JPS6271600A - 汚泥等の移送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、脱水した下水汚泥を乾燥機等Ｃ：供給するの
Ｃ；用いて好適な汚泥等の移送装置（；関するものであ
る。

「従来の技術」 一般に下水汚泥は、濃縮等の処理を施し、脱水した後、
この脱水汚泥を埋め豆て処分するか、または、焼却して
焼却灰を埋め立てて処分している。

さらＣ二は、脱水汚泥を生物乾燥後、肥料化して緑農地
へ還元したり、焼却灰や溶融処理したスラグを建設資材
等に利用することも検討されている。

そして、その脱水は、高分子系の有機凝集剤を添加して
行う場合と、塩化第２鉄と消石灰等の無機凝集剤を添加
して行う場合があるが、前者の場合Ｉ：おいては遠心脱
水法やベルトプレス脱水法が用いられ、得られる脱水汚
泥（有機汚泥）は含水率が７０〜８０％と比較的高ぐ、
取扱い易＾。これシ一対して後者の場合は加圧脱水され
ることが多く、得られる脱水汚泥（無機汚泥）は含水率
が６０〜７０憾と低（形状もη為なり大きな板状のもの
が多い。

ところで、上記脱水汚泥を乾燥機等の次工程の処理設備
≦−供給する場合、従来は第４図に示すような回転容積
型の一軸偏心ネジボンブ１を使用することが多かった。

「発明が解決しようとする問題点」 しかし々から、上記ネジポンプ１では水分が多い有機汚
泥はそのまま移送することができるが、水分が少なく形
状の大きい無機汚泥の場合はそのままでは移送は困難で
、ステータ２とａ−夕３との間隙に入る程度の粒にＣ：
解砕するか、もしくは適当な流動化処理を残す必要があ
った。又、汚泥中の小さな異物でもステータ２（ゴム裳
）ヲ傷つけることがあった。

本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、水分が少
なく形状の大きい無機汚泥のような物質でも連続的Ｃ：
移送することができる上、異物が混入しても部品が損傷
したり閉塞したりするおそれのない汚泥等の移送［ｉＦ
を提供することを目的とする。

「問題点を解決するための手段」 上記目的？達成するためＣ１本発明は、汚泥等の被移送
物を受入れる容器の下部ｆ；該容器内の被移送物を外に
押−出Ｔ二軸のスクリュフィーダを設け、たつ、上記容
器の内部Ｃ１上記スクリュフィーダに平行な左右一対の
回転軸に、押込腕がそれぞれ取付けられて成り、該回転
軸を互いに逆方向（二回転させて、押込腕Ｃ二より容器
内の被移送物を上記スクリュフィーダＣ：押込むブレー
カフィーダを設けて構成したものである。

「作用」 本発明の汚泥等の移送装＠ｒ：ｂいては、容器内に投入
された汚泥等の被移送物は、ブレーカフィーダの回転す
る押込腕Ｃ：よってスクリュフィーダに押込まれ、スク
リュフィーダの回転するスクリ　　　　　′ユ面で外に
押出されて乾燥機等の次装置に移送される。

「実施例」 以下、本発明の一実施例を第１図ないし第３図を参照し
て説明する。

図中１０は架台１１Ｃ：支持されたホッパで、下方側か
下方になるに従ってすぼめられた形状全なしている。汚
泥等の移送装置Ａは、該ホッパ１０の下部に連設された
略Ｕ字状の横断面を有する容器１２と、該容器１２の下
部に設けられて容器１２内の汚泥等め被移送物を外シー
押出す二軸のスクリュフィーダ１３と、容器１２の内部
Ｃ一般けられて容器１２内の被移送物を上記スクリュフ
ィーダ］３に押込むブレーカフィーダ１４とを主体に構
成されている。

上記スクリュフィーダ１３は、上記容器１２の下部Ｃニ
一方が連設されると共（：他方が前方（第１図における
右方）に向かつて延び、長軸を左右（第２図における左
右）Ｃ；配した長円状の横断面を有する筒状のケーシン
グ１５を有シ、該ケーシング１５の内部Ｉ：左右一対の
回転軸１９　ａ　＋　１９ｂが左右３−一定間隔をあけ
て互いに平行シーかつ水平ｌ：配役されると共（；、そ
の各後方の軸端が容器１２の後壁１２１）と一体のケー
シング１５の後面を貫通して後方（：突出し、上記架台
１１の下方側３二連設された下方架台１６上の受は台１
７．１７に軸受１８，１８ｔ−介して回転自在に支承さ
れており、更（：該回転軸１９ａｅ１９ｂの上記ケーシ
ング１５内（二位置する部位（：ＰＪ旋状のスクリュフ
ライト２ｏａ、２０ｂがその長手方向≦；亘って固定さ
れている。そして、上記下方架台１６の後方寄りの所定
位置には、出力軸に駆動スプロケット２１が備えられた
可変速の駆動装置２２が設置される一方、上記右方の回
転軸１９ａの後方の軸端側Ｃ；は上記駆動スプロケット
２１と対をなす伝動スプロケット２３が固定され、該各
スプロケット２１．２３の間には伝動チェーン２４が巻
回されている。又、上記左右一対の回転軸１９ａ、１９
１）の後方の軸端側の所定部位には互いＣ：かみ合うギ
ヤ２５．２５がそれぞれ固定して取付けられており、上
記駆動装置２２＋二より右方の回転軸１９ａが第２図Ｃ
；おいて反時計回りの方向Ｃ二回転されると同時Ｃ：ギ
ャ２５．２５に一介して左方の回転軸１９１）が第２図
Ｃ：おいて時計回りの方向に回転させられるようになっ
て・ハる。

更Ｃ：、上記スクリュ２０１！Ｌ、２０１）は、回転軸
１９ａ、１９ｆｉの長手方向（；おいて前方側は細かい
ピッチに形成されているのＣ二対して、後方側は比較的
広いピッチに形成されており、かつ、右方のスクリュ２
０ａと左方のスクリュ２０ｔ）とは、回転軸１９ａｔ１
９ｂの長手方向で位置が半ピッチ分ずらされると共４：
右方のスクリュ２０ａの左方側と左方のスフ１フユ２０
１）の右方側とが左右方向Ｃ：おいて互い５二重なり合
うよう（二構成されている。又更ｒ；ｓ上記ケーシング
１５の前方側の内面Ｃ二は軸受メタル２６が嵌め込まれ
ていると共ζ二、前方端ζ：は前方になる（：従ってす
ぼまったテーパ管２７が連結されておす、該テーパ管２
７は連結管等を介して乾燥機（図示せず）等の次工程の
処理装置の投入口（：連絡されている。

一方、上記ブレーカフィーダ１４には、左右一対の回転
軸２９／Ｌ、２９１）が上記容器１２の内部（＝左右に
一定間隔をあけて互いに平行に軸線を前後Ｃ：向けて配
設されると共に、前後の軸端が容器１２の前後壁１２ａ
、１２ｂを貫通して前後壁１２＆ｅ１２ｂに軸受２８，
２８を介して回転自在に支承されており、更（二七の回
転軸２９ａ。

２９１）の容器１２内の部位Ｃ；その長手方向Ｃ；間隔
をあけて複数（図では各５本）の押込腕３０が設けられ
ている。そして、上記下方架台１６の前方ｉりの所定位
置には、出力軸Ｃ：駆動スプロケット３１が備えられた
可変速の駆動装置３２が設置される一方、上記左方の回
転軸２９’ｂの前方の軸端Ｃ：は上記駆動スプａケツ）
３１と対をなす伝動スプロケット３３が固定され、該各
スプロケット３１．３３の間に伝動チェーン３４が巻回
されている。又、上記左右一対の回転軸２９ａ　＃　２
９　ｋ）の後方の軸端Ｃ′、は互いにかみ合うギヤ３５
ａ。

３５ｂがそれぞれ固定して取付けられて丸・す、駆動装
ｅ３２により左方の回転軸２９ｂが第２図Ｃおいて時計
回りの方向（矢印ｒ１　の方向）Ｃ２回転されると同時
にギヤ３５　ｂ＋　３５　’を介して右方の回転軸２９
ａが第２図において反時計回りの方向（矢印γ２の方向
）に回転させられるようになっている。

更１：、上記各押込腕３０は先端がＴ字状Ｃ二形成され
た棒状部材から成るもので、左方の回転軸２９ｂｃ設け
られた複数の押込腕３０と右方の回転軸２９ａｌ一般け
られた複数の押込腕３０は第２図の如く前方から見た状
態において左右の回転半径が重なり合うよう（二取付け
られている。

尚、口中３６は伝動チェーン３４がスクリュフィーダ１
３ｇ二当らないよつＣ二するためのガイドスプロケット
である。

しかして、上記構成の移送装置ｆＡＣおいては、駆動装
置２２を始動してスクリュフィーダ１３を作動させ、各
スフ１ｊユ２０＆、２０ｔ）を低速回転（例えば３〜ｌ
　７　ｒｐｍ　）さゼると同時ご二、駆動装置３２を始
動してブレーカフィーダ１４を作動でせ、各押込腕３０
を低速回転（例えばｌ　ｒｐｍ　　程度）させる。する
と、容器１２内Ｃ；収容されている汚泥は、押込腕３０
によってスクリュフィーダ１３に強制的１：押込まれ、
更Ｃ，各スクリュ２０ａ。

２０ｂの前面でケーシング１５内を前方Ｃ−同かつて強
制的Ｃ−押出され、テーパ管２７を経て乾燥機（図示せ
ず）等の次工程の処理袋ｆｆ１ｌシ連続的Ｃ；供給され
る。

ここで、上記ブレーカフィーダ１４は、スクリュフィー
ダ１３ｇ−汚泥を押込む作用ｆｒ：なす他、その押込腕
３０で容器１１’ｉＣおける汚泥のブリッジの発生を防
止する作用もなす。又、該ブレーカフィーダ１４は二軸
で左方の回転軸２９１）に設けられた複数の押込腕３０
と右方の回転軸２９ａＣ設けられ九複数の押込腕３０は
各回転軸２９ｂ。

２９＆の間≦：おいて下方Ｃ；向かって動ぐよう（二互
いに逆方向≦一回転させられるから、形状の大きな汚泥
でも強い押込み力でスクリュフィーダ１３Ｃ押込むこと
ができると共Ｃ，一方の押込腕３０１；より押込まれる
汚泥と他方の押込腕３０により押込まれる汚泥とが相互
（：干渉して汚泥の押込腕３０との共回りが防止される
。そして、該共回怜の防止は、一方の押込腕３０と他方
の押込腕３０をその回転半径が互い番−重なり合うよう
に取付け、一方の押込腕３０４二固着した汚泥を他方の
押込腕３０により切りくずすようＣ１，たことからも、
より一層確実Ｃ；なされる。

又、上記スクリュフィーダ１３も二軸でかつ左右のスク
リュ２０ａ　ｅ　２０　ｂ′ｔ−重なり合うよう茗；設
は互Ｖｔ二喰い込む方向に回転させるから、強い押出し
力で安定した移送が得られる。

このように、上記移送量ｆｉＡ７！はスクリュフィーダ
１３とブレーカフィーダ１４とを協働させて汚泥を移送
するようにしたがら、有機汚泥はもちろん水分が少なく
形状の大きい無機汚泥でも、又、経時変化して表面が？
ｉｉ！＜なった汚泥でも確実にかつ効率よく定量移送す
ることができ、しがも、構造が簡単でかつ堅牢で消耗部
品が少なく、異物が混入しても部品が損傷したり、汚泥
が閉塞し之りするおそれがな嗜ハ。

更に、上記スクリュフィーダ１３にお゛ハチ各スクＩｔ
−＋−２０ａ　、２０ｂｔｉ前方側が後方側Ｉ：比して
狭いピッチに形成されてｌハるから、前方側での汚泥の
圧密が大となり、ケーシング１５とスフ１７　ユ２０＋
ｔ、？Ｑｂとの間は完全２：密着される。加えて、ケー
シング１５の先端にはテーパ管２７が連結されてかり、
ケーシング１５から押出される汚泥は該テーパ管２７に
より更Ｃ二圧縮されること（：なるから、スクリュフィ
ーダ］３の先端にかけるシールが？！！実となる。従っ
て、運転圧力のシールを必要とする装置に対して汚泥８
−＃ｃ給Ｔる場合にも上記移送装置Ａは有効Ｃ：使用す
ることができる。

ところで、上記実施例において、容器１２の開口はあま
り狭くすると上部で汚泥がブリッジを形成して汚泥の供
給がなされなくなってしまう。この開口の大きさはホッ
パ１０Ｃ；おける汚泥の貯留量により異なるが、最小６
００ＵＩＸ　６００ｕ８度とするのが適当である。又、
スクリュフィーダ１３のスクリュ２０ａ、２Ｑｂのピッ
チは前方側を狭く後方側を広くするのではな（て、前方
Ｃ二なるＣ二従って徐々Ｃ：狭（してい（ようにしても
よい。

更に１上記移送装置Ａは、テーパ管２７の部分にペレッ
トダイスを設けることにより、汚泥ペレツターとして用
いることができる。又、汚泥の移送のみではな（、各種
の固液混相流体、粉粒体等の移送に幅広く利用できる。

又更に、上言演施例では二軸のスクリュフィーダ１３は
一基のみ設けたが、汚泥等の移送量が多い場合などイ：
おいては二基以上設けてもよ（、又、ブレーカフィーダ
１４の数についてもスクリュフィーダ１３の数に対応し
て増やしても構わなハ。

「発明の効果」 以上説明したようＣ二、本発明の汚泥等の移送装置は、
二軸のスクリュフィーダとブレーカフィーダとを協働さ
せて汚泥等の被移送物を移送Ｔるようにしたものである
から、有機汚泥はもちろん水分が少なく形状の大きい無
機汚泥のような被移送物でもそのままの状態で連続的＆
：移送することができ、移送可能な物質の範囲が従来の
ネジポンプの場合Ｃ−比し大幅に拡大すると共Ｃ二、被
移送物のブリッジを確実ｆ：防とすることができ、又、
構造が簡略になって消耗部品が少なくなり、保守点検が
容易Ｃ；なる等の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は本発明の移送装置の一実施例を示
すもので、第１図及び第２図は断面図、第３図は平面図
、また、第４図は従来例を示す断面図である。 １２・・・・・・容器、１３・・・・・・スクリュフィ
ーダ、１４・・・・・・ブレーカフィーダ、２９ａ＃２
９ｔ）・・・・・・回転軸、３０・・・・・・押込腕。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 汚泥等の被移送物を受入れる容器の下部に該容器内の被
   移送物を外に押出す二軸のスクリュフィーダが設けられ
   、かつ、上記容器の内部には、上記スクリュフィーダに
   平行な左右一対の回転軸に押込腕がそれぞれ取付けられ
   て成り、該回転軸を互いに逆方向に回転させて、押込腕
   により容器内の被移送物を上記スクリュフィーダに押込
   むブレーカフィーダが設けられたことを特徴とする汚泥
   等の移送装置。