JPH1121072A - クレーン - Google Patents

クレーン

Info

Publication number
JPH1121072A
JPH1121072A JP9175683A JP17568397A JPH1121072A JP H1121072 A JPH1121072 A JP H1121072A JP 9175683 A JP9175683 A JP 9175683A JP 17568397 A JP17568397 A JP 17568397A JP H1121072 A JPH1121072 A JP H1121072A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trolley
crane
linear motor
steel plate
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9175683A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kawase
晃 川瀬
Yoshiaki Takagi
善朗 高木
Kazuo Uematsu
和夫 上松
Isao Sawamura
勲 澤村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP9175683A priority Critical patent/JPH1121072A/ja
Publication of JPH1121072A publication Critical patent/JPH1121072A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/60Electric or hybrid propulsion means for production processes

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リアクションプレ−トの重量を軽くしてコス
トの低減を図る。 【解決手段】 クレーンガーダ2上を移動するトロリ5
を有し、かつ、トロリ5の移動をリニアモ−タ7で行う
クレーンであって、前記リニアモ−タ7は、クレーンガ
ーダ2の下面にトロリ5の横行範囲の全長にわたって敷
設したリニアモ−タの二次側を構成する1対のリアクシ
ョンプレ−ト12と、前記トロリ5に該リアクションプ
レ−ト12と対峙するように配設したリニアモ−タの一
次側を構成する1対のコイル9とから構成されており、
リアクションプレ−ト12は、誘導電流の流れ易い銅ま
たはアルミニュウム板と磁束を通し易い鉄鋼板とからな
り、該鉄鋼板はクレーンガーダの下面を構成する鋼板2
aも兼ねている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテナクレーン
や橋形クレーン等のトロリを有するクレーンに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】コンテナクレーンは、コンテナ埠頭等の
岸壁に設置され、接岸したコンテナ船との間でコンテナ
の積み卸しを行い、橋形クレーンは、材料ヤードや工場
等に設置され、製品の運搬や積み卸しを行う。これらの
クレーンには、ロープにより牽引されてクレーンガーダ
上を移動するトロリが設けられている。また、このトロ
リには、ロープにより昇降するスプレッダやフックが懸
吊されており、トロリを移動し、スプレッダやフックに
コンテナなどの荷を掴んで積み卸しをしたり、搬送した
りするようになっている。
【0003】近年、トロリの移動をロープの牽引で行う
のに替えて、リニアモ−タで行うことが提案されてい
る。
【0004】本願出願人は、トロリの移動を高速化して
荷役作業効率の向上を図るために、平成8年11月15
日に、トロリの横行装置について特許出願した(特願平
8−304780号(未公開))。
【0005】図5は従来のコンテナクレーンの正面図で
あり、図6は特願平8−304780号に開示されたト
ロリの横行装置の側面図である。図5において、aは岸
壁bに接岸しているコンテナ船である。cはコンテナク
レーンで、岸壁bに沿って敷設した走行レールu上に脚
部eに設けた車輪vを介して走行可能に載置されてい
る。このコンテナクレーンcには、脚部eの上方に走行
レールuと直交するようにクレーンガーダfが設けられ
ており、このクレーンガーダfにトロリgが設けられて
いる。トロリgは、クレーンガーダfの陸側に設置され
た機械室k内に設けられた横行ドラムnに一端を固着
し、他端をトロリgに固着した図示しないロープにより
牽引されて移動可能に設けられている。また、このトロ
リgには、巻き上げドラムmに固着したロープjにより
昇降するスプレッダhが懸吊されており、トロリgを移
動し、スプレッダhによりコンテナdを把持してコンテ
ナ船aと岸壁bとの間でコンテナdの積み卸しを行う。
iはスプレッダhを支持しているヘッドブロックであ
る。
【0006】図6において、トロリgは、車輪sにより
クレーンガーダfに敷設されたレールr上を移動する。
トロリgにはロープjにより昇降するスプレッタhが懸
吊されている。oはトロリuを移動するためのリニアモ
−タで、クレーンガーダfの下面にトロリgの横行範囲
の全長にわたって敷設されたリアクションプレ−トp
と、トロリg下方部のブラケットt上に配設されたコイ
ルqとから構成されている。
【0007】このようなトロリの横行装置によりトロリ
gを移動するときは、リニアモ−タoのトロリg側のコ
イルqに交流電流を流してトロリgの進行方向に移動す
る進行磁界を発生させ、この進行磁界によりクレーンガ
ーダf側のリアクションプレ−トpに渦電流を誘導させ
て推力を発生させ、トロリgをクレーンガーダfに対し
横行させる。
【0008】図3は、トロリの移動手段として提案され
ているリニアモ−タの正面断面図でり、図4はリアクシ
ョンプレ−トの拡大図である。図3および図4におい
て、1はコンテナクレーンであり、2はコンテナクレー
ン1のクレーンガーダである。このクレーンガーダ2
は、鉄鋼製で1対をなしている。ただし、図3では一方
のガーダのみを示し、他方のガーダは省略している。2
aはこのクレーンガーダ2の下面を構成する鋼板であ
る。3はクレーンガーダ2の内側にクレーンガーダ2に
沿って設けられたビームである。4はこのビーム3上に
敷設されたレールである。5はトロリ(図3では1部の
みを示している。)で、車輪6を介してレール4上を移
動する。
【0009】7はトロリの移動手段であるリニアモータ
である。リニアモータ7は、クレーンガーダ2の鋼板
(下面)2aにトロリ5の横行範囲の全長にわたって敷
設したリニアモ−タの二次側を構成する1対のリアクシ
ョンプレ−ト8と、トロリ5にリアクションプレ−ト8
と対峙するように配設したリニアモ−タの一次側を構成
する1対のコイル9とから構成されている。なお、10
はトロリ5に設けたコイル支持部材であり、15はコイ
ル9の保護部材である。
【0010】また、このリニアモータ7のリアクション
プレ−ト8は、誘導電流の流れ易い銅またはアルミニュ
ウム板8bと、磁束を通し易い鉄鋼板8aとを一体化し
た複合導体が使用されている。そして、図4に示すよう
に、強度上の配慮から鉄鋼板8aを銅またはアルミニュ
ウム板8bよりも厚くするとともに、鉄鋼板8aをクレ
ーンガーダ2の鋼板(下面)2aに溶接11により固着
している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リニア
モータのリアクションプレ−トを、銅またはアルミニュ
ウム板と鉄鋼板とを一体化すると、その分厚くなって重
くなり、コンテナクレーンのようにガーダが長く、トロ
リの移動範囲が長いと重量が増加し、コスト高となるな
どの問題があった。
【0012】本発明は、上記のような問題点を解決する
ために創案されたもので、リニアモータのリアクション
プレ−トを薄くして重量を軽くし、コストの低減を図る
クレーンを提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願の発明によれば、クレーンガーダ上を移動する
トロリを有し、かつ、トロリの移動をリニアモ−タで行
うクレーンであって、前記リニアモ−タは、クレーンガ
ーダの下面にトロリの横行範囲の全長にわたって敷設し
たリニアモ−タの二次側を構成する1対のリアクション
プレ−トと、前記トロリに該リアクションプレ−トと対
峙するように配設したリニアモ−タの一次側を構成する
1対のコイルとから構成されており、リアクションプレ
−トは、誘導電流の流れ易い銅またはアルミニュウム板
と磁束を通し易い鉄鋼板とからなり、該鉄鋼板はクレー
ンガーダの下面を構成する鋼板も兼ねているクレーンが
提供される。
【0014】本発明の好ましい実施形態によれば、前記
リアクションプレ−トの銅またはアルミニュウム板は、
クレーンガーダの下面を構成する鋼板にボルトにより締
結している。
【0015】上述のように構成されたクレーンによれ
ば、鋼板8aを省略しているのでリニアモ−タの二次側
を構成するリアクションプレ−トを薄くして重量を軽く
し、コストの低減を図ることができる。
【0016】
【本発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形
態について図面を参照して説明する。図1および図2は
本発明の一実施形態を示すもので、図1はリニアモ−タ
の正面断面図、図2はリアクションプレ−トの取り付け
状態を示す図である。なお、図において、図3および図
4に示したリニアモ−タと同じ部材については同じ符号
を付しており、重複する説明を省略する。
【0017】図1および図2において、1はコンテナク
レーンであり、2はコンテナクレーン1のクレーンガー
ダである。2aはこのクレーンガーダ2の下面を構成す
る鋼板である。3はクレーンガーダ2の内側にクレーン
ガーダ2に沿って設けられたビームである。4はこのビ
ーム3上に敷設されたレールである。5はトロリで、車
輪6を介してビーム3上のレール4上を移動する。
【0018】7はトロリの移動手段であるリニアモータ
である。図3および図4においてはリニアモ−タ7の二
次側を構成する1対のリアクションプレ−ト8は、クレ
ーンガーダ2の鋼板(下面)2aに、トロリ5の横行範
囲の全長にわたって敷設した銅またはアルミニュウム板
8bと鉄鋼板8aとを一体化した複合導体が固着されて
いるのに対し、図1および図2においては、誘導電流の
流れ易い銅またはアルミニュウム板12を、クレーンガ
ーダ2の鋼板(下面)2aに直接固着して、磁束を通し
易い鉄鋼板は、クレーンガーダの下面を構成する鋼板2
aも兼ねるように構成している。9はトロリ5に銅また
はアルミニュウム板12と対峙するように配設したリニ
アモ−タの一次側を構成する1対のコイルである。な
お、これらの構成は、図3と同じである。
【0019】クレーンガーダ2の下面を構成する鋼板2
aとリアクションプレ−トの銅またはアルミニュウム板
12とは、図2に示すように、鋼板2aと銅またはアル
ミニュウム板12とを貫通するように設けた貫通孔16
に嵌入した複数本のSUS製のボルト13およびナット
14により締結して直接固定している。
【0020】次に本実施形態の作用について述べる。リ
ニアモ−タの二次側を構成するリアクションプレ−ト
は、誘導電流の流れ易い銅またはアルミニュウム板12
と磁束を通し易い鉄鋼板とを一体化したものであるが、
鉄鋼板はクレーンガーダ2の下面を構成する鋼板2aに
より兼ねるようにしたので、図4に示す鋼板8aを省略
することができる。したがって、重量を軽くしてコスト
の低減を図ることができる。
【0021】本発明は、上記実施の形態に限定されるも
のではなく、コンテナクレーン以外にも天井クレーンや
橋形クレーン等のガーダ上を移動するトロリ方式のクレ
ーンにも適用できるなど、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変更し得ることは勿論である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
リニアモ−タの二次側を構成するリアクションプレ−ト
の銅またはアルミニュウム板は、クレーンガーダの鋼板
(下面)に直接固着し、鉄鋼板は、クレーンガーダの下
面を構成する鋼板も兼ねるようにしてリアクションプレ
−トを薄くし、重量を軽くしてコストの低減を図ること
ができる。などの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリニアモ−タの正面断面図である。
【図2】リアクションプレ−トの取り付け状態を示す図
である。
【図3】従来のリニアモ−タの正面断面図である。
【図4】従来のリアクションプレ−トの取り付け状態を
示す図である。
【図5】従来のコンテナクレーンの正面図である。
【図6】特願平8−304780号に開示されたトロリ
の横行装置の側面図である。
【符号の説明】
1 コンテナクレーン 2 クレーンガーダ 3 ビーム 4 レール 5 トロリ 6 車輪 7 リニアモータ 8 リアクションプレート 9 コイル 12 銅またはアルミニュウム板 13 ボルト 16 貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤村 勲 東京都江東区毛利一丁目19番10号 石川島 播磨重工業株式会社江東事務所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレーンガーダ上を移動するトロリを有
    し、かつ、トロリの移動をリニアモ−タで行うクレーン
    であって、前記リニアモ−タは、クレーンガーダの下面
    にトロリの横行範囲の全長にわたって敷設したリニアモ
    −タの二次側を構成する1対のリアクションプレ−ト
    と、前記トロリに該リアクションプレ−トと対峙するよ
    うに配設したリニアモ−タの一次側を構成する1対のコ
    イルとから構成されており、リアクションプレ−トは、
    誘導電流の流れ易い銅またはアルミニュウム板と磁束を
    通し易い鉄鋼板とからなり、該鉄鋼板はクレーンガーダ
    の下面を構成する鋼板も兼ねていることを特徴とするク
    レーン。
  2. 【請求項2】 前記リアクションプレ−トの銅またはア
    ルミニュウム板は、クレーンガーダの下面を構成する鋼
    板にボルトにより締結している請求項1記載のクレー
    ン。
JP9175683A 1997-07-01 1997-07-01 クレーン Pending JPH1121072A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9175683A JPH1121072A (ja) 1997-07-01 1997-07-01 クレーン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9175683A JPH1121072A (ja) 1997-07-01 1997-07-01 クレーン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1121072A true JPH1121072A (ja) 1999-01-26

Family

ID=16000420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9175683A Pending JPH1121072A (ja) 1997-07-01 1997-07-01 クレーン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1121072A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3051321A (en) Gantry type crane assembly
US7559429B1 (en) Wire rope reeving system for twin lift cargo container handling
JP2009242053A (ja) シャトル式門型クレーン
CA2219434C (en) System for traversing trolley
US5765981A (en) Wire rope tensioning and reeving system for cargo container handling cranes
JP6380870B2 (ja) クレーン
JP2007269425A (ja) コンテナクレーン
JPH1121072A (ja) クレーン
JPH1129288A (ja) コンテナクレーン
JP3207777B2 (ja) 岸壁クレーン
JPH09175781A (ja) コンテナクレーン
JP2009242081A (ja) レールマウント式門型クレーンの台車を用いたレーン移動方法及び装置
WO2020049285A1 (en) Vehicle for hatch cover storage
FI68035C (fi) Foerfarande och anordning foer upphaengning av last
JP2003212478A (ja) クレーン及びクレーンの設置方法
EP3606859B1 (en) Sts crane
JPH10139364A (ja) トロリーの横行装置
KR20010016693A (ko) 고무타이어 부착 다리형 모바일 하버 크레인
JP3263345B2 (ja) 2トロリー型コンテナクレーン
JP2011068441A (ja) 岸壁用橋形クレーン、及びその輸送方法
JPH10139365A (ja) トロリーの横行装置
JPH10226493A (ja) コンテナクレーン
JPH01317995A (ja) コンテナクレーンにおけるコンテナの受け渡し方法及び装置
RU2003637C1 (ru) Подвесной кран
JPS5911999Y2 (ja) 共吊り作業に適した天井クレ−ン