JPH11208050A - インクリボンカートリッジ - Google Patents

インクリボンカートリッジ

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JPH11208050A
JPH11208050A JP10017042A JP1704298A JPH11208050A JP H11208050 A JPH11208050 A JP H11208050A JP 10017042 A JP10017042 A JP 10017042A JP 1704298 A JP1704298 A JP 1704298A JP H11208050 A JPH11208050 A JP H11208050A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクリボン27の表裏及び巻取り側をケー
ス本体35に対して正しく、且つ迅速に装着できように
する。 【解決手段】 一方の面にインク層が形成された帯状の
シート体とからなるインクリボン27を巻回する一対の
管体40(41)の端部に着脱自在に装着する4つのス
プール36〜39のうち、歯車48付きのスプール3
7,39は、ケース本体35の一側板51aに穿設した
丸孔66(67)を鍔部43と歯車48とで挟んだ状態
で抜け不能、且つ遊嵌させる。鍔部43付きの他方のス
プール36,38は、他方の側板51bに形成した一端
開放型の軸支持溝部55に対して、着脱可能に遊嵌させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ等の記録
装置に使用するための、交換可能な幅広のインクリボン
を備えたインクリボンカートリッジの構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】サーマルプリンタを用いて普通紙などに
印刷する場合、交換の容易性及び取扱の簡便さから、通
常はインクリボンカートリッジが用いられる。そして、
サーマルプリンタがラインプリンタである場合、幅広の
インクリボンを用いている。一般に、インクリボンは供
給側及び巻取り側に芯としての管体に巻回され、その各
管体の端部に鍔付きスプール(合計4個)を備えている
が、消費されたインクリボンの交換毎にスプールも交換
すると、資源の無駄使いとなるため、交換時には古いイ
ンクリボンからスプールを一旦取り外し、新しいインク
リボンの管体に再度装着すると共にインクリボンカート
リッジに装着することが行われている。
【0003】ところで、インクリボンは、広幅のフィル
ム状のシート体の片面にインク層が形成されており、こ
のインク層と被記録媒体である用紙とが対面するよう
に、インクリボンカートリッジに配置しなければならな
い。そのため、インクリボンの交換に際して、前記イン
ク層を有する面が正しい側になるようにインクリボンカ
ートリッジに装着する必要がある。また、一般に、イン
クリボンの巻取り側及び供給側に位置するスプールは所
定の動力を受けて回転駆動する必要があるので、この2
つのスプールには歯車を備えるが、これらの歯車付きの
スプールもインクリボンカートリッジの所定の箇所にセ
ットされなければならない。
【0004】そのための工夫として、本出願人は先に、
特願平9−217号において、インクリボンの供給側及
び巻取り側の芯としての各管体の両端面にそれぞれ切欠
き形成した2個の係合溝の管体の軸心とのなす中心角度
を、4つの端面のうち1箇所の端面におけるもののみ他
の3箇所のものと相違するように設定した。そして、前
記各管体の端面に係脱する4つの鍔付きスプールは、各
々前記2個の係合溝に嵌まるように係合爪を突出形成す
るものであって、従って、1つの特定の鍔付きスプール
(例えば巻取り側の片方におけるスプール)における2
つの係合爪は、他の3つの鍔付きスプールにおける2つ
の係合爪とは、スプールの軸心となす中心角度が相違す
るように設定した。
【0005】そのうえ、4つの前記鍔付き(歯車無し)
スプールのうち、特定の一つの軸部の直径が他方の3つ
のもの直径より大きくなるように設定し、インクリボン
カートリッジの一側板に形成されて前記各スプールの軸
部を回転可能に支持するための2つ割り状の円孔の直径
は、前記特定のスプールに対応する箇所のみ大きく、他
の3箇所の2つ割り状の円孔の直径は小さく同じ径に設
定した。
【0006】これらの構成により、前記特定のスプール
はインクリボンの筒体のうちの特定の箇所にのみ取付け
可能であり、しかも、この特定のスプールが、インクリ
ボンカートリッジの特定の箇所の円孔にのみ装着可能
で、他の3箇所の円孔には嵌まることが不能となるの
で、インクリボンのインク層の有無(表裏)の逆取付け
や、インクリボンカートリッジに対するインクリボンの
装着誤まりが発生しないのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成であっても、新しいインクリボンの交換作業毎
に、前記特定のスプールとインクリボンカートリッジに
おける特定の装着箇所との組合せの発見を試行錯誤で繰
り返す必要があり、そのために手間が掛かり、その作業
が長く掛かると、インクリボンに皺寄ったり、破損する
危険性も高くなるという問題があった。
【0008】本発明は、上記の問題点に鑑みて提案され
たものであって、簡単な構造でインクリボンの交換作業
を正確且つ迅速に実行できるインクリボンカートリッジ
を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載した発明のインクリボンカートリッ
ジは、一対の管体と、該一対の管体に巻回され、一方の
面にインク層が形成された帯状のシート体とからなるイ
ンクリボンと、該インクリボンの管体の端部に着脱自在
に装着する4つのスプールと、該4つのスプールの回転
軸部の支持部を備えたカートリッジ本体とにより構成さ
れたインクリボンカートリッジであって、カートリッジ
本体の相対向して立設する両側板のうち一方の側板に穿
設された円孔に、巻取り側の鍔付きスプールと、供給側
の鍔付きスプールとを遊嵌且つ脱け不能に装着し、前記
他方の側板に形成した一端開放型の軸支持溝部には、巻
取り側の鍔付きスプールと、供給側の鍔付きスプールと
を着脱可能に遊嵌させるように構成したものである。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載のインクリボンカートリッジにおいて、前記一対
の管体の合計4つの端面には、それぞれ2個の係合溝が
形成され、前記4つの端面のうち1つの端面における2
個の係合溝と他の3つの端面における2個の係合溝と
は、管体の軸心とのなす中心角度を相違するように設定
され、前記4つのスプールには、前記管体の端面におけ
る2個の係合溝に嵌合可能な2個の係合爪がそれぞれ設
けられており、前記一方の側板に抜け不能に装着される
スプールのうち一方のスプールにおける2個の係合爪
は、他の3つのスプールにおける2個の係合爪とはスプ
ールの軸心とのなす中心角度を相違するように設定され
ているものである。
【0011】そして、請求項3に記載の発明は、請求項
1または請求項2に記載のインクリボンカートリッジに
おいて、前記一方の側板に抜け不能に装着されるスプー
ルは、前記鍔部を有する内筒部と、前記側板を挟んで前
記鍔部と反対側に歯車を有する外筒部とに分離可能に構
成されているものである。さらに、請求項4に記載の発
明は、請求項1乃至請求項3に記載のインクリボンカー
トリッジにおいて、前記一方の側板に抜け不能に装着さ
れる2つのスプールのうち一方のスプールにおける側板
の円孔に嵌まる軸部の直径は、前記他の3つのスプール
における前記円孔もしくは軸支持溝部に嵌まる軸部の直
径より大径に形成したものである。
【0012】さらに、請求項5に記載の発明は、請求項
1乃至請求項4に記載のインクリボンカートリッジにお
いて、前記一方の側板に抜け不能に装着される2つのス
プールのうち一方のスプールに付着もしくは塗布される
色彩は、前記他の3つのスプールに付着もしくは塗布さ
れる色彩と異なるように設定したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態を、図面を参照しつつ具体的に説明する。図1は本発
明のインクリボンカートリッジ24を使用するファクシ
ミリ装置1の側断面図、図2はインクリボンカートリッ
ジ24の平面図、図3はインクリボンカートリッジ24
の下面、図4(a)は図2の右側面図、図4(b)は図
2の左側面図である。
【0014】先ず、ファクシミリ装置1の構造について
概略説明する。なお、本実施例のファクシミリ装置1
は、原稿8から画像等を読取り、その画像データをファ
クシミリデータとして通信回線の一つである電話回線を
介して他のファクシミリ装置に送信すると共に電話回線
を介して他のファクシミリ装置から送信されたファクシ
ミリデータを受信して記録用紙4にその画像を形成す
る、通常のファクシミリ装置としての機能の他、パーソ
ナルコンピュータやワードプロセッサ等からプリンタケ
ーブルまたは赤外線等の無線を介して伝送されてきたプ
リントデータを受けてそのデータに応じて画像を形成す
るプリンタとしての機能を有する。
【0015】ファクシミリ装置1の本体2の一側には、
図示しない受話器が配置され、本体2の上面前部にはキ
ースイッチ3aや液晶表示装置3bなどを有する操作パ
ネル3が設けられている。また、本体2の上面後部には
記録用紙4を斜め下向き状の立てた状態で積層して載置
するための左右一対の給紙ガイド部5が、本体2の上面
を覆うための回動可能なカバー体6の裏面に設けられ、
本体2上面前後中途部には原稿台7が着脱可能に装着さ
れている。
【0016】本体2内には、前記操作パネル3の下方位
置に、前記原稿台7からの原稿8を搬送するためのフィ
ードローラ対9と、密着型イメージスキャナ部(CI
S)10とその読取り部の上側に配置した原稿押え体1
1と、排紙ローラ対12とが配置されている。また、前
記給紙ガイド部5の下方には、給紙口13からの記録用
紙4を一枚ずつ搬送するための給紙ローラ15とその下
周面にばねにて付勢された分離パッド16と、該分離パ
ッド16よりも搬送上流側にて積層された記録用紙4を
給紙ローラ15の周面に押圧する押圧体17とからなる
給紙部14が備えられている。
【0017】この給紙部14の下方には、記録部として
のローラ状のプラテン20と、該プラテン20の下面に
向かってばね21により付勢されたサーマルヘッド22
の印字台23と、該印字台23に跨がるように配置する
インクリボンカートリッジ24とが配置されている。イ
ンクリボンカートリッジ24における後方の供給側リボ
ンスプール25から前方の巻取り側リボンスプール26
に巻回したインクリボン27は、サーマルヘッド22及
びバネ板製のテンション体28の上面を通過し、巻取り
側リボンスプール26の下周面側に至る。このとき、イ
ンクリボン27のインク面(インク層)は上面にあり、
インクリボン27の上面(インク面)に重なる記録用紙
4は、プラテン20とサーマルヘッド22とが重合する
印字部にて印刷されたのち、排紙通路30及び排紙ロー
ラ対31を介して、前記給紙部14の上側の排紙部32
上に排紙されるように構成されている。
【0018】次に、本発明に係るインクリボンカートリ
ッジ24の構成について、図2〜図7を参照しながら説
明する。このインクリボンカートリッジ24は、カート
リッジ本体としてのケース体35と、インクリボン27
と、供給側リボンスプール25としての左右一対の供給
側スプール36,37と、巻取り側リボンスプール26
としての左右一対の巻取り側スプール38,39とによ
り構成されている。前記各スプール36,37,38,
39は、例えば合成樹脂材の射出成形等にて一体的に形
成されている。
【0019】インクリボン27は、広幅の樹脂フィルム
の片面全体にインク層を形成したものであり、図2に示
すように、一対の紙製等の円筒状の管体40,41に巻
回されている。インクリボン27のインク層に記録用紙
4を対面させるようにして、プラテン20とラインプリ
ンタであるサーマルヘッド22の記録面とにより挟み込
んで、画像データに応じてサーマルヘッド22の発熱体
に通電することにより、1ラインずつ記録用紙4に画像
が形成される。
【0020】図2に示すように、供給側の管体40及び
巻取り側の管体41の各右端に嵌合する供給側右スプー
ル36と巻取り側右スプール38とは、図3、図5
(a)及び図5(b)に示すように同一形状であって、
前記管体40(41)の右端部内径に嵌まる内筒部42
と、大径の鍔部43と、後述するケース体35に対して
回転自在に配置される支持軸部としての小径の円筒状の
外軸44とにより構成されている。そして、内筒部42
と鍔部43との付け根部位には、管体40(41)の端
面に切欠き形成された後述する2つの係合溝60,60
(下面図である図3参照)に嵌合して回り止めとなる2
つの係合爪45,45が突出形成され、外軸部44の外
周面には、その軸線方向に長い空転防止用の突条46が
円周方向に適宜間隔にて複数突出形成されている。
【0021】供給側の管体40及び巻取り側の管体41
の各左端に嵌合する供給側左スプール37と巻取り側左
スプール39とは、前記管体40(41)の左端部内径
に嵌まる内筒部42と、大径の鍔部43と、該鍔部43
の外側に設けて後述するケース体35に対して回転自在
に配置される支持軸部47a(47b)と、該支持軸部
47a(47b)の外側に設けられた歯車部48付きの
円筒状の外筒部49とにより構成されている。そして、
前記各内筒部42,42の外周面には、前記管体40
(41)の端面に切欠き形成された後述する2つの係合
溝61,61(下面図である図3参照)に嵌合して回り
止めとなる2つの係合爪50,50が突出形成されてい
る。
【0022】なお、前記2つの管体40,41における
4箇所の端面に形成される2個ずつの係合溝60,6
0,61,61のうち、特定の一箇所(例えば、前記巻
取り側左スプール39に嵌合する箇所)の2個の係合溝
61,61は、管体40,41の軸線を挟む中心角度を
120度程度とし、他の三箇所の2個ずつの係合溝6
0,60,61,61は、管体40,41の軸線を挟む
中心角度を180度に設定する。これに対応するよう
に、前記特定の1つのスプール、例えば、前記巻取り側
左スプール39における2個の係合爪50,50は、そ
の内筒部42の軸線を挟む中心角度θ2を120度程度
とし(図8(b)参照)、他の三つのスプール36,3
7,38における2個ずつの係合爪45,45,50,
50は、その内筒部42の軸線を挟む中心角度θ1を1
80度に設定する(図5(b)参照)。
【0023】このように構成すると、特定のスプールと
しての前記巻取り側左スプール39は、前記2つの管体
40,41における特定の端面(実施例では、図2にお
いて左下)の箇所にしか装着できないことになる。な
お、他の3つスプール36,37,38は、2個の係合
爪45,45及び2個の係合爪50,50の中心角度θ
1が等しいから、2つの管体40,41における前記特
定の端部以外の3箇所の端部に嵌め入れることができ
る。
【0024】歯車付きスプールとしての、図2における
供給側左スプール37と巻取り側左スプール39は、管
体40,41の左端に嵌まり、前記鍔部43を備えた内
筒部42と、歯車48を備えた外筒部49とに分離可能
に構成されている。この構成を図7(a)、図7
(b)、図8(a)及び図8(b)を参照しながら、さ
らに詳述すると、内筒部42の鍔部43との付け根部に
は、前述したように2個の係合爪50,50が一体的に
突出され、且つ前記付け根部には半径方向に貫通する2
つの取付け孔63,63が穿設されている(図8(a)
及び図8(b)を参照)。そして、鍔部43を挟んで前
記係合爪50と反対側の筒部である支持軸部の外直径
は、特定のスプールとしての巻取り側左スプール39に
おける支持軸部47bの方が、供給側左スプール37に
おける支持軸部47aの外直径より大きく形成されてい
る(図4(b)参照)。
【0025】他方、外筒部49には、前記各支持軸部4
7a(47b)の内径に嵌まる一対のアーム64,64
を有し、この各アーム64の先端には、前記取付け孔6
3に係止できる係止爪65が半径外向きに一体的に形成
されている。この構成により、外筒部49のアーム6
4,64をその弾性に抗して内筒部42の支持軸部47
の内径に嵌合すると、係止爪65が取付け孔63に係止
されて、不用意に分離できない構造となっている。
【0026】次に、カートリッジ本体としてのケース体
35の構成について、図2〜図4及び図6を参照して説
明する。ケース体35は、インクリボン27の供給側の
巻回部の上側を覆うための左右長手の供給側上カバー部
35aと、インクリボン27の巻取り側の巻回部の上側
を覆うための左右長手の巻取り側上カバー部35bと、
これら供給側上カバー部35a及び左右長手の巻取り側
上カバー部35bの左右両側を連設する連結片52,5
3と、左右両側板部51a,51a,51b,51bと
により構成され、例えば合成樹脂材の射出成形により一
体的に形成されている。従って、供給側上カバー部35
aと左右長手の巻取り側上カバー部35bと左右両側の
連結片52,53とで囲まれた部位は、インクリボン2
7が露出する窓部54となり、該窓部54の上側からロ
ーラ状のプラテン20が臨み、窓部54の下方からは印
字台23とサーマルヘッド22及びテンション体28が
臨む。
【0027】そして、図2において右側の側板51bに
は、図4(a)及び図6(a)に示すように、2つの管
体40,41における右端部に着脱自在に装着した供給
側右スプール36と巻取り側右スプール38とにおける
支持軸部としての外軸44,44がそれぞれ遊嵌する一
端開放型の軸支持溝部55が形成されている。この一端
開放型の軸支持溝部55は、下端部が下向き開放される
ように切欠き形成されている。また、各右側板51bに
切欠き形成された、軸支持溝部55より外周側に円周方
向に沿った円弧状の弾力開放溝56及び半径外向きに長
い弾力開放溝57により、各外軸44をその軸線が前記
軸支持溝部55に対して略交叉する状態で上向きに押し
込むとき、各軸支持溝部55の下部開放溝縁55a,5
5a間の幅寸法が弾性的に拡張するが、自由状態では各
外軸44が各軸支持溝部55に対して脱落しないよう
に、各外軸44の直径よりも各軸支持溝部55の下部開
放溝縁55a,55a間の幅寸法が小さいものである
(図6(a)参照)。
【0028】他方、図2において左側の側板51aに
は、図4(b)に示すように、2つの管体40,41に
おける左端部に着脱自在に装着した供給側左スプール3
7における支持軸部47aが遊嵌し得る丸孔66と、巻
取り側左スプール39における支持軸部47bが遊嵌し
得る丸孔67とがそれぞれ穿設されている。そして、丸
孔66より丸孔67の直径を大きく形成し、巻取り側左
スプール39における支持軸部47bは、前記丸孔67
には遊嵌できるが、丸孔66には入らないように各直径
が設定されている。
【0029】この構成によるインクリボン27の交換作
業について説明すると、まず、左側板51aにおける丸
孔67の箇所に、特定の歯車付きスプールとしての巻取
り側左スプール39を装着するには、左側板51aの内
側に鍔部43を接近させて内筒部42の支持軸部47b
を丸孔67に嵌め入れた後、左側板51aの外側から歯
車48付きの外筒部49のアーム64を前記支持軸部4
7bの内径部に嵌め入れると、各アーム64の先端の係
止爪65が内筒部42における取付け孔63に係止し
て、巻取り側左スプール39が側板51aから外れない
ようになる。
【0030】次いで、歯車付きのスプールである、供給
側左スプール37における内筒部42の鍔部43を接近
させて支持軸部47aを丸孔66に嵌め入れた後、左側
板51aの外側から歯車48付きの外筒部49のアーム
64を前記支持軸部47aの内径部に嵌め入れると、各
アーム64の先端の係止爪65が内筒部42における取
付け孔63に係止して、供給側左スプール37も外れな
いようになる。
【0031】そして、直径の大きい支持軸部47bを有
する巻取り側左スプール39は、左側板51aの特定の
箇所である丸孔67の位置にのみ装着でき、他の箇所に
は装着不可能であるから、特定の1つスプール、例え
ば、巻取り側左スプール39のケース本体35に対する
装着位置が特定されることになる(図3及び図4(b)
参照)。この巻取り側左スプール39における2個の係
合爪50,50の軸心とのなす中心角度θ2は略120
度であるから、インクリボン27における一方の管体4
1の左端に形成された2個の係合溝61,61(中心角
度略120度のもの)のみを嵌め入れることができる。
【0032】他方、歯車付きの供給側左スプール37に
おける2個の係合爪50,50の軸心とのなす中心角度
θ1は180度であるから、インクリボン27における
他方の管体40の左端に形成された2個の係合溝60,
60(中心角度180度のもの)のみを嵌め入れること
ができる。これにより、インクリボン27の表裏及び巻
取り方向を間違えることなく、当該インクリボン27の
左側とケース本体35の左側との位置関係を特定させて
装着することができる。
【0033】また、これらの歯車付きのスプールである
供給側左スプール37及び巻取り側左スプール39にお
ける支持軸部47a,支持軸部47bの直径は取付け孔
66,67の直径より小さいから、図9及び図10に示
すように、各スプール37,39の軸線を側板51aに
対して直角でなく傾斜させることができる。従って、図
10に示すように、ケース本体35の供給側上カバー部
35a、巻取り側35bを下向きにした状態にて、供給
側左スプール37,巻取り側左スプール39をケース本
体35から取り外すことなく、且つこれら供給側上カバ
ー部35a及び巻取り側上カバー部35bにインクリボ
ン27の巻回の外径がつかえずに装着できるのである。
【0034】次に、前記インクリボン27の管体40,
41の右側に対しては、係合爪45,45が同一の中心
角度を有する供給側右スプール36及び巻取り側右スプ
ール38のいずれを装着しても良く、この後、ケース本
体35の右側板51bにおける各軸支持溝部55,55
に対して供給側右スプール36及び巻取り側右スプール
38の外軸44の部分を押し込めれば良い。
【0035】上記の構成のインクリボンカートリッジ2
4をファクシミリ装置1の本体フレーム(図示せず)の
左右両側に対して装着すると、カートリッジ本体として
のケース体35の左右両側の連結片52、53等の箇所
が所定姿勢で支持される。このとき、巻取り側左スプー
ル39及び供給側左スプール37における外筒部49,
49の内径部が図示しない前記本体フレーム側に突設さ
れた軸部等に回転可能に支持されると共に、歯車部4
8,48はそれぞれ動力伝動用のギヤ(図示せず)に噛
み合う一方、供給側右スプール36と巻取り側右スプー
ル38における外軸44,44の内径部は、前記本体フ
レーム側から軸線方向に弾力的に突設された軸部(図示
せず)に被嵌する。
【0036】これにより、図4(b)に示すように、ケ
ース体35の左側板51aにおける各丸孔66,67の
内周面に対して、前記巻取り側左スプール39及び供給
側左スプール37における支持軸部47a,47bがほ
ぼ同心円状に配置される。また、図4(a)に示すよう
に、ケース体35の右側に突出する外軸44,44は右
側板51bにおける各軸支持溝部55の内周面とほぼ同
心円状に配置され、且つ各外軸44,44の外周の全て
の空転防止用の突条46は各軸支持溝部55の内周面に
対して干渉しない(摺接しない)ように配置される。
【0037】この結果、供給側リボンスプール25及び
巻取り側リボンスプール26は円滑に回転し得ることに
なる。他方、インクリボンカートリッジ24をファクシ
ミリ装置1から取り出すべく、使用者がカートリッジ本
体としてのケース体35を中空に浮かすと、図6(a)
に示すごとく、インクリボン27等の自重により、供給
側右スプール36と巻取り側右スプール38における外
軸44,44が側板51bにおける各軸支持溝部55の
下部開放溝縁55a,55a側にずり落ちる。この結
果、各外軸44の外周面における突条46が各軸支持溝
部55の円弧状の内周面と交差する下部開放溝縁55
a,55aに引っ掛かるから、スプール36,38は不
用意に回転せず、これらスプールに巻回されているイン
クリボン27は大きく弛むことがないのである。
【0038】なお、前記インクリボンカートリッジ24
を供給側上カバー部35a及び巻取り側上カバー部35
bを上にしてテーブル(図示せず)等に載置したときに
は、カートリッジ本体としてのケース体35の自重によ
り、前記供給側右スプール36と巻取り側右スプール3
8における外軸44,44に対して側板51bにおける
各軸支持溝部55が下がる結果、当該各軸支持溝部55
の円弧状内周面の上側の弾力開放溝57との交叉縁部に
前記外軸44外周の突条46が引っ掛かるから、スプー
ル36,38は不用意に回転せず、このときもインクリ
ボン27が大きく弛むことがない。
【0039】前記インクリボンカートリッジ24を供給
側上カバー部35a及び巻取り側上カバー部35bを下
にしてテーブル(図示せず)等に載置する等しても、前
記と同様にスプール36,38は回転しない。図8
(b)は、前記突条46の形状の一例を拡大して示した
ものである。このようにして、プリンタに着脱する際
や、インクリボンカートリッジを単体でテーブル等に放
置したとき、さらには作業者が手で持って揺り動かした
ときには、インクリボンを巻回しているスプールがカー
トリッジに対して不用意に大きく回転せず、インクリボ
ンが弛んでしまうことを防止できるのである。
【0040】前記カートリッジ本体としてのケース本体
35の所定箇所に対する特定のスプールとしての巻取り
側左スプール39を位置を間違えずに装着できるように
する手段として、前記の構成に代えてもしくは前記構成
に加えて、前記側板51aの丸孔67を有する箇所の外
面もしくは内面又は両面の一部分乃至全部に特定の色
(例えば赤色)に着色もしくは塗装し、対応するスプー
ル39もその一部分乃至全部に同じ色に着色もしくは塗
装する一方、他の3つのスプール36〜38はその一部
分乃至全部に緑等(前記赤色と異なる色)に着色もしく
は塗装する。しかも、管体41の左端も、赤色の着色も
しくは塗装しておけば、作業者は、同じ色の部分(部
品)同士の配置により、表裏及び巻取り方向を正しくし
てインクリボン27をカートリッジ本体としてのケース
本体35に装着することが至極簡単にできる。これに加
えて、ケース本体の左右側板も異なる色に着色もしくは
塗装するようにしても良い。
【0041】なお、使用済のインクリボンの交換に際し
て、インクリボン27を巻回した管体40,41から左
右両側のスプール36〜39を取り外して再度新しいも
のに付け替えできるから、非常に経済的である。上記実
施形態では、本発明のインクリボンカートリッジをファ
クシミリ装置に用いたが、もちろんこれに限るものでは
なく、プリンタ、複写機、あるいはそれらの複数の機能
を備えた機器などに用いることができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
発明のインクリボンカートリッジは、一対の管体と、該
一対の管体に巻回され、一方の面にインク層が形成され
た帯状のシート体とからなるインクリボンと、該インク
リボンの管体の端部に着脱自在に装着する4つのスプー
ルと、該4つのスプールの回転軸部の支持部を備えたカ
ートリッジ本体とにより構成されたインクリボンカート
リッジであって、カートリッジ本体の相対向して立設す
る両側板のうち一方の側板に穿設された円孔に、巻取り
側の鍔付きスプールと、供給側の鍔付きスプールとを遊
嵌且つ脱け不能に装着し、前記他方の側板に形成した一
端開放型の軸支持溝部には、巻取り側の鍔付きスプール
と、供給側の鍔付きスプールとを着脱可能に遊嵌させる
ように構成したものである。
【0043】従って、カートリッジ本体における一方の
側板に穿設した丸孔の箇所に装着される巻取り側の鍔付
きスプールと、供給側の鍔付きスプールとは、当該カー
トリッジ本体から抜け不能であるから、新しいインクリ
ボンの交換作業毎に、前記特定のスプールとカートリッ
ジ本体における特定の装着箇所との組合せの発見を試行
錯誤で繰り返す必要がなく、迅速にインクリボンの交換
作業を実行できるという効果を奏するのである。その結
果、交換作業に際してインクリボンに皺寄ったり、破損
する危険性も少なくなるという効果も奏する。
【0044】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載のインクリボンカートリッジにおいて、前記一対
の管体の合計4つの端面には、それぞれ2個の係合溝が
形成され、前記4つの端面のうち1つの端面における2
個の係合溝と他の3つの端面における2個の係合溝と
は、管体の軸心とのなす中心角度を相違するように設定
され、前記4つのスプールには、前記管体の端面におけ
る2個の係合溝に嵌合可能な2個の係合爪がそれぞれ設
けられており、前記一方の側板に抜け不能に装着される
スプールのうち一方のスプールにおける2個の係合爪
は、他の3つのスプールにおける2個の係合爪とはスプ
ールの軸心とのなす中心角度を相違するように設定され
ているものである。
【0045】このように構成すれば、4つのスプールの
うちの特定のスプールを、インクリボンにおける一対の
管体の4箇所の端部のうちの特定の箇所にのみ装着可能
となるから、前記請求項1に記載の発明による効果に加
えて、インクリボンの表裏及び巻取り側のカートリッジ
本体に対する位置を誤ることも無くなるという効果を奏
するのである。
【0046】そして、請求項3に記載の発明は、請求項
1または請求項2に記載のインクリボンカートリッジに
おいて、前記一方の側板に抜け不能に装着されるスプー
ルは、前記鍔部を有する内筒部と、前記側板を挟んで前
記鍔部と反対側に歯車を有する外筒部とに分離可能に構
成されているものである。このように構成すれば、側板
の丸孔箇所に嵌まる軸部より大径の鍔部と歯車とによ
り、側板を挟むから、そのスプールを一旦側板の丸孔に
装着すれば、抜け不能となる。また、スプールは前記内
筒部と外筒部とに分離されているので、請求項1または
請求項2に記載の発明による効果に加えて丸孔に対する
装着作業も至極簡単にできるという効果を奏する。
【0047】さらに、請求項4に記載の発明は、請求項
1乃至請求項3に記載のインクリボンカートリッジにお
いて、前記一方の側板に抜け不能に装着される2つのス
プールのうち一方のスプールにおける側板の円孔に嵌ま
る軸部の直径は、前記他の3つのスプールにおける前記
円孔もしくは軸支持溝部に嵌まる軸部の直径より大径に
形成したものである。
【0048】このように丸孔の直径を1箇所のみ大きく
し、特定の1つのスプールの軸部も他の3つの丸孔には
嵌合できない大径に設定することにより、カートリッジ
本体における特定の箇所と、特定のスプールとの配置が
一義的に決定することが簡単にでき、しかも、一旦丸孔
に装着すれば、簡単には取り外しできないから、インク
リボンの交換作業も簡単になるという効果を奏する。
【0049】さらに、請求項5に記載の発明は、前記の
請求項1乃至請求項4に記載の構成に代えてもしくは前
記構成に加えて、前記一方の側板に抜け不能に装着され
る2つのスプールのうち一方のスプールに付着もしくは
塗布される色彩は、前記他の3つのスプールに付着もし
くは塗布される色彩と異なるように設定することによ
り、同じ色の部分乃至部品同士を嵌合したり装着すると
いう簡単な操作で、カートリッジ本体の特定の箇所と特
定のスプールとの組合せができるという効果を奏するの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリ装置の側断面図である。
【図2】インクリボンカートリッジの平面図である。
【図3】インクリボンカートリッジの裏面図である。
【図4】(a)はインクリボンカートリッジの右側面
図、(b)はインクリボンカートリッジの左側面図であ
る。
【図5】(a)は一方のスプールの一部切欠き正面図、
(b)は図5(a)の左側面図である。
【図6】(a)は軸支持溝部の下方にスプールがずれ落
ちた状態のインクリボンカートリッジの一部切欠き右側
面図、(b)は突条の拡大側面図である。
【図7】(a)は歯車付きのスプールにおける外筒部の
断面図、(b)は外筒部の右側面図である。
【図8】(a)は歯車付きのスプールにおける内筒部の
断面図、(b)は図8(a)のa−a線矢視断面図であ
る。
【図9】側板を挟んで内筒部と外筒部とを装着した状態
の断面図である。
【図10】インクリボンの装着作業を示す一部切欠き正
面図である。
【符号の説明】
24 インクリボンカートリッジ 27 インクリボン 35 カートリッジ本体としてのケース体 36〜39 スプール 40,41 管体 42 内筒部 43 鍔部 44 支持軸部としての外軸 46 突条 48 歯車部 49 外筒部 50 係合爪 51a,51b 側板 55 軸支持溝部 60,61 係合溝 63 取付け孔 66,67 丸孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の管体と、該一対の管体に巻回さ
    れ、一方の面にインク層が形成された帯状のシート体と
    からなるインクリボンと、 該インクリボンの管体の端部に着脱自在に装着する4つ
    のスプールと、 該4つのスプールの回転軸部の支持部を備えたカートリ
    ッジ本体とにより構成されたインクリボンカートリッジ
    であって、 前記カートリッジ本体の相対向して立設する両側板のう
    ち一方の側板に穿設された円孔に、巻取り側の鍔付きス
    プールと、供給側の鍔付きスプールとを遊嵌且つ脱け不
    能に装着し、 前記他方の側板に形成した一端開放型の軸支持溝部に
    は、巻取り側の鍔付きスプールと、供給側の鍔付きスプ
    ールとを着脱可能に遊嵌させるように構成したことを特
    徴とするインクリボンカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記一対の管体の合計4つの端面には、
    それぞれ2個の係合溝が形成され、 前記4つの端面のうち1つの端面における2個の係合溝
    と他の3つの端面における2個の係合溝とは、管体の軸
    心とのなす中心角度を相違するように設定され、 前記4つのスプールには、前記管体の端面における2個
    の係合溝に嵌合可能な2個の係合爪がそれぞれ設けられ
    ており、 前記一方の側板に抜け不能に装着されるスプールのうち
    一方のスプールにおける2個の係合爪は、他の3つのス
    プールにおける2個の係合爪とはスプールの軸心とのな
    す中心角度を相違するように設定されていることを特徴
    とする請求項1に記載のインクリボンカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記一方の側板に抜け不能に装着される
    スプールは、前記鍔部を有する内筒部と、前記側板を挟
    んで前記鍔部と反対側に歯車を有する外筒部とに分離可
    能に構成されていることを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載のインクリボンカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記一方の側板に抜け不能に装着される
    2つのスプールのうち一方のスプールにおける側板の円
    孔に嵌まる軸部の直径は、前記他の3つのスプールにお
    ける前記円孔もしくは軸支持溝部に嵌まる軸部の直径よ
    り大径に形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項
    3に記載のインクリボンカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記一方の側板に抜け不能に装着される
    2つのスプールのうち一方のスプールに付着もしくは塗
    布される色彩は、前記他の3つのスプールに付着もしく
    は塗布される色彩と異なるように設定したことを特徴と
    する請求項1乃至請求項4に記載のインクリボンカート
    リッジ。
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