JP2001082711A - 廃棄物の処理方法 - Google Patents

廃棄物の処理方法

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JP2001082711A
JP2001082711A JP25365599A JP25365599A JP2001082711A JP 2001082711 A JP2001082711 A JP 2001082711A JP 25365599 A JP25365599 A JP 25365599A JP 25365599 A JP25365599 A JP 25365599A JP 2001082711 A JP2001082711 A JP 2001082711A
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waste
mixed
liquid
container
crushed
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JP25365599A
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English (en)
Inventor
Hidefumi Toyotake
秀文 豊武
Yoshinobu Sato
吉信 佐藤
Hitoshi Ota
等 太田
Minoru Arai
実 荒井
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Tsukishima Kikai Co Ltd
Original Assignee
Tsukishima Kikai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 破砕した廃棄物を給送するのにピストンポン
プ式の給送手段3を採用した場合でも、容器2に保持さ
れた廃棄物の種別に拘らず、少ない駆動力で円滑な給送
を可能とし得る廃棄物の処理方法を提供する。 【解決手段】 容器2に保持された廃棄物を、この容器
2ごと、または容器2から排出した上で粉砕するととも
に、液状廃棄物Sから分離した固形廃棄物または泥状廃
棄物と混合することにより混合廃棄物を生成し、この混
合廃棄物を給送して処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドラム缶等の容器
に保持されて回収された各種廃棄物を破砕し、キルン等
に給送して焼却処理したりする場合に好適な廃棄物の処
理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種の作業現場や工場等から排出される
建設廃材や樹脂、タール、廃塗料、粘土、コンクリー
ト、廃タイヤなどといった廃棄物は、ドラム缶等の容器
に収容、保持されて処理業者に回収されることが多く、
こうして回収された廃棄物を、上記容器ごと、または該
容器から排出した上で粉砕し、ロータリーキルン等の焼
却炉に給送する処理装置が、例えば特開平5−2693
99号公報に提案されている。しかして、この公報に記
載された処理装置では、低酸素または不活性ガス環境に
維持された雰囲気内の密封環境下とされた当該処理装置
内に、上記容器に保持された廃棄物をエアロックを介し
て搬入し、この廃棄物入り容器をエレベーターによって
上昇させた後に荷降ろしして、廃棄物をドラム缶等の容
器ごと処理する場合にはそのまま、また廃棄物がキャニ
スタ等の容器に保持されていて該容器を回収する場合に
はこの容器を反転させて廃棄物だけを排出した上で、破
砕手段によってこれらの廃棄物を破砕する。
【0003】ここで、この破砕手段は、一対の互いに反
対のテーパーのかかったオーガースクリューを有する二
重オーガーであって、この破砕手段に投入された廃棄物
は、ドラム缶に保持されたままであっても、ドラム缶ご
と上記一対のオーガースクリューの間に巻き込まれて細
かく破砕される。そして、このように破砕された廃棄物
は、単一オーガースクリューを有する単一オーガーによ
ってさらに細かく破砕されるとともに圧縮されて押し出
され、上記焼却炉に接続された給送管を通して該焼却炉
に給送されて焼却処理される。従って、このような処理
装置によれば、この単一オーガーによって廃棄物が圧縮
されて給送管を通して給送されることにより、処理装置
内の低酸素または不活性ガス環境に維持された雰囲気内
の密封環境がより確実に維持されるので、上記容器に保
持された廃棄物中に可燃物が混入していたりしても、か
かる廃棄物がこの処理装置内で発火してしまったりする
ような事態を防止することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、各種の作業
現場や工場から排出される廃棄物には様々な種類のもの
があって、中には上述のように可燃物が混入しているこ
とも多いことから、上記処理装置によって破砕された廃
棄物をこのように焼却炉によって焼却して処理する場合
においては、廃棄物が処理装置に搬入される前の取り扱
いにおける引火等に対しての安全性を確保するために、
当該処理装置と焼却炉とは、できるだけ離して配置する
のが望ましい。ところが、こうして処理装置と焼却炉と
を離して配置すると、上記単一のオーガーだけでは、こ
の処理装置において破砕された廃棄物を焼却炉に給送す
ることが困難となる。その一方で、この破砕された廃棄
物を、例えばベルトコンベアなどに移し替えて焼却炉に
給送しようとしたりすると、処理装置内や処理装置から
焼却炉にかけての上記密封環境が損なわれてしまうとい
う問題が生じる。
【0005】そこで、このように処理装置と焼却炉とを
離して配置した場合でも、密封環境を維持しつつ破砕さ
れた廃棄物を確実に給送する手段として、処理装置の上
記単一オーガーの先端をシリンダーの側部に密封状態で
連結するとともに、該シリンダー内にはプランジャーを
進退可能に挿入し、単一のオーガーによってこのシリン
ダー内に押し込まれた上記破砕された廃棄物を、該シリ
ンダーの先端に連結した給送管に上記プランジャーによ
って順次圧送して焼却炉に給送するといった、いわゆる
ピストンポンプ式の給送手段を用いることが考えられて
いる。しかるに、このような給送手段によれば、処理装
置と焼却炉とが離れて配置されていたり、処理装置に対
して焼却炉が高い位置に配置されていたりしても、破砕
された廃棄物を確実に給送することができるとともに、
このようなシリンダーでは密封性を確保することが容易
であるため、処理装置から給送管を介して焼却炉までを
密封環境に維持することが可能となる。
【0006】しかしながら、このようなピストンポンプ
式の給送手段を採用した場合には、容器内に保持されて
回収された廃棄物が金属片やコンクリート塊等ばかりで
あって、潤滑性のきわめて乏しいものであったりする
と、破砕されてシリンダー内に押し込まれたこの廃棄物
を圧送する際のシリンダーと廃棄物との間の摩擦抵抗が
著しく増大し、プランジャーの進退により大きな駆動力
が必要とされたり、円滑な給送が阻害されたりするとい
う問題が生じる。また、その一方で、この容器内に保持
された廃棄物が汚水や廃油、各種廃液等の液状廃棄物を
多量に含んでいたりするものであったりしても、特に処
理装置に対して焼却炉が高い位置に配置されていた場合
に、かかる廃棄物が給送管を逆流してしまって円滑な給
送が困難となるおそれがある。
【0007】本発明は、このような背景の下になされた
もので、例えば破砕した廃棄物を給送するのに上記ピス
トンポンプ式の給送手段を採用した場合でも、容器に保
持された廃棄物の種別に拘らず、少ない駆動力で円滑な
給送を可能とし得る廃棄物の処理方法を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決して、こ
のような目的を達成するために、本発明は、容器に保持
された廃棄物を、この容器ごと、または該容器から排出
した上で粉砕するとともに、液状廃棄物から分離した固
形廃棄物または泥状廃棄物と混合することにより混合廃
棄物を生成し、この混合廃棄物を給送して処理すること
を特徴とする。従って、このような廃棄物の処理方法に
よれば、容器に保持された廃棄物が潤滑性に乏しいもの
であっても、液状廃棄物から分離した液分を伴うプラス
チック片や砂利、ガレキ、金属片等の固形廃棄物や、液
分を含んだ汚泥、スラッジ等の泥状廃棄物と適当な比率
で混合して混合廃棄物とすることにより、給送されるこ
の混合廃棄物に必要な潤滑性を与えることができる。し
かも、上記容器に保持された廃棄物と混合されるのは、
同じ廃棄物である汚水や廃油、廃液等の液状廃棄物から
分離された固形廃棄物や泥状廃棄物であるので、かかる
廃棄物の処理も上記焼却炉などによって併せて行うこと
ができ、効率的である。
【0009】ここで、本発明の処理方法においては、上
記容器に保持された廃棄物が破砕されることにより細分
化されて混合廃棄物として給送されるので、これを、例
えば上記特開平5−269399号公報に記載されてい
るようにオーガースクリューを備えた単一オーガーのよ
うな給送手段によって給送することも可能ではあるが、
上述のようにこの混合廃棄物に潤滑性を与えることが可
能であることから、特にこの上記混合廃棄物をピストン
ポンプ式の給送手段によって給送する場合において、摩
擦抵抗の増大を招くことなく円滑な給送を行うことがで
きて効果的であるとともに、例えばかかるピストンポン
プ式の給送手段のシリンダー内に別に潤滑剤を供給した
りするのに比べて経済的である。また、上記容器に保持
された廃棄物は、これを破砕した後に上記固形廃棄物や
泥状廃棄物と混合して混合廃棄物に生成するようにして
もよいが、該容器に保持された廃棄物をこの固形廃棄物
や泥状廃棄物と混合しつつ破砕するようにすれば、これ
らの廃棄物が均一に混合された混合廃棄物を生成するこ
とができ、該混合廃棄物を焼却したりする場合でも、安
定した処理を図ることができる。
【0010】さらに、特に上記ピストンポンプ式の給送
手段を採用した場合などにおいて、上記固形廃棄物や泥
状廃棄物と混合して混合廃棄物を生成しても摩擦抵抗を
十分に低減できないときなどには、上記混合廃棄物に、
上記液状廃棄物から分離された廃液をさらに混合して給
送するのが望ましい。一方、逆に、容器内に保持された
廃棄物が液状廃棄物を多量に含んでいる場合には、上記
容器に保持された廃棄物に、さらに上記液状廃棄物から
分離された固形廃棄物以外の固形状廃棄物を混合して粉
砕するようにし、これと上記固形廃棄物や泥状廃棄物と
を混合して混合廃棄物を生成することにより、この給送
される混合廃棄物が給送管を逆流したりしないように調
整するのが望ましい。さらにまた、上記液状廃棄物から
固形廃棄物や泥状廃棄物を分離するに際して、該液状廃
棄物を受け入れ槽に受け入れて泥状廃棄物を沈降分離さ
せたりする場合においては、かかる受け入れ槽を窒素パ
ージなどによって酸素濃度が少なくとも大気以下、望ま
しくは4〜6%またはこれ以下の低酸素環境に維持する
ことにより、可燃性の液状廃棄物が受け入れられたとし
ても安全性を確保することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の廃棄物の処理方
法の一実施形態に係わる廃棄物の処理システムを示すも
のである。この図1において符号1で示すのは、ドラム
缶等の容器2に保持された廃棄物を、この容器2ごと、
あるいは該容器2から排出した上で破砕し、ピストンポ
ンプ式の給送手段3のシリンダー3A内に押し込む処理
装置であって、この処理装置1は、上記特開平5−26
9399号公報に記載の処理装置と略同様の構成を有し
ている。すなわち、この処理装置1は、回収された上記
容器2を搬入するコンベア4と、このコンベア4によっ
て搬入された容器2を上方に輸送するエレベーター5
と、このエレベーター5の上部出口にエアロック6を介
して連結された装置本体7とを備えており、この装置本
体7およびエアロック6は気密構造とされていて、その
内部は窒素ガス発生装置8から供給される窒素ガスによ
ってパージされて酸素濃度が4〜6%程度に維持されて
いる。
【0012】さらに、この装置本体7内の上部には、上
記エアロック6から水平に引き込まれた上記容器2を荷
降ろしして下方に投下する荷降ろし手段9が設けられて
おり、この荷降ろし手段9の下方には、互いに平行な水
平軸線回りに回転可能に支持され、かつ互いに反対向き
のテーパがかかったオーガースクリュー10A,10B
を有する二重オーガーよりなる破砕手段10が設けられ
ている。なお、これらのオーガスクリュー10A,10
Bは、互いの対向する部分がその間に挟まれた廃棄物を
下方に巻き込むように、上記水平軸線回りに反対方向に
回転させられる。また、この破砕手段10のさらに下方
には、やはり水平な軸線回りに回転可能とされたテーパ
がかかった単一のオーガースクリュー11Aよりなる混
合手段11が設けられており、このオーガースクリュー
11Aの先細りとなる先端部には供給管11Bが取り付
けられていて、この供給管11Bのさらに先端には、上
記破砕手段10によって破砕されてこの混合手段11に
よって混合された廃棄物を上記給送手段3のシリンダー
に下向きに供給管12Aを介して供給する供給手段12
が設けられている。
【0013】なお、この供給手段12も上記混合手段1
1と同様にテーパがかかった単一のオーガースクリュー
12Bを備えたものであって、このオーガースクリュー
12Bはその先細りとなる先端部を下向きとして鉛直軸
線回りに回転可能とされている。また、この供給手段1
2のオーガースクリュー12Bを取り囲むケーシング
と、上記混合手段11のオーガースクリュー11Aの下
側外周を取り囲むケーシングとは、これらオーガースク
リュー11A,12Aの先端側に向かうに従いその内径
が縮径するテーパ状に形成されている一方、供給手段1
2から給送手段3のシリンダー3Aに廃棄物を供給する
上記供給管12Aは、これとは逆に先端側、すなわち給
送手段3のシリンダー3A側に向かうに従い拡径するテ
ーパ状とされている。
【0014】また、この給送手段3は、水平に配置され
た上記シリンダー3Aの後端側側部に上記供給管12A
が密封状態で連結されるとともに、このシリンダー3A
の内部には図示されないプランジャーが進退可能に挿入
されたものであって、さらにこのシリンダー3Aの先端
部には、やはり図示されないゲートバルブを介して給送
管3Bが連結されている。そして、この給送管3Bは、
シリンダー3Aから上方に延びた後、当該処理装置1か
ら離れて配置されたロータリーキルン等の焼却炉を備え
た処理手段13に連結されている。なお、このゲートバ
ルブおよびプランジャーの先端には、金属片やコンクリ
ート塊、建築廃材等の廃棄物を切断するための切刃が設
けられており、比較的大きなこれらの廃棄物がシリンダ
ー3Aに供給されても、これを供給管12Aや給送管3
Bとの連結部で切断して、閉塞等が生じないようになさ
れている。
【0015】このように構成された本実施形態の処理装
置1において、上記特開平5−269399号公報に記
載された処理装置と大きく異なっているのは、上記装置
本体7の上部に、液状廃棄物Sから分離された固形廃棄
物または泥状廃棄物の供給管14が連結されている点で
ある。すなわち、この装置本体7の上記破砕手段10よ
りも上方には、内部にスクリューフィーダー14Aが挿
入された上記供給管14が気密状態で連結されており、
この供給管14はさらに、液状廃棄物Sの受け入れ槽1
5の底面15Aに配設された掻き上げコンベア16にや
はり気密に連結されている。
【0016】ここで、この受け入れ槽15は、上記底面
15Aが傾斜面とされたものであって、その上部は受け
入れ口15B,15Cを備えた蓋体15Dによって密封
されるとともに、内部は上記窒素ガス発生装置8から供
給された窒素ガスによってパージされることにより、酸
素濃度が少なくとも大気以下、望ましくは上記処理装置
1内と同様に4〜6%またはそれ以下の低酸素環境に維
持されている。また、上記掻き上げコンベア16は、底
面15Aの傾斜に沿って延びるスクリューフィーダー1
6Aを備えていて、受け入れ槽15に受け入れられた液
状廃棄物Sから底面15Aに沈降分離したプラスチック
片や砂利、ガレキ、金属片等の固形廃棄物または汚泥や
スラッジ等の泥状廃棄物、あるいはこれら固形廃棄物と
泥状廃棄物との双方を、このスクリューフィーダー16
Aによって掻き上げて上記供給管14に供給可能とされ
ている。
【0017】なお、上記受け入れ口15B,15Cのう
ち一方の受け入れ口15Bは、図1上側に示すようにロ
ーリー車やバキュームダンパー車などの液状廃棄物搬送
手段17のタンク17Aからホース17Bを介して液状
廃棄物Sを受け入れ可能とされたものであり、他方の受
け入れ口15Cは図1下側に示すように上記タンク17
Aを傾斜させるとともに後端を解放することにより、こ
のタンク17Aの底部に沈降した固形廃棄物や泥状廃棄
物を掻き出して受け入れ槽15に受け入れ可能としたも
のであって、これらの受け入れ口15B,15Cは、使
用しないときには密封されている。また、本実施形態で
は、このような受け入れ槽15が2槽、同じ高さで水平
方向に並列に設けられている。
【0018】さらに、この受け入れ槽15内には、廃液
受け入れタンク18にバルブ18Aを介して連通する複
数の廃液受け入れ口18B…が鉛直方向に間隔を開けて
設けられており、この廃液受け入れタンク18は、廃液
送りポンプ18Cを介して廃液タンク19に連結される
とともに、この廃液送りポンプ18Cは供給手段12の
上記供給管12Aにも連結可能とされていて、送られる
廃液を必要に応じて適当量だけこの供給管12Aに供給
可能とされている。なお、この図に示した廃棄物の処理
システムにおける各部の操作は、すべてコンピューター
等によって自動的に制御可能とされている。
【0019】次に、このように構成された処理システム
を用いて、本発明の廃棄物の処理方法を実施する場合の
一実施形態について説明する。まず、各種の作業現場や
工場などにおいて生じた廃棄物は、上記ドラム缶等の容
器2に収容されて回収され、該容器2に保持されたまま
コンベア4に載置される。次いで、この廃棄物を保持し
た容器2は、コンベア4からエレベーター5によって上
昇させられ、エアロック6を介して処理装置1の装置本
体7内の窒素ガスでパージされた雰囲気を維持したまま
該装置本体7内に装入される。さらに、こうして装入さ
れた容器2に保持された廃棄物は、該容器2ごと処理す
る場合は荷降ろし手段9によって容器2に保持されたま
ま下方の破砕手段10に投入され、また容器2が箱型の
キャニスターなどであって廃棄物だけを処理して容器2
は回収する場合は、荷降ろし手段9によりこの容器2を
反転して中の廃棄物だけを排出し、破砕手段10に投入
する。
【0020】一方、上記受け入れ槽15においては、汚
泥を含んだ汚水、廃油、または各種廃液、あるいはこれ
らに異物としてプラスチック片や砂利、ガレキ、金属片
等の固形廃棄物が含有されたものが、液状廃棄物Sの搬
送手段17のタンク17Aからホース17Bによって上
記受け入れ口15Bを介して、またはタンク17Aから
受け入れ口15Cを介して直接的に受け入れられ、当該
受け入れ槽15内が窒素ガスによってパージされた状態
で、上記固形廃棄物がそのまま底面15Aに沈降した
り、あるいは微細な固形分が沈降分離して泥状廃棄物と
して底面15Aに堆積したりし、また液分は廃液受け入
れ口18B…からそれぞれバルブ18Aを介して廃液受
け入れタンク18に収容される。そして、さらに上記固
形廃棄物や泥状廃棄物は、掻き上げコンベア16のスク
リューフィーダー16Aによって掻き上げられて受け入
れ槽15から抜き出され、供給管14を通って処理装置
1に供給されてその装置本体7内に上記破砕手段10の
上方から投入される。
【0021】しかして、こうして破砕手段10に投入さ
れた廃棄物を保持した容器2または容器2から排出され
た廃棄物は、破砕手段10の互いに反対向きに回転する
一対のスクリューオーガー10A,10Bによって、供
給管14から供給された固形廃棄物や泥状廃棄物と混合
されながら、容器2に保持されたまま投入された場合に
は該容器2ごと、また供給管14から固形廃棄物が供給
された場合にはこの固形廃棄物も含めて、粗破砕がなさ
れ、さらに両スクリューオーガー10A,10Bの間か
ら下方の混合手段11に投入される。そして、この混合
手段11の単一のオーガースクリュー11Aの回転によ
って、これら廃棄物や容器2の破片がさらに細かく破砕
されるとともに固形廃棄物や泥状廃棄物と十分に混合さ
れ、しかもその先端側に送り出されるに従い漸次圧縮さ
れて、適当な潤滑性と粘性とを備えた混合廃棄物に生成
される。さらに、このように生成された混合廃棄物は、
上記供給手段12からそのオーガスクリュー12Bによ
って供給管12Aを通して給送手段3のシリンダー3A
内に押し込まれ、上記ゲートバルブの開閉とプランジャ
ーの進退とによって給送管3Bに順次圧送されて処理手
段13に給送され、焼却処理される。
【0022】このように、上記構成の廃棄物の処理方法
によれば、まず、処理装置1において破砕された廃棄物
を、ロータリーキルン等の焼却炉を備えた処理手段13
に給送するのに、上記ピストンポンプ式の給送手段3を
採用しており、従ってこの処理手段13が当該処理シス
テムのように処理装置1から、例えば100m程度離れ
ていたり、処理手段13が処理装置1や給送手段3より
も上方に配置されていたりしても、この廃棄物を確実に
給送することができ、破砕前の廃棄物の取り扱い上の安
全性を確保することができる。また、このようなピスト
ンポンプ式の給送手段3を採用することにより、処理装
置1の装置本体7から給送手段3およびその給送管3B
にかけての気密性を維持することができ、その内部が窒
素ガスによってパージされた状態を保って一層の安全性
の確保を図ることができる。
【0023】そして、上記処理方法においては、このよ
うにピストンポンプ式の給送手段3を採用するに際し
て、上記破砕手段10によって破砕された廃棄物が、上
記液状廃棄物Sから分離されて液分を伴った固形廃棄物
や液分を残した泥状廃棄物と、該破砕手段10と混合手
段11とによって混合されて混合廃棄物に生成されるこ
とにより、この混合廃棄物に上述のような適当な潤滑性
と粘性とを与えることができ、このような混合廃棄物が
上記ピストンポンプ式の給送手段3に供給されて処理手
段13に給送されるので、容器2に保持された廃棄物が
金属片やコンクリート塊だけであって潤滑性に乏しい場
合などであっても、この給送手段3においてシリンダー
3Aとの間の摩擦抵抗が著しく増大したりするのを防ぐ
ことができる。従って、上記構成の廃棄物の処理方法に
よれば、この給送手段3のプランジャーの進退に過大な
駆動力を要したりすることがなく、上記混合廃棄物を円
滑かつ確実に上記処理手段13に給送することが可能と
なる。
【0024】しかも、こうして給送される混合廃棄物に
適当な潤滑性と粘性とを与えるのが、上記処理方法にお
いては、容器2に保持された廃棄物と同じく処理手段1
3において処理されるべき、液状廃棄物Sから分離され
た固形廃棄物や泥状廃棄物であるので、例えば給送手段
3の潤滑のために別に潤滑剤などを供給したりするのに
比べて経済的であるとともに、かかる固形廃棄物や泥状
廃棄物を容器2に保持されて回収された廃棄物と合わせ
て処理することができ、効率的である。また、このよう
に液状廃棄物Sを、固形物そのものである固形廃棄物や
固形分の多い泥状廃棄物と液状の廃液とに分離すること
により、その後の処理における取り扱いを容易に行うこ
とができる。
【0025】さらに、こうして容器2に保持された廃棄
物と液状廃棄物Sから分離した固形廃棄物や泥状廃棄物
とを混合して混合廃棄物を生成することにより、この処
理される混合廃棄物において、その組成や供給量を安定
化させることができるので、かかる混合廃棄物を本実施
形態のように焼却処理する場合などに、その排ガス中の
COの発生を抑制することができ、ダイオキシン等の有
害物質の低減を図ることもできる。さらにまた、ピスト
ンポンプ式の給送手段3のシリンダー3Aに適度な潤滑
性と粘性とを有する混合廃棄物が押し込まれて供給され
ることにより、上記処理方法ではこのシリンダー3A内
においても、その供給手段12の供給管12B側を給送
管3B側に対してより高い密封状態に維持することがで
き、これによって処理装置1の装置本体7内が窒素ガス
でパージされた状態を確実に保って、安全性の一層の向
上を図ることができるという利点も得られる。
【0026】一方、上記処理システムにおいては、液状
廃棄物Sを受け入れて固形廃棄物や泥状廃棄物を分離す
る受け入れ槽15も、蓋体15Dを備えてその内部が窒
素ガスによりパージされることにより低酸素濃度に維持
されており、従って廃油などの可燃性の液状廃棄物Sが
受け入れられた場合でも、十分な安全性を確保すること
が可能となる。しかも、上記受け入れ槽15において
は、ローリー車やバキュームダンパー車等の搬送手段1
7のタンク17Aから液状廃棄物Sを受け入れる受け入
れ口が、このタンク17Aからホース17Bを介して液
状廃棄物Sを受け入れる一方の受け入れ口15Bと、そ
の後にタンク17A底部に残った固形廃棄物や泥状廃棄
物を受け入れる他方の受け入れ口15Cとに分けられて
いるので、パージされた受け入れ槽15内の雰囲気を損
なうことなく、液状廃棄物Sの受け入れが可能であり、
一層の安全性の確保を図ることができる。さらに、上記
処理システムでは2槽の受け入れ槽15,15が備えら
れており、このような複数の受け入れ槽15…を備える
ことにより、例えば各受け入れ槽15ごとに汚水、廃
油、廃液などといった異なる液状廃棄物Sを受け入れる
ようにすることも可能となる。
【0027】なお、上述のように混合廃棄物に適当な潤
滑性と粘性とを与えるには、容器2に保持された廃棄物
の性状や量に応じて供給管14から供給する泥状廃棄物
の供給量を調整し、混合廃棄物中における混合比率を適
正化すればよいのであるが、例えば容器2に保持された
廃棄物にプラスチック、木材、金属、ガレキおよび乾燥
した紙や布等の固形物が多く含まれていたりした場合に
は、供給管14から供給されて混合された固形廃棄物や
泥状廃棄物の液分だけでは、生成された混合廃棄物に摩
擦抵抗を低減するだけの十分な潤滑性や粘性を与えるこ
とができなくなるおそれが生じる。
【0028】しかるに、このような事態が生じた場合で
も、上記処理システムにおいては、上記受け入れ槽15
から廃液受け入れタンク18に受け入れられた廃液を廃
液タンク19に送る廃液送りポンプ18Cが、処理装置
1から給送手段3に混合廃棄物を供給する供給手段12
の供給管12Aにも連結可能とされており、この廃液送
りポンプ18Cによって廃液受け入れタンク18から供
給管12Aに廃液を適当量供給することにより、混合廃
棄物の潤滑性や粘性をさらに適正化することが可能とな
って、給送手段3における摩擦抵抗を確実に低減するこ
とができる。ただし、本実施形態ではこのように受け入
れ槽15の液状廃棄物Sから廃液受け入れタンク18に
受け入れられた廃液を供給手段12に供給可能としてい
るが、このように混合廃棄物の潤滑性や粘性を適正化す
る目的で供給する廃液としては、これ以外に、例えば外
部からの廃油やスラッジを使用することも可能である。
【0029】次に、図2は本発明の第2の実施形態に係
わる廃棄物の処理システムを示すものであり、図1に示
した処理システムと共通する要素には同一の符号を配し
て説明を省略する。すなわち、この第2の実施形態に係
わる処理システムでは、まず第1に、処理装置1の装置
本体7の天井部にもエアロック21が設けられており、
装置本体7内を窒素ガスでパージした状態を維持しつ
つ、このエアロック21からクレーン等の投入手段22
によって、上記液状廃棄物Sから分離された固形廃棄物
以外のプラスチック片や砂利、ガレキ、金属片、木材や
建築廃材等の固形状廃棄物を装置本体7内に投入し、エ
アロック6から供給された容器2に保持された廃棄物お
よび供給管14から供給された上記固形廃棄物や泥状廃
棄物とともに、破砕手段10および混合手段11によっ
て破砕、混合可能とされている点が、上記第1の実施形
態に係わる処理システムに対して異なっている。また、
この処理システムでは、処理装置1にエレベーター5が
設けられず、コンベア4から水平にエアロック6を介し
て装置本体7に容器2に保持された廃棄物が装入可能と
されている。さらに、受け入れ槽15においては、その
蓋体15Dが、図2下側に示すように上記一方の受け入
れ口15Bが設けられた部分が跳ね上げ可能とされて、
ここから搬送手段17のタンク17A内の泥状廃棄物を
直接受け入れ可能とされている点も異なっている。
【0030】しかして、このように構成された処理シス
テムによる本発明の第2の実施形態の処理方法によれ
ば、処理装置1の装置本体7天井部に設けられたエアロ
ック21から固形状廃棄物を装入して破砕、混合可能と
されているので、例えば容器2に保持されて装置本体7
に装入される廃棄物が、廃油や廃液などの液状廃棄物を
多く含有するものであったとしても、これと上記固形廃
棄物や泥状廃棄物とに、さらに上記固形状廃棄物とを混
合することによって、混合廃棄物の流動性をピストンポ
ンプ式の給送手段3によって給送するのに適当なものと
することができ、特に上記処理システムのようにこの給
送手段3の給送管3Bが上方に向けて延びている場合で
も、混合廃棄物の逆流を防いで確実な給送を行うことが
できる。また、このように装置本体7に装入される廃棄
物の流動性が高い場合には、上記混合手段11から供給
手段12にかけて廃棄物が速やかに流れ出てしまうた
め、装置本体7内の窒素ガスによるパージが損なわれが
ちであるが、本実施形態ではさらに上記固形状廃棄物を
混合することにより、これら混合手段11や供給手段1
2において混合廃棄物が圧縮されて窒素ガスの流出が抑
えられるので、かかる場合でも装置本体7内の密封性を
確実に確保できるという効果も得られる。
【0031】なお、これら図1、図2に示した処理シス
テムでは、処理装置1の装置本体7において、上記固形
廃棄物や泥状廃棄物を供給する供給管14が破砕手段1
0の上方に連結されており、これにより破砕手段10に
おいて容器2に保持された廃棄物が破砕される際にも、
これら固形廃棄物や泥状廃棄物との混合が促されるとい
う効果を得ているが、この供給管14は、例えば上記破
砕手段10と混合手段11との間において装置本体7に
連結されるように配置してもよい。ただし、これらの処
理システムによる上記第1、第2の実施形態の処理方法
のように、容器2に保持された廃棄物を固形廃棄物や泥
状廃棄物と混合しながら破砕手段10によって破砕する
ようにした場合には、これと混合手段11による混合と
によって均一な混合廃棄物を生成することが可能とな
り、給送された混合廃棄物を上記処理手段13としての
焼却炉において処理する場合に安定した焼却処理を促す
ことができる。また、容器2に保持される廃棄物や受け
入れ槽15に受け入れられる液状廃棄物S、あるいは第
2の実施形態においてエアロック21から装入される固
形状廃棄物としては、上述したもの以外でも、あらゆる
廃棄物を処理することが可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
容器に保持されて破砕される廃棄物に、液状廃棄物から
分離した固形廃棄物や泥状廃棄物を混合して混合廃棄物
を生成することにより、この混合廃棄物に適当な潤滑
性、粘性、あるいは流動性を与えることができるので、
例えばこの混合廃棄物をピストンポンプ式の給送手段に
よって給送する場合でも、給送時に過大な摩擦抵抗が生
じたりすることがなく、少ない駆動力で確実に混合廃棄
物の給送を図って処理することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係わる廃棄物の処
理システムの説明図である。
【図2】 本発明の第2の実施形態に係わる廃棄物の処
理システムの説明図である。
【符号の説明】
1 処理装置 2 容器 3 給送手段 3A シリンダー 3B 給送管 6,21 エアロック 7 装置本体 8 窒素ガス発生装置 9 荷降ろし手段 10 破砕手段 11 混合手段 12 供給手段 13 処理手段 14 泥状廃棄物の供給管 15 受け入れ槽 16 掻き上げコンベア 18 廃液受け入れタンク 18C 廃液送りポンプ 19 廃液タンク S 液状廃棄物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 等 東京都中央区佃2丁目17番15号 月島機械 株式会社内 (72)発明者 荒井 実 東京都中央区佃2丁目17番15号 月島機械 株式会社内 Fターム(参考) 3K065 AA07 AC02 BA05 CA02 CA04 CA08 CA18 4D004 AA46 CA04 CA28 CB09 CB13 4D065 CA12 EA05 EA08 EB17 EB20 ED03 ED13 ED20 ED32 ED46

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器に保持された廃棄物を、この容器ご
    と、または該容器から排出した上で粉砕するとともに、
    液状廃棄物から分離した固形廃棄物または泥状廃棄物と
    混合することにより混合廃棄物を生成し、この混合廃棄
    物を給送して処理することを特徴とする廃棄物の処理方
    法。
  2. 【請求項2】 上記混合廃棄物を、ピストンポンプ式の
    給送手段によって給送することを特徴とする請求項1に
    記載の廃棄物の処理方法。
  3. 【請求項3】 上記容器に保持された廃棄物を、上記固
    形廃棄物または泥状廃棄物と混合しながら破砕すること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の廃棄物の
    処理方法。
  4. 【請求項4】 上記混合廃棄物に、上記液状廃棄物から
    分離された廃液を混合して給送することを特徴とする請
    求項1ないし請求項3のいずれかに記載の廃棄物の処理
    方法。
  5. 【請求項5】 上記容器に保持された廃棄物に、さらに
    固形状廃棄物を混合して粉砕することを特徴とする請求
    項1ないし請求項4のいずれかに記載の廃棄物の処理方
    法。
  6. 【請求項6】 上記液状廃棄物を、低酸素環境に維持さ
    れた受け入れ槽に受け入れて上記固形廃棄物または泥状
    廃棄物を分離することを特徴とする請求項1ないし請求
    項5のいずれかに記載の廃棄物の処理方法。
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