JP3373674B2 - サービスコールシステム - Google Patents

サービスコールシステム

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JP3373674B2
JP3373674B2 JP24655194A JP24655194A JP3373674B2 JP 3373674 B2 JP3373674 B2 JP 3373674B2 JP 24655194 A JP24655194 A JP 24655194A JP 24655194 A JP24655194 A JP 24655194A JP 3373674 B2 JP3373674 B2 JP 3373674B2
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浩一 奥村
浩 中条
英明 岡田
誠治 村尾
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、料理店や喫茶店などに
おいて、客からの呼出しや厨房からの呼出しを店員に知
らせるサービスコールシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、料理店や喫茶店において、各
テーブルや各部屋などに発信器を設置しておき、客がサ
ービスを要求するときに発信器に設けた押釦スイッチよ
りなる呼びスイッチを押操作すると、店員の待機する場
所に設置してある受信器の表示部にテーブル番号や部屋
番号が表示されるようにしたサービスコールシステムが
知られている。また、この種のサービスコールシステム
は、厨房に設置した発信器を操作することで料理や飲物
のでき上がりを店員に知らせたり、でき上がった料理や
飲物を店員が受け取ったことを厨房に知らせたり、客が
要求したサービスが完了したことを他の店員に知らせた
りするように利用することもできる。
【0003】発信器から受信器に信号を伝送する形態と
しては有線式と無線式とがあるが、多数台(たとえば、
100台程度)の発信器を設置する場合に有線式では配
線が面倒であるから、電波や光を伝送媒体とする無線式
のものが有望視されている。また、どの発信器が操作さ
れたかを受信器で識別するために、無線式では特公平1
−20480号公報に記載されているように各発信器ご
とに異なる周波数の電波を用いるものがある。しかしな
がら、多数台の発信器を用いる場合には、各発信器ごと
に異なる周波数を利用すると占有帯域が広くなりまた外
来雑音の影響を受けやすくなって不都合であるから、各
発信器が互いに異なる識別データを伝送することによっ
て受信器側で発信器を識別するのが望ましい。
【0004】ところで、受信器の表示部では各テーブル
や各部屋に対応付けた数字やアルファベットなどの識別
記号を表示するのが一般的であり、各発信器ごとに異な
る識別データを伝送し、かつ各発信器を設置したテーブ
ルや部屋に対応付けた識別記号を受信器の表示部に表示
させるために、発信器の識別データとしてテーブルや部
屋に対応付けた識別記号を発信器から送出させているの
が現状である。つまり、発信器から送出する情報と受信
器で表示する情報とは同じものを用いている。このよう
な識別記号の設定のために、発信器にはディップスイッ
チやロータリスイッチのような設定手段を設けている。
また、設定手段は客が触れることのないようにカバーな
どで覆われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、発信
器にはカバーなどで覆われた設定手段を設けているもの
であるから、発信器の設置時にはカバーを外し設定手段
によって記号データを設定した後にカバーを取り付ける
という作業が必要であり、設置作業に手間がかかるとい
う問題がある。また、発信器にディップスイッチやロー
タリスイッチのような機械的操作部を有した部品を呼び
スイッチ以外にも設けるから、発信器が大形化したり高
コストになるという問題が生じる。
【0006】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、発信器の設置時等において受信器の表示との
対応付け作業を容易にし、かつ発信器には呼びスイッチ
以外には機械的操作部を持つ部品を用いる必要がなく発
信器の小形化が可能なサービスコールシステムを提供し
ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的の達成のために、互いに異なる識別データを含む無
線信号を押釦スイッチよりなる呼びスイッチの操作毎に
送出する複数台の発信器と、各発信器からの無線信号を
受信すると識別データとの対応関係があらかじめ設定さ
れている識別記号を表示部に表示する受信器とを備える
サービスコールシステムにおいて、識別データと識別記
号とを対応付けて格納する書換可能な記号記憶部と、外
部信号に応じて規定の順序で識別記号を発生する記号発
生部と、無線信号を受信するとその無線信号に含まれる
識別データを記号記憶部と照合し対応する識別記号を抽
出して表示部に表示させる表示処理部と、記号記憶部か
ら発生している識別記号を表示部に表示させるととも
に、無線信号を受信するとその無線信号に含まれる識別
データを記号発生部から発生している識別記号と対応付
けて記号記憶部に格納した後に記号発生部に外部信号を
与えて次順の識別記号を発生させる登録処理部と、表示
処理部と登録処理部とを択一的に動作させるように操作
される処理切換スイッチとを受信器に設けている。
【0008】請求項2の発明は、処理切換スイッチによ
り登録処理部が選択されているときに操作毎に記号記憶
部に対して外部信号を与えて次順の識別記号を発生させ
る押釦スイッチよりなる送りスイッチを付加してある。
請求項3の発明は、処理切換スイッチにより登録処理部
が選択されているときに操作毎に記号記憶部に対して外
部信号を与えて前順の識別記号を発生させる押釦スイッ
チよりなる戻りスイッチを付加してある。
【0009】
【作用】請求項1の発明では、受信器に処理切換スイッ
チを設け、処理切換スイッチにより登録処理部の動作を
選択しているときには、発信器からの無線信号を受信す
ると、その時点で記号発生部から発生している識別記号
と無線信号に含まれる識別データとの組を記号記憶部に
格納した後に、記号発生部から次順の識別記号を発生さ
せるから、記号発生部から発生する識別記号の順で各識
別記号に対応付けようとする発信器の呼びスイッチを順
に操作すれば、各発信器の識別データと記号発生部から
発生している識別記号との組が記号記憶部に順に格納さ
れる。このように、単に発信器の呼びスイッチを操作す
るだけで、発信器と識別記号とを対応付けることができ
るので、従来構成のように識別記号の設定手段としてデ
ィップスイッチやロータリスイッチのような機械的操作
部を発信器に設ける必要がなく、発信器と識別記号との
対応付け作業が容易になるとともに発信器の小型化が可
能になる。
【0010】また、請求項2の発明のように、操作毎に
記号記憶部から次順の識別記号を発生させる送りスイッ
チを付加すれば、記号発生部からの識別記号の発生順序
に制約されることなく発信器に対応付ける識別記号を選
択することができる。請求項3の発明のように、操作毎
に記号記憶部から前順の識別記号を発生させる戻りスイ
ッチを付加すれば、複数の発信器に対して同じ識別記号
を対応付けることが可能になる。
【0011】
【実施例】発信器1は、図1に示すように、押釦スイッ
チよりなる呼びスイッチ11を備え、呼びスイッチ11
が押操作されるとマイクロコンピュータよりなる信号処
理部10に割り込み入力がなされる。信号処理部10に
は発信器1を識別するための識別データが格納されたE
EPROMよりなる識別データ記憶部12が接続されて
おり、呼びスイッチ11の押操作により信号処理部10
に割り込み入力がなされると、識別データ記憶部12か
ら識別データが読み出される。信号処理部10では読み
出した識別データを含む所定のフォーマットを有した送
信データを作成し、無線送信部13では送信データによ
り変調された無線信号を出力し送信アンテナ14から電
波として送出させる。無線送信部13で用いる搬送波は
PLL制御部15より入力される。変調方式としてはF
SK変調方式を採用しているが、ASK変調、PWM変
調など一般にデジタル伝送に用いる変調方式であればど
のようなものでも用いることができる。また、発信器1
には、呼びスイッチ11の押操作により信号処理部10
に割り込み入力がなされたことを報知するために、圧電
ブザーを鳴動させたり発光ダイオードを点灯させる報知
/表示部16も設けられる。発信器1の電源は電池17
により供給される。ここで、送信データは、同期をとる
ためのスタートビット、上述した識別データ、後述する
受信器2の表示を点けるか消すかを指示する点滅デー
タ、受信器2に設けた複数の表示用窓のうちどの表示用
窓の表示を消すかを指示する位置データなどを含む。識
別データ記憶部12には工場出荷前に識別データが書き
込まれる。識別データとしては、各発信器1ごとに異な
る識別データが設定されるように、製造番号などが用い
られる。また、発信器1では呼びスイッチ11の1回の
押操作に対して1連の送信データだけを送出するように
してある。つまり、呼びスイッチ11を押し続けても無
線信号が連続的に送出されることはなく、呼びスイッチ
11を押す時間が短くても1連の送信データは送出され
るのである。
【0012】一方、受信器2は、発信器1からの無線信
号を受信アンテナ21で受信すると、無線受信部22で
増幅や周波数変換などの処理を施し復調部23で復調し
た後に、波形整形部24で波形整形することによって送
信データを抽出する。無線受信部22での周波数変換に
用いる局部発振信号はPLL制御部25より与えられ
る。送信データは表示処理部20aに入力されて識別デ
ータその他のデータが抽出される。表示処理部20aで
抽出された識別データはEEPROMよりなる記号記憶
部26に格納されたデータと照合される。記号記憶部2
6には、識別データに対応付けた識別記号があらかじめ
格納されており、表示処理部20aでは送信データから
抽出した識別データに一致する識別データを記号記憶部
26から見つけると、その識別データに対応付けられた
識別記号を読み出すようになっている。ここにおいて、
識別記号としては一般には数字を用いるが、アルファベ
ット文字を用いたり、アルファベット文字と数字とを組
み合わせて用いてもよい。あるいはまた、識別記号とし
て図形を用いることも可能である。
【0013】識別データに基づいて記号記憶部26から
読み出された識別記号は表示部27で表示される。ま
た、識別記号を表示部27に表示する際には同時に圧電
ブザーなどを備えた報知部28から報知音を発生させ
る。表示部27は、図2に示すように、セグメント式な
いしドットマトリクス式の表示器27aを16個用いて
2桁ずつ8組の数値を表示できるように構成されてい
る。すなわち、表示部27には図3のように8組の数値
をそれぞれ表示することができる8個の表示用窓31が
設けられる。各表示器27aは信号処理部20との間に
挿入された表示用ドライバ27bにより駆動される。な
お、ドットマトリクス式であれば必ずしも16個の表示
器27aを用いる必要はなく、1つの表示器27aに1
6個の数字が表示できる程度の表示領域を確保すればよ
い。
【0014】ところで、上述のように発信器1からの無
線信号を受信器2で受信し、送信データに含まれる識別
データを記号記憶部26に格納された識別データと照合
するには、識別データと識別記号との組を記号記憶部2
6にあらかじめ格納しておく必要がある。すなわち、記
号記憶部26には識別データと識別記号とを対応付けて
格納するのであって、識別データは発信器1で発生させ
ることができるから、受信器2には識別データに対応付
ける識別記号を発生する手段を設ければよい。そこで、
図1に示すように、受信器2には、識別記号を発生させ
る記号発生部20cを設けている。記号発生部20cの
動作は後述するが、基本的には、記号発生部20cから
発生している識別記号が記号記憶部26に格納されるた
びに、あらかじめ定められている順序で次の識別記号を
発生させる。また、記号発生部20cからの発生順とは
異なる順序で識別記号を識別データに対応付けることが
できるように、記号発生部20cから発生する識別記号
を選択するための送りスイッチSW2 と戻りスイッチS
3 とを設けている。受信器2には登録処理部20bが
設けられており、登録処理部20bの動作が有効になっ
ているときには、発信器1からの無線信号を受信するた
びに送信データから識別データを抽出し、この識別デー
タを記号発生部20cから発生している識別記号と対応
付けて記号記憶部26に格納するのである。
【0015】上述のように、受信器2では、発信器1か
らの無線信号を受信するたびに表示処理部20aの動作
により表示部27に識別記号を表示する通常動作モード
と、発信器1からの無線信号を受信するたびに登録処理
部20bの動作により無線信号に含まれる識別データに
識別記号を対応付けて記号記憶部26に格納する登録動
作モードとがある。そこで、モードを切り換えるため
に、表示処理部20aと登録処理部20bとの動作を択
一的に有効にする処理切換スイッチSW1 を設けてあ
る。処理切換スイッチSW1 、送りスイッチSW2 、戻
りスイッチSW3 は押釦スイッチであって、処理切換ス
イッチSW1 では押操作毎に動作モードを切り換えるよ
うになっている。また、送りスイッチSW2 や戻りスイ
ッチSW3 は、押操作毎に記号発生部20cから規定の
順序で発生する識別記号を順送りあるいは逆戻しし、一
定時間以上押し続けた場合には連続的に順送りあるいは
逆戻しするようになっている。上述した表示処理部20
a、登録処理部20b、記号発生部20cはマイクロコ
ンピュータ20により構成される。
【0016】受信器2は、図3に示すように、壁面等に
固定されるケース30を備え、2個ずつの表示器27a
よりなる8個の表示用窓31がケース30の前面に上下
2段で各段4個ずつ設けられ、8個の識別記号が表示可
能になっている。また、処理切換スイッチSW1 、送り
スイッチSW2 、戻りスイッチSW3 の操作部は、受信
器2のケース30の前面右下部に配列されている。
【0017】以下に受信器2の動作について詳述する。
いま、もっとも単純な識別記号を発信器1に割り付ける
ものとし、「1」から「8」までの数字を識別記号とし
て用いるものとする。つまり、記号発生部20cは
「1」から順に大きい値の数字を発生する。発信器1と
受信器2とを設置し受信器2の電源を投入した後、処理
切換スイッチSW1 によって登録処理部20bの動作を
有効にすると、記号発生部20cから発生している識別
記号が上段左端の表示用窓31に識別記号が点滅表示さ
れる。記号発生部20cは最初は「1」を発生している
から、この時点では上段左端の表示用窓31に「1」が
点滅表示され、このとき発信器1の呼びスイッチ11が
押操作され受信器2が発信器1からの無線信号を受信す
ると、呼びスイッチ11が押操作された発信器1の識別
データに「1」という識別記号が対応付けられて記号記
憶部26に格納される。記号記憶部26への識別記号の
格納が終了すると、登録処理部20bから記号発生部2
0cに外部信号が与えられ、記号発生部20cでは次順
の識別記号である「2」を発生し、「2」が識別記号と
して上段左端の表示用窓31に点滅表示される。すなわ
ち、登録処理部20bの動作が有効であるときには、つ
ねに上段左端の表示用窓31に数字が点滅表示される。
上段左端の表示用窓31に数字が点滅表示されている状
態で各発信器1の呼びスイッチ11を押操作すれば、呼
びスイッチ11の操作時点で受信器2に点滅表示されて
いる数字がその発信器1に対応する識別記号として記号
記憶部26に登録されるのである。このようにして、記
号発生部20cは数字を順送りに発生するから、たとえ
ばテーブル番号の順に発信器1の呼びスイッチ11を押
操作すれば、テーブル番号を識別記号に対応付けること
ができることになる。
【0018】ところで、上述したように、受信器2には
送りスイッチSW2 および戻りスイッチSW3 が設けら
れている。送りスイッチSW2 を押操作するとその時点
で上段左端の表示用窓31に点滅表示されている数字が
1つ大きい値になり、戻りスイッチSW3 を押操作する
と上段左端の表示用窓31に点滅表示されている数字が
1つ小さい値になるように登録処理部20bから記号発
生部20cに外部信号を発生する。また、記号発生部2
0cから発生可能な数字には最大と最小との値が規定さ
れており、たとえば「0」〜「99」の範囲で数字が表
示される。
【0019】送りスイッチSW2 と戻りスイッチSW3
とを用いれば、各発信器1に割り当てる数字を飛び飛び
にしたり、所望の適宜数字を発信器1に割り当てたりす
ることができる。すなわち、上段左端の表示用窓31に
点滅表示される数字を送りスイッチSW2 や戻りスイッ
チSW3 で変更し、所望の数字が点滅表示されている状
態で発信器1の呼びスイッチ11を押操作すればよい。
また、1つの発信器1の呼びスイッチ11を押操作して
この発信器1に数字を対応付けた後に、戻りスイッチS
3 を押操作して元の数字を上段左端の表示用窓31に
点滅表示させ、その状態で他の発信器1の呼びスイッチ
11を押操作すれば2台の発信器1に同じ数字を識別記
号として割り当てることができる。すなわち、両発信器
1は受信器2からは同等に扱われるから、1つの部屋に
2台の発信器1を配置するような場合にはこのように登
録する。また、必要に応じて3台以上の発信器1に同じ
数字を割り当てるようにしてもよいのはもちろんのこと
である。記号記憶部26には表示用窓31の個数よりも
多くの発信器1を登録することができ、たとえば発信器
1を20台まで登録できるようになっている。
【0020】上述のような操作を繰り返すことによっ
て、受信器2の記号記憶部26には識別データと識別記
号とを対応付けて登録することができる。このように、
発信器1の識別データは工場出荷時に与えておき、発信
器1の設置時に受信器2に対して発信器1に対応付ける
識別記号を登録するから、発信器1には呼びスイッチ1
1を除いてはディップスイッチやロータリスイッチのよ
うな機械的操作部を有するスイッチが不要であって製造
コストの低減につながり、かつ発信器1の小形化が可能
になる。しかも、発信器1に割り付ける記号は受信器2
で自動的に発生するから、発信器1の呼びスイッチ11
を順に押操作するだけの簡単な作業で識別データと識別
記号とを対応付けることができて設置作業が容易にな
る。
【0021】記号記憶部26への識別データと識別記号
との組の登録が終了した後に、処理切換スイッチSW1
によって表示処理部20aの動作を有効にすると、上段
左端の表示用窓31の点滅表示が消える。すなわち、処
理切換スイッチSW1 によって表示処理部20aと登録
処理部20bとのどちらが有効になっているかは、上段
左端の表示用窓31に数字が点滅表示されているか、他
の表示状態であるかによって識別することができる。表
示処理部20aの動作が有効になれば、上述したように
発信器1からの無線信号の受信毎に発信器1の識別デー
タに対応付けた識別記号を記号記憶部26から読み出し
て表示部27に表示する。8個の表示用窓31には、記
号発生部20cからの識別記号の発生順で識別記号が左
詰めに表示される。たとえば、識別記号が「3」、
「8」、「2」に対応する発信器1から上記順序で無線
信号を受信すると、最初の無線信号の受信時には「3」
を上段左端の表示用窓31に表示し、次の無線信号の受
信によって「3」、「8」と表示し、3つ目の無線信号
の受信によって「2」、「3」、「8」という順序に並
べ代えて上段左側の3個の表示用窓31に数字を表示す
るのである。ここで、表示処理部20aには表示中の識
別記号を保持するラッチ回路を設けているのはもちろん
のことである。
【0022】上記動作では、表示部27に識別記号を表
示させる動作についてのみ説明したが、客からのサービ
スの要求によって識別記号の表示を点けた後、サービス
が終了した場合などには識別記号の表示を消す必要があ
る。表示部27に表示されている識別記号を消す操作に
は、複数の操作方法が用意されている。すなわち、テー
ブルや部屋などに設置される発信器1とは別に設けた消
去発信器から表示を消すよう指示する方法、発信器1に
呼びスイッチ11とは別に消去専用のスイッチを設けて
このスイッチで識別記号の表示を消す指示を行なう方
法、発信器1の呼びスイッチ11を押操作して表示がな
されてから一定時間後に表示を自動的に消す方法などが
用意されており、これらの方法が受信器2で選択可能に
なっている。ここで、発信器1の操作により表示を点け
消去発信器の操作で表示を消すために、送信データには
点滅データと位置データとが含まれている。消去発信器
は、受信器2の表示用窓31と同数で同様に配列された
押釦スイッチよりなる複数(ここでは8個)の消去スイ
ッチを備え、各消去スイッチは位置データによって受信
器2の表示用窓31と一対一に対応付けられている。つ
まり、消去用発信器の各消去スイッチの押操作によっ
て、その消去スイッチに対応付けた表示用窓31に表示
されている数字を消すように指示する位置データおよび
点滅データが送信データとして受信器2に伝送されるの
である。受信器2の表示処理部20aでは、受信した無
線信号の送信データのうちの点滅データが表示を消す指
示であるときに、位置データによって指示されている位
置の表示用窓31の表示を消すのである。ここで、複数
の表示用窓31に数字が表示されている状態では数字を
消すと、数字が消えた表示用窓31を詰めて数字が表示
される。
【0023】なお、多数台の発信器1が設置してあり、
表示用窓31が8個では不足するような場合には、受信
器2を複数台用いるようにすればよく、たとえば2台の
受信器2を用いる場合に2台目の受信器2では記号発生
部20cから発生する識別記号を送りスイッチSW2
用いて順送りにし、1台目の受信器2とは異なる範囲で
識別記号を設定するようにすれば、同構成の受信器2を
用いて多数台の発信器1に対応することが可能になる。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明は、受信器に処理切換ス
イッチを設け、処理切換スイッチにより登録処理部の動
作を選択しているときには、発信器からの無線信号を受
信すると、その時点で記号発生部から発生している識別
記号と無線信号に含まれる識別データとの組を記号記憶
部に格納した後に、記号発生部から次順の識別記号を発
生させるものであり、記号発生部から発生する識別記号
の順で各識別記号に対応付けようとする発信器の呼びス
イッチを順に操作すれば、各発信器の識別データと記号
発生部から発生している識別記号との組が記号記憶部に
順に格納されるのであって、単に発信器の呼びスイッチ
を操作するだけで、発信器と識別記号とを対応付けるこ
とができるので、従来構成のように識別記号の設定手段
としてディップスイッチやロータリスイッチのような機
械的操作部を発信器に設ける必要がなく、発信器と識別
記号との対応付け作業が容易になるとともに発信器の小
型化が可能になるという利点を有する。
【0025】請求項2の発明は、処理切換スイッチによ
り登録処理部が選択されているときに操作毎に記号記憶
部から次順の識別記号を発生させる送りスイッチを付加
しているから、記号発生部からの識別記号の発生順序に
制約されることなく発信器に対応付ける識別記号を選択
することができるという利点がある。請求項3の発明
は、処理切換スイッチにより登録処理部が選択されてい
るときに操作毎に記号記憶部から前順の識別記号を発生
させる戻りスイッチを付加しているから、複数の発信器
に対して同じ識別記号を対応付けることが可能になると
いう利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示すブロック図である。
【図2】実施例に用いる受信器の要部ブロック図であ
る。
【図3】実施例の外観斜視図である。
【符号の説明】
1 発信器 2 受信器 11 呼びスイッチ 27 表示部 20a 表示処理部 20b 登録処理部 20c 記号発生部 26 記号記憶部 SW1 処理切換スイッチ SW2 送りスイッチ SW3 戻りスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村尾 誠治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−49435(JP,A) 特公 平2−59516(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 5/00 - 5/36

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに異なる識別データを含む無線信号
    を押釦スイッチよりなる呼びスイッチの操作毎に送出す
    る複数台の発信器と、各発信器からの無線信号を受信す
    ると識別データとの対応関係があらかじめ設定されてい
    る識別記号を表示部に表示する受信器とを備えるサービ
    スコールシステムにおいて、識別データと識別記号とを
    対応付けて格納する書換可能な記号記憶部と、外部信号
    に応じて規定の順序で識別記号を発生する記号発生部
    と、無線信号を受信するとその無線信号に含まれる識別
    データを記号記憶部と照合し対応する識別記号を抽出し
    て表示部に表示させる表示処理部と、記号記憶部から発
    生している識別記号を表示部に表示させるとともに、無
    線信号を受信するとその無線信号に含まれる識別データ
    を記号発生部から発生している識別記号と対応付けて記
    号記憶部に格納した後に記号発生部に外部信号を与えて
    次順の識別記号を発生させる登録処理部と、表示処理部
    と登録処理部とを択一的に動作させるように操作される
    処理切換スイッチとを受信器に設けて成ることを特徴と
    するサービスコールシステム。
  2. 【請求項2】 処理切換スイッチにより登録処理部が選
    択されているときに操作毎に記号記憶部に対して外部信
    号を与えて次順の識別記号を発生させる押釦スイッチよ
    りなる送りスイッチを付加して成ることを特徴とする請
    求項1記載のサービスコールシステム。
  3. 【請求項3】 処理切換スイッチにより登録処理部が選
    択されているときに操作毎に記号記憶部に対して外部信
    号を与えて前順の識別記号を発生させる押釦スイッチよ
    りなる戻りスイッチを付加してなることを特徴とする請
    求項1記載のサービスコールシステム。
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