JPH11213253A - サービスコール受信器 - Google Patents

サービスコール受信器

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JPH11213253A
JPH11213253A JP1577198A JP1577198A JPH11213253A JP H11213253 A JPH11213253 A JP H11213253A JP 1577198 A JP1577198 A JP 1577198A JP 1577198 A JP1577198 A JP 1577198A JP H11213253 A JPH11213253 A JP H11213253A
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Kouta Iwabuchi
航太 岩渕
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優先的に対応しなければならない呼出しに対
しても迅速な対応を促すことができるサービスコール受
信器を提供する。 【解決手段】 識別信号の表示開始から所定時間経過す
ると、該識別番号の表示色を段階的に変化させる表示を
行う場合において、受信した無線信号が、優先して表示
すべき識別番号に対応した識別データである場合には、
該識別データに対応する識別番号については、変化の最
終段階の表示色である「赤色」を即座に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、料理店や喫茶店などに
おいて、客からの呼出しや厨房からの呼出しを店員に知
らせるサービスコール受信器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、料理店や喫茶店において、各
テーブルや各部屋などに発信器を設置しておき、客がサ
ービスを要求するときに発信器に設けた押釦スイッチよ
りなる呼びスイッチを押操作すると、店員の待機する場
所に設置してある受信器の表示部にテーブル番号や部屋
番号が表示されるようにしたサービスコールシステムが
知られている。また、この種のサービスコールシステム
は、厨房に設置した発信器を操作することで料理や飲物
のでき上がりを店員に知らせたり、でき上がった料理や
飲物を店員が受け取ったことを厨房に知らせたり、客が
要求したサービスが完了したことを他の店員に知らせた
りするように利用することもできる。
【0003】発信器から受信器に信号を送信する形態と
しては有線式と無線式とがあるが、多数台の発信器を設
置する場合に有線式では配線が面倒であるから、電波や
光を送信媒体とする無線式のものが有望視されている。
また、どの発信器が操作されたかを受信器で識別するた
めに、無線式では特公平1−20480号公報に記載さ
れているように各発信器ごとに異なる周波数の電波を用
いて識別するものがある。この従来例の場合受信周波数
によって発信器を識別してその発信器に割り当てている
識別番号を受信順に配列表示するようになっており、注
文を受けた順が分かり易いという特徴がある。
【0004】ところで一般に大きな料理店や喫茶店にお
いては、店内を複数のエリアに分け、各エリア毎に担当
者を決めている場合が多く、この場合各エリアに設置さ
れる発信器に割り当てる識別番号は店員が覚えやすいよ
うに通し番号とするのが通常であるが、上記の従来例の
ように受信順で識別番号を配列表示する場合、表示部の
表示を見て担当者が自分の担当しているエリアの注文の
未処理分が幾つあるのか、或いは店長等の管理者がどの
エリアにどれだけの注文があるか等を確認する場合、一
目で視認するのは困難であった。
【0005】そこで、特開平8−115477の如く、
受信器にて表示される識別番号が常に昇順で配列される
ようにして、近い識別番号をまとめた形で表示すること
ができ、そのため通しの識別番号を持つ発信器をエリア
毎に設置している場合に、エリア毎の発信器の発信台数
を一目で視認することができるようにしたものがある。
更に、同一の識別番号を継続的に表示し続けると、その
表示時間によって該識別番号の表示色を段階的に変化さ
せるようにして、発信器が操作されてからどれくらいの
時間が経過したかがわかるようにし、これら発信器を設
置したテーブルや部屋に対する注文処理等を速やかに促
す効果が期待できるものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の場合、例えば特別なお客さんや厨房からの料理の
出来上がりの呼出しなど、他の呼出しに対して優先的に
対応しなければならない呼出しに対しては、十分な対応
が難しかった。
【0007】本発明の上述の問題点に鑑みて為されたも
ので、優先的に対応しなければならない呼出しに対して
も迅速な対応を促すことができるサービスコール受信器
を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明では、互いに異なる識別データを含む
無線信号を送信する複数台の発信器からの無線信号を受
信すると、識別データとの対応関係があらかじめ設定さ
れている識別番号を表示部に表示すると共に、識別信号
の表示開始から所定時間経過すると、該識別番号の表示
色を段階的に変化させる表示部を有するサービスコール
受信器において、受信した無線信号が、優先して表示す
べき識別番号に対応した識別データを含む場合には、該
識別番号については、前記段階的に変化した後の表示色
にて表示を開始することを特徴とする。
【0009】請求項2の発明では、請求項1において、
前記優先して表示すべき識別番号の表示色は、段階的に
変化した後の表示色のうち最終段階の表示色と同一であ
ることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施形態】本実施形態のシステムは図2に示す
ように例えば料理店等の各テーブルや部屋に設置される
発信器1と、店員が待機する場所や厨房等に設けられる
受信器2と、受信器2の表示部27の表示を消去するた
めに厨房に設けられる図3〜4に示す集中発信器1’と
で構成される。
【0011】発信器1は、電池17を電源とするもので
あって、押釦スイッチよりなる呼びスイッチ11を備
え、呼びスイッチ11が押操作されると1チップのマイ
クロコンピュータよりなる信号処理部10に割り込み入
力がなされる。信号処理部10には発信器1を識別する
ための識別データ及び電池チェックのための基準電圧値
のデータが格納されたEEPROMよりなるデータ記憶
部12が接続されており、呼びスイッチ11の押操作に
より信号処理部10に割り込み入力があると、データ記
憶部12から識別データが読み出される。信号処理部1
0ではデータ記憶部12より読み出した識別データを含
む所定のフォーマットを有した送信データを作成する。
また、当該発信器1が、別に設けた設定スイッチ(図示
せず)等により「優先発信器モード」に設定されている
場合には、前記送信データ中に「優先データ」を含んた
送信データを作成する。
【0012】無線送信部13は信号処理部10で作成さ
れた送信データにより変調された無線信号を出力し送信
アンテナ14から電波として送信させる。無線送信部1
3で用いる搬送波はPLL制御部15より入力される。
変調方式としてはFSK変調方式を採用するが、ASK
変調、PWM変調など一般にデジタル伝送に用いる変調
方式であればどのようなものでもよい。また、発信器1
には、呼びスイッチ11の押操作により信号処理部10
に割り込み入力が為されたことを報知するために、圧電
ブザーを鳴動させたり発光ダイオードを点灯させる報知
/表示部16も設けられる。ここで、送信データは、同
期をとるためのスタートビット、上述した識別データ、
電池チェックデータ等を含む。データ記憶部12には工
場出荷前に識別データが書き込まれる。識別データは、
各発振器1毎に異なる識別データが設定されるように、
製造番号や製品番号などが用いられる。
【0013】集中発信器1’は、図2に示す発信器1と
略同じ構成を有するものであって、受信器2に設けられ
る複数の表示部位31に各別に対応する操作スイッチS
1…S8と、消去スイッチS9と、優先スイッチS10とを
備えている。そして、消去スイッチS9を操作した後に
操作スイッチS1 …S8を操作すると、当該集中発信器
1’の識別データと操作された操作スイッチS1 …S8
に割り当てているコードおよび「消去データ」を含む所
定フォーマットの送信データを作成し、該送信データに
より変調された無線信号を送信するようになっている。
また、優先スイッチS10を操作した後に操作スイッチS
1 …S8を操作すると、当該集中発信器1’の識別デー
タと操作された操作スイッチS1 …S8に割り当ててい
るコードおよび「優先データ」を含む所定フォーマット
の送信データを作成し、該送信データにより変調された
無線信号を送信するようになっている。尚、集中発信器
1’では電池17の代わりに交流を直流に変換する直流
電源部17’を用いている。その他の構成は発信器1と
同じ構成であり、図3において発信器1と同じ構成には
同じ番号を付してある。
【0014】一方、受信器2は、発信器1からの無線信
号を受信アンテナ21で受信すると、無線受信部22で
増幅や周波数変換などの処理を施し復調部23で復調し
た後に、波形整形部24で波形整形することによって送
信データを抽出する。無線受信部22での周波数変換に
用いる局部発振信号はPLL制御部25より与えられ
る。送信データは1チップのマイクロコンピュータから
なる信号処理部20に入力されて更に識別データが抽出
され、発信器1の識別データはEEPROMよりなる記
憶部26に格納されたデータと照合される。記憶部26
には、設置される各発信器1の識別データに対応付けた
識別記号データが予め格納されており、信号処理部20
では送信データから抽出した識別データに一致する識別
データを記憶部26から見つけると、その識別データに
対応付けられた識別番号を読み出すようになっている。
ここにおいて識別番号としては一般には数字を用いる
が、アルファベット文字と数字とを組み合わせて用いて
もよい。新たな識別番号を表示部27に表示する際には
同時に圧電ブザーなどを備えた報知部28から一定時間
報知音を発生させる。表示部27は信号処理部20から
なる表示制御手段により制御されるもので、図5に示す
ように表示手段として発光ダイオード等を用いたセグメ
ント式の表示器27aを16個用い、2桁ずつ8組の番
号表示及び区別表示ができるように構成されている。つ
まり各組は2桁の数値表示部位とその数値表示部位の下
桁に付設するように区別表示用の点状表示部位27cを
設けてある。そして各表示器27aは信号処理部20と
の間に挿入された表示用ドライバ27bにより駆動され
る。
【0015】ここで受信器2は壁面等に固定されるケー
ス30を備え、2個ずつの表示器27aよりなる8個の
表示部位31がケース30の前面に上下2段で各段4つ
ずつ設けられ、8個の識別番号及び区別表示が各表示部
位31で表示可能になっている。また側面には記憶部2
6に各発信器1の識別データとそれに対応する識別番号
とを対応づけて登録するための登録モードと呼び発信を
行った発信器1の識別番号の表示を行う通常モードとを
切換設定する登録スイッチSW1 と、登録モード下で使
用される番号送りスイッチSW2 と、番号戻しスイッチ
SW3 の各押釦操作部を露出してある。
【0016】まず本システムを使用するに当たっては、
使用する発信器1の識別コードと、識別番号との関係を
登録する必要があり、システムを初めて動作させる際に
この登録を行う。この登録を行うに当たっては、受信器
2の登録スイッチSW1 を操作して登録モードを設定す
る。受信器2の信号処理部20は登録スイッチSW1の
操作信号を入力し、この操作信号が入力する度に動作モ
ードを通常モードと登録モードとに交互に切り換えるよ
うになっており、電源投入時には通常モードを設定す
る。
【0017】さて登録モードが設定されると、信号処理
部20は、識別番号データを「1」から順次発行して、
この発行した識別番号を表示部27の上段の左端の表示
部位31の数値表示部位で点滅表示させるように表示部
27を制御する動作に入る。この識別番号の数字点滅表
示は識別番号と識別データとの組み合わせ登録が可能で
あることを示しており、この数字点滅表示中に、対応さ
せて登録したい発信器1の呼びスイッチ11を押し操作
して発信器1より識別データを送信させると、受信器2
では受信抽出した識別データを現在点滅表示中の識別番
号に対応させて記憶部26に登録する。この登録が終了
すると信号処理部20は表示部27の識別番号の点滅表
示を連続点灯に切換えるように制御して登録終了を示し
た後、次の識別番号データを発行し、該識別番号を表示
部27で点滅表示させる制御を行う。このようにして信
号処理部20は順次識別番号を表示部27で点滅表示さ
せる制御を行いながら発信器1からの識別データの受信
を待ち、識別データが受信されると識別番号に識別デー
タを組み合わせて記憶部26に登録するのである。また
信号処理部20は番号送りスイッチSW2 の押し操作が
あると、操作の度に現在表示部27で点滅表示させてい
る識別番号を1ずつ先に進めるように、また逆に番号戻
しスイッチSW3 の押し操作があると、押し操作がある
度に現在表示部27で点滅表示させている識別番号を1
ずつ前に戻すよう識別番号データを発行して表示制御を
行う。
【0018】使用する全ての発信器1の識別データと識
別番号の関係の登録が終了し、再度登録スイッチSW1
を押し操作すると、信号処理部20は受信器2の動作モ
ードを通常モードに戻す。同時に登録された発信器1の
数を判定してその数が表示部位31の数以下であれば、
図6(a)に示すように1対1で各発信器1の識別番号
を表示する表示部位31を割り当て、各発信器1の識別
番号の表示位置を固定する固定制御モードを設定し、ま
た発信器1の数が表示部位31の数を上回る場合には上
段の左端の表示部位31から右端の表示部位31へ、更
に下端の左端の表示部位31から右端の表示部位へ図6
(b)に示すように順次配列表示を行う可変制御を設定
し、以後設定した制御モードにより表示制御を行う。尚
図6の表示部位内の数字は表示されている識別番号を示
す。
【0019】次に通常モードに受信器1の動作モードが
設定されている状態で、発信器1の呼びスイッチ11が
押し操作され、当該発信器1から識別データが送信され
ると、受信器2の信号処理部20では受信された送信デ
ータより識別データを抽出し、当該識別データに対応す
る識別記号データを記憶部26から読み出す。ここで可
変制御モードの場合信号処理部20は当該識別記号と既
に表示されている識別記号との大小関係を判定し、その
判定結果に基づいて表示部位31の表示器27aで表示
される識別記号を左端から昇順で識別番号が表示される
ように並べ変える表示制御を行う。勿論固定制御の場合
には読み出した識別番号に割り当てた表示部位31の表
示器27aを制御して当該識別番号を表示させる。そし
て今回新たに呼び発信が為された発信器1であることを
示すために、信号処理部20は報知部28の報知時間と
連動させて当該発信器1の識別番号を表示する表示部位
31の表示器27aを制御して識別番号の表示を一定時
間点滅させる。この一定時間経過後には連続表示状態に
表示部位31の表示器27aを制御する。更に識別番号
が表示されている全ての発信器1の内、1番目(最初)
に呼び発信を行った発信器1の識別番号をチェックして
当該識別番号を表示している表示部位31の表示器27
aを制御し、点状表示部位27cを点灯(又は点滅)さ
せる。つまりこの点状表示部位27cの点灯(又は点
滅)により当該識別番号の発信器1が1番目に発信した
ものであることが分かる。
【0020】この表示部27の何れかの表示部位31で
表示されている識別番号の発信器1に対応する処理が終
了してその識別番号を消去したい場合には、厨房に設け
た集中発信器1の消去スイッチS9を操作した後、各表
示部位31に1対1で設けた1’の対応する所望の操作
スイッチS1 …S8いずれかを操作すればよい。つまり
この操作により集中発信器1’からは当該発信器の識別
データと消去させたい識別番号の表示窓31のコードと
が無線信号で送信され、この無線信号を受信した受信器
1では識別データが集中発信器1’であることから、コ
ードに対応する表示部位31の表示器27aに対して消
灯制御を行う。この場合消去する識別番号が表示されて
いた表示部位31が現在表示中の表示部位31の最後尾
である場合には対応する表示器27aを消灯状態にする
が、右隣の表示部位31で識別記号が表示されている場
合には信号処理部20は左詰めの表示送りの制御を行っ
て昇順表示状態を維持する。勿論表示部位31と発信器
1とを1対1で割り当てた固定制御の場合には対応する
表示部位31で表示されている識別番号を消灯するのみ
となる。
【0021】そして消去した識別番号の発信器1が一番
目に発信したものであれば、信号処理部20はこの消去
後識別番号が表示される残りの発信器の中で1番目に発
信した発信器1をチェックし、当該発信器1の識別番号
を表示している表示部位31の表示器27aを制御して
点状表示部位27cを点灯(又は点滅)させる。このよ
うにして通常モードでは表示部27において呼び発信し
た発信器1の識別番号を昇順で表示するので、同一エリ
アに設置した発信器1の状態の把握が容易となる。また
識別番号を表示中の発信器1で1番目に発信した発信器
であることを点状表示部位27cを点灯(又は点滅)さ
せて区別するため、当該発信器1を設置したテーブルや
部屋に対する注文処理を促し、確実なサービスを可能す
る。また一番新しく呼び発信を行った発信器1も識別番
号の一定時間の点滅表示により分かることになる。
【0022】また、本実施形態は1番目に呼び発信した
発信器1を示す区別表示を行うようにしたものである
が、識別信号の表示開始から所定時間経過すると、該識
別番号の表示色を段階的に変化させる表示を行うように
した。表示部27の各表示器27aのセグメントを、緑
色と赤色の2色発光ダイオードまたは多色発光ダイオー
ドで構成する。該2色ダイオードの場合は、緑色だけの
点灯、赤色だけの点灯に加えて、緑色と赤色の両方を点
灯させて黄色を作り出して点灯させることができる。
【0023】信号処理部20は発信器1の識別データを
受信してからの時間カウントを内蔵タイマで夫々の発信
器1からの識別信号別に対して行い、そのカウント時間
が予め設定された所定時間を経過するか否のチェックを
行う。そして所定時間にカウント時間が達すると、当該
発信器1に対応する識別番号の表示色を所定時間経過し
ていない発信器1の識別番号の表示色と異ならせるよう
に表示器27aを制御するのである。例えば、識別デー
タを受信してから1分以内は識別番号を緑色に点灯さ
せ、1分乃至2分の間は識別番号を黄色に点灯させ、2
分乃至3分の間は識別番号を赤色に点灯させて表示させ
るというように、識別番号自体の表示色を段階的に変化
させる。この場合、赤色に点灯した識別番号は、「最優
先対応」を示す色となる。そして、例えば3分以上表示
を継続した識別番号は自動的に消灯する。なお、該自動
消灯については設定により継続表示するようにすること
もできる。
【0024】このようにして呼び発信してから所定時間
が経過している発信器1を区別表示することにより、こ
れら発信器1を設置したテーブルや部屋に対する注文処
理等を速やかに促す効果が期待できるのである。尚本実
施形態では上記所定時間の設定は、図7に示すように受
信器2のケース30の前面下部に設けたスライドスイッ
チからなる時間設定スイッチSW0 で、例えば30秒、
1分、3分というように切換設定できるようになってお
り、信号処理部20は時間設定スイッチSW0の設定状
態に応じてカウントする時間を変更するのである。
【0025】また、本実施形態は、受信した無線信号
が、優先して表示すべき識別番号に対応した識別デー
タ、すなわち前記「優先データ」を含む無線信号である
場合には、信号処理部20は、「優先データ」を認識し
て、該識別データに対応する識別番号については、段階
的に変化した後の表示色にて表示を開始させる。本実施
形態においては例えば、段階的に変化した後の表示色の
うち最終段階の表示色である「赤色」を、優先して表示
すべき識別番号の表示色とする。
【0026】例えば、集中発信器1’において、優先ス
イッチS10を操作した後に操作スイッチS1 …S8を操
作すると、当該集中発信器1’の識別データと操作され
た操作スイッチS1 …S8に割り当てているコードおよ
び「優先データ」を含む所定フォーマットの送信データ
を作成し、該送信データにより変調された無線信号を送
信する。該無線信号を受信器2が受信すると、集中発信
器1’にて操作されたS1 …S8に割り当てているコー
ドに対応した識別信号を表示する。このとき受信器2
は、表示部位31の表示器27aで表示される識別記号
を左端から昇順で識別番号が表示されるように並べ変え
る表示制御を行うと共に、信号処理部20が「優先デー
タ」を認識して、優先データに対応して表示された表示
器27aを、即時に「緑色」や「黄色」を経由せずに、
最終段階の表示色である「赤色」を即座に表示する。そ
して、例えば5分以上「赤色」表示を継続した識別番号
は自動的に消灯する。なお、該自動消灯については設定
により継続表示するようにすることもできる。また、
「優先発信器モード」に設定されている発信器1の場合
も同様の動作をする。
【0027】なお、別の実施態様として、「優先デー
タ」を含む無線信号の場合でも、最終段階の表示色では
ない例えば「黄色」から表示を開始し、1分経過したら
最終段階の表示色である「赤色」に変化するようにして
もよい。また、段階的に変化する表示色の種類や段階や
順番等は、本実施態様には限らない。
【0028】なお、本実施形態は、発信器1や集中発信
器1’側から「優先データ」の情報を発信するようにな
っているが、別の実施形態として、発信器1や集中発信
器1’側の無線信号には「優先データ」の情報を含ませ
ず、受信器2側にて優先して表示すべき識別番号に対応
した識別データを登録しておき、信号処理部20にて無
線信号の識別データが優先して表示すべきものであるか
を判断して表示器27aでの表示色を制御するようにし
てもよい。
【0029】上記各実施形態で実現される本発明サービ
スコールシステムは出退表示や秘書呼出システムに転用
することができ、発信器1を外出時或いは在席時に押し
操作して受信器2の表示部7でその発信器1の識別番号
が表示させることにより、識別番号を割り当てられた人
物が外出中或いは在席中であることが分かることにな
る。特に固定制御モードで使用される場合、図8に示す
ように各表示部位31の下部若しくは上部にネームプレ
ート入れ40を設けて夫々の表示部位31に対応する個
人名を記入したネーププレートを入れるようにすれば、
個人と表示部位31との対応関係が一目で分かることに
なる。
【0030】可変制御モードで使用される場合には、表
示部位31は2桁の数字が表示できるため00乃至99
迄の識別番号を割り付けることができて、100名まで
の管理が可能となる。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、当該識別番号
の発信器が操作されてからの経過時間がわかるととも
に、優先度の高い呼出しに対する識別番号に対しては段
階的に変化した後の表示色にて表示を開始することによ
り、表示されてから所定時間が経過した識別番号と同じ
扱いになるので、優先的に対応しなければならない呼出
しに対しても迅速な対応が可能となる。
【0032】また、請求項2の発明によれば、優先の呼
出しに対しては段階的に変化した後の表示色のうち最終
段階の表示色で表示されるので、優先的に対応しなけれ
ばならない呼出しに対して特に迅速な対応が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施形態1の受信器の一部破
断せる正面図である。(b)は同上受信器の側面図であ
る。
【図2】同上に使用する発信器、受信器のブロック図で
ある。
【図3】同上に使用する集中発信器のブロック図であ
る。
【図4】同上の集中発信器の外観図である。
【図5】同上の受信器の要部の回路構成図である。
【図6】同上の制御モードの説明図である。
【図7】本発明の別実施形態の受信器の一部破断せる正
面図である。
【図8】本発明の応用例の受信器の斜視図である。
【符号の説明】
2 受信器 27 表示部 27a 表示器 27c 点状表示部位 30 ケース 31 表示部位

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに異なる識別データを含む無線信号
    を送信する複数台の発信器からの無線信号を受信する
    と、識別データとの対応関係があらかじめ設定されてい
    る識別番号を表示部に表示すると共に、識別信号の表示
    開始から所定時間経過すると、該識別番号の表示色を段
    階的に変化させる表示部を有するサービスコール受信器
    において、 受信した無線信号が、優先して表示すべき識別番号に対
    応した識別データを含む場合には、該識別番号について
    は、前記段階的に変化した後の表示色にて表示を開始す
    ることを特徴とするサービスコール受信器。
  2. 【請求項2】 前記優先して表示すべき識別番号の表示
    色は、段階的に変化した後の表示色のうち最終段階の表
    示色と同一であることを特徴とする請求項1記載のサー
    ビスコール受信器。
JP1577198A 1998-01-28 1998-01-28 サービスコール受信器 Withdrawn JPH11213253A (ja)

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