JPH11208075A - 画像形成装置のエラー解析情報出力装置 - Google Patents
画像形成装置のエラー解析情報出力装置Info
- Publication number
- JPH11208075A JPH11208075A JP10009535A JP953598A JPH11208075A JP H11208075 A JPH11208075 A JP H11208075A JP 10009535 A JP10009535 A JP 10009535A JP 953598 A JP953598 A JP 953598A JP H11208075 A JPH11208075 A JP H11208075A
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- JP
- Japan
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- error
- information
- occurrence
- image forming
- forming apparatus
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エラー発生時の操作モードを正確に再現し、
エラー原因解析の効率化を図ること。 【解決手段】 エラー発生を検知するエラー発生検知手
段と、エラー発生検知手段によってエラー発生が検知さ
れた際にエラーに対応する番号の情報及びエラー発生時
の画像形成装置の操作モードにかかる情報を不揮発メモ
リに記憶するエラー情報記憶手段と、少なくともエラー
対応番号情報及び操作モード情報を含む、エラー情報記
憶手段の記憶内容をプリントアウトするプリント制御手
段とを有する。
エラー原因解析の効率化を図ること。 【解決手段】 エラー発生を検知するエラー発生検知手
段と、エラー発生検知手段によってエラー発生が検知さ
れた際にエラーに対応する番号の情報及びエラー発生時
の画像形成装置の操作モードにかかる情報を不揮発メモ
リに記憶するエラー情報記憶手段と、少なくともエラー
対応番号情報及び操作モード情報を含む、エラー情報記
憶手段の記憶内容をプリントアウトするプリント制御手
段とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置のエ
ラー解析情報出力装置に関し、特に、複写機やプリンタ
等の画像出力装置のエラー解析情報出力装置に関する。
ラー解析情報出力装置に関し、特に、複写機やプリンタ
等の画像出力装置のエラー解析情報出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機、プリンタ等の画像形成装
置で異常が発生した場合、画像形成装置に設けられてい
る表示パネル等にサービスマンコールが表示される。
置で異常が発生した場合、画像形成装置に設けられてい
る表示パネル等にサービスマンコールが表示される。
【0003】このようなサービスマンコールに応じてユ
ーザサイドで修理を行う際、サービスマンコールの対象
となった異常が修理時に再現する場合はサービスマンが
異常に対応する表示番号に基づいて異常の種類を判断し
て処置できる。
ーザサイドで修理を行う際、サービスマンコールの対象
となった異常が修理時に再現する場合はサービスマンが
異常に対応する表示番号に基づいて異常の種類を判断し
て処置できる。
【0004】しかしながら、異常が発生しても、装置電
源をOFF/ONすると正常に復帰してしまい再現しに
くいようなノイズ、素子不良、ソフトウェアバグ等の要
因、発生頻度が低く異常原因に対する解析が困難な要因
であった場合は、サービスマンがユーザサイドでの修理
対応を十分行うことが難しく、そのため、異常原因解析
に多くの時間を要したり、異常原因が特定できずに迷宮
入りしてしまうケースが多々あった。
源をOFF/ONすると正常に復帰してしまい再現しに
くいようなノイズ、素子不良、ソフトウェアバグ等の要
因、発生頻度が低く異常原因に対する解析が困難な要因
であった場合は、サービスマンがユーザサイドでの修理
対応を十分行うことが難しく、そのため、異常原因解析
に多くの時間を要したり、異常原因が特定できずに迷宮
入りしてしまうケースが多々あった。
【0005】すなわち、従来のサービスマンコールのみ
表示する装置の場合、エラーが発生するとその時の操作
モードがクリアされ、サービスマンコールのみが表示さ
れる装置では、操作モードを確認する手段が用意されて
おらず、また、操作モードがクリアされない場合でも装
置電源を一度OFFしてしまうと操作モードがクリアさ
れてしまう等の理由により、エラー発生時の操作モード
を正確に知ることは困難であり、正確な再現試験を行う
のが難しかった。
表示する装置の場合、エラーが発生するとその時の操作
モードがクリアされ、サービスマンコールのみが表示さ
れる装置では、操作モードを確認する手段が用意されて
おらず、また、操作モードがクリアされない場合でも装
置電源を一度OFFしてしまうと操作モードがクリアさ
れてしまう等の理由により、エラー発生時の操作モード
を正確に知ることは困難であり、正確な再現試験を行う
のが難しかった。
【0006】そこで、このような再現しにくい異常に対
する原因解析に必要なエラー情報を表示出力するエラー
情報出力装置としては、例えば、特開平7−1800号
公報(発明の名称:プリンタのエラー情報出力方式、出
願日:1993年6月14日)に公開されているものが
ある(図8参照)。
する原因解析に必要なエラー情報を表示出力するエラー
情報出力装置としては、例えば、特開平7−1800号
公報(発明の名称:プリンタのエラー情報出力方式、出
願日:1993年6月14日)に公開されているものが
ある(図8参照)。
【0007】すなわち、図8に示すプリンタのエラー情
報出力方式は、I/Fコントローラを制御するソフトウ
ェアの各タスク、則ち、印字情報載入力を制御するコマ
ンド解析部、RAMやレジスタの入出力を制御するメモ
リ管理部3、解析された命令に基づいて各タスクを制御
するコマンド実行部4、コンピュータ資源を管理して各
タスクに割り当てるモニタ部5、プリンタエンジン7を
制御するプリンタコントロール部6、及びキーボード9
のキー入力等により表示装置10へのデータ表示を制御
するパネル制御部8を有していた。
報出力方式は、I/Fコントローラを制御するソフトウ
ェアの各タスク、則ち、印字情報載入力を制御するコマ
ンド解析部、RAMやレジスタの入出力を制御するメモ
リ管理部3、解析された命令に基づいて各タスクを制御
するコマンド実行部4、コンピュータ資源を管理して各
タスクに割り当てるモニタ部5、プリンタエンジン7を
制御するプリンタコントロール部6、及びキーボード9
のキー入力等により表示装置10へのデータ表示を制御
するパネル制御部8を有していた。
【0008】またこのようなプリンタのエラー情報出力
方式では、I/O(入出力部)でのタイムアウトエラー
発生時のプログラムアドレスとエラーに関連するレジス
タの内容(例えば、タイムアウト時間、タイムアウトエ
ラー発生時及び直前までのタスク間で送受されたデー
タ)をエラー情報として、表示装置10へ表示出力した
り、プリンタエンジン7へプリントアウトしていた。
方式では、I/O(入出力部)でのタイムアウトエラー
発生時のプログラムアドレスとエラーに関連するレジス
タの内容(例えば、タイムアウト時間、タイムアウトエ
ラー発生時及び直前までのタスク間で送受されたデー
タ)をエラー情報として、表示装置10へ表示出力した
り、プリンタエンジン7へプリントアウトしていた。
【0009】またこのようなプリンタのエラー情報出力
方式では、タスク間での送受信エラー発生時のプログラ
ムアドレスとエラーに関連するレジスタの内容(例え
ば、エラー発生時及び直前までのタスク間で送受された
データ)をエラー情報として、表示装置10へ表示出力
したり、プリンタエンジン7へプリントアウトしてい
た。
方式では、タスク間での送受信エラー発生時のプログラ
ムアドレスとエラーに関連するレジスタの内容(例え
ば、エラー発生時及び直前までのタスク間で送受された
データ)をエラー情報として、表示装置10へ表示出力
したり、プリンタエンジン7へプリントアウトしてい
た。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のプリンタのエラー情報出力方式では、エラー
発生時のプログラムアドレスと、エラー発生時及び直前
までのタスク間で送受されたデータとを原因解析に必要
なエラー情報として、表示装置10へ表示出力したり、
プリンタエンジン7へプリントアウトしているが、この
ようなエラー情報だけからエラーの原因を究明できるケ
ースもある一方で、画像形成装置が高機能化すればする
程、エラーメカニズムが複雑になるため、予め設計者が
想定したエラーに対するエラー情報以外の原因でエラー
が発生するケースに対応しようとした場合、上記エラー
情報だけでは真の原因を見誤ったり、原因解析ができな
いという事態を招いてしまうという問題点があった。
うな従来のプリンタのエラー情報出力方式では、エラー
発生時のプログラムアドレスと、エラー発生時及び直前
までのタスク間で送受されたデータとを原因解析に必要
なエラー情報として、表示装置10へ表示出力したり、
プリンタエンジン7へプリントアウトしているが、この
ようなエラー情報だけからエラーの原因を究明できるケ
ースもある一方で、画像形成装置が高機能化すればする
程、エラーメカニズムが複雑になるため、予め設計者が
想定したエラーに対するエラー情報以外の原因でエラー
が発生するケースに対応しようとした場合、上記エラー
情報だけでは真の原因を見誤ったり、原因解析ができな
いという事態を招いてしまうという問題点があった。
【0011】つまり、特開平7−1800号公報に開示
されているような従来方式は、エラー発生状態を再現さ
せることが困難であることを前提に提案された技術であ
るものの、上記説明通り異常原因の特定能力に限界が生
じてしまうという問題点があった。
されているような従来方式は、エラー発生状態を再現さ
せることが困難であることを前提に提案された技術であ
るものの、上記説明通り異常原因の特定能力に限界が生
じてしまうという問題点があった。
【0012】本発明は、このような従来の問題点を解決
することを課題としており、第1に、エラー発生時にエ
ラーに対応する番号にかかる情報とエラー発生時の操作
モードにかかる情報を不揮発メモリに記憶させ、必要に
応じて上記不揮発メモリに記憶した内容をプリントでき
る画像形成装置のエラー解析情報出力装置により、エラ
ー発生状態を正確に再現させる手助けとなる情報及びエ
ラー発生に関与している可能性のある情報を記録すると
共に、これらを画面表示したりプリントアウトしたりす
ることにより、エラーの原因解析の効率化を図ることが
できる画像形成装置のエラー解析情報出力装置を提供す
ることを課題としている。
することを課題としており、第1に、エラー発生時にエ
ラーに対応する番号にかかる情報とエラー発生時の操作
モードにかかる情報を不揮発メモリに記憶させ、必要に
応じて上記不揮発メモリに記憶した内容をプリントでき
る画像形成装置のエラー解析情報出力装置により、エラ
ー発生状態を正確に再現させる手助けとなる情報及びエ
ラー発生に関与している可能性のある情報を記録すると
共に、これらを画面表示したりプリントアウトしたりす
ることにより、エラーの原因解析の効率化を図ることが
できる画像形成装置のエラー解析情報出力装置を提供す
ることを課題としている。
【0013】第2に、設定された操作モードを時系列的
に記憶しておき、エラー発生時にエラーに対応する番号
と記憶された操作モードを不揮発メモリに記憶させ、必
要に応じて上記不揮発メモリに記憶した内容をプリント
できる画像形成装置のエラー解析情報出力装置により、
エラー発生状態を正確に再現させる手助けとなる情報及
びエラー発生に関与している可能性のある情報を記録す
ると共に、これらを画面表示したりプリントアウトした
りすることにより、エラーの原因解析の効率化を図るこ
とができる画像形成装置のエラー解析情報出力装置を提
供することを課題としている。
に記憶しておき、エラー発生時にエラーに対応する番号
と記憶された操作モードを不揮発メモリに記憶させ、必
要に応じて上記不揮発メモリに記憶した内容をプリント
できる画像形成装置のエラー解析情報出力装置により、
エラー発生状態を正確に再現させる手助けとなる情報及
びエラー発生に関与している可能性のある情報を記録す
ると共に、これらを画面表示したりプリントアウトした
りすることにより、エラーの原因解析の効率化を図るこ
とができる画像形成装置のエラー解析情報出力装置を提
供することを課題としている。
【0014】第3に、エラー発生時にエラーに対応する
番号とエラー発生時の温度及び湿度を不揮発メモリに記
憶させ、必要に応じて上記不揮発メモリに記憶した内容
をプリントできる画像形成装置のエラー解析情報出力装
置により、エラー発生状態を正確に再現させる手助けと
なる情報及びエラー発生に関与している可能性のある情
報を記録すると共に、これらを画面表示したりプリント
アウトしたりすることにより、エラーの原因解析の効率
化を図ることができる画像形成装置のエラー解析情報出
力装置を提供することを課題としている。
番号とエラー発生時の温度及び湿度を不揮発メモリに記
憶させ、必要に応じて上記不揮発メモリに記憶した内容
をプリントできる画像形成装置のエラー解析情報出力装
置により、エラー発生状態を正確に再現させる手助けと
なる情報及びエラー発生に関与している可能性のある情
報を記録すると共に、これらを画面表示したりプリント
アウトしたりすることにより、エラーの原因解析の効率
化を図ることができる画像形成装置のエラー解析情報出
力装置を提供することを課題としている。
【0015】第4に、通信データと通信データ間の時間
を時系列的に記憶しておき、エラー発生時にエラーに対
応する番号と前記記憶されたデータを不揮発メモリに記
憶させ、必要に応じて上記不揮発メモリに記憶した内容
をプリントできる画像形成装置のエラー解析情報出力装
置により、エラー発生状態を正確に再現させる手助けと
なる情報及びエラー発生に関与している可能性のある情
報を記録すると共に、これらを画面表示したりプリント
アウトしたりすることにより、エラーの原因解析の効率
化を図ることができる画像形成装置のエラー解析情報出
力装置を提供することを課題としている。
を時系列的に記憶しておき、エラー発生時にエラーに対
応する番号と前記記憶されたデータを不揮発メモリに記
憶させ、必要に応じて上記不揮発メモリに記憶した内容
をプリントできる画像形成装置のエラー解析情報出力装
置により、エラー発生状態を正確に再現させる手助けと
なる情報及びエラー発生に関与している可能性のある情
報を記録すると共に、これらを画面表示したりプリント
アウトしたりすることにより、エラーの原因解析の効率
化を図ることができる画像形成装置のエラー解析情報出
力装置を提供することを課題としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明により成された請求項1に記載の発明は、画像形
成装置のエラー解析情報出力装置において、エラー発生
を検知するエラー発生検知手段と、当該エラー発生検知
手段によってエラー発生が検知された際に当該エラーに
対応する番号の情報及び当該エラー発生時の画像形成装
置の操作モードにかかる情報を不揮発メモリに記憶する
エラー情報記憶手段と、少なくとも当該エラー対応番号
情報及び当該操作モード情報を含む、エラー情報記憶手
段の記憶内容をプリントアウトするプリント制御手段と
を有するハードウェア構成を有する画像形成装置のエラ
ー解析情報出力装置である。
本発明により成された請求項1に記載の発明は、画像形
成装置のエラー解析情報出力装置において、エラー発生
を検知するエラー発生検知手段と、当該エラー発生検知
手段によってエラー発生が検知された際に当該エラーに
対応する番号の情報及び当該エラー発生時の画像形成装
置の操作モードにかかる情報を不揮発メモリに記憶する
エラー情報記憶手段と、少なくとも当該エラー対応番号
情報及び当該操作モード情報を含む、エラー情報記憶手
段の記憶内容をプリントアウトするプリント制御手段と
を有するハードウェア構成を有する画像形成装置のエラ
ー解析情報出力装置である。
【0017】請求項1に記載の発明によれば、エラー発
生時にエラーに対応する番号にかかる情報とエラー発生
時の操作モードにかかる情報を不揮発メモリに記憶して
おき、必要な時に前記不揮発メモリの内容をプリントア
ウトすることができるので、エラー発生時の操作モード
を正確に知ることができる。その結果、エラー再現確認
試験において、エラー発生時の操作モードを正確に再現
でき、エラー原因解析の効率化を図ることができる。
生時にエラーに対応する番号にかかる情報とエラー発生
時の操作モードにかかる情報を不揮発メモリに記憶して
おき、必要な時に前記不揮発メモリの内容をプリントア
ウトすることができるので、エラー発生時の操作モード
を正確に知ることができる。その結果、エラー再現確認
試験において、エラー発生時の操作モードを正確に再現
でき、エラー原因解析の効率化を図ることができる。
【0018】上記課題を解決するため本発明により成さ
れた請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形
成装置のエラー解析情報出力装置において、操作モード
確定内容にかかる情報を時系列的に記憶しておく操作モ
ード記憶手段と、前記エラー発生検知手段によってエラ
ー発生が検知された際に前記エラーに対応する番号にか
かる情報及び前記操作モード記憶手段の内容を不揮発メ
モリに記憶するエラー情報記憶手段と、当該エラー情報
記憶手段の内容をプリントアウトするプリント制御手段
とを有するハードウェア構成を有する画像形成装置のエ
ラー解析情報出力装置である。
れた請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形
成装置のエラー解析情報出力装置において、操作モード
確定内容にかかる情報を時系列的に記憶しておく操作モ
ード記憶手段と、前記エラー発生検知手段によってエラ
ー発生が検知された際に前記エラーに対応する番号にか
かる情報及び前記操作モード記憶手段の内容を不揮発メ
モリに記憶するエラー情報記憶手段と、当該エラー情報
記憶手段の内容をプリントアウトするプリント制御手段
とを有するハードウェア構成を有する画像形成装置のエ
ラー解析情報出力装置である。
【0019】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の効果に加えて、設定された操作モードを時系列
的に記憶し、エラー発生時にエラーに対応する番号と前
記記憶された操作モードを不揮発メモリに記憶してお
き、必要な時に前記不揮発メモリの内容をプリントアウ
トすることができるので、エラー発生時までの操作モー
ドを時系列的に正確に知ることができる。その結果、エ
ラー再現確認試験において、操作手順をいくつか重ねる
ことにより発生するエラーに対して、エラー発生までの
操作モードを正確に再現でき、エラー原因解析の効率化
を図ることができる。
に記載の効果に加えて、設定された操作モードを時系列
的に記憶し、エラー発生時にエラーに対応する番号と前
記記憶された操作モードを不揮発メモリに記憶してお
き、必要な時に前記不揮発メモリの内容をプリントアウ
トすることができるので、エラー発生時までの操作モー
ドを時系列的に正確に知ることができる。その結果、エ
ラー再現確認試験において、操作手順をいくつか重ねる
ことにより発生するエラーに対して、エラー発生までの
操作モードを正確に再現でき、エラー原因解析の効率化
を図ることができる。
【0020】上記課題を解決するため本発明により成さ
れた請求項3に記載の発明は、画像形成装置のエラー解
析情報出力装置において、エラー発生を検知するエラー
発生検知手段と、当該エラー発生検知手段によってエラ
ー発生が検知されたとき、当該エラーに対応する番号に
かかる情報及び当該エラー発生時の温度及び湿度にかか
る情報を不揮発メモリに記憶するエラー情報記憶手段
と、当該エラー番号情報及び当該温湿度情報を含む、当
該エラー情報記憶手段の内容をプリントアウトするプリ
ント制御手段とを有するハードウェア構成を有する画像
形成装置のエラー解析情報出力装置である。
れた請求項3に記載の発明は、画像形成装置のエラー解
析情報出力装置において、エラー発生を検知するエラー
発生検知手段と、当該エラー発生検知手段によってエラ
ー発生が検知されたとき、当該エラーに対応する番号に
かかる情報及び当該エラー発生時の温度及び湿度にかか
る情報を不揮発メモリに記憶するエラー情報記憶手段
と、当該エラー番号情報及び当該温湿度情報を含む、当
該エラー情報記憶手段の内容をプリントアウトするプリ
ント制御手段とを有するハードウェア構成を有する画像
形成装置のエラー解析情報出力装置である。
【0021】請求項3に記載の発明によれば、エラー発
生時のエラーに対応する番号とエラー発生時の温度及び
湿度を不揮発メモリに記憶しておき、必要に応じて不揮
発メモリの内容をプリントアウトすることができるの
で、エラー発生時の環境を正確に知ることができる。そ
の結果、エラー発生が環境に依存しているかの推測がで
き、請求項1、2と合せてエラー再現確認試験を行うこ
とにより、エラー原因解析の効率化を図ることができ
る。
生時のエラーに対応する番号とエラー発生時の温度及び
湿度を不揮発メモリに記憶しておき、必要に応じて不揮
発メモリの内容をプリントアウトすることができるの
で、エラー発生時の環境を正確に知ることができる。そ
の結果、エラー発生が環境に依存しているかの推測がで
き、請求項1、2と合せてエラー再現確認試験を行うこ
とにより、エラー原因解析の効率化を図ることができ
る。
【0022】上記課題を解決するため本発明により成さ
れた請求項4に記載の発明は、画像形成装置のエラー解
析情報出力装置において、通信データと当該通信データ
間の時間にかかる情報を時系列的に記憶する通信情報記
憶手段と、エラー発生を検知するエラー発生検知手段
と、当該エラー発生検知手段によってエラー発生が検知
された際に、当該エラー番号情報及び当該通信情報記憶
手段の内容を不揮発メモリに記憶するエラー情報記憶手
段と、当該エラー情報記憶手段の内容をプリントアウト
するプリント制御手段とを有するハードウェア構成を有
する画像形成装置のエラー解析情報出力装置である。
れた請求項4に記載の発明は、画像形成装置のエラー解
析情報出力装置において、通信データと当該通信データ
間の時間にかかる情報を時系列的に記憶する通信情報記
憶手段と、エラー発生を検知するエラー発生検知手段
と、当該エラー発生検知手段によってエラー発生が検知
された際に、当該エラー番号情報及び当該通信情報記憶
手段の内容を不揮発メモリに記憶するエラー情報記憶手
段と、当該エラー情報記憶手段の内容をプリントアウト
するプリント制御手段とを有するハードウェア構成を有
する画像形成装置のエラー解析情報出力装置である。
【0023】請求項4に記載の発明によれば、通信デー
タと当該通信データ間の時間を時系列的に記憶し、エラ
ー発生時にエラーに対応する番号と前記通信情報を不揮
発メモリに記憶しておき、必要に応じて前記不揮発メモ
リの内容をプリントアウトすることができるので、通信
異常に絡むエラーの場合の原因解析の効率化を図ること
ができる。
タと当該通信データ間の時間を時系列的に記憶し、エラ
ー発生時にエラーに対応する番号と前記通信情報を不揮
発メモリに記憶しておき、必要に応じて前記不揮発メモ
リの内容をプリントアウトすることができるので、通信
異常に絡むエラーの場合の原因解析の効率化を図ること
ができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図を参照しながら説明する。
て図を参照しながら説明する。
【0025】図2は、図1の画像処理部の一実施形態と
してのカラー電子写真複写機の機構の概略を説明するた
めの装置断面図である。
してのカラー電子写真複写機の機構の概略を説明するた
めの装置断面図である。
【0026】まず、図2に示すカラー電子写真複写機
(以下、単にカラー複写機と言う)の機構図によってカ
ラー複写機本体101の機構の概略を説明する。
(以下、単にカラー複写機と言う)の機構図によってカ
ラー複写機本体101の機構の概略を説明する。
【0027】図2において、カラー複写機本体101の
ほぼ中央部に配置された像担持体としての有機感光体
(OPC)ドラム102の周囲には、当該感光体ドラム
102の表面を帯電する帯電チャージャー103、一様
帯電された感光体ドラム102の表面上に半導体レーザ
光を照射して静電潜像を形成するレーザ光学系104、
静電潜像に各色トナーを供給して現像し、各色毎にトナ
ー像を得る黒現像装置105及びイエローY、マゼンダ
M、シアンCの3つのカラー現像装置106、107、
108、感光体ドラム102上に形成された各色毎のト
ナー像を順次転写する中間転写ベルト109、上記中間
転写ベルト109に転写電圧を印加するバイアスローラ
110、転写後の感光体ドラム102の表面に残留する
トナーを除去するクリーニング装置111、転写後の感
光体ドラム102の表面に残留する電荷を除去する除電
部112などが順次配列されている。
ほぼ中央部に配置された像担持体としての有機感光体
(OPC)ドラム102の周囲には、当該感光体ドラム
102の表面を帯電する帯電チャージャー103、一様
帯電された感光体ドラム102の表面上に半導体レーザ
光を照射して静電潜像を形成するレーザ光学系104、
静電潜像に各色トナーを供給して現像し、各色毎にトナ
ー像を得る黒現像装置105及びイエローY、マゼンダ
M、シアンCの3つのカラー現像装置106、107、
108、感光体ドラム102上に形成された各色毎のト
ナー像を順次転写する中間転写ベルト109、上記中間
転写ベルト109に転写電圧を印加するバイアスローラ
110、転写後の感光体ドラム102の表面に残留する
トナーを除去するクリーニング装置111、転写後の感
光体ドラム102の表面に残留する電荷を除去する除電
部112などが順次配列されている。
【0028】また、上記中間転写ベルト109には、転
写されたトナー像を転写材に転写する電圧を印加するた
めの転写バイアスローラ113及び転写材に転写後に残
留したトナー像をクリーニングするためのベルトクリー
ニング装置114が配設されている。
写されたトナー像を転写材に転写する電圧を印加するた
めの転写バイアスローラ113及び転写材に転写後に残
留したトナー像をクリーニングするためのベルトクリー
ニング装置114が配設されている。
【0029】中間転写ベルト109から剥離された転写
材を搬送する搬送ベルト115の出口側端部には、トナ
ー像を加熱及び加圧して定着させる定着装置116が配
置されているとともに、この定着装置116の出口部に
は、排紙トレイ117が取り付けられている。
材を搬送する搬送ベルト115の出口側端部には、トナ
ー像を加熱及び加圧して定着させる定着装置116が配
置されているとともに、この定着装置116の出口部に
は、排紙トレイ117が取り付けられている。
【0030】レーザ光学系104の上部には、複写機本
体101の上部に配置された原稿載置台としてのコンタ
クトガラス118、このコンタクトガラス118上の原
稿に走査光を照射する露光ランプ119、原稿からの反
射光を反射ミラー121によって結像レンズ122に導
き、光電変換素子であるCCD(Charge Coupled Devic
e)のイメージセンサアレイ123に入光させる。
体101の上部に配置された原稿載置台としてのコンタ
クトガラス118、このコンタクトガラス118上の原
稿に走査光を照射する露光ランプ119、原稿からの反
射光を反射ミラー121によって結像レンズ122に導
き、光電変換素子であるCCD(Charge Coupled Devic
e)のイメージセンサアレイ123に入光させる。
【0031】CCDのイメージセンサアレイ123で電
気信号に変換された画像信号は図示しない画像処理装置
を経て、レーザ光学系104中の半導体レーザのレーザ
発振を制御する。
気信号に変換された画像信号は図示しない画像処理装置
を経て、レーザ光学系104中の半導体レーザのレーザ
発振を制御する。
【0032】次に、図2に示したカラー複写機に内蔵さ
れる制御系について説明する。
れる制御系について説明する。
【0033】図1は、本発明の画像形成装置のエラー解
析情報出力装置の一実施形態を説明するための機能ブロ
ック図である。
析情報出力装置の一実施形態を説明するための機能ブロ
ック図である。
【0034】図1に示したように制御系は、メイン制御
部201、操作部202、スキャナ制御部203、画像
処理部(書込み制御も含む)204から構成されてい
る。
部201、操作部202、スキャナ制御部203、画像
処理部(書込み制御も含む)204から構成されてい
る。
【0035】メイン制御部201において、CPU21
1には所定のROM212と揮発RAM213および不
揮発RAM214が付設されているとともに、インター
フェースI/O215を介して各種負荷(図示せず)お
よびセンサー(温度及び湿度センサ205以外は図示せ
ず)が接続されている。
1には所定のROM212と揮発RAM213および不
揮発RAM214が付設されているとともに、インター
フェースI/O215を介して各種負荷(図示せず)お
よびセンサー(温度及び湿度センサ205以外は図示せ
ず)が接続されている。
【0036】また、各制御部のCPU(図示せず)とは
シリアルインターフェース(操作部202とは221、
スキャナ制御部203とは231、画像処理部204と
は241)で接続され、種々のデータのやり取りを行っ
ている。
シリアルインターフェース(操作部202とは221、
スキャナ制御部203とは231、画像処理部204と
は241)で接続され、種々のデータのやり取りを行っ
ている。
【0037】メイン制御部201のCPU211は、画
像形成時において、作像シーケンスの所定タイミングで
インターフェースI/O215に接続された各負荷のO
N/OFFを制御する。また、インターフェースI/O
215に接続された各センサの検出値により、各パラメ
ータを補正する機能を有している。
像形成時において、作像シーケンスの所定タイミングで
インターフェースI/O215に接続された各負荷のO
N/OFFを制御する。また、インターフェースI/O
215に接続された各センサの検出値により、各パラメ
ータを補正する機能を有している。
【0038】たとえば、感光体ドラム102の転写後の
領域に近接配置される発光ダイオードなどの発光素子と
フォトセンサーなどの受光素子とからなる光学センサー
は、感光体ドラム102上に形成される検知パターン潜
像のトナー像におけるトナー付着量及び地肌部における
トナー付着量が各色毎にそれぞれ検知するとともに、感
光体除電後のいわゆる残留電位を検知するようになって
いる。
領域に近接配置される発光ダイオードなどの発光素子と
フォトセンサーなどの受光素子とからなる光学センサー
は、感光体ドラム102上に形成される検知パターン潜
像のトナー像におけるトナー付着量及び地肌部における
トナー付着量が各色毎にそれぞれ検知するとともに、感
光体除電後のいわゆる残留電位を検知するようになって
いる。
【0039】この光電センサーからの検知出力信号は、
インターフェースI/O215を介してCPU211に
入力される。
インターフェースI/O215を介してCPU211に
入力される。
【0040】このとき、CPU211は、検知パターン
トナー像に於けるトナー付着量と地肌部におけるトナー
付着量との比率を求め、その比率値を基準値と比較して
画像濃度の変動を検知し、トナー濃度センサーの制御値
の補正を行なっている。
トナー像に於けるトナー付着量と地肌部におけるトナー
付着量との比率を求め、その比率値を基準値と比較して
画像濃度の変動を検知し、トナー濃度センサーの制御値
の補正を行なっている。
【0041】前述の制御プログラム(シーケンス制御や
パラメータ補正制御など)は、ROM212に格納され
ている。また揮発RAM213はレジスタ、変数格納用
等の作業領域として用いられる。
パラメータ補正制御など)は、ROM212に格納され
ている。また揮発RAM213はレジスタ、変数格納用
等の作業領域として用いられる。
【0042】操作部202は、メイン制御部201から
シリアルインターフェース221を介して送られてくる
操作パネル表示データに基づいて操作パネルに表示した
り、オペレータが操作モードを設定(現状から変更され
た場合)すると、その設定内容(操作モード情報)をシ
リアルインターフェース221を介してメイン制御部2
01に送信する機能を有している。これにより、エラー
発生時にエラーに対応する番号とエラー発生時の操作モ
ード情報を不揮発RAM214に記憶しておき、必要な
時に不揮発RAM214の内容を画像処理部204を制
御してプリントアウトすることができるので、エラー発
生時の操作モードを正確に知ることができる。その結
果、エラー再現確認試験において、エラー発生時の操作
モードを正確に再現でき、エラー原因解析の効率化を図
ることができる。
シリアルインターフェース221を介して送られてくる
操作パネル表示データに基づいて操作パネルに表示した
り、オペレータが操作モードを設定(現状から変更され
た場合)すると、その設定内容(操作モード情報)をシ
リアルインターフェース221を介してメイン制御部2
01に送信する機能を有している。これにより、エラー
発生時にエラーに対応する番号とエラー発生時の操作モ
ード情報を不揮発RAM214に記憶しておき、必要な
時に不揮発RAM214の内容を画像処理部204を制
御してプリントアウトすることができるので、エラー発
生時の操作モードを正確に知ることができる。その結
果、エラー再現確認試験において、エラー発生時の操作
モードを正確に再現でき、エラー原因解析の効率化を図
ることができる。
【0043】メイン制御部201は、その設定内容を揮
発RAM213に格納するとともに、その内容に応じた
処理を行う機能を有している。
発RAM213に格納するとともに、その内容に応じた
処理を行う機能を有している。
【0044】スキャナ制御部203は、メイン制御部2
01からの原稿読取り指示により、コンタクトガラス1
18上の原稿に露光ランプ119により走査光を照射す
るとともに、所定の速度で露光ランプ119および反射
ミラー121(露光ランプ119の1/2の速度)を移
動させる機能を有している。このとき、前述したよう
に、原稿の読取りデータが画像処理部204に出力され
る。
01からの原稿読取り指示により、コンタクトガラス1
18上の原稿に露光ランプ119により走査光を照射す
るとともに、所定の速度で露光ランプ119および反射
ミラー121(露光ランプ119の1/2の速度)を移
動させる機能を有している。このとき、前述したよう
に、原稿の読取りデータが画像処理部204に出力され
る。
【0045】画像処理部204は、スキャナ制御部20
3からの原稿読取りデータをシェーディング補正回路、
MTF補正回路、色変換−UCR処理回路変倍回路画像
加工(クリエイト)回路、MTFフィルター、γ補正回
路、階調処理回路のおのおので所定の処理を行って、そ
の結果のデータでレーザ光学系104レーザ光を制御す
る機能を有している。
3からの原稿読取りデータをシェーディング補正回路、
MTF補正回路、色変換−UCR処理回路変倍回路画像
加工(クリエイト)回路、MTFフィルター、γ補正回
路、階調処理回路のおのおので所定の処理を行って、そ
の結果のデータでレーザ光学系104レーザ光を制御す
る機能を有している。
【0046】なお、上記処理の前に、前記操作パネルで
設定された操作モードに対応した画像処理用データがメ
イン制御部201から送られてくるので、そのデータに
基づいて各上記処理部のパラメータを設定しておく。
設定された操作モードに対応した画像処理用データがメ
イン制御部201から送られてくるので、そのデータに
基づいて各上記処理部のパラメータを設定しておく。
【0047】次に、図3に基づいて、カラー複写機本体
101でエラー(SC:サービスマンコール)が発生し
た時の動作について説明する。
101でエラー(SC:サービスマンコール)が発生し
た時の動作について説明する。
【0048】図3は、図2のカラー複写機でエラーが発
生した時の画像形成装置のエラー解析情報出力装置の動
作を説明するためのフローチャートである。
生した時の画像形成装置のエラー解析情報出力装置の動
作を説明するためのフローチャートである。
【0049】エラーが発生し、メイン制御部201のC
PU211がそのエラーを検出すると、図3のエラー処
理ルーチンが実行される。
PU211がそのエラーを検出すると、図3のエラー処
理ルーチンが実行される。
【0050】まず、CPU211は、ステップS101
でエラー番号と現状(エラー発生時)の操作モード(揮
発RAM213に格納されている)を不揮発RAM21
4に書込む処理を実行する。これにより、エラー発生時
にエラーに対応する番号とエラー発生時の操作モードを
不揮発RAM214に記憶しておき、必要な時に不揮発
RAM214の内容を画像処理部204を制御してプリ
ントアウトすることができるので、エラー発生時の操作
モードを正確に知ることができる。その結果、エラー再
現確認試験において、エラー発生時の操作モードを正確
に再現でき、エラー原因解析の効率化を図ることができ
る。
でエラー番号と現状(エラー発生時)の操作モード(揮
発RAM213に格納されている)を不揮発RAM21
4に書込む処理を実行する。これにより、エラー発生時
にエラーに対応する番号とエラー発生時の操作モードを
不揮発RAM214に記憶しておき、必要な時に不揮発
RAM214の内容を画像処理部204を制御してプリ
ントアウトすることができるので、エラー発生時の操作
モードを正確に知ることができる。その結果、エラー再
現確認試験において、エラー発生時の操作モードを正確
に再現でき、エラー原因解析の効率化を図ることができ
る。
【0051】次に、CPU211は、ステップS102
でエラー表示コマンドとエラー番号を操作部202に送
る処理を実行する。
でエラー表示コマンドとエラー番号を操作部202に送
る処理を実行する。
【0052】このとき操作部202では、上記エラー表
示コマンドとエラー番号の情報を受取ると、操作パネル
にエラー番号と併せてエラー表示する処理が実行される
(ステップS102)。これにより、エラー発生時にエ
ラーに対応する番号の情報を不揮発RAM214に記憶
しておき、必要な時に不揮発RAM214の内容を画像
処理部204を制御してプリントアウトすることができ
るので、エラー発生時の操作モードを正確に知ることが
できる。その結果、エラー再現確認試験において、エラ
ー発生時の操作モードを正確に再現でき、エラー原因解
析の効率化を図ることができる。
示コマンドとエラー番号の情報を受取ると、操作パネル
にエラー番号と併せてエラー表示する処理が実行される
(ステップS102)。これにより、エラー発生時にエ
ラーに対応する番号の情報を不揮発RAM214に記憶
しておき、必要な時に不揮発RAM214の内容を画像
処理部204を制御してプリントアウトすることができ
るので、エラー発生時の操作モードを正確に知ることが
できる。その結果、エラー再現確認試験において、エラ
ー発生時の操作モードを正確に再現でき、エラー原因解
析の効率化を図ることができる。
【0053】次に、上記不揮発RAM214に書込まれ
たエラー解析情報、つまり、エラー番号と当該エラー発
生時の操作モードを出力する動作について説明する。
たエラー解析情報、つまり、エラー番号と当該エラー発
生時の操作モードを出力する動作について説明する。
【0054】図4は、エラー解析情報を出力するモード
が選択された際に画像形成装置のエラー解析情報出力装
置で実行されるエラー解析情報出力ルーチンの動作を説
明するためのフローチャートである。
が選択された際に画像形成装置のエラー解析情報出力装
置で実行されるエラー解析情報出力ルーチンの動作を説
明するためのフローチャートである。
【0055】エラー解析情報を出力するモードが選択さ
れると、図4のエラー解析情報出力ルーチンが呼び出さ
れる。
れると、図4のエラー解析情報出力ルーチンが呼び出さ
れる。
【0056】CPU211は、まず、ステップS201
でエラー発生の有無をチェックし、エラー発生が無けれ
ば(ステップS201のNo)、ステップS202を実
行してエラー無を操作パネルに表示するとともに(ステ
ップS202)、終了ボタンを表示する処理を実行する
(ステップS203)。この終了ボタンが押下されると
(ステップS203のYes)、操作パネルを本エラー
解析情報を出力するモードが選択される前の状態に戻し
て終了する(ステップS203のYes→RETUR
N)。
でエラー発生の有無をチェックし、エラー発生が無けれ
ば(ステップS201のNo)、ステップS202を実
行してエラー無を操作パネルに表示するとともに(ステ
ップS202)、終了ボタンを表示する処理を実行する
(ステップS203)。この終了ボタンが押下されると
(ステップS203のYes)、操作パネルを本エラー
解析情報を出力するモードが選択される前の状態に戻し
て終了する(ステップS203のYes→RETUR
N)。
【0057】またCPU211は、ステップS201で
エラー発生が有れば(ステップS201のYes)、ス
テップS204を実行してエラー有を操作パネルに表示
するとともに(ステップS204)、エラー解析情報出
力と終了ボタンを表示する処理を実行する(ステップS
204)。
エラー発生が有れば(ステップS201のYes)、ス
テップS204を実行してエラー有を操作パネルに表示
するとともに(ステップS204)、エラー解析情報出
力と終了ボタンを表示する処理を実行する(ステップS
204)。
【0058】CPU211は、エラー解析情報出力ボタ
ンが選択されると(ステップS205のYes)、ステ
ップS206を実行しエラー解析情報を印刷する処理を
実行する(ステップS206)。
ンが選択されると(ステップS205のYes)、ステ
ップS206を実行しエラー解析情報を印刷する処理を
実行する(ステップS206)。
【0059】印刷終了後、CPU211は、終了ボタン
が押下されると(ステップS207のYes)、操作パ
ネルを本エラー解析情報を出力するモードが選択される
前の状態に戻して終了する(ステップS207のYes
→RETURN)。
が押下されると(ステップS207のYes)、操作パ
ネルを本エラー解析情報を出力するモードが選択される
前の状態に戻して終了する(ステップS207のYes
→RETURN)。
【0060】次に、エラー解析情報の出力形態の第2実
施形態について説明する。図5は、エラー解析情報の出
力形態の第2実施形態の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
施形態について説明する。図5は、エラー解析情報の出
力形態の第2実施形態の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【0061】図5のフローチャートにおいて、オペレー
タが操作モードを設定(現状から変更された場合)する
と、その設定内容がメイン制御部201に送られてく
る。
タが操作モードを設定(現状から変更された場合)する
と、その設定内容がメイン制御部201に送られてく
る。
【0062】メイン制御部201は、操作モードのデー
タが送られてくると、つまり操作モードが更新されると
(ステップS301のYes)、その内容を揮発RAM
213に書込む処理を実行する(ステップS302)。
これにより、エラー発生時にエラーに対応する番号とエ
ラー発生時の操作モード情報を不揮発RAM214に記
憶しておき、必要な時に不揮発RAM214の内容を画
像処理部204を制御してプリントアウトすることがで
きるので、エラー発生時の操作モードを正確に知ること
ができる。その結果、エラー再現確認試験において、エ
ラー発生時の操作モードを正確に再現でき、エラー原因
解析の効率化を図ることができる。
タが送られてくると、つまり操作モードが更新されると
(ステップS301のYes)、その内容を揮発RAM
213に書込む処理を実行する(ステップS302)。
これにより、エラー発生時にエラーに対応する番号とエ
ラー発生時の操作モード情報を不揮発RAM214に記
憶しておき、必要な時に不揮発RAM214の内容を画
像処理部204を制御してプリントアウトすることがで
きるので、エラー発生時の操作モードを正確に知ること
ができる。その結果、エラー再現確認試験において、エ
ラー発生時の操作モードを正確に再現でき、エラー原因
解析の効率化を図ることができる。
【0063】ここで、複数の操作モードが書込めるよう
揮発RAM213に所定領域確保しておく。また、操作
モードを変更するたびに書込むため、所定回数書込む
と、上記領域が一杯になるので、その後は最も古いもの
の上に上書していく。したがって、常に最新の操作モー
ドからその前までに設定された所定回の操作モードが書
込まれていることになる。なお、書込む操作モードは、
初期状態からの変更部分だけとする。このことにより、
記憶データ量を減らすことができる。
揮発RAM213に所定領域確保しておく。また、操作
モードを変更するたびに書込むため、所定回数書込む
と、上記領域が一杯になるので、その後は最も古いもの
の上に上書していく。したがって、常に最新の操作モー
ドからその前までに設定された所定回の操作モードが書
込まれていることになる。なお、書込む操作モードは、
初期状態からの変更部分だけとする。このことにより、
記憶データ量を減らすことができる。
【0064】次に、エラー発生を検出する処理を実行す
る(ステップS303)。エラーの発生が無ければ(ス
テップS303のNo)、そのまま終了する(RETU
RN)。
る(ステップS303)。エラーの発生が無ければ(ス
テップS303のNo)、そのまま終了する(RETU
RN)。
【0065】一方、エラーの発生が検出されれば(ステ
ップS303のYes)、ステップS304が実行され
てエラー番号の情報と揮発RAM213に書込んだ操作
モードの情報とを不揮発RAM214に書込む処理を実
行する(ステップS304)。
ップS303のYes)、ステップS304が実行され
てエラー番号の情報と揮発RAM213に書込んだ操作
モードの情報とを不揮発RAM214に書込む処理を実
行する(ステップS304)。
【0066】続いて、ステップS305を実行して操作
部202にエラー表示コマンドとエラー番号を送る。操
作部202では上記エラー表示コマンドとエラー番号を
受取ると操作パネルにエラー番号と併せてエラー表示す
る処理を実行する(ステップS305)。これにより、
エラー発生時にエラーに対応する番号とエラー発生時の
操作モード情報を不揮発RAM214に記憶しておき、
必要な時に不揮発RAM214の内容を画像処理部20
4を制御してプリントアウトすることができるので、エ
ラー発生時の操作モードを正確に知ることができる。そ
の結果、エラー再現確認試験において、エラー発生時の
操作モードを正確に再現でき、エラー原因解析の効率化
を図ることができる。
部202にエラー表示コマンドとエラー番号を送る。操
作部202では上記エラー表示コマンドとエラー番号を
受取ると操作パネルにエラー番号と併せてエラー表示す
る処理を実行する(ステップS305)。これにより、
エラー発生時にエラーに対応する番号とエラー発生時の
操作モード情報を不揮発RAM214に記憶しておき、
必要な時に不揮発RAM214の内容を画像処理部20
4を制御してプリントアウトすることができるので、エ
ラー発生時の操作モードを正確に知ることができる。そ
の結果、エラー再現確認試験において、エラー発生時の
操作モードを正確に再現でき、エラー原因解析の効率化
を図ることができる。
【0067】上記エラー解析情報の出力は、上記で図4
を基に説明した動作と同じである。しかし、本実施形態
は、エラー解析情報として、エラー番号とエラー発生時
および発生時以前の操作モードを時系列に出力する。こ
れにより、設定された操作モードを時系列的に記憶し、
エラー発生時にエラーに対応する番号と記憶された操作
モードを不揮発RAM214に記憶しておき、必要な時
に不揮発RAM214の内容を画像処理部204を制御
してプリントアウトすることができるので、エラー発生
時までの操作モードを時系列的に正確に知ることができ
る。その結果、エラー再現確認試験において、操作手順
をいくつか重ねることにより発生するエラーに対して、
エラー発生までの操作モードを正確に再現でき、エラー
原因解析の効率化を図ることができる。
を基に説明した動作と同じである。しかし、本実施形態
は、エラー解析情報として、エラー番号とエラー発生時
および発生時以前の操作モードを時系列に出力する。こ
れにより、設定された操作モードを時系列的に記憶し、
エラー発生時にエラーに対応する番号と記憶された操作
モードを不揮発RAM214に記憶しておき、必要な時
に不揮発RAM214の内容を画像処理部204を制御
してプリントアウトすることができるので、エラー発生
時までの操作モードを時系列的に正確に知ることができ
る。その結果、エラー再現確認試験において、操作手順
をいくつか重ねることにより発生するエラーに対して、
エラー発生までの操作モードを正確に再現でき、エラー
原因解析の効率化を図ることができる。
【0068】次に、エラー解析情報の出力形態の第3実
施形態について説明する。
施形態について説明する。
【0069】図6は、エラー解析情報の出力形態の第3
実施形態の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
実施形態の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【0070】図6に示すように、ステップS401でエ
ラー発生を検出し、エラーの発生が検出されれば(ステ
ップS401のYes)、ステップS402を実行して
エラー番号の情報とその時の温度及び湿度の情報とを不
揮発RAM214に書込む処理を実行する(ステップS
402)。これにより、エラー発生時のエラーに対応す
る番号とエラー発生時の温度及び湿度を不揮発RAM2
14に記憶しておき、必要に応じて不揮発RAM214
の内容を画像処理部204を制御してプリントアウトす
ることができるので、エラー発生時の環境を正確に知る
ことができる。その結果、エラー発生が環境に依存して
いるかの推測ができ、請求項1、2と合せてエラー再現
確認試験を行うことにより、エラー原因解析の効率化を
図ることができる。
ラー発生を検出し、エラーの発生が検出されれば(ステ
ップS401のYes)、ステップS402を実行して
エラー番号の情報とその時の温度及び湿度の情報とを不
揮発RAM214に書込む処理を実行する(ステップS
402)。これにより、エラー発生時のエラーに対応す
る番号とエラー発生時の温度及び湿度を不揮発RAM2
14に記憶しておき、必要に応じて不揮発RAM214
の内容を画像処理部204を制御してプリントアウトす
ることができるので、エラー発生時の環境を正確に知る
ことができる。その結果、エラー発生が環境に依存して
いるかの推測ができ、請求項1、2と合せてエラー再現
確認試験を行うことにより、エラー原因解析の効率化を
図ることができる。
【0071】続いて、ステップS403を実行して操作
部202にエラー表示コマンドとエラー番号を送る処理
を実行する。
部202にエラー表示コマンドとエラー番号を送る処理
を実行する。
【0072】操作部202では上記エラー表示コマンド
とエラー番号を受取ると操作パネルにエラー番号と併せ
てエラー表示する処理を実行する(ステップS40
3)。
とエラー番号を受取ると操作パネルにエラー番号と併せ
てエラー表示する処理を実行する(ステップS40
3)。
【0073】上記エラー解析情報の出力は、上記で図4
を基に説明した動作と同じである。しかし、本実施形態
は、エラー解析情報として、エラー番号とその時の温度
及び湿度を出力する処理を実行する。これにより、エラ
ー発生時のエラーに対応する番号とエラー発生時の温度
及び湿度を不揮発RAM214に記憶しておき、必要に
応じて不揮発RAM214の内容を画像処理部204を
制御してプリントアウトすることができるので、エラー
発生時の環境を正確に知ることができる。その結果、エ
ラー発生が環境に依存しているかの推測ができ、請求項
1、2と合せてエラー再現確認試験を行うことにより、
エラー原因解析の効率化を図ることができる。
を基に説明した動作と同じである。しかし、本実施形態
は、エラー解析情報として、エラー番号とその時の温度
及び湿度を出力する処理を実行する。これにより、エラ
ー発生時のエラーに対応する番号とエラー発生時の温度
及び湿度を不揮発RAM214に記憶しておき、必要に
応じて不揮発RAM214の内容を画像処理部204を
制御してプリントアウトすることができるので、エラー
発生時の環境を正確に知ることができる。その結果、エ
ラー発生が環境に依存しているかの推測ができ、請求項
1、2と合せてエラー再現確認試験を行うことにより、
エラー原因解析の効率化を図ることができる。
【0074】次に、エラー解析情報の出力形態の第4実
施形態について説明する。
施形態について説明する。
【0075】図7は、エラー解析情報の出力形態の第4
実施形態の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
実施形態の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【0076】メイン制御部201は、操作部202、ス
キャナ制御部203、画像処理部204とそれぞれ送受
信を実施すると(ステップS501のYes)、ステッ
プS502を実行してその送受信データと、その前に送
受信してからの時間を揮発RAM213に書込む処理を
実行する(ステップS502)。
キャナ制御部203、画像処理部204とそれぞれ送受
信を実施すると(ステップS501のYes)、ステッ
プS502を実行してその送受信データと、その前に送
受信してからの時間を揮発RAM213に書込む処理を
実行する(ステップS502)。
【0077】たとえば、メイン制御部201は、操作部
202との送受信データの場合、送受信データが最初で
あれば、そのデータと送信か受信かを識別する識別デー
タを揮発RAM213に書込む。更に加えて、この書き
込みと同時にタイマをスタートする処理を実行する。
202との送受信データの場合、送受信データが最初で
あれば、そのデータと送信か受信かを識別する識別デー
タを揮発RAM213に書込む。更に加えて、この書き
込みと同時にタイマをスタートする処理を実行する。
【0078】メイン制御部201は、続いて、操作部2
02との送受信時は、そのデータと送信か受信かを識別
する識別データと上記タイマ値(送受信間の時間)を揮
発RAM213に書込む処理を実行する。
02との送受信時は、そのデータと送信か受信かを識別
する識別データと上記タイマ値(送受信間の時間)を揮
発RAM213に書込む処理を実行する。
【0079】メイン制御部201は、この書き込みと同
時に、タイマをリスタートする。以降同じ処理をする。
時に、タイマをリスタートする。以降同じ処理をする。
【0080】書込むデータ量を減らすために、タイマ値
は所定時間以下だと何も書かず、所定時間以上だと、そ
の旨を表す識別データを書く。スキャナ制御部203、
画像処理部204についても同じである。
は所定時間以下だと何も書かず、所定時間以上だと、そ
の旨を表す識別データを書く。スキャナ制御部203、
画像処理部204についても同じである。
【0081】ここで、メイン制御部201と操作部20
2、スキャナ制御部203、画像処理部204との上記
送受信データおよび送受信間の時間が所定量書込める領
域をそれぞれ個別に揮発RAM213に所定領域確保し
ておく。また、送受信するたびに書込むため、所定回数
書込むと、上記領域が一杯になるので、その後は最も古
いものの上に上書していく。したがって、常に最新の送
受信からその前までの所定回の送受信が書込まれている
ことになる。
2、スキャナ制御部203、画像処理部204との上記
送受信データおよび送受信間の時間が所定量書込める領
域をそれぞれ個別に揮発RAM213に所定領域確保し
ておく。また、送受信するたびに書込むため、所定回数
書込むと、上記領域が一杯になるので、その後は最も古
いものの上に上書していく。したがって、常に最新の送
受信からその前までの所定回の送受信が書込まれている
ことになる。
【0082】メイン制御部201は、次に、エラー発生
を検出する(ステップS503)。エラーの発生が無け
れば(ステップS503のNo)、そのまま終了する
(RETURN)。
を検出する(ステップS503)。エラーの発生が無け
れば(ステップS503のNo)、そのまま終了する
(RETURN)。
【0083】メイン制御部201は、一方、エラーの発
生が検出されれば(ステップS503のYes)、ステ
ップS504を実行してエラー番号の情報と揮発RAM
213に書込んだ上記送受信データおよび送受信間の時
間の情報とを不揮発RAM214に書込む処理を実行す
る(ステップS504)。これにより、エラー発生時に
エラーに対応する番号とエラー発生時の操作モード情報
を不揮発RAM214に記憶しておき、必要な時に不揮
発RAM214の内容を画像処理部204を制御してプ
リントアウトすることができるので、エラー発生時の操
作モードを正確に知ることができる。その結果、エラー
再現確認試験において、エラー発生時の操作モードを正
確に再現でき、エラー原因解析の効率化を図ることがで
きる。
生が検出されれば(ステップS503のYes)、ステ
ップS504を実行してエラー番号の情報と揮発RAM
213に書込んだ上記送受信データおよび送受信間の時
間の情報とを不揮発RAM214に書込む処理を実行す
る(ステップS504)。これにより、エラー発生時に
エラーに対応する番号とエラー発生時の操作モード情報
を不揮発RAM214に記憶しておき、必要な時に不揮
発RAM214の内容を画像処理部204を制御してプ
リントアウトすることができるので、エラー発生時の操
作モードを正確に知ることができる。その結果、エラー
再現確認試験において、エラー発生時の操作モードを正
確に再現でき、エラー原因解析の効率化を図ることがで
きる。
【0084】メイン制御部201は、続いて、ステップ
S505を実行して操作部202にエラー表示コマンド
とエラー番号を送る処理を実行する。
S505を実行して操作部202にエラー表示コマンド
とエラー番号を送る処理を実行する。
【0085】操作部202では上記エラー表示コマンド
とエラー番号を受取ると操作パネルにエラー番号と併せ
てエラー表示する処理を実行する(ステップS50
5)。
とエラー番号を受取ると操作パネルにエラー番号と併せ
てエラー表示する処理を実行する(ステップS50
5)。
【0086】上記エラー解析情報の出力は、上記で図4
を基に説明した動作と同じである。しかし、本実施形態
は、エラー解析情報として、エラー番号とそのエラー発
生までのメイン制御部201と操作部202、スキャナ
制御部203、画像処理部204との送受信データ、送
受信識別データ(通信データ)および送受信間の時間の
情報(通信データ間の時間にかかる情報)を時系列に出
力する処理を実行する。これにより、送受信識別データ
と送受信識別データ間の時間(送受信間の時間)を時系
列的に記憶し、エラー発生時にエラーに対応する番号と
通信情報を不揮発RAM214に記憶しておき、必要に
応じて不揮発RAM214の内容を画像処理部204を
制御してプリントアウトすることができるので、通信異
常に絡むエラーの場合の原因解析の効率化を図ることが
できる。
を基に説明した動作と同じである。しかし、本実施形態
は、エラー解析情報として、エラー番号とそのエラー発
生までのメイン制御部201と操作部202、スキャナ
制御部203、画像処理部204との送受信データ、送
受信識別データ(通信データ)および送受信間の時間の
情報(通信データ間の時間にかかる情報)を時系列に出
力する処理を実行する。これにより、送受信識別データ
と送受信識別データ間の時間(送受信間の時間)を時系
列的に記憶し、エラー発生時にエラーに対応する番号と
通信情報を不揮発RAM214に記憶しておき、必要に
応じて不揮発RAM214の内容を画像処理部204を
制御してプリントアウトすることができるので、通信異
常に絡むエラーの場合の原因解析の効率化を図ることが
できる。
【0087】なお、本実施形態では不揮発RAMで説明
したが、カラー複写機101の電源をOFFしてもデー
タを保持できる記憶手段であれば、不揮発RAMに限ら
ない。
したが、カラー複写機101の電源をOFFしてもデー
タを保持できる記憶手段であれば、不揮発RAMに限ら
ない。
【0088】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、エラー
発生時にエラーに対応する番号にかかる情報とエラー発
生時の操作モードにかかる情報を不揮発メモリに記憶し
ておき、必要な時に前記不揮発メモリの内容をプリント
アウトすることができるので、エラー発生時の操作モー
ドを正確に知ることができる。その結果、エラー再現確
認試験において、エラー発生時の操作モードを正確に再
現でき、エラー原因解析の効率化を図ることができる。
発生時にエラーに対応する番号にかかる情報とエラー発
生時の操作モードにかかる情報を不揮発メモリに記憶し
ておき、必要な時に前記不揮発メモリの内容をプリント
アウトすることができるので、エラー発生時の操作モー
ドを正確に知ることができる。その結果、エラー再現確
認試験において、エラー発生時の操作モードを正確に再
現でき、エラー原因解析の効率化を図ることができる。
【0089】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の効果に加えて、設定された操作モードを時系列
的に記憶し、エラー発生時にエラーに対応する番号と前
記記憶された操作モードを不揮発メモリに記憶してお
き、必要な時に前記不揮発メモリの内容をプリントアウ
トすることができるので、エラー発生時までの操作モー
ドを時系列的に正確に知ることができる。その結果、エ
ラー再現確認試験において、操作手順をいくつか重ねる
ことにより発生するエラーに対して、エラー発生までの
操作モードを正確に再現でき、エラー原因解析の効率化
を図ることができる。
に記載の効果に加えて、設定された操作モードを時系列
的に記憶し、エラー発生時にエラーに対応する番号と前
記記憶された操作モードを不揮発メモリに記憶してお
き、必要な時に前記不揮発メモリの内容をプリントアウ
トすることができるので、エラー発生時までの操作モー
ドを時系列的に正確に知ることができる。その結果、エ
ラー再現確認試験において、操作手順をいくつか重ねる
ことにより発生するエラーに対して、エラー発生までの
操作モードを正確に再現でき、エラー原因解析の効率化
を図ることができる。
【0090】請求項3に記載の発明によれば、エラー発
生時のエラーに対応する番号とエラー発生時の温度及び
湿度を不揮発メモリに記憶しておき、必要に応じて不揮
発メモリの内容をプリントアウトすることができるの
で、エラー発生時の環境を正確に知ることができる。そ
の結果、エラー発生が環境に依存しているかの推測がで
き、請求項1、2と合せてエラー再現確認試験を行うこ
とにより、エラー原因解析の効率化を図ることができ
る。
生時のエラーに対応する番号とエラー発生時の温度及び
湿度を不揮発メモリに記憶しておき、必要に応じて不揮
発メモリの内容をプリントアウトすることができるの
で、エラー発生時の環境を正確に知ることができる。そ
の結果、エラー発生が環境に依存しているかの推測がで
き、請求項1、2と合せてエラー再現確認試験を行うこ
とにより、エラー原因解析の効率化を図ることができ
る。
【0091】請求項4に記載の発明によれば、通信デー
タと当該通信データ間の時間を時系列的に記憶し、エラ
ー発生時にエラーに対応する番号と前記通信情報を不揮
発メモリに記憶しておき、必要に応じて前記不揮発メモ
リの内容をプリントアウトすることができるので、通信
異常に絡むエラーの場合の原因解析の効率化を図ること
ができる。
タと当該通信データ間の時間を時系列的に記憶し、エラ
ー発生時にエラーに対応する番号と前記通信情報を不揮
発メモリに記憶しておき、必要に応じて前記不揮発メモ
リの内容をプリントアウトすることができるので、通信
異常に絡むエラーの場合の原因解析の効率化を図ること
ができる。
【図1】本発明の画像形成装置のエラー解析情報出力装
置の一実施形態を説明するための機能ブロック図であ
る。
置の一実施形態を説明するための機能ブロック図であ
る。
【図2】図1の画像処理部の一実施形態としてのカラー
電子写真複写機の機構の概略を説明するための装置断面
図である。
電子写真複写機の機構の概略を説明するための装置断面
図である。
【図3】図2のカラー複写機でエラーが発生した時の画
像形成装置のエラー解析情報出力装置の動作を説明する
ためのフローチャートである。
像形成装置のエラー解析情報出力装置の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図4】エラー解析情報を出力するモードが選択された
際に画像形成装置のエラー解析情報出力装置で実行され
るエラー解析情報出力ルーチンの動作を説明するための
フローチャートである。
際に画像形成装置のエラー解析情報出力装置で実行され
るエラー解析情報出力ルーチンの動作を説明するための
フローチャートである。
【図5】エラー解析情報の出力形態の第2実施形態の動
作を説明するためのフローチャートである。
作を説明するためのフローチャートである。
【図6】エラー解析情報の出力形態の第3実施形態の動
作を説明するためのフローチャートである。
作を説明するためのフローチャートである。
【図7】エラー解析情報の出力形態の第4実施形態の動
作を説明するためのフローチャートである。
作を説明するためのフローチャートである。
【図8】従来の画像形成装置のエラー解析情報出力装置
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
201…メイン制御部 202…操作部 203…スキャナ制御部 204…画像処理部 205…温度及び湿度センサ 211…CPU 212…ROM 213…揮発RAM 214…不揮発RAM 215…インターフェースI/O
Claims (4)
- 【請求項1】 画像形成装置のエラー解析情報出力装置
において、 エラー発生を検知するエラー発生検知手段と、 当該エラー発生検知手段によってエラー発生が検知され
た際に当該エラーに対応する番号の情報及び当該エラー
発生時の画像形成装置の操作モードにかかる情報を不揮
発メモリに記憶するエラー情報記憶手段と、 少なくとも当該エラー対応番号情報及び当該操作モード
情報を含む、エラー情報記憶手段の記憶内容をプリント
アウトするプリント制御手段とを有することを特徴とす
る画像形成装置のエラー解析情報出力装置。 - 【請求項2】 操作モード確定内容にかかる情報を時系
列的に記憶しておく操作モード記憶手段と、 前記エラー発生検知手段によってエラー発生が検知され
た際に前記エラーに対応する番号にかかる情報及び前記
操作モード記憶手段の内容を不揮発メモリに記憶するエ
ラー情報記憶手段と、 当該エラー情報記憶手段の内容をプリントアウトするプ
リント制御手段とを有することを特徴とする請求項1に
記載の画像形成装置のエラー解析情報出力装置。 - 【請求項3】 画像形成装置のエラー解析情報出力装置
において、 エラー発生を検知するエラー発生検知手段と、 当該エラー発生検知手段によってエラー発生が検知され
たとき、当該エラーに対応する番号にかかる情報及び当
該エラー発生時の温度及び湿度にかかる情報を不揮発メ
モリに記憶するエラー情報記憶手段と、 当該エラー番号情報及び当該温湿度情報を含む、当該エ
ラー情報記憶手段の内容をプリントアウトするプリント
制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置のエ
ラー解析情報出力装置。 - 【請求項4】 画像形成装置のエラー解析情報出力装置
において、 通信データと当該通信データ間の時間にかかる情報を時
系列的に記憶する通信情報記憶手段と、 エラー発生を検知するエラー発生検知手段と、 当該エラー発生検知手段によってエラー発生が検知され
た際に、当該エラー番号情報及び当該通信情報記憶手段
の内容を不揮発メモリに記憶するエラー情報記憶手段
と、 当該エラー情報記憶手段の内容をプリントアウトするプ
リント制御手段とを有することを特徴とする画像形成装
置のエラー解析情報出力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10009535A JPH11208075A (ja) | 1998-01-21 | 1998-01-21 | 画像形成装置のエラー解析情報出力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10009535A JPH11208075A (ja) | 1998-01-21 | 1998-01-21 | 画像形成装置のエラー解析情報出力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11208075A true JPH11208075A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=11722973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10009535A Withdrawn JPH11208075A (ja) | 1998-01-21 | 1998-01-21 | 画像形成装置のエラー解析情報出力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11208075A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006263949A (ja) * | 2005-03-22 | 2006-10-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 機器および後処理装置 |
JP2013145934A (ja) * | 2012-01-13 | 2013-07-25 | Mitsubishi Electric Corp | 通信装置及び通信制御方法 |
-
1998
- 1998-01-21 JP JP10009535A patent/JPH11208075A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006263949A (ja) * | 2005-03-22 | 2006-10-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 機器および後処理装置 |
JP4661286B2 (ja) * | 2005-03-22 | 2011-03-30 | 富士ゼロックス株式会社 | 後処理装置 |
JP2013145934A (ja) * | 2012-01-13 | 2013-07-25 | Mitsubishi Electric Corp | 通信装置及び通信制御方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050405 |