JPH11208857A - スパイラル搬送装置 - Google Patents

スパイラル搬送装置

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JPH11208857A
JPH11208857A JP10221482A JP22148298A JPH11208857A JP H11208857 A JPH11208857 A JP H11208857A JP 10221482 A JP10221482 A JP 10221482A JP 22148298 A JP22148298 A JP 22148298A JP H11208857 A JPH11208857 A JP H11208857A
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spiral
transport device
transport
conveying device
spiral transport
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G33/00Screw or rotary spiral conveyors
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    • B65G33/14Screw or rotary spiral conveyors for fluent solid materials comprising a screw or screws enclosed in a tubular housing

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低い位置から高い位置に材料を搬送するスパ
イラル搬送装置において、垂直方向上方への搬送材料の
搬送を担当する第二スパイラル搬送装置(5)から当該
第二スパイラル搬送装置(5)が直角に又は急角度で接
続している第一スパイラル搬送装置(3)の方向へ搬送
材料が逆流することを防止する。 【解決手段】 一端に搬送材料の供給口を有する第一
スパイラル搬送装置(3)と、一端に搬送材料の排出口
を有し、他端側で前記第一スパイラル搬送装置(3)の
他端側に対して90度又は急角度で接続されて前記第一
スパイラル搬送装置(3)に連動し、搬送材料をより高
い位置へ搬送する第二スパイラル搬送装置(5)とで構
成され、第一スパイラル搬送装置(3)から第二スパイ
ラル搬送装置(5)への移行部(29)近辺における第
二スパイラル搬送装置(5)の第二スパイラル(19)
はその中央部に中央軸(35)を有していることを特徴
とするスパイラル搬送装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送材料が供給され、
当該供給された搬送材料を搬送する第一スパイラル搬送
装置3を備えると共に、第一スパイラル搬送装置3と連
動して第一スパイラル搬送装置3で搬送されてきた搬送
材料を、第一スパイラル搬送装置3に対して90度また
は急角度で接続した第二スパイラル搬送装置5によっ
て、低い位置からより高い位置に搬送するスパイラル搬
送装置1に関する。
【0002】
【従来の技術】ほぼ水平の第一スパイラル搬送装置と連
動して搬送材料を垂直または急角度で低い位置からより
高い位置に搬送する無軸のスパイラルコンベアに関する
技術は知られている。例えば米国特許5,000,30
7号と5,368,153号には、水平と垂直の無軸の
スパイラルを用いたスパイラルコンベアが記載されてい
る。他の公知例として、ヨーロッパ特許公告番号031
4 752 B1があるが、これは前記米国特許と同一
のものである。
【0003】上記の装置では、相互に角度をなして設置
された2つのスパイラルコンベアが使用されており、例
えば、ほぼ水平に設置された第一スパイラルコンベア
(水平コンベア)がほぼ垂直に設置された第二スパイラ
ルコンベア(垂直コンベア)に搬送材料を供給するよう
になっている。第二スパイラルコンベアを第一スパイラ
ルコンベアに対して設置する角度は、搬送材料を搬送す
るときの設置場所のスペースなどによって決められる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の発明では、第二
スパイラル搬送装置で搬送材料をほぼ垂直に搬送中に、
搬送材料が落下して第一スパイラル搬送装置に逆流し、
その過程で搬送材料が第二スパイラル搬送装置の上部か
ら下部に落下して、第一搬送装置にまでも逆戻りする現
象が起きることが分かっている。この現象は、搬送材料
中に水分を多く含む場合により多く発生する。また、こ
の現象は、とくに、スパイラル搬送装置を断続運転する
とき、即ち、スパイラル搬送装置を停止したときに生じ
ている。このため、スパイラル搬送装置を再起動すると
きに、材料の搬送ができなくなるなどの問題が発生す
る。本発明は、上記のような現象、問題が生じないスパ
イラル搬送装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明のスパイラル搬送装置1は、第一スパイラル搬送
装置3から第二スパイラル搬送装置5への移行部29近
辺における第二スパイラル搬送装置5の第二スパイラル
19が、その中央部に中央軸35を有しているように構
成されている、即ち本発明は以下のように構成されてい
るスパイラル搬送装置を提案するものである。
【0006】図1に示すように、本発明のスパイラル搬
送装置の第一の実施形態においては、第一スパイラル搬
送装置3と第二スパイラル搬送装置5との移行部29近
辺における第二スパイラル19が、その中央部に中央軸
35を有しているように構成されている。
【0007】スパイラルは、従来公知のスパイラル搬送
装置と同じく、基本的にコイル状に製作されており、搬
送材料は、重力によってスパイラルの中央の空間部を自
由に通過することができる。
【0008】一方、本発明のスパイラル搬送装置1の第
二スパイラル19の中央部に取付けられた中央軸35
は、前記搬送材料の第一スパイラル搬送装置3方向への
通過、すなわち逆流を、大幅に、理想的にはほぼ完全に
防止できるように、第二スパイラル19内の前記搬送材
料の第一スパイラル搬送装置3方向への通過、すなわち
逆流に対する抵抗を大きくする役割を果たしている。こ
れを詳述すると、第二スパイラル19の下部、即ち第二
スパイラル搬送装置5と第一スパイラル搬送装置3との
移行部29近辺の第二スパイラル19の中央部に中央軸
35が取付けられていることによって、第二スパイラル
19内を逆流して落下する搬送材料が自由に落下できる
中央軸35がないスパイラルだけの部分34と異なり、
中央軸35が取付けられている部分33においては、搬
送材料が自由に落下、また通過することができなくな
る。この結果、中央軸35を有する部分における搬送材
料は締固められ、この締固められた搬送材料が搬送材料
の自由な落下及び通過・逆流を防止する、いわばプラグ
(止め栓)としての役割を果たすことになる。結果とし
て、この締固め作用は、第一スパイラル搬送装置3にも
伝達され、第一スパイラル搬送装置3と第二スパイラル
搬送装置5との移行部29近辺の第一スパイラル搬送装
置3の符号41及び符号47で示される部分(図1、図
2、図6)においても、搬送材料が締固められ、この締
固められた搬送材料が搬送材料の通過・逆流を防止す
る、いわばプラグ(止め栓)としての役割を果たすこと
になり、第二スパイラル搬送装置5から第一スパイラル
搬送装置3への搬送材料の逆流が防止される。
【0009】本発明のスパイラル搬送装置1の他の実施
形態においては、図2に示しているように、少なくとも
第二スパイラル19の中央軸35を取付けた部分のスパ
イラルは、外側スパイラル板37と内側スパイラル板3
9とからなる二枚の板で構成される二重スパイラル構造
になっている。勿論、図6に示しているように、スパイ
ラル19全体を二重スパイラル構造にすることもでき
る。二重スパイラルは、外側のスパイラル板37に内側
のスパイラル板39を溶接しているので、幅の広いスパ
イラルが得られる。この結果、スパイラルの中央の空間
部分の面積が小さくなる。さらに二重スパイラルはスパ
イラルの幅が広いので、比較的大量の搬送材料をスパイ
ラルの上に乗せることができる。このため、スパイラル
搬送装置を停止したときに、搬送材料が落下する逆流現
象を少なくすることができる。スパイラルを三枚以上の
板を溶接した多重スパイラルとして製作することも可能
であるが、製造コストが高くなる。図3は、一枚の板で
形成されたスパイラルの説明図、図4は、二枚の板で形
成された二重スパイラルの説明図、そして図5は、三枚
の板で形成された三重スパイラルの説明図を示してい
る。二枚以上の板で形成されているスパイラルが多重ス
パイラルということになる。
【0010】前記のように多重スパイラルを採用すれ
ば、スパイラル中央の空間部の面積を小さくすることが
できるので、搬送材料の重力によるスパイラル中央の空
間部を通過しての落下・逆流に対して抵抗を与えること
ができ、更にスパイラルの幅が広くて、比較的大量の搬
送材料をスパイラルの上に乗せることができるので、前
述したように、第一スパイラル搬送装置3と第二スパイ
ラル搬送装置5との移行部29近辺における第二スパイ
ラル19が、その中央部に中央軸35を有している構成
に加えて、多重スパイラルを併用すれば、スパイラル搬
送装置を停止した時に、搬送材料が落下する逆流現象を
極めて効果的に防止することができる。
【0011】本発明のスパイラル搬送装置1の他の実施
形態では、第二スパイラル19の少なくとも中央軸35
を有している部分のスパイラルのピッチを、第二スパイ
ラル19の他の部分のピッチよりも小さくしている。中
央軸35を有している部分33、即ち第一スパイラル搬
送装置3と第二スパイラル搬送装置5との移行部29近
辺の第二スパイラル19のピッチを第二スパイラル19
の他の部分のピッチより小さくすると、この部分の搬送
材料がより良く締固められるので、搬送材料が第二スパ
イラル搬送装置5から第一スパイラル搬送装置3へ逆流
するのを、さらにより良く防止することができる。また
前記のようなピッチを採用することによって、第二スパ
イラル19の中央軸35を有している部分におけるピッ
チの小さいスパイラルによって圧縮されていた搬送材料
は、第二スパイラル19の中央軸35を有している部分
より上のピッチの大きなスパイラルの部分に至る時に圧
縮から解放され、これによって排出口21が位置してい
る上方に送りだされることになる。
【0012】本発明のスパイラル搬送装置1の他の実施
形態においては、図6に示しているように、第一スパイ
ラル搬送装置3と第二スパイラル搬送装置5との移行部
29近辺の第一スパイラル9も中央軸49を有してい
る。この中央軸49があると、第一スパイラル搬送装置
3の第二スパイラル搬送装置5への移行部29近辺、す
なわち符号41及び符号47で示される部分(図1、図
2、図6)においても搬送材料が締固められ、この締固
められた搬送材料が搬送材料の逆流を防止する、いわば
プラグ(止め栓)としての役割を果たすことになり、第
二スパイラル搬送装置5から第一スパイラル搬送装置3
への搬送材料の逆流を防止する上で一層効果的である。
【0013】なお、この実施形態においても、中央軸4
9が存在している部分における第一スパイラル9を二重
スパイラルとすれば、第二スパイラル搬送装置5から第
一スパイラル搬送装置3への搬送材料の逆流を更に効果
的に防止することができる。図6は、第一スパイラル9
と第二スパイラル19の中央軸49及び35を有してい
る部分だけではなく、第一スパイラル9と第二スパイラ
ル19全体を二重スパイラルにした場合の実施形態を示
しているが、このように、二重スパイラルを有する部分
の第一スパイラル9、第二スパイラル19の長さを、中
央軸35、49の長さより長くすることも可能である。
【0014】本発明のスパイラル搬送装置1の更に他の
実施形態では、振動装置59が備えられていることを特
徴としている。この振動装置59は、ハウジング7、1
7のいずれか一方、又は双方そのものに振動を与え、結
果として、ハウジング7、17内を搬送される搬送材料
に振動を与えて、スパイラル搬送装置1の運転開始前
や、運転中(搬送材料を搬送中)に、搬送材料を締固め
るために使用されるものであり、搬送材料の相対密度が
水の密度以上の搬送材料を定着させるのに役立ってい
る。そして、この作用によってスパイラルの搬送量を増
やすことができるだけでなく、第一スパイラル搬送装置
3から第二スパイラル搬送装置5への接続部29近辺に
おける搬送材料の締固め作用を増大させることができ
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。
【0016】図1は、低い位置N1からより高い位置N
2に材料を搬送する最も一般的な本発明によるスパイラ
ル搬送装置1を示した概略図である。
【0017】本発明のスパイラル搬送装置1は、第一ス
パイラル搬送装置3と第二スパイラル搬送装置5を備え
ている。図1、図2、図6図示の実施例では、第一スパ
イラル搬送装置3はほぼ水平に設置され、第二スパイラ
ル搬送装置5は第一スパイラル搬送装置3に対して90
度の角度、つまり垂直に設置されている。設置場所の条
件によって、第二スパイラル搬送装置5の設置角度を9
0度以外の角度にすることも可能である。第二スパイラ
ル搬送装置5がスパイラル搬送装置1に接続される角度
は設置場所の条件によって種々に変更されるが、本発明
のスパイラル搬送装置1は低い位置N1からより高い位
置N2に材料を搬送するものであるので、図1、図2、
図6図示のように、90度で接続しない場合であって
も、第二スパイラル搬送装置5は急な角度(急角度)で
第一スパイラル搬送装置3に接続されることになる。例
えば、図1図示の場合の第二スパイラル搬送装置5が図
1中左側又は右側に傾いたり、図1中、手前方向又は背
後方向に傾いたり、あるいは前記のような図1中左側又
は右側への傾斜と図1中手前方向又は背後方向への傾斜
が複合した傾斜で急角度にて第一スパイラル搬送装置3
に接続されることがある。
【0018】第一スパイラル搬送装置3はハウジング7
を具備し、その内部に第一スパイラル9が取付けられて
いる。ハウジング7には供給口11があり、本実施例で
は、上部が開口している供給口11に、矢印で示すよう
に、搬送材料が送り込まれる。供給口11は、本実施例
では、ハウジング7の右端側に位置している。また、ハ
ウジング7の右端部には、駆動装置13が取付けられ、
第一スパイラル9を回転させるように、駆動軸15を介
して、第一スパイラル9に接続されている。
【0019】ハウジング7の左端部は第二スパイラル搬
送装置5のハウジング17に接続されており、ハウジン
グ17の内部には、第二スパイラル19が取付けられて
いる。ハウジング17の上端部近くには排出口21があ
り、矢印で示すように、搬送されてきた搬送材料が、こ
こから排出される。ハウジング17の上部には、図示す
るように駆動装置23が取付けられ、第二スパイラル1
9を回転させるように、駆動軸25を介して、第二スパ
イラル19に接続されている。
【0020】本発明のスパイラル搬送装置1では、第一
スパイラル搬送装置3の第一スパイラル9と第二スパイ
ラル搬送装置5の第二スパイラル19は、原則として、
同一速度で駆動される。また、図1図示の実施例では、
スパイラルは一枚の板で形成した第一スパイラル9と第
二スパイラル19を示しているが、図2、図6図示のよ
うに、二枚の板で形成されている二重スパイラルを取付
けることもできる。
【0021】図1に示しているように、ハウジング7
は、ハウジング17の下方部の側壁27に気密に接続さ
れており、この部分に、供給口11に供給された搬送材
料が第一スパイラル搬送装置3から第二スパイラル搬送
装置5に移行される移行部29ができる。
【0022】図1図示の装置は、第二スパイラル搬送装
置5と第一スパイラル搬送装置3との移行部29近辺の
第二スパイラル19の中央部の空間に、垂直方向のある
長さにわたって、中央軸35を取付けている。中央軸3
5の長さは、実験の結果、搬送材料を締固め、搬送材料
の逆流を防止するという効果を発揮させる上で、ハウジ
ング17の内径寸法のおおむね2.5〜4倍程度必要で
あることが分かっている。中央軸35は管状構造にする
ことも可能である。この場合、管の上端と下端は搬送材
料が入らないように蓋をして気密にする。中央軸35の
外周は、第二スパイラル19の内周に当接し、第二スパ
イラル19の内周に溶接等の手段によって固定されてい
る。
【0023】図2は、第二スパイラル19の中央軸35
を有している部分のスパイラルを、外側のスパイラル板
37と内側のスパイラル板39からなる二枚の板で構成
した二重スパイラル構造にした実施例を示したものであ
る。ここに、外側のスパイラル板37の幅を70粍、そ
の厚さを20粍の鋼製の板、他方、内側のスパイラル板
39の幅を45粍、その厚さを15粍の鋼製の板で構成
し、またスパイラル19の外径を280粍とした場合、
スパイラル19の内径、即ちスパイラル中央の空間部の
直径は50粍になる。従って、中央軸35の外径も、同
様に、50粍である。
【0024】これらのことを、図3乃至図5によって、
さらに詳しく説明する。図3のスパイラルの外径を28
0粍、スパイラルの板の幅を70粍とすると、スパイラ
ルの内径、即ちスパイラル中央の空間部の直径φ1は、
140粍である。従って、スパイラルの板の幅が狭いの
でスパイラルの搬送量が少なくなり、さらに中央の空間
部の直径φ1が大きいので、スパイラルの空間部を通っ
てスパイラルの上方から下方に落下する搬送材料の量が
多くなる。
【0025】図4のスパイラルは、二重スパイラルを示
したものである。外側のスパイラル板37の幅は70
粍、内側のスパイラル板39の幅は45粍で、スパイラ
ルの幅は外側と内側の合計115粍である。またスパイ
ラル中央の空間部の直径φ2は50粍になる。従って、
二重スパイラルは板の幅が広くなるので、搬送量が多く
なる。同時にスパイラル中央の空間部の直径φ2が小さ
くなるので、スパイラルの上方から下方にスパイラルの
空間部を通って落下する、あるいは逆流する搬送材料の
量が少なくなる。図4から分かるように、二重スパイラ
ルでは、外側のスパイラルと内側のスパイラルの接続部
に階段状の段差74ができるので、この段差74の抵抗
によって、搬送材料の逆流がさらに少なくなる。
【0026】図5のスパイラルは、三枚の板を用いて製
作した多重スパイラルを示したものである。スパイラル
中央の空間部の直径φ3は、図4に示す二重スパイラル
よりもさらに小さくなる。また、スパイラルの板の幅が
広くなるので搬送量も増大する。しかし、製作コストが
いちじるしく高くなるので、経済上、二重スパイラルが
最も適していると云える。
【0027】図2に示している一つの実施例では、中央
軸35の長さは、外側スパイラル板37と内側スパイラ
ル板39で形成される二重スパイラル部分の長さとほぼ
同一になっている。しかし、二重スパイラル部分の長さ
を、中央軸35の長さより長くすることもできる。
【0028】図6は、第一スパイラル搬送装置3の第一
スパイラル9の左端部分に中央軸49を有している(第
一スパイラル9の内周に中央軸49の外周が溶接等の手
段によって固定されている)スパイラル搬送装置1の実
施例の一つを示したものである。この中央軸49が存在
することによって、第一スパイラル搬送装置3の第二ス
パイラル搬送装置5への移行部分41及び47において
も搬送材料が締固められ、搬送材料の逆流を防止するた
めのいわゆるプラグが作られ易くなるので、第二スパイ
ラル搬送装置5から第一スパイラル搬送装置3への搬送
材料の逆流をより良く防止できる。中央軸49の長さ
は、実験の結果、搬送材料を締固め、搬送材料の逆流を
防止するという効果を発揮させる上で、第二搬送装置5
の第二スパイラル19の長さと同様に、ハウジング7の
内径のおおむね2.5〜4倍程度必要であることが分か
っている。
【0029】なお、この図6図示の実施例においては、
第一スパイラル9及び第二スパイラル19を、その全長
にわたって二重スパイラルにした実施例を示している。
しかし、第一スパイラル9と第二スパイラル19は、中
央軸35及び中央軸49の部分だけを二重スパイラルに
することもできる。また、第二スパイラル19が中央軸
35を有している形態を基本として、第二スパイラル1
9の中央軸35が存在する部分あるいは第二スパイラル
19全体を二重スパイラルとする、第一スパイラル9を
中央軸49を有する形態とする、第一スパイラル9の中
央軸49が存在する部分あるいは第一スパイラル9全体
を二重スパイラルとする、第一スパイラル9に中央軸4
9を存在させずに、その部分あるいは第一スパイラル9
全体を二重スパイラルとするなど、種々の実施形態の組
み合わせが可能である。いずれの形態を採用しても第一
スパイラル搬送装置3から第二スパイラル搬送装置5へ
の移行部29近辺の第二スパイラル19がその中央部に
中央軸35を有していることによって発揮される第二ス
パイラル搬送装置5から第一スパイラル搬送装置3への
搬送材料の逆流の防止という効果をより一層高めること
ができる。
【0030】ハウジング17の下方部には、すなわち第
一スパイラル搬送装置3から第二スパイラル搬送装置5
への移行部29近辺には、その内側に少なくとも一つの
スライドレール50を取り付けることができる(図
1)。第二スパイラル19はハウジング17内に吊り下
げられた状態になっているので、第一スパイラル搬送装
置3を運転すると、搬送されてきた材料が第二スパイラ
ル19を、図1に示すスパイラル搬送装置の場合には、
左側方向に押す恐れがある。そこで、スライドレール5
0は、第二スパイラル19がハウジング17の内面を摩
耗するのを防止する働きをすることができる。
【0031】第一スパイラル搬送装置3から第二スパイ
ラル搬送装置5への移行部近辺29における第一スパイ
ラル搬送装置3のハウジング7にも、第一スパイラル9
によってハウジング7の内面が摩耗されるのをを防止す
べく、その内側に少なくとも一つのスライドレール51
を取り付けることができる(図1)。なおスライドレー
ル50、51は、前記のように、ハウジング7、17の
内面が摩耗されるのを防止すべく取り付けるものである
から、これらを採用する場合には、少なくとも一つ以上
取り付けることが望ましい。また、第二スパイラル19
および第一スパイラル9の全長にわたって、ハウジング
7、17の内側に取り付けることも可能である。
【0032】図6に示しているように、第一スパイラル
9の端部53は、第二スパイラル19の端部55と少し
離れた位置、即ち、少なくともスパイラルの1乃至2ピ
ッチ離れた位置に置かれている。しかし、上記端部55
は、第二スパイラル搬送装置5のハウジング17の下端
部57にある搬送材料をスパイラル19で搬送できる領
域内にある。従って、第一スパイラル9によって第二ス
パイラル搬送装置5に搬送されてきた材料は、第二スパ
イラル19によって確実に引き継がれて上方に搬送され
る。
【0033】この発明のスパイラル搬送装置は、第一、
第二スパイラル搬送装置3、5のいずれか一方、又は双
方が振動装置59を備えている構成にすることができ
る。振動装置59は少なくとも一つ以上の振動デバイス
61/1、61/2、61/3、61/4及び61/5
で構成されており、これらは第一スパイラル搬送装置3
の長さ方向の全体にわたっておよび/または第二スパイ
ラル搬送装置5の中央軸35を有する部分の全体にわた
って分布してハウジング7、ハウジング17に取付けら
れ、スパイラル搬送装置1によって搬送される材料を締
固めする働きをする。振動デバイス61/1乃至61/
5は、通常、ハウジング17及びハウジング7の外側に
取付けられ、搬送材料と接触しないようになっている。
振動デバイス61/1乃至61/5としては、砂、汚
泥、粉体などのホッパーに数多く使用されている従来公
知の振動デバイスを用いることができる。
【0034】第一スパイラル搬送装置3に取付けられて
いる振動デバイス61/3乃至61/5は、第一スパイ
ラル搬送装置3によって搬送材料を搬送している最中の
みならず、第一スパイラル搬送装置3を運転する前に作
動させることが効果的である。第一スパイラル搬送装置
3を運転する前に、僅かな時間、例えば1乃至5分間運
転すれば、搬送材料を締固める働きをすることができ
る。
【0035】本発明のスパイラル搬送装置1は制御ユニ
ット63を備えている。制御ユニット63は、適切な接
続回路71を介して駆動装置13及び23に接続されて
おり、駆動装置13と23を駆動させたり、或いは駆動
装置13と23が可変スピード形式の場合には、回転速
度を制御することもできる。また、この制御ユニット6
3は、図1に例示しているように、制御回路65を介し
て個々の振動デバイス61/1乃至61/5に接続され
ている。これによって、制御ユニット63は、振動デバ
イスをそれぞれ個々に、またそれぞれ異なる時間運転さ
せることができ、あるいは振動デバイスの幾つかを、グ
ループとして運転させることもできる。更に、回路69
を介して、制御ユニット63に接続している粘稠度を検
知するセンサー67を第一スパイラル搬送装置3に取付
けることができる。この粘稠度を検知するセンサー67
を使用すると、供給口11に供給された搬送材料の粘稠
度を検知して、第一スパイラル搬送装置3の運転を制御
することができる。すなわち、センサー67で検知した
搬送材料の粘稠度に応じて、第一スパイラル搬送装置3
を運転する前に、振動デバイス61/3乃至61/5を
含む振動装置59を、僅かな時間、例えば1乃至5分間
運転すれば、搬送材料を適度の粘稠度にまで締固めるこ
とができ、また第一スパイラル搬送装置3によって搬送
材料を搬送している間には、センサー67で検知した搬
送材料の粘稠度から把握される第一スパイラル搬送装置
3内に存在する搬送材料の締固め状態に応じて、振動デ
バイス61/3乃至61/5を作動させたり停止させた
りすることができる。
【0036】つぎに、本発明のスパイラル搬送装置1の
作用について詳しく説明する。供給口11から供給され
た搬送材料が水分を含むものであるときには、当該材料
中の排出可能な水分を第一スパイラル搬送装置3におい
て排出するのが望ましい。搬送材料から分離された水分
は、図示の排水口73から排出される。スパイラル搬送
装置1の搬送材料には種々のものがあるので、説明を容
易にするために、一例として、下水処理プロセスで発生
する材料について説明する。
【0037】下水処理プラントの沈砂地で除去した砂ま
たは同種の材料が供給口11から供給されたとき、通
常、固形成分から水分を分離する必要がある。砂の場合
には、静置すると固形物質と液体物質を自重で分離する
ことも可能である。しかし振動装置59の振動デバイス
61/3乃至61/5を設けると、より良く液体物質を
分離することができる。また、下水処理プラントで発生
する汚泥などの搬送材料が供給口11から供給されたと
きには、事前に締固めして水分を排出してからでない
と、通常、第一スパイラル9と第二スパイラル19によ
って搬送することはできない。また振動装置59を使用
すると、振動装置59の振動デバイス61/3乃至61
/5は、搬送材料を締固めするだけでなく、搬送材料を
洗浄する働きをすることができる。この理由は、例えば
砂の搬送の場合、振動によって砂の粒子がこすり合い、
その結果、砂に付着している粘着性の有機性の不純物が
除去され、そして排水口73から、これらの有機物質は
水と共に排出されるからである。
【0038】締固めて、少なくとも一部の水分が分離、
排出された搬送材料は、第一スパイラル9によって第一
スパイラル搬送装置3から第二スパイラル搬送装置5へ
の移行部29へと搬送されていく。第一スパイラル9は
搬送材料を強制的に第二スパイラル19の内部33に送
り込み、その結果、第二スパイラル19は、材料をさら
に上方に搬送することが可能になる。
【0039】第二スパイラル19に中央軸35を設ける
ことによって、第一スパイラル9から第二スパイラル1
9の内部33に送り込まれた搬送材料が、中央軸35を
有していないこれまでのスパイラルコンベアの場合のよ
うに、第二スパイラル中央の空間部から落下してスパイ
ラルを閉塞させ、再運転できなくなるようなことはな
い。
【0040】第一スパイラル搬送装置3から送り込まれ
た搬送材料の第二スパイラル搬送装置5での締固めは、
中央軸35を有する部分の図2に示す二重スパイラル3
7、39が存在する領域で行われる。即ち、中央軸35
を有する部分のスパイラルの剛性が高くなり、また二重
スパイラルによって搬送量が多くなるからである。
【0041】第二スパイラル19の中央軸35を有する
移行部29近辺のスパイラルのピッチを小さくしている
場合には、中央軸35を有する部分より上方のスパイラ
ル19のピッチを大きくして、搬送材料が圧縮圧力から
解放されるようにすることが好ましい。例えば、中央軸
35を有する部分のスパイラル19のピッチが約4m3
/時の搬送量に対応するものである場合、中央軸35が
存在していないそれより上の部分のスパイラル19のピ
ッチを前記中央軸35を有する部分のスパイラル19の
ピッチの1.5倍にすれば、この部分における搬送量を
約6m3 /時にすることができ、こうして搬送材料が圧
縮圧力から解放されて上方に送り出されることになり、
排出口21に向けた上方向への搬送材料の搬送にとって
有利である。
【0042】スパイラル搬送装置1を停止すると、第二
スパイラル搬送装置5のハウジング17の内部に残って
いる搬送材料は下方に落下しようとする。しかし、本発
明のスパイラル搬送装置1においては、中央軸35を有
する部分で搬送材料が締固められて、いわゆるプラグま
たはストッパーとしての役割を果たすので、第二スパイ
ラル搬送装置5から第一スパイラル搬送装置3への搬送
材料の逆流を防止できる。
【0043】以上の説明から容易に理解されるように、
制御ユニット63により、振動装置59の振動デバイス
61/1乃至61/5を、同時にまたは個別に駆動さ
せ、作動させることができるので、搬送材料の締固めお
よび/またはスパイラル搬送装置1の運転前の締固めを
最適にすることができる。さらに制御ユニット63を使
用して、駆動装置13、23を搬送材料の特性に適合し
た回転速度にすることも可能である。なおこの場合も、
駆動装置13と23の回転速度は、原則として、同一に
するのが望ましい。
【0044】また以上から理解されるように、第一スパ
イラル搬送装置3の第一スパイラル9の中央軸49と二
重スパイラル43、45によって、第一スパイラル搬送
装置3の41及び47の近辺において搬送材料を締固
め、この締固められた搬送材料にいわゆるプラグの役割
を果たさせ、逆流防止効果をさらに向上させることが可
能である。
【0045】また第一スパイラル9全体が一枚の板で形
成された一枚のスパイラル構造の場合でも、第二スパイ
ラル19が第一スパイラル搬送装置3から第二スパイラ
ル搬送装置5への移行部29近辺において中央軸35を
有している構成とすることにより、第二スパイラル搬送
装置5から第一スパイラル搬送装置3への搬送材料の逆
流を効果的に防止することができ、これに併用して第二
スパイラル19を二重スパイラルにすれば、一層効果的
に逆流を防止できる。
【0046】さらに、以上の説明から容易に理解される
ように、スパイラル搬送装置1は、第一スパイラル搬送
装置3および/または第二スパイラル搬送装置5のスパ
イラル9と19を二重スパイラル構造にすることができ
る。この場合、移行部29近辺での搬送材料の締固めが
より良くなり、搬送材料が第二スパイラル搬送装置5か
ら第一スパイラル搬送装置3に逆流するのをより完全に
防止できる。
【0047】なお、本発明のスパイラル搬送装置におい
て重要なことは、第一スパイラル搬送装置3と第二スパ
イラル搬送装置5の搬送量の割合を、第二スパイラル搬
送装置5の搬送量が第一スパイラル搬送装置3の搬送量
よりも少なくなるように選択することである。スパイラ
ルで搬送材料を垂直に搬送するために必要なことは、搬
送材料を圧縮し、次に圧縮から解放してこの時の力で垂
直に搬送材料を送り出すことであるが、前記のように搬
送量を選択することによってこれを可能にすることがで
きるからである。第二スパイラル19の中央軸35を有
する部分の第二スパイラル19のピッチを第一スパイラ
ル9のピッチより小さくする、又は第二スパイラル19
の径を第一スパイラル9の径より小さくする等々の構成
を採用することによって、前記のように第一スパイラル
搬送装置3と第二スパイラル搬送装置5の搬送量の割合
の選択を達成することができる。
【0048】
【発明の効果】この発明によれば、垂直方向上方への搬
送材料の搬送を担当する第二スパイラル搬送装置から当
該第二スパイラル搬送装置が直角に又は急角度で接続し
ている第一スパイラル搬送装置の方向に搬送材料が逆流
することを効果的に防止できる。また、スパイラル搬送
装置を停止した時であっても、第二スパイラル搬送装置
から第一スパイラル搬送装置の方向への搬送材料の逆流
は防止されているので、スパイラル搬送装置を再起動さ
せる際に、材料の搬送ができなくなるというような問題
は生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の好ましい実施例を説明する一部を
省略し、一部の内部構造を表した正面図。
【図2】 この発明の他の好ましい実施例を説明する一
部を省略し、一部の内部構造を表した正面図。
【図3】 一枚のスパイラル板で構成されたスパイラル
を説明する一部を断面した側面図。
【図4】 二枚のスパイラル板で構成された多重スパイ
ラルを説明する一部を断面した側面図。
【図5】 三枚のスパイラル板で構成された多重スパイ
ラルを説明する一部を断面した側面図。
【図6】 この発明の更に他の好ましい実施例を説明す
る一部を省略し、一部の内部構造を表した正面図。
【符号の説明】
1 スパイラル搬送装置 3 第一スパイラル搬送装置 5 第二スパイラル搬送装置 9 第一スパイラル 11 供給口 13、23 駆動装置 19 第二スパイラル 21 排出口 29 移行部 35 中央軸 37、43 外側スパイラル板 39、45 内側スパイラル板 49 中央軸 50、51 スライドレール 59 振動装置 61/1、61/2、61/3、61/4、61/5
振動デバイス 63 制御ユニット 67 センサー
フロントページの続き (71)出願人 598105101 Feldstrasse 2 D−31708 Ahnsen Germany (72)発明者 ハイン クロース ドイツ ディー−31737 リンテルン デ ンクマールシュトラーセ 7

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低い位置から高い位置に搬送材料を搬送
    する搬送装置であって、少なくとも一枚の板で形成され
    ている第一スパイラル(9)を備え、一端側に搬送材料
    の供給口(11)を有する第一スパイラル搬送装置
    (3)と、少なくとも一枚の板で形成されている第二ス
    パイラル(19)を備え、一端側に搬送材料の排出口
    (21)を有し、他端側で前記第一スパイラル搬送装置
    (3)の他端側に対して90度または急角度で接続され
    て前記第一スパイラル搬送装置(3)に連動し、搬送材
    料をより高い位置に搬送する第二スパイラル搬送装置
    (5)とで構成されるスパイラル搬送装置において、第
    一スパイラル搬送装置(3)から第二スパイラル搬送装
    置(5)への移行部(29)近辺における第二スパイラ
    ル搬送装置(5)の第二スパイラル(19)はその中央
    部に中央軸(35)を有していることを特徴とするスパ
    イラル搬送装置。
  2. 【請求項2】 第二スパイラル搬送装置(5)の第二ス
    パイラル(19)は、その全体又は一部が外側スパイラ
    ル板(37)と内側スパイラル板(39)とからなる複
    数の板で構成されている多重スパイラルよりなることを
    特徴とする請求項1記載のスパイラル搬送装置。
  3. 【請求項3】 第一スパイラル搬送装置(3)の第一ス
    パイラル(9)は、その全体又は一部が外側スパイラル
    板(43)と内側スパイラル板(45)とからなる複数
    の板で構成されている多重スパイラルよりなることを特
    徴とする請求項1又は2記載のスパイラル搬送装置。
  4. 【請求項4】 第二スパイラル搬送装置(5)の第一ス
    パイラル搬送装置(3)との移行部(29)近辺におけ
    る第二スパイラル(19)のピッチは、第二スパイラル
    (19)の他の部分のピッチよりも小さくなっているこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載のス
    パイラル搬送装置。
  5. 【請求項5】 第一スパイラル搬送装置(3)と第二ス
    パイラル搬送装置(5)との移行部(29)近辺におけ
    る第一スパイラル(9)はその中央部に中央軸(49)
    を有していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
    か一項記載のスパイラル搬送装置。
  6. 【請求項6】 第一スパイラル搬送装置(3)を構成す
    るハウジング(7)の少なくとも第二スパイラル搬送装
    置(5)との移行部(29)近辺における内側および/
    又は第二スパイラル搬送装置(5)を構成するハウジン
    グ(17)の少なくとも第一スパイラル搬送装置(3)
    との移行部(29)近辺における内側に、第一スパイラ
    ル搬送装置(3)では少なくとも一つのスライドレール
    (51)が備えられており、第二スパイラル搬送装置
    (5)では少なくとも一つのスライドレール(50)が
    備えられていることを特徴とする請求項1乃至5のいず
    れか一項記載のスパイラル搬送装置。
  7. 【請求項7】 第一スパイラル搬送装置(3)と第二ス
    パイラル搬送装置(5)のいずれか一方又は双方には、
    振動装置(59)が備えられていることを特徴とする請
    求項1乃至6のいずれか一項記載のスパイラル搬送装
    置。
  8. 【請求項8】 振動装置(59)は、少なくとも一つの
    振動デバイス(61/1、61/2、61/3、61/
    4、61/5)を含むことを特徴とする請求項7記載の
    スパイラル搬送装置。
  9. 【請求項9】 振動装置(59)は、第一スパイラル搬
    送装置(3)および/または第二スパイラル搬送装置
    (5)の長さ方向に分布された複数の振動デバイス(6
    1/1乃至61/5)を有していることを特徴とする請
    求項7又は8記載のスパイラル搬送装置。
  10. 【請求項10】 振動装置(59)の動作を制御する制
    御ユニット(63)が備えられており、当該制御ユニッ
    ト(63)は搬送材料の粘稠度を検知する少なくとも一
    つのセンサー(67)を有していることを特徴とする請
    求項7乃至9のいずれか一項記載のスパイラル搬送装
    置。
  11. 【請求項11】 第一スパイラル搬送装置(3)は、供
    給口(11)に供給された搬送材料の粘稠度をセンサー
    (67)で検知して運転されることを特徴とする請求項
    1乃至10のいずれか一項記載のスパイラル搬送装置。
  12. 【請求項12】 第二スパイラル搬送装置(5)の搬送
    量が第一スパイラル搬送装置(3)の搬送量よりも少な
    くなるように設定されていることを特徴とする請求項1
    乃至11のいずれか一項記載のスパイラル搬送装置。
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