JPH11209625A - 着色組成物用バインダー、着色組成物およびその用途 - Google Patents
着色組成物用バインダー、着色組成物およびその用途Info
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- JPH11209625A JPH11209625A JP2260998A JP2260998A JPH11209625A JP H11209625 A JPH11209625 A JP H11209625A JP 2260998 A JP2260998 A JP 2260998A JP 2260998 A JP2260998 A JP 2260998A JP H11209625 A JPH11209625 A JP H11209625A
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Abstract
分離することなく、良好な分散性を示す着色組成物用バ
インダーおよび着色組成物を提供すること。 【解決手段】 着色組成物用バインダーとして、アミド
基および/またはイミド基を有するロジン系樹脂を用い
る。
Description
ンダー、着色組成物およびその用途に関する。本発明の
着色組成物用バインダーは、着色剤と配合してなるイン
ク、塗料、トナー等の各種の着色組成物のバインダーと
して利用できる。本発明の着色組成物は、熱溶融系、溶
剤系、粉体系等の各種の形態の着色組成物として利用で
きるが、特に熱溶融性の着色組成物、殊に熱転写記録媒
体のインク層、インクジェット記録方式に用いられる熱
溶融性インク等の熱溶融性インク用バインダー、熱溶融
性インク組成物として有用である。
色組成物のバインダーとして用いられている。たとえ
ば、熱転写記録媒体のインク層等にはワックス類、樹脂
(バインダー)などのビヒクルと着色剤からなる熱溶融
性インク組成物が用いられており、熱転写後の耐擦過性
に優れる当該バインダー成分として、ロジンエステル等
のロジン系樹脂が知られている。しかし、ビヒクルとし
てロジン系樹脂を用いた場合には、着色剤として一般に
用いられているカーボンブラックとの濡れが不十分なた
め熱溶融時にカーボンブラックとビヒクルが分離すると
いう問題がある。
ラック等の着色剤とビヒクルとが分離することなく、良
好な分散性を示す着色組成物用バインダーおよび着色組
成物、さらには当該着色組成物用バインダーおよび着色
用組成物を用いることにより、熱溶融時にインクの分離
がなく、耐擦過性の良い印像を与える熱溶融性組成物等
を提供することを目的とする。
解決すべく着色組成物に用いるバインダー成分について
鋭意検討を重ねた結果、バインダー成分としてロジン系
樹脂のなかでも、アミド基および/またはイミド基を有
するロジン系樹脂を用いれば、着色剤とビヒクルが分離
せず、良好な分散性を示し、しかも展色物は良好な光沢
を示すことを見出し本発明を完成するに至った。
たはイミド基を有するロジン系樹脂を含有してなる着色
組成物用バインダー;当該着色組成物用バインダーおよ
び着色剤を含有してなる着色組成物;当該着色組成物用
バインダー、ワックス類および着色剤を含有してなる着
色組成物;前記着色用組成物からなる熱溶融性組成物;
当該熱溶融性組成物からなる熱転写記録媒体用熱溶融性
インク組成物;基材上に、当該熱溶融性インク組成物を
塗布したインク層を有する熱転写記録媒体;当該熱溶融
性インク組成物からなるインクジェット記録用熱溶融性
インク組成物に関する。
として用いるアミド基および/またはイミド基を有する
ロジン系樹脂は分子中にアミド基および/またはイミド
基を有するものであれば特に制限はない。たとえば、ロ
ジン類のカルボン酸の一部または全部を、アミド化およ
び/またはイミド化することにより得られる。ロジン類
としては、ガムロジン、ウッドロジン、トール油ロジン
等の原料ロジン類、これらをヒドロキシカルボン酸類、
カプロラクタム類、カプロラクトン類により変性したも
の(以下、これら変性物を併せて原料ロジン類という)
や重合ロジン等、さらにはこれら原料ロジン類等に水素
化工程、脱水素化工程および不均化工程のいずれか少な
くとも1つの工程(以下、これらの工程を水素化工程等
という)を施したものや、これらの精製物があげられ
る。また、ロジン類としては、原料ロジン類に(メタ)
アクリル酸、(無水)マレイン酸、フマル酸等のα,β
−不飽和カルボン酸をディールス・アルダー付加した
(メタ)アクリル化ロジン、(無水)マレイン化ロジ
ン、フマル化ロジンなどのカルボン酸変性ロジン類(以
下、カルボン酸変性ロジン類も含めて単にロジン類とい
う)があげられる。α,β−不飽和カルボン酸は、原料
ロジン類中の共役二重結合を有する化合物と同モル数を
上限として使用できる。なお、アミド化および/または
イミド化するロジン類のカルボン酸は、カルボン酸ハロ
ゲン化物、酸無水物を含む(以下、これらを含めてカル
ボン酸類という)。
イミド化剤としては、たとえば、アンモニア、1級およ
び/または2級アミノ基含有化合物、さらには前記アミ
ノ基含有化合物のハロゲン化水素酸塩があげられる。か
かるアミド化剤および/またはイミド化剤により、アミ
ド基および/またはイミド基がロジン系樹脂に導入され
る。これらアミド化剤および/またはイミド化剤のなか
でもアンモニア、1級アミノ基含有化合物が好ましい。
なお、カルボン酸類の、アミド化および/またはイミド
化は、原料ロジン類にα,β−不飽和カルボン酸による
カルボン酸変性を施すと同時に行なうこともできる。
ルアミン、モノエチルアミン、モノプロピルアミン、モ
ノブチルアミン、モノイソブチルアミン、モノsec−ブ
チルアミン、1,2−ジメチルプロピルアミン、モノヘ
キシルアミン、2−エチルヘキシルアミン、モノアリル
アミン、3−ペンチルアミン、2−アミノプロパノー
ル、3−アミノプロパノール、2−アミノ−1,3−プ
ロパンジオール、3−メトキシプロピルアミン、3−エ
トキシプロピルアミン、3−プロポキシプロピルアミ
ン、3−イソプロポキシプロピルアミン、3−ブトキシ
プロピルアミン、3−イソブトキシプロピルアミン、3
−(2−エチルヘキシルオキシ)プロピルアミン、3−
デシルオキシプロピルアミン、3−ラウリルオキシプロ
ピルアミン、3−ミスチルオキシプロピルアミンなどの
脂肪族一置換モノアミン類;アニリン、ベンジルアミ
ン、α−フェニルエチルアミン、フェネチルアミン、1
−メチル−3−フェニルプロピルアミンなどの芳香環を
有する一置換モノアミン類;フルフリルアミン、6−ア
ミノカプロニトリル、メトキシアミンなどのその他の一
置換モノアミン類を例示できる。
ジプロピルアミン、ジブチルアミン、ジイソブチルアミ
ン、ジ−sec−ブチルアミン、N−エチル−1,2−
ジメチルプロピルアミン、N−メチルヘキシルアミン、
ジ−n−オクチルアミン、ジ−(2−エチルヘキシル)
アミン、ジアリルアミン、2−(ヒドロキシメチルアミ
ノ)エタノールなどの脂肪族二置換モノアミン類;ピペ
リジン、2−ピペコリン、3−ピペコリン、4−ピペコ
リン、2,4−ルペチジン、2,6−ルペチジン、3,
5−ルペチジン、3−ピペリジンメタノール、ピペコリ
ン酸、4−ピペリジンカルボン酸、4−ピペリジンカル
ボン酸メチルエステル、4−ピペリジンカルボン酸エチ
ルエステル、2−ピペリジンエタノール、4−ヒドロキ
シピペリジンなどのピペリジン骨格を有する二置換モノ
アミン類;ピロリジン、3−ヒドロキシピロリジンなど
のピロリジン骨格を有する二置換モノアミン類を例示で
きる。
含有化合物としては、エチレンジアミン、N,N−ジメ
チルアミノエチルアミン、N−エチルアミノエチルアミ
ン、N,N−ジエチル−1,2−エタンジアミン、1,
2−プロパンジアミン、1,3−プロパンジアミン、N
−メチル−1,3−プロパンジアミン、N,N−ジメチ
ル−1,3−プロパンジアミン、N,N−ジエチル−
1,3−プロパンジアミン、N,N−ジブチル−1,3
−プロパンジアミン、2−ヒドロキシエチルアミノプロ
ピルアミン、ビス(3−アミノプロピル)エ−テル、ジ
メチルアミノエトキシプロピルアミン、1,2−ビス
(3−アミノプロポキシ)エタン、1,3−ビス(3−
アミノプロポキシ)−2,2−ジメチルプロパン、1,
4−ジアミノブタン、ラウリルアミノプロピルアミン、
ジエタノールアミノプロピルアミンなどの鎖状ジアミン
類;2−アミノピリジン、3−アミノピリジン、4−ア
ミノピリジン、2−アミノ−3−メチルピリジン、2−
アミノ−4−メチルピリジン、2−アミノ−6−メチル
ピリジン、2−アミノ−4−エチルピリジン、2−アミ
ノ−4−プロピルピリジン、2−アミノ−4,6−ジメ
チルピリジン、2−アミノ−3−ニトロピリジン、2−
アミノ−5−ニトロピリジン、2−クロロ−4−アミノ
ピリジン、2−クロロ−4−シアノピリジン、2−アミ
ノ−5−クロロピリジン、2−アミノ−3,5−ジクロ
ロピリジン、2−アミノ−3,5−ジクロロ−6−メチ
ルピリジン、2−アミノ−3,5−ジクロロ−4−メチ
ルピリジン、2−アミノ−5−クロロ−3−メチルピリ
ジン、2−アミノ−3,5−ジクロロ−4,6−ジメチ
ルピリジン、4−アミノ−3,5−ジクロロピリジンな
どのピリジン骨格を有するジアミン類;N−アミノエチ
ルピペリジン、N−アミノエチル−4−ピペコリン、N
−アミノプロピルピペリジン、2−アミノメチルピペリ
ジン、N−アミノピペリジン、N−アミノ−4−ピペコ
リン,4−ピペリジノピペリジン、4−アミノメチルピ
ペリジン、1,3−ジ(4−ピペリジル)−プロパンな
どのピペリジン骨格を有するジアミン類;N−アミノエ
チルモルホリン、N−アミノプロピルモルホリンなどの
モルホリン骨格を有するジアミン類;ホモピペラジン、
N−メチルホモピペラジンなどの環状ジアミン類;ジエ
チレントリアミン、トリエチレンテトラミン、イミノビ
スプロピルアミン、メチルイミノビスプロピルアミンな
どのポリアミン類等を例示できる。
ば、オキサゾリン類、イソシアネート類、カプロラクタ
ム等があげられる。オキサゾリン類は、前記ロジン類が
有するカルボン酸類との付加反応により、またイソシア
ネート類は前記ロジン類樹脂が有するカルボン酸類との
付加縮合脱炭酸反応により、カプロラクタムは開環付加
反応によりロジン系樹脂にアミド基を導入する。なお、
カプロラクタムの開環付加にはさらにアミド化、エステ
ル化を施すことができる。
キサゾリン、2,2′−(1,3−フェニレン)−ビス
(2−オキサゾリン)などを例示できる。また、イソシ
アネート類としては、アルキルイソシアネート、フェニ
ルイソシアネートなどのモノイソシアネート類;1,5
−ナフタレンジイソシアネート、4,4′−ジフェニル
メタンジイソシアネート、4,4′−ジフェニルジメチ
ルメタンジイソシアネート、4,4′−ジベンジルジイ
ソシアネート、ジアルキルジフェニルメタンジイソシア
ネート、テトラアルキルジフェニルメタンジイソシアネ
ート、1,3−フェニレンジイソシアネート、1,4−
フェニレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネー
ト、ブタン−1,4−ジイソシアネート、ヘキサメチレ
ンジイソシアネート、2,2,4−トリメチルヘキサメ
チレンジイソシアネート、シクロヘキサン−1,4−ジ
イソシアネート、キシリレンジイソシアネート、イソホ
ロンジイソシアネート、リジンジイソシアネート、ジシ
クロヘキシルメタン−4,4′−ジイソシアネート、
1,3−ビス(イソシアネートメチル)シクロヘキサ
ン、メチルシクロヘキサンジイソシアネート、m−テト
ラメチルキシリレンジイソシアネート、ダイマー酸のカ
ルボン酸をイソシアネートに転化したダイマー酸ジイソ
シアネート等;さらには上記ジイソシアネート類のポリ
オールアダクト体;上記ジイソシアネート類の多量体な
どを例示できる。
ミド基を有するロジン系樹脂は、ロジン類のカルボン酸
類の一部をエステル化したものを含む。エステル化は、
前記アミド化および/またはイミド化の前、同時、後の
いずれでも行なうことができる。アミド化および/また
はイミド化の前にエステル化を行なう場合には、一般的
には、ロジン類のカルボン酸類のエステル化を一部に止
めておく。ただし、原料ロジン類のようにカルボン酸変
性が可能なものは、アミド化および/またはイミド化の
前にカルボン酸類の全部をエステル化することもでき
る。一方、アミド化および/またはイミド化の後にエス
テル化を行なう場合には、ロジン類のカルボン酸類のア
ミド化および/またはイミド化を一部に止めておく。本
発明のバインダーとして用いるアミド基および/または
イミド基を有するロジン系樹脂としては、かかるロジン
エステル系樹脂が好ましく、特にカルボン酸変性ロジン
エステル系樹脂が好ましい。
ミド基を有するロジン系樹脂は、前記例示のものの他、
原料ロジン類のアミド化物またはアミド化およびエステ
ル化物をカルボン酸変性したもの、さらにはそれをアミ
ド化および/またはイミド化したり、エステル化したも
のなどがあげられる。
ル、多価アルコールまたはエポキシ化合物などを使用で
きる。なかでも多価アルコールが好ましい。
タノール、プロパノール、ブタノール、アミルアルコー
ル、ヘキサノール、ヘプタノール、オクタノール、デカ
ノール、ラウリルアルコール、ステアリルアルコール、
ポリオキシアルキレングリコールのモノアルキルエーテ
ル、ポリオキシアルキレングリコールのモノアリールエ
ーテルなどがあげられる。多価アルコールとしてはエチ
レングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレン
グリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリ
コール、トリプロピレングリコール、ブタンジオール、
ネオペンチルグリコール、ペンタンジオール、1,6−
ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオ
ール、ドデカンジオール、シクロヘキサンジメタノー
ル、水添ビスフェノールA、ビスフェノールAに酸化エ
チレンまたは酸化プロピレンを付加してえられた2価ア
ルコール;グリセリン、ジグリセリン、トリグリセリ
ン、ポリグリセリン、トリメチロールエタン、トリメチ
ロールプロパン、トリスヒドロキシエチルイソシアヌレ
ート、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトー
ル、トリペンタエリスリトール等の3価以上の多価アル
コール;エチレングリコールやグリセリンなどの脂肪族
多価アルコールを開始剤とした酸化エチレン、酸化プロ
ピレン、テトラヒドロフラン等の重合体や共重合体等の
ポリエーテルポリオール類などがあげられる。
ルグリシジルエーテル、2−エチルヘキシルグリシジル
エーテル等のアルキルグリシジルエーテル;フェニルグ
リシジルエーテル等のアリールグリシジルエーテル;バ
ーサティック酸グリシジルエステル、前記ロジン類のグ
リシジルエステル等のモノカルボン酸グリシジルエステ
ル;スチレンオキサイド、シクロヘキセンオキサイド等
のモノエポキシ化合物、エチレングリコールジグリシジ
ルエーテル、ジエチレングリコールジグリシジルエーテ
ル、トリエチレングリコールジグリシジルエーテル、ポ
リエチレングリコールジグリシジルエーテル、プロピレ
ングリコールジグリシジルエーテル、ジプロピレングリ
コールジグリシジルエーテル、トリプロピレングリコー
ルジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコールジ
グリシジルエーテル、ブタンジオールジグリシジルエー
テル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、
1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテルなどの
非環状脂肪族ジグリシジルエーテル類;2,2−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパンジグリシジルエー
テル、ビスフェノールA系高分子量エポキシ樹脂、ビス
(4−ヒドロキシフェニル)メタンジグリシジルエーテ
ル、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタンジ
グリシジルエーテル、2,2−ビス(4−ヒドロキシシ
クロヘキシル)プロパンジグリシジルエーテル、3,
3′,5,5′−テトラメチル−4,4′−ジヒドロキ
シビフェニルジグリシジルエーテル、2,2−ビス(4
−(β−ヒドロキシプロポキシ)フェニル)プロパンジ
グリシジルエーテル、レゾルシノールジグリシジルエー
テルなどの芳香族または、環状脂肪族ジグリシジルエー
テル、無水フタル酸ジグリシジルエステル、ヘキサヒド
ロ無水フタル酸ジグリシジルエステルなどの芳香族また
は環状脂肪族ジグリシジルエステル類;3,4−エポキ
シシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキ
サンカルボキシレート、ビニルシクロヘキセンジオキサ
イド等の環状脂肪族環状オキシラン類などのジエポキシ
化合物、さらにはトリメチロールエタントリグリシジル
エーテル、トリメチロールプロパントリグリシジルエー
テル、グリセリントリグリシジルエーテル、トリスヒド
ロキシエチルイソシアヌレートトリグリシジルエーテ
ル、トリヒドロキシビフェニルトリグリシジルエーテ
ル、トリメリット酸トリグリシジルエステルなどのトリ
エポキシ化合物、1,1,2,2−テトラ(4−ヒドロ
キシフェニル)エタンテトラグリシジルエーテル、ビス
レゾルシノールテトラグリシジルエーテルなどのテトラ
エポキシ化合物、その他にソルビトールポリグリシジル
エーテル、フェノールノボラック型樹脂のポリグリシジ
ルエーテルなどのポリエポキシ化合物があげられる。
はイミド基を有するロジン系樹脂は、たとえば、前記原
料ロジン類やそのエステル化および/またはアミド化物
に、アミド基又はイミド基を有する化合物をディールス
・アルダー反応させることによって得られる。また、原
料ロジン類にアミド基又はイミド基を有する化合物をデ
ィールス・アルダー反応付加したものでカルボン酸類が
残存しているものは、さらにエステル化、アミド化する
こともできる。
を有する化合物としては、マレイミド、N−フェニルマ
レイミド、N−(2−メチルフェニル)マレイミド、N
−(2,6−ジエチルフェニル)マレイミド、N−(2
−クロロフェニル)マレイミド、N−シクロヘキシルマ
レイミド、N−メチルマレイミド、N−エチルマレイミ
ド、N−プロピルマレイミド、N−ブチルマレイミド、
N−ラウリルマレイミド、N−(4−ヒドロキシフェニ
ル)マレイミドなどのマレイミド類;アクリルアミド、
N,N−ジメチルアクリルアミド、N,N−ジエチルア
クリルアミドなどのアクリルアミド類;メタクリルアミ
ド、N,N−ジメチルメタクリルアミド、N,N−ジエ
チルメタクリルアミドなどのアクリルアミド類;マレイ
ン酸モノアミド、マレイン酸モノ(N−メチル)アミ
ド、マレイン酸モノ(N,N−ジメチル)アミドなどの
マレイン酸モノアミド類およびマレイン酸モノアミドモ
ノエステル類;マレイン酸ジアミド、マレイン酸ジ(N
−メチル)アミド、マレイン酸ジ(N,N−ジメチル)
アミドなどのマレイン酸ジアミド類;フマル酸モノアミ
ド、フマル酸モノ(N−メチル)アミド、フマル酸モノ
(N,N−ジメチル)アミドなどのフマル酸モノアミド
類およびフマル酸モノアミドモノエステル類;フマル酸
ジアミド、フマル酸ジ(N−メチル)アミド、フマル酸
ジ(N,N−ジメチル)アミドなどのマレイン酸ジアミ
ド類などがあげられる。
ド基を有するロジン系樹脂は、アミド化および/または
イミド化する前、またはアミド化および/またはイミド
化した後、さらには必要によりエステル化した前または
後に、水素化工程等を施したものを含む。ただし、アミ
ド基および/またはイミド基を有するロジン系樹脂の製
造に、カルボン酸変性等のディールス・アルダー付加反
応を伴う場合には、水素化工程等はディールス・アルダ
ー付加反応の後に行なう。なお、本発明のアミド基およ
び/またはイミド基を有するロジン系樹脂の製造に係わ
る、エステル化反応、アミド化および/またはイミド化
反応、ディールス・アルダー付加反応、水素化反応等
は、通常、ロジン系樹脂の製造に採用されている方法を
採用できる。
イミド基を有するロジン系樹脂を着色組成物用バインダ
ーとして用い、さらに着色剤を配合してインク、塗料、
トナー等の各種用途に応じた着色組成物を調製する。
各種のものを使用できる。着色剤としてはカ−ボンブラ
ック、オイルブラック、黒鉛等の黒色系染顔料;C.
I.Pigment Yellow1、同3、同74、
同97、同98等のアセト酢酸アリ−ルアミド系モノア
ゾ黄顔料(ファストイエロ−);C.I.Pigmen
t Yellow12、同13、同14等のアリ−ルア
ミド系ビスアゾ黄顔料;C.I.Solvent Ye
llow19、同77、同79、C.I.Disper
se Yellow164等の黄染料;C.I.Pig
ment Red48、同49:1、同53:1、同5
7:1、同81、同122、同5等の赤系染料C.I.
Pigment Blue15:3等の銅フタロシアニ
ン及びその誘導体、変性体等の青系染顔料などがあげら
れる。また有色または無色の昇華性染料、油溶性染料等
があげられる。これら着色剤は1種又は2種以上を使用で
きる。アミド基および/またはイミド基を有するロジン
系樹脂は各種着色剤との馴染みが良好である。特にカー
ボンブラックが好適である。
用バインダーは使用できるが、たとえば、着色剤に加え
ワックス類を配合した着色組成物を熱溶融性インク組成
物として好ましく使用できる。かかる本発明のバインダ
ーの使用により熱溶融時に着色剤とビヒクルが分離する
ことなく記録媒体上に分散性の良好な熱溶融性インク層
を形成することができる。かかる熱溶融性インク組成物
において、アミド基および/またはイミド基を有するロ
ジン系樹脂の使用割合は、印像の耐擦過性を高めるた
め、熱溶融性インク組成物中2重量%以上、さらには5
重量%以上とするのが好ましい。一方、ロジン系樹脂の
使用割合が多くなると印字後の剥離性が低下したり、イ
ンクの溶融粘度が高くなり生産性が低下するとともに、
塗工性も悪くなる傾向があることから、ロジン系樹脂の
使用割合は熱溶融性インク組成物中40重量%程度以
下、さらには35重量%以下とするのが好ましい。
組成物用バインダー)としては、前記アミド基および/
またはイミド基を有するロジン系樹脂以外のロジン系樹
脂や熱可塑性樹脂を使用できる。
ロジン系樹脂以外のロジン系樹脂としては、アミド化お
よび/またはイミド化前の各種ロジン類、カルボン酸変
性ロジンや、これらのエステル化物、さらには各種ロジ
ン誘導体を例示できる。ただし、アミド基および/また
はイミド基を有するロジン系樹脂以外のロジン系樹脂を
加える場合にも、ロジン系樹脂の合計量が熱溶融性イン
ク組成物中40重量%程度以下となるようにするのが好
ましい。
レン−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル系樹脂、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体、エチレン−塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体などのビニル系樹脂;ポリアクリル酸
エステル樹脂、ポリメタクリル酸エステル樹脂、エチレ
ン−アクリル酸エステル共重合体、エチレン−メタクリ
ル酸共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体などアク
リル系樹脂;ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、
ポリイソブチレン樹脂、ポリブテン樹脂などのオレフィ
ン系樹脂;ポリアミド系樹脂;エポキシ系樹脂;ポリエ
ステル系樹脂;ポリウレタン系樹脂;セルロース系樹
脂;ビニルアルコール系樹脂;石油系樹脂;ケトン樹
脂;テルペン樹脂;水素添加テルペン樹脂;クロマン−
インデン樹脂;アルキド樹脂;フェノール系樹脂;スチ
レン系樹脂や、天然ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、
イソプレンゴム、クロロプレンゴムなどのエラストマー
類等があげられる。これら熱可塑性樹脂は、インク層に
柔軟性、適度の膜性などを付与せしめる等の点から使用
できる。これら熱可塑性樹脂は1種又は2種以上を使用で
きる。使用割合は、熱溶融性インク組成物中0〜40重
量%程度、好ましくは2重量%以上、35重量%以下で
ある。
色剤の使用割合は、印字濃度が低すぎないよう、通常、
熱溶融性インク組成物中5重量%程度以上が好ましく、
一方、インクの溶融粘度が高くなりすぎ塗工性が悪化し
ないように熱溶融性インク組成物中25重量%以下が好
ましい。なお、熱溶融性インク組成物に用いる着色剤と
しても、アミド基および/またはイミド基を有するロジ
ン系樹脂との馴染みが良好であり、溶融時にインキが分
離せず、インキの流動性が良好である点でカーボンブラ
ックを使用するのが好ましい。特に熱溶融性インク組成
物を熱転写記録媒体のインク層に用いる場合に好まし
い。
類としては、熱溶融性インク組成物に一般的に用いられ
ている各種のものを使用できる。たとえば、パラフィン
ワックス、マイクロクリスタリンワックス、木ろう、蜜
ろう、カルナウバワックス、キャンデリラワックスなど
の天然ワックス;ポリエチレンワックス、フィッシャト
ロプッシュワックス、α−オレフィン−無水マレイン酸
共重合ワックスなどの合成ワックス;前記天然または合
成ワックスの酸化ワックスや変性ワックス;ミリスチン
酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸などの高級
脂肪酸、その他高級脂肪族アルコール、高級脂肪酸エス
テルなど;オレイン酸アミド、エルカ酸アミド、ブラシ
ジン酸アミドなどの不飽和脂肪酸アミド系ワックス;ラ
ウリン酸アミド、ミリスチン酸アミド、パルミチン酸ア
ミド、ステアリン酸アミド、ベヘン酸アミドなどの飽和
脂肪酸アミド系ワックス;オレイルステアリン酸アミ
ド;ステアリルエルカ酸アミド、ステアリルステアリン
酸アミド、ベヘニルベヘン酸アミドなどのN−脂肪族置
換アミド系ワックス;エチレンビスオレイン酸アミド、
ヘキサメチレンビスオレイン酸アミド、エチレンビスラ
ウリン酸アミド、エチレンビスステアリン酸アミド、エ
チレンビスベヘン酸アミド、ブチレンビスステアリン酸
アミド、ヘキサメチレンビスステアリン酸アミド、m−
キシリレンビスステアリン酸アミドなどのビス脂肪酸ア
ミド系ワックス;N,N′−ジオレイルアジピン酸アミ
ド、N,N′−ジオレイルセバシン酸アミド、N,N′
−ジステアリルアジピン酸アミド、N,N′−ジステア
リルセバシン酸アミド、N,N′−ジステアリルイソフ
タル酸アミド、N,N′−ジステアリルテレフタル酸ア
ミドなどのN,N′−脂肪族置換ジカルボン酸アミド系
ワックス;N−ブチル−N′−ステアリル尿素、N−プ
ロピル−N′−ステアリル尿素、N−ステアリル−N′
−ステアリル尿素、N−フェニル−N′−ステアリル尿
素などのN,N′−置換尿素系ワックス等があげられ
る。これらワックス類は単独で用いてもよく、2種以上
を併用してもよい。ワックス類はインク組成物の溶融粘
度を低下させるために用いる。熱転写記録体においては
ホットメルトコーティングでの塗工性を確保でき、イン
クジェットでは吐出温度においてシャープにインキを溶
融できる。また、ワックス類は被着体に付着したインク
組成物を、結晶化によって急速に固化させる働きがあ
る。かかる観点からワックス類の使用割合は、熱溶融性
インク組成物中50〜80重量%程度とするのが好まし
い。
(着色組成物用)には、前記成分に加えて分散剤、帯電
防止剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、可塑剤などの熱溶
融性インク組成物(着色組成物用)に一般に用いられて
いる各種の配合剤を適宜添加することができる。
調製は、各種方法を採用できる。たえば、前記各成分を
溶解または分散しうる溶媒中で溶液または分散液とした
後、ボールミル、サンドミル、アトライター、バスケッ
トミル、三本ロール等の混合分散機により調製できる。
また、着色剤の分散を上記の方法で行なったのち、耐熱
保存安定性を向上させる有機または無機微粒子を添加
し、ホモミキサー、デイスパー、デイゾルパー等により
混合撹拌することもできる。また、熱溶融性インク組成
物(着色組成物用)は、溶媒等を用いることなく、加熱
型三本ロール、加熱型ニーダー、加熱型サンドミル、加
熱型アトライター等により、ビヒクルの溶融温度以上で
混練りすることによっても調製できる。
ク組成物(着色組成物用)は、各種用途に用いられる。
たとえば、熱転写記録媒体用のインク層として用いるこ
とができる。熱溶融性インク組成物は熱転写記録媒体の
基材上にグラビアコーター、ワイヤーバー等を用いて溶
液または溶融コート法で塗布、印刷する。熱溶融性イン
ク層は通常1〜10μm程度である。また、熱溶融性イ
ンク組成物はスプレードライ法、粉砕法等で粉砕し、そ
の後、静電コート法等によって基材上に粉体コートする
こともできる。粉体コート後には、必要に応じて加熱、
加圧、溶剤処理等を行い、熱溶融性インクを基剤上に定
着することもできる。熱転写記録媒体の基材としては、
ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレンナ
フタレートフィルムなどのポリエステルフィルム、ポリ
カーボネートフィルム、アラミドフィルムなどの各種プ
ラスチックフィルムを使用できる。また、コンデンサー
ペーパーのような高密度の薄い紙を使用することもでき
る。基材の厚さは通常1〜10μm程度である。基材と
インク層の間には離型層、基材上のインク層とは反対面
には各種の滑性耐熱性樹脂等のスティク防止層を設ける
こともできる。なお、熱転写記録媒体としては、基材上
に熱転写インクの均一層を形成したワンタイム型、基材
上に熱転写インクを含有する非転写性の多孔質層を形成
したしみ出しタイプの多数回使用型、基材上にバリヤー
材料を混合した熱転写インク層を形成した削れタイプの
多数回使用型などの各種タイプに適用できる。
インクジェット記録用熱溶融性インク等として用いるこ
とができる。インクジェット記録用熱溶融性インクとし
て用いる場合は、溶融混練りして調製したインク組成物
をホットメルト型のインクジェット記録方式に適用す
る。
してなる着色組成物は、カーボンブラック等の着色剤と
ビヒクルとが良好な分散性を示す。たとえば、本発明の
着色組成物用バインダーを熱溶融性インク用バインダー
として含有してなる熱溶融性インク組成物は、熱溶融時
にカーボンブラック等の着色剤とビヒクルが分離すると
なく、しかも耐擦過性の良い印像を与える。また、本発
明の着色組成物用バインダーは良好な分散性を示すこと
からインク組成物等の着色組成物を調製する際に、顔料
等の着色剤を分散剤で予めコーティングすることなくバ
インダーと混合できるため、顔料等の着色剤を分散剤で
コ−ティングする必要がなくなり着色剤組成物の調製工
程を短縮できる。
本発明はこれらに限定されるものではない。なお、各例
の%はいずれも重量基準である。
ガムロジン100gを四つ口フラスコに取り、窒素雰囲
気下、180℃に昇温した後、溶融撹拌下に200℃に
なったところでグリセリン11.6gを加え、さらに2
80℃まで昇温し同温度で12時間エステル化反応を行
なった。その後、冷却し、無水マレイン酸14.5gと
28%アンモニア水17.5gを仕込み昇温して280
℃で3時間反応させ、軟化点141℃、色調ガードナー
13〜14、酸価83.6のアミド基および/またはイ
ミド基を有するロジンエステル系樹脂112gを得た。
以下、これを樹脂Aという。
用する代わりに、28%アンモニア水13.1gと1−
ブチルアミン5.3g使用した以外は、製造例1と同様
の反応を行い、軟化点129℃、色調ガードナー13、
酸価31.9のアミド基および/またはイミド基を有す
るロジンエステル系樹脂114gを得た。以下、これを
樹脂Bという。
またはイミド基は、赤外吸収スペクトルのカルボニル基
に起因する1700〜1900cm-1の吸収パターンの
複数のピークから確認した。
ー、着色剤および可塑剤の各成分を加熱型アトライター
で均一に溶融混練して熱溶融性インク組成物を調製し
た。このようにして調製した熱溶融性インク組成物を厚
さ6μmのポリエチレンテレフタレートフィルム上にホ
ットメルトコーターにて塗布量4g/m22で塗布し熱
転写記録媒体を製造した。得られた熱溶融性インク組成
物および熱転写記録媒体について次の項目の評価を行っ
た。評価結果を表1に示す。
試験管に入れ、140℃の恒温槽中で94時間静置保存
した後、インクの分離状態を観察し、次の基準で評価し
た。 ○:インクの分離が認められない。 ×:インクの分離が認められる。
ーコードプリンターで20mJ/mm2の印字エネルギ
ー下に上質紙上に印刷した際の印字音の有無で評価し
た。次の基準で評価した。 ○:印字音なし。 ×:印字音有り。
バーコードプリンターで20mJ/mm2の印字エネル
ギー下に上質紙上に形成したバーコード印像上を砂消し
ゴムで70回往復させ、印像の汚れ状態を観察した。 ○:印像面の汚れが少ない。 ×:印像面の汚れがひどい。
°F(日本精蝋(株)製)、2)は脂肪酸アミド(NE
UTRON N−2,日本精化(株)製)、3)はエチ
レンビスステアリン酸アミド(スリパックスE,日立化
成(株)製)、4)はロジンエステル(スーパーエステ
ルA−100,荒川化学工業(株)製)、5)はエチレ
ンー酢酸ビニル共重合体(エバフレックス#210,三
井ポリケミカル(株)製)、6)カーボンブラック、
7)アジピン酸ジオクチルを示す。
°F(日本精蝋(株)製)、2)は脂肪酸アミド(NE
UTRON N−2,日本精化(株)製)、3)はエチ
レンビスステアリン酸アミド(スリパックスE,日本化
成(株)製)、4)はロジンエステル(スーパーエステ
ルA−100,荒川化学工業(株)製)、5)はエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体(エバフレックス#210,三
井ポリケミカル(株)製)、6)カーボンブラック、
7)アジピン酸ジオクチルを示す。
Claims (8)
- 【請求項1】 アミド基および/またはイミド基を有す
るロジン系樹脂を含有してなる着色組成物用バインダ
ー。 - 【請求項2】 請求項1記載の着色組成物用バインダー
および着色剤を含有してなる着色組成物。 - 【請求項3】 請求項1記載の着色組成物用バインダ
ー、ワックス類および着色剤を含有してなる着色組成
物。 - 【請求項4】 着色剤としてカーボンブラックを含有し
てなる請求項2または3記載の着色組成物。 - 【請求項5】 請求項3または4記載の着色組成物から
なる熱溶融性組成物。 - 【請求項6】 請求項5記載の熱溶融性組成物からなる
熱転写記録媒体用熱溶融性インク組成物。 - 【請求項7】 基材上に、請求項6記載のインク組成物
を塗布したインク層を有する熱転写記録媒体。 - 【請求項8】 請求項5記載の熱溶融性組成物からなる
インクジェット記録用熱溶融性インク組成物。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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JPH11209625A true JPH11209625A (ja) | 1999-08-03 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006307203A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-11-09 | Dainippon Ink & Chem Inc | ジェットプリンター用インキ組成物 |
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JP2018054837A (ja) * | 2016-09-28 | 2018-04-05 | キヤノン株式会社 | トナーおよびトナーの製造方法 |
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CN113571704A (zh) * | 2020-06-30 | 2021-10-29 | 深圳市研一新材料有限责任公司 | 锂离子电池用聚酰胺酰亚胺粘结剂及电极极片 |
-
1998
- 1998-01-19 JP JP2260998A patent/JP4058566B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPWO2020138034A1 (ja) * | 2018-12-27 | 2021-11-11 | 株式会社カネカ | レジストパターンの形成に用いられる樹脂組成物、及び半導体製品の製造方法 |
CN113571704A (zh) * | 2020-06-30 | 2021-10-29 | 深圳市研一新材料有限责任公司 | 锂离子电池用聚酰胺酰亚胺粘结剂及电极极片 |
CN113571704B (zh) * | 2020-06-30 | 2022-06-14 | 深圳市研一新材料有限责任公司 | 锂离子电池用聚酰胺酰亚胺粘结剂及电极极片 |
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