JPH11210282A - 施錠装置及びこれを用いた機械警備方式 - Google Patents

施錠装置及びこれを用いた機械警備方式

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JPH11210282A
JPH11210282A JP2904798A JP2904798A JPH11210282A JP H11210282 A JPH11210282 A JP H11210282A JP 2904798 A JP2904798 A JP 2904798A JP 2904798 A JP2904798 A JP 2904798A JP H11210282 A JPH11210282 A JP H11210282A
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JP
Japan
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locking device
locking
sliding door
switch device
unlocking
Prior art date
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Application number
JP2904798A
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English (en)
Inventor
Masahiro Sukegawa
昌裕 助川
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KING TSUSHIN KOGYO KK
Original Assignee
KING TSUSHIN KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 引き違い戸の施錠忘れを防止することができ
るようにすること。 【構成】 引き違い戸1に設けられる施錠装置4に、施
錠装置4のフック本体41Bが受け座42に係入して施
錠状態になった場合に受け座42に設けられている一対
の電気的接点51、52がフック本体41Bによって接
続されてオンとなるスイッチ装置5を一体に設けた。電
気的接点51、52をセンサループ6又は侵入者監視盤
7に接続し、施錠装置4の施解錠を侵入者監視盤7にお
いて判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、引き違い戸、引き
違い窓等(本明細書では、引き違い戸、引き違い窓等を
総称して単に引き違い戸と言う)のための施錠装置及び
これを用いた機械警備方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、機械警備システムによって警備対
象区域内にある引き違い戸からの侵入者検知を行おうと
する場合、引き違い戸上に設けられている施錠装置とは
別に、引き違い戸の開閉を検知してその結果を電気的出
力信号として取り出すことができるセンサを侵入者検出
装置として引き違い戸上に取り付け、このセンサを警備
用のセンサループに接続している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の警
備システムにおいては、引き違い戸において侵入者検知
を行おうとする場合、施錠装置とは別に設けた侵入者検
知装置からの電気的検出信号を用いる構成であるから、
この侵入者検知装置から引き違い戸が閉じられているこ
とを示すON信号を警備センター等において受信したと
しても、当該引き違い戸が確実に施錠されたか否かの判
定を下すことは不可能である。
【0004】したがって、引き違い戸を閉めたにも拘ら
ず施錠を忘れるという事態が生じると、警備上不都合が
生じることになる。
【0005】また、従来では、引き違い戸上に侵入者検
知装置を別途設置するためのスペースを確保しなければ
ならないという問題も有している。
【0006】本発明の目的は、従来技術における上述の
問題点を解決することができるようにした、施錠装置及
びこれを用いた機械警備方式を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1の発明の特徴は、引き違い戸に設けられる施
錠装置であって、該施錠装置の施錠、解錠のための部材
の施錠位置、解錠位置に従ってオン、オフ作動するスイ
ッチ装置を一体に設けた点にある。
【0008】この構成によると、施錠/解錠のための部
材、例えば錠の受け座に係入することによって施錠状態
を得るフック部材が施錠位置にあればスイッチ装置はオ
ンとなり、フック部材が解錠位置にあればスイッチ装置
はオフとなる。
【0009】スイッチ装置は、適宜の形態でよいが、例
えば、受け座のフック部材との接触面に一対の接点を設
け、フック部材が施錠位置となった場合にフック部材に
よってこの一対の接点を電気的に接続する構成とするこ
とができる。この場合、フック部材自体を導電性の材料
から作ってもよいし、フック部材の所要の部分に導電性
材料を設け又は導電性塗料を塗着するなどする構成とし
てもよい。
【0010】スイッチ装置は、また、例えば受け座のフ
ック部材との接触面に圧力センサを取り付け、フック部
材が施錠位置か解錠位置かによって圧力センサをオン、
オフする構成とすることができる。
【0011】スイッチ装置は、さらに、例えばフック部
材を磁化するか又はフック部材に磁石を取り付け、受け
座上又は受け座近傍に設けた感磁素子、例えばリードス
イッチ、ホール素子等を、フック部材が施錠位置か解錠
位置かによってオン、オフする構成であってもよい。
【0012】請求項2の発明の特徴は、引き違い戸から
の侵入者の有無を電気的に検知するようにした機械警備
方式において、引き違い戸に請求項1記載の施錠装置を
取り付け、前記スイッチ装置のオン、オフ接点を警備用
センサループ又は侵入者監視盤に接続した点にある。
【0013】施錠装置によって引き違い戸が施錠されて
いる状態にあれば、受け座にフック部材が係入されてい
るから、上述の如く構成されているスイッチ装置の接点
は必ずオン状態になっている。一方、施錠装置が解錠状
態になっていると引き違い戸が閉まっていてもスイッチ
装置の接点は必ずオフ状態となっている。したがって、
施錠忘れになっているか否かは、当該スイッチ装置のオ
ン、オフ状態として把握することが可能となり、例え
ば、侵入者監視盤上で引き違い戸の施錠忘れを確実にチ
ェックすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例につき詳細に説明する。
【0015】図1は本発明による施錠装置を引き違い戸
に取り付けた場合の実施の形態の一例を示す図、図2は
図1の施錠装置の取付状態を拡大して示す要部拡大図で
ある。
【0016】総体的に符号1で示されるのは、図示しな
い建物の枠体内にはめ込まれた引き違い戸で、一対のガ
ラス戸2、3から成っている。ガラス戸2、3を図1に
示した閉状態に固定して引き違い戸1からの出入りを不
可能とすることができるようにするため、引き違い戸1
には本発明による施錠装置4が取り付けられている。
【0017】施錠装置4は、ガラス戸2の枠体21の外
側部21Aに設けられているフック部41と、ガラス戸
3の枠体31の内側部31Aであってこのフック部41
に対応した位置に固定されている受け座42とを含んで
成っている。
【0018】フック部41は、外側部21Aにねじ止め
によって固定されている台座43に支持軸43Aの回り
で回動可能なように取り付けられており、フック部41
のハンドル41Aを矢印X方向に回すように操作するこ
とにより、ハンドル41Aと一体に設けられているフッ
ク本体41Bを受け座42に係止させ、施錠装置4を施
錠状態(図2に示されている状態)とすることができ
る。施錠装置4が図2に示されている状態において、ハ
ンドル41Aを矢印Y方向に回すように操作すれば、フ
ック本体41Bと受け座42との間の係止状態が解除さ
れ、施錠装置4を解錠状態とすることができる。
【0019】施錠装置4の施錠/解錠操作に伴うフック
本体41Bの施錠位置、解錠位置にしたがって施解錠信
号を取り出すことができるようにするため、施錠装置4
にはスイッチ装置5が一体に取り付けられている。
【0020】本実施の形態では、スイッチ装置5は、図
3に示されるように、受け座42のフック本体41Bと
の接触面42Aに設けられた一対の電気的接点51、5
2と、これらの電気的接点51、52間の電気的接続を
フック本体41Bの施錠位置、解錠位置にしたがってオ
ン、オフするための接続部材とから構成される。本実施
の形態では、施錠装置4のフック本体41Bが電気的接
点51、52を上述の如く電気的に接続するための接続
部材として働くようになっている。
【0021】すなわち、電気的接点51、52は相互に
電気的絶縁状態を保つように受け座42の接触面42A
に適宜の手段で固定されている。一方、フック本体41
Bは導電性材料から作られ、ハンドル41Aを矢印X方
向に回すことによってフック本体41Bを受け座42に
係入して施錠装置4を施錠状態とした場合、施錠と同時
に、電気的接点51、52をフック本体41Bによって
電気的に接続する構成となっている。
【0022】したがって、スイッチ装置5の一対の電気
的接点51、52を機械警備用のセンサループ6に直列
に接続しておき、このセンサループ6を侵入者監視盤7
に接続しておけば、施錠装置4の施解錠の情報がセンサ
ループ6により電気的に確実に取り出され、侵入者監視
盤7において施錠装置4の施解錠を確実に判断すること
ができる。
【0023】図4には、施錠装置4と一体に設けるスイ
ッチ装置の他の構成例が示されている。図4に示されて
いるスイッチ装置5’は、受け座42の接触面42A上
に圧電素子53を設け、施錠装置4が施錠状態になった
場合にフック本体41Bにより圧電素子53が押圧され
るようにし、施錠装置4の施解錠状態にしたがって圧電
素子53をオン、オフするようにしたものである。この
構成によると、機械的に電気的接点の接触を行う部分が
ないので、図3の構成に比べ、より信頼性を高めること
ができる。
【0024】スイッチ装置は、また、図2に示されてい
るフック本体41Bに磁性を持たせ、例えば受け座42
付近にリードスイッチ又はホール素子を配設し、施錠装
置4が施錠状態になった場合にフック本体41Bにより
リードスイッチ又はホール素子がオンする構成としても
よい。この場合、フック本体41Bに磁性を持たせる方
法として、フック本体を磁性体材料例えば鉄から作りこ
れに着磁してもよいし、フック本体41Bに磁石片を適
宜の手段で固設してもよい。
【0025】このように、施錠装置4の施解錠に応じて
フック本体41Bが、リードスイッチ、ホール素子等の
感磁素子を作動させる構成によると、機械的な接点を設
けることなしにオン、オフスイッチ動作を行わせること
ができるので、経年変化等による接触不良の問題を生じ
ることがなく、図3に示した機械的接点を用いる構成に
比べてスイッチ装置の信頼性を著しく向上させることが
できる。
【0026】以上、いずれの形態のスイッチ装置を用い
ても、施錠装置4が施錠状態とされた場合、これにより
スイッチ装置を確実に作動させることができるので、引
き違い戸1が施錠されたか否かをこのスイッチ装置から
のオン信号により確実に判定することができる。
【0027】したがって、図3に示されるように、スイ
ッチ装置5をセンサループ6に接続し、このセンサルー
プ6を侵入者監視盤7に接続しておけば、侵入者監視盤
7において引き違い戸1に設けられた施錠装置4が施錠
されたか否かを電気的に確実に検出することができるの
で、引き違い戸1の施錠忘れを防止するのに役立つ。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、上述の如く、施錠装置
にスイッチ装置を一体化し、この施錠装置により引き違
い戸の施錠を行うことによりスイッチ装置を作動させる
ことができるようにしたので、引き違い戸の施錠、解錠
の状態を確実に反映した施錠信号を取り出すことができ
る。
【0029】このスイッチ装置を機械警備システムに接
続して使用すれば、侵入者監視盤等において引き違い戸
が施錠、または解錠されたかどうかを確実に判定するこ
とができ、引き違い戸の施錠忘れを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による施錠装置を引き違い戸に取り付け
た場合の実施の形態の一例を示す図。
【図2】図1の施錠装置の取付状態を拡大して示す要部
拡大図。
【図3】図1の施錠装置に一体に設けられたスイッチ装
置の構成を説明するための説明図。
【図4】図1の施錠装置に一体に設けられるスイッチ装
置の他の構成を説明するための説明図。
【符号の説明】
1 引き違い戸 2、3 ガラス戸 4 施錠装置 5、5’ スイッチ装置 41 フック部 41A ハンドル 41B フック本体 42 受け座 42A 接触面 51、52 電気的接点 53 圧電素子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引き違い戸に設けられる施錠装置であっ
    て、該施錠装置の施錠、解錠のための部材の施錠位置、
    解錠位置に従ってオン、オフ作動するスイッチ装置を一
    体に設けたことを特徴とする施錠装置。
  2. 【請求項2】 引き違い戸からの侵入者の有無を電気的
    に検知するようにした機械警備方式において、引き違い
    戸に請求項1記載の施錠装置を取り付け、前記スイッチ
    装置のオン、オフ接点を警備用センサループ又は侵入者
    監視盤に接続したことを特徴とする機械警備方式。
JP2904798A 1998-01-28 1998-01-28 施錠装置及びこれを用いた機械警備方式 Pending JPH11210282A (ja)

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