JPH11208643A - 紙 箱 - Google Patents

紙 箱

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Publication number
JPH11208643A
JPH11208643A JP927198A JP927198A JPH11208643A JP H11208643 A JPH11208643 A JP H11208643A JP 927198 A JP927198 A JP 927198A JP 927198 A JP927198 A JP 927198A JP H11208643 A JPH11208643 A JP H11208643A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
plate
stopper piece
piece
paper box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP927198A
Other languages
English (en)
Inventor
Naohisa Koinuma
尚久 鯉沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rengo Co Ltd
Original Assignee
Rengo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rengo Co Ltd filed Critical Rengo Co Ltd
Priority to JP927198A priority Critical patent/JPH11208643A/ja
Publication of JPH11208643A publication Critical patent/JPH11208643A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 付属品を用いることなく、身を傾けた状態で
安定して商品を展示できる紙箱を提供する。 【解決手段】 商品を収納する身1と、それに被せる蓋
2とから成り、蓋2の周壁をなす対向一対の側壁15を
外側板21と内側板22とを重ね合わせて二重構造とし
た紙箱において、内側板22を横方向に切り込んでスト
ッパ片30を形成し、蓋2を身1から分離して上下反転
し、ストッパ片30を内側に引き出した状態で蓋2の上
に身1を重ねると、身1がストッパ片30で傾斜支持さ
れるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、蓋を開けて身の
内部に収納された商品を展示する用途に好適な紙箱に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば贈答用の商品の包装において、商
品を収納する身と、それに被せる蓋とから成る紙箱が使
用される。このような紙箱の蓋を開いて身の内部に収納
された商品を展示する際には、商品が正面側からでも見
えるように、台などを噛ませて身を傾けておくことがあ
る。
【0003】また、商品名や商品の特徴等を記載した紙
片(いわゆるアテンション)を身に挿入したり、同様の
内容を記載した札を箱の脇にスタンドを用いて立ててお
くこともある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように台を使用して身を傾斜させた場合、身が台に対し
て滑りやすく、一定の傾斜角に安定して保持されないと
いう問題がある。また、付属品の用意や設置等の作業に
手間がかかるという問題もある。
【0005】そこで、この発明は、付属品を用いること
なく、身を傾けた状態で安定して商品を展示できる紙箱
を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、この発明は、商品を収納する身と、それに被
せる蓋とから成り、蓋の周壁をなす対向一対の側壁を外
側板と内側板とを重ね合わせて二重構造とした紙箱にお
いて、前記蓋の内側板を横方向に切り込んでストッパ片
を形成し、蓋を身から分離して上下反転し、ストッパ片
を内側に引き出した状態で蓋の上に身を重ねると、身が
ストッパ片で傾斜支持されるようにしたのである。
【0007】また、前記蓋の周壁をなす対向一対の端壁
のうち、ストッパ片で傾斜支持された身の低位側の端壁
に対応するものの開口端縁に、折目線を介して表示片を
連設したのである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を添
付図面に基づいて説明する。この発明に係る紙箱は身1
及び蓋2から成り、そのブランクを図1に示す。これら
のブランクは片面がコートされた板紙により形成されて
いる。
【0009】身1のブランクにおいて、底板3の両側縁
には外側板4、頂板5、内側板6及び縁板7が、両端縁
には外端板8、頂板9、内端板10及び縁板11がそれ
ぞれ順次連設されている。外側板4と外端板8とは連結
片12で連結され、この連結片12には底板3の角部へ
向けて斜折線13が形成されている。内側板6の両端縁
には抱込片14が連設されている。
【0010】また、蓋2のブランクにおいて、天板20
の両側縁には外側板21、内側板22及び縁板23が、
両端縁には外端板24、内端板25及び縁板26がそれ
ぞれ順次連設されている。外側板21と外端板24とは
連結片27で連結され、この連結片27には天板20の
角部へ向けて斜折線28が形成されている。内側板22
の両側縁には抱込片29が連設されている。
【0011】上記内側板22には、天板20の側縁に並
行に切り込まれたストッパ片30が設けられ、このスト
ッパ片30にはその両側縁を結ぶ折目線31が形成され
ている。ストッパ片30の先端部には指入孔32が設け
られている。
【0012】また、上記外端板24の先端縁には、内端
板25へ向けて切り込んだ表示片33が折目線33aを
介して連設され、内端板25には表示片33の先端縁に
臨む指入孔34が設けられている。表示片33には商品
名や商品の説明等を記載しておく。
【0013】このほか、蓋2の組み立てに際しては、天
板20に対応する化粧用の天パッド35を使用する。
【0014】上記身1のブランクを図2に示すような形
状に組み立てるには、底板3に対して外側板4及び外端
板8を同時に起立させる。このとき、連結片12を斜折
線13に沿って二つ折りし、外端板8の内面に沿わせ
る。そして、頂板5を内側へ、内側板6を底板3の方向
へ順次折り曲げて側壁15を形成し、縁板7を内側へ折
り曲げて底板3に沿わせる。これと同時に、抱込片14
を内側へ折り曲げて外端板8の内面に沿わせ、頂板9を
内側へ、内端板10を底板3の方向へ順次折り曲げて連
結片12及び抱込片14を抱持し、側壁15の揺動を抑
制すると共に、端壁16を形成し、縁板11を内側へ折
り曲げて底板3に沿わせ、その両端部を底板3と縁板7
の間に挿入する。
【0015】一方、蓋2のブランクを図2に示すような
形状に組み立てるには、天板20に対して外側板21及
び外端板24を同時に起立させる。このとき、連結片2
7を斜折線28に沿って二つ折りし、外端板24の内面
に沿わせる。また、天板20の裏面には天パッド35を
コート面が露出するように重ね合わせる。そして、内側
板22を天板20の方向へ折り曲げて側壁36を形成
し、縁板23を内側へ折り曲げて天パッド35に沿わせ
る。これと同時に、抱込片29を内側へ折り曲げて外端
板24の内面に沿わせ、内端板25を天板20の方向へ
折り曲げて連結片27及び抱込片29を抱持し、側壁3
6の揺動を抑制すると共に、端壁37を形成し、縁板2
6を内側へ折り曲げて天パッド35に沿わせ、その両端
部を天パッド35と縁板23の間に挿入する。
【0016】ここで、組立状態における蓋2の深さは、
身1の高さよりも僅かに大きくなるように設定されてい
る。
【0017】上記のような紙箱を使用して商品を包装す
るには、身1に商品を収納し、蓋2を開口面を下方に向
けて身1に被せる。このとき、ストッパ片30は外側板
21の内面に沿わせておく。
【0018】また、店頭において、蓋2を開いて商品を
展示する際には、図2及び図3に示すように、身1から
取り外した蓋2の上下を反転させ、指入孔32に指を掛
けてストッパ片30を内側へ引き出し、折目線31を山
折りする。ここで、図示のように、ストッパ片30の先
端部に設けた突起38が内側板22の切込39に係合す
るようにしておくと、ストッパ片30の突出状態が維持
される。
【0019】そして、指入孔34に指を入れて表示片3
3を引き起こし、蓋2の上に身1を重ねると、図4及び
図5に示すように、身1の一端部は蓋2の中に落ち込
み、底板3がストッパ片30に当接して、身1は傾斜状
態で支持される。
【0020】このとき、身1の低位側の端壁16がこれ
に対応する蓋2の端壁37で受け止められるので、身1
がストッパ片30から滑り落ちることがなく、その傾斜
角が一定に保持され、見栄えよく展示できる。
【0021】また、表示片33を伏倒方向へ折り曲げて
その記載内容を見やすくし、展示効果を高めることがで
きる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る紙箱は、
蓋の内側板を横方向に切り込んでストッパ片を形成し、
蓋を身から分離して上下反転し、ストッパ片を内側に引
き出した状態で蓋の上に身を重ねると、身がストッパ片
で傾斜支持されるようにしたので、台等を用いることな
く、身を傾けた状態で安定して商品を見栄えよく展示で
きる。
【0023】また、蓋の周壁をなす対向一対の端壁のう
ち、ストッパ片で傾斜支持された身の低位側の端壁に対
応するものの開口端縁に商品名等を記載した表示片を連
設すると、表示片を伏倒方向へ折り曲げてその記載内容
を見やすくし、展示効果を高めることができるので、ア
テンションや立札も不要となる。
【0024】このように、付属品を用いることなく優れ
た展示効果を得ることができるので、ディスプレイ作業
が省力化され、展示に要するコストも安くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る紙箱のブランクを示す図
【図2】同上の身と蓋の斜視図
【図3】同上のストッパ片の引出状態を示す一部拡大斜
視図
【図4】同上の展示状態を示す斜視図
【図5】同上の一部切欠縦断側面図
【符号の説明】
1 身 2 蓋 15 側壁 16 端壁 21 外側板 22 内側板 30 ストッパ片 33 表示片 33a 折目線 36 側壁 37 端壁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を収納する身と、それに被せる蓋と
    から成り、蓋の周壁をなす対向一対の側壁を外側板と内
    側板とを重ね合わせて二重構造とした紙箱において、前
    記蓋の内側板を横方向に切り込んでストッパ片を形成
    し、蓋を身から分離して上下反転し、ストッパ片を内側
    に引き出した状態で蓋の上に身を重ねると、身がストッ
    パ片で傾斜支持されるようにしたことを特徴とする紙
    箱。
  2. 【請求項2】 前記蓋の周壁をなす対向一対の端壁のう
    ち、ストッパ片で傾斜支持された身の低位側の端壁に対
    応するものの開口端縁に、折目線を介して表示片を連設
    したことを特徴とする請求項1に記載の紙箱。
JP927198A 1998-01-21 1998-01-21 紙 箱 Pending JPH11208643A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP927198A JPH11208643A (ja) 1998-01-21 1998-01-21 紙 箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP927198A JPH11208643A (ja) 1998-01-21 1998-01-21 紙 箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11208643A true JPH11208643A (ja) 1999-08-03

Family

ID=11715801

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP927198A Pending JPH11208643A (ja) 1998-01-21 1998-01-21 紙 箱

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JP (1) JPH11208643A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002104386A (ja) * 2000-10-04 2002-04-10 Rengo Co Ltd 身 箱

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002104386A (ja) * 2000-10-04 2002-04-10 Rengo Co Ltd 身 箱
JP4577971B2 (ja) * 2000-10-04 2010-11-10 レンゴー株式会社 身箱

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