JPH11211038A - バッチ式焼却機のバッチ判定方法 - Google Patents
バッチ式焼却機のバッチ判定方法Info
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- JPH11211038A JPH11211038A JP1625298A JP1625298A JPH11211038A JP H11211038 A JPH11211038 A JP H11211038A JP 1625298 A JP1625298 A JP 1625298A JP 1625298 A JP1625298 A JP 1625298A JP H11211038 A JPH11211038 A JP H11211038A
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- JP
- Japan
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- temperature
- batch
- equal
- combustion chamber
- flue
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 木屑、紙屑等の一般雑芥や、ポリエチレン、
ポリエステル等の高分子材料を焼却する焼却機におい
て、運転開始時に何バッチ目かを自動的かつ正確に判断
する事を目的とするものである。 【解決手段】 本発明は、運転開始後、煙道7,8内の
温度が予め設定した所定温度以上か否か検出すること
で、焼却運転が1バッチ目か2バッチ目以降かを判定す
る事を特徴とするものである。
ポリエステル等の高分子材料を焼却する焼却機におい
て、運転開始時に何バッチ目かを自動的かつ正確に判断
する事を目的とするものである。 【解決手段】 本発明は、運転開始後、煙道7,8内の
温度が予め設定した所定温度以上か否か検出すること
で、焼却運転が1バッチ目か2バッチ目以降かを判定す
る事を特徴とするものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木屑、紙屑等の一
般雑芥や、ポリエチレン、ポリエステル等の高分子材料
を焼却するバッチ式焼却機のバッチ判定方法に関する。
般雑芥や、ポリエチレン、ポリエステル等の高分子材料
を焼却するバッチ式焼却機のバッチ判定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】比較的小規模の事業所や、病院等に設置
され、一般雑芥や高分子材料等を焼却するバッチ式の焼
却機では、不定期に焼却炉内に被焼却物を投入し、適当
なタイミングで焼却機を運転したり、被焼却物の量があ
る程度溜まってから焼却炉内に被焼却物を投入し、1バ
ッチ目の焼却が終了すると、焼却灰を取り出して次の被
焼却物を焼却炉内に投入して運転を開始する等により、
連続して焼却機を運転している。
され、一般雑芥や高分子材料等を焼却するバッチ式の焼
却機では、不定期に焼却炉内に被焼却物を投入し、適当
なタイミングで焼却機を運転したり、被焼却物の量があ
る程度溜まってから焼却炉内に被焼却物を投入し、1バ
ッチ目の焼却が終了すると、焼却灰を取り出して次の被
焼却物を焼却炉内に投入して運転を開始する等により、
連続して焼却機を運転している。
【0003】又、バッチ式焼却機の多くは、オペレータ
が被焼却物の量や、何バッチ目か等を判断してタイマに
よる燃焼時間をセットしたり、被焼却物の焼却状態を目
視により確認しながら、手動で焼却バーナ等の点滅操作
を行って被焼却物を完全燃焼させている。
が被焼却物の量や、何バッチ目か等を判断してタイマに
よる燃焼時間をセットしたり、被焼却物の焼却状態を目
視により確認しながら、手動で焼却バーナ等の点滅操作
を行って被焼却物を完全燃焼させている。
【0004】そこで、上記タイマ操作や手動による点滅
操作を簡素化すべく、自動的に被焼却物の量や燃焼状態
を検出して被焼却物を焼却する場合、焼却運転が1バッ
チ目か、2バッチ目以降かによって焼却炉の内部温度が
異なる為、何バッチ目なのか自動的に判断して焼却時間
を設定しないと、燃焼が進み過ぎて煙を発生する等の問
題がある。
操作を簡素化すべく、自動的に被焼却物の量や燃焼状態
を検出して被焼却物を焼却する場合、焼却運転が1バッ
チ目か、2バッチ目以降かによって焼却炉の内部温度が
異なる為、何バッチ目なのか自動的に判断して焼却時間
を設定しないと、燃焼が進み過ぎて煙を発生する等の問
題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、運転
開始時に何バッチ目かを自動的かつ正確に判断し、バッ
チに応じて的確な燃焼時間を設定する事を目的とするも
のである。
開始時に何バッチ目かを自動的かつ正確に判断し、バッ
チに応じて的確な燃焼時間を設定する事を目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、被焼却物を投
入して焼却バーナにて焼却する一次燃焼室と、この一次
燃焼室に隣接して配置され、一次燃焼室より排出された
排気を煙道を介して導入し、無煙化バーナにて焼却した
後排気筒より外部に排気する二次燃焼室とを備えた焼却
機において、運転開始後、煙道内の温度が予め設定した
所定温度以上か否か検出することで、焼却運転が1バッ
チ目か2バッチ目以降かを判定するものである。
入して焼却バーナにて焼却する一次燃焼室と、この一次
燃焼室に隣接して配置され、一次燃焼室より排出された
排気を煙道を介して導入し、無煙化バーナにて焼却した
後排気筒より外部に排気する二次燃焼室とを備えた焼却
機において、運転開始後、煙道内の温度が予め設定した
所定温度以上か否か検出することで、焼却運転が1バッ
チ目か2バッチ目以降かを判定するものである。
【0007】又本発明は、被焼却物を投入して焼却バー
ナにて焼却する一次燃焼室と、この一次燃焼室側壁の少
なくとも上下に穿孔した一対の排気孔と、一次燃焼室に
隣接して配置され、排気孔より排出された排気を煙道を
介して導入し、無煙化バーナにて焼却した後排気筒より
外部に排気する二次燃焼室とを備えた焼却機において、
運転開始後、上下煙道内の温度が予め設定した所定温度
以上か否か検出し、所定温度以上であれば、更に下煙道
内の温度が予め設定した第2の所定温度以上か否か検出
し、所定温度以下であれば1バッチ目、第2の所定温度
以上であれば2バッチ目以降と判定するものである。
ナにて焼却する一次燃焼室と、この一次燃焼室側壁の少
なくとも上下に穿孔した一対の排気孔と、一次燃焼室に
隣接して配置され、排気孔より排出された排気を煙道を
介して導入し、無煙化バーナにて焼却した後排気筒より
外部に排気する二次燃焼室とを備えた焼却機において、
運転開始後、上下煙道内の温度が予め設定した所定温度
以上か否か検出し、所定温度以上であれば、更に下煙道
内の温度が予め設定した第2の所定温度以上か否か検出
し、所定温度以下であれば1バッチ目、第2の所定温度
以上であれば2バッチ目以降と判定するものである。
【0008】そして又本発明は、煙道内の温度が予め設
定した所定温度以上か否か検出し、予め設定した所定時
間経過しても所定温度以下であれば1バッチ目と判定す
るものである。
定した所定温度以上か否か検出し、予め設定した所定時
間経過しても所定温度以下であれば1バッチ目と判定す
るものである。
【0009】更に本発明は、上下煙道内の温度が予め設
定した所定温度以上か否か検出し、所定温度以上であれ
ば更に下煙道内の温度が予め設定した第2の所定温度以
上か否か検出し、この第2の所定温度以上であれば所定
時間内でも2バッチ目以降と判定するものである。
定した所定温度以上か否か検出し、所定温度以上であれ
ば更に下煙道内の温度が予め設定した第2の所定温度以
上か否か検出し、この第2の所定温度以上であれば所定
時間内でも2バッチ目以降と判定するものである。
【0010】そして更に本発明は、下煙道内の温度が予
め設定した所定温度以上か否か検出し、所定温度以上で
あれば更に下煙道内の温度が予め設定した第2の所定温
度以上か否か検出し、この第2の所定温度以下であれば
更に二次燃焼室の温度が予め設定した第3の所定温度以
上か否か検出し、所定時間経過しても第3の所定温度以
下であれば1バッチ目と判定するものである。
め設定した所定温度以上か否か検出し、所定温度以上で
あれば更に下煙道内の温度が予め設定した第2の所定温
度以上か否か検出し、この第2の所定温度以下であれば
更に二次燃焼室の温度が予め設定した第3の所定温度以
上か否か検出し、所定時間経過しても第3の所定温度以
下であれば1バッチ目と判定するものである。
【0011】又本発明は、煙道内の温度が予め設定した
所定温度以上か否か検出し、所定温度以上であれば更に
二次燃焼室の温度が予め設定した第3の所定温度以上か
否か検出し、この第3の所定温度以下であれば1バッチ
目、以上であれば2バッチ目以降と判定するものであ
る。
所定温度以上か否か検出し、所定温度以上であれば更に
二次燃焼室の温度が予め設定した第3の所定温度以上か
否か検出し、この第3の所定温度以下であれば1バッチ
目、以上であれば2バッチ目以降と判定するものであ
る。
【0012】そして又本発明は、下煙道内の温度が予め
設定した第2の所定温度以上か否か検出し、所定温度以
下であれば更に二次燃焼室の温度が予め設定した第3の
所定温度以上か否か検出し、この第3の所定温度以下で
あれば1バッチ目、以上であれば2バッチ目以降と判定
するものである。
設定した第2の所定温度以上か否か検出し、所定温度以
下であれば更に二次燃焼室の温度が予め設定した第3の
所定温度以上か否か検出し、この第3の所定温度以下で
あれば1バッチ目、以上であれば2バッチ目以降と判定
するものである。
【0013】そして更に本発明は、被焼却物を投入して
焼却バーナにて焼却する一次燃焼室と、この一次燃焼室
に隣接して配置され、一次燃焼室より排出された排気を
煙道を介して導入し、無煙化バーナにて焼却した後排気
筒より外部に排気する二次燃焼室と、この二次燃焼室内
の排気を外部に排出するブロワーとを備えた焼却機にお
いて、運転開始後少なくともブロワーを回転した後、煙
道内の温度が予め設定した所定温度以上か否か検出する
ことで、焼却運転が1バッチ目か2バッチ目以降かを判
定するものである。
焼却バーナにて焼却する一次燃焼室と、この一次燃焼室
に隣接して配置され、一次燃焼室より排出された排気を
煙道を介して導入し、無煙化バーナにて焼却した後排気
筒より外部に排気する二次燃焼室と、この二次燃焼室内
の排気を外部に排出するブロワーとを備えた焼却機にお
いて、運転開始後少なくともブロワーを回転した後、煙
道内の温度が予め設定した所定温度以上か否か検出する
ことで、焼却運転が1バッチ目か2バッチ目以降かを判
定するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を先ず図1に基づ
き説明すると、1は外壁を耐熱性のステンレス板で形成
した一次燃焼炉で、内部に、上面に投入口2を開口した
有底円筒状の一次燃焼室3を形成し、かつこの一次燃焼
室の側面や底面を耐火繊維や耐火セメント等の耐火材4
で被覆している。
き説明すると、1は外壁を耐熱性のステンレス板で形成
した一次燃焼炉で、内部に、上面に投入口2を開口した
有底円筒状の一次燃焼室3を形成し、かつこの一次燃焼
室の側面や底面を耐火繊維や耐火セメント等の耐火材4
で被覆している。
【0015】5は上記一次燃焼室3に隣接して設置した
二次燃焼炉で、外壁を耐熱性ステンレス板で形成し、か
つ内部に、側面や底面を耐火繊維や耐火セメント等の耐
火材4で被覆した二次燃焼室6を形成している。
二次燃焼炉で、外壁を耐熱性ステンレス板で形成し、か
つ内部に、側面や底面を耐火繊維や耐火セメント等の耐
火材4で被覆した二次燃焼室6を形成している。
【0016】又上記一次燃焼室3の側壁上下には上煙道
7及び下煙道8を介して上記二次燃焼室6に連通した一
対の排気孔9,10を開口し、上記上煙道7及び下煙道
8の内部には温度検出用の第1及び第2温度センサ1
1,12を装着している。
7及び下煙道8を介して上記二次燃焼室6に連通した一
対の排気孔9,10を開口し、上記上煙道7及び下煙道
8の内部には温度検出用の第1及び第2温度センサ1
1,12を装着している。
【0017】13,14は上記一次燃焼室3内の上下に
各々装着した焼却バーナで、例えば灯油バーナで構成
し、燃焼炎が一次燃焼室3の内部に向かって放射する様
に配置し、各々バーナファン15,16を一体的に組み
込んでおり、かつ上焼却バーナ13は上記上煙道7と略
同じ高さ位置、下焼却バーナ14は下煙道8と略同じ高
さ位置に装着している。
各々装着した焼却バーナで、例えば灯油バーナで構成
し、燃焼炎が一次燃焼室3の内部に向かって放射する様
に配置し、各々バーナファン15,16を一体的に組み
込んでおり、かつ上焼却バーナ13は上記上煙道7と略
同じ高さ位置、下焼却バーナ14は下煙道8と略同じ高
さ位置に装着している。
【0018】17は上記一次燃焼室3の投入口2にヒン
ジ18にて開閉自在に装着した蓋で、耐熱性ステンレス
板にて形成し、一次燃焼室3に面する内面に耐火繊維等
の耐火材19を装着している。
ジ18にて開閉自在に装着した蓋で、耐熱性ステンレス
板にて形成し、一次燃焼室3に面する内面に耐火繊維等
の耐火材19を装着している。
【0019】20は上記二次燃焼室6の側壁中間部で、
上記上煙道7の高さ位置より少し下側に装着した無煙化
バーナで、例えば灯油バーナにより構成し、燃焼炎が二
次燃焼室6の内部に向かって放射する様に配置し、バー
ナファン21を一体的に組み込んでいる。
上記上煙道7の高さ位置より少し下側に装着した無煙化
バーナで、例えば灯油バーナにより構成し、燃焼炎が二
次燃焼室6の内部に向かって放射する様に配置し、バー
ナファン21を一体的に組み込んでいる。
【0020】22は一端に送風用のブロアー23を連結
し、他端24を上記二次燃焼室6の上部に連結した排気
ダクト25内に開口したブロアーダクトで、上記他端2
4を上方に向けて開口し、この開口から吐出する送風に
より上記二次燃焼室6内の排気を排気筒25の先端より
外部に誘引して排出するものである。
し、他端24を上記二次燃焼室6の上部に連結した排気
ダクト25内に開口したブロアーダクトで、上記他端2
4を上方に向けて開口し、この開口から吐出する送風に
より上記二次燃焼室6内の排気を排気筒25の先端より
外部に誘引して排出するものである。
【0021】26は上記二次燃焼室6内の上部に装着し
た第3温度センサで、この二次燃焼室6内の温度を検出
する。
た第3温度センサで、この二次燃焼室6内の温度を検出
する。
【0022】図2は制御系のブロック図で、マイクロコ
ンピュータを中心に構成したシーケンサー27の入力ポ
ートに上記第1、第2、第3温度センサ11,12,2
6、コントロールボックス28を接続に、出力側に、上
記焼却バーナ13,14、無煙化バーナ20、ブロアー
23を接続している。
ンピュータを中心に構成したシーケンサー27の入力ポ
ートに上記第1、第2、第3温度センサ11,12,2
6、コントロールボックス28を接続に、出力側に、上
記焼却バーナ13,14、無煙化バーナ20、ブロアー
23を接続している。
【0023】一方、図3は上記シーケンサー27の自動
運転で、かつ被焼却物の種類が一般雑芥モードに設定さ
れた場合における主な制御を示すフローチャートで、先
ずS1にて上記無煙化バーナ20を点火し、次いでS2
に進んで1バッチ目か2バッチ目以降かの検出処理を行
った後、 S3に進んで上焼却バーナ13の点火処理を
行い、更にS4に進んで被焼却物への着火による煙発生
を検出する煙発生チェック処理を行う。
運転で、かつ被焼却物の種類が一般雑芥モードに設定さ
れた場合における主な制御を示すフローチャートで、先
ずS1にて上記無煙化バーナ20を点火し、次いでS2
に進んで1バッチ目か2バッチ目以降かの検出処理を行
った後、 S3に進んで上焼却バーナ13の点火処理を
行い、更にS4に進んで被焼却物への着火による煙発生
を検出する煙発生チェック処理を行う。
【0024】その後、 S5に進んでバーナファン1
5,16の制御を行い、次いでS6に進んで被焼却物へ
の着火を検出した後、 S7に進んで着火の程度に応じ
て上焼却バーナ13の再点火処理を行い、次いでS8に
進んで被焼却物の投入量を検出するゴミ量チェック処理
を行った後、 S9に進んでここでも煙発生チェック処
理を行う。
5,16の制御を行い、次いでS6に進んで被焼却物へ
の着火を検出した後、 S7に進んで着火の程度に応じ
て上焼却バーナ13の再点火処理を行い、次いでS8に
進んで被焼却物の投入量を検出するゴミ量チェック処理
を行った後、 S9に進んでここでも煙発生チェック処
理を行う。
【0025】更に、上記煙発生チェック処理の後、 S
10に進んで下焼却バーナ14の再点火処理を行い、次
いでS11にてバーナファン15,16の回転数制御処
理、S12にて下焼却バーナ14の点火処理、 S13
にて焼却終了検出処理、 S14にて終了処理を順次行
い、上記S13にて被焼却物が未燃焼であれば、上記S
9に戻って上記の処理を繰り返すものである。
10に進んで下焼却バーナ14の再点火処理を行い、次
いでS11にてバーナファン15,16の回転数制御処
理、S12にて下焼却バーナ14の点火処理、 S13
にて焼却終了検出処理、 S14にて終了処理を順次行
い、上記S13にて被焼却物が未燃焼であれば、上記S
9に戻って上記の処理を繰り返すものである。
【0026】ここで、先ず上記S1の無煙化バーナの点
火処理について図4のフローチャートに基づき説明する
と、S15にて無煙化バーナ20を点火すると共にブロ
アー23を回転し、かつ焼却バーナ13,14のバーナ
ファン15,16を回転した後S16に進んで所定時間
(例えば5分)経過したか検出し、所定時間以内であれ
ばS17に進んで上記第1、第2温度センサ11,12
の出力より、上煙道7又は下煙道8内の温度が予め設定
した第1の所定温度(例えば90℃)以上か否か検出
し、以上であれば更にS18に進んで下煙道8内の温度
が予め設定した第2の所定温度(例えば330℃)以上
か否か検出し、以下であればS19に進んで、第3温度
センサ26の出力より二次燃焼室6内の温度が第3の所
定温度(例えば850℃)以上か否か検出し、以下であ
ればS20に進んで1バッチ目と自動的に判断し、上記
シーケンサー27の内部メモリ等に記憶した後図5のS
21に進む。
火処理について図4のフローチャートに基づき説明する
と、S15にて無煙化バーナ20を点火すると共にブロ
アー23を回転し、かつ焼却バーナ13,14のバーナ
ファン15,16を回転した後S16に進んで所定時間
(例えば5分)経過したか検出し、所定時間以内であれ
ばS17に進んで上記第1、第2温度センサ11,12
の出力より、上煙道7又は下煙道8内の温度が予め設定
した第1の所定温度(例えば90℃)以上か否か検出
し、以上であれば更にS18に進んで下煙道8内の温度
が予め設定した第2の所定温度(例えば330℃)以上
か否か検出し、以下であればS19に進んで、第3温度
センサ26の出力より二次燃焼室6内の温度が第3の所
定温度(例えば850℃)以上か否か検出し、以下であ
ればS20に進んで1バッチ目と自動的に判断し、上記
シーケンサー27の内部メモリ等に記憶した後図5のS
21に進む。
【0027】これにより、運転開始時には必ず焼却バー
ナ13,14のバーナファン15,16を強制的に回転
して焼却バーナを冷却することで、バッチ判定迄に例え
ば2バッチ目以降で一次燃焼室3内の温度が高くても、
この畜熱による焼却バーナ13,14の熱焼損等を確実
に防止出来るものである。
ナ13,14のバーナファン15,16を強制的に回転
して焼却バーナを冷却することで、バッチ判定迄に例え
ば2バッチ目以降で一次燃焼室3内の温度が高くても、
この畜熱による焼却バーナ13,14の熱焼損等を確実
に防止出来るものである。
【0028】一方、上記S18で下煙道8内の温度が予
め設定した第2の所定温度(例えば330℃)以上であ
ればS22に進み、既に二次燃焼室6の温度が高く、2
バッチ目以降であると自動的に判断して上記と同様に記
憶した後S21に進む。
め設定した第2の所定温度(例えば330℃)以上であ
ればS22に進み、既に二次燃焼室6の温度が高く、2
バッチ目以降であると自動的に判断して上記と同様に記
憶した後S21に進む。
【0029】又上記S16で所定時間経過した場合に
は、この所定時間内に上記各温度が所定温度以上に到達
しないと判断してS20に進み、1バッチ目と自動的に
判断する。
は、この所定時間内に上記各温度が所定温度以上に到達
しないと判断してS20に進み、1バッチ目と自動的に
判断する。
【0030】尚、上記実施例では一次燃焼室3の排気を
上下一対の煙道7,8を介して二次燃焼室6に導入して
いるが、これに限定されることなく、1本又は3本以上
の煙道を用いたものでも良く、かつこの煙道を一次燃焼
室3の側壁ではなく、例えば蓋17に連結したものでも
良い。
上下一対の煙道7,8を介して二次燃焼室6に導入して
いるが、これに限定されることなく、1本又は3本以上
の煙道を用いたものでも良く、かつこの煙道を一次燃焼
室3の側壁ではなく、例えば蓋17に連結したものでも
良い。
【0031】又上記実施例では、S15にて無煙化バー
ナ20を点火し、ブロアー23を回転し、かつ焼却バー
ナ13,14のバーナファン15,16を回転している
が、これは、例えば1バッチ目の運転と2バッチ目の運
転の間が、一次燃焼室3を包囲した耐火材4が完全に放
熱せず、ある程度畜熱している間に焼却運転を行った場
合、無煙化バーナ20の点火により煙道内の温度が短時
間に上昇する為、この時には2バッチ目以降と判断して
被焼却物の燃え過ぎによる煙の発生を防止するためのも
ので、これに限定されることなく、運転開始後に煙道内
の温度が所定温度以上か否か検出しても良い。
ナ20を点火し、ブロアー23を回転し、かつ焼却バー
ナ13,14のバーナファン15,16を回転している
が、これは、例えば1バッチ目の運転と2バッチ目の運
転の間が、一次燃焼室3を包囲した耐火材4が完全に放
熱せず、ある程度畜熱している間に焼却運転を行った場
合、無煙化バーナ20の点火により煙道内の温度が短時
間に上昇する為、この時には2バッチ目以降と判断して
被焼却物の燃え過ぎによる煙の発生を防止するためのも
ので、これに限定されることなく、運転開始後に煙道内
の温度が所定温度以上か否か検出しても良い。
【0032】更に上記実施例では、S19にて二次燃焼
室6内の温度が第3の所定温度以上か否かを検出してい
るが、これは例えば1バッチ目でありながら焼却運転の
前に手動操作によって二次燃焼室6を予熱された場合、
二次燃焼室の温度が高くても一次燃焼室3の温度は低い
為、上記所定時間の間煙道内の温度を監視し、誤って2
バッチ目以降と判断しないためである。
室6内の温度が第3の所定温度以上か否かを検出してい
るが、これは例えば1バッチ目でありながら焼却運転の
前に手動操作によって二次燃焼室6を予熱された場合、
二次燃焼室の温度が高くても一次燃焼室3の温度は低い
為、上記所定時間の間煙道内の温度を監視し、誤って2
バッチ目以降と判断しないためである。
【0033】次いで、上記S21で1バッチ目と記憶さ
れていた場合にはS23に進み、焼却バーナ強制点火時
間を例えば2分にセットし、かつ一次燃焼室3内に投入
された被焼却物の量を検出する為のゴミ量チェック時間
を例えば13分に設定し、上焼却バーナ13の燃焼時間
を例えば50分に設定し、被焼却物の燃焼の終了を検出
する為の終了前強制運転時間を例えば20分に設定した
後S17に進む。
れていた場合にはS23に進み、焼却バーナ強制点火時
間を例えば2分にセットし、かつ一次燃焼室3内に投入
された被焼却物の量を検出する為のゴミ量チェック時間
を例えば13分に設定し、上焼却バーナ13の燃焼時間
を例えば50分に設定し、被焼却物の燃焼の終了を検出
する為の終了前強制運転時間を例えば20分に設定した
後S17に進む。
【0034】一方、上記S21にて2バッチ目以降と記
憶されている場合にはS24に進み、上記焼却バーナ強
制点火時間を例えば50秒、ゴミ量チェック時間を例え
ば10分、上焼却バーナ13の燃焼時間を例えば40
分、終了前強制運転時間を例えば15分に各々設定した
後S25に進む。
憶されている場合にはS24に進み、上記焼却バーナ強
制点火時間を例えば50秒、ゴミ量チェック時間を例え
ば10分、上焼却バーナ13の燃焼時間を例えば40
分、終了前強制運転時間を例えば15分に各々設定した
後S25に進む。
【0035】次いで上記S26にて上・下焼却バーナ1
3,14のバーナファン15,16の回転を停止して二
次燃焼室6内の温度上昇を促進した後、 S27に進ん
で二次燃焼室6内の温度が設定温度(例えば850℃)
以上か否か検出し、設定温度以上でなければ待機し、設
定温度以上に達するとS28に進んで上・下焼却バーナ
13,14のバーナファン15,16の回転を開始した
後、 S29に進んで上焼却バーナ13を点火し、かつ
上記S23にて設定した上焼却バーナ13の強制点火タ
イマ及び上焼却バーナ燃焼時間のカウントを開始し、更
に上・下焼却バーナ13,14の強制着火タイマ(設定
時間を例えば10分に設定)のカウントを開始してS3
0に進む。
3,14のバーナファン15,16の回転を停止して二
次燃焼室6内の温度上昇を促進した後、 S27に進ん
で二次燃焼室6内の温度が設定温度(例えば850℃)
以上か否か検出し、設定温度以上でなければ待機し、設
定温度以上に達するとS28に進んで上・下焼却バーナ
13,14のバーナファン15,16の回転を開始した
後、 S29に進んで上焼却バーナ13を点火し、かつ
上記S23にて設定した上焼却バーナ13の強制点火タ
イマ及び上焼却バーナ燃焼時間のカウントを開始し、更
に上・下焼却バーナ13,14の強制着火タイマ(設定
時間を例えば10分に設定)のカウントを開始してS3
0に進む。
【0036】尚、上記S24よりS25に進んだ場合に
は、 ここで上記S20と同様に二次燃焼室6内の温度
が設定温度(例えば850℃)以上に到達する迄待機
し、到達すれば上記S29に進む。
は、 ここで上記S20と同様に二次燃焼室6内の温度
が設定温度(例えば850℃)以上に到達する迄待機
し、到達すれば上記S29に進む。
【0037】そして、S30にて上焼却バーナ強制点火
時間の間待機し、経過するとS31に進んでゴミ量チェ
ック時間のカウントを開始した後、S32に進み、上焼
却バーナ13の着火開始後設定時間(例えば3分)経過
したか否か検出し、経過すれば上記図3のS4の煙発生
チェック処理に進む。
時間の間待機し、経過するとS31に進んでゴミ量チェ
ック時間のカウントを開始した後、S32に進み、上焼
却バーナ13の着火開始後設定時間(例えば3分)経過
したか否か検出し、経過すれば上記図3のS4の煙発生
チェック処理に進む。
【0038】尚、上記実施例における時間や温度はこれ
に限定されるものではなく、各燃焼室の容量やバーナ、
ブロワ等の仕様により適宜設定するものである。
に限定されるものではなく、各燃焼室の容量やバーナ、
ブロワ等の仕様により適宜設定するものである。
【0039】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明の方法により、
運転開始後の煙道内の温度が所定温度以上か否かを検出
して、焼却運転が1バッチ目か2バッチ目以降かを自動
的に判断することで、例えば一次燃焼室の適当な位置に
温度センサを設置して温度検出する場合に比較し、一次
燃焼室内の平均的な温度を確実に検出する事が出来ると
共に、煙道内の温度を検出する温度センサの点検等も比
較的簡単に行う事が出来るものである。
運転開始後の煙道内の温度が所定温度以上か否かを検出
して、焼却運転が1バッチ目か2バッチ目以降かを自動
的に判断することで、例えば一次燃焼室の適当な位置に
温度センサを設置して温度検出する場合に比較し、一次
燃焼室内の平均的な温度を確実に検出する事が出来ると
共に、煙道内の温度を検出する温度センサの点検等も比
較的簡単に行う事が出来るものである。
【0040】請求項2に記載の本発明の方法により、一
次燃焼室の排気を上下一対の煙道を介して二次燃焼室に
導入し、これら煙道内の温度を検出して1バッチ目か2
バッチ目以降かを判断することで、被焼却物により煙道
の入り口が覆われている場合でも、確実に一次燃焼室内
の温度を検出してバッチ判定を行う事が出来るものであ
る。
次燃焼室の排気を上下一対の煙道を介して二次燃焼室に
導入し、これら煙道内の温度を検出して1バッチ目か2
バッチ目以降かを判断することで、被焼却物により煙道
の入り口が覆われている場合でも、確実に一次燃焼室内
の温度を検出してバッチ判定を行う事が出来るものであ
る。
【0041】請求項3に記載の本発明の方法により、所
定時間煙道内の温度を検出してバッチ判定を行うこと
で、煙道そのものや煙道近くの温度のみ検出してバッチ
判定を行うことなく、より正確な判定を行う事が出来る
ものである。
定時間煙道内の温度を検出してバッチ判定を行うこと
で、煙道そのものや煙道近くの温度のみ検出してバッチ
判定を行うことなく、より正確な判定を行う事が出来る
ものである。
【0042】請求項4に記載の本発明の方法により、煙
道内の温度が所定温度以上の場合には、更に煙道内の温
度が第2の所定温度以上か否かを検出し、この検出結果
によってバッチ判定を行うことで、2バッチ目以降であ
ればこれを短時間でかつ正確に判定することが出来るも
のである。
道内の温度が所定温度以上の場合には、更に煙道内の温
度が第2の所定温度以上か否かを検出し、この検出結果
によってバッチ判定を行うことで、2バッチ目以降であ
ればこれを短時間でかつ正確に判定することが出来るも
のである。
【0043】請求項5に記載の本発明の方法により、煙
道内の温度が第2の所定温度以下の場合には、更に二次
燃焼室の温度が予め設定した第3の所定温度以上か否か
を検出してバッチ判定を行うことで、何らかの理由で煙
道内やその周囲が所定温度以上に畜熱されていても、更
に第2の所定温度と比較してバッチ判定を行うことで、
誤判定による煙の発生等を確実に防止出来るものであ
る。
道内の温度が第2の所定温度以下の場合には、更に二次
燃焼室の温度が予め設定した第3の所定温度以上か否か
を検出してバッチ判定を行うことで、何らかの理由で煙
道内やその周囲が所定温度以上に畜熱されていても、更
に第2の所定温度と比較してバッチ判定を行うことで、
誤判定による煙の発生等を確実に防止出来るものであ
る。
【0044】請求項6に記載の本発明の方法により、請
求項1に記載の方法において、煙道内の温度が所定温度
以上の場合には、更に二次燃焼室の温度が予め設定した
第3の所定温度以上か否かを検出してバッチ判定を行う
ことで、例えば1バッチ目でありながら手動操作によつ
て二次燃焼室が予熱されて煙道内の温度が所定温度以上
であっても、誤って2バッチ目以降と判定して焼却時間
の設定不足等を発生することなく、より正確な焼却運転
を行う事が出来るものである。
求項1に記載の方法において、煙道内の温度が所定温度
以上の場合には、更に二次燃焼室の温度が予め設定した
第3の所定温度以上か否かを検出してバッチ判定を行う
ことで、例えば1バッチ目でありながら手動操作によつ
て二次燃焼室が予熱されて煙道内の温度が所定温度以上
であっても、誤って2バッチ目以降と判定して焼却時間
の設定不足等を発生することなく、より正確な焼却運転
を行う事が出来るものである。
【0045】請求項7に記載の本発明の方法により、請
求項2に記載の方法において、煙道内の温度が所定温度
以上の場合には、更に下煙道内の温度が第2の所定温度
以上か否かを検出してバッチ判定を行うことで、例えば
運転開始後に無煙化バーナを点火して二次燃焼室の予熱
を開始しても、無煙化バーナの燃焼の影響による誤判定
を極力防止する事が出来るものである。
求項2に記載の方法において、煙道内の温度が所定温度
以上の場合には、更に下煙道内の温度が第2の所定温度
以上か否かを検出してバッチ判定を行うことで、例えば
運転開始後に無煙化バーナを点火して二次燃焼室の予熱
を開始しても、無煙化バーナの燃焼の影響による誤判定
を極力防止する事が出来るものである。
【0046】請求項8に記載の本発明の方法により、運
転開始後少なくともブロワーを回転した後、煙道内の温
度を検出してバッチ判定を行うことで、煙道内や一次燃
焼室内の畜熱等による誤判定を確実に防止する事が出来
るものである。
転開始後少なくともブロワーを回転した後、煙道内の温
度を検出してバッチ判定を行うことで、煙道内や一次燃
焼室内の畜熱等による誤判定を確実に防止する事が出来
るものである。
【図1】焼却機の具体例を示す側面縦断面図である。
【図2】制御系の具体例を示すブロック図である。
【図3】制御系の具体例におけるフローチャートであ
る。
る。
【図4】制御系の具体例におけるフローチャートであ
る。
る。
【図5】制御手段の具体例におけるフローチャートであ
る。
る。
2 一次燃焼室 6 二次燃焼室 7 上煙道 8 下煙道 9 排気孔 10 排気孔 13 上焼却バーナ 14 下焼却バーナ 15 バーナファン 16 バーナファン 20 無煙化バーナ 23 ブロワー 25 排気筒 11
Claims (8)
- 【請求項1】 被焼却物を投入して焼却バーナにて焼却
する一次燃焼室と、この一次燃焼室に隣接して配置さ
れ、一次燃焼室より排出された排気を煙道を介して導入
し、無煙化バーナにて焼却した後排気筒より外部に排気
する二次燃焼室とを備えた焼却機において、運転開始
後、上記煙道内の温度が予め設定した所定温度以上か否
か検出することで、焼却運転が1バッチ目か2バッチ目
以降かを判定する事を特徴とするバッチ式焼却機のバッ
チ判定方法。 - 【請求項2】 被焼却物を投入して焼却バーナにて焼却
する一次燃焼室と、この一次燃焼室側壁の少なくとも上
下に穿孔した一対の排気孔と、上記一次燃焼室に隣接し
て配置され、上記排気孔より排出された排気を煙道を介
して導入し、無煙化バーナにて焼却した後排気筒より外
部に排気する二次燃焼室とを備えた焼却機において、運
転開始後、上記上下煙道内の温度が予め設定した所定温
度以上か否か検出し、所定温度以上であれば、更に上記
下煙道内の温度が予め設定した第2の所定温度以上か否
か検出し、上記所定温度以下であれば1バッチ目、第2
の所定温度以上であれば2バッチ目以降と判定する事を
特徴とするバッチ式焼却機のバッチ判定方法。 - 【請求項3】 上記煙道内の温度が予め設定した所定温
度以上か否か検出し、予め設定した所定時間経過しても
所定温度以下であれば1バッチ目と判定する事を特徴と
する、上記請求項1又は請求項2に記載のバッチ式焼却
機のバッチ判定方法。 - 【請求項4】 上記上下煙道内の温度が予め設定した所
定温度以上か否か検出し、所定温度以上であれば更に上
記下煙道内の温度が予め設定した第2の所定温度以上か
否か検出し、この第2の所定温度以上であれば上記所定
時間内でも2バッチ目以降と判定する事を特徴とする、
上記請求項3記載のバッチ式焼却機のバッチ判定方法。 - 【請求項5】 上記上下煙道内の温度が予め設定した所
定温度以上か否か検出し、所定温度以上であれば更に上
記下煙道内の温度が予め設定した第2の所定温度以上か
否か検出し、この第2の所定温度以下であれば更に上記
二次燃焼室の温度が予め設定した第3の所定温度以上か
否か検出し、上記所定時間経過しても第3の所定温度以
下であれば1バッチ目と判定する事を特徴とする、上記
請求項3記載のバッチ式焼却機のバッチ判定方法。 - 【請求項6】 上記煙道内の温度が予め設定した所定温
度以上か否か検出し、所定温度以上であれば更に上記二
次燃焼室の温度が予め設定した第3の所定温度以上か否
か検出し、この第3の所定温度以下であれば1バッチ
目、以上であれば2バッチ目以降と判定する事を特徴と
する、上記請求項1記載のバッチ式焼却機のバッチ判定
方法。 - 【請求項7】 上記下煙道内の温度が予め設定した第2
の所定温度以上か否か検出し、所定温度以下であれば更
に上記二次燃焼室の温度が予め設定した第3の所定温度
以上か否か検出し、この第3の所定温度以下であれば1
バッチ目、以上であれば2バッチ目以降と判定する事を
特徴とする、上記請求項2記載のバッチ式焼却機のバッ
チ判定方法。 - 【請求項8】 被焼却物を投入して焼却バーナにて焼却
する一次燃焼室と、この一次燃焼室に隣接して配置さ
れ、一次燃焼室より排出された排気を煙道を介して導入
し、無煙化バーナにて焼却した後排気筒より外部に排気
する二次燃焼室と、この二次燃焼室内の排気を外部に排
出するブロワーとを備えた焼却機において、運転開始後
少なくとも上記ブロワーを回転した後、上記煙道内の温
度が予め設定した所定温度以上か否か検出することで、
焼却運転が1バッチ目か2バッチ目以降かを判定する事
を特徴とするバッチ式焼却機のバッチ判定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1625298A JPH11211038A (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | バッチ式焼却機のバッチ判定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1625298A JPH11211038A (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | バッチ式焼却機のバッチ判定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11211038A true JPH11211038A (ja) | 1999-08-06 |
Family
ID=11911382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1625298A Pending JPH11211038A (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | バッチ式焼却機のバッチ判定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11211038A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101148952B1 (ko) * | 2011-07-20 | 2012-05-22 | 선보공업주식회사 | 선박용 소각기 |
-
1998
- 1998-01-28 JP JP1625298A patent/JPH11211038A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101148952B1 (ko) * | 2011-07-20 | 2012-05-22 | 선보공업주식회사 | 선박용 소각기 |
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