JP2002071424A - 粉粒体定量供給用ドラム型フィーダー - Google Patents

粉粒体定量供給用ドラム型フィーダー

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JP2002071424A
JP2002071424A JP2000266071A JP2000266071A JP2002071424A JP 2002071424 A JP2002071424 A JP 2002071424A JP 2000266071 A JP2000266071 A JP 2000266071A JP 2000266071 A JP2000266071 A JP 2000266071A JP 2002071424 A JP2002071424 A JP 2002071424A
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JP
Japan
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rotary drum
drum
type feeder
granular material
rotary
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Application number
JP2000266071A
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English (en)
Inventor
Motoi Iwata
基 岩田
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KOEI SANGYO
Koei Sangyo Inc
Original Assignee
KOEI SANGYO
Koei Sangyo Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉粒体を破壊したり傷付けることなく定量供
給でき、しかも定量性が確かなドラム型のフィーダーを
提供する。 【解決手段】 複数のスコップ状の掬上部材10を内周
面に定間隔で固着した回転ドラム9を可変速モータ7に
よって鉛直面内で回転動するように支持し、粉粒体投入
用の投入パイプ12を該回転ドラムの開口端部9aより
進入させ該投入パイプの先端を該回転ドラム内底面に対
向させるとともに、上端開口を該回転ドラム内上面に対
向させた排出筒13を該回転ドラムの開口端部9bより
外部に導出してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種粉粒体を定量供
給するためのドラム型フィーダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】粉粒状の材料,食品,薬品等、粉粒体を
定量供給するための装置には、従来からスクリューフィ
ーダー,テーブルフィーダー,ロータリーフィーダー等
が知られている。ところが従来のこれらの装置は、回転
部分と固定部分との微小な隙間に粉粒体が噛み込んで、
粉粒体が圧迫され、粉粒体を破壊したり傷付けることが
避けられないものであった。また、振動フィーダー,ベ
ルトフィーダーではこのように粉粒体を噛み込むことは
ないものの、定量性が不安定である欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、定
量性が確かで、しかも粉粒体を破壊したり傷付けるおそ
れがない粉粒体定量供給用フィーダーを提供しようとす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】そのために本発明に係る
粉粒体定量供給用ドラム型フィーダーは、複数のスコッ
プ状の掬上部材を内周面に定間隔で固着した回転ドラム
を可変速モータによって鉛直面内で回転動するように支
持し、粉粒体投入用の投入パイプを該回転ドラムの開口
端部より進入させ該投入パイプの先端を該回転ドラム内
底面に対向させるとともに、上端開口を該回転ドラム内
上面に対向させた排出筒を該回転ドラムの開口端部より
外部に導出してなることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】次に図面に従い本発明の実施の形
態を説明する。図1はこの粉粒体定量供給用ドラム型フ
ィーダーの縦断面図、図2はそのA−A線断面図で、ケ
ーシング1の側壁に軸受2を設けることにより、回転軸
3と回転軸4とを所定間隔を隔てて該ケーシング1内に
夫々水平に支持し、該各回転軸の外周にゴムローラ5を
固着するとともに、一方の回転軸3のケーシング1外突
出部分をカップリング6を介してギヤードモータ7に接
続し、該モータ7はインバータ8によって可変速し得る
ようにしている。
【0006】9は回転軸3と回転軸4のゴムローラ5上
に横向きに支持することにより、モータ7の駆動によっ
て鉛直面内で矢印の方向に回転動するように支持された
回転ドラムで、該回転ドラムの内周面には、図3にも示
したように、複数のスコップ状の掬上部材10が定間隔
で固着されている。10a,10bは該各掬上部材10
の両側に回転方向に対してハ字状に拡がるように形成さ
れた一対の堤状のガイドである。
【0007】また、11は粉粒体投入用のホッパ、12
は該ホッパの下方に傾斜状に続く投入パイプで、該投入
パイプをケーシング1の側壁を貫通させて回転ドラム9
の一方の開口端部9aより該回転ドラム内に進入させ、
該投入パイプの先端を該回転ドラム内底面に対向させて
いる。
【0008】13は略円錐形の排出筒で、該排出筒は拡
径状の上端開口が該回転ドラム9内上面に対向するよう
にケーシング1の他側壁を貫通して支持することによ
り、下半部を該回転ドラム9の他方の開口端部9bより
外部に導出させている。なお、14はケーシング1の底
部に粉粒体の落ちこぼれを受けるために設けられたトレ
イである。
【0009】このように構成した粉粒体定量供給用ドラ
ム型フィーダーでは、ホッパ11に定量供給しようとす
る粉粒体を装填すると、その粉粒体は投入パイプ12を
通って回転ドラム9内底部に流落する。なお回転ドラム
9が回転していない時は、底部に溜まった粉粒体の粉粒
圧力と投入パイプ12内の粉粒圧力とが等しくなった状
態で粉粒体はそれ以上流入しなくなる。
【0010】そして、該回転ドラム9をモータ7の駆動
によって回転させると、回転ドラム9内底部に堆積した
粉粒体がスコップ状の掬上部材10上に乗り得る一定量
宛掬い上げられ、その回転に伴い該掬上部材10が排出
筒13上に来たとき該掬上部材10は下向きとなって粉
粒体を該排出筒13中に落とす。このため、回転ドラム
9の回転に従い連続的に粉粒体が排出筒13より外部に
排出される。その排出量は一定の大きさの掬上部材10
がドラム内周面に定間隔で設けられていることから粉粒
体の性状が変わらない限りほぼ等量となる。そしてその
量は該回転ドラム9の回転速度にほぼ比例することか
ら、モータ7をインバータ8によって変速することによ
り所望に増減することができる。
【0011】また、このフィーダーでは、粉粒体が回転
ドラム9の回転に伴い掬上部材10によって掬い上げら
れるので、該粉粒体は傷付けられることがない。また、
各掬上部材10では一定量以上の粉粒体を掬い上げるこ
とがないので、確度の高い定量供給が実現される。な
お、ガイド10a,10bはドラム内底部の粉粒体をそ
の回転に伴い中側に寄せて掬上部材10に掬い上げられ
るのを補助する。
【0012】
【発明の効果】このように本発明の粉粒体定量供給用ド
ラム型フィーダーは、複数のスコップ状の掬上部材を内
周面に定間隔で固着した回転ドラムを可変速モータによ
って鉛直面内で回転動するように支持し、粉粒体投入用
の投入パイプを該回転ドラムの開口端部より進入させ該
投入パイプの先端を該回転ドラム内底面に対向させると
ともに、上端開口を該回転ドラム内上面に対向させた排
出筒を該回転ドラムの開口端部より外部に導出してなる
ので、定量性が確かで、しかも粉粒体を破壊したり傷付
けるおそれがないなど顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る粉粒体定量供給用ドラム型フィー
ダーの実施形態を示した縦断面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】図1のフィーダーの回転ドラムの内面の要部斜
視図。
【符号の説明】
1 ケーシング 3,4 回転軸 7 モータ 8 インバータ 9 回転ドラム 9a,9b 開口端部 10 掬上部材 12 投入パイプ 13 排出筒

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスコップ状の掬上部材を内周面に
    定間隔で固着した回転ドラムを可変速モータによって鉛
    直面内で回転動するように支持し、粉粒体投入用の投入
    パイプを該回転ドラムの開口端部より進入させ該投入パ
    イプの先端を該回転ドラム内底面に対向させるととも
    に、上端開口を該回転ドラム内上面に対向させた排出筒
    を該回転ドラムの開口端部より外部に導出してなること
    を特徴とした粉粒体定量供給用ドラム型フィーダー。
JP2000266071A 2000-09-01 2000-09-01 粉粒体定量供給用ドラム型フィーダー Pending JP2002071424A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5680787B1 (ja) * 2014-09-11 2015-03-04 島津工業有限会社 粉体供給装置
CN109761197A (zh) * 2019-01-08 2019-05-17 湖南有色郴州氟化学有限公司 用于氢氟酸生产工艺的反应炉炉尾石膏排渣装置及反应炉

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