JPH11214619A - 平面コイルを有する磁気素子及びその製造方法 - Google Patents

平面コイルを有する磁気素子及びその製造方法

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JPH11214619A
JPH11214619A JP10011288A JP1128898A JPH11214619A JP H11214619 A JPH11214619 A JP H11214619A JP 10011288 A JP10011288 A JP 10011288A JP 1128898 A JP1128898 A JP 1128898A JP H11214619 A JPH11214619 A JP H11214619A
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pad
coil
magnetic
film
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Tetsuo Inoue
哲夫 井上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】渦電流損失の少ない磁気素子を提供する。 【解決手段】基体と、基体上に形成された、パッドを有
する平面コイルと、基体上に形成され、平面コイルを絶
縁体を介して挟持する第1及び第2磁性膜とを有し、基
体に近い第1磁性膜と基体の間に、平面コイルの引き出
し線を有することを特徴とする。更に第1磁性膜に、パ
ッド用開孔を有し、引き出し線は第1 構成と第2構成を
有し、パッドに接続する第1引き出し線をパッド用開孔
内に有し、第2領域は第1磁性膜と基体の間に有する。
この構成によれば、パッドを第1磁性膜の近くに形成し
ているためパッドを小さく、薄く形成することが出来
る。また、第2引き出し電極の長さを細く、短く形成出
来る。このため渦電流損失を発生させる渦巻状コイルの
中心部分を極力低下させることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平面コイルの上下
を磁性体で挟み込んだ平面インダクタを有する磁気素子
及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種電子機器の小型化が盛んに進
められ、これに伴って各種デバイスが薄膜プロセスを用
いて作成されるようになった。この流れの中でインダク
タ、トランスなどの磁気素子も従来のバルク磁性材料に
巻線を施したものに対し、平面コイルを磁性体で覆った
外鉄型の構造を有する平面型磁気デバイスが開発されて
いる。特に、バッテリー駆動する携帯機器においては、
利便性の観点から使用可能時間を長くする事が重要であ
り各種電気部品の効率向上が求められる。
【0003】まず最初に、平面スパイラル構造のコイル
について図11を用いて説明する。図11(a)はスパ
イラルコイルの平面図であり、コイル103とパッド1
05から構成される。ここでパッド105(内側)の一
端はコイル103の内部に形成され、電気的接触を確保
するためにに外部と接触をさせている。また、図11
(b)はダブルスパイラル構造の平面図であり、パッド
105がコイル103内部及び外部に形成されている。
【0004】図11に示したコイルを基板に搭載した磁
気素子の斜視図及び断面図を図12及び図13に示す。
図12は外部回路との接続にボンディングワイヤを使用
した磁気素子の斜視図(a)と断面図(b)である。コ
イルは上部磁性膜109と下部磁性膜107に挟まれ、
パッド105上の上部磁性膜109に開孔が形成されて
いる。パッド105と外部回路素子115とパッド10
5はボンディングワイヤ111により接続されている。
必要なコイル端子の大きさは、ボンディングワイヤを使
用する場合、必要な引き出し線の太さ、数量に依存し、
引き出し線を使用する場合は引き出し線作成のためのビ
アホール加工に依存する。例えば、直径30μmのワイ
ヤを用いたワイヤボンディングをする場合は直径200
μmあるいは200μm四方程度の端子が必要となる。
さらにワイヤ数を多くする場合はほぼ本数に比例した大
きさの端子を必要とする。
【0005】図13は外部回路との接続に引き出し線を
使用した磁気素子の斜視図(a)と断面図(b)であ
る。コイルは上部磁性膜109と下部磁性膜107に挟
まれ、パッド105上の上部磁性膜109に開孔が形成
されている。パッド105と外部回路素子115とパッ
ド105は引き出し線117により接続されている。引
き出し線を使用する場合は、コイル/上部磁性膜間絶縁
膜の厚さ、上部磁性膜の厚さ、パシベーション膜の厚さ
などに引き出し線用ビアホール深さが依存する。例えば
20〜30μmの絶縁体を加工してビアホールを作成す
る場合、ビアホールが大きくなってしまうために引き出
し線の幅が30〜40μmと大きくなってしまう。しか
も引き出し部の電気的接触を確保しかつ引き出し線部分
の直流抵抗を小さくするためには該引き出し線の厚さを
厚くする必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
コイルのパッドでの直流抵抗を低くするためにはボンデ
ィングワイヤ数を増やすか、引き出し線を厚くする必要
が生じる。しかし、ボンディングワイヤ数を増やした
り、引き出し線を厚くした場合に、コイルのパッド付近
での渦電流損失が増加するという問題が発生してしま
う。これは、上部磁性膜に開孔を形成しているために、
パッドはコイルと同時に形成されるためにコイルと同じ
厚さに形成されてしまうためである。また、直流抵抗を
低減するためにワイヤを太く形成しているためである。
【0007】図14は、巻数20ターン(片側10ター
ン)、コイル高さ40μm、L/S=25/50μm、
磁性膜厚さ6μm、磁性膜比透磁率1143、上下磁性
膜間ギャップ60μm、コイル電流200mAとした場
合の磁束密度分布を示したものであり、この図を用いて
コイルで損失される渦電流損失について説明する。
(a)は磁性体内部を通る面内成分を、(b)はコイル
を垂直に鎖交する垂直成分の磁束密度分布を示してい
る。
【0008】まず、(b)に示すように該デバイスでは
コイル中央部で磁束の磁性膜面法線方向成分が大きくな
るため、高周波で駆動する場合にコイル中央部分での渦
電流損失が大きくなる。この磁束分布は、上下に磁性膜
を有しその間に渦巻状コイルを配置した外鉄構造の磁気
素子に特有の磁束分布である。渦電流損失は、次式より
求められる。
【0009】We=(π22Bgy2/(4ρ))・w3
・L3・t・(w2+L2) f:周波数 Bgy:コイルパッドに鎖交する磁束成分 w:パッド幅 L:パッド奥ゆき h:パッド高さ ρ:コイルの体積抵抗率 1.6 ×10-8Ω・m 磁束の磁性膜面法線方向成分をBgy:200G(0.
02T)、コイルパッドのディメンジョンを200w×
400L×40tμm、回路の流す電流の周波数を5MH
zとした場合、パッドにおける渦電流損失約100mW
を得る。
【0010】磁束の磁性膜面法線方向成分をBgy:2
00G(0.02T)、引き出し線との接続部分のコイ
ル端子部分のディメンジョンを100w×100L×40
tμm、回路の流す電流の周波数を5MHzとした場合
の渦電流損失は、約20mWとなる。例えば先に説明し
たようなパッドを有するインダクタを出力2000mW
のDC−DCコンバータに用いた場合、インダクタパッ
ド部分の渦電流損失のみで前者で5%の損失を、後者で
1%の損失を発生する事となり、損失に及ぼす影響が大
きい。このため、本願発明ではパッド部での渦電流損失
が小さい磁気素子及びこの磁気素子の製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上に示したような課題
を解決するために、本願発明に示す磁気素子は基体と、
基体上に形成された、パッドを有する平面コイルと、基
体上に形成され、平面コイルを絶縁体を介して挟持する
第1及び第2磁性膜とを有し、基体に近い第1磁性膜と
基体の間に、平面コイルの引き出し線を有することを特
徴とする。更に第1磁性膜に、パッド用開孔を有し、引
き出し線は第1構成と第2構成を有し、パッドに接続す
る第1引き出し線をパッド用開孔内に有し、第2領域は
第1磁性膜と基体の間に有することを特徴とする。更に
パッドは、第1軟磁性膜と第2軟磁性膜との中間点よ
り、第1磁性膜側にあることを特徴とする。
【0012】本願発明の特徴によれば、パッドを第1磁
性膜の近くに形成しているためパッドを小さく、薄く形
成することが出来る。また、第2引き出し電極の長さを
細く、短く形成出来る。このため渦電流損失を発生させ
る渦巻状コイルの中心部分体積を極力低下させることが
出来る。本願発明の更なる特徴は、引き出し線の第1領
域は複数に分割されていることを特徴とする。
【0013】本願発明の更なる特徴によれば、引き出し
線の直流抵抗を低減することが出来、渦巻き状コイルの
中心部で発生する渦電流損失を低減することが出来る。
本願発明に示す磁気素子の製造方法は、基体上に第1引
き出し線を形成する工程と、基体及び第1引き出し線上
に第1磁性膜を形成する工程と、第1磁性膜に開孔を形
成し、引き出し線を露出する工程と、第1磁性膜の開孔
に前記第1引き出し線と接続する第2引き出し線を形成
する工程と、第2引き出し線と前記第1磁性膜上に第1
金属膜を形成して、パッドと平面コイル領域を形成する
工程と、平面コイル領域上のみに第2金属層を形成する
工程と、パッド及び平面コイル領域上に第2磁性膜を形
成する工程とを有することを特徴とする。更に第2引き
出し線はフォトエッチング法により形成され、複数分割
して形成されることを特徴とする。
【0014】本願発明に示す製造方法によれば、第1引
き出し線と第2引き出し線を別個に製造するため、パッ
ドを小さく且つ薄く形成出来、第2引き出し電極を細く
分割することが出来る。これにより巻き状コイルの中心
部で発生する渦電流損失を低減することが出来る。
【0015】
【発明の実施の形態】本願発明に示す実施の形態を、図
面を参酌して以下に示す。図1〜図3は本願発明に示す
磁気素子であり、図1は断面図、図2は斜視図、図3は
パッド付近の拡大した断面図を示している。
【0016】本願発明に示す磁気素子は、基体と、基体
上に形成されたパッドを有する平面コイルと、基体上に
形成されて平面コイルを絶縁体を介して挟持する第1及
び第2磁性膜とを有し、基体に近い第1磁性膜と基体の
間に、平面コイルの引き出し線を有することを特徴とす
る。更に第1磁性膜に、パッド用開孔を有し、引き出し
線は第1構成と第2構成を有し、パッドに接続する第1
引き出し線をパッド用開孔内に有し、第2領域は第1磁
性膜と基体の間に有することを特徴とする。更にパッド
は、第1軟磁性膜と第2軟磁性膜との中間点より、第1
磁性膜側にあることを特徴とする。更に本願発明では、
引き出し線の第1領域は複数に分割されている。
【0017】まず、図1に示すように平面コイル3は上
部磁性膜9と下部磁性膜7に挟まれた状態で基体1上に
形成されている。基体1はガラス樹脂、半導体基板等が
用いられている。
【0018】下部磁性膜7にはパッド用のビアホール1
7が形成され、ビアホール17内にパッド5が形成さ
れ、パッド5は引き出し線(電極)13、端子15を介
して、外部回路素子に接続している。更に、コイル3、
上部磁性膜9、下部磁性膜7、引き出し線13同士の導
通を防ぐためにそれぞれの層間に層間絶縁膜19が形成
されている。
【0019】また図3に示されるように、コイル3の上
層にメッキ層4が形成されている。また、パッド5下部
に複数に分割された引き出し電極11が形成され、引き
出し電極11は引き出し電極13を介して外部回路素子
に接続している。
【0020】図4は引き出し電極11の上方から見た断
面図である。パッド5の大きさは一辺が150μm程度
の正方形であり、この領域内に一辺が10μm程度の正
方形が9個分割されて形成され、パッド5と引き出し電
極11の間に並列接続されている。このように複数に分
割した構造にすれば、パッド5に電流が流れた場合でも
直流抵抗を小さくすることが出来る。
【0021】本願発明に示すような構成にした場合、通
常コイルと同程度のビアホールで接続可能であり、通常
コイルと同程度の直流抵抗で電流を流すことが出来る。
この部分における渦電流損失は、磁束の磁性膜面法線方
向成分をBgy:200G、ビアホール接触領域のディ
メンジョンを30×30×40μm、回路の流す電流の
周波数を5MHzとした場合に、0.001mW程度で
あり十分小さくなり、渦電流損失の小さい磁気素子を提
供することが出来る。
【0022】次に本願発明に示す平面インダクタを搭載
する磁気素子の製造工程の断面図を、順を追って図5〜
図10に示す。まず、図5に示すようにガラス等の基体
1上に引き出し線13、端子15を同時に形成する。材
料は通常のCu、Al、Au等の導体を用いる。導体の
厚さは直流抵抗低減のために2〜3μm程度以上が望ま
しい。次に図6に示すように、下部磁性膜7、引き出し
線13、端子15との接触を抑制するための層間絶縁膜
19を形成する。この膜は2〜3μmあれば十分であ
る。更に層間絶縁膜19上に下部磁性膜7を形成する。
下部磁性膜7では端子材料と後工程で作成するコイルと
が接触できるように中央部にビアホール17を形成す
る。パッド17の大きさは、ビアホール加工深さが数μ
mであるため、ビアホールの大きさより10μm程度大
きければ十分である。
【0023】次に図7に示すように、下部磁性膜9上に
層間絶縁膜19を形成する。絶縁膜の膜厚は3〜5μm
あれば十分である。次に、端子15とコイルを接触させ
るために層間絶縁膜19にもビアホール17を開孔す
る。この場合の加工深さは5〜8μm程度であり、下地
の凹凸、ウェハ反りなどもなく良好なPEPなどが実現
した場合には30μm四方程度のビアホールが容易に形
成できる。ビアホールは、1つでもよいが小さなものを
複数作成しコイルと接続する方が直流抵抗低減、渦電流
低減の観点から望ましい。
【0024】次に、図8に示すように層間絶縁膜19上
にコイル3を形成する。コイル3は例えば銅のスパッタ
リングとCuの電解メッキにより2層構造に形成され
る。この時に、コイルパターンの一部がビアホール17
上に配置されれば、めっき時にコイルの一部がビアホー
ル内に成長するため、引き出し線13とコイル3は電気
的に良好に接続される。コイルは20μm程度あるいは
それ以上の厚さに形成することが望ましい。従来では取
り出し電極を上部に形成する必要があったために、取り
出し電極の厚さ50μm〜100μm程度にする必要が
あった。またその他の理由として、引き出し電極が上部
磁性膜に形成されるため、下地が平坦でなく電気抵抗が
安定して低い引き出し線を形成するためには十分厚い膜
を形成する必要があった。
【0025】次に図9に示すよう、コイル間層間絶縁膜
19、上部磁性膜9の形成を行い、デバイス信頼性向上
のためにパシベーション膜21を形成する。さらに図1
0に示すように、コイルパターンの外部に形成した端子
部分が露出するようにスルーホール23を形成し、場合
によってはボンディング性向上のためにパッドメタル2
5を形成する。また端子部分上にコイル形成時に端子を
同時にメッキ形成してもよい。
【0026】以上に示した製造方法によれば、フォトエ
ッチング法により取り出し電極を形成することが出来る
ため、複数に微細に分割した電極を形成することが出来
る。これにより、パッド付近で生じる渦電流損失を小さ
くすることが出来、エネルギー損失の少ない磁気素子を
提供することが出来る。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本願発明では、第1
磁性膜に開孔を形成して、パッドの引き出し線を基体側
に形成したために、パッドの面積を小さく且つパッドを
薄くすることが出来る。またパッドを基体近くに形成し
たために、第1磁性膜の開孔内の引き出し線を短くする
ことが出来る。またパッド面積を小さくすることによ
り、平面コイルのサイズを小さくすることが出来る。更
に引き出し線をフォトエッチング法により分割して形成
しているために、引き出し線の直流抵抗を小さくするこ
とが出来る。これにより、渦巻き型コイルの中心部で発
生する渦電流損失を低減することが出来、Q値の高い磁
気素子を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本願発明に示す平面インダクタの断面図
である。
【図2】図2は本願発明に示す平面インダクタの斜視図
である。
【図3】図3は本願発明に示す平面インダクタのパッド
付近の拡大した断面図である。
【図4】図4は本願発明に示す平面インダクタのパッド
付近の平面図である。
【図5】図5は本願発明に示す平面インダクタの製造工
程を順に追って示す断面図である。
【図6】図6は本願発明に示す平面インダクタの製造工
程を順に追って示す断面図である。
【図7】図7は本願発明に示す平面インダクタの製造工
程を順に追って示す断面図である。
【図8】図8は本願発明に示す平面インダクタの製造工
程を順に追って示す断面図である。
【図9】図9は本願発明に示す平面インダクタの製造工
程を順に追って示す断面図である。
【図10】図10は本願発明に示す平面インダクタの製
造工程を順に追って示す断面図である。
【図11】図11は従来の平面インダクタの概要を示す
断面図である。
【図12】図12は従来の平面インダクタの概要を示す
断面図である
【図13】図13は従来の平面インダクタの概要を示す
断面図である
【図14】図14は従来の平面インダクタの垂直成分分
布表である。
【符号の説明】
1 基体 3 コイル 5 パッド 7 下部磁性膜 9 上部磁性膜 11 引き出し電極 13 引き出し電極 15 端子 17 ビアホール 19 層間絶縁膜 21 パッシベーション膜 23 スルーホール 25 パッドメタル

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基体と、 前記基体上に形成された、パッドを有する平面コイル
    と、 前記基体上に形成され、前記平面コイルを絶縁体を介し
    て挟持する第1及び第2磁性膜とを有し、 前記基体に近い前記第1磁性膜と前記基体の間に、前記
    平面コイルの引き出し線を有することを特徴とする磁気
    素子。
  2. 【請求項2】前記第1磁性膜に、パッド用開孔を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気素子。
  3. 【請求項3】前記引き出し線は第1 構成と第2構成を有
    し、前記パッドに接続する第1構成を前記パッド用開孔
    内に有し、第2構成は前記第1磁性膜と前記基体の間に
    有することを特徴とする請求項2記載の磁気素子。
  4. 【請求項4】前記引き出し線の前記第1構成は複数に分
    割されていることを特徴とする請求項1乃至3記載の磁
    気素子。
  5. 【請求項5】前記パッドは、前記第1磁性膜と前記第2
    磁性膜との中間点より、前記第1磁性膜側にあることを
    特徴とする請求項1乃至3記載の磁気素子。
  6. 【請求項6】基体上に第1引き出し線を形成する工程
    と、 前記基体及び前記第1引き出し線上に第1磁性膜を形成
    する工程と、 前記第1磁性膜に開孔を形成し、前記引き出し線を露出
    する工程と、 前記第1磁性膜の開孔に前記第1引き出し線と接続する
    第2引き出し線及び前記第1磁性膜上に第1金属膜を形
    成する工程と、 前記第2引き出し線上及び前記第1金属膜上に第2金属
    膜を形成してパッドと平面コイル領域を形成する工程
    と、前記パッド及び平面コイル領域上に第2磁性膜を形
    成する工程とを有することを特徴とする磁気素子の製造
    方法。
  7. 【請求項7】前記パッドは前記第1磁性膜の開孔上のみ
    に形成、前記第2引き出し線と接続していることを特徴
    とする請求項6記載の磁気素子の製造方法。
  8. 【請求項8】前記第2引き出し線はフォトエッチング法
    により形成され、複数に分割して形成されることを特徴
    とする請求項6記載の磁気素子の製造方法。
JP10011288A 1997-09-13 1998-01-23 平面コイルを有する磁気素子及びその製造方法 Pending JPH11214619A (ja)

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US09/594,551 US6335050B1 (en) 1997-09-13 2000-06-15 Method of manufacturing a ferrite magnetic film structure having magnetic anisotropy
US09/985,760 US6611035B2 (en) 1997-09-13 2001-11-06 Ferrite magnetic film structure having magnetic anisotropy, method of manufacturing the same, and planar magnetic device employing ferrite magnetic film structure having magenetic anisotropy

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