JPH11212681A - 周辺装置および消費電力低減方法 - Google Patents

周辺装置および消費電力低減方法

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JPH11212681A
JPH11212681A JP10025173A JP2517398A JPH11212681A JP H11212681 A JPH11212681 A JP H11212681A JP 10025173 A JP10025173 A JP 10025173A JP 2517398 A JP2517398 A JP 2517398A JP H11212681 A JPH11212681 A JP H11212681A
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JP
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JP10025173A
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Takayuki Aizawa
隆之 相沢
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホストコンピュータの電源状態時に応じて消
費電力を自動的に低減することができる周辺装置を提供
することにある。 【解決手段】 タイマ制御部102でホスト電源検出手
段101の検出結果に基づきホストの電源オフが第1の
所定時間継続しているか否かを判定し、ホストの電源オ
フが第1の所定時間継続すると、ホストの電源がオフさ
れたとしてその旨をCPU100に通知する。このホス
トの電源オフ通知を受けたCPU100は、消費電力低
減モードへの移行を行い、この消費電力低減モードで
は、データ制御コントローラ106に対してホストイン
ターフェース制御部152、ホストインタフェースバッ
ファ153、印字制御部155の各ブロックへのクロッ
ク信号の供給停止を指示するとともに、自らのROM1
05に対するフェッチサイクルを停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストコンピュー
タと通信可能に接続される周辺装置およびそれに用いら
れる消費電力低減方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータの性能向
上、低価格が進められ、パーソナルコンピュータが広く
普及しつつある。このパーソナルコンピュータの普及に
伴いそれに接続される多種多様の周辺装置が出現してい
る。この周辺装置としては、ハードディスク装置などの
記憶装置、プリンタ、スキャナなどがあり、これらの周
辺装置には、通常パーソナルコンピュータの電源装置と
独立した電源装置が搭載されている。
【0003】このような周辺装置では、パーソナルコン
ピュータの電源オフに応じて該周辺装置の電源を自動的
にオフするように構成されていない。また、周辺装置
は、その電源の投入時に初期処理を実行するように構成
され、この初期処理により動作状態がパーソナルコンピ
ュータからの命令を受入れ可能な状態になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の周辺装
置では、パーソナルコンピュータの電源オフに応じて該
周辺装置の電源を自動的にオフしないから、パーソナル
コンピュータの電源オフ状態時に周辺装置の消費電力を
低減するためには、パーソナルコンピュータの電源オフ
に応じて該周辺装置の電源を手動でオフする必要があ
り、面倒である。また、周辺装置では、その電源投入時
に初期処理を実行するから、この初期処理実行中には、
パーソナルコンピュータからの命令を受け入れることが
できず、この電源投入のタイミングによりパーソナルコ
ンピュータが周辺装置を認識することができない場合が
ある。
【0005】本発明の目的は、ホストコンピュータの電
源状態時に応じて消費電力を自動的に低減することがで
きる周辺装置および消費電力低減方法を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ホストコンピュータと通信可能に接続される周辺装置に
おいて、前記ホストコンピュータの電源状態を検出する
検出手段と、前記検出手段により前記ホストコンピュー
タの電源が遮断されたことを検出すると、前記ホストコ
ンピュータの電源遮断状態継続時間の計時を開始する第
1の計時手段と、前記第1の計時手段により計時した前
記ホストコンピュータの電源遮断状態継続時間が第1の
所定時間を超えると、消費電力低減モードを実行するよ
うに制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の周
辺装置において、さらに、定期的処理を実行するための
定期的処理実行プログラムを格納した記憶手段と、第2
の所定時間を計時する第2の計時手段とを備え、前記制
御手段は、前記消費電力低減モード実行中に前記第2の
所定時間の計時開始を前記第2の計時手段に指示した後
に、少なくとも前記記憶手段に対するフェッチサイクル
を停止することを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項2記載の周
辺装置において、前記制御手段は、前記消費電力低減モ
ード実行中に前記第2の計時手段が前記第2の所定時間
の計時を終了すると、前記記憶手段に対するフェッチサ
イクルを開始して前記定期的処理実行プログラムに従い
定期的処理を実行し、該定期的処理の実行後、再度前記
第2の計時手段に前記第2の所定時間の計時開始を指示
するとともに、前記記憶手段に対するフェッチサイクル
を停止することを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1記載の周
辺装置において、前記ホストコンピュータの電源遮断状
態中に前記検出手段により前記ホストコンピュータの電
源が投入されたことを検出すると、前記制御手段は、前
記消費電力低減モードの実行を解除するように制御する
ことを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、ホストコンピュー
タと通信可能に接続される周辺装置に用いられる消費電
力低減方法おいて、前記ホストコンピュータの電源状態
を検出する工程と、前記ホストコンピュータの電源が遮
断されたことを検出すると、第1の計時手段により前記
ホストコンピュータの電源遮断状態継続時間を計時する
工程と、前記第1の計時手段により計時した前記ホスト
コンピュータの電源遮断状態継続時間が第1の所定時間
を超えると、制御手段により、消費電力低減モードを実
行するように制御する工程とを有することを特徴とす
る。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項5記載の消
費電力低減方法において、前記制御手段により、前記消
費電力低減モード実行中に第2の所定時間の計時開始を
第2の計時手段に指示した後に、少なくとも定期的処理
を実行するための定期的処理実行プログラムを格納した
記憶手段に対するフェッチサイクルを停止することを特
徴とする。
【0012】請求項7記載の発明は、請求項6記載の消
費電力低減方法において、前記制御手段により、前記消
費電力低減モード実行中に前記第2の計時手段が前記第
2の所定時間の計時を終了すると、前記記憶手段に対す
るフェッチサイクルを開始して前記定期的処理実行プロ
グラムに従い定期的処理を実行し、該定期的処理の実行
後、再度前記第2の計時手段に前記第2の所定時間の計
時開始を指示するとともに、前記記憶手段に対するフェ
ッチサイクルを停止することを特徴とする。
【0013】請求項8記載の発明は、請求項5記載の消
費電力低減方法において、前記ホストコンピュータの電
源遮断状態中に前記ホストコンピュータの電源が投入さ
れたか否かを検出する工程と、前記ホストコンピュータ
の電源が投入されたことを検出すると、前記制御手段に
より、前記消費電力低減モードの実行を解除するように
制御する工程とを有することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て図を参照しながら説明する。
【0015】図1は本発明の周辺装置の実施の一形態の
主要部構成を示すブロック図、図2は図1の周辺装置の
ホスト電源検出手段の主要構成を示す回路図、図3は図
1の周辺装置のデータ制御コントローラの構成を示すブ
ロック図である。なお、本実施の形態では、周辺装置と
してプリンタを例に説明する。
【0016】プリンタは、図1に示すように、ホストコ
ンピュータ(以下、ホストという)との間でデータの送
受を行うためのインターフェース110を備える。イン
ターフェース110はUSB(Universal Serial Bus)
からなり、インターフェース110はホストとデータ制
御コントローラ106とを接続する。データ制御コント
ローラ106は、ホストとの間で行われるデータの送受
を制御し、ホストから受信したデータおよびホストへ送
信するデータはバッファ107に格納される。バッファ
107はデータ制御コントローラ106とバッファバス
112を介して接続されている。
【0017】データ制御コントローラ106は、図3に
示すように、ホストへ送信するためのデータを取り込む
ホストインターフェース制御部152、取り込んだデー
タをホストへ一時的に格納するインタフェースバッファ
153、ホストから受信したデータおよびホスト送信す
るデータをバッファ107へ格納するための制御を行う
データバッファ制御部154、ホストから受信したデー
タに基づき印字処理を実行するようにプリンタヘッドを
駆動する印字制御部155を有し、これら各ブロックに
は、クロック制御部151から動作基準となるクロック
信号が供給される。ホストインターフェース制御部15
2、ホストインタフェースバッファ153、データバッ
ファ制御部154、印字制御部155の各ブロックの動
作は、後述するCPU100からCPUI/F150を
介して与えられた指示命令により制御され、その動作が
発生すると、それぞれ割込信号を割り込みコントローラ
156に発生する。クロック信号を基準にして対応する
動作を行う。
【0018】インターフェース110には、ホストから
電圧(+5V)をデータ制御コントローラ106に供給
するための電源供給ラインが設けられ、この電源供給ラ
インの電圧供給状態はホスト電源検出手段101により
検出される。具体的には、ホスト電源検出手段101
は、図2に示すように、コンパレータ120を有し、コ
ンパレータ120は、インターフェース110の+5V
の電源供給ラインからその電圧を取り込み、取り込んだ
電圧を基準電圧と比較し、その比較結果に応じたレベル
の信号123を出力する。この基準電圧は、抵抗121
とツェナダイオード122との間に生成される電圧から
なる。インターフェース110の電源供給ラインから取
り込んだ電圧をVinとし、基準電圧をVref とすると、
出力信号123のレベルは次の関係式に基づき決定され
る。
【0019】 電圧Vin>基準電圧Vref :出力信号123のレベル Low 電圧Vin<基準電圧Vref :出力信号123のレベル High すなわち、電圧Vinと基準電圧Vref とが電圧Vin>基
準電圧Vref の関係式を満足すると、ホスト側の電源が
オン状態にあると判断して出力信号123としてLow
レベルの信号を出力する。電圧Vinと基準電圧Vref と
が電圧Vin<基準電圧Vref の関係式を満足すると、ホ
スト側の電源がオフ状態にあると判断して出力信号12
3としてHighレベルの信号を出力する。
【0020】このコンパレータ120の出力信号123
は、図1に示すように、タイマ制御部102に入力さ
れ、タイマ制御部102は出力信号123のレベルに応
じてタイマ103の動作を制御する。具体的には、コン
パレータ120の出力信号123はHighレベルの出
力信号123が出力されると、タイマ103による第1
の所定時間の計時動作を開始するように制御する。この
第1の所定時間は予め設定された時間であり、この第1
の所定時間の計時完了は、タイマ制御部102で監視さ
れる。タイマ制御部102は、タイマ103による計時
が終了すると、ホストの電源オフ状態が第1の所定時間
継続したとしてCPU100に対してホストの電源がオ
フされていることを通知する。
【0021】CPU100は、タイマ制御部102から
上記通知を受けると、消費電力低減モードへの移行を行
い、動作状態が消費電力低減モード状態であることを示
すフラグを立てる。消費電力低減モードでは、データ制
御コントローラ106に対してホストインターフェース
制御部152、ホストインタフェースバッファ153、
印字制御部155の各ブロックへのクロック信号の供給
を停止し、データバッファ制御部154へのクロック信
号の供給を行うように制御する。このデータバッファ制
御部154へクロック信号を供給することにより、消費
電力低減モード状態へ移行しても、バッファ107に格
納されたデータは消滅せずに保存されることになる。消
費電力低減モード状態への移行が行われると、CPU1
00は、タイマ制御部102に対しホスト側の電源オン
を検出するように指示する。次いで、CPU100はタ
イマ104に第2の所定時間の計時開始を指示し、タイ
マ制御部102からの通知、タイマ104からの第2の
所定時間の計時終了通知を受け付ける状態を確保すると
ともに、ROM105に対するフェッチサイクルを停止
する。ROM105には、定期的に行われる処理の手順
を記述したプログラムが格納されている。
【0022】消費電力低減モード実行中にタイマ104
から第2の所定時間の計時終了通知を受けると、ROM
105に対するフェッチサイクルを開始して前記プログ
ラムに従い定期的な処理を実行し、該定期的処理の実行
後、再度タイマ104に第2の所定時間の計時開始を指
示するとともに、ROM105に対するフェッチサイク
ルを停止する。
【0023】消費電力低減モードの実行中にホスト電源
検出手段101が上述した出力信号123としてLow
レベルの信号を出力すると、タイマ103による第1の
所定時間の計時完了後にタイマ制御部102からホスト
の電源が投入されたことを示す通知がCPU100に出
され、CPU100はこの通知を受けてホストの電源が
投入されたことを認識し、消費電力低減モードの実行を
解除する。すなわち、データ制御コントローラ106に
対してホストインターフェース制御部152、ホストイ
ンタフェースバッファ153、データバッファ制御部1
54、印字制御部155の各ブロックへのクロック信号
の供給を開始するように指示する。
【0024】次に、タイマ制御102の動作手順につい
て図4および図5を参照しながら説明する。図4は図1
の周辺装置の通常動作モード実行中におけるタイマ制御
102の動作手順を示すフローチャート、図5は図1の
周辺装置の消費電力低減モード実行中におけるタイマ制
御102の動作手順を示すフローチャートである。
【0025】通常動作モード実行中では、図4に示すよ
うに、まずステップS131において、ホスト電源検出
手段101からの出力信号123のレベルがHighレ
ベルであるか否かを判定し、出力信号123のレベルが
HighレベルでないすなわちLowレベルであると、
ステップS136に進み、タイマ103に動作停止を指
示し、再度ステップS131に戻る。これに対し、出力
信号123のレベルがHighレベルであるとステップ
S132に進み、タイマ103に動作開始を指示する。
【0026】次いで、ステップS133に進み、出力信
号123のレベルがHighレベルであるか否かを判定
し、出力信号123のレベルがHighレベルであると
ステップS134に進み、タイマ103による第1の所
定時間の計時動作が完了したか否かを判定し、この計時
動作が完了していないときには、再度ステップS133
に戻り、該ステップからの処理を出力信号123のレベ
ルがLowレベルになるまでまたはタイマ103による
第1の所定時間の計時動作が完了するまで繰り返す。タ
イマ103による第1の所定時間の計時動作中にステッ
プS133で出力信号123のレベルがLowレベルで
あると判定すると、ステップS136に進み、タイマ1
03に動作停止を指示し、再度ステップS131に戻
る。
【0027】ステップS134でタイマ103による第
1の所定時間の計時動作が完了したと判定すると、ホス
トの電源オフが第1の所定時間継続したことによりホス
トが電源オフ状態にあると判断してステップS135に
進み、ホストの電源オフをCPU100に通知し、本処
理を終了する。
【0028】ホストの電源オフ通知を受けたCPU10
0は、上述したように、消費電力低減モードへの移行を
行い、動作状態が消費電力低減モード状態であることを
示すフラグを立てる。この消費電力低減モードでは、デ
ータ制御コントローラ106に対してホストインターフ
ェース制御部152、ホストインタフェースバッファ1
53、印字制御部155の各ブロックへのクロック信号
の供給停止を指示するとともに、タイマ制御部102に
対しホスト側の電源オンを検出するように指示する。次
いで、CPU100はタイマ104に第2の所定時間の
計時開始を指示し、タイマ制御部102からの通知、タ
イマ104からの第2の所定時間の計時終了通知を受け
付ける状態を確保するとともに、ROM105に対する
フェッチサイクルを停止する。消費電力低減モード実行
中にタイマ104から第2の所定時間の計時終了通知を
受けると、ROM105に対するフェッチサイクルを開
始して前記プログラムに従い定期的な処理を実行し、該
定期的処理の実行後、再度タイマ104に第2の所定時
間の計時開始を指示するとともに、ROM105に対す
るフェッチサイクルを停止する。
【0029】次に、消費電力低減モードの実行中におけ
るタイマ制御部102の動作手順について図5を参照し
ながら説明する。
【0030】消費電力低減モードの実行中では、図5に
示すように、まずステップS181において、ホスト電
源検出手段101からの出力信号123のレベルがLo
wレベルであるか否かを判定し、出力信号123のレベ
ルがLowレベルでないすなわちHighレベルである
と、ステップS186に進み、タイマ103に動作停止
を指示し、再度ステップS131に戻る。これに対し、
出力信号123のレベルがLowレベルであると、ステ
ップS182に進み、タイマ103に動作開始を指示す
る。
【0031】次いで、ステップS183に進み、出力信
号123のレベルがLowレベルであるか否かを判定
し、出力信号123のレベルがLowレベルであると、
ステップS184に進み、タイマ103による第1の所
定時間の計時動作が完了したか否かを判定し、この計時
動作が完了していないときには、再度ステップS183
に戻り、該ステップからの処理を出力信号123のレベ
ルがLowレベルになるまでまたはタイマ103による
第1の所定時間の計時動作が完了するまで繰り返す。タ
イマ103による第1の所定時間の計時動作中にステッ
プS183で出力信号123のレベルがLowレベルで
あると判定すると、ステップS186に進み、タイマ1
03に動作停止を指示し、再度ステップS181に戻
る。
【0032】ステップS184でタイマ103による第
1の所定時間の計時動作が完了したと判定すると、ホス
トの電源オンが第1の所定時間継続したことによりホス
トが電源オン状態にあると判断してステップS185に
進み、ホストの電源オンをCPU100に通知し、本処
理を終了する。
【0033】ホストの電源オン通知を受けたCPU10
0は、消費電力低減モード中にホストの電源がオンされ
たことを認識し、データ制御コントローラ106に対し
てホストインターフェース制御部152、ホストインタ
フェースバッファ153、データバッファ制御部15
4、印字制御部155の各ブロックへのクロック信号の
供給開始を指示する。各ブロックへのクロック信号が供
給されると、消費電力低減モードから通常動作モードへ
の移行が行われる。通常動作モードへの移行時には、既
に消費電力低減モード状態において定期的な処理を実行
済みであるから、初期動作を行うことなくホストからの
データを通常通り流すことが可能である。
【0034】このように、ホストの電源がオフされる
と、消費電力低減モードへの移行を行うから、ホストの
電源状態時に応じて消費電力を自動的に低減することが
できる。また、消費電力低減モードにおいては所定のサ
イクルで定期的な処理を実行するから、ホストの電源オ
ンにより消費電力低減モードから通常動作モードへの移
行時には、既に消費電力低減モード状態において定期的
な処理を実行済みであるから、初期動作を行うことなく
ホストとの通信を即座に行うことができる。
【0035】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1記載の
周辺装置によれば、ホストコンピュータの電源状態を検
出する検出手段と、検出手段によりホストコンピュータ
の電源が遮断されたことを検出すると、ホストコンピュ
ータの電源遮断状態継続時間の計時を開始する第1の計
時手段と、第1の計時手段により計時したホストコンピ
ュータの電源遮断状態継続時間が第1の所定時間を超え
ると、消費電力低減モードを実行するように制御する制
御手段とを備えるから、ホストコンピュータの電源状態
時に応じて消費電力を自動的に低減することができる。
【0036】請求項2記載の周辺装置によれば、さら
に、定期的処理を実行するための定期的処理実行プログ
ラムを格納した記憶手段と、第2の所定時間を計時する
第2の計時手段とを備え、制御手段で、消費電力低減モ
ード実行中に第2の所定時間の計時開始を第2の計時手
段に指示した後に、少なくとも記憶手段に対するフェッ
チサイクルを停止するから、消費電力の低減をさらに図
ることができる。
【0037】請求項3記載の周辺装置によれば、制御手
段で、消費電力低減モード実行中に第2の計時手段が第
2の所定時間の計時を終了すると、記憶手段に対するフ
ェッチサイクルを開始して定期的処理実行プログラムに
従い定期的処理を実行し、該定期的処理の実行後、再度
第2の計時手段に第2の所定時間の計時開始を指示する
とともに、記憶手段に対するフェッチサイクルを停止す
るから、ホストコンピュータの電源投入により消費電力
低減モードから通常動作モードへの移行時には、初期動
作を行うことなくホストコンピュータとの通信を即座に
行うことができる。
【0038】請求項4記載の周辺装置によれば、消費電
力低減モード実行中に検出手段によりホストコンピュー
タの電源が投入されたことを検出すると、制御手段で、
消費電力低減モードの実行を解除するように制御するか
ら、ホストコンピュータの電源投入による消費電力低減
モードから通常動作モードへの移行を簡単に行うことが
できる。
【0039】請求項5記載の消費電力低減方法によれ
ば、ホストコンピュータの電源状態を検出する工程と、
ホストコンピュータの電源が遮断されたことを検出する
と、第1の計時手段により前記ホストコンピュータの電
源遮断状態継続時間を計時する工程と、第1の計時手段
により計時したホストコンピュータの電源遮断状態継続
時間が第1の所定時間を超えると、制御手段により、消
費電力低減モードを実行するように制御する工程とを有
するから、ホストコンピュータの電源状態時に応じて消
費電力を自動的に低減することができる。
【0040】請求項6記載の消費電力低減方法によれ
ば、制御手段により、消費電力低減モード実行中に第2
の所定時間の計時開始を第2の計時手段に指示した後
に、少なくとも定期的処理を実行するための定期的処理
実行プログラムを格納した記憶手段に対するフェッチサ
イクルを停止するから、消費電力の低減をさらに図るこ
とができる。
【0041】請求項7記載の消費電力低減方法によれ
ば、制御手段により、消費電力低減モード実行中に第2
の計時手段が第2の所定時間の計時を終了すると、記憶
手段に対するフェッチサイクルを開始して前記定期的処
理実行プログラムに従い定期的処理を実行し、該定期的
処理の実行後、再度第2の計時手段に第2の所定時間の
計時開始を指示するとともに、記憶手段に対するフェッ
チサイクルを停止するから、ホストコンピュータの電源
投入により消費電力低減モードから通常動作モードへの
移行時には、初期動作を行うことなくホストコンピュー
タとの通信を即座に行うことができる。
【0042】請求項8記載の消費電力低減方法によれ
ば、ホストコンピュータの電源遮断状態中にホストコン
ピュータの電源が投入されたか否かを検出する工程と、
ホストコンピュータの電源が投入されたことを検出する
と、制御手段により、消費電力低減モードの実行を解除
するように制御する工程とを有するから、ホストコンピ
ュータの電源投入による消費電力低減モードから通常動
作モードへの移行を簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の周辺装置の実施の一形態の主要
部構成を示すブロック図である。
【図2】図1の周辺装置のホスト電源検出手段の主要構
成を示す回路図である。
【図3】図1の周辺装置のデータ制御コントローラの構
成を示すブロック図である。
【図4】図1の周辺装置の通常動作モード実行中におけ
るタイマ制御102の動作手順を示すフローチャートで
ある。
【図5】図1の周辺装置の消費電力低減モード実行中に
おけるタイマ制御102の動作手順を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
100 CPU 102 タイマ制御部 103,104 タイマ 105 ROM 106 データ制御コントローラ 107 バッファ 110 インターフェース 120 コンパレータ 151 クロック制御部 154 データバッファ制御部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータと通信可能に接続さ
    れる周辺装置において、前記ホストコンピュータの電源
    状態を検出する検出手段と、前記検出手段により前記ホ
    ストコンピュータの電源が遮断されたことを検出する
    と、前記ホストコンピュータの電源遮断状態継続時間の
    計時を開始する第1の計時手段と、前記第1の計時手段
    により計時した前記ホストコンピュータの電源遮断状態
    継続時間が第1の所定時間を超えると、消費電力低減モ
    ードを実行するように制御する制御手段とを備えること
    を特徴とする周辺装置。
  2. 【請求項2】 さらに、定期的処理を実行するための定
    期的処理実行プログラムを格納した記憶手段と、第2の
    所定時間を計時する第2の計時手段とを備え、前記制御
    手段は、前記消費電力低減モード実行中に前記第2の所
    定時間の計時開始を前記第2の計時手段に指示した後
    に、少なくとも前記記憶手段に対するフェッチサイクル
    を停止することを特徴とする請求項1記載の周辺装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記消費電力低減モー
    ド実行中に前記第2の計時手段が前記第2の所定時間の
    計時を終了すると、前記記憶手段に対するフェッチサイ
    クルを開始して前記定期的処理実行プログラムに従い定
    期的処理を実行し、該定期的処理の実行後、再度前記第
    2の計時手段に前記第2の所定時間の計時開始を指示す
    るとともに、前記記憶手段に対するフェッチサイクルを
    停止することを特徴とする請求項2記載の周辺装置。
  4. 【請求項4】 前記ホストコンピュータの電源遮断状態
    中に前記検出手段により前記ホストコンピュータの電源
    が投入されたことを検出すると、前記制御手段は、前記
    消費電力低減モードの実行を解除するように制御するこ
    とを特徴とする請求項1記載の周辺装置。
  5. 【請求項5】 ホストコンピュータと通信可能に接続さ
    れる周辺装置に用いられる消費電力低減方法おいて、前
    記ホストコンピュータの電源状態を検出する工程と、前
    記ホストコンピュータの電源が遮断されたことを検出す
    ると、第1の計時手段により前記ホストコンピュータの
    電源遮断状態継続時間を計時する工程と、前記第1の計
    時手段により計時した前記ホストコンピュータの電源遮
    断状態継続時間が第1の所定時間を超えると、制御手段
    により、消費電力低減モードを実行するように制御する
    工程とを有することを特徴とする消費電力低減方法。
  6. 【請求項6】 前記制御手段により、前記消費電力低減
    モード実行中に第2の所定時間の計時開始を第2の計時
    手段に指示した後に、少なくとも定期的処理を実行する
    ための定期的処理実行プログラムを格納した記憶手段に
    対するフェッチサイクルを停止することを特徴とする請
    求項5記載の消費電力低減方法。
  7. 【請求項7】 前記制御手段により、前記消費電力低減
    モード実行中に前記第2の計時手段が前記第2の所定時
    間の計時を終了すると、前記記憶手段に対するフェッチ
    サイクルを開始して前記定期的処理実行プログラムに従
    い定期的処理を実行し、該定期的処理の実行後、再度前
    記第2の計時手段に前記第2の所定時間の計時開始を指
    示するとともに、前記記憶手段に対するフェッチサイク
    ルを停止することを特徴とする請求項6記載の消費電力
    低減方法。
  8. 【請求項8】 前記ホストコンピュータの電源遮断状態
    中に前記ホストコンピュータの電源が投入されたか否か
    を検出する工程と、前記ホストコンピュータの電源が投
    入されたことを検出すると、前記制御手段により、前記
    消費電力低減モードの実行を解除するように制御する工
    程とを有することを特徴とする請求項5記載の消費電力
    低減方法。
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