JPH11210123A - 二重壁構造体 - Google Patents

二重壁構造体

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JPH11210123A
JPH11210123A JP1615898A JP1615898A JPH11210123A JP H11210123 A JPH11210123 A JP H11210123A JP 1615898 A JP1615898 A JP 1615898A JP 1615898 A JP1615898 A JP 1615898A JP H11210123 A JPH11210123 A JP H11210123A
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Takamasa Sekiguchi
高正 関口
Kenjiro Komatsu
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 壁板の層間変位を可能としながらも、この壁
板に下地形材を取り付けてパネルを固定できるようにし
た二重壁構造体を提供すること。 【解決手段】 少なくとも上下2枚以上の壁板である押
出成形セメント板1に複数の形材枠一体パネル20を取
り付けて二重壁構造体10を構成する際、押出成形セメ
ント板1を横方向に可動に支持し、これら押出成形セメ
ント板群の表面に縦下地形材11a及びこの縦下地形材
11aに支持された横下地形材11bからなるパネル取
付け形材12を取り付け、このパネル取付け形材12の
縦下地形材11aが上下に配列された2つの押出成形セ
メント板1の継ぎ合わ位置近傍を通過する部分で分離さ
れた不連続部11cを備え、縦下地形材11aの不連続
部11cの近傍に配置されて取り付けられる押出成形セ
メント板1が、この不連続部11cを境に上下いずれか
一方の縦下地形材11a及びこれに支持された横下地形
材11bに取り付けられていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は二重壁構造体に関
し、更に詳細には可動に支持された例えば押出成形セメ
ント板即ちメース板の上にパネルを張って二重壁構造と
する時、パネル固定用の下地形材取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物の外壁として、メース板即
ち押出成形セメント板を使用することが知られている。
一般的に、このメース板を外壁として使用する場合に
は、地震などによる建物の揺れに対して各階層ごとに、
メース板を個々にロッキング又は階層ごとにスライドさ
せて層間変位を吸収するように次のような方法で取り付
けていた。
【0003】すなわち、メース板取付けの一例として、
図5に示されるように、建物の各階高さと同じ縦方向長
さのメース板1の場合、階層ごとに横方向に並べられ
る。これら各メース板1は、H鋼等からなる横梁2に溶
接などで固定された上下2つのアングル材3a、3bに
引っ掛けるようにして支持されている。
【0004】各メース板1とアングル材3a、3bとの
係止手段としては、各メース板1の裏面上部に上向きの
ダブルクリップ(Wクリップ)4が2つ横に並んで取り
付けられ、また裏面下部には下向きのゼットクリップ
(Zクリップ)5が同様に2つ横に並んで取り付けられ
ている。このZクリップ5は、クリップ本体にあけたば
か穴に一本のピンを通してメース板1に取り付けられて
いる。そのため、比較的に強い力がZクリップ5に作用
すると、メース板1に対して回転したり又は全方向への
若干のズレを起こしたりすることができる。
【0005】メース板1を両アングル材3a、3bに取
り付けて支持する際には、例えば1枚のメース板1を持
ち上げてその上端を上アングル材3aに接近させながら
Wクリップ4の差込み溝に上アングル材3aのリップを
相対的に且つ最大に差し込む。次いで、メース板1の下
端を下アングル材3bに接近させて下方に幾分下げる
と、Zクリップ5の差込み溝に下アングル材3bのリッ
プが相対的に入り込み、これによりメース板1はアング
ル材3a、3bによって支持される。
【0006】このようなメース板1の取付け方から明ら
かなように、各メース板1を最終的に下アングル材3b
のリップにZクリップ5を乗せるように取り付けた時、
Wクリップ4は相対的に上アングル材3aに対して僅か
に下方に下がるため、上アングル材3aのリップは、W
クリップ4の差込み溝内である程度の余裕を持った状態
で入り込んでいることになる。
【0007】この結果、各メース板1の下端が、クリッ
プ本体のバカ穴を通る一本のピンで回転及びズレ可能に
取り付けられたZクリップ5で下アングル材3bに固定
されているため、地震などにより建物に揺れが生じた場
合には、図6に示されるように各メース板1がZクリッ
プ5に対して相対的に回転したり、或いはピンが挿通す
るバカ穴による余裕分だけ上に上がって建物の骨組み、
例えば鉄骨造では梁や柱となる鋼材に対して斜めに傾い
たり、或いはメース板そのものが建物の骨組みに対して
横方向にスライドしたりして、層間変位を吸収し、外壁
の破壊を防いでいる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
メース板1は、素地のままで使用したり、表面を塗装し
たり、又は表面にタイルを貼ったりする等して設置個所
に応じた表面処理を施していた。しかし、表面を塗装し
たり又は表面にタイルを貼ったメース板1をそのまま外
壁とすると、将来、経年劣化した時に塗り直しや貼り付
け直しをしなければならないが、その際の再塗装やタイ
ルの貼り付けは現場での作業となり、このような現場で
の作業は多大な時間と労力が掛かり、しかも仕上がりの
品質は工場での施工に比べてどうしても低下するという
問題があった。
【0009】そこで、近年、金属板又は複合板などから
なる軽量パネルをメース板1に取り付けてこれを実質的
な外壁とする提案がなされている。一般に、この種の軽
量パネルを建物の外壁面に取り付ける場合には、その外
壁面に、例えばアングル材などの下地形材を縦横に配置
固定し、この下地形材に軽量パネルをビスやネジで固定
する、という方法がとられていることはよく知られてい
る。
【0010】しかしながら、このような取付け方法を、
前述したように層間変位を吸収可能に取り付けられたメ
ース板に対して採用すると、次のような問題が生じる。
すなわち、層間変位を吸収し、外壁の破壊を防ぐように
取り付けられている複数のメース板に軽量パネル及びそ
の取付け用下地形材を縦横に配置して固定すると、隣接
する相互の各メース板がこれら軽量パネル及びその取付
け用下地形材で堅固に連結されることになるため、地震
などにより建物に揺れが生じた場合には各メース板に層
間変位を起こさせることができず、メース板の破壊を招
くことになる。
【0011】本発明の目的は、かかる従来の問題点を解
決するためになされたもので、メース板の層間変位を可
能としながらも、このメース板に下地形材を取り付けて
パネルを固定できるようにした二重壁構造体を提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は二重壁構造体で
あり、前述の技術的課題を解決するために以下のような
構成とされている。すなわち、本発明は、それぞれが横
方向に可動に支持された少なくとも上下2枚以上の壁板
に複数のパネルを取り付けてなる二重壁構造体におい
て、壁板の表面に取り付けられた縦下地形材及びこの縦
下地形材に支持された横下地形材からなるパネル取付け
形材を備え、パネル取付け形材の縦下地形材が上下に配
列された2つの壁板の継ぎ合わ位置近傍を通過する部分
で分離された不連続部を備え、パネルが縦下地形材及び
横下地形材に直接又は間接に固定される際、縦下地形材
の不連続部の近傍に配置されるパネルは、この不連続部
を境に上下いずれか一方の縦下地形材及びこれに支持さ
れた横下地形材に取り付けられていることを特徴とす
る。
【0013】<本発明における具体的構成>本発明の二
重壁構造体は、前述した必須の構成要素からなるが、そ
の構成要素が具体的に以下のような場合であっても成立
する。その具体的構成要素とは、前記壁板が縦長で且つ
横方向に複数枚並べられて一区画域を構成し、この一区
画域における壁板上に横長のパネルを縦方向に複数枚並
べ、縦下地形材及び横下地形材に固定することを特徴と
する。
【0014】また、本発明の二重壁構造体では、一区画
域が建築物の一階層の高さにほぼ一致する高さで形成さ
れていることを特徴とする。更に、本発明の二重壁構造
体では、壁板が、押出成形セメント板であることを特徴
とする。
【0015】更にまた、本発明の二重壁構造体では、前
記パネルが、パネル本体と、このパネル本体の裏面に接
合して固定される支持部、パネル本体の周縁を包持する
包持枠部、及び支持部から立ち上がる脚部を備え、パネ
ル本体の各周囲縁部に取り付けられてパネル本体を支持
する複数の形材枠とから構成されている形材枠一体パネ
ルであり、形材枠における脚部を縦下地形材及び横下地
形材に連結して固定したことを特徴とする。
【0016】本発明の二重壁構造体によると、例えば押
出成形セメント板即ちメース板が横方向に複数配列され
ている時には横下地形材で相互に連結されているため一
体となっているが、上下方向に連接するメース板は縦下
地形材の不連続部によって一体化されていない。そのた
め、地震などにより建物に揺れが生じた場合には建物の
各階層ごとに横方向に配列された複数のメース板が一体
に横方向にスライドして層間変位を吸収し、以ってメー
ス板の破壊を防止する。
【0017】このためには、パネルを縦下地形材及び横
下地形材に直接又は間接に固定する際、縦下地形材の不
連続部の近傍に配置されるパネルを、この不連続部を境
に上下いずれか一方の縦下地形材及びこれに支持された
横下地形材に取り付けることが必要である。これは、階
層ごとに一体化された複数のメース板群を、縦下地形材
の不連続部で階層ごとに独立させる時、不連続部の近傍
に配置されるパネルによって相互に連結されることがな
いようにするためである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の二重壁構造体を図
に示される実施形態に沿って更に詳細に説明する。図1
は本発明の一実施形態に係る二重壁構造体10の主要部
を示す斜視図、図2は押出成形セメント板に固定された
パネル取付け形材の構成を示す部分的な正面図、図3は
本発明の一実施形態に係る二重壁構造体での押出成形セ
メント板の層間変位の状態を概略的に示す構成説明図で
ある。
【0019】この実施形態の二重壁構造体10は、建物
の骨組み即ち例えば鉄骨造では梁や柱となる鋼材に対し
て各階高さと同じ縦方向長さのメース板1が、階層ごと
に横方向に並べられて取り付けられている。これら各メ
ース板1の取り付けについては、前述した従来の取付け
方法とほぼ同じであるが、図1から明らかなように下ア
ングル材3bが外向き即ち水平リップを外側に向けて配
置され、溶接などで横梁2に固定されたL型ブラケット
(図示せず)によって支持されている。
【0020】また、メース板1の裏面上部にはWクリッ
プ4が取り付けられている。従って、メース板1が、前
述したように上下2つのアングル材3a、3bに裏面上
部のWクリップ4と裏面下部のZクリップ5を引っ掛け
て支持される時、メース板1は、その下端部が下アング
ル材3bの水平リップ上に乗り、これにより更に安定的
に担持されている。
【0021】なお、従来のメース板取付け方法では、上
部の2つのWクリップ4を上アングル材3aに溶接して
いたが、この実施形態では、上アングル材3aの垂直リ
ップをWクリップ4の差込み溝に差し入れているだけ
で、溶接などによる相互の固着はしない。
【0022】これにより、各メース板1は、下アングル
材3bの水平リップ上を各アングル材3a、3bの垂直
リップにガイドされて横方向に移動可能である。説明の
便宜上、図2に示されるように建物の階高さとほぼ同じ
縦長さLのメース板1を横方向に3枚並べて1組とし、
この1組で形成される面を一区画域としてこの一区画域
の横幅にほぼ等しい横長さのパネル20を縦方向に並べ
て取り付ける場合について説明する。
【0023】前述したように、建物の各階ごとに、横方
向にスライド可能に上下2つのアングル材3a、3bに
よって支持された3枚のメース板1で一区画域を形成す
る時、この一区画域が建物の高さ方向に連続するメース
板1表面には、図2に示されるように左右のメース板1
の外側縁部に沿って2本の縦下地形材11aが配置さ
れ、またこの2本の縦下地形材11a間に橋渡しされる
ように適宜の間隔(好ましくはパネル20の縦長さに合
わせた間隔)で複数の横下地形材11bが配置されてい
る。
【0024】これらの縦下地形材11a及び横下地形材
11bは、図1から明らかなようにアングル鋼材で構成
することができ、これらは相互に溶接等により接合され
て一体化されることによりパネル取付け形材12を構成
している。このパネル取付け形材12は、横下地形材1
1bをその適所で、メース板1の表面にボルトとナット
等の固定具13によって堅固に取り付けられたL型ブラ
ケット14に溶接されて支持されている。
【0025】このパネル取付け形材12における縦下地
形材11aは、上下に配列された2つのメース板1の継
ぎ合わ位置近傍を通過する部分で分離された不連続部1
1cを備えている。その結果、パネル取付け形材12
は、一区画域ごとに一体物として3枚のメース板1に固
定(各区画域ごとに独立して一体化されたパネル取付け
形材をそれぞれ符号12a、12b、12c……で示
す)される。換言すれば、一区画域における3枚のメー
ス板1はこの一区画域ごとに一体化されたパネル取付け
形材12a、12b、12c……により相互に固定され
ていることになる。
【0026】パネル20は、このようにメース板1の表
面に取り付けられ且つ構成されたパネル取付け形材11
を利用して取り付けられる。このパネル20は、形材枠
一体パネルと称し、基本的構造は例えば特開平7−10
2734号公報に開示されていることから既によく知ら
れている。この公開特許公報に開示されたような形材枠
一体パネルは、その後更に改良され、その結果特に、耐
候性、施工性及び美観などの観点から建築物の外壁材と
して各方面から高い評価が与えられている。
【0027】ここで使用する形材枠一体パネル20も公
知の当該パネルを更に改良したもので、その構成を簡単
に説明すると、形材枠一体パネル20は、非金属材料か
らなる基板21の両面に金属シート22を積層して方形
平板状に形成されたパネル本体23と、このパネル本体
23の周縁に組み付けられてパネル本体23の周縁を保
護し且つ木口を覆う形材枠24とから構成されている。
【0028】各形材枠一体パネル20は、その両側部を
一区画域における2つの縦下地形材11a上に位置決め
し、且つ上下端部を横下地形材11b上に位置決めし、
形材枠24を構成しているL型をした取付け脚部24a
をそれぞれの下地形材11a、11bの垂直面部に密着
させ、この取付け脚部24aにフラットな帯状金属板2
5をあてがってビス又はネジ26により各下地形材11
a、11bに固着することによってメース板1の表面上
に支持される。
【0029】このようにして形材枠一体パネル20が取
り付けられると、隣接する形材枠一体パネル20間には
前述した形材枠24によって目地部(溝)27が形成さ
れ、この目地部27には最終的には外観性向上と取付け
用のビス又はネジが直接大気に露出しないようにするた
め、例えば変成シリコンシール材(図4に符号28で示
す)が充填配置される。
【0030】このシール材としては、単に目地用のガス
ケットだけでもよいが、風雨及び直射日光等にさらされ
ることを考慮すると耐久性の点でバックアップ材及びそ
の上に防水シーリング材等を配置して一次防水機能を与
えることが好ましい。時には、防水シーリング材の上に
更に目地用ガスケットを配置することも好ましい。
【0031】ところで、形材枠一体パネル20が縦下地
形材11a及び横下地形材11bに固定される際、縦下
地形材11aの不連続部11cの近傍に配置される形材
枠一体パネル20は、この不連続部11cを境に上下い
ずれか一方の縦下地形材11a及びこれに支持された横
下地形材11bに取り付けられている。
【0032】このように縦下地形材11aの不連続部1
1cの近傍に配置される形材枠一体パネル20をこの不
連続部11cを境に上下いずれか一方の縦下地形材11
a及びこれに支持された横下地形材11bに取り付ける
理由は、次の通りである。
【0033】すなわち、一区画域での3つのメース板1
は横下地形材11bで相互に連結されているため一体と
なっているが、上下方向に連接する区画域における隣接
したメース板1は縦下地形材11aの不連続部11cに
よって一体化されていない。
【0034】これは、この実施形態に係る二重壁構造体
10では、地震などにより建物に揺れが生じた場合には
建物の各階層ごと即ち一区画域ごとに横方向に配列され
た3枚のメース板1を図3に示されるように一体となっ
て横方向にスライドさせて層間変位を吸収し、以ってメ
ース板1の破壊を防止するためである。このような層間
変位吸収方法がこの実施形態における二重壁構造体10
の特徴点でもある。
【0035】そして、このように一区画域における3枚
のメース板1をそれぞれ一体的に横方向にスライド可能
に支持するためには、縦下地形材11aの不連続部11
cの近傍に配置される当該形材枠一体パネル20を、こ
の不連続部11cを境に上下いずれか一方の縦下地形材
11a及びこれに支持された横下地形材11bに取り付
けるようにしないと、各区画域のメース板1即ち上下方
向に隣接するメース板1がこの形材枠一体パネル20に
よって相互に連結されてしまい、各区画域ごとのメース
板1を横方向へスライドさせることができなくなる。
【0036】このような理由から、縦下地形材11aの
不連続部11cの近傍に配置される当該形材枠一体パネ
ル20を、この不連続部11cを境に上下いずれか一方
の縦下地形材11a及びこれに支持された横下地形材1
1bに取り付けるようにするのである。その結果、各区
画域ごとにメース板1を一体的に横方向へスライドさせ
ることができ、以って地震などにより建物に揺れが生じ
た場合でもメース板1の破壊を防止することができるの
である。
【0037】なお、前述した実施形態に係る二重壁構造
体10では、「形材枠一体パネル20」として非金属材
料からなる基板21の両面に金属シート22を積層した
複合板にアルミニウム製の形材枠24を取り付けたもの
について説明したが、本発明では、このような構造のパ
ネルに限定されるものではなく、金属、繊維材料等から
なるハニカム構造物の両面に金属シートを積層した複合
板を用いることができる。
【0038】また、パネル本体23の周縁部を保護する
形材枠24は、アルミニウム材以外の材料から形成して
もよく、一般的には押し出し成形された金属製の材料か
ら構成されることが望ましい。
【0039】更に、前述した実施形態に係る二重壁構造
体10では、形材枠24を構成している取付け脚部24
aの先端部をそれぞれの下地形材11a、11bの垂直
面部に密着させ、この取付け脚部24aにフラットな帯
状金属板25をあてがってビス又はネジ26により各下
地形材11a、11bに固着することによってメース板
1の表面上に形材枠一体パネル20を支持するようにし
たが、形材枠一体パネル20の上下縁部に位置する形材
枠24の下地形材11bへの取付けについては図4に示
されるような構造であってもよい。
【0040】すなわち、形材枠一体パネル20の上縁部
に位置する形材枠24における取付け脚部24aの先端
部を、横下地形材11bに密着させ、ビス26で直接的
に固定する。この形材枠24の先端部におけるビス止め
位置より更に端部側には、横下地形材11bの取付け面
と所定の間隔をあけるように段付け部24bが形成され
ている。その結果、前述したように形材枠一体パネル2
0の上縁部に位置する形材枠24における取付け脚部2
4aの先端部が横下地形材11bに固定された時、この
段付け部24bと横下地形材11bの取付け面とによっ
て溝29が形成されることになる。
【0041】そして、上方側に隣接する形材枠一体パネ
ル20を取り付ける際には、その下縁部に位置する形材
枠24における取付け脚部24aの先端部を、隣接する
形材枠一体パネル20の上縁部に位置する形材枠24に
おける取付け脚部24aと横下地形材11bとの間に形
成した溝29に差し込んで支持するようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の二重壁構
造体によれば、押出成形セメント板即ちメース板の表面
に固定されるパネル取付け形材を構成する縦下地形材
を、上下に隣接するメース板間の近傍で分離して不連続
としたことにより、メース板の層間変位を可能としなが
らもこのメース板に下地形材を取り付けてパネルを固定
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る二重壁構造体の主要
部を示す斜視図である。
【図2】押出成形セメント板に固定されたパネル取付け
形材の構成を示す部分的な正面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る二重壁構造体での押
出成形セメント板の層間変位の状態を概略的に示す構成
説明図である。
【図4】押出成形セメント板に固定されたパネル取付け
形材に形材枠一体パネルを取り付ける取付け構造を示す
部分的な断面図である。
【図5】押出成形セメント板を建物の壁部として支持す
る従来の構造を概略的に示す部分的な斜視図である。
【図6】従来の押出成形セメント板取付け構造による層
間変位の状態を概略的に示す構成説明図である。
【符号の説明】
1 押出成形セメント板(メース板) 2 横梁 3a 上アングル材 3b 下アングル材 5 Zクリップ 10 二重壁構造体 11a 縦下地形材 11b 横下地形材 11c 不連続部 12 パネル取付け形材 13 固定具 14 L型ブラケット 20 形材枠一体パネル(パネル) 21 基板 22 金属シート 23 パネル本体 24 形材枠

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが横方向に可動に支持された少
    なくとも上下2枚以上の壁板に複数のパネルを取り付け
    てなる二重壁構造体において、 前記壁板の表面に取り付けられた縦下地形材及びこの縦
    下地形材に支持された横下地形材からなるパネル取付け
    形材を備え、 前記パネル取付け形材の前記縦下地形材が上下に配列さ
    れた2つの前記壁板の継ぎ合わ位置近傍を通過する部分
    で分離された不連続部を備え、 前記パネルが前記縦下地形材及び前記横下地形材に直接
    又は間接に固定される際、前記縦下地形材の前記不連続
    部の近傍に配置される前記パネルは、この不連続部を境
    に上下いずれか一方の前記縦下地形材及びこれに支持さ
    れた前記横下地形材に取り付けられていることを特徴と
    する二重壁構造体。
  2. 【請求項2】 前記壁板が縦長で且つ横方向に複数枚並
    べられて一区画域を構成し、この一区画域における前記
    壁板上に横長の前記パネルを縦方向に複数枚並べ、前記
    縦下地形材及び前記横下地形材に固定することを特徴と
    する請求項1に記載の二重壁構造体。
  3. 【請求項3】 前記一区画域が建築物の一階層の高さに
    ほぼ一致する高さで形成されていることを特徴とする請
    求項1又は2に記載の二重壁構造体。
  4. 【請求項4】 前記壁板が、押出成形セメント板である
    ことを特徴とする請求項1、2又は3のいずれかに記載
    の二重壁構造体。
  5. 【請求項5】 前記パネルが、パネル本体と、このパネ
    ル本体の裏面に接合して固定される支持部、前記パネル
    本体の周縁を包持する包持枠部、及び前記支持部から立
    ち上がる脚部を備え、前記パネル本体の各周囲縁部に取
    り付けられて前記パネル本体を支持する複数の形材枠と
    から構成されている形材枠一体パネルであり、前記形材
    枠における前記脚部を前記縦下地形材及び前記横下地形
    材に連結して固定したことを特徴とする請求項1、2、
    3又は4のいずれかに記載の二重壁構造体。
JP01615898A 1998-01-28 1998-01-28 二重壁構造体 Expired - Lifetime JP3615923B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111926949A (zh) * 2020-08-25 2020-11-13 湖南大学 一种预制墙板与装配式钢框架结构梁的连接构造及其施工方法
CN113089911A (zh) * 2021-02-19 2021-07-09 毕磊 一种适用于空挂法的石质建筑幕墙

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