JPH11212990A - 画像の検索装置および画像の検索表示方法ならびに物品の製造方法 - Google Patents

画像の検索装置および画像の検索表示方法ならびに物品の製造方法

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JPH11212990A
JPH11212990A JP10012437A JP1243798A JPH11212990A JP H11212990 A JPH11212990 A JP H11212990A JP 10012437 A JP10012437 A JP 10012437A JP 1243798 A JP1243798 A JP 1243798A JP H11212990 A JPH11212990 A JP H11212990A
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JP
Japan
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image
article
line drawing
clothing
shape
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JP10012437A
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English (en)
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Junichi Takinami
純一 滝波
Noritsune Sekiguchi
憲恒 関口
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望の画像をキーワードによらず検索可能な
画像の検索装置および画像の検索表示方法ならびに該画
像の検索表示方法を利用した物品の製造方法を提供する
こと。 【解決手段】 物品の画像と、物品の形状を表す線画を
関連づけて記憶しておく。物品の形状を表す線画に対し
て画像の特徴量をもとに画像を検索し、検索された線画
に関連した物品の画像を画面に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品の形状の特徴
を元に類似画像の検索が可能な画像の検索装置および画
像の検索表示方法に関する。また、かかる画像の検索表
示方法を利用した、物品の製造方法に関する。さらに好
適には、かかる画像の検索表示方法を利用した、衣料・
服飾品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像の検索方法としては、あらか
じめ各画像にキーワードを付けておき、検索時に所望の
画像に対応するようなキーワードを検索条件として入力
することによって、画像を検索する方法が一般に広く用
いられてきた。しかし、キーワードによる画像検索で
は、あらかじめ用意したキーワードが検索者の指定した
キーワードと表現が一致しなかったり、また検索者が意
図したキーワードが用意されていなかったり、あるいは
検索者が意図した画像を言葉で表現することが困難な場
合、検索者が意図した画像を検索することが困難になる
という問題があった。また、データが大量になると、デ
ータ仕込み時のキーワード付けの作業が膨大になるとい
う問題があった。
【0003】このような問題に対して、近年、キーワー
ドなしに直接画像を検索する技術(以下イメージ検索技
術と呼ぶ)が研究・開発されている。例えば、画像中の
色の情報をもとに画像を検索したり、画像中のテクスチ
ャの情報をもとに画像を検索したり、画像中の物品の形
をもとに画像を検索したりする技術が研究・開発されて
おり、これらの技術を単体であるいは組み合わせて利用
することにより、いくつかの分野において成果をあげて
いる。また、イメージ検索技術を取り入れたデータベー
スシステムも市販されはじめている。色を使った画像検
索技術については、例えばM.Stricker, M.Orengo; Simi
larity of Color Images, SPIE Proc.,Vol.2420, p.381
-392, 1995に記載されている。また、テクスチャと形を
使った画像検索技術については、例えばA.Pentland, R.
W.Picard, S.Sclaroff; Photobook:Tools for Content-
Based Manipulation of Image Databases, SPIE Proc.,
Vol.2185, p.34-47, 1994に記載されている。また、
色、テクスチャ、形を使った画像検索技術については、
例えばC.Faloutsos, et al;Efficient and Effective Q
uerying by Image Content, Tech. Report RJ9453, IBM
Research, San Jose, Calif., 1993に記載されてい
る。また、イメージ検索技術を取り入れた市販のデータ
ベースシステムとしては、例えばInformix社のILLUSTRA
やIBM社のQBICシステムがある。
【0004】しかし、上記のイメージ検索技術は、あら
ゆる用途に適用可能というわけではない。特に、物品の
形をもとに画像を検索する場合、画像中の物品の向き、
背景、物品の柄等に強く影響を受けるため、所望の画像
が得られない場合が多い。また、例えば対象とする物品
が衣服の場合、衣服を着用している人のポーズの影響を
強く受け、所望の画像が得られない場合が多い。これ
は、物品の形をもとに画像を検索する場合、画像から物
品の輪郭線を抽出し、抽出した輪郭線の特徴量を計算し
て画像を検索するが、背景が複雑であったり物品に柄が
ついていたりする場合、現在の輪郭線抽出技術では有効
な輪郭線の抽出が困難なためである。また、物品の向き
については、人間は知識や経験を使って物品の向きが異
なっても画像を探すことができるが、コンピュータにこ
れらの知識や経験を教えることは難しいため、物品の向
きが異なると所望の画像の検索が困難になる。また、ジ
ャケットとパンツのように複数の衣服を組み合わせてい
る場合には対象としている衣服と別の衣服の影響を受け
る(例えばジャケットに注目していても、パンツの影響
をうける)為、所望の画像が得られない場合が多く問題
であった。
【0005】電子カタログ装置やコーディネート支援装
置等を使った商品販売においては、顧客がイメージする
物品に近い物品の画像を検索し、一部の仕様を変更した
りして、顧客の好みの物品をオーダーするが、従来のイ
メージ検索技術では所望の画像が得られない場合が多
く、顧客のイメージした物品を製造することが困難であ
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した問
題点に鑑みてなされたもので、その目的は、画像中の物
品の向き(衣服の場合は、着用している人のポーズも含
む)が一定していなくても、また画像中の背景が複雑で
あったり一定していなくても、また画像中の物品の柄が
複雑であったり一定していなくても、また複数の物品が
含まれる画像であっても、所望の画像をキーワードによ
らず検索可能な画像の検索装置および画像の検索表示方
法を提供することである。
【0007】また、本発明の別の目的は、上記のような
画像の検索装置あるいは画像の検索表示方法を用いて物
品の仕様をイメージ通りに決定し、その結果にもとづい
てイメージどおりの物品を製造することができる物品の
製造方法を提供することにある。
【0008】また、本発明の別の目的は、上記のような
画像の検索装置あるいは画像の検索表示方法を用いて衣
料・服飾品の仕様をイメージ通りに決定し、その結果に
もとづいてイメージどおりに衣料・服飾品を製造するこ
とができる衣料・服飾品の製造方法を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明によれば、物品の画像を記憶した物品画像情報
記憶手段と、前記物品の形状を表す線画を記憶した物品
線画情報記憶手段と、前記線画と類似した線画を前記物
品線画情報記憶手段から検索する線画検索手段と、検索
された線画に対応する物品の画像を検索する物品画像検
索手段を有することを特徴とする、画像の検索装置が提
供される。
【0010】また、本発明の別の態様によれば、物品の
画像を記憶した物品画像情報記憶手段と、前記物品の形
状を表す線画を記憶した物品線画情報記憶手段と、前記
線画の形状の特徴量を計算する形状特徴量計算手段と、
前記計算された形状の特徴量に基づいて線画を前記物品
線画情報記憶手段から検索する線画検索手段と、検索さ
れた線画に対応する物品の画像を検索する物品画像検索
手段を有することを特徴とする、画像の検索装置が提供
される。
【0011】また、本発明の好ましい態様によれば、物
品の画像を1つないし複数指定する物品画像指定手段
と、前記指定された物品の画像に対応する線画を検索す
る物品線画検索手段を有することを特徴とする、画像の
検索装置が提供される。
【0012】また、本発明の好ましい態様によれば、線
画を作成する線画作成手段を有することを特徴とする、
画像の検索装置が提供される。
【0013】また、本発明の好ましい態様によれば、前
記線画に色を付ける線画着色手段を有することを特徴と
する、画像の検索装置が提供される。
【0014】また、本発明の好ましい態様によれば、前
記物品は衣料・服飾品であることを特徴とする、画像の
検索装置が提供される。
【0015】また、本発明の好ましい態様によれば、前
記線画はデザイン画であることを特徴とする、画像の検
索装置が提供される。
【0016】また、本発明の好ましい態様によれば、前
記線画は、衣料・服飾品の3次元形状データをもとに作
成した線画であることを特徴とする、画像の検索装置が
提供される。
【0017】また、本発明の好ましい態様によれば、前
記線画は、衣料・服飾品の型紙データであることを特徴
とする、画像の検索装置が提供される。
【0018】また、本発明の別の態様によれば、物品の
画像を1つないし複数指定し、前記指定された物品の画
像に対応する第1の線画を物品線画情報記憶手段から検
索し、前記第1の線画と類似した第2の線画を物品線画
情報記憶手段から1つまたは複数検索し、前記第2の線
画に対応する物品の画像を物品画像情報記憶手段から検
索し、前記検索された物品の画像を表示することを特徴
とする、画像の検索表示方法が提供される。
【0019】また、本発明の別の態様によれば、物品の
形状を表す線画を作成し、前記作成された線画と類似し
た線画を物品線画情報記憶手段から検索し、前記検索さ
れた線画に対応する物品の画像を物品画像情報記憶手段
から検索し、前記検索された物品の画像を表示すること
を特徴とする、画像の検索表示方法が提供される。
【0020】また、本発明の別の態様によれば、物品の
画像を1つないし複数指定し、前記指定された物品の画
像に対応する第1の線画を物品線画情報記憶手段から検
索し、前記第1の線画の形状の特徴量と近い形状の特徴
量を持つ第2の線画を物品線画情報記憶手段から1つま
たは複数検索し、前記第2の線画に対応する物品の画像
を物品画像情報記憶手段から検索し、前記検索された物
品の画像を表示することを特徴とする、画像の検索表示
方法が提供される。
【0021】また、本発明の別の態様によれば、物品の
形状を表す線画を作成し、前記作成された線画の形状の
特徴量を計算し、計算された形状の特徴量と近い形状の
特徴量を持つ線画を物品線画情報記憶手段から検索し、
前記検索された線画に対応する物品の画像を物品画像情
報記憶手段から検索し、前記検索された物品の画像を表
示することを特徴とする、画像の検索表示方法が提供さ
れる。
【0022】また、本発明の好ましい態様によれば、前
記線画の形状の特徴量は、線画に付けられた色を利用し
て計算することを特徴とする、画像の検索表示方法が提
供される。
【0023】また、本発明の好ましい態様によれば、前
記線画の形状の特徴量は、線画中のあらかじめ指定され
た1つまたは複数の領域に対して計算することを特徴と
する、画像の検索表示方法が提供される。
【0024】また、本発明の好ましい態様によれば、前
記物品は衣料・服飾品であることを特徴とする、画像の
検索表示方法が提供される。
【0025】また、本発明の好ましい態様によれば、前
記線画はデザイン画であることを特徴とする、画像の検
索表示方法が提供される。
【0026】また、本発明の好ましい態様によれば、前
記線画は衣料・服飾品の3次元形状データをもとに作成
した線画であることを特徴とする、画像の検索表示方法
が提供される。
【0027】また、本発明の好ましい態様によれば、前
記線画は衣料・服飾品の型紙データであることを特徴と
する、画像の検索表示方法が提供される。
【0028】また、本発明の別の態様によれば、上記の
画像の検索表示方法により物品の画像を検索し、前記検
索された物品の画像にもとづいて物品の仕様を最終決定
し、該最終決定された仕様にもとづいて物品を製造する
ことを特徴とする、物品の製造方法が提供される。
【0029】また、本発明の別の態様によれば、上記の
画像の検索表示方法により衣料・服飾品の画像を検索
し、前記検索された衣料・服飾品の画像にもとづいて衣
料・服飾品の仕様を最終決定し、該最終決定された仕様
にもとづいて衣料・服飾品を製造することを特徴とす
る、衣料・服飾品の製造方法が提供される。
【0030】また、本発明の別の態様によれば、上記の
画像の検索表示方法の各手順をコンピュータを用いて実
施できるようにコンピュータを動作させるソフトウエア
を記憶した記憶媒体が提供される。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、本発明における
物品として衣服を用いる婦人服のイージーオーダーに適
用した例について説明する。
【0032】図1は、本発明の一実施態様例の装置の構
成を説明するブロック図である。(101)はパーソナ
ルコンピュータ、(102)はキーボード、(103)
はマウス、(104)はディスプレー、(105)はプ
リンタ、(106)はハードディスク装置である。(1
03)は、マウスの他にタッチペンやタッチパネルなど
のポインティングデバイスを利用することも可能であ
る。
【0033】ハードディスク装置(106)には、物品
モデル情報記憶手段(107)、物品画像情報記憶手段
(108)、物品線画情報記憶手段(109)、物品属
性情報記憶手段(110)、素材情報記憶手段(11
1)、人体モデル情報記憶手段(112)、着衣順序に
関する知識記憶手段(113)が含まれる。本実施態様
例では、これらの記憶手段は汎用リレーショナルデータ
ベースを用いて実現している。
【0034】物品モデル情報記憶手段(107)には、
衣服のデザインと該衣服に適用可能な素材のごとにあら
かじめ力学計算によって着衣状態を計算した衣服の形状
モデルと、該衣服の個別仕様部品の形状モデルと、該形
状モデルに対応した衣服のデザインコードおよび素材コ
ードが記憶されている。衣服の形状モデルは、標準体型
用に作成されたマスター型紙のCADデータを使って、
コンピュータ上で3次元形状に組み上げたものを初期形
状とし、素材の物性と標準体型の形状データを使用して
力学計算したものを使用した。型紙のCADデータをコ
ンピュータ上で3次元形状に組み上げる方法は、本出願
人による特許第1984093号の方法や、本出願人に
よる特願平8−284152号明細書の方法や、本出願
人による特願平8−285408号明細書の方法が使用
可能である。衣服の個別仕様部品とは、衣服のデザイン
中で変更可能な部品のことで、例えば襟の形をノッチド
・ラペル、ピークド・ラペル、クローバーリーフ・ラペ
ルの中から選択可能なデザインの場合、これらの各襟が
個別仕様部品である。個別仕様部品の形状データは、衣
服の形状モデルに合成あるいは衣服の形状モデル中の個
別仕様部品と変更可能なように、いくつかの形状バリエ
ーションが用意されている。各形状バリエーションは、
標準体型で着装計算された衣服の形状モデルに合成可能
なように、着装計算によって作成してある。
【0035】物品画像情報記憶手段(108)には、物
品の画像と、画像中の衣服のデザインコードと、画像中
の衣服の素材コードが記憶されている。物品の画像とし
ては、本実施態様例では、ファッションモデルが衣服を
着用した状態を写真撮影した画像を利用したが、着装計
算によって作成した衣服の形状モデルにCG(コンピュ
ータグラフィックス)によって素材の画像を合成したも
のを利用してもよい。前記物品の画像中の物品は、それ
ぞれ対応する物品の形状モデルが物品モデル情報記憶手
段(107)に記憶されており、それらは衣服のデザイ
ンコードで関連づけられている。
【0036】物品線画情報記憶手段(109)には、衣
服のデザインコードと、衣服のデザイン画と、イメージ
検索のための特徴量が記憶されている。イメージ検索の
ための特徴量は、後で説明するイメージ検索のための準
備処理において計算される画像中の物体の形状の特徴量
で、数値データである。本実施態様例では、特徴量とし
て、衣服全体の形状(衣服の種類)、見頃のシルエッ
ト、襟の形、ポケットの形、袖の形、トップスの丈、パ
ンツの形、スカートの形、スカートの丈に対する数値デ
ータを記憶している。図16にイメージ検索のための特
徴量の例を示す。図16の数値は、各特徴量を計算する
関数の出力である。例えば、図16の衣服全体の形状の
ジャケット欄の数値は、ジャケットの特徴を表し、ジャ
ケットの特徴を強くもつものほど大きな値となってい
る。また、例えば図16の見頃の形欄の値は、見頃の形
の特徴を表し、類似した見頃の場合は類似した数値とな
る。図16の見頃の形欄において、PT01(パンツの
デザインコード)やSK01(スカートのデザインコー
ド)の箇所は、デザイン中に見頃が存在しないので、値
が0となっている。これらの数値は、特徴量を計算する
関数によって、値の持つ意味が異なる。こういった特徴
量の計算方法としては、例えば計算領域中の対象物の面
積や位置や角度を利用する方法や、計算領域内の平均黒
ラン数(xまたはy軸方向に線画を走査したときの1走
査線上の線画の線を横切った回数を黒ラン数と呼ぶ)を
利用する方法や、残差逐次検定法(例えばD.I.Barnea a
nd H.F.Sliverman:A class of algorithm for fast dig
ital image registration, IEEE Trans. Comput., C-2
1, 2, pp.179-186, 1972に詳しい)などが利用できる。
衣服のデザイン画としては、本実施態様例ではデザイナ
が衣服のデザイン時に作成したデザイン画像を利用し
た。デザイン画の例を、図2に示す。本実施態様例で
は、衣服の形の特徴量を計算しやすくするため、図3に
示すように、衣服の部品(襟、袖、ポケット、見頃な
ど)に、それぞれ異なった色を付けている。本実施態様
例では、衣服の部品に色を付けて、衣服の形の特徴量を
計算しやすくする工夫をしたが、例えば衣服の部品のデ
ザイン画中の位置はおおむね一定しているので、図4に
示すようにデザイン画中にあらかじめ1つ或いは複数の
領域を指定しておいてもよい。図4において、(40
1)は襟の領域を表し、(402)は袖の領域を表して
いる。この場合、図5に示すように、衣服の部品を特定
することが可能となる。また、本実施態様例では線画と
して衣服のデザイン画を利用したが、例えば図6(a)
に示すような物品の3次元形状データから、陰線消去等
の処理をして作成した線画(図6(b))を利用しても
よい。この場合、2次元画像から輪郭線を取り出す場合
と異なり、物品の輪郭となるべき部分が3次元形状のど
の部分かが明確なことが多く、また視点と3次元形状の
位置関係を一定にすることによって物体の向きが一定し
た輪郭線を取り出すことが可能なため、精度の高い線画
を得やすい。物品の3次元データとしては、例えば物品
モデル情報記憶手段(107)に記憶されている衣服の
形状モデルのような、数値計算によって求めた物品の3
次元形状データが好ましく利用できる。また、線画とし
て、衣服の設計図である、型紙の情報を利用することも
考えられる。
【0037】物品属性情報記憶手段(110)には、衣
服のデザインごとに衣服の属性情報が記憶されている。
衣服の属性情報としては、本実施態様例では衣服のデザ
インコード、衣服の種類(ジャケット、ドレス、スカー
ト、パンツなど)、年度、シーズンが記憶されている。
【0038】素材情報記憶手段(111)には、衣服に
用いられる素材の画像、素材の属性情報、衣服の3次元
モデルに素材の画像を合成する時のCG合成用情報が記
憶されている。素材の画像としては、本実施態様例では
イメージスキャナやデジタルカメラで撮像したカラー画
像を、テクスチャマッピングした際に色柄が連続してつ
ながるように必要に応じて加工した画像を用いた。テク
スチャマッピングした際に色柄が連続してつながるため
の加工方法としては、本出願人による特願平9−278
679号明細書の方法が利用できる。素材の属性情報と
しては、本実施態様例では素材コード、年度、シーズ
ン、色、柄、品質(ウール100%や、綿70%麻30%など)お
よび素材の説明文が記憶されている。CG合成用情報と
しては、本実施態様例では反射率と拡散係数が記憶され
ている。
【0039】人体モデル情報記憶手段(112)には、
標準体型の人体モデルと、物体の変形用情報とが含まれ
る。標準体型の人体モデルは、標準体型のマネキンを3
次元計測器等で測定した作成した3次元形状データであ
る。物体の変形用情報は、顧客の体型に合わせて標準体
型の人体モデルや、標準体型の衣服の3次元形状モデル
を変形するために必要な情報であり、例えばバスト、ウ
エスト、ヒップ、身長を変形パラメータとして入力した
とき、人体モデルや衣服の形状モデルをどれだけ変形す
れば良いかを表す数値や関数が記憶されている。人体モ
デル情報記憶手段については、本出願人による特願平9
−335871号明細書に詳しく記載されている。
【0040】着衣順序に関する知識記憶手段(113)
には、衣服の組み合わせ順序に関する知識が記憶されて
いる。図9に着衣順序に関する知識記憶手段(113)
の例の一部を示す。この例では、着衣順序の数値が小さ
いほど内側にあることを示している。例えば、ジャケッ
トとスカートを組み合わせた場合、スカートはジャケッ
トの内側にならなければならないので、スカートの着衣
順序の数値はジャケットの着衣順序の数値より小さいも
のにする。着衣順序に関する知識記憶手段(113)に
ついては、本出願人による特願平9−292373号明
細書に詳しく記載されている。
【0041】次にパーソナルコンピュータ(101)、
具体的には中央演算装置および汎用揮発メモリにより提
供される各種機能について説明する。
【0042】パーソナルコンピュータ(101)には、
物品モデル選択支援手段(114)、物体形状変形手段
(115)、物品個別仕様部品選択支援手段(11
6)、素材選択支援手段(117)、素材色柄設定手段
(118)、色柄設定画像表示手段(119)、色柄設
定画像印刷手段(120)とが含まれる。物品モデル選
択支援手段(114)には、物品画像指定手段(12
1)、線画作成手段(122)、線画着色手段(12
3)、特徴量計算手段(124)、線画検索手段(12
5)、物品画像検索手段(126)とが含まれる。
【0043】物品モデル選択支援手段(114)には、
イメージ検索のための準備処理をする機能と、イメージ
検索による画像の検索機能と、キーワード検索による物
品の画像の検索機能と、検索された物品の画像を画面に
複数個一覧表示して、顧客が好みの衣服のデザインを選
択することを支援する機能がある。イメージ検索のため
の準備処理機能と、イメージ検索による画像の検索機能
については、後で詳しく説明し、ここではキーワード検
索による物品の画像の検索機能について説明する。図8
に物品画像情報記憶手段、物品属性情報記憶手段、物品
線画情報記憶手段に記憶される情報の一部とそれらの関
係を説明するためのデータベースの構造を示す。図10
に物品モデル選択支援手段の画面(以下物品モデル選択
画面と呼ぶ。)の一例を示す。図10において、キーボ
ード(102)やマウス(103)を用いて検索条件入
力エリア(1001)に検索条件を入力し、検索実行ボ
タン(1002)を押すと、物品属性情報記憶手段(1
10、803)から該当する衣服のデザインコードを検
索し、次に検索されたデザインコードをもとに物品画像
情報記憶手段(108、801)から物品画像を検索
し、画面に一覧表示する。例えば物品属性情報記憶手段
から検索された衣服のデザインコードがJK01だった
とすると、物品画像情報記憶手段に記憶されたデザイン
コードと画像コードの対応関係から画像01と画像02
が検索され、画像01と画像02が画面に一覧表示され
る。顧客は一覧表示された画像から好みの衣服のデザイ
ンをマウス(103)を使って指定する。一覧表示され
る画像は、ファッションモデルが衣服を着用した状態を
写真撮影したものなので、1つの画像には通常複数の衣
服のデザイン(たとえばジャケットとスカート)が含ま
れる。図11において、たとえば顧客が2番目の画像
(1101)中のジャケットが気に入った場合、マウス
(103)を用いて2番目の画像(1101)を選択す
る。そして、画像に含まれる衣服のデザイン情報表示エ
リア(1102)において、マウス(103)を使って
ジャケットの箇所のチェックボックス(1103)にチ
ェックマークをつけ、OKボタン(1104)を押せば
よい。すると、指定された衣服のデザインコードをもと
に、物品モデル情報記憶手段から衣服の形状モデルが検
索される。あるいは、画像中のジャケットの部分をクリ
ックすることで選択してもよい。衣服のデザインが指定
されると、すでに他の衣服が選ばれていた場合、すでに
選ばれている衣服の形状モデル(人体モデルも含まれて
いる)に新たに選ばれた衣服の形状モデルを追加する。
はじめて衣服を選んだ場合は、人体モデルに選んだ衣服
の形状モデルを追加する。衣服の形状モデルを追加する
とき、着衣順序に関する知識記憶手段(113)に記憶
された着衣順序を使って、本来内側にあるはずの形状モ
デルが外側に出ている場合、内側になるよう形状データ
を修正する。上記のモデルの追加方法については、本出
願人による特願平9−292373号明細書に詳しく記
載されている。
【0044】物体形状変形手段(115)には、顧客の
体型に合わせて人体モデルや衣服の形状モデルを変形
(以下体型変更と呼ぶ)する機能がある。体型変更は次
のようにして行う。まず、図11に示すような、体型変
更画面をディスプレー(104)に表示し、店員はキー
ボード(102)やマウス(103)を使って客の体型
情報を入力する。本実施態様例では、体型情報の入力方
法として、9種類の体型分類(身長が高く太い、身長が
高く中肉、身長が高く細い、中背で太い、中肉中背、中
背で細い、身長が低く太い、身長が低く中肉、身長が低
く細い)から客の体型に近いものを選ぶ方法と、変形パ
ラメータ(本実施態様例では、バスト、ウエスト、ヒッ
プ、身長)を数値で入力する方法がある。体型情報が入
力されると、人体モデル情報記憶手段(112)から物
体の変形用情報を取り出し、取り出した変形用情報をも
とに体型情報に合わせて人体モデルおよび衣服の形状モ
デルを近似的に変形する。これにより、客の体型による
コーディネートの良否をコンピュータ上で確認可能にな
る。また、標準体型の人体モデルおよび標準体型の人体
モデルを使って計算した衣服の形状モデルを変形するこ
とによって顧客の体型を反映するので、客の体型に合わ
せて人体モデルを変形し、次に顧客の体型に合わせて個
人型紙を作成し、さらに個人型紙を使って着装計算して
顧客の体型を反映するのに比較して、遙かに短時間で客
の体型を反映した衣服の形状モデルを作成できる。人体
モデルおよび衣服の形状モデルの変形方法は、本出願人
による特願平9−335871号明細書に詳しく記載さ
れている。
【0045】物品個別仕様部品選択支援手段(116)
には、顧客が物品に適用可能な個別仕様部品を選択する
ことを支援する機能がある。例えば顧客が襟の変更を指
定したとすると、物品モデル情報記憶手段(107)か
ら該当する個別仕様部品の形状モデルを検索し、レンダ
リング処理によって個別仕様部品の2次元画像を作成
し、画面に一覧表示する。顧客は一覧表示された個別仕
様部品から好みの個別仕様部品をマウス(103)を使
って選択することができる。個別仕様部品が選択される
と、物品モデル選択支援手段(113)によって選択さ
れた衣服の形状モデルの該当する個別仕様部品を、あら
たに選ばれた個別仕様部品に変更した形状モデルを作成
する。
【0046】素材選択支援手段(117)には、物品に
適用可能な素材の画像を素材情報記憶手段(110)か
ら検索し、画面に複数個一覧表示して、顧客が素材を選
択することを支援する機能がある。画面に一覧表示され
た素材の画像から、好みの素材の画像をマウス(10
3)を使って指定すると、先に選ばれていた衣服のデザ
インコードと、新たに選ばれた素材の素材コードをもと
に、物品モデル情報記憶手段(107)から顧客が選択
した素材を使って計算した衣服の形状モデルを検索し、
先に選ばれていた衣服の形状モデルと置き換える。これ
によって、素材を変更したとき、衣服のドレープ性やシ
ルエットも反映可能となる。なお、本実施態様例ではあ
らかじめ各素材の物性を使って着装計算した衣服の形状
モデルを物品モデル情報記憶手段(107)に記憶して
おいたが、例えば素材が選ばれる度に選択された素材の
物性を使って着装計算してもよい。しかし、着装計算に
は時間がかかる場合には、本実施態様例のようにあらか
じめ着装計算を済ませた形状モデルを用いるのが望まし
い。
【0047】素材色柄設定手段(118)には、衣服の
形状モデルと素材の画像を使って、衣服の形状モデルに
素材の画像を合成しかつ陰影をつけた2次元画像(以下
色柄設定画像と呼ぶ)を作成する機能がある。このと
き、衣服の形状モデルだけでなく、人体モデルにも皮膚
の画像を合成して2次元画像を作成する。形状モデルに
素材の画像(皮膚の画像も含む)を合成しかつ陰影をつ
ける技術には、一般的なCG技術であるテクスチャマッ
ピング技術とレンダリング技術を利用している。
【0048】色柄設定画像表示手段(119)には、素
材色柄設定手段(118)で作成された色柄設定画像を
ディスプレー(104)に表示する機能がある。マウス
(103)で、画像の回転を指定すると、形状モデルが
微小回転したときの色柄設定画像を素材色柄設定手段
(117)で逐次作成しディスプレー(104)に逐次
表示することによって、衣服の形状モデルを回転させ、
見る方向を自由に設定可能である。
【0049】色柄設定画像印刷手段(120)には、デ
ィスプレー(104)に表示中の色柄設定画像をプリン
ター(105)に表示する機能がある。
【0050】物品線画指定手段(121)には、物品線
画画像情報記憶手段(109)に記憶されたデザイン画
を1つあるいは複数指定する機能がある。図10に示す
ような物品モデル選択画面において、表示された画像一
覧からオペレータが1つあるいは複数の衣服のデザイン
をマウス(103)等によって指定し、イメージ検索実
行ボタン(1005)を押すことによって、該当する衣
服のデザインに対応したデザイン画を物品線画情報記憶
手段(109)から検索する。図8は物品画像情報記憶
手段(108)と物品線画情報記憶手段(109)と物
品属性情報(110)に記憶される情報の一部とそれら
の関係を表しているが、図8において例えば画像01に
写っているジャケットJK01とスカートSK01のう
ちJK01が選ばれたとすると、デザインコード(JK
01)をキーとして、物品線画情報記憶手段(802)
からジャケットJK01のデザイン画が検索される。
【0051】線画作成手段(122)には、マウス(1
03)やキーボード(102)を使って線画であるデザ
イン画を作成する機能がある。線画の作成は、図14に
示すようなデザイン画作成画面を使っておこなう。線画
作成手段(121)を使って、オペレータは検索したい
衣服のデザインに近いデザイン画を作成することができ
る。
【0052】線画着色手段(123)には、マウス(1
03)やキーボード(102)を使って、線画作成手段
(121)で作成した線画に着色する機能がある。着色
は、図14に示すようなデザイン画作成画面を使ってお
こなう。ここで着色するのは、後で図形の特徴量を計算
するときに、特徴量を計算すべき領域を抽出しやすくす
るためである。
【0053】特徴量計算手段(124)には、線画の形
状の特徴量を計算する機能がある。特徴量の計算方法に
ついては、後で詳しく説明する。
【0054】線画検索手段(125)には、線画の形状
の特徴量をもとに、入力された線画と類似した線画を検
索する機能がある。線画の検索方法については、後で詳
しく説明する。
【0055】物品画像検索手段(126)には、線画検
索手段(125)で検索された線画に対応した物品画像
を、物品画像記憶手段(108)から検索する機能があ
る。
【0056】次に、物品モデル選択支援手段(114)
の、イメージ検索のための準備処理機能について、図1
2のフローチャートを用いて説明する。イメージ検索の
ための準備処理機能は、新規画像データが追加された時
と、イメージ検索のための準備処理がオペレータによっ
て指示されたときに実行される。
【0057】ステップ1201において、物品線画情報
記憶手段(109)から、特徴量を計算すべきデザイン
画を検索する。
【0058】ステップ1202〜ステップ1204は、
特徴量計算手段(124)の動作を表している。
【0059】ステップ1202において、特徴量を計算
すべきデザイン画の領域を抽出する。本実施態様例で
は、あらかじめデザイン画に付けられた色の情報をもと
に、領域を抽出する。例えば、ポケットの領域には赤の
色が、襟の領域には青の色が付けられていたとすると、
ポケットの領域を抽出する場合は赤の色の部分を抽出
し、襟の領域を抽出する場合は青の部分を抽出する。イ
メージ検索においては、特徴量を計算すべき領域の抽出
が技術的な困難の1つであるが、抽出したい領域にあら
かじめ色をつけておくことにより、容易になる。この場
合の色は現物の色ではなく、領域の属性として使うもの
であり、領域内の画像の各ピクセルに与えられる共通属
性として色を利用している。色を領域に与える共通属性
として利用することにより、領域区分をしたときに余計
な領域が入りにくいという利点がある。なお、本実施態
様例では、色によって領域抽出をおこなったが、衣服の
デザイン画の場合は、ポケットや襟の位置はおおよそ一
定であるので、あらかじめ領域を抽出する位置のサイズ
を決めておくことによって(例えば襟であれば、画像の
上部中央部分というように)、領域を抽出することも可
能である。もちろん、データ量は増大するが、各ピクセ
ルに対応する属性エリアを別途設けて領域区分してもよ
い。
【0060】ステップ1203において、ステップ12
02で抽出した領域から、輪郭線を抽出する。本発明で
は、線画(本実施態様例では、デザイン画)を利用して
いるので、画像から直接輪郭線を抽出するのに比較し
て、はるかに容易に輪郭線の抽出が可能となる。
【0061】ステップ1204において、ステップ12
03で抽出した輪郭線から、形状の特徴量を計算する。
計算すべき特徴量にあわせて、その特徴がもっともよく
表現できるような関数を各特徴量ごとに用意することが
望ましい。形状の特徴量の計算方法としては、例えばA.
Pentland, R.W.Picard, S.Sclaroff; Photobook:Tools
for Content-Based Manipulation of Image Databases,
SPIE Proc., Vol.2185, p.34-47, 1994 の方法や、C.F
aloutsos, et al;Efficient and Effective Querying b
y Image Content, Tech. Report RJ9453, IBM Researc
h, San Jose, Calif., 1993の方法が利用できる。ま
た、形状の特徴量を計算する関数として、ニューラルネ
ットワークを利用してもよい。例えば図7のようなニュ
ーラルネットワークにおいて、入力信号として特徴量を
計算すべき領域内の各ピクセル値、出力信号として特徴
量として、バックプロパゲーション法(例えばD.E.Rume
lhart,J.L.McClelland, and the PDP Research Group,
Parallel Distributed Processing, Volume 1: Foundat
ions, Cambridge, MIT Press, 1988.に詳しく記載され
ている)を利用してネットワークを学習すれば、学習後
のニューラルネットワークを特徴量を計算する関数とし
て利用できる。
【0062】ステップ1205において、計算した形状
の特徴量を物品線画情報記憶手段(109)に記憶す
る。
【0063】ステップ1206において、さらに計算す
べき特徴量がある場合はステップ1202に戻り、無い
場合はイメージ検索のための準備処理を終了する。
【0064】なお、本実施態様例では、ステップ120
2〜ステップ1203において特徴量を計算すべき領域
を抽出してから抽出した領域に対して特徴量の計算をお
こなったが、領域抽出をせずに特徴量の計算をしてもよ
い。本発明者らの知見によれば、線画の形状が単純な場
合は、領域抽出をせずに特徴量の計算をすることによっ
て類似した線画を検索可能な場合が多い。
【0065】次に、物品モデル選択支援手段(114)
の、イメージ検索による画像の検索機能について、図1
3のフローチャートを用いて説明する。
【0066】ステップ1301において、検索対象とな
る衣服のデザイン画を入力する。衣服のデザイン画は、
2種類の入力方法がある。1つ目の方法は、物品画像指
定手段(121)によって物品線画情報記憶手段に記憶
されたデザイン画を検索して入力とする方法、2つ目の
方法は、線画作成手段(122)を使って、図14に示
すようなデザイン画作成画面を表示し、オペレータがマ
ウス等を使って検索したい衣服に近いようなデザイン画
を作成し、作成したデザイン画を入力とする方法であ
る。1つ目の方法は、キーワード検索やイメージ検索に
よって検索された衣服に類似した衣服の画像を検索した
いときに有効であり、2つ目の方法は、顧客が頭の中に
イメージした衣服の画像を検索したい時に有効である。
線画作成手段(122)を使って、オペレータはマウス
(103)等で自由に線画を書くこともできるし、あら
かじめ容易された部品リスト(例えば、ポケットや襟、
見頃など部品ごとに、いくつかのバリエーションが登録
されている)から所望の部品を選択して貼り付けてゆく
ことによってデザイン画を作成することもできる。この
とき、部品には後で特徴量を計算するための領域を抽出
するために、あらかじめ定められた色が付けてある。ま
た、線画着色手段(123)を使って、オペレータがマ
ウス等で作成したデザイン画や部品に、特徴量を抽出す
るための色をつけることもできる。
【0067】ステップ1302〜ステップ1304は、
特徴量計算手段(124)の動作を表している。
【0068】ステップ1302において、入力されたデ
ザイン画から、特徴量を計算すべき領域を抽出する。特
徴量を計算すべき領域の抽出は、イメージ検索のための
準備処理機能のステップ1202と同様の方法でおこな
う。
【0069】ステップ1303において、ステップ13
02で抽出した領域から、輪郭線を抽出する。
【0070】ステップ1304において、ステップ13
03で抽出した輪郭線から、形状の特徴量を計算する。
形状の特徴量の計算は、イメージ検索のための準備処理
機能のステップ1202と同様の方法でおこなう。
【0071】ステップ1305において、さらに計算す
べき特徴量がある場合はステップ1302に戻り、ステ
ップ1306に進む。
【0072】ステップ1306とステップ1307は、
線画検索手段(125)の動作を表している。
【0073】ステップ1306において、ステップ13
02〜ステップ1305において計算した特徴量と、物
品線画情報記憶手段(109)に記憶された衣服の形状
の特徴量を比較し、それらの類似度を計算する。そし
て、計算した類似度をもとに、物品線画情報記憶手段
(109)に記憶された線画がステップ1301で入力
された線画とに類似度が高いものから順に検索し、デザ
インコードのリストを作成する。類似度の計算は、次の
計算式によっておこなう。
【0074】 ここで、Eiは物品線画情報記憶手段に記憶されたi番目
の線画とステップ1302〜ステップ1305で計算さ
れた特徴量の類似度を表す値、nは衣服の形状の特徴量
の種類の総数、Wjは重みづけのための係数、Ajはステッ
プ1302〜ステップ1305で計算された特徴量のう
ちj番目の形状の特徴量、Bijは物品線画情報記憶手段
(109)に記憶されたi番目の線画のj番目の形状の特
徴量である。Eiの値が小さいほど、物品線画情報記憶手
段(109)に記憶された特徴量は、計算された特徴量
に近いことを意味する。したがって、デザインコードの
リストは、Eiの値が小さい順にデザインコードを並べた
ものになる。なお、本実施態様例では、重みづけのため
の係数Wjはあらかじめ決定した値としたが、例えば顧客
の好みや流行に応じて各特徴量の重要度を変えるため
に、Wjを変化させてもよい。
【0075】ステップ1307において、ステップ13
06で作成されたデザインコードのリストをもとに、物
品画像検索手段(126)によって、物品画像情報記憶
手段から画像を検索する。
【0076】なお、物品画像指定手段(121)におい
て、複数のデザイン画が指定された場合は、それらの特
徴量の平均値をもとに類似画像を検索すればよい。
【0077】このように、画像の特徴量をもとに画像を
検索するので、あらかじめ用意したキーワードが検索者
の指定したキーワードと表現が一致しなかったり、また
検索者が意図したキーワードが用意されていなかった
り、あるいは検索者が意図した画像を言葉で表現するこ
とが困難な場合でも、検索者が意図した画像を検索する
ことができる。また、データ仕込み時にキーワードを付
ける必要がないので、データ仕込み時のキーワード付け
の作業が軽減される。また、イメージ検索する際、画像
中の衣服の向きが一定したデザイン画を利用することに
より、画像中の衣服の向きやモデルのポーズが一定して
いなくても、また画像中の背景が複雑であったり一定し
ていなくても、また画像中の物品の柄が複雑であったり
一定していなくても、また複数の物品含まれる画像であ
っても、所望の画像をイメージ検索によって検索するこ
とができる。なお、本実施態様例では計算した特徴量と
物品線画情報記憶手段に記憶された特徴量の差の2乗和
をもとに類似度を計算したが、この他に例えばファジー
推論を適用することも考えられる。また、本実施態様例
では、衣服の形にのみ着目してイメージ検索をしたが、
例えば画像中の衣服の色や生地のテクスチャ等も加味し
てイメージ検索してもよい。
【0078】次に、本実施態様例の動作の概要を図15
のフローチャートを用いて説明する。
【0079】ステップ1501において、オペレーター
(販売店の店員または顧客)はキーボード(102)や
マウス(103)を操作して、物品モデル選択支援手段
(114)を使って好みの衣服のデザインを選択する。
本発明のイメージ検索機能を使うことによって、顧客は
顧客がイメージした衣服に近い衣服のデザインを簡単に
検索することができる。さらに複数の衣服を組み合わせ
る場合(例えば、ジャケットとスカートなど)、物品モ
デル選択支援手段(114)を繰り返し使って、組み合
わせる衣服のデザインを追加すればよい。複数の衣服を
自由に組み合わせることができるので、ジャケットとス
カートの組み合わせといった上下のデザインのコーディ
ネートの良否を顧客が確認可能となる。
【0080】ステップ1502において、物品個別仕様
部品選択支援手段(116)を使って、ステップ150
1で選ばれた衣服の個別仕様部品のうち、変更可能な個
別仕様部品を顧客の好みによって選択し、個別仕様部品
を変更した形状モデルを作成する。
【0081】ステップ1503において、素材選択支援
手段(117)を使って、ステップ1501で選ばれた
各衣服に適用する素材を選択する。オペレータがマウス
(103)等を使って素材を選択すると、素材選択支援
手段(117)はオペレータが選択した素材を使ったと
きの衣服の形状モデルを物品モデル情報記憶手段(11
4)から検索し、素材を選択する前の衣服の形状モデル
と置き換えるので、素材を変えたときの色柄だけでな
く、衣服の形状(シルエットやドレープ性)も、顧客が
確認可能となる。なお、ステップ1502より先にステ
ップ1503を実施してもよい。
【0082】ステップ1504において、物体形状変形
手段(115)を使って、顧客の体型に合うように衣服
の形状モデルおよび人体モデルを変更する。これによっ
て、顧客の体型によるコーディネートの良否や、顧客に
似合うか似合わないか等の確認が可能となる。さらに、
後述のように体型が変わったときの衣服の形状を近似的
に計算するので、顧客の体型に合わせて人体モデルを変
形し、個人型紙を作成し、さらに着装計算するのに比べ
て、遙かに短時間で顧客の体型に合わせて衣服の形状を
変形することができる。なお、ステップ1502やステ
ップ1503より先にステップ1504を実施してもよ
い。
【0083】ステップ1505において、素材色柄設定
手段(118)を使って、ステップ1504で選ばれた
素材の画像をテクスチャマッピング技術により衣服の形
状モデルに合成して、さらにレンダリング技術により陰
影を付け、色柄設定画像を作成する。
【0084】ステップ1506において、色柄設定画像
表示手段(119)を使って、ステップ1505で作成
された色柄設定画像をディスプレー(104)に表示す
る。顧客は、ディスプレーに表示された画像を見て、色
や柄に関するコーディネートの良否、衣服の組み合わせ
によるコーディネートの良否、衣服のシルエットやドレ
ープ性を確認することができる。さらに、人体モデルや
衣服の形状モデルは、顧客の体型を反映したものとなっ
ているので、体型による似合う・似合わないの確認がで
きる。また素材の色柄や衣服のシルエット等によって、
よりやせて見えるとか、よりふっくらして見えるとかを
確認することができる。顧客はディスプレーに表示され
た色柄設定画像によって衣服の出来上がり状態を確認
し、気に入れば衣服の仕様を決定し、オーダーするため
にステップ1508に進む。気に入らなければ、ステッ
プ1501に戻って衣服のデザインから選びなおした
り、ステップ1502に戻って衣服の個別仕様部品を選
びなおしたり、ステップ1503に戻って素材を選びな
おしたりすることができる。
【0085】ステップ1507において、色柄設定画像
印刷手段(120)を使って、ステップ1506で表示
された色柄設定画像を、プリンター(105)から紙、
プラスチックシート、布帛等の有形担体に印刷出力す
る。印刷出力された色柄設定画像は、顧客が衣服をオー
ダーする際の確認やサービスとして顧客に配布してもよ
いし、衣服を縫製工場にオーダーする際の確認のために
オーダーシートに添付してもよい。
【0086】ステップ1508において、衣服の製造の
ために顧客の詳細な個人体型を採寸し、ステップ150
5で決定した衣服の仕様と採寸情報をもとに衣服を製造
する。縫製工場が販売店と別の場所にある場合は、ネッ
トワーク等を使ってオーダーシートを縫製工場に送信し
てもよいし、FAXを使ってオーダーシートを縫製工場
に送信してもよい。
【0087】なお、本実施態様例では、衣服のデザイン
を選んでから、衣服の素材を選んだが、逆に素材を選ん
でから、次に衣服のデザインを選んでもよい。素材を先
に選んでから、次に衣服のデザインを選ぶ方法として
は、本出願人による特願平9−292373号明細書の
方法が利用できる。
【0088】上記のとおり、顧客がイメージした衣服に
近い衣服のデザインを上記画像の検索装置により検索
し、その検索された画像または画像と対応づけて記憶さ
れた衣服の形状モデルに基づいて顧客がさらに好みの仕
様を示して仮想試着を繰り返すことによって最適な衣服
の仕様を最終決定することができる。このようにして最
終決定された仕様に基づいて衣服を製造すると、顧客の
イメージした通りの衣服を迅速かつ確実に製造すること
ができる。
【0089】以上、本発明を衣服のイージーオーダーに
適用した例について説明したが、これに限ることなく、
例えば靴や帽子のイージーオーダーに適用すれば、顧客
がイメージした靴や帽子に近いデザインを簡単に検索す
ることができ、さらに必要に応じて好みの仕様を提示し
て、顧客のイメージどおりの製品を製造することができ
る。また、本発明を自動車のホイールの販売支援システ
ムに適用すれば、仮にホイールの画像が種々の自動車に
取り付け後の画像で撮影角度がまちまちで、しかも背景
が複雑であっても、顧客のイメージしたホイールに近い
製品を簡単に検索することができる。また、本実施態様
例における形状データの作成装置をインターネットやC
ATVを利用して遠隔地から操作可能にすれば、インタ
ーネットやCATVを利用した通信販売にも適用可能で
ある。
【0090】上述のごとく、上記実施態様例の形状デー
タの作成方法は、コンピュータとこれを動作させるプロ
グラム等によって実現されている。上記のごときプログ
ラムおよび各種記憶手段のデータはフロッピーディス
ク、CD−ROM等の有形記憶媒体あるいは有線もしく
は無線のネットワーク等の伝送手段等によって流通され
る。
【0091】
【発明の効果】このように本発明によれば、画像中の物
品の向き(衣服の場合は、着用している人のポーズも含
む)が一定していなくても、また画像中の背景が複雑で
あったり一定していなくても、また画像中の物品の柄が
複雑であったり一定していなくても、また複数の物品含
まれる画像であっても、所望の画像をキーワードによら
ず検索可能な画像の検索装置および画像の検索表示方法
を提供することができる。
【0092】また、本発明によれば、上記のような画像
の検索装置あるいは画像の検索表示方法を用いて物品の
仕様をイメージ通りに決定し、その結果にもとづいてイ
メージどおりの物品を製造することができる物品の製造
方法を提供することができる。
【0093】また、本発明によれば、上記のような画像
の検索装置あるいは画像の検索表示方法を用いて衣料・
服飾品の仕様をイメージ通りに決定し、その結果にもと
づいてイメージどおりに衣料・服飾品を製造することが
できる衣料・服飾品の製造方法を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様例の構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明の一実施態様例のデザイン画の例であ
る。
【図3】本発明の一実施態様例の色付け後のデザイン画
の例である。
【図4】本発明のデザイン画の領域指定の例である。
【図5】本発明のデザイン画中の衣服の領域指定の例で
ある。
【図6】本発明の衣服の3次元形状モデルと3次元形状
モデルから作成した線画の例である。
【図7】本発明のニューラルネットワークを利用した特
徴量計算の例である。
【図8】本発明の物品画像情報記憶手段と物品線画情報
記憶手段と物品属性情報記憶手段の一部の例である。
【図9】本発明の一実施態様例の着衣順序に関する知識
記憶手段の例である。
【図10】本発明の一実施態様例の物品モデル選択画面
である。
【図11】本発明の一実施態様例の物品モデル選択画面
の一表示例である。
【図12】本発明の一実施態様例のイメージ検索のため
の準備処理の動作を示すフローチャートである。
【図13】本発明の一実施態様例のイメージ検索による
画像の検索機能の動作を示すフローチャートである。
【図14】本発明の一実施態様例のデザイン画作成画面
である。
【図15】本発明の一実施態様例の動作の概要を示すフ
ローチャートである。
【図16】本発明の一実施態様例のイメージ検索のため
の特徴量の例である。
【符号の説明】
101…パーソナルコンピュータ 102…キーボード 103…マウス 104…ディスプレー 105…プリンタ 106…ハードディスク装置 107…物品モデル情報記憶手段 108…物品画像情報記憶手段 109…物品線画情報記憶手段 110…物品属性情報記憶手段 111…素材情報記憶手段 112…人体モデル情報記憶手段 113…着衣順序に関する知識記憶手段 114…物品モデル選択支援手段 115…物体形状変形手段 116…物品個別仕様部品選択支援手段 117…素材選択支援手段 118…素材色柄設定支援手段 119…色柄設定画像表示手段 120…色柄設定画像印刷手段 121…物品画像指定手段 122…線画作成手段 123…線画着色手段 124…特徴量計算手段 125…線画検索手段 126…物品画像検索手段

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品の画像を記憶した物品画像情報記憶
    手段と、前記物品の形状を表す線画を記憶した物品線画
    情報記憶手段と、前記線画と類似した線画を前記物品線
    画情報記憶手段から検索する線画検索手段と、検索され
    た線画に対応する物品の画像を検索する物品画像検索手
    段を有することを特徴とする、画像の検索装置。
  2. 【請求項2】 物品の画像を記憶した物品画像情報記憶
    手段と、前記物品の形状を表す線画を記憶した物品線画
    情報記憶手段と、前記線画の形状の特徴量を計算する形
    状特徴量計算手段と、前記計算された形状の特徴量に基
    づいて線画を前記物品線画情報記憶手段から検索する線
    画検索手段と、検索された線画に対応する物品の画像を
    検索する物品画像検索手段を有することを特徴とする、
    画像の検索装置。
  3. 【請求項3】 物品の画像を1つないし複数指定する物
    品画像指定手段と、前記指定された物品の画像に対応す
    る線画を検索する物品線画検索手段を有することを特徴
    とする、請求項1または2記載の画像の検索装置。
  4. 【請求項4】 線画を作成する線画作成手段を有するこ
    とを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の画像
    の検索装置。
  5. 【請求項5】 前記線画に色を付ける線画着色手段を有
    することを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載
    の画像の検索装置。
  6. 【請求項6】 前記物品は衣料・服飾品であることを特
    徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の画像の検索
    装置。
  7. 【請求項7】 前記線画はデザイン画であることを特徴
    とする、請求項1〜6のいずれかに記載の画像の検索装
    置。
  8. 【請求項8】 前記線画は、衣料・服飾品の3次元形状
    データをもとに作成した線画であることを特徴とする、
    請求項1〜6のいずれかに記載の画像の検索装置。
  9. 【請求項9】 前記線画は、衣料・服飾品の型紙データ
    であることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記
    載の画像の検索装置。
  10. 【請求項10】 物品の画像を1つないし複数指定し、
    前記指定された物品の画像に対応する第1の線画を物品
    線画情報記憶手段から検索し、前記第1の線画と類似し
    た第2の線画を物品線画情報記憶手段から1つまたは複
    数検索し、前記第2の線画に対応する物品の画像を物品
    画像情報記憶手段から検索し、前記検索された物品の画
    像を表示することを特徴とする、画像の検索表示方法。
  11. 【請求項11】 物品の形状を表す線画を作成し、前記
    作成された線画と類似した線画を物品線画情報記憶手段
    から検索し、前記検索された線画に対応する物品の画像
    を物品画像情報記憶手段から検索し、前記検索された物
    品の画像を表示することを特徴とする、画像の検索表示
    方法。
  12. 【請求項12】 物品の画像を1つないし複数指定し、
    前記指定された物品の画像に対応する第1の線画を物品
    線画情報記憶手段から検索し、前記第1の線画の形状の
    特徴量と近い形状の特徴量を持つ第2の線画を物品線画
    情報記憶手段から1つまたは複数検索し、前記第2の線
    画に対応する物品の画像を物品画像情報記憶手段から検
    索し、前記検索された物品の画像を表示することを特徴
    とする、画像の検索表示方法。
  13. 【請求項13】 物品の形状を表す線画を作成し、前記
    作成された線画の形状の特徴量を計算し、計算された形
    状の特徴量と近い形状の特徴量を持つ線画を物品線画情
    報記憶手段から検索し、前記検索された線画に対応する
    物品の画像を物品画像情報記憶手段から検索し、前記検
    索された物品の画像を表示することを特徴とする、画像
    の検索表示方法。
  14. 【請求項14】 前記線画の形状の特徴量は、線画に付
    けられた色を利用して計算することを特徴とする、請求
    項12または13記載の画像の検索表示方法。
  15. 【請求項15】 前記線画の形状の特徴量は、線画中の
    あらかじめ指定された1つまたは複数の領域に対して計
    算することを特徴とする、請求項12〜14のいずれか
    に記載の画像の検索表示方法。
  16. 【請求項16】 前記物品は衣料・服飾品であることを
    特徴とする、請求項10〜15のいずれかに記載の画像
    の検索表示方法。
  17. 【請求項17】 前記線画はデザイン画であることを特
    徴とする、請求項10〜16のいずれかに記載の画像の
    検索表示方法。
  18. 【請求項18】 前記線画は衣料・服飾品の3次元形状
    データをもとに作成した線画であることを特徴とする、
    請求項10〜16のいずれかに記載の画像の検索表示方
    法。
  19. 【請求項19】 前記線画は衣料・服飾品の型紙データ
    であることを特徴とする、請求項10〜16のいずれか
    に記載の画像の検索表示方法。
  20. 【請求項20】 請求項10〜19のいずれかの画像の
    検索表示方法により物品の画像を検索し、前記検索され
    た物品の画像にもとづいて物品の仕様を最終決定し、該
    最終決定された仕様にもとづいて物品を製造することを
    特徴とする、物品の製造方法。
  21. 【請求項21】 請求項16〜19のいずれかの画像の
    検索表示方法により衣料・服飾品の画像を検索し、前記
    検索された衣料・服飾品の画像にもとづいて衣料・服飾
    品の仕様を最終決定し、該最終決定された仕様にもとづ
    いて衣料・服飾品を製造することを特徴とする、衣料・
    服飾品の製造方法。
  22. 【請求項22】 請求項10〜19のいずれかの画像の
    検索表示方法の各手順をコンピュータを用いて実施でき
    るようにコンピュータを動作させるソフトウエアを記憶
    した記憶媒体。
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