JPH11213223A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JPH11213223A
JPH11213223A JP1260798A JP1260798A JPH11213223A JP H11213223 A JPH11213223 A JP H11213223A JP 1260798 A JP1260798 A JP 1260798A JP 1260798 A JP1260798 A JP 1260798A JP H11213223 A JPH11213223 A JP H11213223A
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JP
Japan
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sound
microphone
vending machine
product
control device
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JP1260798A
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English (en)
Inventor
Masayuki Otani
正行 大谷
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課 題】 作動装置が正常に作動しているか否かを
簡単な構造で判断することができる自動販売機を提供す
る。 【解決手段】 商品払出装置(6)や圧縮機(18)な
どの作動装置を具備している自動販売機において、自動
販売機内部の音を収拾するマイク(23)と、このマイ
クからの出力信号が入力されている制御装置(21)と
が備えられている。そして、作動装置に稼働信号が出力
された際に、マイクがその作動音を検出した場合には、
制御装置は作動装置が正常に作動したと判断している。
一方、マイクが作動音を検出しない場合には、制御装置
は作動装置の作動が異常と判断している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品払出装置や圧
縮機などの作動装置を具備する自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】自動販売機には、種々の作動装置たとえ
ば、商品払出装置、圧縮機や送風機などが設けられてい
る。そして、この作動装置が正常に作動しているか否か
を判断するために、この作動装置毎に、たとえば、電流
センサー、機械式スイッチ、光センサーなどの各種セン
サーやスイッチが設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この様に、作動装置毎
に各種センサーやスイッチを設けると、センサーやスイ
ッチの設置量が多くなるとともに、配線作業などがかか
り、部品コスト、設置コストや管理コストなどが増大す
る。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、作動装置が正常に作動しているか否かを簡
単な構造で判断することができる自動販売機を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】自動販売機は、商品払出
装置(6)や圧縮機(18)などの作動装置を具備して
いる。そして、前記課題を解決するために、本発明の自
動販売機は、自動販売機内部の音を収拾するマイク(2
3)と、このマイクからの出力信号が入力されている制
御装置(21)とを備えており、作動装置に稼働信号が
出力された際に、その作動音が検出された場合には、制
御装置は、作動装置の作動が正常と判断し、一方、作動
音が検出されない場合には、異常と判断している。
【0006】また、制御装置が、作動装置に稼働信号が
出力された後の経過時間を計測し、設定時間内に、作動
装置の作動音が検出された場合には、正常と判断し、一
方、設定時間内に作動音が検出されない場合には、異常
と判断していることがある。
【0007】さらに、商品払出装置に稼働信号が出力さ
れた際に、その商品払出装置の稼働音が検出され、つい
で、商品取出口に商品が落下した落下音が検出された場
合に、制御装置は、商品払出装置の作動が正常と判断
し、一方、商品払出装置の稼働音および商品落下音の少
なくとも一方の音が検出されない場合には、異常と判断
していることがある。なお、本明細書においては、作動
装置が稼働した際に、作動装置が直接発生する音を「稼
働音」と定義し、一方、作動装置が稼働した際に、付随
的に発生する音たとえば、商品落下音などを「付随音」
と定義する。そして、「作動音」は、この稼働音および
付随音の少なくとも一方または、両者を意味している。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明における自動販売機
の実施の一形態を図1ないし図7を用いて説明する。図
1は本発明にかかる自動販売機の正面図である。図2は
断面図である。図3は制御装置の入出力の図である。図
4は商品払出装置が稼働した際の出力図で、(a)がマ
イクの電圧出力図、(b)が整流器の電圧出力図、
(c)が積分器の電圧出力(制御装置の音量入力)図で
ある。図5は商品払出装置が稼働した際のフローチャー
トである。図6は圧縮機が稼働した際の出力図で、
(a)がマイクの電圧出力図、(b)が整流器の電圧出
力図、(c)が積分器の電圧出力(制御装置の音量入
力)図である。図7は圧縮機が稼働した際のフローチャ
ートである。なお、図1および図2において、制御装置
に接続されている配線は一部のみが図示されている。
【0009】自動販売機の本体は、前面が開口している
断熱箱体1で構成され、この断熱箱体1の前面開口を、
断熱扉である前面扉2が開閉自在に閉塞している。ま
た、断熱箱体1の内部には冷却貯蔵室3が形成され、こ
の冷却貯蔵室3内に、複数の商品収納棚4が上下に多段
に配置されている。この商品収納棚4は後下がりに傾斜
し、この各商品収納棚4に各々、缶飲料などの販売商品
Sが多数並べられて収納されている。また、商品収納棚
4の後端部には、ソレノイドなどで駆動される商品払出
装置6が設けられており、最後尾の販売商品Sを上方か
ら係止して、販売商品Sが商品収納棚4から落下するこ
とを阻止している。そして、前面扉2に設けられている
商品選択ボタン7が、押圧などにより操作されると、商
品払出装置6が稼働して上方に回避し、商品払出装置6
の販売商品Sとの係合が解除され、最後尾の販売商品S
が落下している。
【0010】商品収納棚4の下方にはシューター9が前
下りに傾斜して設けられ、また、前面扉2の下部には商
品取出口11が設けられている。そして、商品収納棚4
から落下した販売商品Sは、シューター9上に落下し
て、シューター9で商品取出口11まで導かれている。
この商品取出口11の販売商品Sは、商品取出口11の
前面扉12を開けることにより、取り出すことができ
る。
【0011】さらに、断熱箱体1の下方の機械室13に
は、凝縮器16、凝縮器用送風機17および圧縮機18
等が配置されている。一方、冷却貯蔵室3内には、図示
しない冷却器および冷却器用送風機19(図3参照)が
配置され、凝縮器16、圧縮機18および冷却器など
が、いわゆる冷凍サイクルを構成している。この冷凍サ
イクルが稼働して、冷却貯蔵室3を冷却している。
【0012】また、自動販売機の内部には、マイコンな
どで構成されている制御装置21が設けられている。こ
の制御装置21には、種々の機器が接続されているが、
この実施の形態に関連する機器として、たとえば、入力
側に、マイク23、商品選択ボタン7および庫内温度セ
ンサー28などが接続されている。マイク23は、増幅
器24、整流器25および積分回路26などを介して制
御装置21のA/Dポートなどの入力ポートに接続され
ており、自動販売機内の音を収拾している。この様に接
続されているマイク23は、収拾した音の音量を電圧に
変換し、増幅器24に出力している。増幅器24はこの
電圧を増幅し整流器25に出力している。この整流器2
5でマイナス側の電圧をカットし、プラス側の電圧のみ
を積分回路26に出力している。この積分回路26は入
力された電圧を積分して電圧の変化を緩和して滑らかに
して制御装置21で判断し易い波形とし、A/Dポート
から入力してアナログ信号をデジタル信号である音量信
号としている。また、庫内温度センサー28は、庫内す
なわち冷却貯蔵室3内の温度を検出している。
【0013】一方、制御装置21の出力側には、作動装
置としての商品払出装置6、冷却器用送風機19、圧縮
機18および凝縮器用送風機17などが接続されている
とともに、自動販売機内の機器の異常を表示する異常警
報装置31などが接続されている。
【0014】この様に構成されている自動販売機におい
て、商品払出装置6、冷却器用送風機19、圧縮機18
および凝縮器用送風機17などの作動装置が正常に機能
しているか否かの判断は、マイク23が収拾した音に基
づいて、制御装置21が判断している。その一例とし
て、商品払出装置6の作動に関して、図5のフローに沿
って説明する。
【0015】ステップ1において、商品払出装置6が稼
働する前における自動販売機内の音をマイク23が収拾
し、増幅器24、整流器25および積分回路26を介し
て、初期音量値L1として制御装置21に入力されてい
る。この初期音量値L1の平均値を、制御装置21はR
AMなどのメモリーに記憶する。そして、ステップ2に
おいて、自動販売機の販売商品Sを購入する購入者が、
コイン投入口33に金銭などの対価を投入し、商品選択
ボタン7を操作すると、この商品選択ボタン7から商品
選択信号が制御装置21に出力される。すると、制御装
置21は、操作された商品選択ボタン7に対応する商品
収納棚4の商品払出装置6に稼働信号を出力して作動さ
せる。また、略同時に、ステップ3において、制御装置
21は内部のタイマー36を稼働し、経過時間の計測を
開始する。
【0016】そして、ステップ4において、商品払出装
置6が正常に作動すると、商品払出装置6を構成するソ
レノイドなどが、作動音である稼働音を発生するととも
に、商品払出装置6と販売商品Sとの係合が外れてい
る。この稼働音をマイク23が収拾し、マイク23の出
力電圧や制御装置21に入力される音量の値が、図4に
図示するように、大きくなる。この稼働音の音量は試験
運転などにより前もって調べておき、この値よりも少し
低い値を、予め、制御装置21に商品払出装置作動音量
値L2(以下、商品払出装置用設定値L2と呼ぶ)とし
て設定しておく。そして、マイク23が収拾した音量
が、メモリーに記憶されている初期音量値L1と商品払
出装置用設定値L2とを加算した値を越すと、払出装置
稼働音有(すなわち、マイク23が払出装置稼働音を検
出した)と判断しており、払出装置稼働音有の場合に
は、ステップ6に行く。一方、払出装置稼働音無の場合
には、ステップ5に行く。ところで、商品払出装置6の
稼働音は、必ずしも稼働信号と同時には発生せず、少し
時間をおいて発生するので、その稼働信号から稼働音発
生までの経過時間を前もって調べておき、この経過時間
に少し余裕をもたせた値を、制御装置21に商品払出装
置用設定経過時間として設定しておく。そして、ステッ
プ5において、ステップ3のタイマー36の経過時間
が、商品払出装置用設定経過時間を越した、すなわちタ
イムアウトの場合には、制御装置21は商品払出装置6
の作動が異常と判断し、異常警報装置31に異常警報信
号を出力している。異常警報装置31はこの異常警報信
号を受けると異常である旨を表示している。なお、異常
警報装置31は、ブザーなどを用いて音を発生すること
も可能である。一方、タイマー36の経過時間が、商品
払出装置用設定経過時間を越していない場合には、ステ
ップ4に戻っている。
【0017】また、商品払出装置6が正常に作動した際
には、ステップ4において商品払出装置6と販売商品S
との係合が外れており、販売商品Sはシューター9に導
かれて商品取出口11まで落下しており、商品落下音が
発生する。この落下音をマイク23が収拾し、マイク2
3の出力電圧が、図4に図示するように、商品払出装置
6の稼働音の発生後に、再度大きくなる。この落下音の
音量は試験運転などにより前もって調べておき、この値
よりも少し低い値を、予め、制御装置21に落下音量値
L3(以下、落下音用設定値L3と呼ぶ)として設定し
ておく。そして、マイク23が収拾した音量が、この落
下音用設定値L3と初期音量値L1とを加算した値を越
すと、商品落下音有(すなわち、マイク23が商品落下
音を検出した)と判断しており、商品落下音有の場合に
は、制御装置21は商品払出装置6が正常に作動したと
判断している。一方、商品落下音無の場合には、ステッ
プ7に行く。ところで、付随音である商品落下音は、商
品払出装置6の稼働信号や稼働音と同時には発生せず、
少し時間をおいて発生するので、商品払出装置6の稼働
信号から落下音発生までの経過時間を前もって調べてお
き、この経過時間に少し余裕をもたせた値を、制御装置
21に落下音用設定経過時間として設定しておく。そし
て、ステップ7において、ステップ3のタイマー36の
経過時間が、落下音用設定経過時間を越した、すなわち
タイムアウトの場合には、制御装置21は、シューター
9から商品取出口11までにおける販売商品Sの排出、
すなわち商品払出装置6の付随的作動に異常が発生した
と判断し、異常警報装置31に異常警報信号を出力して
いる。一方、タイマー36の経過時間が、落下音用設定
経過時間を越していない場合には、ステップ6に戻って
いる。
【0018】ついで、圧縮機18の作動に関して、図7
のフローに沿って説明する。なお、商品払出装置6の作
動と略同じであるので簡単に説明する。ステップ1にお
いて、圧縮機18が稼働する前における自動販売機内の
音をマイク23が収拾し、初期音量値L1として制御装
置21に入力されている。この初期音量値L1を、制御
装置21はメモリーに記憶する。そして、ステップ2に
おいて、庫内温度センサー28が検出する庫内温度が、
設定温度よりも上昇すると、制御装置21は、圧縮機1
8に稼働信号を出力して作動させる。また、略同時に、
ステップ3において、制御装置21は内部のタイマー3
6を稼働し、経過時間の計測を開始する。
【0019】ステップ4において、圧縮機18が正常に
作動すると、圧縮機18の作動音が発生し、この作動音
をマイク23が収拾する。そして、マイク23の出力電
圧や制御装置21に入力される音量の値が、図6に図示
するように、大きくなる。この作動音の音量は試験運転
などにより前もって調べておき、この値よりも少し低い
値を、予め、制御装置21に圧縮機作動音量値L4(以
下、圧縮機用設定値L4と呼ぶ)として設定しておく。
そして、マイク23が収拾した音量が、この圧縮機用設
定値L4と初期音量値L1とを加算した値を越すと、圧
縮機作動音有(すなわち、マイク23が作動音を検出し
た)と判断しており、圧縮機作動音有の場合には、制御
装置21は圧縮機18が正常に作動した判断している。
【0020】一方、圧縮機作動音無の場合には、ステッ
プ5に行く。ところで、圧縮機作動音は、必ずしも稼働
信号と同時には発生せず、少し時間をおいて発生するの
で、その稼働信号から作動音発生までの経過時間を前も
って調べておき、この経過時間に少し余裕をもたせた値
を、制御装置21に圧縮機用設定経過時間として設定し
ておく。そして、ステップ5において、ステップ3のタ
イマー36の経過時間が、圧縮機用設定経過時間を越し
た、すなわちタイムアウトの場合には、制御装置21は
圧縮機18の作動が異常と判断し、異常警報装置31に
異常警報信号を出力している。一方、タイマー36の経
過時間が、圧縮機用設定経過時間を越していない場合に
は、ステップ4に戻っている。
【0021】以上、商品払出装置6あるいは圧縮機18
の作動についての制御装置21の判断を説明したが、凝
縮器用送風機17および冷却器用送風機19についても
同様にして判断することができる。
【0022】前述のように実施の形態では、一個のマイ
ク23で、複数の作動装置たとえば、商品払出装置6、
冷却器用送風機19、圧縮機18や凝縮器用送風機17
などを監視することができる。その結果、センサーの数
を減らすことができる。また、このマイク23の配置
は、作動音を収拾することができるならば、何処でもよ
く、配置に融通性が有る。その結果、マイク23の取付
作業や、管理が容易となったり、自動販売機内のスペー
スを有効に利用したりすることができる。
【0023】以上、本発明の実施の形態を詳述したが、
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、
種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を
下記に例示する。 (1)実施の形態においては、作動装置は、商品払出装
置6や圧縮機18などであるが、実施の形態に列挙した
装置に限定されず、他の作動装置でも可能である。
【0024】(2)実施の形態においては、異常警報装
置31は表示をしたり、音を発したりしているが、警報
の手段は適宜選択可能で、たとえば、光を発したり、自
動販売機の販売を停止したり、自動販売機を集中管理し
ているセンターなどに異常を無線または有線などで通報
したりすることも可能である。 (3)実施の形態においては、販売商品Sは缶飲料であ
るが、取り扱う商品は適宜選択可能である。
【0025】(4)実施の形態においては、圧縮機の作
動が正常であるか否かの判断は、作動装置の開始時に行
っているが、作動中に行うことも可能である。たとえ
ば、圧縮機や送風機などは、長時間にわたって稼働して
おり、この稼働中に間欠的または連続的に作動音の有無
を判別して、作動装置の作動が正常であるか否かの判断
を行うことも可能である。
【0026】(5)マイクから制御装置までにおける信
号の処理は、制御装置が取り扱える信号を、制御装置に
入力することができるならば、適宜選択可能である。た
とえば、マイクの出力の波形で作動音の有無を判断する
ことも可能である。また、ピーク保持回路を設け、設定
時間内にマイクの出力のピークが設定値に達すると、正
常と判断し、設定値に達しない場合には、異常と判断す
ることも可能である。なお、このピーク保持回路は、設
定時間後はリセットされている。さらに、初期音量値L
1を検出し、設定値L2,L3,L4に加算して、正常
か否かの判断をしているが、必ずしも、初期音量値L1
を加算する必要はない。なお、実施の形態の様に初期音
量値L1を考慮して判断した方が、作動音以外の音の影
響を少なくすることができる。その結果、作動装置の作
動が正常か否かの判断をより正確に行うことができる。
【0027】(6)実施の形態においては、商品払出装
置6はソレノイドで駆動されているが、他の駆動手段で
駆動されることも可能である。 (7)ステップ2およびステップ3の順次は、何れが先
でも可能である。また、同時でも可能である。 (8)実施の形態においては、マイクの数は1個である
が、その数量は適宜変更可能である。また、作動装置の
数量や種類も適宜変更可能である。
【0028】
【発明の効果】本発明の自動販売機によれば、自動販売
機内部の音を収拾するマイクと、このマイクからの出力
信号が入力されている制御装置とを備えており、作動装
置に稼働信号が出力された際に、その作動音が検出され
た場合には、制御装置は、作動装置の作動が正常と判断
し、一方、作動音が検出されない場合には、異常と判断
している。したがって、マイクからの信号で、作動音を
発生する各種作動装置が正常に作動したか否かを判断す
ることができる。その結果、センサーやスイッチの配置
量を削減することができるとともに、配線を減少させる
ことができ、構造が簡単となる。
【0029】また、制御装置が、作動装置に稼働信号が
出力された後の経過時間を計測し、設定時間内に、作動
装置の作動音が検出された場合には、作動装置の作動は
正常と判断し、一方、設定時間内に作動音が検出されな
い場合には、作動装置の作動は異常と判断していること
がある。この様に構成されていると、作動装置に稼働信
号が出力されてから、作動装置の作動音が発生するまで
に、時間を要する場合にも、正常に作動したか否かの判
定を行うことができる。
【0030】さらに、商品払出装置に稼働信号が出力さ
れた際に、その商品払出装置の稼働音が検出され、つい
で、商品落下音が検出された場合に、制御装置は、商品
払出装置の作動が正常と判断し、一方、商品払出装置の
稼働音および商品落下音の少なくとも一方の音が検出さ
れない場合には、異常と判断していることがある。この
様に構成されていると、一個のマイクで、商品払出装置
が正常に稼働したか否かだけではなく、商品取出口に商
品が正常に払い出されたか否かも判断することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明にかかる自動販売機の正面図であ
る。
【図2】図2は断面図である。
【図3】図3は制御装置の入出力の図である。
【図4】図4は商品払出装置が稼働した際の出力図で、
(a)がマイクの電圧出力図、(b)が整流器の電圧出
力図、(c)が積分器の電圧出力(制御装置の音量入
力)図である。
【図5】図5は商品払出装置が稼働した際のフローチャ
ートである。
【図6】図6は圧縮機が稼働した際の出力図で、(a)
がマイクの電圧出力図、(b)が整流器の電圧出力図、
(c)が積分器の電圧出力(制御装置の音量入力)図で
ある。
【図7】図7は圧縮機が稼働した際のフローチャートで
ある。
【符号の説明】
6 商品払出装置 18 圧縮機 21 制御装置 23 マイク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品払出装置や圧縮機などの作動装置を
    具備する自動販売機において、 自動販売機内部の音を収拾するマイクと、 このマイクからの出力信号が入力されており、作動装置
    に稼働信号が出力された際に、その作動音が検出された
    場合には、正常と判断し、一方、作動音が検出されない
    場合には、異常と判断している制御装置とを備えている
    自動販売機。
  2. 【請求項2】 商品払出装置や圧縮機などの作動装置を
    具備する自動販売機において、 自動販売機内部の音を収拾するマイクと、 このマイクからの出力信号が入力されるとともに、作動
    装置に稼働信号が出力された後の経過時間を計測し、設
    定時間内に、作動装置の作動音が検出された場合には、
    正常と判断し、一方、設定時間内に作動音が検出されな
    い場合には、異常と判断している制御装置とを備えてい
    る自動販売機。
  3. 【請求項3】 商品を商品取出口に払い出している商品
    払出装置を具備する自動販売機において、 自動販売機内部の音を収拾するマイクと、 このマイクからの出力信号が入力されており、商品払出
    装置に稼働信号が出力された際に、その商品払出装置の
    稼働音が検出され、ついで、商品取出口に商品が落下し
    た落下音が検出された場合に、正常と判断し、一方、商
    品払出装置の稼働音および商品落下音の少なくとも一方
    の音が検出されない場合には、異常と判断している制御
    装置とを備えている自動販売機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113112681A (zh) * 2020-01-13 2021-07-13 阿里健康信息技术有限公司 售货设备、出货检测方法及装置

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