有する半導体材料からなる活性層48が
ある。この活性層48は、本体26の端面28から本体
26の放射端面30から間隔を空けて位置する一つの点
まで延びている。この活性層は、端面28から実質的に
一様な幅になっているがその自由端50でテーパーが付
けられ、そこから尖端の点まで先細りになっている。ま
た図3に示すように活性層48は、そのテーパー付き端
部50までは実質的に一様な厚さであってそれからその
点まで厚さにテーパーが付いている。
【0009】第3のクラッド層52は、活性層48と第
2のクラッド層46のこの活性層48によってカバーさ
れない部分とを覆っている。第3のクラッド層52は、
第2のクラッド層46と同一または類似の半導体材料か
らなっているがp型導電性である。第4のクラッド層5
4は、第3のクラッド層52を覆っている。この第4の
クラッド層54は、それがp−型導電性であることを除
いて第1のクラッド層44と同じ半導体材料からなって
いる。p+型InGaAsまたはInPなどの高い導電
性の半導体材料からなるキャップ層56は、第4のクラ
ッド層54を覆っている。
【0010】一対の間隔を空けた平行な溝58は、本体
26を通して最上面38から活性層48まで延びてい
る。このようにして溝58は、キャップ層56と第4の
クラッド層54と第3のクラッド層52とを貫通して活
性層48まで延びている。溝58は、本体26に沿って
長さ方向に端面28から少なくとも活性層48の尖端5
0まで延びている。もし必要ならば溝58は、本体の放
射端面にまで伸ばすこともできる。溝58間の間隔は、
活性層48の幅よりも小さい。溝58は、溝間にメサ領
域60を画定している。二酸化シリコンなどの絶縁材料
からなる層62は、キャップ層56と溝58の壁とを覆
っている。絶縁層62は、この絶縁層を貫通していてメ
サ領域60に亘ってこの領域に沿っている開口部63を
持っている。導電性金属のコンタクト層64は、絶縁層
62上と開口部64内とにあって、メサ領域60上のキ
ャップ層56の一部に係合している。導電性金属のコン
タクト層66は、本体26の底面36上にある。
【0011】エレクトロルミネセンス・ダイオード24
の動作に際しては、本体26に亘ってコンタクト層6
4、66間に電圧が印加される。これによって活性領域
42内に放射エネルギーを生成するように、活性層48
内への電子の流れが生じる。しかしながら溝58間の狭
い間隔は、放射エネルギーが活性層48の狭い部分内で
のみに生成されるように、電子が流れる狭い領域を画定
する。こうして活性層48は、放射エネルギーの細いビ
ームを形成するように、細い導波管のみを形成する。放
射エネルギーのビームは、活性層48の屈折率よりも小
さい屈折率を有する第2、第3のクラッド層46、52
によって実質的に活性層48に閉じ込められる。図6に
示すようにこれは、そのサイズが活性層48の厚さと溝
58間の間隔とによって画定される放射エネルギーのビ
ーム68を形成する。しかしながら、この放射エネルギ
ーのビームが活性層48の尖端50に到達すると、これ
は、活性層48の尖端50と本体26の放射端面30と
の間にある第2、第3のクラッド層46、52の部分内
に放射される。第2、第3のクラッド層46、52に入
射する放射エネルギーは、図7に示すようにサイズが拡
がって、より大きな放射ビーム70を形成する。しかし
ながら、活性層48の尖端50から第3のクラッド層5
2に入射する放射ビームは、各層の屈折率の違いのため
に第1、第4のクラッド層44、54によって本体26
の上面38と底面36との間の方向に、第2、第3のク
ラッド層46、52に実質的に閉じ込められる。本体2
6の両側面32、34間の方向に、放射エネルギーは活
性層26の尖端50の角度によって決められる量だけ拡
がる。こうして図7に示すように、本体26の放射端面
30における放射ビームの面積は、活性層48内のビー
ムの面積よりは大きいが、本体26の放射端面30に配
置することのできる光ファイバの直径に対応するように
所望のサイズに限定される。
【0012】ダイオード24は、本体26の一端にのみ
放射エネルギー放射面を有するものとして示したが、本
体26の両端に放射エネルギー放射面を持つこともでき
る。図8を参照すれば、両端面128、130が放射エ
ネルギーを放射できるダイオード124が示されてい
る。このダイオード124において、活性層148は、
両端面128、130から間隔を空けた位置にあって、
その両端部で先細りにテーパーの付いた部分150を有
する端部を持っている。第3のクラッド層152は、活
性層148全体と第2のクラッド層146のその活性層
148によって覆われていない部分とに亘って拡がって
いる。このようにしてダイオード124では、活性層1
24で発生した放射エネルギーは、本体126の各端部
128、130から放射されるように、その両端部から
第2、第3のクラッド層146、152内に放射するこ
とができる。活性層148の各端部から放射された放射
エネルギーのビームは、ダイオード24に関して前に述
べたように、サイズを拡大して第2、第3のクラッド層
146、152内に入るであろう。
【0013】ダイオード24に発生する可能性のある問
題は、伝導性の高いキャップ層56が活性層48の端部
50を越えている本体26の部分上に拡がるということ
に起因する可能性がある。ダイオード24を通る電流の
流れを活性層48内だけで維持することが望ましいが、
伝導性の高いキャップ層56は、その電流の一部を活性
層48の端部50を越える、本体26の部分に導く可能
性がある。これを防ぐために図8に示すダイオード12
4のキャップ層156は、活性層148の長さの上にだ
け拡がっており、また活性層148の両端部を越えてい
る第4のクラッド層154の部分の上には絶縁層162
がある。このようにして電流の流れは更に明確に活性層
148に閉じ込められる。
【0014】図2に示すダイオード24では、活性層の
先細りテーパー付き端部から放射される放射エネルギー
は、第2、第3のクラッド層46、52の両者の中に拡
がっていく。図9を参照すれば、放射エネルギーが隣接
するクラッド層の一方にのみに拡がる変形例のダイオー
ド224が示されている。このダイオード224は、そ
の表面242上に第1のクラッド層244を有する基板
240からなっている。第1のクラッド層244の上に
は、第1のクラッド層244の屈折率よりも僅かに高い
屈折率を有する材料からなる第2のクラッド層246が
ある。活性層248は、この第2のクラッド層246上
にあって、放射エネルギー放射端面230から間隔を空
けて位置する先細りテーパー付き端部250を持ってい
る。活性層248は、第2のクラッド層246の屈折率
よりも僅かに高い屈折率を有する材料からなっている。
この活性層248の上には、活性層248全体と第2の
クラッド層246の、活性層248によって覆われない
部分との上に拡がる第3のクラッド層252がある。第
3のクラッド層252は、第1のクラッド層244と同
じ材料からなっていて、第1のクラッド層244の屈折
率と実質的に同じ屈折率を持っている。ダイオード22
4の動作時には、活性層248に発生した放射エネルギ
ーは、その活性層のテーパー付き端部250から放射さ
れる。第3のクラッド層252と活性領域248との屈
折率の違いのために、活性領域248から放射される放
射エネルギーは、第3のクラッド領域252内には拡が
らないで、第2のクラッド領域246内にのみ拡がる。
これは更に、ダイオード224によって放射される放射
エネルギーのビームのサイズを制御する。
【0015】このように本発明によって、高いパワーを
得るように細い活性領域を有する半導体エレクトロルミ
ネセンス・ダイオードが提供される。また活性領域の端
部から放射される放射エネルギーのビームは、それがダ
イオードの放射端面から放射される前に、面積が拡げら
れる。ビームが垂直に拡げられる量は、活性領域の各側
部のクラッド層の厚さによって決定される。このように
して、ビームを受けるようにダイオードの放射端面に位
置決めされる光ファイバに更に効率的な結合を与えるの
に適するサイズのビームを作ることができる。スーパー
ルミネセンス・ダイオード(SLD)を形成するため
に、活性層とその活性層の上のコンタクト層とは、本技
術でよく知られているように、ダイオードの放射エネル
ギー放射面に関して90度未満の角度をなすようにすべ
きである。この角度は、ファセット反射からのスペクト
ル変調を低くするようにすべきであり、5度と8度の間
の角度だけ90度からずれていることが望ましい。活性
層48はドーピングしてない半導体材料からなる単一層
として示されたが、エレクトロルミネセンス・ダイオー
ドの活性層としてよく知られたどのような形でもよい。
また本体26の各層は、どの様な所望の半導体材料から
でも作ることができるが、それは所望の放射エネルギー
の波長に依存する。しかしながら、どんな材料が使われ
るとしても、相対的な各反射率は維持しなくてはならな
い。活性層とその外側のクラッド領域の製作用に望まれ
る材料が互いに近くない反射率を持っている場合は、内
側のクラッド層に使うための適当な材料を見つけること
は困難かもしれない。このような場合は、活性層の材料
の屈折率と外側クラッド層の屈折率との間にあってそれ
らに近い屈折率を有する内側クラッド層を備えるとし
て、それらの層の厚さと層の数を持った、多数の交互に
重なった層からなる内側クラッド層の少なくとも一方、
望ましくは両方をこれら二つの異なる材料から形成する
ことができる。この内側クラッド層は、外側クラッド層
の屈折率と活性層の屈折率との間の屈折率を有する各材
料からなる交互に重なった層から形成することができ
る。例えば内側クラッド層は、外側クラッド層と同じ材
料の層と、活性層の屈折率よりは小さいが活性層の屈折
率よりは大きい屈折率を有する材料からなる層とが交互
に重なった層から作ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のダイオードの基本的構造を示す概略断
面図である。
【図2】本発明によるスーパールミネセンス・ダイオー
ド(SLD)の平面図である。
【図3】図2の線3−3から見た縦断面図である。
【図4】図2の線4−4から見た横断面図である。
【図5】その放射端におけるSLDの端面図である。
【図6】その断面における光学モードを示す図4と同様
の図である。
【図7】その端面における光学モードを示す図5と同様
の図である。
【図8】本発明のダイオードの変形例を示す縦断面図で
ある。
【図9】本発明のダイオードの他の変形例を示す部分縦
断面図である。
【符号の説明】 10…エレクトロルミネセンス・ダイオード、12…本
体、14,42…活性領域、15…端部、16,18…
クラッド領域、20,22…曲線、24…ダイオード、
28,30,128,130…端面、32,34…側
面、36…底面、44…第1のクラッド層、46…第2
のクラッド層、48…活性層、50…尖端(自由端)、
52…第3のクラッド層、54…第4のクラッド層、5
6,156…キャップ層、58…溝、60…メサ領域、
62,162…絶縁層、64,66…コンタクト層、6
8…ビーム、124,224…ダイオード、146,2
46…第2のクラッド層、148,248…活性層、1
50…テーパーの付いた部分、152,252…第3の
クラッド層、244…第1のクラッド層、250…テー
パー付き端部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェームス ティ. アンドリュース アメリカ合衆国, ニュー ジャージー 州, ホープウェル, ホープウェル ウ ァーツヴィル ロード 134 (72)発明者 レイモンド ジェイ. メナ アメリカ合衆国, ペンシルヴァニア州, ニュータウン, テイラー アヴェニュ ー 417

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体エレクトロルミネセンス・ダイオ
    ードであって、 少なくとも一方が放射エネルギー放射面である一対の間
    隔を空けて位置する端面を有する半導体材料からなる本
    体と、 放射エネルギーを発生させるためと導波管として役立つ
    前記本体内の活性領域であって、前記本体の放射エネル
    ギー放射端面から間隔を空けて位置する端部を有する活
    性領域と、 前記本体内部で前記活性層を取り巻き、かつ前記活性領
    域の前記端部と前記本体の前記放射エネルギー放射面と
    の間にある第1のクラッド領域と、 前記第1のクラッド層と前記第1のクラッド領域の少な
    くとも一部との間にある前記本体内の第2のクラッド領
    域とを備え、 前記第1のクラッド領域は、前記活性領域の材料の屈折
    率より小さい屈折率を有する材料からなり、前記第2の
    クラッド領域は、前記第1のクラッド領域の材料の屈折
    率より大きく、かつ前記活性領域の材料の屈折率よりは
    小さい屈折率を有する材料からなることを特徴とするダ
    イオード。
  2. 【請求項2】 前記第2のクラッド領域は、前記第1の
    クラッド領域と前記活性領域との間に延び、前記活性層
    を完全に取り巻いて、かつ前記活性層の端部を横切るこ
    とを特徴とする請求項1に記載のダイオード。
  3. 【請求項3】 前記本体の放射端面から間隔を空けて位
    置する端部に隣接する前記活性層の幅は、前記端部にお
    いて一つの点にまで先細りテーパーが付けられているこ
    とを特徴とする請求項2に記載のダイオード。
  4. 【請求項4】 前記活性層の厚さは、前記活性層の前記
    端部において一つの点にまで先細りテーパーが付けられ
    ていることを特徴とする請求項3に記載のダイオード。
  5. 【請求項5】 前記活性層の一方側の前記第1および第
    2のクラッド層は一つの導電型であり、前記活性層の他
    方側の前記第1および第2のクラッド層はその反対の導
    電型であることを特徴とする請求項4に記載のダイオー
    ド。
  6. 【請求項6】 前記活性層は、その各々の端部が前記本
    体の端面の分離された一つから間隔を空けて位置する一
    対の端部を有することを特徴とする請求項1に記載のダ
    イオード。
  7. 【請求項7】 第1および第2の相対する端面、一対の
    間隔を空けて位置する側面、および上面と底面を有し半
    導体材料の本体からなる半導体エレクトロルミネセンス
    ・ダイオードであって、前記本体は、 前記本体の底面を持ち、上面と底面とを有し、底面が本
    体の底面である一つの導電型の基板と、 前記基板の上面上の前記一つの導電型の第1のクラッド
    層と、 前記第1のクラッド層上の前記一つの導電型の第2のク
    ラッド層であって、その材料は前記第1のクラッド層の
    屈折率より大きい屈折率を持っている第2のクラッド層
    と、 前記第2のクラッド層の上にあって前記第2のクラッド
    層の屈折率より大きい屈折率を持っている活性層であっ
    て、前記第2のクラッド層の一部が前記活性層の前記端
    部と前記本体の前記端部との間にあるように、その少な
    くとも一方が前記本体の端部の一つから間隔を空けて位
    置する一対の端部を有する活性層と、 前記活性層の上にあって、前記第1のクラッド層と同じ
    材料ではあるが前記第1のクラッド層とは反対の導電型
    の第3のクラッド層とを備えることを特徴とするダイオ
    ード。
  8. 【請求項8】 前記第2のクラッド層は、前記活性層と
    前記第1のクラッド層との材料からなる複数の交互に重
    なる層からなることを特徴とする請求項7に記載のダイ
    オード。
  9. 【請求項9】 前記活性層と第3のクラッド層との間に
    第4のクラッド層を含み、前記第4のクラッド層は、前
    記第1のクラッド層と同じ材料ではあるが第1のクラッ
    ド層とは反対の導電型であり、前記第3のクラッド層
    は、前記活性層の端部と前記本体の端面との間で前記活
    性層の端部を横切って延びていることを特徴とする請求
    項7に記載のダイオード。
  10. 【請求項10】 前記活性層は、前記本体の第2の端部
    から間隔を空けて位置するその端部に隣接する部分を持
    っており、その部分は前記本体の第2の端部から間隔を
    空けて位置するその端部において、幅が一点にまで先細
    りテーパー付けされていることを特徴とする請求項9に
    記載のダイオード。
  11. 【請求項11】 幅が一点にまで先細りにテーパー付け
    されている前記活性層の前記部分は、厚さも前記一点に
    まで先細りにテーパー付けされていることを特徴とする
    請求項10に記載のダイオード。
  12. 【請求項12】 前記活性層の両端部は、前記本体の分
    離した一方の端面から間隔を空けて位置しており、また
    前記活性層の両端部の各々は幅と厚さが一点にまで先細
    りテーパー付けされていることを特徴とする請求項11
    に記載のダイオード。
  13. 【請求項13】 前記第3のクラッド層の上に、第3の
    クラッド層と同じ導電型の導電性の高い半導体材料から
    なるキャップ層を含むことを特徴とする請求項11に記
    載のダイオード。
  14. 【請求項14】 前記キャップ層の上にあってそれに沿
    って延びている導電性金属の第1のコンタクト層と、前
    記本体の底面上にある導電性金属の第2のコンタクト層
    とを含むことを特徴とする請求項13に記載のダイオー
    ド。
  15. 【請求項15】 前記第1のコンタクト層は、前記活性
    層よりも幅が狭くて、かつ活性層に沿ってその上に延び
    ていることを特徴とする請求項14に記載のダイオー
    ド。
  16. 【請求項16】 前記キャップ層、第4のクラッド層お
    よび第3のクラッド層を貫通して延び、それらの間にメ
    サを形成している一対の間隔を空けて位置する平行な溝
    を含み、前記第1のコンタクト層は前記メサの上にある
    ことを特徴とする請求項15に記載の前記ダイオード。
  17. 【請求項17】 前記キャップ層は、前記活性層の長さ
    だけをカバーするように前記第3のクラッド層に沿って
    延びていることを特徴とする請求項13に記載のダイオ
    ード。
  18. 【請求項18】 前記第2のクラッド層は、前記第1の
    クラッド層と前記活性層との材料の複数の交互に重なる
    層からなることを特徴とする請求項9に記載のダイオー
    ド。
  19. 【請求項19】 前記第2のクラッド層は、前記第1の
    クラッド層と、前記活性層の屈折率よりは小さいが前記
    第1のクラッド層の屈折率より大きい屈折率を有する半
    導体材料の層との材料の複数の交互に重なる層からなる
    ことを特徴とする請求項9に記載のダイオード。
  20. 【請求項20】 前記第2のクラッド層は、前記第1の
    クラッド層の屈折率と前記活性層の屈折率との間の屈折
    率を有する材料の複数の交互に重なる層からなることを
    特徴とする請求項9に記載のダイオード。
  21. 【請求項21】 前記活性層は、前記本体の両端面に関
    して90度とは異なる角度になっていることを特徴とす
    る請求項7に記載のダイオード。
JP28536398A 1997-10-07 1998-10-07 モード・エキスパンダを有するエレクトロルミネセンス・ダイオード Pending JPH11214745A (ja)

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