JPH11122680A - ワイヤレスリモコン装置 - Google Patents

ワイヤレスリモコン装置

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Publication number
JPH11122680A
JPH11122680A JP9283487A JP28348797A JPH11122680A JP H11122680 A JPH11122680 A JP H11122680A JP 9283487 A JP9283487 A JP 9283487A JP 28348797 A JP28348797 A JP 28348797A JP H11122680 A JPH11122680 A JP H11122680A
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JP
Japan
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wireless
signal
transmitter
output
receiver
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9283487A
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English (en)
Inventor
Koichi Okumura
浩一 奥村
Seiji Murao
誠治 村尾
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ワイヤレス受信器が出力する制御信号の種類を
増加させ、受信器に接続された機器に対し、より多くの
制御ができるようにする。 【解決手段】IDコードを割り付けた制御信号を電波信
号の形で発信させる複数のワイヤレス発信器と、複数の
出力端子(#1〜#n)を有し、複数のワイヤレス発信
器のIDコードを登録させた後、これらのワイヤレス発
信器からの電波信号を受信し、IDの登録を確認すれ
ば、その制御信号を受付けて、複数の出力端子(#1〜
#n)から出力される組合せ信号によって、予め設定し
た種別の制御信号を出力させるワイヤレス受信器Aとを
組み合わせてなり、ワイヤレス受信器Aには、ワイヤレ
ス発信器のIDコードを、出力端子(#1〜#n)の数
に応じたビット数の制御種別設定信号に対応させて設定
登録する手段10を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤレス制御シ
ステムやワイヤレスコールシステムなどに適用されるワ
イヤレスリモコン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ワイヤレス制御システムの1
つであるワイヤレスセキュリティシステムは、住宅の防
災や防犯などのために適用されている。図6は、ワイヤ
レス受信器Aの外観を示しており、この受信器Aは、火
災感知器や防犯スイッチの作動を電波信号によって受信
すると、受信器Aに接続された住宅情報盤に信号を出力
し、住宅情報盤に警報音の出力や、電話回線を通じての
通報などを行わせるようにしている。図6の(a)は受
信器Aの正面図、(b)は側面図を示している。
【0003】一方、図7にはワイヤレス発信器Bの外観
を示しており、この発信器Bは、緊急時の連絡などに用
いられ、発信ボタン200を操作すれば、上記と同様
に、受信器Aが電波信号を受信して、住宅情報盤に信号
を出力するようになっている。図7の(a)はカード型
発信器Bの正面図、(b)は側面図、(c)は底面図を
各々示している。
【0004】次に、上記受信器Aと発信器Bとで構成さ
れるシステムの動作を説明すると、ワイヤレス発信器B
は、発信ボタン200を操作すれば、同時に動作表示灯
201を点灯させ、電波信号を発信させる。これをワイ
ヤレス受信器AがアンテナAntによって受信すると、
受信表示灯101を点灯させるとともに、予め発信器B
毎に区分された動作表示灯103のいずれかを点灯させ
るとともに、制御信号を住宅情報盤などに出力する。な
お、図6において、100は電源が供給されていること
を示す電源表示灯、102はネームカードである。ま
た、発信器Bは、図7に示したようなカード型の他、ペ
ンダント型や壁設置型などの種類もある。
【0005】図6に示したワイヤレス受信器Aでは、住
宅情報盤などに対して、複数の出力端子から接点出力を
行っており、端子の数だけの制御信号を出力する。図例
では、4種類の制御信号が出力される構成の受信器Aを
示しており、この出力中は、その端子に対応した動作表
示灯103が点灯するようになっている。なお、ワイヤ
レスリモコン装置は、上記ワイヤレス制御システムの他
に、大規模なレストランなどで、多数の客の要求に対し
て迅速で公平なサービスを行うためのワイヤレスコール
システムにも適用されている。
【0006】このシステムの基本動作は、各テーブルに
取り付けられたワイヤレス発信器の呼出ボタンを客が操
作すると、電波信号である呼出信号が発信され、この信
号をワイヤレス受信器で受信して、呼出音を鳴動させる
とともに、付加接続した表示器に呼出元のテーブル番号
などをウェイトレス等が見やすいように表示し、迅速な
サービスを行わせる。
【0007】この他、ワイヤレスリモコン装置は、駐車
場のゲート管理や、シャッター制御、照明制御、空調制
御などにも適用されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ワイヤレスリモコン装置のワイヤレス受信器は、複数の
接点の各々から接点出力によって他の機器(住宅情報盤
やゲート制御装置、表示器など)に制御信号を出力して
おり、それぞれに回路及びリレーを備える必要があるた
め、拡張性に乏しかった。
【0009】すなわち、図6のワイヤレス受信器Aでは
4種類の信号しか出力できず、図7のような発信器Bが
4つ以上存在する場合でも、受信器Aにおいて、複数の
発信器BはIDコードによって4つのグループに分類さ
れ、各グループ別に上記他の機器に制御信号が出力され
ることになる。したがって、このような構成では、制御
信号の種類を増やそうとすれば、その数に従って回路及
びリレーとを新たに備える必要があった。
【0010】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであり、ワイヤレス受信器が出力する制御信号の種類
を増加させ、受信器に接続された機器に対し、より多く
の制御ができるようにしたワイヤレスリモコン装置を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載したワイヤレスリモコン装置は、I
Dコードを割り付けた制御信号を電波信号の形で発信さ
せる複数のワイヤレス発信器と、複数の出力端子を有
し、複数のワイヤレス発信器のIDコードを登録させた
後、これらのワイヤレス発信器からの電波信号を受信
し、IDの登録を確認すれば、その制御信号を受付け
て、複数の出力端子から出力される組合せ信号によっ
て、予め設定した種別の制御信号を出力させるワイヤレ
ス受信器とを組み合わせたものであって、ワイヤレス受
信器には、ワイヤレス発信器のIDコードを、出力端子
の数に応じたビット数の制御種別設定信号に対応させて
設定登録する手段を備えた構成としている。
【0012】各ワイヤレス発信器に割り付けられたID
コードは、システム内で重複しないように、予め製造段
階などにおいて固定的に割り付けられたものが使用でき
る。このようなワイヤレス発信器を使用する場合に、ワ
イヤレス受信器では、電波信号を受信すると、このID
コードを検出して、各IDコードに応じた制御信号の出
力を行う。本発明では、同時に制御信号を出力する出力
端子が存在することになるため、従来に比べて、制御信
号の種別を出力端子の数以上にできる。例えば、4つの
出力端子を有した受信器では、15通り(24−1) の
出力が可能になる。
【0013】請求項2では、請求項1のワイヤレス受信
器は、ワイヤレス発信器によって設定される制御種別情
報を、登録前に表示する表示部を更に備えたことを特徴
とする。請求項3に記載のワイヤレスリモコン装置は、
IDコードを割り付けた制御信号を電波信号の形で発信
させる複数のワイヤレス発信器と、複数の出力端子を有
し、複数のワイヤレス発信器のIDコードを登録させた
後、これらのワイヤレス発信器からの電波信号を受信
し、IDの登録を確認すれば、その制御信号を受付け
て、複数の出力端子から出力される組合せ信号によっ
て、予め設定した種別の制御信号を出力させるワイヤレ
ス受信器とを組み合わせたものであって、複数のワイヤ
レス発信器のそれぞれには、ワイヤレス受信器の出力端
子の数に応じたビット数の制御種別設定信号を設定する
手段を備えた構成としている。
【0014】ここでは、ワイヤレス発信器側に、制御種
別設定信号を設定し発信する機能を備え、ワイヤレス受
信器に、制御種別情報とIDコードとを対応させて登録
させる。請求項4では、請求項2のワイヤレス受信器
は、ワイヤレス発信器によって設定される制御種別情報
を、登録される毎に表示する表示部を更に備えたことを
特徴とする。
【0015】請求項5では、請求項1〜4のいずれかの
ワイヤレス受信器は、登録モード時において、ワイヤレ
ス発信器からの電波信号を受信したときに、既に同じI
Dコードが登録されている場合には、二重登録を表示す
る手段を設けている。これによって、同じIDコードに
対して、異なる制御種別情報が設定されることを防止で
きる。
【0016】請求項6では、請求項1〜5のいずれかの
ワイヤレス受信器は、登録モード時において、ワイヤレ
ス発信器からの電波信号を受信したときに、既に同じ制
御種別情報が登録されている場合には、その登録回数を
表示する手段を設けている。したがって、1つの制御種
別情報に対して、複数のワイヤレス発信器のIDコード
を登録したことを容易に確認できる。
【0017】請求項7に記載のワイヤレスリモコン装置
は、請求項1〜6のいずれかにおいて、ワイヤレス発信
器として、個別発信器、ワイヤレス集中発信器を含み、
ワイヤレス受信器には、その出力端子からのビット信号
を、オン、オフ信号に変換するデーコーダを設けた表示
器を付加接続して構成されたワイヤレスコールシステム
である。
【0018】ここに、個別発信器とは、1つのIDコー
ドのみを発信するものであり、ワイヤレス集中発信器と
は、複数のIDコードの発信を可能としたものである。
このようなシステムは、レストランやホテルなどの接
客、厨房などで使用される。請求項8に記載のワイヤレ
スリモコン装置は、請求項1〜6のいずれかにおいて、
ワイヤレス発信器として、携帯可能なワイヤレス発信器
を備え、ワイヤレス受信器には、その出力端子からのビ
ット信号を、オン、オフ信号に変換するデーコーダを設
けたシーケンサを付加接続して構成されたワイヤレス制
御システムである。このようなシステムは、駐車場のゲ
ート制御、照明制御、空調制御などに使用される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1はワイヤレス受信器
の内部構成を示したブロック図、図2はワイヤレス発信
器の内部構成を示したブロック図である。図1に示すよ
うに、ワイヤレス受信器Aは、CPU等で構成された信
号処理部1と、アンテナAntによってワイヤレス発信
器(図2参照)から発信されてきた信号を受信する無線
受信部2と、受信信号を復調する復調部3と、波形整形
部4と、発振制御を行うPLL制御部5と、スピーカ等
を備えて呼出音などを出力する報知部6と、複数の表示
灯(図6の電源表示灯100、受信表示灯101、動作
表示灯103を含む)などを備えた表示部7と、EEP
ROM等で構成され、受信対象とするすべての発信器の
IDコードを登録する記憶部8と、受信する信号の周波
数を設定する周波数設定部9と、発信器のIDコードの
登録などのために操作するスイッチ等で構成された操作
部10と、この受信器Aに接続された他の機器(住宅情
報盤など)に接点出力を行うリレー回路11とを備え
る。
【0020】ここに、記憶部8へのワイヤレス発信器の
IDコードの登録は、ワイヤレス受信器Aを登録モード
に設定してから、ワイヤレス発信器を操作すれば自動登
録できる(後述する)。一方、ワイヤレス発信器2は、
図2に示すように、CPU等で構成された信号処理部2
1と、発信ボタン22と、電波信号を発信する無線送信
部23と、発振制御を行うPLL制御部24と、EEP
ROM等で構成され、予め個々に割り付けられたIDコ
ードを登録したIDコード登録部25と、発信する信号
の周波数を設定する周波数設定部26と、発信音を出力
する報知部27と、動作表示灯(図7の動作表示灯20
1)などを備えた表示部28とを備える。
【0021】ワイヤレス発信器Bでは、信号処理部21
が発信ボタン22の操作を検知すると、IDコード登録
部25から読み出したIDコードを付加して、無線送信
部23から電波信号の形で制御信号(例えば、オン、オ
フ信号)を発信する。ワイヤレス受信器Aは、無線受信
部2を通じてこの信号を受信すると、IDコードを解読
し、このIDコードを記憶部8から検索する。
【0022】本発明では、記憶部8に、ワイヤレス発信
器BのIDコードと、リレー出力部11の複数の出力端
子(#1〜#n)からのオン出力あるいはオフ出力の組
合せとを対応させて登録して使用するので、信号処理部
1は、記憶部8を参照して、受信した制御信号のIDコ
ードがあることを確認した場合には、この信号を受け付
けて、該IDコードに対応して登録された各出力端子
(#1〜#n)からの出力をリレー出力部11に行わせ
る。
【0023】すなわち、リレー出力部11は、複数の出
力端子(#1〜#n)の各々にオン出力あるいはオフ出
力をさせて、予め設定した種別の制御信号を出力する。
したがって、同時にオン出力する出力端子が存在するこ
とになり、出力できる信号の種別を出力端子数(n)以
上の数(2n−1) にすることができる。例えば、4つ
(n=4)の出力端子を有する受信器Aでは、15通り
(24−1) の出力が可能になる。
【0024】次に、以上の動作を図3のシステム構成例
を用いて説明する。ここには、大規模な立体駐車場など
のゲート制御システムを示している。この種のワイヤレ
ス制御システムでは、各個人が携帯可能なワイヤレス発
信器B1〜B3,…と、ワイヤレス受信器Aと、この受
信器Aの出力端子からのビット信号を、オン、オフ信号
に変換するデーコーダを設けたシーケンサCを付加接続
して構成されている。
【0025】3つのワイヤレス発信器B1,B2,B3
のいずれかから発信された信号を受信したワイヤレス受
信器Aは、記憶部8を参照して、シーケンサCに対する
複数の出力端子からビット信号の出力を決める。すなわ
ち、記憶部8の構成は、IDコード(B1〜B3)に対
応して、4つの出力端子のオン出力を「1」、オフ出力
を「0」とした2進数表示(ビット表示)になってい
る。
【0026】シーケンサCは、出力端子出力を受ける
と、2進数として認識できる各出力端子(#1〜#n)
の出力を、10進数(1,2,3,…,2n−1) に変
換して、それに対応したオンオフ信号をゲート制御装置
Dに出力する。ここに示したシーケンサCは制御ユニッ
トなどでもよく、ワイヤレス受信器Aからのビット信号
を、各制御機器に振り分け、制御信号として出力するも
のであればよい。
【0027】このように本発明によれば、従来、出力端
子数nと同じ数のゲートしか制御できなかったものが、
n−1 個のゲートを制御できるようになる。すなわ
ち、その数までの発信器B(B1〜B3)の各々が、別
々のゲート制御ができるように、受信器Aを設定でき
る。図4は、ワイヤレス受信器Aからの複数の出力端子
からの出力(接点出力)の例である。ここでは、リレー
出力部11は、4つの出力端子からの出力を制御する場
合を示している。すなわち、15台までの発信器Bが、
受信器Aに別々の制御信号の出力をさせることができ
る。
【0028】次に、受信器Aの記憶部8への発信器Bの
IDコードの登録について説明する。受信器Bの操作部
10には、図10(a)に模式的に示すように、操作部
10内に、複数の出力端子の各々に対し、オン出力ある
いはオフ出力の設定を可能とするディップスイッチ10
aを設けている。ここでは、4つの出力端子の各々を設
定できるスイッチ構成を示している。また、登録/通常
モードのいずれかに設定するためのモード設定スイッチ
10bを設けている。
【0029】これらのスイッチ10a,10bは、ID
コードの登録は頻繁に行われるものではなく、登録内容
が変わってしまい誤動作することを防ぐため、受信器A
の表面には露出せず、裏面やカバー内に設けられること
が望ましい。まず、モード設定スイッチ10bを操作し
て登録モードとする。次いで、ディップスイッチ10a
の各々のオンオフを操作して、出力端子からの出力の組
合せ(図では、出力端子1のみをオン出力設定)を設定
した後、登録したい発信器Bから電波信号を発信する。
受信器Aの信号処理部1は、この信号を受信すると、こ
のときのディップスイッチ10aのオンオフ設定の組合
せを、そのまま、リレー出力部11の複数の出力端子
(#1〜#n)からの出力の組合せとして、受信した信
号のIDコードに対応させて、記憶部8に登録する。
【0030】したがって、ディップスイッチ10aは、
ワイヤレス発信器BのIDコードを、出力端子(#1〜
#n)の数に応じたビット数の制御種別設定信号に対応
させて設定登録する手段を構成している。なお、各ワイ
ヤレス発信器BのIDコードは、システム内で重複しな
いように、予め製造段階において固定的に割り付けられ
ているが、これには限定されず、発信器Bを携帯する個
人などが、登録できるようにしてもよい。
【0031】更に、他にも登録したい発信器Bがあれ
ば、ディップスイッチ10aの設定を変えてから、上記
と同じように発信をすればよい。そして、すべての登録
が終了するときは、モード設定スイッチ10bを通常モ
ードに戻すように操作する。この場合、発信器B側は、
IDコードと制御信号とを発信する従来の構成でよく、
制御種別を設定登録する手段を備える必要がない。
【0032】また、ワイヤレス受信器Aの構成を図5
(b)に示すような構成としてもよい。ここでは、モー
ド設定スイッチ10bと、複数の出力端子(#1〜#
n)の出力の組合せの各々に対応した番号の設定を可能
とする番号設定スイッチ10c,10dを備える。更
に、表示部7内に、その設定された番号を表示する7セ
グメント表示器7aを備える。
【0033】この構成では、モード設定スイッチ10b
を操作して登録モードとした後、表示器7aを見なが
ら、番号設定スイッチであるカウントアップスイッチ1
0cやカウントダウンスイッチ10dを操作して、リレ
ー出力部11からの出力端子からの出力の組合せ番号を
設定する。ここでは、組合せ番号は、各出力端子出力を
2進数として認識したものを10進数に変換したもので
ある。そして、登録したい発信器Bから信号を受信する
と、受信器Aの信号処理部1は、このときに表示器7a
に表示されている番号(出力端子からの出力の組合せ)
を、受信した信号のIDコードに対応させて、記憶部8
に登録する。そして、登録できれば、登録済みランプ7
bを点灯あるいは点滅させる。
【0034】したがって、7セグメント表示器7aは、
ワイヤレス発信器Bによって設定される制御種別情報
を、登録前に表示する表示部を構成することになる。な
お、制御種別情報の表示は、10進数表示に限られず、
ビット形式の設定登録内容をそのまま表示する2進数表
示としてもよい。二重登録ランプ7cは、登録モード時
において、ワイヤレス発信器Bからの電波信号を受信し
たときに、既に同じIDコードが登録されている場合、
二重登録であることを、点灯あるいは点滅によって表示
する。なお、二重登録の表示は、液晶画面などに文字な
どで表示してもよく、更に、二重登録時には、報知部6
からアラーム音を出力するようにしてもよい。これによ
って、同じ発信器Bに対して、異なる制御種別情報が設
定されることが防止できる。
【0035】また、登録回数表示部7dは、既に同じ制
御種別情報が登録されている場合に、その登録回数を表
示する。すなわち、1つの制御種別情報に対して、複数
のワイヤレス発信器BのIDコードを登録できるので、
この表示を見れば、その数の確認が容易にできる。この
ような設定をすれば、複数の発信器Bの各々から制御信
号を発信して、受信器Aに接続した機器に、同じ制御を
させることができる。
【0036】以上には、ワイヤレス受信器A側で、制御
種別情報を設定する場合を説明したが、本発明は、ワイ
ヤレス発信器B側で、制御種別設定信号を設定すること
もできる。この場合、複数のワイヤレス発信器Bのそれ
ぞれには、ワイヤレス受信器Aの出力端子(#1〜#
n)の数に応じたビット数の制御種別設定信号を設定す
る手段を備える。すなわち、発信器Bに、図5(a),
(b)に示したものと同様の構造を備える。
【0037】ワイヤレス発信器Bでは、受信器A側が登
録モードであるときに、多ビットコードの制御種別情報
と、IDコードを割り付けた制御信号とを電波信号の形
で発信して、受信器A側にこれらを対応させて登録させ
る。このとき、図5(b)に示した受信器Aの7セグメ
ント表示器7aを、ワイヤレス発信器Bによって設定さ
れる制御種別情報が登録される毎に表示する表示部とで
きる。
【0038】このようにすれば、受信器A側では、登録
モードへの変更を行うだけでよく、各発信器B側で制御
種別を設定することができる。以上に説明したワイヤレ
スリモコン装置は、図3に示したワイヤレス制御システ
ムの他、レストランやホテルなどの接客や厨房などにお
けるワイヤレスコールシステムにも使用できる。
【0039】このワイヤレスコールシステムでは、ワイ
ヤレス発信器Bとして、個別発信器、ワイヤレス集中発
信器を含んでいる。一方、ワイヤレス受信器Aには、図
3のシーケンサCの代わりに、その出力端子(#1〜#
n)からのビット信号を、オン、オフ信号に変換するデ
ーコーダを設けた表示器を付加接続する。なお、デコー
ダは表示器に内蔵しても、受信器Aとの間に外付けして
もよい。
【0040】受信器Aでは、発信器Bから制御信号を受
信すると、報知部6から呼出音を鳴動させるとともに、
リレー制御部11を通じて、表示器に発信器Bを認識さ
せる番号などを表示させる。表示器では、デコーダによ
って変換されたオンオフ信号を受けると、それに対応し
た番号などを表示する。ここに、個別発信器は、図2に
おいて説明した発信器と同様のものであり、1つのID
コードのみを発信するものである。一方、ワイヤレス集
中発信器とは、複数のIDコードの発信を可能としたも
のである。
【0041】集中発信器は、図2に示した発信器BのI
Dコード登録部25に、複数のIDコードを登録してお
き、その中から1つのIDコードを選択する操作部(不
図示)を設けた構成となるものである。また、IDコー
ド別に各々に対応した操作部を設ける構成としてもよ
い。この集中発信器によれば、受信器Aを上述したよう
に複数の出力端子から制御信号を出力する構成にする
と、受信器Aに接続された機器に対し、複数の制御が可
能になり、集中管理がしやすくなる。
【0042】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、本
発明の請求項1に記載のワイヤレスリモコン装置は、ワ
イヤレス受信器に、ワイヤレス発信器のIDコードを、
出力端子の数に応じたビット数の制御種別設定信号に対
応させて設定登録するようになっているので、ワイヤレ
ス発信器からの電波信号を受信したときに、複数の出力
端子から出力される組合せ信号によって、制御信号を出
力することができる。したがって、従来とは異なり、出
力できる制御信号の種類を出力端子数以上にすることが
でき、発信器から受信器に接続された機器に対して、多
くの制御が可能になる。
【0043】請求項2では、ワイヤレス受信器は、ワイ
ヤレス発信器によって設定される制御種別情報を、登録
前に表示するので、正確な登録ができる。請求項3に記
載のワイヤレスリモコン装置は、ワイヤレス発信器に、
ワイヤレス受信器の出力端子の数に応じたビット数の制
御種別設定信号を設定するようになっているので、受信
器側は登録モードにするでけでよく、発信器側で制御種
別を選択設定できる。
【0044】請求項4では、ワイヤレス受信器は、ワイ
ヤレス発信器によって設定される制御種別情報を、登録
される毎に表示するので、登録内容が容易に確認でき
る。請求項5では、ワイヤレス受信器は、既に同じID
コードが登録されている場合には、二重登録であること
を表示するので、同じ発信器に対して異なり制御種別が
登録されることがなく、誤操作を未然に防止できる。
【0045】請求項6では、ワイヤレス受信器は、既に
同じ制御種別情報が登録されている場合には、その登録
回数を表示するので、同じ制御をする発信器の数が容易
に確認できる。請求項7では、請求項1〜6の効果を奏
するワイヤレスリモコン装置を、ワイヤレスコールシス
テムに、請求項8ではワイヤレス制御システムに使用で
き、各システムの制御種別を容易に拡張できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワイヤレス受信器の内部構成の一例を示すブロ
ック図である。
【図2】ワイヤレス発信器の内部構成の一例を示すブロ
ック図である。
【図3】本発明のワイヤレスリモコン装置の構成の一例
を示す図である。
【図4】ワイヤレス受信器からの制御信号の出力例を示
す図である。
【図5】ワイヤレス受信器の部分構造の例を示す模式図
である。
【図6】ワイヤレス受信器の一例を示す外観図である。
【図7】ワイヤレス発信器の一例を示す外観図である。
【符号の説明】
A・・・ワイヤレス受信器 1・・・信号処理部 7・・・表示部 7a・・・7セグメント表示器 7c・・・二重登録ランプ 7d・・・登録回数表示部 8・・・記憶部 10・・・操作部 10a・・・ディップスイッチ 10b・・・モード設定スイッチ 10c,10d・・・番号設定スイッチ 11・・・リレー出力部 B,B1〜B3・・・ワイヤレス発信器 21・・・信号処理部 22・・・発信ボタン 25・・・IDコード登録部 C・・・シーケンサ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】IDコードを割り付けた制御信号を電波信
    号の形で発信させる複数のワイヤレス発信器と、 複数の出力端子を有し、上記複数のワイヤレス発信器の
    IDコードを登録させた後、これらのワイヤレス発信器
    からの電波信号を受信し、IDの登録を確認すれば、そ
    の制御信号を受付けて、上記複数の出力端子から出力さ
    れる組合せ信号によって、予め設定した種別の制御信号
    を出力させるワイヤレス受信器とを組み合わせたワイヤ
    レスリモコン装置であって、 上記ワイヤレス受信器には、上記ワイヤレス発信器のI
    Dコードを、出力端子の数に応じたビット数の制御種別
    設定信号に対応させて設定登録する手段を備えた構成と
    したワイヤレスリモコン装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 上記ワイヤレス受信器は、上記ワイヤレス発信器によっ
    て設定される制御種別情報を、登録前に表示する表示部
    を更に備えたことを特徴とするワイヤレスリモコン装
    置。
  3. 【請求項3】IDコードを割り付けた制御信号を電波信
    号の形で発信させる複数のワイヤレス発信器と、 複数の出力端子を有し、上記複数のワイヤレス発信器の
    IDコードを登録させた後、これらのワイヤレス発信器
    からの電波信号を受信し、IDの登録を確認すれば、そ
    の制御信号を受付けて、上記複数の出力端子から出力さ
    れる組合せ信号によって、予め設定した種別の制御信号
    を出力させるワイヤレス受信器とを組み合わせたワイヤ
    レスリモコン装置であって、 上記複数のワイヤレス発信器のそれぞれには、上記ワイ
    ヤレス受信器の出力端子の数に応じたビット数の制御種
    別設定信号を設定する手段を備えた構成としたワイヤレ
    スリモコン装置。
  4. 【請求項4】請求項2において、 上記ワイヤレス受信器は、上記ワイヤレス発信器によっ
    て設定される制御種別情報を、登録される毎に表示する
    表示部を更に備えたことを特徴とするワイヤレスリモコ
    ン装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかにおいて、 上記ワイヤレス受信器は、登録モード時において、上記
    ワイヤレス発信器からの電波信号を受信したときに、既
    に同じIDコードが登録されている場合には、二重登録
    を表示する手段を設けているワイヤレスリモコン装置。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかにおいて、 上記ワイヤレス受信器は、登録モード時において、上記
    ワイヤレス発信器からの電波信号を受信したときに、既
    に同じ制御種別情報が登録されている場合には、その登
    録回数を表示する手段を設けているワイヤレスリモコン
    装置。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれかにおいて、 上記ワイヤレス発信器として、個別発信器、ワイヤレス
    集中発信器を含み、上記ワイヤレス受信器には、その出
    力端子からのビット信号を、オン、オフ信号に変換する
    デーコーダを設けた表示器を付加接続して構成されたワ
    イヤレスコールシステムであるワイヤレスリモコン装
    置。
  8. 【請求項8】請求項1〜6のいずれかにおいて、 上記ワイヤレス発信器として、携帯可能なワイヤレス発
    信器を備え、上記ワイヤレス受信器には、その出力端子
    からのビット信号を、オン、オフ信号に変換するデーコ
    ーダを設けたシーケンサを付加接続して構成されたワイ
    ヤレス制御システムであるワイヤレスリモコン装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002142269A (ja) * 2000-10-30 2002-05-17 Matsushita Electric Works Ltd ワイヤレススイッチシステム
JP2003111149A (ja) * 2001-09-26 2003-04-11 Matsushita Electric Works Ltd 電波式リモコンシステム
JP2009213089A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Panasonic Electric Works Co Ltd 情報通信装置
JP2010536247A (ja) * 2007-08-05 2010-11-25 マスコ コーポレイション エネルギー自給スイッチを使用する通知システム

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