JPH1121036A - エレベータの制御装置 - Google Patents
エレベータの制御装置Info
- Publication number
- JPH1121036A JPH1121036A JP9175515A JP17551597A JPH1121036A JP H1121036 A JPH1121036 A JP H1121036A JP 9175515 A JP9175515 A JP 9175515A JP 17551597 A JP17551597 A JP 17551597A JP H1121036 A JPH1121036 A JP H1121036A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control panel
- control
- control device
- elevator
- main circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Elevator Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】エレベータ制御盤を機能別に２分割し、エレベ
ータ機械室と中間階の昇降路付近に設置することにあ
る。 【解決手段】エレベータ制御盤のモータを制御するため
の主回路制御装置であるコンバータＣＯＶ，インバータ
ＩＮＶ等を収納した第一の制御盤ＣＰ１とマイコンＣＩ
Ｒ２，マイコン制御による信号制御回路ＣＩＲ１等を収
納した第二の制御盤ＣＰ２とに分割し、エレベータ機械
室と中間階の昇降路に設置する。
ータ機械室と中間階の昇降路付近に設置することにあ
る。 【解決手段】エレベータ制御盤のモータを制御するため
の主回路制御装置であるコンバータＣＯＶ，インバータ
ＩＮＶ等を収納した第一の制御盤ＣＰ１とマイコンＣＩ
Ｒ２，マイコン制御による信号制御回路ＣＩＲ１等を収
納した第二の制御盤ＣＰ２とに分割し、エレベータ機械
室と中間階の昇降路に設置する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータの制御
装置に係わり、制御盤を機能別に二分割し、機械室と中
間階の昇降路内外付近に配置したエレベータの制御盤に
関する。
装置に係わり、制御盤を機能別に二分割し、機械室と中
間階の昇降路内外付近に配置したエレベータの制御盤に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来は特願平7−161764 号公報に記載あ
るように、エレベータ機械室内にエレベータの駆動装置
と一緒に制御盤は配置していた。
るように、エレベータ機械室内にエレベータの駆動装置
と一緒に制御盤は配置していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】一般に、モータを制御
するインバータ等で構成する主回路装置，マイコンによ
る信号制御回路等で構成する信号制御回路装置を収納す
る制御盤は一面で構成するのが一般的である。主回路装
置はモータ容量により決まるため、種類は限定される。
一方、信号制御回路装置はエレベータの運転制御方式、
あるいは、エレベータ仕様により決まるため、数多くの
組み合わせとなる。
するインバータ等で構成する主回路装置，マイコンによ
る信号制御回路等で構成する信号制御回路装置を収納す
る制御盤は一面で構成するのが一般的である。主回路装
置はモータ容量により決まるため、種類は限定される。
一方、信号制御回路装置はエレベータの運転制御方式、
あるいは、エレベータ仕様により決まるため、数多くの
組み合わせとなる。
【０００４】このため、制御盤は数多くの仕様が組み合
わされた場合でも対応可能な様に設計されているため、
サイズは大きく、重量は重くなる問題があった。また、
エレベータの仕様決定後、製作するため、受注から発送
までの工程が長くなる問題があった。
わされた場合でも対応可能な様に設計されているため、
サイズは大きく、重量は重くなる問題があった。また、
エレベータの仕様決定後、製作するため、受注から発送
までの工程が長くなる問題があった。
【０００５】また、制御盤は建物の最上階にあるため、
乗りかご，昇降路内の機器，乗場の機器から制御盤まで
のケーブル配線が長くなる問題があった。
乗りかご，昇降路内の機器，乗場の機器から制御盤まで
のケーブル配線が長くなる問題があった。
【０００６】本発明の目的は、前記従来技術の問題点を
解決し、制御盤を機能別に分割することにより、機械室
と中間階に分離し設置することが出来る制御盤を提供す
ることにある。
解決し、制御盤を機能別に分割することにより、機械室
と中間階に分離し設置することが出来る制御盤を提供す
ることにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、主回路制御装置を収納した第一制御盤と主回路制御
装置以外の信号制御装置を収納した第二の制御盤に機能
分割し、エレベータ機械室と建物の中間階付近の昇降路
付近とに分散して設置することにより達成される。
は、主回路制御装置を収納した第一制御盤と主回路制御
装置以外の信号制御装置を収納した第二の制御盤に機能
分割し、エレベータ機械室と建物の中間階付近の昇降路
付近とに分散して設置することにより達成される。
【０００８】即ち、本発明は、エレベータ制御盤を機能
別に二分割することにより、小型，軽量化することが出
来る。モータ制御のための主回路制御装置を収納した制
御盤はモータ，巻上機等と一緒に最上階の機械室に設置
する。或いは小型化により昇降路投影面積上にある機械
室に設置することも可能となる。運転制御のための信号
制御回路装置を収納した制御盤は昇降路の中間階付近に
設置することにより、昇降路内ケーブル配線の長さを最
短とすることが出来る。
別に二分割することにより、小型，軽量化することが出
来る。モータ制御のための主回路制御装置を収納した制
御盤はモータ，巻上機等と一緒に最上階の機械室に設置
する。或いは小型化により昇降路投影面積上にある機械
室に設置することも可能となる。運転制御のための信号
制御回路装置を収納した制御盤は昇降路の中間階付近に
設置することにより、昇降路内ケーブル配線の長さを最
短とすることが出来る。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下実施例を説明する。
【００１０】図１はインバータエレベータのシステム構
成図を、図２及び図３は本発明の一実施例による昇降路
の断面図を、図４は機械室の平面図をおのおの示す。図
１によりインバータエレベータのシステム構成を説明す
る。エレベータの動力電源３はヒューズフリーブレーカ
ＦＦＢを介してコンバータＣＯＶと降圧制御トランスＴ
Ｒへ給電される。３相コンバータＣＯＶにより直流に変
換した電源は突入電流制限抵抗Ｒ１を介して平滑コンデ
ンサー１に充電される。エレベータに走行指令が発生す
ると、走行コンタクタ１０Ｔが付勢し（本発明に直接関
係ないので具体的回路は省略する）、突入電流制限抵抗
Ｒ１を短絡すると共に、マイコンCIR2により通信回路２
を経由して速度指令と回転方向の指令が発生する。
成図を、図２及び図３は本発明の一実施例による昇降路
の断面図を、図４は機械室の平面図をおのおの示す。図
１によりインバータエレベータのシステム構成を説明す
る。エレベータの動力電源３はヒューズフリーブレーカ
ＦＦＢを介してコンバータＣＯＶと降圧制御トランスＴ
Ｒへ給電される。３相コンバータＣＯＶにより直流に変
換した電源は突入電流制限抵抗Ｒ１を介して平滑コンデ
ンサー１に充電される。エレベータに走行指令が発生す
ると、走行コンタクタ１０Ｔが付勢し（本発明に直接関
係ないので具体的回路は省略する）、突入電流制限抵抗
Ｒ１を短絡すると共に、マイコンCIR2により通信回路２
を経由して速度指令と回転方向の指令が発生する。
【００１１】この信号がインバータＩＮＶの駆動指令と
なりインバータＩＮＶが出力を発生し、誘導電動機Ｍが
回転し誘導電動機Ｍに直結した減速機Ｓを介して乗りか
ごＣつり合いおもりＣＷが起動する。以上誘導電動機Ｍ
を制御するための主回路制御装置で第一の制御盤ＣＰ１
を構成する。
なりインバータＩＮＶが出力を発生し、誘導電動機Ｍが
回転し誘導電動機Ｍに直結した減速機Ｓを介して乗りか
ごＣつり合いおもりＣＷが起動する。以上誘導電動機Ｍ
を制御するための主回路制御装置で第一の制御盤ＣＰ１
を構成する。
【００１２】次に降圧制御トランスＴＲ，降圧制御トラ
ンスＴＲの２次側へ接続したマイコンによる信号制御回
路ＣＩＲ１，マイコンＣＩＲ２等で第二の制御盤ＣＰ２
を構成する。第一の制御盤ＣＰ１と第二の制御盤ＣＰ２
間はそれぞれに有するマイコンを用いた通信回路２を介
して通信線Ｓｇで接続する。
ンスＴＲの２次側へ接続したマイコンによる信号制御回
路ＣＩＲ１，マイコンＣＩＲ２等で第二の制御盤ＣＰ２
を構成する。第一の制御盤ＣＰ１と第二の制御盤ＣＰ２
間はそれぞれに有するマイコンを用いた通信回路２を介
して通信線Ｓｇで接続する。
【００１３】次に図２により、第一の制御盤ＣＰ１は建
物の最上階にあるエレベータ機械室ＭＣＲに第一の制御
盤ＣＰ１，モータＭ，減速機Ｓ等と一緒に配置する。第
一の制御盤ＣＰ１は前述の通り主回路制御装置のみで構
成しているため、小型，軽量化されているため、図４の
如く機械室ＭＣＲの壁面に引っ掛けたり、押しつけて設
置することもできる。また、機械室内で有れば任意の場
所に設置できるが、特に小型，軽量化により昇降路ＴＯ
の投影面積上に制御盤ＣＰ１を設置することも出来る。
物の最上階にあるエレベータ機械室ＭＣＲに第一の制御
盤ＣＰ１，モータＭ，減速機Ｓ等と一緒に配置する。第
一の制御盤ＣＰ１は前述の通り主回路制御装置のみで構
成しているため、小型，軽量化されているため、図４の
如く機械室ＭＣＲの壁面に引っ掛けたり、押しつけて設
置することもできる。また、機械室内で有れば任意の場
所に設置できるが、特に小型，軽量化により昇降路ＴＯ
の投影面積上に制御盤ＣＰ１を設置することも出来る。
【００１４】次に、第二の制御盤ＣＰ２は建物の中間階
の昇降路出入口付近に配置した場合を示す。第一の制御
盤ＣＰ１と第二の制御盤ＣＰ２は通信線Ｓｇで接続す
る。また、各階の出入口機器１Ｋ，２Ｋ，３Ｋと第二の
制御盤ＣＰ２間は各階の塔内ケーブル１Ｃ，２Ｃ，３Ｃ
にてそれぞれ接続する。
の昇降路出入口付近に配置した場合を示す。第一の制御
盤ＣＰ１と第二の制御盤ＣＰ２は通信線Ｓｇで接続す
る。また、各階の出入口機器１Ｋ，２Ｋ，３Ｋと第二の
制御盤ＣＰ２間は各階の塔内ケーブル１Ｃ，２Ｃ，３Ｃ
にてそれぞれ接続する。
【００１５】図３は第二の制御盤ＣＰ２を中間階の昇降
路内に配置した場合を示したものである。他は図２と同
一につき省略する。
路内に配置した場合を示したものである。他は図２と同
一につき省略する。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、制
御盤を主回路制御装置と信号制御回路装置に機能分割す
ることにより、小型，軽量化となるため機械室の壁に引
っ掛けたり、或いは、壁面に押しつけて設置出来るた
め、機械室の省スペース化に寄与出来る効果がある。現
在、法令により機械室面積は昇降路投影面積の２倍以上
あることが義務付けされている。将来、規制緩和等によ
り、昇降路投影面積の２倍以上の面積であることの規制
が緩和されると、昇降路投影面積上に制御盤を設置出来
るため、機械室面積を狭くすることが出来るため建築上
からも有利となる効果がある。
御盤を主回路制御装置と信号制御回路装置に機能分割す
ることにより、小型，軽量化となるため機械室の壁に引
っ掛けたり、或いは、壁面に押しつけて設置出来るた
め、機械室の省スペース化に寄与出来る効果がある。現
在、法令により機械室面積は昇降路投影面積の２倍以上
あることが義務付けされている。将来、規制緩和等によ
り、昇降路投影面積の２倍以上の面積であることの規制
が緩和されると、昇降路投影面積上に制御盤を設置出来
るため、機械室面積を狭くすることが出来るため建築上
からも有利となる効果がある。
【００１７】また、信号制御回路装置を収納した制御盤
は中間階の昇降路付近に設置することにより、乗りか
ご，塔内機器から制御盤までのケーブル長さを半減する
ことが出来るため、コスト的に有利となる効果がある。
は中間階の昇降路付近に設置することにより、乗りか
ご，塔内機器から制御盤までのケーブル長さを半減する
ことが出来るため、コスト的に有利となる効果がある。
【図１】インバータエレベータのシステム構成図を示す
図である。
図である。
【図２】本発明の一実施例による昇降路の断面図を示す
図である。
図である。
【図３】本発明の一実施例による昇降路の断面図を示す
図である。
図である。
【図４】本発明の一実施例による機械室の平面図を示す
図である。
図である。
１Ｃ〜３Ｃ…各階の塔内ケーブル、１Ｋ〜３Ｋ…各階の
出入口機器、２…マイコン制御の通信回路、３…動力電
源、１０Ｔ…走行コンタクタ、ＣＰ１…第一の制御盤、
ＣＰ２…第二の制御盤、ＦＦＢ…フューズフリーブレー
カ、ＣＯＶ…コンバータ、Ｒ１…突入電流制限抵抗、Ｉ
ＮＶ…インバータ、Ｍ…モータ、Ｓ…減速機、Ｃ…乗り
かご、ＣＷ…つりあい重り、Ｓｇ…信号線、ＣＰ２…第
二の制御盤、ＴＲ…降圧制御トランス、ＣＩＲ１…マイ
コン制御の信号制御回路、CIR2…マイコン、ＭＣＲ…機
械室、Ｔ…昇降路。
出入口機器、２…マイコン制御の通信回路、３…動力電
源、１０Ｔ…走行コンタクタ、ＣＰ１…第一の制御盤、
ＣＰ２…第二の制御盤、ＦＦＢ…フューズフリーブレー
カ、ＣＯＶ…コンバータ、Ｒ１…突入電流制限抵抗、Ｉ
ＮＶ…インバータ、Ｍ…モータ、Ｓ…減速機、Ｃ…乗り
かご、ＣＷ…つりあい重り、Ｓｇ…信号線、ＣＰ２…第
二の制御盤、ＴＲ…降圧制御トランス、ＣＩＲ１…マイ
コン制御の信号制御回路、CIR2…マイコン、ＭＣＲ…機
械室、Ｔ…昇降路。
Claims (2)
- 【請求項１】３相交流電源を直流電源に変換するコンバ
ータ装置、上記直流を交流に変換するインバータ装置か
ら構成する主回路装置と、降圧制御トランス，マイコン
制御の信号制御回路，マイコン制御の通信回路により構
成する信号制御装置とを備えたエレベータにおいて、上
記主回路装置を収納した第一の制御盤をエレベータ機械
室に、上記信号制御装置を収納した第二の制御盤を中間
階付近の昇降路外に配置し、前記盤間は通信線により結
合し信号を授受することを特徴としたエレベータの制御
装置。 - 【請求項２】請求項１において、前記の信号制御装置を
収納した第二の制御盤を中間階付近の昇降路内に配置し
たことを特徴とするエレベータの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9175515A JPH1121036A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | エレベータの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9175515A JPH1121036A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | エレベータの制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1121036A true JPH1121036A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=15997412
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9175515A Pending JPH1121036A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | エレベータの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1121036A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001028910A1 (fr) * | 1999-10-22 | 2001-04-26 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Logique de commande d'ascenseur |
| JP2005255272A (ja) * | 2004-03-09 | 2005-09-22 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ制御装置 |
| CN101902081A (zh) * | 2010-03-16 | 2010-12-01 | 苏州康开电气有限公司 | 电梯轿厢按楼层非接触式供电装置 |
| CN112703165A (zh) * | 2018-09-28 | 2021-04-23 | 因温特奥股份公司 | 用于mrl电梯的控制系统组件 |
-
1997
- 1997-07-01 JP JP9175515A patent/JPH1121036A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001028910A1 (fr) * | 1999-10-22 | 2001-04-26 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Logique de commande d'ascenseur |
| US6321877B2 (en) | 1999-10-22 | 2001-11-27 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Controlling apparatus for elevator with divided control panel |
| KR100440598B1 (ko) * | 1999-10-22 | 2004-07-15 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 엘리베이터의 제어장치 |
| JP2005255272A (ja) * | 2004-03-09 | 2005-09-22 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ制御装置 |
| CN101902081A (zh) * | 2010-03-16 | 2010-12-01 | 苏州康开电气有限公司 | 电梯轿厢按楼层非接触式供电装置 |
| CN112703165A (zh) * | 2018-09-28 | 2021-04-23 | 因温特奥股份公司 | 用于mrl电梯的控制系统组件 |
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