JP2745213B2 - 廃棄物処理装置 - Google Patents

廃棄物処理装置

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JP2745213B2
JP2745213B2 JP7352646A JP35264695A JP2745213B2 JP 2745213 B2 JP2745213 B2 JP 2745213B2 JP 7352646 A JP7352646 A JP 7352646A JP 35264695 A JP35264695 A JP 35264695A JP 2745213 B2 JP2745213 B2 JP 2745213B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は有機質の廃棄物を煙
やばいじん等の排気物を排出することなく炭化させて減
量する廃棄物処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、廃棄物の最終処理としては、焼却
装置により焼却することが一般的であるが、焼却による
処理には種々の問題がある。まず、すべての廃棄物につ
いていえることであるが、焼却によって処理すると煙、
火の粉、粉じん、ばいじん等の排気物が多く発生し、周
囲を汚すばかりでなく、これら排気物を排出するために
高い排気筒が必要となる。また、特に、含水量の多い生
ごみの処理については水分が多くそのままでは燃えにく
いため焼却の前処理として乾燥させることが必要であ
り、燃料費が多くかかるばかりでなく、処理時間を多く
費やす。また、廃油、合成樹脂等油性の廃棄物の処理に
ついては、発熱量が高く黒煙の発生や焼却炉の損傷等を
招きやすいため、焼却炉内へ散水したり、焼却炉内への
投入を定量的に行わなければならない等の工夫が必要で
あり、焼却炉の材質や構造上の問題から製造コストがか
かるばかりでなく、装置も大型化する問題がある。
【0003】このように、従来の焼却による有機質の廃
棄物の処理には、周囲を汚したり、高い排気筒を必要と
したり、燃料費が多くかかったり、処理時間が長かった
り、製造コストが多くかかるばかりでなく、装置が大型
化する等種々の課題があった。
【0004】そこで、これらの課題を解決する発明とし
て本出願人は特願平6−89085号(特開平7−28
0236号)を出願した。この発明は廃棄物を収納した
蒸焼室を加熱手段により外側から加熱することにより、
廃棄物は蒸焼きされて炭化するとともに、ガスが発生し
このガスは蒸焼室と連通した燃焼室に上昇して流入する
が、加熱室で加熱手段から発生した排ガスは蒸焼室を囲
んで設けられ加熱室が排気筒となり燃焼室に上昇して流
入し、この両ガスは燃焼室で燃焼手段の火力により燃焼
するというものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記出願中
の発明を改良したものであり、蒸焼室及び加熱室から発
生したガスの燃焼効率を一層向上させることができる廃
棄物処理装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、廃棄物を収納する蒸焼室と、蒸焼室を囲
んで設けられ蒸焼室の外側を加熱する加熱手段を備えた
加熱室と、加熱室及び蒸焼室の上方に連通接続され内部
で燃焼する燃焼手段を備えた燃焼室とから構成された廃
棄物処理装置において、上記加熱室及び蒸焼室から延長
させて煙突部を設けるとともに、この煙突部内に臨んで
燃焼手段の吹出口を設けて構成された。また、前記煙突
部の燃焼手段の吹出口より上流側に外部から空気が流入
する空気流入口が設けて構成されることが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明によれば、廃棄物を収納し
た蒸焼室が加熱手段により外側から加熱されると、廃棄
物は蒸焼きされて炭化するとともに、ガスが発生しこの
ガスは蒸焼室と連通した燃焼室に上昇して流入するとと
もに、加熱室で加熱手段から発生した排ガスは蒸焼室を
囲んで設けられ加熱室が排気筒となり燃焼室に上昇して
流入し、この両ガスは燃焼室で燃焼手段の火力により燃
焼するが、蒸焼室からのガスは燃焼室に流入する手前で
煙突部内に流入し、この煙突部内に臨んで設けられた燃
焼手段の吹出口からの火力により燃焼した後燃焼室内に
流入する。また、前記煙突部の燃焼手段の吹出口より上
流側に外部から空気が流入する空気流入口が設けて構成
されると、煙突部に外部の空気が流入することとなり蒸
焼室及び加熱室からのガスを停留させることなく円滑に
煙突部に流入させることができるので、燃焼をより一層
促進することができる。
【0008】
【実施例】図1は断面して示す正面図、図2は断面して
示す側面図、図3は煙突部を取り外して示す斜視図であ
る。
【0009】有機質の廃棄物を収納する蒸焼室1は横倒
しの有蓋円筒形に形成されており、内部に三角柱状のか
くはん具2が回転自在に設けられている。かくはん具2
は低速で回転し廃棄物をかくはんして細かくするととも
に、ガスの発生を促すものであり、その軸部3は蒸焼室
1の1端面から突出して設けられている。この軸部3に
はギヤ4が設けられており、チェーン5を介してモータ
6に連動連結されている。7は蒸焼室1の上部周面に連
通して設けられた廃棄物投入筒であり、この廃棄物投入
筒7の廃棄物投入口8には開閉扉9が設けられている。
また、10は蒸焼室1の底部周面に開口した炭化物取出
口であり、開閉扉11が設けられている。
【0010】上記蒸焼室1の外側には加熱室13が囲ん
で設けられている。この加熱室13は蒸焼室1に対し、
下側で広い間隔を存し上側で狭い間隔を存して偏心して
有蓋円筒形に形成されており一端面は蒸焼室1の一端面
と面一に配置され、この一端面で蒸焼室1を宙釣り状態
に固定している。加熱室13の他端面には底部側に位置
して内部に向けて燃焼する加熱用バーナー14及び内部
に送風する冷却用ブロワー15が設けられている。16
は加熱室13の内部全壁に亘って設けられた耐火断熱材
である。なお、蒸焼室1の加熱温度は蒸焼室1に設けら
れた温度センサー(図示省略)の検知により加熱用バー
ナー14の火力を制御することにより自動的に行われ
る。また、蒸焼室1、加熱室13は有蓋円筒形に形成さ
れたものを示したが、矩形箱状のものでもよく、その形
状は限定されない。
【0011】上記蒸焼室1及び加熱室13の上部には蒸
焼室1及び加熱室13と後述する燃焼室18との間を連
通接続する連通接続部17が設けられている。この連通
接続部17は蒸焼室1及び加熱室13の煙突としての役
目を果たすものであり、蒸焼室1の上部周面に連通接続
するガス上昇管(内管)1aとガス上昇管1aの周囲を
囲んで配置され加熱室13と連通する排ガス上昇管13
a(外管)とから二重に形成されている。12は排ガス
上昇管13aの内側に設けられた耐火断熱材である。
【0012】上記蒸焼室1及び加熱室13の上部には連
通接続部17を介し連通接続して燃焼室18が設けられ
ている。燃焼室18は箱状の二重構造に形成されて内部
が後述する燃焼用ブロワー24からの空気の通風路とな
る送風通路部20に構成されている。この送風通路部2
0の内側、すなわち、燃焼室18の内壁全域には耐火断
熱材19が張り巡らされている。この耐火断熱材19に
は適宜間隔を存して吹出口25が複数個貫通形成される
一方、この吹出口26に連通して燃焼室18の内壁、す
なわち、送風通路部20の内側には吹出口25が複数個
穿孔形成されている。
【0013】また、上記連通接続部17から延長して燃
焼室18の入口には耐火材により形成された円筒状の煙
突部21が起立して設けられている。煙突部21には下
端の一部を開放した半楕円形の吹込口22が形成されて
おり、この吹込口22には後述する燃焼用バーナー23
の吹出口23aが臨んで設けられている。
【0014】また、上記燃焼室18の入口側の側面には
内部に向けて燃焼する燃焼用バーナー23及び上記送風
通路部20に送風する燃焼用ブロワー24が設けられて
いる。
【0015】上記燃焼室18の入口側とは反対側には上
部に開口した排気口27が形成されている。この排気口
27には白金等の脱臭用の触媒27aが適宜着脱自在に
配置されている。この排気口27の近傍には断熱材によ
り形成された遮閉板28が燃焼室18の上部から垂下し
て設けられており、この遮閉板28と燃焼室18の側壁
とが排気口27に通じる煙突としての役目を果たしてい
る。なお、燃焼用バーナー23及び燃焼用ブロワー24
は連動して始動するようになっている。また、図示は省
略するが、蒸焼室1及び燃焼室18の適宜位置には温度
センサーが設けられており、温度検出により燃焼室18
の温度が一定温度以上にならないように、加熱用バーナ
ー14及び燃焼用バーナー23を制御する。
【0016】また、連通接続部17を構成する外側の排
ガス上昇管13a、すなわち、上記煙突部18の上流側
には、外側から内側に斜め上方に向けて空気流入孔28
が複数個形成されている。この空気連通孔28は上記送
風通路部20と連通しており、燃焼用ブロワー24から
空気が送風される。
【0017】なお、上記蒸焼室1、加熱室13及び燃焼
室18は図示を省略するがケース内に収納されており、
このケース内に燃焼室18は水平に配置される一方、蒸
焼室1及び加熱室13は一端面(炭化物取出口8が位置
する面)を高く他端面(加熱用バーナー14、冷却用バ
ーナー15が位置する面)を低く傾斜して配置されてい
る。これにより、加熱用バーナー14の火力が蒸焼室1
を底面側から加熱しやすくなっているとともに、加熱室
13が加熱バーナー14の排ガスの排気筒として排ガス
上昇管13aへ上昇しやすくなっている。なお、炭化物
取出口8が位置する加熱室13の一端面側は高くなって
いるが、炭化物はかき出すことにより容易に取り出すこ
とができる。
【0018】次に、上記構成からなる本発明の作用を説
明する。
【0019】廃棄物投入口8から蒸焼室1に廃棄物を投
入し開閉扉9を密封した後、蒸焼室1の加熱温度を設定
するとともに、タイマーの設定により処理時間を設定す
る。設定温度は廃棄物の種類により異なるが、およそ3
00゜C〜500゜Cに設定する。ついで、かくはん具
2を回転させるとともに、加熱用バーナー14及び燃焼
用バーナー23とを始動させる。この際、燃焼用バーナ
ー23の始動に連動して燃焼用ブロワー24も同時に始
動する。加熱用バーナー14により外部から蒸焼室1が
加熱され温度が上昇するにつれて、含水量が多い廃棄物
はまず水分が蒸発して乾燥し、炭化が始まるとともに、
ガスが発生する。また、廃油、合成樹脂等油性の廃棄物
の場合はガスの発生が多いが、蒸焼室1及び燃焼室18
に設けられた温度センサーの検知により加熱用バーナー
14の火力を制御することにより、燃焼室18の温度が
一定温度以上にならないよう蒸焼室1の温度が制御され
る。そして、ガスの発生が少なくなると、蒸焼室1の設
定温度により蒸焼室1の加熱温度が自動的に制御されて
一定温度に保持される。
【0020】蒸焼室1で発生したガスは連通接続部17
のガス上昇管1aを上昇してガス燃焼室18内の煙突部
21に流入するとともに、加熱用バーナー14から発生
した排ガスは加熱室13を排気筒として流れさらに連通
接続部17の排ガス上昇管13aを上昇して燃焼室18
の煙突部21に流入する。この際、排ガス上昇管13a
を上昇する排ガスの気流及び燃焼用ブロワー24からの
強制送風による送風通路部20からの空気が空気流入孔
28から排ガス上昇管13aに吸引され、排ガス自体の
流れが速くなって上昇し滞留することなく燃焼室18内
の煙突部21に円滑に流入するとともに、この排ガス及
び空気流入孔28から流入した空気の合流による吸引力
により排ガス上昇管13aに囲まれた内側のガス上昇管
1aを通過する蒸焼室1からのガスが吸引されて滞留す
ることなく燃焼室18内の煙突部21に円滑に流入す
る。
【0021】煙突部21では吹込口22からガス燃焼バ
ーナー23の火力が吹き込まれており、この火力により
煙突部21内に流入したガス及び排ガスは燃焼し炎が渦
を巻いて上昇するが、ガス及び排ガスは狭まった煙突部
21内で火力を受けるので、集中して効率よく燃焼す
る。また、この燃焼は気体だけの燃焼であり固形物を含
まないので、火の粉やばいじん等の排出物が発生しな
い。この煙突部21に流入して燃焼したガスはさらに燃
焼室18に流入し、燃焼室18内では煙突部21内で燃
焼しなかった未燃焼ガスが燃焼するが、エアーシャワー
ダクト25、26の送風孔25a、26aから空気が流
入しガスはかくはんされながら燃焼することとなるので
完全燃焼する。そして、燃焼室18の温度が一定温度ま
で上昇すると、燃焼用バーナー23が停止し、エアーシ
ャワーダクト25、26の送風孔25a、26aからの
空気だけでガス及び排ガスが燃焼する。そして、ガス及
びガスの燃焼による排ガスは排気口27から触媒27a
を透過し脱臭されて外部に排気されるが、ほぼ完全燃焼
しており、煙、ふんじん、火の粉等の排出物を排出しな
いので、外部を汚染したり、燃やしたりするような不都
合は全くない。
【0022】そして、一定時間が経過し、廃棄物の炭化
が進むとガスの発生が少なくなるが、回転している蒸焼
室1のかくはん具2により、ガスの発生が促進されると
ともに、炭化した廃棄物を細かくする。
【0023】設定時間が近づくと、最初に加熱バーナー
14が停止する一方で冷却ブロワー15が始動して蒸焼
室1を冷却する。そして、蒸焼室1の温度が一定以下ま
で低下するまでガス燃焼バーナー23、燃焼用ブロワー
24、かくはん具2は作動する。
【0024】このように、廃棄物は蒸焼室1で蒸焼きさ
れて炭化し、発生したガス及び加熱用バーナー14の排
ガスは燃焼室18内で燃焼し、煙、火の粉、粉じん、ば
いじん等の排出物を発生させずに完全燃焼するので、周
囲を汚すことが全くなく、また、廃棄物は炭化されガス
及び排ガスだけを燃焼させるので、燃料費が少なくて済
むとともに処理時間が短縮する。
【0025】また、ガス及び排ガスは燃焼室18に流入
する前に狭まった煙突部21内で集中的に燃焼し、ガス
及び排ガスは燃焼室18内への拡散が防止されるばかり
でなく燃焼室18内で燃焼するガス及び排ガスの量が少
なくなるので、排気口27に設けられた触媒27aの近
傍で未燃焼ガスが燃焼するような事態がなくなり、脱臭
材27aが高温になるようなことがない。このため、触
媒27aの負担が軽減されるばかりでなく、触媒27a
の温度が低い状態に保持できるので、従来より加熱温度
を高温にでき処理時間の短縮を図ることができ、しか
も、燃焼室18内でのガス及び排ガスの処理量が減少す
るので、燃焼室18を小型にすることができ、これによ
り装置全体をより一層小型化することができる。
【0026】また、加熱用バーナー14の排ガスは加熱
室13を排気筒として流れ、さらに排ガス上昇管13a
の位置で空気流入孔28から空気を吸引し、排ガス自体
の流れが速くなって上昇し滞留なく煙突部21に流入す
るとともに、この排ガス及び空気流入孔28から流入し
た空気の合流による吸引力によりガス上昇管1aを通過
する蒸焼室1からのガスが吸引されて滞留することなく
煙突部21に円滑に流入するので、ガス抜きのための高
い排気筒が不要になる。
【0027】また、空気流入孔28は排ガス上昇管13
a、すなわち、煙突部21の上流側に外側から内側に斜
め上方に向けて形成されており、排ガスの上昇流にそっ
て空気流入孔28から外部の空気が流入することとな
り、排ガスの上昇流がさらに高速になり、ガスの上昇流
もさらに高速となるので、より一層両ガスを停留させる
ことなく円滑に煙突部21に流入させて燃焼を促進させ
ることができる。
【0028】さらに、廃油、合成樹脂等油性の廃棄物の
処理については、直接燃焼させるのではなく炭化させて
ガスだけを燃焼させることにより、高温となることがな
いので、装置内へ散水したり、装置内への投入を定量的
に行う必要がなく、材質や構造上の問題がなくなり、製
造コストを低減することができるばかりでなく、装置も
小型化することができる。
【0029】なお、上記実施例では空気流入孔28を燃
焼用ブロワー24からの空気を送風する送風通路部20
と連通し燃焼用ブロワー24からの空気を強制的に流入
させるものを示したが、これに限定されるものではな
く、送風通路部20と連通させず外部と単に連通させる
だけでもよく、要は排ガス流入管13aに空気流入孔2
8が形成されるものであればよい。
【0030】また、空気流入孔28は外側の排ガス上昇
管13aに外側から内側に斜め上方に向けて形成された
ものを示したが、これに限定されるものではなく、外側
から内側に斜め上方に向けることなく形成されるもので
もよい。
【0031】また、炭化物取出口10には電気掃除機に
使用されるようなゴミ収納袋を取り付け可能にすること
により、取出時に周囲を汚すことなく取り出すことがで
きる。
【発明の効果】以上の説明から明かなように本発明によ
れば、ガス及び排ガスは燃焼室に流入する前に狭まった
煙突部内で集中的に燃焼し、ガス及び排ガスは燃焼室内
への拡散が防止されるばかりでなく燃焼室内で燃焼する
ガス及び排ガスの量が少なくなるので、排気口に設けら
れた触媒の近傍で燃焼するような事態がなくなり、この
結果、触媒が高温になるようなことがなく触媒の温度を
低い状態に保持できるので、従来より加熱温度を高温に
でき処理時間の短縮を図ることができ、しかも、燃焼室
内でのガス及び排ガスの処理量が減少するので、燃焼室
を小型にすることができ、これにより装置全体をより一
層小型化することができる。また、煙突部の燃焼手段の
吹出口より上流側に外部から空気が流入する空気流入口
を設けたものは、煙突部に外部の空気が流入することと
なり蒸焼室及び加熱室からのガスを停留させることなく
円滑に煙突部に流入させることができるので、燃焼をよ
り一層促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】断面して示す正面図
【図2】断面して示す側面図
【図3】煙突部を取り外して示す斜視図
【図面の符号の説明】
1 蒸焼室 1a ガス上昇管 13 加熱室 13a 排ガス上昇管 14 加熱用バーナー 15 冷却ブロワー 17 連通接続部 18 燃焼室 20 送風通路部 21 煙突部 22 吹込口 23 燃焼用バーナー 23a 吹出口 24 燃焼用ブロワー 25 吹出口 26 吹出口 27 排気口 27a 触媒 28 空気流入孔
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F23G 5/16 ZAB F23G 5/16 ZABE 5/50 ZAB 5/50 ZABJ ZABM 7/06 102 7/06 102V ZAB ZAB

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄物を収納する蒸焼室と、蒸焼室を囲
    んで設けられ蒸焼室の外側を加熱する加熱手段を備えた
    加熱室と、加熱室及び蒸焼室の上方に連通接続され内部
    で燃焼する燃焼手段を備えた燃焼室とから構成された廃
    棄物処理装置において、上記加熱室及び蒸焼室から延長
    させて煙突部を設けるとともに、この煙突部内に臨んで
    燃焼手段の吹出口を設けたことを特徴とする廃棄物処理
    装置。
  2. 【請求項2】 前記煙突部の燃焼手段の吹出口より上流
    側に外部から空気が流入する空気流入口を設けたことを
    特徴とする請求項1記載の廃棄物処理装置。
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