JPH11213083A - 集中型電子請求装置、方法及び記憶媒体 - Google Patents

集中型電子請求装置、方法及び記憶媒体

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JPH11213083A
JPH11213083A JP30515998A JP30515998A JPH11213083A JP H11213083 A JPH11213083 A JP H11213083A JP 30515998 A JP30515998 A JP 30515998A JP 30515998 A JP30515998 A JP 30515998A JP H11213083 A JPH11213083 A JP H11213083A
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JP30515998A
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John Mervyn Carter
ジョン・メルヴィン・カーター
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International Business Machines Corp
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    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/04Billing or invoicing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/42Loop networks
    • H04L12/423Loop networks with centralised control, e.g. polling

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Economics (AREA)
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  • Accounting & Taxation (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータ・ベースのオンライン商取引を
可能にする集中型電子請求装置を提供することである。 【解決手段】 コンピュータ・ネットワーク内で少なく
とも1業者及び少なくとも1消費者が、集中型電子請求
装置に接続され、業者と消費者との間で電子商取引の実
行を可能にする。本装置は識別された業者から、価格が
どのように消費者による商品またはサービスの消費量に
関連付けられるかに関する使用料金規定を受諾する手段
と、前記識別業者から、識別された消費者による商品ま
たはサービスの消費量を示す消費者使用量を受諾する手
段と、前記使用料金規定を前記消費者使用量に相関付け
ることにより、前記識別消費者が前記識別業者に負う合
計価格を用意する手段と、前記合計価格を反映する請求
書を用意する手段とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータ・ベー
スのオンライン取引に関して、特にコンピュータ・ユー
ザがコンピュータ・ネットワークを通じて自身のコンピ
ュータを複数の売手のコンピュータにリンクすることに
より、自身のコンピュータを通じて商品またはサービス
を購入するシステム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータがリンクされたネットワー
クが日常の生活において益々広く行き渡った概念になる
につれ、コンピュータ・ユーザ間のいわゆる"オンライ
ン"対話が私たちの生活の多くの異なる分野に普及し始
めている。これらの分野の1つは、商品及びサービスの
市場である。
【0003】過去数年の間にインターネットとして知ら
れる地球規模でリンクされたコンピュータのネットワー
ク、特にインターネット上で提供される機構の1つであ
るワールド・ワイド・ウェブ(WWW)の利用が爆発的
に成長した。WWWは情報のたくさんのページまたはフ
ァイルを含み、これらがたくさんの異なるサーバ・コン
ピュータ・システムに渡って分散される。こうしたペー
ジ上に記憶される情報には例えば会社の組織の詳細、連
絡データ、製品データ及び会社のニュースなどが含まれ
る。この情報はテキスト、グラフィックス、音声データ
及びビデオ・データの組み合わせにより、ユーザのコン
ピュータ・システム("クライアント・コンピュータ・
システム")に提供され得る。各ページはユニバーサル
・リソース・ロケータ(URL)により識別される。U
RLはサーバ・マシン及びそのマシン上の特定のファイ
ルまたはページの両方を示す。1つのサーバ上には、た
くさんのページまたはURLが存在し得る。
【0004】WWWを使用するためにクライアント・コ
ンピュータ・システムは、グラフィック・ウェブ・ブラ
ウザとして知られる一片のソフトウェアを実行する。こ
うしたソフトウェアにはウェブエクスプローラ(IBM
からOS/2オペレーティング・システムの一部として
提供される)や、ネットスケープ・コミュニケーション
ズ社から販売されるナビゲータ・プログラムがある。こ
こで"ウェブエクスプローラ"、"OS/2"及び"IBM"
はIBMの商標であり、"ナビゲータ"及び"ネットスケ
ープ"は、ネットスケープ・コミュニケーションズ社の
商標である。クライアント・コンピュータ・システムは
ブラウザと対話して特定のURLを選択し、次にブラウ
ザにそのURLまたはページに対する要求を、URL内
で識別されるサーバに送信するように指示する。通常、
サーバは要求に応答して要求されるページを検索し、そ
のページのデータを要求元のクライアント・コンピュー
タ・システムに返送する(クライアント/サーバ間対話
がハイパテキスト・トランスポート・プロトコル("H
TTP")に従い実行される)。このページが次にユー
ザにクライアント画面上で表示される。クライアントは
またサーバに、例えば特定のトピックに関するWWWペ
ージを探索するアプリケーションを開始するように指示
し得る。
【0005】ほとんどのWWWページは、HTML(ハ
イパテキスト・マークアップ言語)として知られる言語
により作成されたコンピュータ・プログラムに従いフォ
ーマットされる。このプログラムはクライアントのグラ
フィック・ブラウザにデータの表示方法を伝えるフォー
マット・コマンドの他に、ブラウザを介して表示される
データを含む。従って、典型的なウェブ・ページはタグ
と呼ばれる埋め込みフォーマット・コマンドと一緒にテ
キストを含み、タグがフォント・サイズ、フォント・ス
タイル(例えばイタリックかボールドか)、テキストの
レイアウト方法などを制御するために使用される。ウェ
ブ・ブラウザはHTMLスクリプトを"解析(parse)"
し、指定されたフォーマットに従いテキストを表示す
る。HTMLタグはまた、グラフィックス、音声及びビ
デオがクライアントのブラウザを介してユーザに表明さ
れる方法を示すために使用される。
【0006】ほとんどのウェブ・ページはまた、他のウ
ェブ・ページの1つ以上の参照を含み、これらの他のウ
ェブ・ページは元のページと同一のサーバ上にある必要
はない。こうした参照は一般にユーザが画面上の特定の
位置を通常、マウス制御ボタンをクリックして選択する
ことにより活動化され得る。これらの参照、また配置は
ハイパリンクとして知られ通常、ブラウザにより特定の
様式でフラグ化される(例えば、ハイパリンクに関連付
けられる任意のテキストが異なる色で表される)。ユー
ザがハイパリンクを選択すると、参照されたページが検
索され現在表示されているページを置換する。
【0007】HTML及びWWWに関する追加の情報
が、Douglas McArthurによる"World Wide Web and HTM
L"、p18-26、Dr Dobbs Journal、December 1994及びIan
Grahamによる"The HTML SourceBook"(John Wiley、Ne
w York、1995)で見い出される。
【0008】現在、企業(会社)がワールド・ワイド・
ウェブの利用を検討している。第1段階、すなわちいか
なる形態であれ会社の公表については既に実施済みであ
る。ホーム・ページは一般的であり、現ビジネス手法と
対等に自身の立場を維持することを希望する会社にとっ
て本質的要素である。公表材料には市場情報、製品ブラ
ンド及び時に製品カタログが含まれる。
【0009】第2段階、すなわち取引の遂行が登場して
いる。企業はワールド・ワイド・ウェブを通じてビジネ
スを行う準備ができている。企業は彼らの製品及びサー
ビスをワールド・ワイド・ウェブを通じて販売したいと
考えている。
【0010】ソフトウェア構造基盤についてはこの傾向
の発展を可能にするものが登場しつつある。安全な金融
プロトコルが定義され実現されつつある。ファイヤウォ
ール技術の装備は企業に保護を提供し、それ無しでは企
業はその重大なデータへのアクセスの許可を考えられな
い。ゲートウェイ製品が、ワールド・ワイド・ウェブと
企業のサーバ・マシンとの接続を容易にするために使用
可能になりつつある。
【0011】従って、多くの業者が彼らのカタログを彼
らのウェブ・ページ上に掲載することにより、彼らの商
品及びサービスをワールド・ワイド・ウェブを通じて販
売し始めた。こうしたカタログは、販売される様々な商
品及びサービスに関する内容関連情報(例えば製品記
述、価格、可用性など)をリストする。
【0012】オンライン商人が直面する課題の1つは、
そのオンライン顧客が安価な方法により請求されなけれ
ばならないことである。すなわち、商人が彼の購入者か
ら代金を集めるために遭遇する費用が最小化される必要
がある。この課題に応えるために1つの傾向は、全請求
機能を別の第3者ウェブ・ベースの請求サービスに任せ
るまたは外部委託することであった。この方法では、商
人は請求または集金を心配する必要がない(例えばAT
&T社に権利譲渡された1997年10月30日公開の
WO97/40615を参照されたい)。
【0013】請求機能を外部委託する従来知られる前記
の先行技術は、商人にとって集金のための費用を多大に
低減するが、商人は依然(通貨での)価格を各顧客取引
に関連付け、顧客当たりのこうした価格を合計し、合計
を請求サービスに報告する作業に直面する。このこと
は、ガス会社などの公益事業会社の場合のように顧客
が"単位当たり(per unit)"にもとづき請求される"使
用度(usage)"または"メータ式(metered)"請求の分
野において特定の問題を引き起こす。こうした場合で
は、商人は特定の顧客の単位数を合計し、次に顧客のタ
イプに応じて変化し得る料金表を用いて、単位数を請求
サービスに報告するための通貨に変換しなければならな
い。この結果、商人の集金費用は極めて高額となる。
【0014】ワールド・ワイド・ウェブ環境では、ソフ
トウェア・アプリケーションが"購入可能"な以外に"借
用可能"である。例えば、個々のユーザがワード・プロ
セッサまたはスプレッド・シートの使用により、彼らの
手紙または文書及び財務計画を用意する。同様に、情報
及びサービス・プロバイダが例えばアクセス回数、デー
タ量、接続時間などの"使用度"にもとづき料金を請求す
る。
【0015】こうした"メータ式"または"使用度"請求
は、続く請求のために使用度を累計する。使用度の費用
(非常に小さい)は(消費の)"トークン"すなわち"単
位"により表される。時に、消費単位の"統合(integrat
ion)"が、1単位当たりの料金の変化を生じる。例え
ば、電気の産業消費者は1単位当たり異なる料金体系を
獲得するか、或いは当初の大量の単位が第1の料金で請
求され、第2の大量の単位が別の料金で請求されたりす
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】サービス・プロバイダ
は適切な"投資収益率(return on investment)"を達成
する必要があり、従ってサービスの使用度に対して料金
を請求しなければならない。しかしながら、商業的に実
用的にするためにサービスの費用は、消費者により理解
される値と釣合いのとれたものでなければならない。サ
ービスが1使用度当たり少額の料金を必要とする性質の
ものである場合、集金の費用はそのサービスの商業的な
提供にとって経済的な抑制要素となる。すなわち、"集
金の費用"が"集金される値"の小さな割合でなければな
らない。
【0017】この抑制要素が克服されない限り、数千
(または数百万)もの小ビジネスのまたは大規模ビジネ
スの小さな面でのビジネス実用性及び成長が、ワールド
・ワイド・ウェブ上でのサービス提供ソフトウェアの展
開の点で制限される。
【0018】
【課題を解決するための手段】1態様によれば、本発明
は、コンピュータ・ネットワーク内で少なくとも1業者
及び少なくとも1消費者が接続される集中型電子請求装
置を提供し、従って彼らの間で電子商取引の実行を可能
にする。本装置は識別された業者から価格がどのように
消費者による商品またはサービスの消費量に関連付けら
れるかに関する使用料金規定を受諾する手段と、前記識
別業者から識別された消費者による商品またはサービス
の消費量を示す消費者使用量を受諾する手段と、前記使
用料金規定を前記消費者使用量に相関付けることによ
り、前記識別消費者が前記識別業者に負う合計価格を用
意する手段と、前記合計価格を反映する請求書を用意す
る手段とを含む。
【0019】好適には、装置は更に前記識別業者から、
前記識別消費者に請求されるべき金額を示す1回限りの
料金を受諾する手段と、前記1回限りの料金を前記請求
書内に反映される前記合計価格と統合する手段とを含
む。
【0020】更に好適には前記料金規定が、特定の商品
及びサービスの様々なカテゴリに適用可能な価格を含
む。
【0021】第2の態様によれば、本発明は集中型電子
請求を実行する方法を提供し、少なくとも1業者及び少
なくとも1消費者が、コンピュータ・ネットワーク内で
中央請求装置に接続され、従って彼らの間で電子商取引
の実行が可能になる。本方法は請求装置により実行さ
れ、以下のステップすなわち、識別された業者から、価
格がどのように消費者による商品またはサービスの消費
量に関連付けられるかに関する使用料金規定を受諾する
ステップと、前記識別業者から、識別された消費者によ
る商品またはサービスの消費量を示す消費者使用量を受
諾するステップと、前記使用料金規定を前記消費者使用
量に相関付けることにより、前記識別消費者が前記識別
業者に負う合計価格を用意するステップと、前記合計価
格を反映する請求書を用意するステップとを含む。
【0022】第3の態様によれば、本発明は、集中型電
子請求の実行を命令する方法を提供し、少なくとも1業
者及び少なくとも1消費者が、コンピュータ・ネットワ
ーク内で中央請求装置に接続され、従って、彼らの間で
電子商取引の実行が可能になる。本方法は業者により実
行され、以下のステップすなわち、価格がどのように消
費者による商品またはサービスの消費量に関連付けられ
るかに関する使用料金規定を提供するステップと、識別
された消費者による商品またはサービスの消費量を示す
消費者使用量を提供するステップとを含み、前記中央請
求装置が前記使用料金規定を前記消費者使用量に相関付
けることにより、前記識別消費者が前記識別業者に負う
合計価格を用意できる。
【0023】第4の態様によれば、本発明はコンピュー
タ読出し可能記憶媒体上に記憶され、コンピュータ上で
実行されるとき、コンピュータに集中型電子請求の方法
を実行するように命令するコンピュータ・プログラム製
品を提供する。少なくとも1業者及び少なくとも1消費
者が、コンピュータ・ネットワーク内で中央請求装置に
接続され、彼らの間で電子商取引の実行を可能にする。
そして、請求装置により実行される方法が、以下のステ
ップすなわち、識別された業者から、価格がどのように
消費者による商品またはサービスの消費量に関連付けら
れるかに関する使用料金規定を受諾するステップと、前
記識別業者から、識別された消費者による商品またはサ
ービスの消費量を示す消費者使用量を受諾するステップ
と、前記使用料金規定を前記消費者使用量に相関付ける
ことにより、前記識別消費者が前記識別業者に負う合計
価格を用意するステップと、前記合計価格を反映する請
求書を用意するステップとを含む。
【0024】商品(業者)がメータ式請求機能を中央請
求サービスに外部委託するので、商人が請求に関して行
う必要性は、各消費者により消費された単位数を収集
し、この合計を請求サービスに報告することだけであ
る。商人は単位数を通貨に変換するために料金表を参照
する必要がなくこの機能は請求サービスに任される。こ
のことは商人の集金費用を多大に低減する。
【0025】
【発明の実施の形態】図1では、複数のウェブ・ベース
の買手1a、1b、1cがインターネットに接続され、
彼らと複数のウェブ小売業者2a、2b、2cとの間の
電子商取引を可能にする。ウェブ小売業者は商品または
サービスの売手である。ウェブ・ベースの請求サービス
3が提供され、以下では"請求サービス"として参照され
る請求機能を取り扱う。
【0026】ウェブ買手、ウェブ小売業者及び請求サー
ビス間で発生する通信の以下の説明では、やり取りされ
るトークンが業者と消費者を表し安全であると仮定す
る。すなわち、表象的値のセキュリティはここでは議論
の対象ではない。
【0027】"請求サービス"は、次の機能の提供を含む
(機能の名前に続き請求サービスが受諾する情報項目が
リストされ、続いて請求サービスが返却する情報項目が
リストされる)。
【0028】この機能の目的は、業者(例えば商人)を
識別し、請求サービスにその業者を表すトークンを確立
することである。ここである業者が請求サービスとの複
数の関係、すなわち複数の業者トークンを有することが
可能であるが、請求サービスはこの多様性を業者の自律
的な例として扱うことを述べておく。
【0029】業者細目は適当なできるだけ多くの情報を
含み、それらには業者の名前、住所及び電話番号及び多
分別の識別として作用するグループ加盟などが含まれ
る。
【0030】この機能の目的は、消費者を識別し請求サ
ービスにその消費者を表すトークンを確立することであ
る。ここである消費者が請求サービスとの複数の関係、
すなわち複数の消費者トークンを有することが可能であ
るが、請求サービスはこの多様性を消費者の自律的な例
として扱うことを述べておく。
【0031】この機能は業者または消費者のいずれかに
より使用され得る。すなわち、業者または消費者のいず
れかが、消費者の細目を請求サービスに提供できる。業
者がこれを実行する場合、消費者は最初に情報を業者に
提供していなければならない。このように、消費者は請
求サービスに業者に提供され得る消費者トークンを申し
出ることができる(これは多数の業者に渡り有用なクレ
ジット・カード番号を獲得するのと等価である)。これ
は消費者との関係を確立する手続きの一部として、消費
者を自動的に登録する業者とは対照的である。
【0032】意図するところは、消費者を特定の業者の
状況内だけでなく("請求サービス"によりサービスされ
る)できるだけ多くの業者に渡り、識別しようとするこ
とである。"業者トークン"と"消費者トークン"の結合
は、特定の"請求サービス"内では一意的であるが、"業
者トークン"は多くの消費者に共通であり得、"消費者ト
ークン"は多くの業者に共通であり得る。
【0033】消費者細目は適当なできるだけ多くの情報
を含み、それらには消費者の名前、住所、電話番号及び
消費者の識別として使用され得る他の適切な情報が含ま
れる。多くの業者に渡り消費者を識別する可能性を最大
化するために、"消費者細目"は他の業者の参照情報を含
むことが許可される(消費者が他の店に口座を有するか
否かを問い合わす店口座申請用紙、または特定の信用照
会先仲介者(Credit Reference Agent)の照会が生じる
ことを示すクレジット・カード申請用紙を比較または照
合する)。
【0034】この機能の目的は、消費者細目を消費者ト
ークンに対して確認することである。これは消費者が業
者との関係を確立する手続きの一部として、消費者トー
クンを提供する状況において業者により使用される。
【0035】この機能の目的は、業者細目を業者トーク
ンに対して確認することである。
【0036】この機能の目的は、請求サービスに識別さ
れた消費者に対するその業者の使用料金規定及び条件を
知らせることである。
【0037】使用料金細目は単位のカテゴリ、開始日及
び終了日、課金帯及び各課金帯内の料金に関する情報を
含む。
【0038】消費者トークン・リストは、これらの使用
料金が関係する消費者を識別する。
【0039】この機能の目的は、請求サービスに識別さ
れた消費者に請求する頻度(毎週、毎月など)及びタイ
ミング(例えば毎月の12日)を知らせることである。
これには、請求書の発送の頻度に関して請求サービスが
限られた数のオプションだけを有するといった想定があ
り、従って請求サービスは"統合"の利点を最適化するこ
とができる。
【0040】請求期間細目は単位の特定のカテゴリに対
して、請求サービスにより提供される多くのオプション
の1つ(毎月、4半期毎、毎年など)または1回限りの
料金を選択する。
【0041】この機能の目的は、請求サービスに識別さ
れた消費者による使用度を知らせることである。
【0042】消費細目は、識別された消費者により消費
された特定タイプの単位の数及び記述及びその消費の日
付を指定する。
【0043】業者参照トークンは業者に関係する値であ
る。この値は、請求サービスが業者に支払いを行う時
に、業者に情報の一部として返却される。
【0044】請求サービスによる業者の支払いについて
はここでは述べられないが、それは電子機構であっても
そうでなくてもよい。しかしながら、請求サービスから
業者への任意の支払いが消費者トークン及び業者参照ト
ークンの相関リストを含むことを想定すれば、業者が自
身の会計システム内で請求サービスからのこの支払いを
自身が提起する料金と整合することができる。
【0045】この機能の目的は、請求サービスに識別さ
れた消費者により招かれる1回限りの料金を知らせるこ
とである。
【0046】消費細目は、識別された消費者により招か
れる1回限りの料金の費用及び記述及びその料金の日付
を指定する。
【0047】上述の説明は、一方では業者と消費者との
間のやり取りについて、他方では請求を達成する請求サ
ービスについて述べた。上述の機能定義はプログラミン
グ・インタフェースではなく、消費者または業者と請求
サービスとの間のプロトコルの枠組みである。要求及び
応答が、特定の保証された配送通信(メッセージング)
システム(IBMのMQSeries(商標)など)により伝達
され、この機構がとりわけ要求及び応答の住所を識別す
ることが好ましい。
【0048】上述の請求サービス3のオペレーションの
例として、図1のウェブ小売業者2aが紙の業者であ
り、ウェブ買手1aが美術工芸のために様々な色の紙を
必要とする芸術家であると仮定する。ここでは、異なる
色の紙が異なる価格であると仮定する。ある日、芸術家
であるウェブ買手1aはインターネットを介して、紙の
ウェブ売手2aに3枚のオレンジ色の紙(以下オレンジ
紙)を電子的に要求する。ウェブ小売業者2aは要求を
受信し、3枚のオレンジ紙を芸術家1aに郵送し、芸術
家1aが3枚のオレンジ紙を買った事実を追跡する。
【0049】次の日、芸術家1aは4枚の赤紙を同一の
商人2aに要求する。再度、ウェブ小売業者2aはその
要求を受信し、4枚の赤紙を芸術家1aに郵送し、芸術
家1aが4枚の赤紙を買った事実を追跡する。
【0050】特定の期間、例えば1週間の後、商人2a
は芸術家1aがその週の間に注文した赤紙、オレンジ紙
及び任意の他の色の紙の合計を集計し、(請求サービス
の"消費者使用度の提供"機能を用いて)この合計を請求
サービス3に送信する。それにより請求サービス3はこ
の情報を受信する(図2のフローチャートのステップ2
1)。
【0051】このプロセスは別の期間、例えば1カ月が
経過するまで繰り返される。この時点で、請求サービス
は芸術家1aによる紙商人2aの商品の消費者使用度の
合計報告量を累計する(ステップ22)。請求サービス
は次に、記憶された料金表(請求サービスの"使用料金
の確立"機能を用い、以前に商人2aにより請求サービ
ス3に提供済み)をアクセスする(ステップ23)。こ
の料金表は、1枚のオレンジ紙及び1枚の赤紙(及び芸
術家1aが1カ月の間に注文した任意の他の色の紙)に
課せられる金額を示す。
【0052】請求サービスは次に、オレンジ紙の合計枚
数をオレンジ紙の料金と乗算し、赤紙の合計枚数を赤紙
の料金と乗算する(注文された他の色に対しても同様)
(ステップ24)。請求サービスは次に、これらの結果
を加算し(ステップ25)、芸術家1aがこの1カ月の
間に紙商人2aに負った総費用を獲得する。
【0053】請求サービスは最後に、芸術家1aに送付
するための請求書を準備する(ステップ26)。こうし
た請求書は芸術家1aが小売業者2aに負う金額を示
す。芸術家1aは後に請求サービス3に請求金額を支払
い、請求サービスが支払われた金額を商人2aに振り込
む。
【0054】請求サービス3はまた、商人2aと芸術家
1aとの間で発生する1回限りの料金を追跡し、芸術家
1aに送付される月末請求書においてこれらの1回限り
の料金を上述の"使用"料金と統合することができる。例
えば、紙商人2aが紙を保持するための箱を販売してお
り、芸術家1aが1カ月の間にこうした箱を注文し、そ
れ以外に紙の様々な注文をした場合、商人2aは請求サ
ービスに("1回限りの料金の提供"機能を用い)芸術家
1aが箱に対して請求されるべき金額を送信する。この
金額が次に、合計請求額の計算において上述の乗算合計
額と加算される。
【0055】本発明によれば、請求サービスが多数の業
者からの料金を含む請求書を消費者に送付することがで
きる。そしてこれらの請求書は、使用度の計算からまた
は1回限りの料金の累計から導出される費用の混合を含
み得る。
【0056】更に別の利点として、本発明は、(同一業
者または異なる業者からの)複数の"使用度請求"サービ
スの累計を可能にする。このことは特に業者間のネット
ワーク・トラフィック・フローを多大に低減する。そう
でなければ、業者達は請求時期が来たときに特定の消費
者の使用度を統合するために互いに通信しなければなら
ない。
【0057】請求サービスは更に、次のような機能を実
行できる。 1.料金規定及び条件の通知 2.負債収集 3.罰金の収集("1回限りの料金の提供"機能による) 4.消費者前払い。これは消費者が請求サービスに前払
いされた金額を侵す業者を識別することを可能にする。
これは(例えば本屋またはデパートの)商品券または自
動販売機と等価である。
【0058】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0059】(1)コンピュータ・ネットワーク内で少
なくとも1業者及び少なくとも1消費者が接続される集
中型電子請求装置であって、前記業者と消費者との間で
電子商取引の実行を可能にするものにおいて、識別され
た業者から、価格がどのように消費者による商品または
サービスの消費量に関連付けられるかに関する使用料金
規定を受諾する手段と、前記識別業者から、識別された
消費者による商品またはサービスの消費量を示す消費者
使用量を受諾する手段と、前記使用料金規定を前記消費
者使用量に相関付けることにより、前記識別消費者が前
記識別業者に負う合計価格を用意し、前記合計価格を反
映する請求書を用意する手段とを含む、前記装置。 (2)前記識別業者から、前記識別消費者に請求される
べき金額を示す1回限りの料金を受諾する手段と、前記
1回限りの料金を、前記請求書内に反映される前記合計
価格と統合する手段とを含む、前記(1)記載の装置。 (3)前記料金規定が、特定の商品及びサービスの様々
なカテゴリに適用可能な価格を含む、前記(1)記載の
装置。 (4)中央請求装置により実行され、集中型電子請求を
実行する方法であって、少なくとも1業者及び少なくと
も1消費者が、コンピュータ・ネットワーク内で前記中
央請求装置に接続され、前記業者と消費者との間で電子
商取引の実行を可能にするものにおいて、識別された業
者から、価格がどのように消費者による商品またはサー
ビスの消費量に関連付けられるかに関する使用料金規定
を受諾するステップと、前記識別業者から、識別された
消費者による商品またはサービスの消費量を示す消費者
使用量を受諾するステップと、前記使用料金規定を前記
消費者使用量に相関付けることにより、前記識別消費者
が前記識別業者に負う合計価格を用意するステップと、
前記合計価格を反映する請求書を用意するステップとを
含む、方法。 (5)前記識別業者から、前記識別消費者に請求される
べき金額を示す1回限りの料金を受諾するステップと、
前記1回限りの料金を、前記請求書内に反映される前記
合計価格と統合するステップとを含む、前記(4)記載
の方法。 (6)前記料金規定が、特定の商品及びサービスの様々
なカテゴリに適用可能な価格を含む、前記(4)記載の
方法。 (7)業者により実行され、集中型電子請求の実行を命
令する方法であって、少なくとも1業者及び少なくとも
1消費者が、コンピュータ・ネットワーク内で中央請求
装置に接続され、前記業者と消費者との間で電子商取引
の実行を可能にするものにおいて、価格がどのように消
費者による商品またはサービスの消費量に関連付けられ
るかに関する使用料金規定を提供するステップと、識別
された消費者による商品またはサービスの消費量を示す
消費者使用量を提供するステップとを含み、前記中央請
求装置が、前記使用料金規定を前記消費者使用量に相関
付けることにより、前記識別消費者が前記識別業者に負
う合計価格を用意できる、方法。 (8)コンピュータ上で実行されるとき、該コンピュー
タに集中型電子請求の方法を実行するように命令するコ
ンピュータ・プログラムを記憶したコンピュータ読出し
可能記憶媒体であって、少なくとも1業者及び少なくと
も1消費者が、コンピュータ・ネットワーク内で中央請
求装置に接続され、前記業者と消費者との間で電子商取
引の実行を可能にするものにおいて、前記方法が前記請
求装置により実行され、識別された業者から、価格がど
のように消費者による商品またはサービスの消費量に関
連付けられるかに関する使用料金規定を受諾するステッ
プと、前記識別業者から、識別された消費者による商品
またはサービスの消費量を示す消費者使用量を受諾する
ステップと、前記使用料金規定を前記消費者使用量に相
関付けることにより、前記識別消費者が前記識別業者に
負う合計価格を用意するステップと、前記合計価格を反
映する請求書を用意するステップとを含む、前記記憶媒
体。 (9)前記識別業者から、前記識別消費者に請求される
べき金額を示す1回限りの料金を受諾するステップと、
前記1回限りの料金を、前記請求書内に反映される前記
合計価格と統合するステップとを含む、前記(8)記載
の記憶媒体。 (10)前記料金規定が、特定の商品及びサービスの様
々なカテゴリに適用可能な価格を含む、前記(8)記載
の記憶媒体。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例が存在するコンピュータ
・ネットワーク環境を示すブロック図である。
【図2】本発明の好適な実施例に従う請求サービスによ
り実行されるステップを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1a、1b、1c ウェブ買手 2a、2b、2c ウェブ小売業者 3 請求サービス

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータ・ネットワーク内で少なくと
    も1業者及び少なくとも1消費者が接続される集中型電
    子請求装置であって、前記業者と消費者との間で電子商
    取引の実行を可能にするものにおいて、 識別された業者から、価格がどのように消費者による商
    品またはサービスの消費量に関連付けられるかに関する
    使用料金規定を受諾する手段と、 前記識別業者から、識別された消費者による商品または
    サービスの消費量を示す消費者使用量を受諾する手段
    と、 前記使用料金規定を前記消費者使用量に相関付けること
    により、前記識別消費者が前記識別業者に負う合計価格
    を用意し、前記合計価格を反映する請求書を用意する手
    段とを含む、前記装置。
  2. 【請求項2】前記識別業者から、前記識別消費者に請求
    されるべき金額を示す1回限りの料金を受諾する手段
    と、 前記1回限りの料金を、前記請求書内に反映される前記
    合計価格と統合する手段とを含む、請求項1記載の装
    置。
  3. 【請求項3】前記料金規定が、特定の商品及びサービス
    の様々なカテゴリに適用可能な価格を含む、請求項1記
    載の装置。
  4. 【請求項4】中央請求装置により実行され、集中型電子
    請求を実行する方法であって、少なくとも1業者及び少
    なくとも1消費者が、コンピュータ・ネットワーク内で
    前記中央請求装置に接続され、前記業者と消費者との間
    で電子商取引の実行を可能にするものにおいて、 識別された業者から、価格がどのように消費者による商
    品またはサービスの消費量に関連付けられるかに関する
    使用料金規定を受諾するステップと、 前記識別業者から、識別された消費者による商品または
    サービスの消費量を示す消費者使用量を受諾するステッ
    プと、 前記使用料金規定を前記消費者使用量に相関付けること
    により、前記識別消費者が前記識別業者に負う合計価格
    を用意するステップと、 前記合計価格を反映する請求書を用意するステップとを
    含む、方法。
  5. 【請求項5】前記識別業者から、前記識別消費者に請求
    されるべき金額を示す1回限りの料金を受諾するステッ
    プと、 前記1回限りの料金を、前記請求書内に反映される前記
    合計価格と統合するステップとを含む、請求項4記載の
    方法。
  6. 【請求項6】前記料金規定が、特定の商品及びサービス
    の様々なカテゴリに適用可能な価格を含む、請求項4記
    載の方法。
  7. 【請求項7】業者により実行され、集中型電子請求の実
    行を命令する方法であって、少なくとも1業者及び少な
    くとも1消費者が、コンピュータ・ネットワーク内で中
    央請求装置に接続され、前記業者と消費者との間で電子
    商取引の実行を可能にするものにおいて、 価格がどのように消費者による商品またはサービスの消
    費量に関連付けられるかに関する使用料金規定を提供す
    るステップと、 識別された消費者による商品またはサービスの消費量を
    示す消費者使用量を提供するステップとを含み、前記中
    央請求装置が、前記使用料金規定を前記消費者使用量に
    相関付けることにより、前記識別消費者が前記識別業者
    に負う合計価格を用意できる、方法。
  8. 【請求項8】コンピュータ上で実行されるとき、該コン
    ピュータに集中型電子請求の方法を実行するように命令
    するコンピュータ・プログラムを記憶したコンピュータ
    読出し可能記憶媒体であって、少なくとも1業者及び少
    なくとも1消費者が、コンピュータ・ネットワーク内で
    中央請求装置に接続され、前記業者と消費者との間で電
    子商取引の実行を可能にするものにおいて、前記方法が
    前記請求装置により実行され、 識別された業者から、価格がどのように消費者による商
    品またはサービスの消費量に関連付けられるかに関する
    使用料金規定を受諾するステップと、 前記識別業者から、識別された消費者による商品または
    サービスの消費量を示す消費者使用量を受諾するステッ
    プと、 前記使用料金規定を前記消費者使用量に相関付けること
    により、前記識別消費者が前記識別業者に負う合計価格
    を用意するステップと、 前記合計価格を反映する請求書を用意するステップとを
    含む、前記記憶媒体。
  9. 【請求項9】前記識別業者から、前記識別消費者に請求
    されるべき金額を示す1回限りの料金を受諾するステッ
    プと、 前記1回限りの料金を、前記請求書内に反映される前記
    合計価格と統合するステップとを含む、請求項8記載の
    記憶媒体。
  10. 【請求項10】前記料金規定が、特定の商品及びサービ
    スの様々なカテゴリに適用可能な価格を含む、請求項8
    記載の記憶媒体。
JP30515998A 1997-11-28 1998-10-27 集中型電子請求装置、方法及び記憶媒体 Pending JPH11213083A (ja)

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