JPH11214712A - 半導体デバイス - Google Patents

半導体デバイス

Info

Publication number
JPH11214712A
JPH11214712A JP10305552A JP30555298A JPH11214712A JP H11214712 A JPH11214712 A JP H11214712A JP 10305552 A JP10305552 A JP 10305552A JP 30555298 A JP30555298 A JP 30555298A JP H11214712 A JPH11214712 A JP H11214712A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
active layer
energy
energy level
layer
disposed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10305552A
Other languages
English (en)
Inventor
Nalin Kumar Patel
ナリン・クマー・パテル
Mark Levence Leadbeater
マーク・レベンス・リードビータ
Llewellyn John Cooper
レウェリン・ジョン・クーパー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Publication of JPH11214712A publication Critical patent/JPH11214712A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/76Unipolar devices, e.g. field effect transistors
    • H01L29/772Field effect transistors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y10/00Nanotechnology for information processing, storage or transmission, e.g. quantum computing or single electron logic

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Nanotechnology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Bipolar Transistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】高いピーク電流と低いバレー電流を呈する半導
体デバイスを提供する。 【解決手段】半導体デバイスはバンド間及びバンド内ト
ンネル現象の両者を示す。本デバイスは2つのバリア層
3、5間に挟まれた2つの活性層21、23を有する。
これらの層は第1及び第2ターミナル7、9間に配設さ
れる。活性層21、23は、第1活性層21の伝導帯エ
ッジ27が第2活性層23の価電子帯エッジ25よりも
低いエネルギーを有するように選択される。第1活性層
21はその伝導帯エッジ27よりも高いエネルギーの、
第1の伝導帯量子化エネルギーレベル29を有する。第
2活性層23はその価電子帯エッジ25よりも低いエネ
ルギーの、第1の価電子帯量子化エネルギーレベル33
を有する。第1の価電子帯量子化エネルギーレベル33
と第1の伝導帯量子化エネルギーレベル29とは、整列
した単一エネルギーレベルを形成するように同じエネル
ギーに配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体デバイスに関
する。この半導体デバイスは、トンネルデバイス、特に
共鳴トンネルデバイスと通常呼ばれるタイプのものであ
る。
【0002】
【従来の技術】共鳴トンネルデバイスは、最初、L.L. C
hang等によるAppl. Phys. Lett., 24595 (1974)に記載
された。この従来の共鳴トンネルデバイスは、そのター
ミナルがしばしば「コレクタ」及び「エミッタ」と呼ば
れてはいるが、ダイオードの形態をなしている。典型的
には、このデバイスは量子井戸層(例えばGaAs)を
有し、その両側にバリア層(例えばAlGaAs)が夫
々配設される。
【0003】この従来のタイプのデバイスによれば、エ
ミッタ及びコレクタ間にバイアス電圧が印加されると、
上記層が導通する。低電圧では少量の電流のみが流れ
る。しかし、バイアス電圧が増加すると、電流も増加す
る。エネルギーが量子井戸の準束縛状態のエネルギーと
適合すると、電子がバリア層をトンネル現象で通り抜け
ることができ、エミッタからコレクタに電流が自由に流
れる。このバイアス電圧において、量子井戸は共鳴して
いるといわれ、このバイアスの値を「共鳴電圧」と呼ぶ
ことができる。
【0004】バイアス電圧が共鳴電圧を越えて増加する
につれ、エネルギーは準束縛状態のエネルギーよりも高
くなり、トンネル現象が阻止される。これは、IV特性
において共鳴ピークを越えた電圧領域で負性微分抵抗特
性をもたらす。つまり、コレクタ−エミッタバイアス電
圧を、共鳴電圧より下の電圧から共鳴電圧より上の電圧
まで変化させると、共鳴電圧を中心とするトンネル電流
のピークが現れ、このピークはトンネルピークと呼ばれ
る。
【0005】トンネル現象は電荷移送の非常に速いメカ
ニズムであるため、共鳴トンネルデバイスは非常に高速
の動作の可能性を提供する。これらデバイスは、今迄、
発振器(例えば、T.C.L.G Sollner 等によるAppl. Phy
s. Lett., 45 1319 (1984) )及びスイッチ(例えば、
S.K. Diamond等によるAppl. Phys. Lett., 54 153 (198
9))として記載されている。そして、712Ghzまで
の発振周波数が報告されている。また、これらデバイス
は遠赤外線ディテクタとして作製可能である。この分野
の進歩は、M. Henini 等によるIII-Vs Review, 7 33 (1
994) (Part 1) 及びIII-Vs Review, 7 46 (1994) (Part
1) の2編に批評されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】良好なRTDを形成す
るため、トンネルピーク特性の最適化が必要となる。ピ
ーク/バレー比と呼ばれる、共鳴時及び非共鳴時のトン
ネル電流値の大きな相違が必要となる。高速動作はま
た、デバイスがピーク電流からバレー電流への切替えを
行う電圧範囲が小さいことを必要とする。
【0007】従来、このタイプのデバイスの殆どは、電
子がエミッタの伝導帯から量子井戸の伝導帯エネルギー
状態へ注入される、バンド内共鳴トンネル現象の原理に
基づいて機能する。しかし、電子が上記伝導帯から量子
井戸の価電子帯へ注入される、バンド間共鳴トンネルデ
バイスも提案されている。このタイプのデバイスにおい
ては、共鳴トンネル現象は、キャリアが上記価電子帯の
束縛状態のエネルギーに対応するエネルギーで注入され
た時に起きる。価電子帯のエッジの上方にはバンドギャ
ップが横たわる。ここで、キャリアがトンネル現象で入
ることのできる状態はない。従って、注入されたキャリ
アエネルギーが価電子帯のエッジよりも上まで一旦増加
すると、トンネル現象はバンドギャップにより抑制され
る。
【0008】これらのデバイスはアンチモン化合物系を
用いて提案されている(J.R. Sderstrm 等によるAppl.
Phys. Lett., 55 1094 (1989) )。これらのデバイス
は、非常に低いバレー電流と、従って高いピーク/バレ
ー比とを呈することが見出されている。この理由は、バ
ンドギャップより低い状態(即ち価電子帯)のみに、電
子が注入されるからである。電子の注入エネルギーが増
加するにつれ、同エネルギーはバンドギャップのエネル
ギーのレベルとなる。電子は、それらがトンネル現象で
入ることができる状態がないため、バンドギャップをト
ンネル現象で通り抜けることができない。従って、トン
ネル現象は効果的に抑制される。
【0009】アンチモン化合物系に基づく光学デバイス
が米国特許第5,588,015に開示される。本発明
は、バンド内トンネル現象からの高いピーク電流と共
に、バンド間トンネル現象に伴うバンドギャップ・ブロ
ック効果による低いバレー電流を呈することが可能なデ
バイスを提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】従って、第1の視点にお
いて、本発明は半導体デバイスを提供し、これは、第1
及び第2半導体活性層と、第1及び第2バリア層と、第
1及び第2ターミナルと、を具備する。ここで、前記第
1バリア層は前記第1ターミナル上に横たわって配設さ
れ、前記第1活性層は前記第1バリア層上に横たわって
配設され、前記第2活性層は前記第1活性層上に横たわ
って配設され、前記第2バリア層は前記第2活性層上に
横たわって配設され、前記第2ターミナルは前記第2バ
リア層上に横たわって配設される。
【0011】前記第1活性層の伝導帯エッジは前記第2
活性層の価電子帯エッジよりも低いエネルギーを有す
る。前記第1活性層は前記第1活性層の伝導帯エッジの
エネルギーよりも高いエネルギーの、第1の伝導帯量子
化エネルギーレベルを有する。前記第2活性層は前記第
2活性層の価電子帯エッジのエネルギーよりも低いエネ
ルギーの、第1の価電子帯量子化エネルギーレベルを有
する。ここで、前記第1の価電子帯量子化エネルギーレ
ベルと前記第1の伝導帯量子化エネルギーレベルとは、
整列した単一エネルギーレベルを形成するように同じエ
ネルギーに配置される。
【0012】疑義を避けるため、第1層が第2層上に横
たわってと記述されている場合、前記第1層は、前記第
2層の、基板とは反対の側の上に配設されているものと
する。また、「横たわって」という用語は、横たわって
いる複数の層が互いに接触することを必ずしも意味して
いない。
【0013】本発明の第1の視点に係るデバイスは整列
した単一エネルギーレベルを有する。この整列した単一
エネルギーレベルは、バイアスが印加されていない時、
或いは望ましくはバイアスがデバイスを横切って印加さ
れている時に形成可能となる。疑義を避けるため、「こ
こで、前記第1の価電子帯量子化エネルギーレベルと前
記第1の伝導帯量子化エネルギーレベルとは、整列した
単一エネルギーレベルを形成するように同じエネルギー
に配置される」という表現は、バイアスの印加なしで2
つの量子化エネルギーレベルが整列して単一となる場合
と、バイアスの印加によってのみ2つの量子化エネルギ
ーレベルが整列して単一となる場合と、の両者を含むと
解釈されるものとする。
【0014】バイアスの印加は2つの機能を満足するこ
とができる。即ち、注入されたキャリアのエネルギーを
変調することができると共に、第1の価電子帯量子化状
態と第1の伝導帯量子化状態との相対的な分離を変更す
ることができる。キャリアが整列した単一エネルギーレ
ベルで注入されるようにバイアスが前記デバイスを横切
って印加されている時、キャリアはエミッタからコレク
タへ共鳴的にトンネル現象で通り抜ける。このバイアス
において、デバイスはピークトンネル電流を呈する。
【0015】最少電流は、前記第2活性層のバンドギャ
ップ内のエネルギーでキャリアが注入されるように、印
加されるエミッタ−コレクタ・バイアスを変更すること
により達成可能となる。前記バンドギャップ内には、注
入されたキャリアがトンネル現象で入ることができる状
態がない。従って、トンネル現象は大幅に抑制され、非
常に低いバレー電流が観察される。
【0016】前記2つの状態はオン状態及びオフ状態と
夫々呼ぶことができる。従って、第2の視点において、
本発明はオン及びオフ状態を有する半導体トンネルデバ
イスを提供し、これは、第1及び第2半導体活性層と、
第1及び第2バリア層と、第1及び第2ターミナルと、
を具備する。ここで、前記第1バリア層は前記第1ター
ミナル上に横たわって配設され、前記第1活性層は前記
第1バリア層上に横たわって配設され、前記第2活性層
は前記第1活性層上に横たわって配設され、前記第2バ
リア層は前記第2活性層上に横たわって配設され、前記
第2ターミナルは前記第2バリア層上に横たわって配設
される。
【0017】前記第1活性層の伝導帯エッジは前記第2
活性層の価電子帯エッジよりも低いエネルギーを有す
る。前記第1活性層は前記第1活性層の伝導帯エッジの
エネルギーよりも高いエネルギーの、第1の伝導帯量子
化エネルギーレベルを有する。前記第2活性層は前記第
2活性層の価電子帯エッジのエネルギーよりも低いエネ
ルギーの、第1の価電子帯量子化エネルギーレベルを有
する。ここで、前記第1の価電子帯量子化エネルギーレ
ベルと前記第1の伝導帯量子化エネルギーレベルとは、
整列した単一エネルギーレベルを形成するように同じエ
ネルギーに配置可能である。
【0018】印加されるバイアスに依存して異なるエネ
ルギーでキャリアを注入するように、バイアスが前記デ
バイスを横切って印加され、前記バイアスは前記デバイ
スをオン状態とオフ状態との間で切替えるように印加さ
れる。
【0019】ここで、前記オフ状態において、前記第2
活性層の伝導帯及び価電子帯のエッジ間のエネルギーレ
ベルでキャリアが注入され、また、前記オン状態におい
て、前記整列した単一エネルギーレベルが形成され且つ
前記整列した単一エネルギーレベルに対応するエネルギ
ーレベルでキャリアが注入されるようにバイアスが印加
される。
【0020】上述の利点は、前記第1の伝導帯量子化エ
ネルギーレベルと前記第1の価電子帯量子化エネルギー
レベルとが、注入キャリアのエネルギーで整列しない
時、即ち2つのレベル間に僅かなオフセットがある時、
部分的に実現される。このようなデバイスにおいて、2
つの「オン状態」があり、第1のオン状態ではトンネル
電流が主にバンド内トンネル現象に起因し、第2のオン
状態ではトンネル電流が主にバンド間トンネル現象に起
因し、また、オフ状態では前記第2活性層のバンドギャ
ップによりトンネル電流が抑制される。
【0021】従って、第3の視点において、本発明は半
導体トンネルデバイスを提供し、これは、第1及び第2
半導体活性層と、第1及び第2バリア層と、第1及び第
2ターミナルと、を具備する。ここで、前記第1バリア
層は前記第1ターミナル上に横たわって配設され、前記
第1活性層は前記第1バリア層上に横たわって配設さ
れ、前記第2活性層は前記第1活性層上に横たわって配
設され、前記第2バリア層は前記第2活性層上に横たわ
って配設され、前記第2ターミナルは前記第2バリア層
上に横たわって配設される。
【0022】前記第1活性層の伝導帯エッジは前記第2
活性層の価電子帯エッジよりも低いエネルギーを有す
る。前記第1活性層は前記第1活性層の伝導帯エッジの
エネルギーよりも高いエネルギーの、第1の伝導帯量子
化エネルギーレベルを有する。前記第2活性層は前記第
2活性層の価電子帯エッジのエネルギーよりも低いエネ
ルギーの、第1の価電子帯量子化エネルギーレベルを有
する。
【0023】印加されるバイアスに依存して異なるレベ
ルでキャリアを注入するように、バイアスが前記デバイ
スを横切って印加され、前記バイアスは前記デバイスを
第1及び第2電流流通状態とオフ状態との間で切替える
ように印加される。
【0024】ここで、前記オフ状態において、前記第2
活性層の伝導帯及び価電子帯のエッジ間のエネルギーレ
ベルでキャリアが注入され、また、前記第1電流流通状
態において、前記第1の価電子帯量子化状態に対応する
エネルギーレベルでキャリアが注入され、また、前記第
2電流流通状態において、前記第1の伝導帯量子化状態
のエネルギーレベルでキャリアが前記デバイスに注入さ
れる。
【0025】従って、バイアス電圧を変化させることに
より、前記デバイスは、バンド間トンネル現象(第1電
流流通状態)と、バンド内トンネル現象(第2電流流通
状態)と、前記第2活性層のバンドギャップにより提供
されるバリアにより電流がブロックされるオフ状態と、
の間で切替え可能となる。
【0026】上述の点を明確にするため、前記デバイス
の層に対して実質的に直角に垂直移送が行われるよう
に、前記デバイスを横切ってバイアスが印加される。共
鳴トンネル現象が行われるように、前記バリア層は十分
薄く、前記活性層内において単数または複数のエネルギ
ーレベルが注入されるキャリアのエネルギーと整列する
時、キャリアが前記バリア層を通過できるようでなけれ
ばならない。従って、前記バリア層は、望ましく10n
m幅未満、より望ましくは5nm幅未満に設定される。
【0027】アンチモン化合物を基礎とする系は、その
大きなバンドオフセット故に望ましい。アンチモン化合
物系はまた、低抵抗コンタクトを形成できる点で特に望
ましい。従って、前記第1半導体活性層がInAsで、
前記第2半導体活性層がGaSbであることが望まし
い。更に、前記第1及び第2バリア層がAlSbである
ことがより望ましい。
【0028】場合によって、キャリア波動関数を、バリ
アにより前記2つの活性層のいずれかに更に閉じ込める
ことが必要となるかもしれない。従って、前記デバイス
が前記第1及び第2半導体活性層間に配設された第3バ
リア層を更に具備することが望ましい。より望ましくは
この層はAlSbからなる。
【0029】このようなデバイスにおいて、前記ターミ
ナルの一方がn型InAsであることが望ましい。より
望ましくは両ターミナルがn型InAsからなる。前記
量子化エネルギーレベル間の分離は、(もしあれば)前
記デバイスに印加されるバイアスと、作製中の前記第1
及び第2活性層の幅とにより決定される。しかし、前記
量子化エネルギーレベル間の分離は、前記デバイスに対
して圧力を負荷することにより、作製後に更に調整可能
である。従って、微調整のため、本発明に係るデバイス
に圧力が負荷されることが望ましい場合がある。
【0030】前記第2活性層がGaSbの場合、前記量
子化エネルギーレベルの位置は、この層の形成中にこの
GaSb層中にInまたはAlを添加することにより、
作製中に更に変更することができる。
【0031】上述の記載及び以下の詳細な記述は、通
常、電子がキャリアである系を参照して記載される。し
かし、当業者によれば、前記第1及び/または第2ター
ミナルがp型で、ホールが系を横切って注入されるよう
な場合も容易に想到することができるであろう。
【0032】また、当業者によれば、前記デバイスを横
切って印加されるバイアスに依存して、前記第1及び第
2ターミナルのいずれかがエミッタ(即ちキャリア注
入)として作用できることを容易に想到することができ
るであろう。
【0033】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。以下の説明において、電子がキャリアである例に
ついて主に記載される。しかし、当業者によれば、本発
明に係るデバイスをホールの注入に採用する場合も容易
に想到することができるであろう。
【0034】図1は典型的なバンド内共鳴トンネルダイ
オードを示す。本ダイオードは2つのバリア3、5間に
配設された量子井戸1を有する。本ダイオードの構造の
外側には、2つのターミナル、即ちエミッタ7及びコレ
クタ9が配設される。
【0035】図1(a)はバイアスが印加されていない
構造、図1(b)はバイアスが印加されている構造を示
す。バイアスが印加されると、注入される電子の電子エ
ネルギーが量子井戸の束縛状態11のエネルギーと等し
くなるまで、エミッタ内の電子のエネルギーが増加す
る。エネルギーが等しくなると、電子は共鳴的にトンネ
ル現象で量子井戸を通り抜けてコレクタ9に至る。
【0036】バイアスが更に増加すると、注入電子のエ
ネルギーが量子井戸のエネルギーよりも高くなり、共鳴
トンネル現象が抑制される。単一レベル11よりも高い
エネルギーレベルが存在すると、非共鳴トンネル電流は
ゼロとならない。従って、このようなデバイスでは、良
好なピーク/バレー比を得ることは難しい。
【0037】図2は図1図示のデバイスと動作が類似す
るデバイスを示す。図2(a)はバイアスが印加されて
いない構造、図2(b)はバイアスが印加されている構
造を示す。ここでは、注入電子のエネルギーレベルは価
電子帯エネルギー状態11と整列する必要がある。この
構造の利点は、注入電子のエネルギーが共鳴準位を越え
て増加するにつれ、注入電子のエネルギーが活性層のバ
ンドギャップ内へ上昇することである。ここには状態が
存在せず、トンネル現象が抑制される。従って、このよ
うなデバイスではバレー電流が抑えられる。
【0038】図3はバンド間及びバンド内共鳴トンネル
現象の両者の利益を受けることのできるデバイスの概略
バンド構造を示す。本デバイスは図1及び図2図示のデ
バイスと類似する。しかし、ここでは、活性領域が2つ
の半導体層、即ち、第1活性層21及び第2活性層23
からなる。第1及び第2活性層21、23は、第IIタイ
プのヘテロ接合を形成し、、即ち、第2活性層23の価
電子帯エッジ25が第1活性層21の伝導帯エッジ27
の上に位置する。
【0039】第1及び第2活性層21、23内の閉じ込
めポテンシャルのため、量子化エネルギー状態が形成さ
れる。第1量子化エネルギーレベル29(これは伝導帯
エネルギーレベル)が第1活性層21内に形成され、第
2量子化エネルギーレベル33(これは価電子帯エネル
ギーレベル)が第2活性層23内に形成される。第1及
び第2量子化エネルギーレベル29、33は整列して単
一のレベルを形成する。
【0040】キャリアが上述の整列した単一レベルに対
応するエネルギーで注入されると、バンド間及びバンド
内共鳴トンネル現象の両者によりトンネル電流が流れ
る。注入電子のエネルギーが増加すると、注入電子エネ
ルギーが非共鳴となり、トンネル電流が減少する。デバ
イスが非共鳴の時、注入電子が散入することができるエ
ネルギーレベルが依然あるため、僅かなトンネル電流が
流れる。しかし、注入キャリアエネルギーが第2活性層
のバンドギャップ28と一旦整列すると、トンネル現象
は大幅に抑制される。これは、同バンドギャップ内に状
態が存在せず、従ってキャリアが散入することができる
状態がないからである(バンドギャップがトンネル現象
を効果的にブロックする)。従って、本デバイスは、バ
ンド間及びバンド内共鳴トンネル現象の両者により強化
されたピーク電流と、バンドギャップがトンネル現象を
ブロックすることによる非常に低いバレー電流と、を有
する。
【0041】図4はバンド間及びバンド内共鳴トンネル
現象の両者を呈することのできるデバイス(図3図示の
デバイスのように)を示す。しかし、ここでは、エネル
ギーレベルが完全には整列しない。バンド間及びバンド
内共鳴トンネル現象が異なるバイアスで起こるため、こ
のデバイスから得られる結果(図5参照)は、本デバイ
スと、エネルギーレベルが整列する図3図示のデバイス
と、の両者において作用するメカニズムを説明する際に
特に有効である。
【0042】図4(a)において、第2活性層21は伝
導帯エッジより高いエネルギーの2つの量子化エネルギ
ーレベル29、31を有する。これらのレベルの位置は
活性層21の閉じ込め状態及び活性層21の幅によって
決定される。本デバイスがバンド内共鳴トンネル現象を
呈するためには、注入電子のエネルギーは伝導帯の両量
子化エネルギーレベルの一方のエネルギーと等しくなけ
ればならない。
【0043】図4(b)は第2活性層内に形成されるエ
ネルギーレベルを示す。量子化エネルギーレベル33は
価電子帯エッジ25のエネルギーより低いエネルギーで
形成される。の価電子帯量子化エネルギーレベルと等し
いエネルギーで注入された電子は共鳴的にトンネル現象
で本構造を通り抜ける。エネルギーが上昇すると、トン
ネル現象は、層23のバンドギャップ内に状態が全くな
いことから、ブロックされる。
【0044】従って、図4図示の構造は、3つの主動作
モード、即ち、2つの電流流通モード(バンド間共鳴ト
ンネル現象及びバンド内共鳴トンネル現象)、及び1つ
のオフモードとを有する。オフモードではバンドギャッ
プによりトンネル現象がブロックされてバレー電流が最
少となる。
【0045】これらの3つの動作モードは図5に明確に
示される。エミッタ及びコレクタ間に印加されるバイア
スはゼロを通過するように変化される。負のバイアスに
おいて、電流が実質的に流れない平坦領域51が観察さ
れる。この領域は第1活性層のバンドギャップによりい
かなるトンネル現象もブロックされる状態に対応する。
負のバイアスの大きさが減少すると、図3及び図4図示
のバンド間トンネル現象に対応する凹み53が観察され
る。
【0046】バイアスは次にゼロを通過するように変化
され、2つのピーク55、57が観察される。一方のピ
ーク55は第1の伝導帯量子化状態のエネルギーに等し
い注入電子エネルギーに起因する。この場合、第2励起
伝導帯状態がまた形成される。トンネルピーク57はこ
の第2状態を通り抜けるバンド内トンネル現象に起因す
る。
【0047】このようなデバイスの層構造は図6に詳細
に示される。図6(a)は層構造全体を示す断面図、図
6(b)は図6(a)中の部分VIBを拡大して示す概
念図である。GaAs半絶縁性基板61の上面に接触状
態で横たわるようにGaAsバッファ層63が形成され
る。GaAsバッファ層63の上にはAlSbバッファ
層65が形成される。AlSbバッファ層65の上面に
接触状態で横たわるようにアンドープドGaSb層67
が形成される。
【0048】次に、本構造の活性領域が形成される。G
aSb層67上に接触状態で横たわるように第1コレク
タ層69が形成される。第1コレクタ層69は200n
mのドープドInAsから形成される。第1コレクタ層
69上に接触状態で横たわるように50nmのアンドー
プドInAsからなる第2コレクタ層71が形成され
る。第2コレクタ層71上に接触状態で横たわるように
3nmのアンドープドAlSbからなる第1バリア層7
3が形成される。第1バリア層73上に横たわるように
15nmのアンドープドInAsからなる第1活性層7
5が形成される。第1活性層75上に横たわるように1
5nmのアンドープドGaSbからなる第2活性層77
が形成される。なお、必要であれば、2つの活性層7
5、77間に3nmのAlSbからなる第3バリア層が
形成される。
【0049】第2活性層77上に横たわるように3nm
のアンドープドAlSbからなる第2バリア層79が形
成される。第2バリア層79上に横たわるように50n
mのアンドープドInAsからなる第2エミッタ層81
が形成される。最後に、第2エミッタ層81上に横たわ
るように200nmのドープドInAsからなる第1エ
ミッタ層83が形成され、本構造が完成する。
【0050】第1エミッタ層83及び第1コレクタ層6
9に対してオーミックコンタクトを形成することによ
り、本デバイスを横切ってバイアスが印加される。典型
的には、コンタクトはNiGeAuオーミックコンタク
トを使用して形成される。
【0051】第1及び第2活性層は夫々InAs及びG
aSBから形成される。本発明の全ての視点において必
要なように、第2活性層77の価電子帯エッジは、第1
活性層75の伝導帯エッジの上に位置する。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、バンド内トンネル現象
からの高いピーク電流と共に、バンド間トンネル現象に
伴うバンドギャップ・ブロック効果による低いバレー電
流を呈することが可能なデバイスを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】典型的なバンド内トンネルデバイスを示す概略
図。
【図2】典型的なバンド間トンネルデバイスを示す概略
図。
【図3】本発明の第1の視点に係る共鳴トンネルデバイ
スを示す概略図。
【図4】本発明の第2の視点に係るデバイスを示す概略
図。
【図5】本発明の第2の視点に係るデバイスにおける電
流とバイアス電圧との関係を示すグラフ。
【図6】本発明の第1及び第2の視点に係るデバイスの
層構造を示す概略図。
【符号の説明】
3、5…バリア層 7、9…ターミナル 21…第1活性層 23…第2活性層 25…第2活性層の価電子帯エッジ 27…第1活性層の伝導帯エッジ 28…バンドギャップ 29…第1の伝導帯量子化エネルギーレベル 33…第1の価電子帯量子化エネルギーレベル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーク・レベンス・リードビータ イギリス国、 シービー4・4ダブリュイ ー、 ケンブリッジ、 ミルトン・ロー ド、 ケンブリッジ・サイエンス・パーク 260 (72)発明者 レウェリン・ジョン・クーパー イギリス国、 シービー3・0エイチイ ー、 ケンブリッジ、 マディングレイ・ ロード、 ケンブリッジ大学、 ケイブン ディシュ・ラボラトリー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1及び第2半導体活性層と、第1及び第
    2バリア層と、第1及び第2ターミナルと、を具備し、
    ここで、前記第1バリア層は前記第1ターミナル上に横
    たわって配設され、前記第1活性層は前記第1バリア層
    上に横たわって配設され、前記第2活性層は前記第1活
    性層上に横たわって配設され、前記第2バリア層は前記
    第2活性層上に横たわって配設され、前記第2ターミナ
    ルは前記第2バリア層上に横たわって配設される半導体
    デバイスであって、 前記第1活性層の伝導帯エッジは前記第2活性層の価電
    子帯エッジよりも低いエネルギーを有することと、 前記第1活性層は前記第1活性層の伝導帯エッジのエネ
    ルギーよりも高いエネルギーの、第1の伝導帯量子化エ
    ネルギーレベルを有することと、 前記第2活性層は前記第2活性層の価電子帯エッジのエ
    ネルギーよりも低いエネルギーの、第1の価電子帯量子
    化エネルギーレベルを有することと、 前記第1の価電子帯量子化エネルギーレベルと前記第1
    の伝導帯量子化エネルギーレベルとは、整列した単一エ
    ネルギーレベルを形成するように同じエネルギーに配置
    されることと、を特徴とする半導体デバイス。
  2. 【請求項2】第1及び第2半導体活性層と、第1及び第
    2バリア層と、第1及び第2ターミナルと、を具備し、
    ここで、前記第1バリア層は前記第1ターミナル上に横
    たわって配設され、前記第1活性層は前記第1バリア層
    上に横たわって配設され、前記第2活性層は前記第1活
    性層上に横たわって配設され、前記第2バリア層は前記
    第2活性層上に横たわって配設され、前記第2ターミナ
    ルは前記第2バリア層上に横たわって配設される、オン
    及びオフ状態を有する半導体トンネルデバイスであっ
    て、 前記第1活性層の伝導帯エッジは前記第2活性層の価電
    子帯エッジよりも低いエネルギーを有することと、 前記第1活性層は前記第1活性層の伝導帯エッジのエネ
    ルギーよりも高いエネルギーの、第1の伝導帯量子化エ
    ネルギーレベルを有することと、 前記第2活性層は前記第2活性層の価電子帯エッジのエ
    ネルギーよりも低いエネルギーの、第1の価電子帯量子
    化エネルギーレベルを有することと、 前記第1の価電子帯量子化エネルギーレベルと前記第1
    の伝導帯量子化エネルギーレベルとは、整列した単一エ
    ネルギーレベルを形成するように同じエネルギーに配置
    可能であることと、 印加されるバイアスに依存して異なるエネルギーでキャ
    リアを注入するように、バイアスが前記デバイスを横切
    って印加され、前記バイアスは前記デバイスをオン状態
    とオフ状態との間で切替えるように印加されることと、 前記オフ状態において、前記第2活性層の伝導帯及び価
    電子帯のエッジ間のエネルギーレベルでキャリアが注入
    され、また、前記オン状態において、前記整列した単一
    エネルギーレベルが形成され且つ前記整列した単一エネ
    ルギーレベルに対応するエネルギーレベルでキャリアが
    注入されるようにバイアスが印加されることと、を特徴
    とするオン及びオフ状態を有する半導体トンネルデバイ
    ス。
  3. 【請求項3】第1及び第2半導体活性層と、第1及び第
    2バリア層と、第1及び第2ターミナルと、を具備し、
    ここで、前記第1バリア層は前記第1ターミナル上に横
    たわって配設され、前記第1活性層は前記第1バリア層
    上に横たわって配設され、前記第2活性層は前記第1活
    性層上に横たわって配設され、前記第2バリア層は前記
    第2活性層上に横たわって配設され、前記第2ターミナ
    ルは前記第2バリア層上に横たわって配設される半導体
    トンネルデバイスであって、 前記第1活性層の伝導帯エッジは前記第2活性層の価電
    子帯エッジよりも低いエネルギーを有することと、 前記第1活性層は前記第1活性層の伝導帯エッジのエネ
    ルギーよりも高いエネルギーの、第1の伝導帯量子化エ
    ネルギーレベルを有することと、 前記第2活性層は前記第2活性層の価電子帯エッジのエ
    ネルギーよりも低いエネルギーの、第1の価電子帯量子
    化エネルギーレベルを有することと、 印加されるバイアスに依存して異なるレベルでキャリア
    を注入するように、バイアスが前記デバイスを横切って
    印加され、前記バイアスは前記デバイスを第1及び第2
    電流流通状態とオフ状態との間で切替えるように印加さ
    れることと、 前記オフ状態において、前記第2活性層の伝導帯及び価
    電子帯のエッジ間のエネルギーレベルでキャリアが注入
    され、また、前記第1電流流通状態において、前記第1
    の価電子帯量子化状態のエネルギーレベルでキャリアが
    注入され、また、前記第2電流流通状態において、前記
    第1の伝導帯量子化状態のエネルギーレベルでキャリア
    が前記デバイスに注入されることと、を特徴とする半導
    体トンネルデバイス。
  4. 【請求項4】前記第1及び第2半導体活性層間に配設さ
    れた第3バリア層を更に具備することを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれかに記載のデバイス。
  5. 【請求項5】前記第1及び第2活性層が圧力を負荷され
    ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の
    デバイス。
JP10305552A 1997-12-12 1998-10-27 半導体デバイス Pending JPH11214712A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9726376A GB2332301B (en) 1997-12-12 1997-12-12 Semiconductor device
GB9726376.8 1997-12-12

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11214712A true JPH11214712A (ja) 1999-08-06

Family

ID=10823573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10305552A Pending JPH11214712A (ja) 1997-12-12 1998-10-27 半導体デバイス

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6031245A (ja)
JP (1) JPH11214712A (ja)
GB (1) GB2332301B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003518326A (ja) * 1999-11-17 2003-06-03 エイチアールエル ラボラトリーズ,エルエルシー タイプiiインターバンド異質構造体後方ダイオード

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6541788B2 (en) * 1998-10-27 2003-04-01 The Regents Of The University Of California Mid infrared and near infrared light upconverter using self-assembled quantum dots
US6703639B1 (en) 2002-12-17 2004-03-09 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Nanofabrication for InAs/AlSb heterostructures
US9780212B2 (en) * 2013-09-18 2017-10-03 Globalfoundries Inc. Fin width measurement using quantum well structure
RU2548395C1 (ru) * 2013-12-16 2015-04-20 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Тамбовский государственный технический университет" ФГБОУ ВПО ТГТУ Способ определения вида и концентрации наночастиц в неорганических аморфных средах и композитах на основе полимеров

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5294809A (en) * 1993-05-24 1994-03-15 Motorola, Inc. Resonant tunneling diode with reduced valley current
US5588015A (en) * 1995-08-22 1996-12-24 University Of Houston Light emitting devices based on interband transitions in type-II quantum well heterostructures

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003518326A (ja) * 1999-11-17 2003-06-03 エイチアールエル ラボラトリーズ,エルエルシー タイプiiインターバンド異質構造体後方ダイオード

Also Published As

Publication number Publication date
GB2332301A9 (en)
GB2332301B (en) 2000-05-03
US6031245A (en) 2000-02-29
GB2332301A (en) 1999-06-16
GB9726376D0 (en) 1998-02-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Luo et al. Interband tunneling in polytype GaSb/AlSb/InAs heterostructures
US5008717A (en) Semiconductor device including cascaded modulation-doped quantum well heterostructures
JPH05243256A (ja) ヘテロ接合バイポーラトランジスタおよびその製造方法
Beresford et al. Resonant interband tunneling through a 110 nm InAs quantum well
KR920006434B1 (ko) 공진 터널링 장벽구조장치
JPH11214712A (ja) 半導体デバイス
JPS63316484A (ja) 量子効果半導体装置
Lheurette et al. Capacitance engineering for InP-based heterostructure barrier varactor
US6078602A (en) Separate confinement heterostructured semiconductor laser device having high speed characteristics
EP0863554B1 (en) Field-effect transistor
US4786957A (en) Negative differential resistance element
EP0186301B1 (en) High-speed semiconductor device
US5280182A (en) Resonant tunneling transistor with barrier layers
EP0545381B1 (en) Tunneling transistor
EP0627769B1 (en) Resonant tunneling diode with reduced valley current
KR100275499B1 (ko) 에미터 서브-메사 어레이 구조를 갖는 양자 공진터널링 소자
JPH09181295A (ja) 共振トンネリング電子装置
JP2780333B2 (ja) 半導体積層構造及びこれを有する半導体素子
US6201258B1 (en) Hot carrier transistors utilizing quantum well injector for high current gain
JPH07161727A (ja) ヘテロバイポーラトランジスタ
KR100222398B1 (ko) 공진 터널링 전자 장치
KR100222399B1 (ko) 상온 고픽전류 공진 터널링 전자 장치
JPH0732163B2 (ja) ヘテロ構造バイポーラトランジスタ
JP3138824B2 (ja) 共鳴トンネル半導体装置
JP2513118B2 (ja) トンネルトランジスタおよびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060314

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061219