JPH08503415A - 危険な物質を含有するガラス製物体の処理方法およびその装置 - Google Patents

危険な物質を含有するガラス製物体の処理方法およびその装置

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JPH08503415A JP51279894A JP51279894A JPH08503415A JP H08503415 A JPH08503415 A JP H08503415A JP 51279894 A JP51279894 A JP 51279894A JP 51279894 A JP51279894 A JP 51279894A JP H08503415 A JPH08503415 A JP H08503415A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、蛍光灯および同様の物体の効率的かつ連続的処理に適し、また同時に、得られたガラスおよび金属スクラップを高度の清浄度まで清浄する方法および装置に関するものである。本発明では、処理対象物体を液体スプレー・エア・ロック(4)を通じて破砕装置(3)に供給し、ここで破砕を行ない、得られた破砕物を高圧液体ジェット(8)で洗浄し、続いてガラスと金属を洗浄液から分離し、液体を処理して中和し、危険な物質を分離する。破砕・洗浄装置は、破砕装置(3)のフィード・コーン(2)へ蛍光灯を引き上げるのに適したコンベア(1)を有し、ここから蛍光灯は自重で破砕装置(3)中へ落下する。破砕装置(3)から出る破砕物は、洗浄ドラム(6)へ移送され、洗浄ドラム(6)は洗浄物を上流側に上昇させて、分離ドラム(10)へ送り込み、ここでガラスは金属部分から分離される。洗浄水は出口ノズル(15)を介して水処理装置へ導かれる。

Description

【発明の詳細な説明】 危険な物質を含有するガラス製物体の処理方法およびその装置 本発明は、請求項1の前文にしたがい、危険な物質を含有する主としてガラス からなる蛍光灯および同様の物体を、その危険な物質を危険のない物質に変換す るようにして処理するための方法に関するものである。また、本発明は、請求項 1の前文にしたがい、前記の方法を実施するための装置に関するものである。 蛍光灯やナトリウム・ランプなど、さまざまな光源が有毒物質を含有しており 、このため、これらの光源を廃棄する場合、危険な廃棄物となっている。水銀を 含有する温度計、受像管、スイッチ、その他、環境に危険な物質を組み入れた装 置についても同様の問題がある。このような装置がこわれると、含有されている 危険な物質が環境中に放出されて、たとえば蛍光灯に含有されている水銀は、微 生物によって容易にメチル水銀に変換されるため、生物の生態系に取り込まれて 、有毒物質となり、栄養富化過程で容易に蓄積されることとなる。 水銀含有廃棄物の処理のため、多くの方法が開発されている。実務面から、こ れらの方法は、蒸留法と湿式法の二つに大別される。乾式蒸留法では、水銀は気 化、縮合される。すなわち、蒸留される。この方法では、かなり高い純度の水銀 回収が可能であり、最終製品は、比較的純粋な水銀となり、これは再利用に適し ている。湿式法においては、水銀またはその他の危険な物質を含有する物体を破 壊し、液体に浸漬し、水銀を洗浄液に移行させることを目標としている。次いで 液中に含有された水銀を析出させて金属塩析出物とし、かくして水銀を環境上の 危険のない溶解度の低いものとする。 先行技術においては、処理対象の蛍光灯を分別し、手作業でフィード・コンベ ヤー上に載せ、次いで蛍光灯の端部を切断し、ガラス管の内壁をエア吹き付けに よって清浄する。粉体層として内面に付着した蛍光性リン系物質と水銀は、エア 吹き付けにしたがって気密タンクに導かれ、このタンク中で吹き付けエアを、大 気中へ放出する前に活性炭フィルターによって濾過する。次いで、蛍光灯のガラ スと金属部分は、再循環に移される。この方法には、ランプの分別と移載など、 手作業の比率が高く、エア吹き付けによる掻き取りの結果が良くないという欠陥 がある。排出される吹き付けエアの質を継続して監視する必要があり、水銀が環 境中に放出されないように、フィルターを定期的に交換しなければならない。使 用済みフィルターは、その中にある濾過物質が化学的に危険のない化合物として 拘束されないため、環境に危険をもたらすという問題がある。 乾式蒸留法では、処理対象の廃棄物を蒸留室に入れ、これを400〜500℃ に加熱し、真空ポンプによって一部真空とする。水銀を気化して、廃棄物から剥 がすと、空気の流れにともなって蒸留室から排出することができる。有機物は、 約800℃での加熱によってエアの流れから除去され、排ガスは比較的低温にま で冷却され、これによって水銀は凝縮され、エアの流れから分離される。使用さ れた担体ガスの残りは、たとえば活性炭濾過などによって清浄され、次いで、真 空ポンプを用いて系から取り出される。 乾式蒸留法は低速で、エネルギー消費が大きい。これは、処理対象の物質ばか りでなく、真空室も、バッチごとに高温に加熱する必要があり、次いで蒸留後に は再び冷却しなければならないからである。その結果、エネルギー・ロスが発生 する。このプロセスの容量を改善するため、ガラス管を破砕し、粗大なガラス粒 と金属を振動スクリーン上で細粒ガラス粒から分離し、細粒分だけに蒸留ステッ プを行なうという分別装置が開発されている。これは、水銀が主として細粒に付 着しており、粗大粒はそれ以上の処理を行なわずに再循環させることができるか らである。この方法の主たる欠陥は、バッチ式作業であることと、破砕物の粗大 粒分と共に、環境中にかなりの量の水銀が放出されるおそれがあるという点など である。 現在使用されている湿式法は、処理対象の管を、液を満たしたタンクに入れ、 管が液面レベルよりも低くなるようにすることからなる。次に破砕板を下降させ て管を破砕する。装入作業中に底盤上方にまで破砕板を上昇させ、底盤上に下降 させて管を破砕する。金属および金属蒸気は、液体の中で硫化物として拘束され る。破砕装置をトラック上に載置すると、専用容器中に排出することができ、次 いで容器の内容物を中央廃棄物処理プラントで処理する。この装置の欠陥として は、作業がバッチ式であること、および、破砕物と使用液体を専用プラントでさ らに処理するために移送しなければならないことなどが挙げられる。このため、 この装置は、たとえば郊外の小さなバッチに分けられた蛍光灯を処理するのには 適しているが、危険な物質を含有する物体の連続的な工業規模の処理には適して いない。この装置を、固定作業用に設計することもできるが、そのバッチしき機 能は依然として最大の欠陥である。 本発明の目的は、蛍光灯および同様の物体の高能率かつ連続的な処理、および 同時に、かくして得られたガラスおよび金属のスクラップを高い清浄度まで清浄 するのに適した方法および装置を実現することである。 本発明のもう一つの目的は、さまざまな種類の危険な物質を含有する種々のタ イプおよび形状の物体を処理するのに適した方法および装置を実現することであ る。 本発明は、処理対象の物体を液体スプレー・エア・ロックを通じて破砕装置に 供給し、その中で物体を破砕し、得られた破砕物を、高圧液体ジェットを用いて 洗浄し、その後、ガラスと金属を液体から分離し、液体を処理して、危険な物質 を中和し、分離する。 すなわち、本発明による方法は、請求項1の特徴部に記載された内容を特徴と する。 さらに、本発明による装置は、請求項7の特徴部に記載された内容を特徴とす る。 本発明は、以下に述べるようなさまざまな利点を提供する。 本発明の最大の経済上の利点は、連続機能である。連続作業によって、所要エ ネルギーと労働力は最低限でよい。処理対象物体の破砕および洗浄工程は、完全 に環境から分離されており、物体はそのまま破砕工程に送られる。装置は、環境 に危険な蒸気や、健康に害のあるその他の物質を放出するおそれがないので、こ の方法によって、良好な職業上の健康の安全が確保される。洗浄工程の時間を調 節することができ、装置はきわめて低い残留物しか残さない。処理ずみのガラス および金属の水銀含有量を6〜2mg/Kgのレベルにまで低減させることができ、 これによって、最終生成物は再使用に適したものとなる。この方法で用いられる 水も、公共下水道に直接排出できる程度の低いレベルにまで水銀を低減させるこ とができるが、実務上は、洗浄水として水スプレー・エア・ロックで使用するよ う再循環して、このプロセスから洩出する水の量を最低限にするのが有利である 。小量の水がこの系から出るが、それは、破砕されたガラスおよび金属に付着し た分、および濾過析出物に含まれる分のみである。この装置および方法は、設計 を変更することなく、さまざまな種類の物体および物質に適用することができる 。どのようなプロセス用化学薬品を使用するかは、処理対象物体がどのような物 質を含有しているかのよって決まることは言うまでもない。本発明のもう一つの 利点は、必要に応じて、容易に移動できるように、モジュール構造とすることが できる点である。この利点は、設備の新設構築の場合、ユーザへの引き渡しに先 立って完全に組み立て、テストを行なうことができるという点で、とくに価値が 高い。 次に、本発明を付図を参照してさらに詳細に説明する。付図の内容は次の通り である。 図1は、本発明による方法のブロック図である。 図2は、本発明による方法の流れ図である。 図3は、この方法の入り口側設備の詳細図である。 図1のブロック図を参照して、以下、本発明による処理方法の流れの概要を説 明する。蛍光灯をそのまま、まず破砕装置に送り、ここでガラス部分を破砕し、 アルミニウムのソケット部分を平坦化してガラスから分離する。水スプレー・エ ア・ロックを介して蛍光灯を破砕装置に送ることで、破砕中にランプから放出さ れるおそれのある危険な蒸気が、環境中に洩出そるのを防止する。破砕装置から 出る破砕物は、高圧水ジェットによって洗浄され、洗浄後は脱水し、ガラス粒と アルミニウム・ソケット部分をそれぞれ分離して、ガラス/ガラス・ウール工場 およびスクラップ業者で再利用するために出荷される。 それ以降の工程では、水スプレー・エア・ロック工程と洗浄工程で用いられる 水には、混入している水銀と蛍光リンを除去するための処理が行なわれる。水の pHは、まず、苛性剤を添加して、各工程を確実に実施できる適正なレベルに調 節され、次いで、析出剤が水に投入される。析出工程には、さまざまな種類の補 助的な処理を含んでいてもよく、その一例としてフロキュレーションを図1に示 す。フロキュレーションに続いて、水を浄水池に導き、浄水装置の溢水を工程の 出発点に戻して、水スプレー・エア・ロックまたは洗浄水として再利用する。溢 水のpHを、水への酸添加によって適切なレベルに調節する。浄水装置のアンダ フローは金属析出物を含んでいるので、これをフィルターへ送り、ここから、濾 過水を水スプレー・エア・ロックおよび洗浄工程にもどし、一方、水銀含有析出 物を回収して、適当な貯蔵場所に移送する。 次に、図2を参照しながら、この方法をさらに詳細に説明する。 以下に説明する装置は、図2および図3に示した本発明の最も有利な実施態様 で使用するのに適した代替事例を各工程について1つだけ例示したものであるこ とを了解されたい。さまざまな工程で使用するのに適した装置の代替実施態様を 、下記の説明の末尾で記述する。 装置内の使用ずみ蛍光灯の処理は、蛍光灯をコンベア1のフィーダ・ホッパ2 9中に装入することによって開始される。フィーダ・ホッパ29は下向きに傾斜 したタンクで、その底部はコンベアの受容端に向かって下向きに傾斜しており、 この傾斜底部には、蛍光灯が通過してコンベア1の受容端に落下するための穴が 設けられている。コンベア1のベルトはゴム製で、固定間隔で斜に配置されたく し状板30を有し、これはフィーダ・ホッパからコンベア1上へ、1回に1個ず つ蛍光灯を送る。コンベヤ1は、上向き傾斜部を作動させて、蛍光灯を横向きに 持ち上げ、破砕装置のコーン2の上部まで運び、ここから蛍光灯は水スプレー・ エア・ロックを通って下向きに、フィード・コーン2に沿って、フィード・コー ンの下端に配置された2本ロールの破砕装置3のスロート部に落下する。コンベ ア1および破砕装置のフィード・コーン2は、完全気密式に収容されており、こ れによって、有害物質は、ハウジングから環境中に洩出できない。破砕装置のフ ィード・コーン2のハウジング天井には、ハッチが設けられており、このハッチ を通じて、蛍光灯とは形状の異なる物体をフィード・コーン2内に入れることが できる。 コンベア1の上端は、蛍光灯が通過するプラスチック・ストリップのカーテン を有している。このカーテンの目的は、水と破砕ガラスがコンベヤ1上に飛散す るのを防止するためである。破砕装置フィード・コーン2の中では、蛍光灯は2 個のノズル・マニホルド4で形成された水スプレー・エア・ロックを通過する。 ノズル・マニホルド4は、破砕装置フィード・コーン2の壁面中の凹部に配置さ れており、各ノズルは、横向きにファン・ジェットを噴出する。ファン・ジェッ トは、縁部で重なるように、斜め下向きに整合されており、それによって、破砕 装置フィード・コーン2の壁面に形成された水スプレー・エア・ロックが均質と なり、その結果、エア・ロックを通じて上昇する蒸気が侵入するのを防止する。 ノズル4は、2個の垂直にずらせたマニホルド中に配置されており、コーン2中 で落下する蛍光灯が、2個の水スプレー・エア・ロックを通過するようにする。 下部水スプレー・エア・ロックの位置は、最大サイズの蛍光灯が、破砕装置3と 下部水スプレー・エア・ロックの間のスペースに垂直姿勢ではまりこむような位 置が選ばれる。その結果、すべてのサイズの蛍光灯が、水スプレー・エア・ロッ クよりも下に完全に落下してからでなければ破砕されず、これによって、破砕さ れる蛍光灯から、、水スプレー・エア・ロックを通じて危険物質が放出されるの を防止する。 蛍光灯は、破砕装置フィード・コーン2の下端から、2本の平行な回転ロール からなる破砕装置3に装入される。ロールの周辺には長手方向のみぞが設けられ ており、これが、破砕装置のスロート部に装入される物体を、ロール間の間隙に 押し込んで、それを破砕する。ロール間の間隙は、2〜2.5mmの範囲で調節 することができ、この間隙は、ロールが蛍光灯を破砕して、サイズの等しい粒と し、また、蛍光灯の端部に付着しているアルミニウム・ソケット部分をわずかに 平坦化するように調節することが望ましい。粒度の均一な破砕物のこれ以降の処 理が、粒度分布が広い範囲にわたっている場合よりも容易であることは言うまで もない。 ガラス粒、アルミニウム部分およびノズル4から噴射された水は、破砕装置3 から出ると、洗浄ドラム6の下端にあるパイプ5に導かれる。破砕物は、高圧水 ジェットによってパイプ5の中に移送される。洗浄ドラム6は、わずかに傾斜し て設けられており、この傾きは、洗浄工程の制御のために調節が可能である。ド ラム6の下端には開口部と出口ノズル7があり、これを通って、洗浄水と、破砕 物に巻き込まれた水がドラム6から排出される。出口ノズル7への開口部には、 スクリーン・プレート31が設けられており、これによって、破砕物が水の除去 と一緒にドラム6から排出されてしまうのが防止される。スクリーン・プレート 31のもう1つの機能は、ドラム6内の水面レベルを判定することである。ドラ ム6の全体の長さの約1/3にわたって、ドラム6の内周の下端部には、引き上 げ翼32が設けられており、これらの引き上げ翼32は、ドラムの回転時、ドラ ム6の下端から入る破砕物を、ドラム6の内周上にまで引き上げるようになって いる。このように、洗浄工程中は、ドラム6中に残っている破砕物の一部は、ド ラム底部上の水中に浸漬され、一方、破砕物の別の一部を引き上げ翼32によっ て、ドラムの内周に沿って傾斜層中にまで上昇させるようになっている。 洗浄ドラム6の中心軸は、水面レベルの上方にまで上昇させた破砕物の層に向 かって整合させた1列の清浄ジェット・ノズル33を有するパイプ8で構成され ている。ドラム中での破砕物の洗浄は、引き上げ翼32がドラム6の底部から破 砕物を引き上げ、洗浄ジェット・パイプ8から噴射された高圧水ジェットが、ド ラム内周に対して破砕物を洗浄するようにして行なわれる。破砕粒が相互にこす り合うことによって、洗浄効果が促進され、これによって、優れた洗浄結果が得 られる。 引き上げ翼32のない側の洗浄ドラム6の内周には、扇状に組み立てられた引 き上げオーガ34が設けられており、これは、破砕物を洗浄ドラム6の上端にま で移動させる。洗浄ジェットの中心パイプ8は、引き上げオーガ34のほぼ全長 にわたって伸び、粒の洗浄は、ドラム6のこの部分でも続けられる。ドラム内の さまざまな部位での粒の保持時間を変化させるよう、いくつかの設計パラメータ ーを変えることができる。ドラムの下端にある引き上げ翼32には、ドラム中で 破砕物がわずかに上向きに移動するよう傾斜がつけてある。翼32の角度は調節 可能であるから、実際の清浄工程における破砕物の保持時間を制御するよう、こ のパラメーターを変えることができる。保持時間は約4分間が望ましく、これは ドラムの回転を8回/分とすることによって達成される。これによって、理論的 には、各粒は32回、水ジェットに当たり、洗浄部において混合サイクル1回分 の回転を行なう。このようにして多段洗浄作業が、連続作動するドラムによって 実施される。引き上げオーガの入り口端は制御可能な翼セグメントを有し、その 角度の制御によって、回転ごとにドラムからオーガ34に引き上げられる破砕物 の量を調節することができる。移行速度は、ドラム6に入る未処理の破砕物の供 給速度とほぼ同じ位に制御することが望ましい。オーガ34上における破砕粒の 保持時間は約2分間で、この間に破砕粒には、さらに16回、高圧水ジェットの 洗浄作業が行なわれる。ドラム中での破砕物の保持時間は、さらに、洗浄ドラム 6の傾斜角を変えることによっても制御することができる。制御エレメントにつ いての適正な位置は、実操業テストを通じてきわめて容易に知る事ができる。 洗浄ドラム6の上部に移送された破砕物は、ノズル9を介してドラム6から取 り出され、次の工程であるスクリーン・ドラム10に送られ、ここで破砕ガラス は、蛍光灯のアルミニウム・ソケット部分から分離される。スクリーン・ドラム 10は、適当なメッシュの鋼繊維製のエンベロプを有する傾斜ドラムである。破 砕物はこのドラムの上端から入り、ドラム10の下端に向かって移動し、これに よって、蛍光灯のアルミニウム・ソケット部分よりも粒度の小さい破砕ガラスは 、ドラム10のエンベロプ・メッシュを通ってコンベヤ11上に落下することが でき、そこから破砕ガラス容器12まで移送される。同時に、アルミニウム部分 は、スクリーン・ドラム10の下端に移動し、コンベヤ13上に落下し、さらに 金属スクラップ容器14にまで移動する。コンベヤ11および13は、従来型の コンベヤでよく、貯蔵容器として標準型のコンテナを用いると有利である。分離 された分は、次いでコンテナに入れて、再利用のために搬送することができる。 洗浄ドラム6から排出された水は、次のようにして処理される。洗浄水を、ポ ンプ16を用いてライン15を通じて析出タンク17に送る。析出に先立って、 水溶液のpHを析出に適当なレベルに調節する。pH調節は、配水ポンプを使用 して、苛性化剤添加(10%苛性化剤溶液)によって実施する。望ましい量の苛 性化剤を、移送ポンプ16の入口側に添加し、これによって、洗浄水の流れ中に 苛性化剤が良好な状態で混入される。析出タンク17中では、水溶液に析出剤が 添加され、その結果、水銀およびその他の重金属が反応して、溶解度がきわめて 低い塩が形成される。使用する析出剤は、硫化ナトリウム、ジチオカルバミン酸 塩またはトリメルカプトトリアジンまたはその他適当な試薬のいずれでもよい。 トリメルカプトトリアジンは、TMT15という商品名で市販されている。流入 する水溶液をミキサー18で攪拌して、析出剤と水溶液を十分に混合する。タン ク17中での混合液の保持時間は約10分間である。 析出タンク中で、所要量の析出剤の混合を行なう。析出剤用の配水ポンプは、 流入する水溶液の供給流量にしたがって、手動または自動的に制御することがで きる。析出剤の供給流量は、水溶液の水銀濃度に対応する値に設定する。実務上 は、析出剤を析出工程について過剰量添加して、水銀総量が十分に析出剤と反応 するようにする。 反応した水溶液を、析出タンクから迅速混合コンパートメント19に送り、迅 速混合コンパートメントへの水溶液の流入ライン中に凝固剤を添加する。使用す る凝固剤は、硫酸第一鉄、塩化第一鉄、または石灰などの既知の水処理化学薬品 のいずれでもよい。この段階で、混合物を高能率ミキサー10で激しく攪拌して 水溶液中のさまざまな化学薬品を完全に混合する。水溶液は、混合コンパートメ ント19から溢流として排出されて、フロキュレーション・タンク本体21に流 れ込み、溢流水溶液にはフロキュレーション剤が添加され、得られた混合物をさ らにミキサー22でおだやかに攪拌する。使用するフロキュレーション剤は、ポ リアクリルアミド等の既知の水処理化学薬品のいずれでもよい。 水溶液は、フロキュレーション・タンク21から清浄装置23に流れ、この中 で、析出物は清浄装置23の底部上に沈殿する。この清浄工程の溢流は、清浄水 タンク24に送られ、そこからさらに、洗浄工程および水スプレー・エア・ロッ クに、ライン25および26を介してポンプで戻される。清浄水タンクには、液 面レベル・スイッチが設けられており、これは、磁気弁を制御して、この系への 水の補給を行なう。 清浄装置からのアンダフローを清浄タンクから取り出して、たとえば加圧板フ ィルター27に導き、この中で、析出物ケーキが板外面上に蓄積される。析出物 は垂直フィルター板から、圧縮空気の吹き付けまたは水ジェットによって容易に 剥離することができる。析出物を析出物容器28中に回収し、濾液を清浄装置2 3の清浄水タンク24に還流させる。 文献によれば、蛍光灯そのものの水銀含有量は約100ppmであり、一方、 この値にもさまざまな変動があり、その濃度は次第に低下の傾向をたどりつつあ る。 本発明の方法およびそのさまざまな段階について、広汎な実験室テストを行な った。これらのテストは、特に達成することのできる水銀含有量について行なわ れた。テストの分析によれば、洗浄工程からの最終生成物の水銀含有量は以下の 通りであった。 1.破砕ガラス 洗浄したガラスの水銀含有量は6mg/kg以下であり、たとえばガラス・ウ ール工場などでの再利用のために、このような低水銀量のガラスとして出荷する ことができる。 2.蛍光灯のアルミニウム・ソケット アルミニウム・ソケット部分の水銀含有量は4mg/kg以下であり、スクラ ップ金属の取引業者または製練業者にたいして、このようなアルミニウムとして 出荷することができる。 3.ガラス・ダスト含有析出物 この析出物は、蛍光灯から洗いだされた水銀、および蛍光リン系物質を含有し ている。蛍光リンは環境にとって危険な化合物ではない。金属は、析出物の中で は硫化物またはTMT結合水銀化合物、または、水への溶解度がきわめて低いそ の他の化合物として含有されており、他の物質とは反応しないため、環境にとっ て危険ではない。実施されたテスト(EPA振動テスト)によれば、この析出物 は廃棄物投棄場で許容される設定限界値を満足している。 プロセスからの水は、上述した最終生成物との逸失分として、すなわち、きわ めて少量の逸失分として排出されるものだけである。清浄後または濾過後の水の 水銀含有量は0.005mg/kg以下であり、その結果、(たとえば、メンテ ナンス作業時など)下水道への放出も、フィンランドで発行されている廃水推奨 値と同程度である。 装置は、添付の請求の範囲内でさまざまな変形が可能であることは言うまでも ない。たとえば、処理対象物体を破砕装置フィード・コーン2に供給するコンベ アは、さまざまな形が可能であり、省略してもよい。これによって、物体を、た とえば手動で破砕装置フィード・コーン2に供給することができる。しかし、水 スプレー・エア・ロック4を介しての蛍光灯の供給は、対象物を短い間隔で1つ ずつエア・ロックに通して、エア・ロックをできる限り気密に保つように実施す るのが有利である。単一の水スプレー・エア・ロックでも十分な気密性が得られ るが、エア・ロックの数は2個もしくはそれ以上である方が望ましい。 破砕装置フィード・コーン2の形状およびデザインは広い範囲でさまざまなも のが可能である。破砕装置3は、代替デザインとして、単一ロール破砕装置また はジョー・クラッシャーを有していてものいが、本発明による装置の望ましい連 続機能を実施するためには、ロール・クラッシャー型の連続機能破砕装置も1つ の選択として適している。洗浄ドラム6の代わりとして、破砕物に、複数の順次 作動する高圧水ジェットの効果を及ぼすことのできる他の配置を用いてもよい。 1つの代替実施態様として、振動コンベアと、複数の交差して配置された水ジェ ットとを組み合わせたものからなる実施態様が挙げられる。スクリーン・ドラム 10の代わりに、さまざまな型のスクリーンおよび他の分離装置を用いることが できるが、上述したスクリーン・ドラム型の分離装置は、連続分離を容易に実施 できるという点で、最適であると考えられる。 洗浄水の化学処理は、当業界では良く知られており、また、多くの水処理化学 薬品も従来から使用されている。当業者であれば、各種類の対象廃棄物について 適切な化学薬品と流量を容易に知ることができる。上述したプロセス段階に関す る本発明の特徴は、プロセス水の再循環であり、これによって、補充水の消費量 は少なくてすみ、下水への使用ずみの水の放出を避けることができる。希望する 場合は、水スプレー・エア・ロックおよび洗浄ジェットへ送られる水への洗浄剤 またはその他の化学薬品の添加は、このような追加の措置がない場合にも、本発 明によってえられるすぐれた洗浄効果により、必須ではないが、行なってもよい 。 本発明の実施には、上述した例示の実施態様で説明したすべての要素が必要と 言うわけではなく、添付した請求の範囲内で、組み合わせにより、容易に本発明 のさまざまな代替的な実施態様とすることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,H U,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,LV,MG ,MN,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SD,SE,SK,UA,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.物体を、密封した破砕装置(2,3)中に装入し、前記破砕装置(2,3) によって物体を破砕し、得られた破砕物を処理して破砕物を清浄し、破砕物から 危険な物質を分離することからなる危険な物質を含有する物体を処理するための 方法において、 処理対象物体を、液体スプレー・エア・ロックを通じて、密封された破砕装置 に装入し、破砕装置は、少なくとも1個の液体スプレー・エア・ロックによって シールされており、 前記の破砕物に、少なくとも1回、高圧液体ジェットを噴射することによって 清浄することを特徴とする方法。 2.請求項1による方法であって、洗浄ドラム(6)で破砕物を回転させ、ドラ ム(6)の壁面に引き上げられた破砕物の部分に、少なくとも1個の高圧液体ジ ェットを噴射することによって、破砕物を清浄することを特徴とする方法。 3.上記の請求項1乃至2のいずれかによる方法であって、処理対象物体を、破 砕装置(2)の上部に物体を供給する連続作動コンベア(1)によって1個ずつ 破砕装置(2,3)に供給し、ここから、物体が、すくなくとも1個の液体スプ レー・エア・ロックを介して自重で破砕装置(3)内に落下することを特徴とす る方法。 4.請求項2による方法であって、洗浄液が洗浄ドラム(6)内で破砕物から分 離され、次いで、破砕物が分離装置(10)に移送され、そこで破砕物に含有さ れているガラスと金属が相互に分離されることを特徴とする方法。 5.上記の請求項1乃至4のいずれかによる方法であって、破砕物が水で清浄さ れ、次いで水に含まれている危険な物質が析出され、得られた析出物が、析出物 を含まない水の清浄と濾過によって水から分離される方法において、清浄工程お よび濾過工程で清浄された水が、液体スプレー・エア・ロック中で、および洗浄 水として利用するために、プロセスに再循環されることを特徴とする方法。 6.請求項4による方法であって、処理対象物体が破砕装置に装入され、破砕さ れ、破砕物が清浄され、清浄液が破砕物から分離され、次いで破砕物が連続的に 選別されることを特徴とする方法。 7.物体を破砕するための密封された破砕装置(2,3)、および前記の工程で 得られた破砕物を清浄し、破砕物から危険な物質を分離するための手段(6,7 ,8)からなる危険な物質を含有するガラス製物体を処理するための装置であっ て、 破砕装置(2,3)をシールする機能を有する水スプレー・エア・ロックを提 供し、前記物体を破砕装置へ装入することを可能にするための少なくとも1本の ジェット・ノズル列(4)、 および前記破砕装置(2,3)に続いて設けられた少なくとも1個のコンパー トメント(6)、 前記コンパートメントは前記破砕物を受けるのに適し、清浄されるべき前記破 砕物に高圧液体ジェットを噴射するための少なくとも1個のジェット・ノズル( 8)を有するものからなることを特徴とする装置。 8.請求項7による装置であって、前記破砕物を受けるための前記コンパートメ ントが、清浄されるべき前記破砕物に高圧液体ジェットを噴射するための常設の ジェット・ノズル列(33)を有する回転可能な洗浄ドラム(6)であることを 特徴とする装置。 9.請求項8による装置であって、前記洗浄ドラム(6)が水平位置から傾斜し ていることを特徴とする装置。 10.請求項9による装置であって、前記洗浄ドラム(6)の内周には、その下 端部に、清浄されるべき破砕物をドラム(6)の壁面上に引き上げ、破砕物を上 向きに傾いたドラム中で前進させるための引き上げ翼(32)が設けられている ことを特徴とする装置。 11.請求項10による装置であって、前記洗浄ドラム(6)の内周には、その 上端部に、破砕物を上向きに傾いたドラム中で前進させるための引き上げオーガ (34)が設けられでいることを特徴とする装置。 12.前記請求項7乃至11のいずれかによる装置であって、処理対象物体を破 砕装置(2,3)に送り込むためのコンベア(1)が設けられており、前記コン ベア(1)が、物体を1つずつ取り上げて、それぞれ破砕装置(2,3)に移送 するための、交差して設けられたくし状板(30)を有する無限ベルトからなる ことを特徴とする装置。 13.前記請求項8又は12のいずれかによる装置であって、洗浄ドラム(6) から取り出される洗浄液用の排出ノズル(7)と、ドラム(6)に適応させたス クリーン・プレート(31)が設けられており、前記スクリーン・プレートは、 破砕物が前記排出ノズルに入り込むのを防止するストレーナとしての機能を有す ることを特徴とする装置。
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