JP2567006Y2 - 定量供給装置 - Google Patents

定量供給装置

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JP2567006Y2
JP2567006Y2 JP1991029247U JP2924791U JP2567006Y2 JP 2567006 Y2 JP2567006 Y2 JP 2567006Y2 JP 1991029247 U JP1991029247 U JP 1991029247U JP 2924791 U JP2924791 U JP 2924791U JP 2567006 Y2 JP2567006 Y2 JP 2567006Y2
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JP
Japan
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paddle
screw
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trough
feeder
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正雄 尾上
喜男 原田
博司 臼井
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Nippon Pneumatic Manufacturing Co Ltd
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Nippon Pneumatic Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、プラスチックやセメ
ント等の補強材として用いられるカーボンファイバーや
セラミックウィスカ等の繊維状物質やロックウール等の
綿状物質など、絡みの生じやすい原料の供給に用いられ
る定量供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】繊維状物質や綿状物質は、プラスチック
の補強材として広く用いられている。これら補強材の生
産量の増加は著しいものがあり、近年になって定量搬送
のニーズが高まってきているが、専用の定量供給装置は
知られず、粉粒体の定量供給に用いられるスクリューフ
ィーダがそのまま用いられている現状にある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、従来のスク
リューフィーダにおいては、搬送性に優れた点があるも
のの、原料を攪拌するための機能を殆ど有しないため、
繊維状物質や綿状物質の搬送の定量性が悪く、連続的に
定量供給することができない問題があった。
【0004】この考案は上記の問題点を解決し、凝集し
易い繊維状物質や綿状物質を連続して定量供給すること
ができるようにすることを技術的課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この考案においては、内側部において互に連通す
る2本の平行な円筒形胴部を有するトラフの一端部に原
料ホッパーの下部を接続し、他端部に排出口を設けたケ
ーシングと、上記トラフの各胴部内に組み込まれ、駆動
装置により前記ホッパーから落下する原料を対向部間に
引き込むように互に逆方向に回転される2本のフィーダ
とから成り、各フィーダが、回転軸の外周において周方
向に等間隔に、かつ軸方向に所要の間隔をおいて設けら
れた複数の突軸のそれぞれ先端部にパドルを傾斜状に取
付けたパドルスクリューと、スクリュー羽根とを軸方向
に設けた構成とされ、上記パドルスクリューのパドルを
他方のパドルスクリューにおけるパドルに対して逆向き
に傾斜させ、2本のパドルスクリューの相互間におい
て、パドルを回転軸の軸方向同位置に配置すると共に、
回転軸の周方向に半ピッチ位置をずらして設け、その
ドルスクリューが原料ホッパーの下方に位置するよう各
フィーダを胴部内に組込んだ構成を採用している。
【0006】
【作用】上記の構成から定量供給装置は、原料ホッパー
からトラフに供給された繊維状物質や綿状物質等の原料
を一対のフィーダのパドルフィーダによって解きほぐし
ながら前方に搬送し、スクリュー羽根によりさらに前方
に搬送し、排出口から流出させる。
【0007】
【実施例】図示のように、ケーシング1は、内側部にお
いて互に連通する2本の平行な円筒形胴部2a、2bを
有するトラフ2の上側一端部に原料ホッパー3の下部を
接続し、トラフ2の他端部に排出口4を設けた構成とさ
れている。
【0008】原料ホッパー3の内部には、モータ5によ
って回転される攪拌軸6が設けられ、その攪拌軸6に回
転羽根7が取り付けられている。回転羽根7は、原料ホ
ッパー3の内部に供給された原料を攪拌してブリッジや
ラットホール等の形成を抑制し、トラフ2内に向けての
原料の流動性を向上させる。
【0009】トラフ2の各胴部2a、2bの内部には、
原料ホッパー3からトラフ2に落下する原料を排出口4
に向けて搬送する一対のフィーダ8a、8bが設けられ
ている。
【0010】フィーダ8a、8bのそれぞれは、回転軸
9の外側にパドルスクリュー10とスクリュー羽根11
とを軸方向に取付けた構成とされ、一方のフィーダ8a
のスクリュー羽根11と他方のフィーダ8bのスクリュ
ー羽根11のねじれ方向は逆になっている。
【0011】パドルスクリュー10は、回転軸9に円周
方向に等間隔に並ぶ複数の突軸12を軸方向に所要の間
隔をおいて設け、各突軸12の先端部に円弧状のパドル
13を回転軸9に対して傾斜状に取付けた構成としてお
り、上記パドル13は、同軸上に設けたスクリュー羽根
11のねじれ方向と同方向に傾斜している。
【0012】フィーダ8a、8bは、パドルスクリュー
10が原料ホッパー3の下方に位置するように各胴部2
a、2bの内部に組み込まれている。また、2本のパド
ルスクリュー10の相互間において、パドル13は回転
軸9の軸方向に同位置に配置され、周方向には半ピッチ
位置がずれた配置とされている。これらのフィーダ8
a、8bは、前記モータによって図3の矢印方向に回転
される。
【0013】いま、原料ホッパー3に繊維状物質や綿状
物質などの絡み易く凝集し易い原料を投入すると、その
原料は、回転羽根7の回転により攪拌される。このた
め、原料は、ブリッジやラットホールを形成することな
く下方に流動してトラフ2内に流入する。
【0014】上記トラフ2では一対のフィーダ8a、8
bが互いに逆方向に回転しているため、原料は、各パド
ル13によりくし削られるようにしてパドル13のかみ
合い部間に引き込まれる。このとき、パドル13は他方
のパドルスクリューのパドルと軸方向に同位置に配置さ
れ、しかも、各パドル13は突軸12の先端部に取付け
られてパドル13と回転軸9の外周面間に間隔があけら
れているため、原料は上記パドル13の相対的な回転に
より引き裂かれて効果的に解きほぐされると共に、パド
ル13の傾斜によって図2のAからBに向けて搬送され
る。上記原料がスクリュー羽根11の位置まで搬送され
ると、そのスクリュー羽根11の回転によって原料は排
出口4に向けて搬送され、その排出口4から排出され
る。
【0015】このように、原料はパドル13の回転によ
り解きほぐされ乍ら前方に搬送され、続いてスクリュー
羽根11の回転により搬送されて排出口4から排出され
るため、原料を連続的に定量供給することができる。
【0016】
【考案の効果】以上のように、この考案においては、ト
ラフの各胴部内に組み込んだ一対のフィーダを回転軸の
外側にパドルスクリューとスクリュー羽根とを軸方向に
連続して設けた構成とし、そのパドルスクリューは、回
転軸の外周に設けられた突軸によってパドルを支持し、
その2本のパドルスクリューの相互間において、パドル
を回転軸の軸方向同位置に配置すると共に、周方向に位
置をずらして配置したので、上記パドルスクリューのパ
ドル群によって繊維原料を充分に解きほぐし乍ら前方に
搬送することができると共に、下流側のスクリュー羽根
によって排出口まで搬送することができ、繊維状物質や
綿状物質等の原料を連続して効果的に定量供給すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る定量供給装置の一実施例を示す
横断平面図
【図2】同上の縦断正面図
【図3】図2のIII −III 線に沿った断面図
【符号の説明】
1 ケーシング 2 トラフ 2a、2b 胴部 3 原料ホッパー 4 排出口 8a、8b フィーダ 9 回転軸 10 パドルスクリュー 11 スクリュー羽根 13 パドル

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側部において互に連通する2本の平行
    な円筒形胴部を有するトラフの一端部に原料ホッパーの
    下部を接続し、他端部に排出口を設けたケーシングと、
    上記トラフの各胴部内に組み込まれ、駆動装置により前
    記ホッパーから落下する原料を対向部間に引き込むよう
    に互に逆方向に回転される2本のフィーダとから成り、
    各フィーダが、回転軸の外周において周方向に等間隔
    に、かつ軸方向に所要の間隔をおいて設けられた複数の
    突軸のそれぞれ先端部にパドルを傾斜状に取付けたパド
    ルスクリューと、スクリュー羽根とを軸方向に設けた構
    成とされ、上記パドルスクリューのパドルを他方のパド
    ルスクリューにおけるパドルに対して逆向きに傾斜さ
    せ、2本のパドルスクリューの相互間において、パドル
    を回転軸の軸方向同位置に配置すると共に、回転軸の周
    方向に半ピッチ位置をずらして設け、そのパドルスクリ
    ューが原料ホッパーの下方に位置するよう各フィーダを
    胴部内に組込んだ定量供給装置。
JP1991029247U 1991-04-25 1991-04-25 定量供給装置 Expired - Fee Related JP2567006Y2 (ja)

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JPH04125234U JPH04125234U (ja) 1992-11-16
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