JPH11213047A - 無人取引システム - Google Patents

無人取引システム

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JPH11213047A
JPH11213047A JP1739998A JP1739998A JPH11213047A JP H11213047 A JPH11213047 A JP H11213047A JP 1739998 A JP1739998 A JP 1739998A JP 1739998 A JP1739998 A JP 1739998A JP H11213047 A JPH11213047 A JP H11213047A
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transaction
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Yoko Ohira
洋子 大平
邦彦 ▲高▼野
Kunihiko Takano
Tadanao Murayama
忠直 村山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不正な取引を防止する無人取引システムを提
供する。 【解決手段】 顧客端末装置1に具備され顧客7の虹彩
データを取得する虹彩データ取得部と、顧客7の個人情
報と該顧客の虹彩データとを一緒に登録するセンタデー
タベース10とを設け、上記顧客端末装置1で顧客7が
持参した身分証明書から上記個人情報を読み取ると共に
上記虹彩データ取得部で該顧客7の虹彩データを取得し
て個人情報及び虹彩データをセンタ端末装置3へ送信
し、該センタ端末装置3では上記センタデータベース1
0に登録されている個人情報の中に、受信した個人情報
と同一の個人情報があるか否か判断し、同一の個人情報
がある場合には、受信した虹彩データが、同一の個人情
報と共に上記センタデータベース10に登録されている
虹彩データと一致するか否か判断し、一致しない場合に
は取引不成立とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客が顧客端末装
置を操作して契約の申込を行い、遠隔地にあるセンタ端
末装置で審査を行って契約を行う無人取引システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、金融機関等においては、現金の入
出金その他の処理を顧客の操作によって自動的に実行す
る装置が広く普及している。顧客がキャッシュカード等
の所定の金融商品を利用する場合には、契約申込書等の
記入や提出等の手続きが必要になる。このような手続き
は、従来は金融機関の窓口で直接案内係の案内により処
理されているが、近年、顧客が記入した契約申込書等の
書類を読取装置で読取り、読取ったデータを本店の管理
センタ(センタ端末装置)へ送って申込手続きを行う無
人取引システムが登場してきた。
【0003】この無人取引システムでは、センタに送ら
れたイメージデータをオペレータの表示装置に表示して
内容を確認し、顧客が記入した事項に誤りがなければ身
分証明書等のイメージとともにファイルに保管し、顧客
端末装置側で契約書を発行する。申込書や顧客が署名し
た契約書は、顧客端末装置内に取り込み、その写しが顧
客に渡される。以上のようにして、顧客のみによる申込
手続きを可能にし、金融機関の窓口の負担を軽減するよ
うにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の無人取引システムにおいては身分証明書を不正に使用
する等して不正に取引を行おうと試みる場合があり、こ
れらを確実に防止する必要がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、顧客操作により情報を入力される顧客端末
装置とこの顧客端末装置に接続されたセンタ端末装置と
から構成され、顧客端末装置では顧客が持参した身分証
明書から本人を特定する個人情報を読み取り、該個人情
報をセンタ端末装置に送信し、センタ端末装置では上記
個人情報に基づいて本人確認を行い、個人情報から判断
される顧客と取引を希望している顧客とが同一人物であ
る場合には取引を行う無人取引システムにおいて、上記
顧客端末装置に具備され顧客の虹彩データを取得する虹
彩データ取得部と、顧客の上記個人情報と該顧客の虹彩
データとを一緒に登録するデータベースとを設け、上記
顧客端末装置で顧客が持参した身分証明書から上記個人
情報を読み取ると共に上記虹彩デ−タ取得部で該顧客の
虹彩データを取得して個人情報及び虹彩データを上記セ
ンタ端末装置へ送信し、該センタ端末装置では上記デー
タベースに登録されている個人情報の中に、上記顧客端
末装置から送信されてきた個人情報と同一の個人情報が
あるか否か判断し、同一の個人情報がある場合には、上
記顧客端末装置から送信されてきた虹彩データが、同一
の個人情報と共に上記データベースに登録されている虹
彩データと一致するか否か判断し、一致しない場合には
取引不成立とし、また上記顧客端末装置から送信されて
きた個人情報と同一の個人情報が上記データベースに登
録されていない場合には、上記顧客端末装置から送信さ
れてきた虹彩データが上記データベースに登録されてい
る全ての虹彩データのいずれかと一致するか否か判断
し、一致する虹彩データがある場合には取引不成立とす
るものである。
【0006】上記構成を有する本発明によれば、取引を
希望する顧客が持参した身分証明書の個人情報が既にデ
ータベースに登録されている場合、該顧客の虹彩データ
が上記個人情報と共にデータベースに登録されている虹
彩データと一致しない場合には取引不成立と判断すると
共に、顧客が持参した身分証明書の個人情報と同一の個
人情報がデータベースに登録されていないにも拘らず該
顧客の虹彩データと一致する虹彩データがデータベース
に登録されている場合にも取引不成立と判断するので、
複数の人物間で1つの身分証明書を利用すること、すな
わち他人になりすまして取引を行おうとすることを防止
することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にしたがって説明する。なお各図面に共通する要素には
同一の符号を付す。
【0008】第1の実施の形態 図1は第1の実施の形態の無人取引システム全体を示す
説明図である。
【0009】図1において、顧客端末装置1は顧客7が
操作する装置で、通信網2を介してセンタ端末装置3に
接続されている。センタ端末装置3はその他の顧客端末
装置1aとも通信網2を介して接続されている。顧客端
末装置1を操作する顧客7は、センタ端末装置3を操作
するオペレータ8から適宜ガイダンスを受けながら契約
申込書等の書類の記入を行う。オペレータ8は通信網2
を介して顧客端末装置1に対してガイダンスができるよ
うになっている。センタ端末装置3にはセンタデータベ
ース10が接続されている。このセンタデータベース1
0は顧客7本人を特定する個人情報と、該顧客7の眼の
虹彩情報(虹彩データ)と、取引成立/不成立の結果を
登録する。
【0010】図2は第1の実施の形態の顧客端末装置の
外観斜視図、図3は第1の実施の形態の顧客端末装置を
示すブロック図である。図2において、顧客端末装置1
の本体キャビネット11の上側にはスピーカ12、人物
カメラ13、近接センサ14および手元カメラ15が並
べて配設されている。スピーカ12は一連の操作案内お
よびオペレータ8からのガイダンス等の声を顧客7に向
けて発する。人物カメラ13は顧客7の姿を映し撮るた
めのカメラで、その映像はセンタ端末装置3へ送られ
る。近接センサ14は顧客7の接近を検知し、取引作業
を自動的に開始させる。手元カメラ15は顧客7が契約
申込書等の書類に署名したり、取引操作を行ったりする
場合に、その手元を映し出す広角カメラである。手元カ
メラ15の映像もセンタ端末装置3へ送られる。
【0011】本体キャビネット11の正面部分には、表
示部16、タッチパネル部17、ハンドセット18、マ
イク19、カード発行口22、書類投入口23、書類取
り出し口25および虹彩カメラ26が設けられている。
表示部16は顧客7に対するガイダンスその他を表示す
るためのディスプレイである。タッチパネル部17は表
示部16に表示された仮想キーを押すと、その圧力を検
出して所定の処理を行うものである。ハンドセット18
は、顧客7がオペレータ8の呼び出し等を行うために使
用される電話機である。マイク19は顧客7の声を受け
入れてセンタ端末装置3へ送るのに用いられる。
【0012】カード発行口22は、契約取引等が成立し
たとき、顧客7に対してキャッシュカード等を発行する
ものである。書類投入口23は、契約申込書や契約書等
を受け入れて本体キャビネット11の図示しないポケッ
トに取り込む。書類取り出し口25は顧客7に提供する
契約書の写し等を印刷し排出する部分である。また虹彩
カメラ26は、顧客7の虹彩データを取得するために顧
客7の眼を撮影するカメラである。
【0013】机面には書類記入台20が配設され、ここ
にセンサパネル21が設けられ、その隣にはイメージ読
取り部24が設けられている。イメージ読取り部24は
蓋を開けて免許証等の身分証明書(本人を特定する個人
情報、例えば名前、住所、電話番号、生年月日等が記載
された証明書)を載せてそのイメージを読取る装置であ
り、読み取ったデータは保存したり、あるいはセンタ端
末装置3に送られる。
【0014】図3において、制御部28は顧客端末装置
1の動作全体を制御するもので、内部には記憶部29が
設けられている。制御部28には、近接センサ14、表
示部16、タッチパネル部17、カード発行部22A、
プリンタ部25A、イメージ読取部24、スピーカ1
2、書類取込機構23Aおよびセンサパネル21が接続
されている。カード発行部22Aは、必要事項を磁気記
録したカードを作成する。プリンタ部25Aは、契約書
等を印刷する。イメージ読取部24で読取られるイメー
ジデータは記憶部29に記憶される。
【0015】顧客端末装置1にはまたマルチメディア通
信制御部27が設けられている。マルチメディア通信制
御部27は、顧客7を撮影した撮像や顧客7の声等をセ
ンタ端末装置3へ送る制御を行い、これには人物カメラ
13、手元カメラ15、マイク19および虹彩カメラ2
6が接続されている。マルチメディア通信制御部27は
虹彩カメラ26で撮影された撮像データ、そのうちの特
に虹彩データを処理する機能を有している。なお、上記
虹彩カメラ26とマルチメディア通信制御部27とで虹
彩データ取得部が構成される。
【0016】図4は第1の実施の形態のセンタ端末装置
を示す正面図である。図4において、オペレータ8が操
作するセンタ端末装置3には、ディスプレイ31、キー
ボード32、マウス33等を備えたワークステーション
と、カメラ34、ヘッドセット35、マルチメディア通
信装置36、プリンタ37が設けられている。カメラ3
4はオペレータ8の顔を顧客端末装置1に表示させるた
めに、オペレータ8の顔を撮影する。ヘッドセット35
はレシーバ35Bで顧客7の声を聞き、マイク35Aで
オペレータ8の声を入力する。
【0017】マルチメディア通信装置36は、図3に示
すマルチメディア通信制御部27と同様に、音声や画像
を送受信するための装置である。プリンタ37はオペレ
ータ8が必要とする事項を印刷出力する。センタ端末装
置3にはまたLAN(ローカルエリアネットワーク)に
よりセンタデータベース10が接続されている。
【0018】図5は第1の実施の形態のセンタ端末装置
を示すブロック図である。図5において、制御部38は
センタ端末装置3の動作全体を制御するもので、内部に
は記憶部39が設けられている。記憶部39には定型フ
ォームの書類のイメージ等のデータが登録されている。
制御部38は、これに接続されるディスプレイ31、キ
ーボード32、マウス33、プリンタ37、マルチメデ
ィア通信装置36およびセンタデータベース10を制御
する。
【0019】次に第1の実施の形態の動作を図6、図
7、図8、図9に示すフローチャートにしたがって説明
する。図6、図7、図8、図9は第1の実施の形態の顧
客端末装置とセンタ端末装置の動作を示すフローチャー
トである。ここでは顧客7が取引を行うことができる人
物であるか否かを判断し、所定のカードを発行するまで
の動作について説明する。
【0020】顧客7が顧客端末装置1に接近すると、近
接センサ14により顧客7の接近が検出され、制御部2
8は表示部16にガイダンスを表示させる。顧客7はガ
イダンスに従って取引希望を入力する。すると図6に示
すフローチャートの処理が開始される。
【0021】ステップS1で制御部28は申込書の記入
を指示すると共に記入後の申込書をイメージ読取り部2
4にセットすることを表示部16に表示する。ステップ
S2で制御部28が申込書がセットされたことを検出す
るとステップS3へと進み、申込書の記載内容を読み取
り、その内容をセンタ端末装置3に送信し(図示せ
ず)、オペレータ8は記載内容に不備があるか否か確認
する。不備があった場合には、顧客7に対して修正等を
指示し、再度申込書をセットさせ、ステップS2に戻
る。更にステップS4で身分証明書をイメージ読取り部
24に載せることを表示部16に表示する。
【0022】ステップS5で制御部28は身分証明書が
イメージ読取り部24に載せられたことを検出するとス
テップS6へと進み、イメージ読取り部24で申込書と
身分証明書の記載内容を読み取り、ステップS7で制御
部28は申込書の記載内容と身分証明書の記載内容とを
通信網2を介してセンタ端末装置3へと送信する。ステ
ップS8でセンタ端末装置3の制御部38は申込書の記
載内容と身分証明書の記載内容とを受信し、制御部38
は上記受信内容をディスプレイ31に表示する。そこで
オペレータ8が申込書の記載内容と身分証明書の記載内
容とが一致しているか否か判断し、一致しているか否か
をキーボード32からセンタ端末装置3内に入力する。
その入力を受けてステップS9で一致していることが入
力されたか否か判断を行い、一致していることが入力さ
れたならばステップS10に進み、「否」ならばステッ
プS11に進む。
【0023】ステップS10で制御部38はセンタデー
タベース10に身分証明書の記載内容から読み取ること
ができる個人情報を登録すると共に、一致していること
を通信網2を介して顧客端末装置1に送信しステップS
12に進む。一方、ステップS11に進んだ場合は一致
していないことを通信網2を介して顧客端末装置1に送
信し、ステップS12に進む。
【0024】ステップS12で顧客端末装置1の制御部
28はセンタ端末装置3から確認情報を受信し、ステッ
プS13で制御部28は一致していたことを受信したか
否か判断を行い一致していればステップS14に進み、
一方「否」ならばステップS40に進む。
【0025】ステップS14に進んだ場合、オペレータ
8が顧客7に申込書の投入を指示し、この指示に従い、
顧客7は書類投入口23に申込書を投入し、虹彩カメラ
26により顧客7の目の虹彩を撮影し虹彩の撮像データ
を取得する。取得した撮像データは図3に示すマルチメ
ディア通信制御部27へ送信し必要な処理を行い虹彩デ
ータとする。ステップS15で制御部28は通信網2を
介して虹彩データをセンタ端末装置3へと送信する。ス
テップS16でセンタ端末装置3は虹彩データを受信
し、上記ステップS10で登録した個人情報と共にセン
タデータベース10に登録する。すなわち、センタデー
タベース10には個人情報と虹彩データと取引成立/不
成立の結果が各人毎に登録される。なお、この時点では
まだ取引成立/不成立の結果は登録されていない。
【0026】ステップS17で制御部38は該当する個
人情報を名字及び生年月日をキーとして検索する。すな
わち、ステップS10で登録した個人情報と同じ個人情
報が過去にセンタデータベース10に登録されているか
否か探す。ステップS18で該当する個人情報があるか
否か判断し、あったならばステップS19へと進み、一
方「否」ならばステップS26へと進む。
【0027】ステップS19に進んだ場合、制御部38
はステップS16で登録した虹彩データと、過去に登録
されている個人情報が同じである虹彩データとを照合
し、ステップS20で一致するか否か判断する。一致す
るならばステップS21へと進み、一方「否」の場合に
はステップS24へと進む。ステップS21に進んだ場
合は個人情報と虹彩データの両方が一致したことになる
のでオペレータ8が顧客7の審査に入る。この間しばら
く時間を必要とし、顧客7は顧客端末装置1の前で待つ
ことになる。審査が終了すると取引を行ってよいか否か
の入力がオペレータ8により行われ、これを受けてステ
ップS22に進み、取引可能、すなわち契約可能が入力
されたならばステップS23に進み、一方「否」ならば
ステップS25に進む。ステップS23に進んだ場合、
正当な取引であるとして契約書にオペレータ8側から入
力すべきことがオペレータ8によりキーボード32から
入力され、制御部38は該契約内容を顧客端末装置1に
通信網2を介して送信し、ステップS29へと進む。
【0028】一方、上記ステップS20からS24に進
んだ場合には本人の身分証明書を利用していない恐れが
ある(不正な取引である)として制御部38は該顧客7
の個人情報、虹彩データと共に取引不成立であることを
センタデータベース10に登録すると共に取引中断を顧
客端末装置1に通信網2を介して送信しステップS29
へと進む。そしてセンタ端末装置3の処理は終了とな
る。また上記ステップS22からS25に進んだ場合に
も制御部38は取引不可能であるとして該顧客7の個人
情報、虹彩データと共に取引不成立であることをセンタ
データベース10に登録すると共に取引中断を顧客端末
装置1に通信網2を介して送信し、ステップS29へと
進む。そしてセンタ端末装置3の処理は終了となる。
【0029】一方、上記ステップS18からステップS
26に進んだ場合、制御部38はステップS10で登録
した虹彩データとセンタデータベース10に登録されて
いる全ての虹彩データと照合し、ステップS27で一致
する虹彩データがあるか否か判断する。一致する虹彩デ
ータがあった場合はステップS28へと進み、一方
「否」の場合にはステップS21へと進む。ステップS
28に進んだ場合は顧客7が本人の身分証明書を利用し
ていない恐れがある(不正な取引である)として制御部
38は該顧客7の個人情報、虹彩データと共に取引不成
立であることをセンタデータベース10に登録すると共
に取引中断を顧客端末装置1に通信網2を介して送信
し、ステップS29へと進むと共に、センタ端末装置3
側は処理を終了とする。
【0030】一方、ステップS27からステップS21
に進んだ場合は新規の顧客7と判断された場合である。
【0031】ステップS29で顧客端末装置1の制御部
28は確認結果を受信する。ステップS30で制御部2
8は受信した確認結果が取引続行を承認しているもの、
すなわち契約書の印刷を指示しているものであるか否か
判断を行い、契約書の印刷を指示しているものであれば
ステップS31へと進み、一方「否」ならばステップS
40へと進む。
【0032】ステップS31に進んだ場合、制御部28
は予め決められた契約書の形式に受信した内容を加えて
プリンタ部25Aで印刷して書類取り出し口25から排
出する。ステップS32で制御部28は顧客7に対して
契約書の内容を確認し、必要事項を記入し、イメージ読
取り部24に契約書を載せることを表示部16に表示す
る。
【0033】ステップS33で制御部28は契約書がイ
メージ読取り部24に載せられたことを検出するとステ
ップS34へと進み、イメージ読取り部24で契約書の
記載内容を読み取り、その内容をセンタ端末装置3に送
信し(図示せず)、オペレータ8は記載内容に不備があ
るか否か確認する。不備があった場合には顧客7に対し
て修正等を指示し、再度契約書をセットさせステップS
33に戻る。不備がなければ書類投入口23に契約書を
投入することを表示する。
【0034】ステップS35で制御部28は契約書の記
載内容を通信網2を介してセンタ端末装置3へと送信す
る。ステップS36でセンタ端末装置3の制御部38は
契約書の記載内容を受信し、該受信内容をディスプレイ
31に表示してオペレータ8に知らせる。
【0035】ステップS37で制御部38は顧客7の個
人情報、虹彩データと共に取引成立であることをセンタ
データベース10に登録すると共にカード発行を顧客端
末装置1に通信網2を介して送信し、ステップS38に
進む。そしてセンタ端末装置3の処理は終了となる。
【0036】ステップS38で顧客端末装置1の制御部
28はカード発行指示を受信する。この受信を受けて、
ステップS39で制御部28はカードを発行するために
必要な処理を行いカードを発行して処理を終了とする。
【0037】なお、上記ステップS13からステップS
40に進んだ場合、ステップS40で制御部28は表示
部16に取引ができないことを表示すると共に処理を終
了とする。
【0038】なお、正当な取引であって、個人情報と共
に虹彩データも登録されてる場合には、過去に取引のあ
る顧客7が、契約内容を変更したり、カードの再発行を
希望する等して申込書を新たに記入し直した場合であ
る。
【0039】以上第1の実施の形態においては、センタ
データベース10に登録されている個人情報の中に今回
の取引で登録された個人情報と一致するものがあった場
合、個人情報と共にセンタデータベース10に登録され
ている虹彩データが今回の取引で取得された虹彩データ
と一致しなければ取引不成立となるので、またセンタデ
ータベース10に今回の取引で取得された個人情報と同
一の個人情報が登録されていないにも拘らず一致する虹
彩データが登録されていれば取引不成立となるので、1
つの身分証明書を複数の人物間で利用すること、すなわ
ち他人になりすまして取引を行おうとすることを防止す
ることができる。その結果、不正取引を防止することが
できる。
【0040】なお、上記第1の実施の形態においては、
センタ端末装置3にセンタデータベース10を設け、虹
彩データ等を登録する形態で説明したが、これに限ら
ず、複数のセンタ端末装置3が接続されている共同セン
タに虹彩データ等を登録するようにしてもよい。また、
上記共同センタは1つの金融機関のみで利用するもので
あってもよいし、またいくつかの金融機関で共有するも
のであってもよい。すなわち、上記虹彩データ等を複数
の金融機関で利用するようにしてもよい。
【0041】また、申込書の読み取りと身分証明書の読
み取りと虹彩取得とを同時に行ってもよい。
【0042】第2の実施の形態 次に本発明の第2の実施の形態について図面を参照しな
がら説明する。なお、上記第1の実施の形態と同様な部
分には同一符号を付してその説明は省略する。この実施
の形態においては本人確認を行う前と、正当な取引であ
ると判断されてカードを発行する前の2度虹彩データを
取得する。
【0043】なお、構成は上記第1の実施の形態と同様
であるので説明は省略し、動作についてのみ図10、図
11、図12、図13に示すフローチャートにしたがっ
て説明する。図10、図11、図12、図13は第2の
実施の形態の顧客端末装置とセンタ端末装置の動作を示
すフローチャートである。ここでは顧客7が取引を行う
ことができる人物であるか否かを判断し、所定のカード
を発行するまでの動作について説明する。
【0044】顧客7が顧客端末装置1に接近すると、近
接センサ14により顧客7の接近が検出され、制御部2
8は表示部16にガイダンスを表示させる。顧客7はガ
イダンスに従って取引希望を入力する。すると図10に
示すフローチャートの処理が開始される。
【0045】ステップS51で制御部28は申込書の記
入を指示すると共に記入後の申込書をイメージ読取り部
24にセットすることを表示部16に表示する。ステッ
プS52で制御部28が申込書がセットされたことを検
出するとステップS53へと進み、申込書の記載内容を
読み取り、その内容をセンタ端末装置3に送信し(図示
せず)、オペレータ8は記載内容に不備があるか否か確
認する。不備があった場合には顧客7に対して修正等を
指示し、再度申込書をセットさせステップS52に戻
る。更にステップS54で身分証明書をイメージ読取り
部24に載せることを表示部16に表示する。
【0046】ステップS55で制御部28は身分証明書
がイメージ読取り部24に載せられたことを検出すると
ステップS56へと進み、イメージ読取り部24で申込
書と身分証明書の記載内容を読み取り、ステップS57
で制御部28は申込書の記載内容と身分証明書の記載内
容とを通信網2を介してセンタ端末装置3へと送信す
る。ステップS58でセンタ端末装置3の制御部38は
申込書の記載内容と身分証明書の記載内容とを受信し、
制御部38は上記受信内容をディスプレイ31に表示す
る。そこでオペレータ8が申込書の記載内容と身分証明
書の記載内容とが一致しているか否か判断し、一致して
いるか否かをキーボード32からセンタ端末装置3内に
入力する。その入力を受けてステップS59で一致して
いることが入力されたか否か判断を行い、一致している
ことが入力されたならばステップS60に進み、「否」
ならばステップS61に進む。
【0047】ステップS60で制御部38は記憶部であ
るセンタデータベース10に身分証明書の記載内容から
読み取ることができる個人情報を登録すると共に、一致
していることを通信網2を介して顧客端末装置1に送信
しステップS62に進む。一方、ステップS61に進ん
だ場合は一致していないことを通信網2を介して顧客端
末装置1に送信し、ステップS62に進む。
【0048】ステップS62で顧客端末装置1の制御部
28はセンタ端末装置3から確認情報を受信し、ステッ
プS63で制御部28は一致していたことを受信したか
否か判断を行い一致していればステップS64に進み、
一方「否」ならばステップS99に進む。ステップS6
4で制御部28は表示部16に虹彩の取得を表示すると
共に同意してくれるか否か表示する。ステップS65で
取得してもよいことが入力されたと判断したならばステ
ップS66に進み、一方「否」ならばステップS99に
進む。
【0049】ステップS66に進んだ場合、オペレータ
8が顧客7に申込書の投入を指示し、この指示に従い、
顧客7は書類投入口23に申込書を投入し、虹彩カメラ
26により顧客7の目の虹彩を撮影し虹彩の撮像データ
を取得する。取得した撮像データは図3に示すマルチメ
ディア通信制御部27へ送信し必要な処理を行い虹彩デ
ータとする。ステップS67で制御部28は通信網2を
介して虹彩データをセンタ端末装置3へと送信する。ス
テップS68でセンタ端末装置3は虹彩データを受信
し、上記ステップS60で登録した個人情報と共にセン
タデータベース10に登録する。すなわち、センタデー
タベース10には個人情報と虹彩データと取引成立/不
成立の結果が各人毎に登録される。なお、この時点では
まだ取引成立/不成立の結果は登録されていない。
【0050】ステップS69で制御部38は該当する個
人情報を名字及び生年月日をキーとして検索する。すな
わち、ステップS60で登録した個人情報と同じ個人情
報が過去にセンタデータベース10に登録されているか
否か探す。ステップS70で該当する個人情報があるか
否か判断し、あったならばステップS71へと進み、一
方「否」ならばステップS78へと進む。
【0051】ステップS71に進んだ場合、制御部38
はステップS68で登録した虹彩データと、過去に登録
されている個人情報が同じである虹彩データとを照合
し、ステップS72で一致するか否か判断する。一致す
るならばステップS73へと進み、一方「否」の場合に
はステップS76へと進む。ステップS73に進んだ場
合は個人情報と虹彩データの両方が一致したことになる
のでオペレータ8が顧客7の審査に入る。この間しばら
く時間を必要とし、顧客7は顧客端末装置1の前で待つ
ことになる。審査が終了すると取引を行ってよいか否か
の入力がオペレータ8により行われ、これを受けてステ
ップS74に進み、取引可能、すなわち契約可能が入力
されたならばステップS75に進み、一方「否」ならば
ステップS77に進む。ステップS75に進んだ場合、
正当な取引であるとして取引が許可され契約書にオペレ
ータ8側から入力すべきことがオペレータ8によりキー
ボード32から入力され、制御部38は該契約内容を顧
客端末装置1に通信網2を介して送信し、ステップS8
1へと進む。
【0052】一方、上記ステップS72からS76に進
んだ場合には本人の身分証明書を利用していない恐れが
ある(不正な取引である)として制御部38は該顧客7
の個人情報、虹彩データと共に取引不成立であることを
センタデータベース10に登録すると共に取引中断を顧
客端末装置1に通信網2を介して送信しステップS81
へと進む。そしてセンタ端末装置3の処理は終了とな
る。
【0053】また上記ステップS74からS77に進ん
だ場合にも制御部38は取引不可能であるとして該顧客
7の個人情報、虹彩データと共に取引不成立であること
をセンタデータベース10に登録すると共に取引中断を
顧客端末装置1に通信網2を介して送信し、ステップS
81へと進む。そしてセンタ端末装置3の処理は終了と
なる。
【0054】一方、上記ステップS70からステップS
78に進んだ場合、制御部38はステップS60で登録
した虹彩データとセンタデータベース10に登録されて
いる全ての虹彩データと照合し、ステップS79で一致
する虹彩データがあるか否か判断する。一致する虹彩デ
ータがあった場合はステップS80へと進み、一方
「否」の場合にはステップS73へと進む。ステップS
80に進んだ場合は顧客7が本人の身分証明書を利用し
ていない恐れがある(不正な取引である)として制御部
38は該顧客7の個人情報、虹彩データと共に取引不成
立であることをセンタデータベース10に登録すると共
に取引中断を顧客端末装置1に通信網2を介して送信
し、ステップS81へと進む。そしてセンタ端末装置3
の処理は終了となる。
【0055】一方、ステップS79からステップS73
に進んだ場合は新規の顧客7と判断された場合である。
【0056】ステップS81で顧客端末装置1の制御部
28は確認結果を受信する。ステップS82で制御部2
8は受信した確認結果が取引続行を承認しているもの、
すなわち契約書の印刷を指示しているものであるか否か
判断を行い、契約書の印刷を指示しているものであれば
ステップS83へと進み、一方「否」ならばステップS
99へと進む。
【0057】ステップS83に進んだ場合、制御部28
は予め決められた契約書の形式に受信した内容を加えて
プリンタ部25Aで印刷して書類取り出し口25から排
出する。ステップS84で制御部28は顧客7に対して
契約書の内容を確認し、必要事項を記入し、イメージ読
取り部24に契約書を載せることを表示部16に表示す
る。
【0058】ステップS85で制御部28は契約書がイ
メージ読取り部24に載せられたことを検出するとステ
ップS86へと進み、イメージ読取り部24で契約書の
記載内容を読み取り、その内容をセンタ端末装置3に送
信し(図示せず)、オペレータ8は記載内容に不備があ
るか否か確認する。不備があった場合には顧客7に対し
て修正等を指示し、再度契約書をセットさせステップS
85に戻る。不備がなければ書類投入口23に契約書を
投入することを表示する。
【0059】ステップS87で制御部28は契約書の記
載内容を通信網2を介してセンタ端末装置3へと送信す
る。ステップS88でセンタ端末装置3の制御部38は
契約書の記載内容を受信し、該受信内容をディスプレイ
31に表示してオペレータ8に知らせる。
【0060】また制御部28はステップS87で契約書
の内容を送信するとステップS89へと進み、制御部2
8は虹彩カメラ26により顧客7の虹彩を撮影して虹彩
データを取得し、ステップS90で制御部28は虹彩デ
ータを通信網2を介してセンタ端末装置3に送信する。
ステップS91でセンタ端末装置3の制御部38は虹彩
データを受信し、ステップS92で制御部38はステッ
プS91で受信した虹彩データとステップS68でセン
タデータベース10に登録した虹彩データとを照合し、
ステップS93で一致するか否か判断する。一致する場
合にはステップS94へと進み、一方「否」の場合には
ステップS95へと進む。ステップS94に進んだ場
合、制御部38は身分証明書をセットした顧客7と契約
書の記載を行った顧客7とは同一人物であるとして該顧
客7の個人情報、虹彩データと共に取引成立であること
をセンタデータベース10に登録すると共にカード発行
を顧客端末装置1に通信網2を介して送信し、ステップ
S96に進む。そしてセンタ端末装置3の処理は終了と
なる。
【0061】一方、ステップS95に進んだ場合は顧客
7が途中で入れ替わったりした等の恐れがあるとして制
御部38はステップS60とステップS68で登録され
た顧客7の個人情報、虹彩データにステップS91で受
信した虹彩データを加えて登録すると共に取引不成立で
あることをセンタデータベース10に登録する。また取
引中断を顧客端末装置1に通信網2を介して送信し、ス
テップS96に進む。そしてセンタ端末装置3の処理は
終了となる。
【0062】ステップS96で顧客端末装置1の制御部
28は確認結果を受信する。ステップS97で制御部2
8は受信した確認結果がカード発行であるか否か判断を
行い、カード発行であればステップS98へと進み、一
方「否」ならばステップS99へと進む。ステップS9
8に進んだ場合、制御部28は次回取引から利用でき
る、顧客を識別する情報が記憶されたカードを発行する
ために必要な処理を行いカード発行口22からカードを
発行して処理を終了とし、一方ステップS99に進んだ
場合、表示部16に取引ができないことを表示すると共
に処理を終了とする。
【0063】以上第2の実施の形態においては、第1の
実施の形態に加えて更に、本人確認を行う前(審査前)
と、正当な取引であると判断されてカードを発行する前
(審査後)の2度、顧客7の虹彩を撮影し、それぞれの
虹彩データが一致するか否か判断し、一致した場合のみ
取引成立とするので、審査中等途中で顧客7が入れ替わ
ったりした場合には取引不成立となり、不正取引を防止
することができる。
【0064】また、ステップS53の申込書の読み取り
と、ステップS56の身分証明書の読み取りと、ステッ
プS66の虹彩取得とを同時に行ってもよい。更に、ス
テップS86の契約書の読み取りと、ステップS89の
虹彩取得とを同時に行ってもよい。
【0065】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、顧客端末
装置に具備され顧客の虹彩データを取得する虹彩データ
取得部と、顧客の個人情報と該顧客の虹彩データとを一
緒に登録するデータベースとを設け、上記顧客端末装置
で顧客が持参した身分証明書から上記個人情報を読み取
ると共に上記虹彩データ取得部で該顧客の虹彩データを
取得して個人情報及び虹彩データをセンタ端末装置へ送
信し、該センタ端末装置では上記データベースに登録さ
れている個人情報の中に、上記顧客端末装置から送信さ
れてきた個人情報と同一の個人情報があるか否か判断
し、同一の個人情報がある場合には、上記顧客端末装置
から送信されてきた虹彩データが、同一の個人情報と共
に上記データベースに登録されている虹彩データと一致
するか否か判断し、一致しない場合には取引不成立と
し、また上記顧客端末装置から送信されてきた個人情報
と同一の個人情報が上記データベースに登録されていな
い場合には、上記顧客端末装置から送信されてきた虹彩
データが上記データベースに登録されている全ての虹彩
データのいずれかと一致するか否か判断し、一致する虹
彩データがある場合には取引不成立とするので、1つの
身分証明書を複数の人物間で利用すること、すなわち、
他人になりすまして取引を行おうとすることを防止する
ことができる。その結果、不正取引を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の無人取引システムを示す説
明図である。
【図2】第1の実施の形態の顧客端末装置の外観斜視図
である。
【図3】第1の実施の形態の顧客端末装置を示すブロッ
ク図である。
【図4】第1の実施の形態のセンタ端末装置を示す正面
図である。
【図5】第1の実施の形態のセンタ端末装置を示すブロ
ック図である。
【図6】第1の実施の形態の顧客端末装置とセンタ端末
装置の動作を示すフローチャートである。
【図7】第1の実施の形態の顧客端末装置とセンタ端末
装置の動作を示すフローチャートである。
【図8】第1の実施の形態の顧客端末装置とセンタ端末
装置の動作を示すフローチャートである。
【図9】第1の実施の形態の顧客端末装置とセンタ端末
装置の動作を示すフローチャートである。
【図10】第2の実施の形態の顧客端末装置とセンタ端
末装置の動作を示すフローチャートである。
【図11】第2の実施の形態の顧客端末装置とセンタ端
末装置の動作を示すフローチャートである。
【図12】第2の実施の形態の顧客端末装置とセンタ端
末装置の動作を示すフローチャートである。
【図13】第2の実施の形態の顧客端末装置とセンタ端
末装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 顧客端末装置 3 センタ端末装置 10 センタデータベース 26 虹彩カメラ 28 制御部 38 制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客操作により情報を入力される顧客端
    末装置とこの顧客端末装置に接続されたセンタ端末装置
    とから構成され、顧客端末装置では顧客が持参した身分
    証明書から本人を特定する個人情報を読み取り、該個人
    情報をセンタ端末装置に送信し、センタ端末装置では上
    記個人情報に基づいて本人確認を行い、個人情報から判
    断される顧客と取引を希望している顧客とが同一人物で
    ある場合には取引を行う無人取引システムにおいて、 上記顧客端末装置に具備され顧客の虹彩データを取得す
    る虹彩データ取得部と、 顧客の上記個人情報と該顧客の虹彩データとを一緒に登
    録するデータベースとを設け、 上記顧客端末装置で顧客が持参した身分証明書から上記
    個人情報を読み取ると共に上記虹彩デ−タ取得部で該顧
    客の虹彩データを取得して個人情報及び虹彩データを上
    記センタ端末装置へ送信し、 該センタ端末装置では上記データベースに登録されてい
    る個人情報の中に、上記顧客端末装置から送信されてき
    た個人情報と同一の個人情報があるか否か判断し、同一
    の個人情報がある場合には、上記顧客端末装置から送信
    されてきた虹彩データが、同一の個人情報と共に上記デ
    ータベースに登録されている虹彩データと一致するか否
    か判断し、一致しない場合には取引不成立とし、 また上記顧客端末装置から送信されてきた個人情報と同
    一の個人情報が上記データベースに登録されていない場
    合には、上記顧客端末装置から送信されてきた虹彩デー
    タが上記データベースに登録されている全ての虹彩デー
    タのいずれかと一致するか否か判断し、一致する虹彩デ
    ータがある場合には取引不成立とすることを特徴とする
    無人取引システム。
  2. 【請求項2】 顧客操作により情報を入力される顧客端
    末装置とこの顧客端末装置に接続されたセンタ端末装置
    とから構成され、顧客端末装置では顧客が持参した身分
    証明書から本人を特定する個人情報を読み取り、該個人
    情報をセンタ端末装置に送信し、センタ端末装置では上
    記個人情報に基づいて本人確認の審査を行い、個人情報
    から判断される顧客と取引を希望している顧客とが同一
    人物である場合には、取引時に利用されるカードをセン
    タ端末装置からの指示で顧客端末装置が発行する無人取
    引システムにおいて、 上記顧客端末装置に具備され顧客の虹彩データを取得す
    る虹彩データ取得部と、 上記取得した顧客の虹彩データを記憶する記憶部とを設
    け、 上記本人確認の審査前に上記顧客端末装置で顧客が持参
    した身分証明書から上記個人情報を読み取ると共に上記
    虹彩デ−タ取得部で該顧客の虹彩データを取得して個人
    情報及び虹彩データを上記センタ端末装置へ送信し、上
    記虹彩データを上記記憶部に記憶し、 上記審査により個人情報から判断される顧客と取引を希
    望している顧客とが同一人物であると判断されて取引の
    許可がセンタ端末装置から送信されると、上記顧客端末
    装置は上記カードを発行する前に再び上記虹彩データ取
    得部で顧客の虹彩データを取得し、上記センタ端末装置
    へ送信し、 上記センタ端末装置では受信した虹彩データが上記審査
    前に上記記憶部に記憶した同一顧客の虹彩データと一致
    するか否か判断し、一致する場合には上記カードの発行
    を上記顧客端末装置へと送信し、一方一致しない場合に
    は上記カードを発行しないことを上記顧客端末装置へと
    送信することを特徴とする無人取引システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001351046A (ja) * 2000-06-09 2001-12-21 Seven Eleven Japan Co Ltd 販売時に本人性確認及び与信審査が必要な商品を販売するためのオンラインシステム及び購入申込用端末装置
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JP2006195527A (ja) * 2005-01-11 2006-07-27 Oki Electric Ind Co Ltd 無人契約機および無人取引システム
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