JPH11212629A - モニタ装置及びモニタ制御方法 - Google Patents

モニタ装置及びモニタ制御方法

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Publication number
JPH11212629A
JPH11212629A JP1684498A JP1684498A JPH11212629A JP H11212629 A JPH11212629 A JP H11212629A JP 1684498 A JP1684498 A JP 1684498A JP 1684498 A JP1684498 A JP 1684498A JP H11212629 A JPH11212629 A JP H11212629A
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JP
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touch panel
input
state
device operation
change
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Application number
JP1684498A
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English (en)
Inventor
Junichi Hamanaka
淳一 濱中
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非常停止等の割り込み処理に対する応答性が
向上するモニタシステムを得ること。 【解決手段】 タッチパネルの入力変化を検出し、変化
後の状態を記憶するメモリ空間と、このメモリ空間に記
憶された上記タッチパネルの入力状態を、予め設定され
ている設定状態と比較し、一致する設定状態に応じたデ
バイス動作を指示する制御手段と、を備えたモニタ装置
において、上記予め設定されている設定状態個々に、該
設定状態に応じたデバイス動作中への割込み処理可否の
情報を加えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プログラマブル
コントローラなどを介してロボットや数値制御装置の状
況をモニタするモニタ装置の表示画面の表面に装備され
たタッチパネルに割り付けられた動作の設定に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図5は、画面データ編集装置であるパソ
コンとモニタ装置とプログラマブルコントローラー(以
後、PCと呼ぶ)とを有するモニタシステムのハードウ
ェアブロック図である。図において、1はロボットや数
値制御装置等の制御対象機器を制御するPC、2AはP
C1から送れてきたデバイス値などを表示したり、PC
1のデバイス値の強制的なセットなどを行うモニタ装
置、3はモニタ装置2Aで表示する画面データの作成指
示などを行うパソコンである。
【0003】PC1において、11はCPU、12はモ
ニタ装置2Aと交信するためのモニタ装置I/F、13
はPC1のシステムプログラム/シーケンスプログラム
/デバイス値などが格納されるメモリである。
【0004】モニタ装置2Aにおいて、21はCPU、
22はタッチパネル23を装備したCRT、24は電気
的に書き込み/消去ができる不揮発性メモリであるフラ
ッシュメモリ(EEPROMとも称す)であり、例え
ば、画面の輝度/ブザーの音量/オペレータ作成の画面
データ等のオペレータデータが格納されている。なお、
画面データはタッチパネル上の位置の情報とその位置に
割り付けられた動作の設定を含んでいる。25Aはシス
テムプログラムが格納されたROM、26はDRAM、
27はタッチパネル23の状態をDRAM26内に保存
するためのキーゲートアレイ(以下キーG/Aと称す)
であり、タッチパネル23において表面の全てまたは一
部が押されている状態から放されている状態へ、或いは
放されている状態から押されている状態へ変化したかを
判定し、その変化後のタッチパネルの状態を記憶する。
28はパソコンと交信するためのパソコンインターフェ
ース(以下パソコンI/Fと称す)、29はPCと交信
するためのPCI/Fである。
【0005】パソコン3において、31はCPU301
はモニタ装置と交信するためのパソコンのモニタ装置I
/F203はパソコンで動作するプログラムや画面デー
タが格納されるメモリ206はCRT、35はキーボー
ドである。
【0006】図6は、図5におけるモニタシステムにお
ける機能ブロック図である。PC1において、101は
モニタ装置2AのPCI/F機能201とのデータをや
り取りするためのモニタ装置I/F機能、102はPC
1のメモリ33上に設定されるデバイス値領域である。
【0007】モニタ装置2Aにおいて、201はPC1
のモニタ装置I/F機能101とのデータをやり取りす
るためのPCI/F機能であり、PC1から送られてく
るデバイス値データをDRAM26内のデバイス値領域
202へ格納する。203はパソコン3のモニタ装置I
/F機能301とのデータをやり取りするためのパソコ
ンI/F機能であり、パソコン3から送られてくる画面
データをフラッシュメモリ24内の画面データ領域20
4へ格納すると共に、画面データに記述されているデバ
イス等をフラッシュメモリ24内のデバイス登録領域2
05に登録する。206はデバイス値領域202に格納
されているPC1からのデバイス値と、画面データ領域
204に格納されている画面データとに基づきCRT2
2に画面表示する表示機能、207はタッチパネル23
表面の状態を読み取り、DRAM26内のタッチパネル
状態登録領域208に格納するタッチパネル読取機能、
209はタッチパネル状態登録領域208に基づきタッ
チパネル23表面で押されている状態から放されている
状態へ変化した位置と放されている状態から押されてい
る状態へ変化した位置を調査し、この変化に基づきDR
AM26内のデバイス登録領域205に記述されたデバ
イス動作をDRAM26内のデバイス値書込領域210
に登録するタッチパネルON/OFF読取機能である。
なお、デバイス値書込領域210に登録された動作はP
CI/F機能201を通じてPC1のデバイス値領域1
02内に反映される。
【0008】パソコン装置3において、301はモニタ
装置2AのパソコンI/F機能203とのデータをやり
取りするためのモニタ装置I/F機能であり、メモリ3
3内の画面データ領域302に格納されている画面デー
タをモニタ装置へ送信する。303はキーボード35か
らの入力に基づき画面データを作成し、画面データ領域
302に格納する画面設定機能である。
【0009】図6を用いて、モニタシステムにおける概
略動作について説明する。PC1が保有する制御対象機
器等のデバイス値は、モニタ装置I/F機能101、P
CI/F機能201を介してデバイス値領域202に格
納される。また、パソコン3では、モニタ装置2AのC
RT22画面に表示するための画面データがキーボード
35により入力され、モニタ装置I/F機能301、パ
ソコンI/F機能203を介して画面データが画面デー
タ領域204に、デバイスがデバイス登録領域205に
格納される。モニタ装置2Aの表示機能206は、デバ
イス値領域202及び画面データ領域204にそれぞれ
格納されているデータに基づき、CRT22に対して画
面表示を行う。
【0010】一方、CRT22画面上に表示されている
画面情報に基づき、タッチパネル23を操作することに
より、タッチパネル読取機能207が、タッチパネル2
3上の状態をタッチパネル状態登録領域208に格納
し、該状態をタッチパネルON/OFF読取機能209
により読み取り、所定の変化に基づきデバイス登録領域
205に記述されたデバイス動作をデバイス値書込領域
210に登録する。
【0011】図7は、CPU21が画面データ領域に格
納された動作の設定にもとづきデバイス値書き込み領域
にデバイス操作の登録をする様子を示す図である。図に
おいて、211はキーG/A27が検出したキーの変化
と変化の起こった位置を保存するDRAM26内のタッ
チパネル状態登録領域208に確保されたメモリ空間で
あり、キーG/A27により検出された最新のタッチパ
ネル23の状態が記憶される。212はデバイス動作と
その動作を起こすタッチパネル23上の位置が格納され
ているメモリ空間であり、デバイス登録領域205内に
領域が確保されている。
【0012】次に動作について図8のモニタシステムに
おけるフローチャートを用いて説明する。図7aにおい
て、タッチパネル23の表面の任意の位置で、放されて
いる状態から押された状態への変化或いは押された状態
から放された状態への変化により図8のフローが開始さ
れる。例えば、タッチパネル表面の左から3つ目かつ上
から1つ目のキー位置No.3が押されることにより、
キーG/A27はタッチパネル表面上の位置及びの変化
を、メモリ空間211に例えば「キー位置No.3」、
「押された」と情報を記憶する。(ステップS21) キーG/A27がメモリ空間211に記憶すると、CP
U21Aはこの記憶された情報とメモリ空間212内に
記憶されたタッチパネル23動作の割り付け設定情報と
を比較する。(ステップS22) 比較の結果、変化に一致する動作、例えば「キー位置N
o.3」、「押された」を見つけると、ステップS24
に移行して、CPU21Aはこの動作に基づきデバイス
値書込領域210に「PC1のデバイス1をセット」を
登録する。一方、変化に一致する動作を検出できなかっ
た場合は、そのまま終了(現在の状態を維持)する。
【0013】デバイス値書込領域210に登録された
「PC1のデバイス1をセット」をPCI/F機能20
1が読みに行き、この「PC1のデバイス1をセット」
をモニタ装置I/F機能101を介してPC1のデバイ
ス値領域102にセットし、該セット内容に基づきPC
1は動作を行う。
【0014】図7bは、タッチパネル表面の左から3つ
目かつ上から1つ目が放された場合を示しており、動作
に関しては、図7aと同様である。例えば、タッチパネ
ル23の表面の左から3つ目かつ上から1つ目のキー位
置No.3が放されることにより、キーG/A27はメ
モリ空間211にタッチパネル23の表面上の位置及び
変化した状態を、例えば「キー位置No.3」、「放さ
れた」と記憶する。そして、CPU21Aはこの記憶さ
れた情報とメモリ空間212内に記憶された動作の設定
情報とを比較し変化に一致する動作である、例えば「P
C1のデバイス1をリセット」を検出し、この動作に基
づきデバイス値書込領域210にPC1のデバイス1を
リセットを登録し、該処理をPC1に対して行わせる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来のモニタシステム
は、メモリ空間211に最新のタッチパネル23の状態
を記憶し、この記憶された情報をメモリ空間212内に
設定された動作設定情報と比較し、一致した動作設定情
報に設定された動作を行っている。そのため、「キー位
置No.3が押された」のち「キー位置No.3が放さ
れた」状態となると、キー位置No.3が押されている
時だけ割り当てられた動作を行い、放されると該動作を
終了するといった処理を行う。また、仮に、キー位置N
o.3が押されている状態で、仮にキー位置No.7が
同時に押されると、メモリ空間211には、「キー位置
No.3が放された」状態が検出されることなく「キー
位置No.7が押された」情報が格納されるので、キー
位置No.3及びキー位置No.7に割り当てられた動
作をPC1が行う。
【0016】ここで、割り込み処理として非常停止など
をかける場合には、非常停止をかけるべきタッチパネル
23に割り当てられた非常停止領域の押し下げ、或い
は、現在押している領域の解放(放す)を行う必要があ
る。仮に、タッチパネル23を複数のオペレータA、B
が同時に使用している場合、オペレータBが非常停止を
かけるには、オペレータAのタッチパネルに対する押し
下げの解除或いは非常停止領域のオペレータBによる押
し下げを行わなければならない。しかしながら、非常停
止を行うべくオペレータBがオペレータAにタッチパネ
ルの押し下げ解放指示、或いは非常停止領域を見つけた
後の非常停止領域の押し下げには、若干のタイムロスが
発生してしまい、迅速に非常停止をかけることが困難で
ある。
【0017】また、同様にオペレータA、Bにより動作
させていた場合、オペレータの意志に反してタッチパネ
ルへの入力が発生し、不必要なデバイス動作が発生して
しまう場合もあった。この不要なデバイス動作が機械の
移動等場合は、システム運用上問題となる場合もあるの
で、タッチパネルへの入力作業は注意を払い相互に意識
して行わなければならなかった。
【0018】本願発明は、かかる課題を解決するために
なされたもので、第1の目的は、非常停止等の割り込み
処理に対する応答性が向上するモニタシステムを得るこ
とである。また、第2の目的は、誤入力を防止するモニ
タシステムを得ることである。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明によるモニタリ
ング装置は、タッチパネルの入力変化を検出し、変化後
の状態を記憶するメモリ空間と、このメモリ空間に記憶
された上記タッチパネルの入力状態を、予め設定されて
いる設定状態と比較し、一致する設定状態に応じたデバ
イス動作を指示する制御手段と、を備えたモニタ装置に
おいて、上記予め設定されている設定状態個々に、該設
定状態に応じたデバイス動作中への割込み処理可否の情
報を加えたものである。
【0020】また、制御手段は、新たに入力されたタッ
チパネルの入力変化をトリガーとして、直前に入力され
たタッチパネルに応じたデバイス動作の割込み処理可否
の情報を判断し、割込み処理可の場合は、上記直前のタ
ッチパネル入力に応じたデバイス動作をキャンセルする
ものである。
【0021】さらに、割込み処理を非常停止処理とする
ものである。
【0022】また、タッチパネルの入力変化を検出し、
変化後の状態を記憶するメモリ空間と、このメモリ空間
に記憶された上記タッチパネルの入力状態を、予め設定
されている設定状態と比較し、一致する設定状態に応じ
たデバイス動作を指示する制御手段と、を備えたモニタ
装置において、上記予め設定されている設定状態個々
に、直前に入力されたタッチパネルに応じたデバイス動
作中に、該タッチパネルの入力変化に基づく新たなデバ
イス動作を可能か否かの情報を加えたものである。
【0023】また、この発明にかかるモニタ制御方法
は、タッチパネルの入力変化を検出し、変化後の状態を
記憶する工程と、現在行われているデバイス動作に対
し、新たなる上記タッチパネルの入力によるデバイス動
作が割込み処理可否かを判断する工程と、新たなる入力
によるデバイス動作が割込み可の場合、該タッチパネル
の入力に基づき、現在行われているデバイス動作を停止
させる工程と、を備えたものである。
【0024】また、タッチパネルの入力変化を検出し、
変化後の状態を記憶する工程と、上記変化後の状態に応
じたデバイス動作を検出する工程と、現在行われている
デバイス動作と並列して新たなるタッチパネルの入力変
化に応じた上記デバイス動作が処理可能か否かを判断す
る工程と、新たなる入力によるデバイス動作が処理不可
の場合、タッチパネルの新たな入力に基づくデバイス動
作を行わせない工程と、を備えたものである。
【0025】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1における画面データ編集装置であるパソ
コンとモニタ装置とプログラマブルコントローラー(以
後、PCと呼ぶ)とを有するモニタシステムのハードウ
ェアブロック図である。図において、1はロボットや数
値制御装置等の制御対象機器を制御するPC、2AはP
C1から送れてきたデバイス値などを表示したり、PC
1のデバイス値の強制的なセットなどを行うモニタ装
置、3はモニタ装置2で表示する画面データの作成指示
などを行うパソコンである。
【0026】PC1において、11はCPU、12はモ
ニタ装置2と交信するためのモニタ装置I/F、13は
PC1のシステムプログラム/シーケンスプログラム/
デバイス値などが格納されるメモリである。
【0027】モニタ装置2において、21はCPU、2
2はタッチパネル23を装備したCRT、24は電気的
に書き込み/消去ができる不揮発性メモリであるフラッ
シュメモリ(EEPROMとも称す)であり、例えば、
画面の輝度/ブザーの音量/オペレータ作成の画面デー
タ等のオペレータデータが格納されている。なお、画面
データはタッチパネル上の位置の情報とその位置に割り
付けられた動作の設定を含んでいる。25はシステムプ
ログラムが格納されたROM、26はDRAM、27は
タッチパネル23の状態をDRAM26内に保存するた
めのキーゲートアレイ(以下キーG/Aと称す)であ
り、タッチパネル23において表面の全てまたは一部が
押されている状態から放されている状態へ、或いは放さ
れている状態から押されている状態へ変化したかを判定
し、その変化後のタッチパネルの状態を記憶する。28
はパソコンと交信するためのパソコンインターフェース
(以下パソコンI/Fと称す)、29はPCと交信する
ためのPCI/Fである。
【0028】パソコン3において、31はCPU、32
はモニタ装置と交信するためのパソコンのモニタ装置I
/F、33はパソコンで動作するプログラムや画面デー
タが格納されるメモリ、34はCRT、35はキーボー
ドである。
【0029】図2及び図3は、CPU21が画面データ
領域に格納された動作の設定にもとづきデバイス値書き
込み領域にデバイス操作の登録をする様子を示す図であ
る。図において、211はキーG/A27が検出したキ
ーの変化と変化の起こったキー位置を保存するDRAM
26内に確保されたメモリ空間であり、キーG/A27
により検出された最新のタッチパネル23の状態が記憶
される。212はデバイス動作とその動作を起こすタッ
チパネル23上のキー位置が各設定No毎に格納されて
いるデバイス登録領域205内のメモリ空間であり、例
えば、「設定1(特別設定)として、キー位置No.3
の押す/放すによりPC1のデバイス1をセット/リセ
ット」、「設定2として、キー位置No.9の押す/放
すによりPC1のデバイス2をセット/リセット」する
条件が設定されている。
【0030】213はタッチパネル表面の特別設定を割
り付けた部分が押されたかあるいは押されていないか、
また特別設定を割付けた部分が押されたならばその特別
設定Noの情報を保存するメモリ空間であり、DRAM
26内に領域が確保されている。ここで特別設定とは、
例えば設定されているデバイス動作のリセット(例え
ば、緊急停止等)を可能とする設定であり、具体的に
は、タッチパネル23のあるキー位置を押し続けている
際はそのキー位置に対応したデバイス動作が継続される
が、特別設定がなされていたら、タッチパネルの他のキ
ー位置入力によりそのデバイス動作を強制的に無効とす
べく設定されている。
【0031】214はタッチパネル表面の特別設定を割
り付けた部分以外が押されたかあるいは押されていない
かの情報を保存するDRAM26内に確保されたメモリ
空間であり、特別設定がされていないタッチパネル上の
キー位置が押されるとカウントアップし、特別設定がさ
れていないタッチパネル上のキー位置が放されることに
よりカウントダウンする。
【0032】次に、図4のモニタ装置の動作を示すフロ
ーチャートに基づき、本実施の形態における動作につい
て説明する。
【0033】実施例1.図2におけるタッチパネル表面
には、押されたキー位置に対応して対象となるPC1の
デバイスのセット/リセットが割付けられている。ま
ず、タッチパネル表面の左から3つ目かつ上から1つ目
のキー位置No.3が押されることにより、図4のフロ
ーチャートが開始される。タッチパネル23の押下によ
り、タッチパネルの状態が変化すると、キーG/A27
が状態が変化した(押された)キー位置No.及び状
態、すなわち「キー位置No.3が押された」をメモリ
空間211に記憶する(ステップS1)。
【0034】その後、CPU21は、メモリ空間213
を検索することにより、現在、押下られているタッチパ
ネル23において特別設定が設定されているか否かを判
断する(ステップS2)。なお、図2aの場合、タッチ
パネル表面は、今回押下られたキー位置No.3以外は
押されていないので、特別設定はメモリ空間213には
未だ設定されていない。
【0035】そしてステップS3において、CPU21
は、メモリ空間211より「キー位置No.3が押され
た」情報を取り出し、各タッチパネル表面のキー位置N
o及び該状態に対応して各デバイス動作が設定No毎に
複数設定されているメモリ空間212内を検索する。ス
テップS3による検索の結果、メモリ空間212内に
「キー位置No.3が押された」ことに対応する動作
「設定1:PC1のデバイス1をセット」を見つけれ
ば、ステップS5に移行する。一方、「キー位置No.
3が押された」ことに対応する動作が見つけれなけれ
ば、押下られたタッチパネル23のキー位置No.3に
は、デバイスが割付けられていないということなので、
ステップS9に移行し、メモリ空間214に特別設定以
外が押されたことをしめすべくカウント「+1」した情
報を記憶する。
【0036】ステップS5では、デバイスが割付けられ
ているタッチパネル23への動作「キー位置No.3が
押された」は、特別設定か否かを判断する。「キー位置
No.3が押された」は、特別設定であるので、ステッ
プS6へ移行し、現在、特別設定以外が押されたか否か
を判別すべくメモリ空間214を検索する。図2aで
は、タッチパネル表面は、今回押下られたキー位置N
o.3以外は押されていないので、ステップS7に移行
し、特別設定1に対応する「キー位置No.3が押され
た」ことをメモリ空間213に「設定No.1」と記憶
し、ステップS11に移行する。
【0037】ステップS11では、CPU21は検索し
た動作である「PC1のデバイス1をセット」にもとづ
き、デバイス値書込領域210に、「PC1のデバイス
1をセット」を登録する。この登録によって、たとえ
ば、PC1のデバイス1に連動している機械が動きはじ
める。
【0038】次に図2bに基づき動作を説明する。図2
bは、キー位置No.3が押された状態(図2a参照)
から、タッチパネル表面の左から7つ目かつ上から1つ
目のキー位置No.7が押された状態へ変化したときの
図である。なお本実施例では、左からキー位置No.7
には、何もデバイス動作が割り付けられていない。キー
位置No.7が押されると、キーG/A27がメモリ空
間211に、たとえば「キー位置No.7が押された」
という情報を記憶する(ステップS1)。そして、ステ
ップS2において、CPU21はメモリ空間213内を
検索し、「設定No.1」すなわち特別設定が押されて
いることを検出し、ステップS8に移行する。
【0039】ステップS8では、キー位置No.7が押
されたことに対応するデバイス割り付けがメモリ空間2
12内に存在するか否かに関係なく、「設定No.1」
に対応した設定1をメモリ空間212より検索し、この
設定が解除されたときの動作「PC1のデバイスNo.
1をリセット」を抽出すると共に、メモリ空間213に
記憶されている特別設定の情報をクリアし、ステップS
11に移行する。
【0040】ステップS11では、CPU21はデバイ
ス値書込領域210にPC1のデバイス1をリセットを
登録する。この登録によって、たとえば、PC1のデバ
イス1に連動した機械が停止する。
【0041】すなわち、図2aで押されたキー位置N
o.3に対応するデバイス動作には、特別設定が設定さ
れているため、この特別設定に基づくデバイス動作中
(キー位置No.3が押し続けられている状態)であっ
ても、タッチパネル23上の他のキー位置を押すことに
より、特別設定のデバイス動作が解除される。そのた
め、オペレータAが特別設定に基づくデバイス動作を行
い、オペレータBがそのデバイス動作を監視しているよ
うな、オペレータ二人でタッチパネルを操作しているよ
うな場合において、オペレータAが行っているデバイス
動作を強制的に解除する必要が生じた場合でも、オペレ
ータBが直ちにタッチパネル23上の他のキー位置を押
下することにより、デバイス動作を非常停止させること
ができる。
【0042】本実施の形態では、オペレータAがデバイ
ス動作を行わせているタッチパネル表面のキー位置N
o.3を放せばデバイス動作は終了するが、オペレータ
Bの指示によりそのキー位置No.3を放させる動作よ
りも、オペレータB自身のタッチパネルへのタッチによ
りデバイス動作が終了すべく必要なデバイス動作毎に特
別設定が設定されているので、割り込み処理としての非
常停止への応答性がより向上する。
【0043】なお、本実施例1では、特別設定を任意に
設定することにより、特別設定が設定されたデバイス動
作への非常停止を可能とする実施例を説明したが、特別
設定を非常割り込み処理としても同様であり、例えば、
特別設定が設定されているデバイス動作にのみ割り込み
処理(新たに押されたタッチパネルのキー位置に設定さ
れたデバイス処理)を可能とすることも可能である。
【0044】実施例2.次に、図3に基づき動作を説明
する。図3におけるタッチパネル表面には、押されたキ
ー位置に対応して対象となるPC1のデバイス動作のセ
ット/リセットが割付けられている。まず、タッチパネ
ル表面の左から9つ目かつ上から1つ目のキー位置N
o.9が押されることにより、図4のフローチャートが
開始される。タッチパネル23の押下により、タッチパ
ネルの状態が変化すると、キーG/A27が状態が変化
した(押された)キー位置No.及び状態、すなわち
「キー位置No.9が押された」をメモリ空間211に
記憶する(ステップS1)。
【0045】その後、CPU21は、メモリ空間213
を検索することにより、現在、押下られているタッチパ
ネル23において特別設定が設定されているか否かを判
断する(ステップS2)。なお、図3aの場合、タッチ
パネル表面は、今回押下られたキー位置No.9以外は
押されていないので、特別設定はメモリ空間213には
未だ設定されていない。
【0046】そしてステップS3において、CPU21
は、メモリ空間211より「キー位置No.9が押され
た」情報を取り出し、各タッチパネル表面のキー位置N
o及び該状態に対応して各デバイス動作が設定No毎に
複数設定されているメモリ空間212内を検索する。ス
テップS3による検索の結果、メモリ空間212内に
「キー位置No.9が押された」ことに対応する動作
「設定2:PC1のデバイス2をセット」を見つけれ
ば、ステップS5に移行する。一方、「キー位置No.
9が押された」ことに対応する動作が見つけれなけれ
ば、押下られたタッチパネル23のキー位置No.9に
は、デバイスが割付けられていないということなので、
ステップS9に移行し、メモリ空間214に特別設定以
外が押されたことをしめすべくカウントを「+1」した
情報を記憶する。
【0047】ステップS5では、デバイスが割付けられ
ているタッチパネル23への動作「キー位置No.9が
押された」は、特別設定か否かを判断する。「キー位置
No.9が押された」は、特別設定ではないので、ステ
ップS10へ移行し、メモリ空間214に特別設定以外
が押されたことをしめすべくカウントを「+1」した情
報を記憶する。
【0048】その後、ステップS11に移行し、CPU
21は検索した動作である「PC1のデバイス2をセッ
ト」にもとづき、デバイス値書込領域210に、「PC
1のデバイス2をセット」を登録する。この登録によっ
て、たとえば、PC1のデバイス2に連動しているラン
プが点灯する。
【0049】次に図3bに基づき動作を説明する。図3
bは、キー位置No.9が押された状態(図3a参照)
から、タッチパネル表面の左から3つ目かつ上から1つ
目のキー位置No.3が押された状態へ変化したときの
図である。なお、左からキー位置No.3には、特別設
定としてデバイス動作が割り付けられている。キー位置
No.3が押されると、キーG/A27がメモリ空間2
11に、たとえば「キー位置No.3が押された」とい
う情報を記憶する(ステップS1)。そして、ステップ
S2において、CPU21はメモリ空間213内を検索
し、「設定No.2」が押されていることを検出し、特
別設定のデバイス動作が設定されていないので、ステッ
プS3に移行する。
【0050】ステップS3では、CPU21は、メモリ
空間211より「キー位置No.3が押された」情報を
取り出し、各タッチパネル表面のキー位置No及び該状
態に対応して各デバイス動作が設定No毎に複数設定さ
れているメモリ空間212内を検索する。ステップS3
による検索の結果、メモリ空間212内に「キー位置N
o.3が押された」ことに対応する動作「設定1:PC
1のデバイス1をセット」を見つければ、ステップS5
に移行する。
【0051】ステップS5では、デバイスが割付けられ
ているタッチパネル23への動作「キー位置No.3が
押された」は、特別設定か否かを判断する。「キー位置
No.3が押された」は、特別設定であるので、ステッ
プS6へ移行し、現在、特別設定以外が押されているか
否かを判別すべくメモリ空間214を検索する。図3b
では、タッチパネル表面は、今回押下られたキー位置N
o.3以外に、キー位置No.9が既に押されるている
ことにより、メモリ空間214には「+1」が記憶され
ているため、キー位置No.3に対応するデバイス動作
「PC1のデバイス1をセット」することなく終了す
る。なお、キー位置No.9に対応するデバイス動作
「PC1のデバイス2をセット」は引き続き継続して行
われる。
【0052】すなわち、図3bで押されたキー位置N
o.3に対応するデバイス動作には、特別設定がされて
いるため、既に何らかのデバイス動作が行われている際
には、特別設定がされた新たなデバイス動作は行うこと
ができない。つまり、機械の動作といった特別設定のデ
バイス動作は、その特別設定のデバイス動作に対応する
キー入力のみでしか機能させることができない。そのた
め、オペレータAが特別設定ではないデバイス動作を行
い、オペレータBがオペレータAに関係なく、特別設定
が設定されているデバイス動作を行わせようとしている
場合或いは特別設定が設定されているデバイス動作に対
応するタッチパネルに不意に触れてしまった場合におい
て、特別設定のデバイス動作は動作せず、各オペレータ
個々による相互に関連していない動作発生の防止及び誤
動作の防止が図られる。
【0053】本実施の形態では、特別設定が設定されて
いるデバイス動作に関しては、何らかのデバイス動作が
している限り、タッチパネル上のキー位置を押しても動
作せず、この特別設定のデバイス動作を行うためには、
他のタッチパネルを押すことなくこの動作に対応するキ
ー位置のみを確実に押す必要があるので、タッチパネル
表面を不意に触れただけで機械が動いてしまう誤動作及
びインターロックとしての安全性の向上を図ることがで
きる。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、デバイス動作が行われ
ている際でも、タッチパネルに触れることにより、現在
行われているデバイス動作に対して割り込み処理を強制
的に行うことができ、非常停止等の応答性が向上する。
【0055】また、現在デバイス動作が行われている際
は、タッチパネルに触れることによる不用意なデバイス
の並列動作を防止でき、誤入力に対する信頼性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態におけるモニタシステ
ムのハードウェアブロック図である。
【図2】 モニタ装置における動作を示す状態図であ
る。
【図3】 モニタ装置における動作を示す状態図であ
る。
【図4】 モニタ装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】 従来のモニタシステムのハードウェアブロッ
ク図である。
【図6】 従来のモニタシステムにおける機能ブロック
図である。
【図7】 従来のモニタ装置における動作を示す状態図
である。
【図8】 従来のモニタ装置における動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 プログラマブルコンピュータ、2 モニタ装置、3
パソコン、21 CPU、23 タッチパネル、27
キーG/A、210 デバイス値書込領域、211
メモリ空間、212 メモリ空間。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タッチパネルの入力変化を検出し、変化
    後の状態を記憶するメモリ空間と、 このメモリ空間に記憶された上記タッチパネルの入力状
    態を、予め設定されている設定状態と比較し、一致する
    設定状態に応じたデバイス動作を指示する制御手段と、
    を備えたモニタ装置において、 上記予め設定されている設定状態個々に、該設定状態に
    応じたデバイス動作中への割込み処理可否の情報を加え
    たことを特徴とするモニタ装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、新たに入力されたタッチパ
    ネルの入力変化をトリガーとして、直前に入力されたタ
    ッチパネルに応じたデバイス動作の割込み処理可否の情
    報を判断し、割込み処理可の場合は、上記直前のタッチ
    パネル入力に応じたデバイス動作をキャンセルすること
    を特徴とする請求項1に記載のモニタ装置。
  3. 【請求項3】 割込み処理を非常停止処理とすることを
    特徴とする請求項1、2に記載のモニタ装置。
  4. 【請求項4】 タッチパネルの入力変化を検出し、変化
    後の状態を記憶するメモリ空間と、 このメモリ空間に記憶された上記タッチパネルの入力状
    態を、予め設定されている設定状態と比較し、一致する
    設定状態に応じたデバイス動作を指示する制御手段と、
    を備えたモニタ装置において、 上記予め設定されている設定状態個々に、直前に入力さ
    れたタッチパネルに応じたデバイス動作中に、該タッチ
    パネルの入力変化に基づく新たなデバイス動作を可能か
    否かの情報を加えたことを特徴とするモニタ装置。
  5. 【請求項5】 タッチパネルの入力変化を検出し、変化
    後の状態を記憶する工程と、 現在行われているデバイス動作に対し、新たなる上記タ
    ッチパネルの入力によるデバイス動作が割込み処理可否
    かを判断する工程と、 新たなる入力によるデバイス動作が割込み可の場合、該
    タッチパネルの入力に基づき、現在行われているデバイ
    ス動作を停止させる工程と、を備えたモニタ制御方法。
  6. 【請求項6】 タッチパネルの入力変化を検出し、変化
    後の状態を記憶する工程と、 上記変化後の状態に応じたデバイス動作を検出する工程
    と、 現在行われているデバイス動作と並列して新たなるタッ
    チパネルの入力変化に応じた上記デバイス動作が処理可
    能か否かを判断する工程と、 新たなる入力によるデバイス動作が処理不可の場合、タ
    ッチパネルの新たな入力に基づくデバイス動作を行わせ
    ない工程と、を備えたモニタ制御方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007164470A (ja) * 2005-12-14 2007-06-28 Alps Electric Co Ltd 入力装置およびこの入力装置を使用した電子機器

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JP2007164470A (ja) * 2005-12-14 2007-06-28 Alps Electric Co Ltd 入力装置およびこの入力装置を使用した電子機器

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