JPH11208011A - 画像形成方法及びその装置 - Google Patents

画像形成方法及びその装置

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JPH11208011A
JPH11208011A JP2935598A JP2935598A JPH11208011A JP H11208011 A JPH11208011 A JP H11208011A JP 2935598 A JP2935598 A JP 2935598A JP 2935598 A JP2935598 A JP 2935598A JP H11208011 A JPH11208011 A JP H11208011A
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JP
Japan
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image
particles
electrode
image forming
forming apparatus
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JP2935598A
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English (en)
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Toshio Sakai
捷夫 酒井
Takahiko Tokumasu
貴彦 徳増
Masafumi Kadonaga
雅史 門永
Klokkal Peyre
クロッカル ペール
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Ricoh Co Ltd
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Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Array Printers AB
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直接記録方式を用いてエッジ強調を行うこと
で、文字などのライン画像をシャープに形成することが
可能な画像形成方法及びその装置を提供する。 【解決手段】 トナーを偏向させる偏向電極を用いてト
ナーを偏向させることにより、画像部のエッジ部へのト
ナー付着量を多くして、該エッジ部を強調するエッジ強
調を行う。具体的には、現像ローラ1上のエッジ部分の
各画素に隣接する非画像部の画素に対応する部分から離
脱させた粒子を、紙6上の上記エッジ部分の各画素に付
着させることでエッジ強調を行う。例えば、図中、c−
4のエッジ強調ドットは、b−4の位置から飛翔させ、
第1電極部33aに−250V、第2電極部33bに+
250Vを印加して、右方向に0.085mm偏向させる
ことにより形成する。これにより、文字などのライン画
像をシャープに形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本発明は、複写
機、ファクシミリ、プリンター等の画像形成装置に用い
られる画像形成方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式の画像形成方法に用
いられる現像方式として、対向電極効果の無い、あるい
は、該効果が小さい、エッジ効果が生じやすい現像方式
例えばカスケード現像方式や、エッジ効果の生じにくい
現像方式例えばマグネットブラシ現像方式等が知られて
いる。なお、該エッジ効果とは、帯電部のエッジにおけ
る電界の集中により、画像形成用の微小な粒子としての
帯電トナーが該エッジ部に付着しやすくなる効果のこと
である。
【0003】また、従来より、粉体画像形成方法として
ダイレクトトーニングまたはトナープロジェクションと
称される画像形成方式が知られている。この画像形成方
式(以下、直接記録方式という)は、孔やスリットの周
りに設けた制御電極部に電圧を印加して帯電させたトナ
ー層又はトナークラウドに電界を加え、特定の位置のト
ナーを選択的に飛翔させ、その孔やスリットを通して移
動させて紙等の記録部材に直接画像を形成するものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記エッジ効果が生じ
る現像方式を用いて画像形成を行った場合には、エッジ
効果により、文字などのライン画像のエッジに多量のト
ナーを付着させ、その部分の反射濃度を高くして、読み
やすい鮮明な文字画像を形成することができる。これに
より、例えば複写機等で、鉛筆で書かれた文字や色文字
などの原稿の薄い文字を複写する場合でも、読みやすく
再現することができる。しかし、このような現像方式を
用いて写真原稿を再現しようとすると、中間反射濃度の
広い面積の部分が白く抜ける白抜けが生じてしまい、良
好に再現することができないという問題点があった。
【0005】一方、現在はエッジ効果の生じにくい現像
方式が主に用いられている。該エッジ効果の生じにくい
現像方式を用いて画像形成を行えば、エッジ強調される
ことなく、原稿通りに画像が再現されることとなる。従
って、写真原稿を原稿通りに再現することができ、上記
白抜けの発生を防止できる。
【0006】しかし、文字などのライン画像は原稿通り
に再現するよりも、エッジの濃度を高くするすなわちエ
ッジ強調する方がよりシャープな画像を得ることができ
て望ましい。また、1ドット2値のレーザプリンタやL
EDプリンタでは、写真画像は原稿通りに、ライン画像
はエッジ強調を行って形成するということが実現できな
い。
【0007】本発明は以上の背景に鑑みなされたもので
あり、その目的とするところは、直接記録方式を用いて
エッジ強調を行うことで、文字などのライン画像をシャ
ープに形成することが可能な画像形成方法及びその装置
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、粒子担持体上に担持された画像
形成用の微小な粒子を記録部材上に向けて飛翔させ、該
記録部材上に該粒子を付着させることで画像を形成する
画像形成方法において、上記粒子担持体上の、上記記録
部材上に上記粒子を付着させない非画像部に対応する領
域の少なくとも一部から粒子を飛翔させ、かつ、該粒子
を偏向して、上記記録部材上の上記画像の上記非画像部
に隣接するエッジ部分に付着させることを特徴とするも
のである。
【0009】この画像形成方法においては、上記粒子担
持体上の、上記記録部材上に上記粒子を付着させない非
画像部に対応する領域の少なくとも一部から粒子を飛翔
させ、かつ、該粒子を偏向して、上記記録部材上の上記
画像の非画像部に隣接するエッジ部分に付着させる。こ
れにより、該エッジ部分の粒子付着量が、上記画像の該
エッジ部分以外の部分の粒子付着量よりも多くなる。よ
って、エッジ強調が行われる。
【0010】請求項2の発明は、画像形成用の微小な粒
子を担持する粒子担持体と、該粒子担持体と対向する対
向電極と、該粒子担持体と対向電極との間に配設され、
互いに独立あるいは一連の複数の微小開口部と各微小開
口部を通過させる粒子を粒子担持体から離脱させるよう
に電圧を印加するための複数の制御電極部とを有する粒
子飛翔制御部材と、該粒子飛翔制御部材と一体又は別体
に設けられ、上記粒子担持体から離脱した粒子の進路を
偏向させる偏向電界を形成するための複数の偏向電極部
と、を備え、該粒子飛翔制御部材の上記制御電極部に、
画像信号に応じて電圧を印加することにより、上記粒子
担持体上の粒子を選択的に飛翔させ、該飛翔させた粒子
を上記微小開口部に通して上記対向電極側に移行させ、
記録部材上に付着させることで画像を形成する画像形成
装置において、上記粒子担持体上の、上記記録部材上に
上記微小粒子を付着させない非画像部に対応する領域の
少なくとも一部から粒子を離脱させ、かつ、該粒子を偏
向して、上記記録部材上の上記画像の上記非画像部に隣
接するエッジ部分に付着させるように、上記偏向電極部
及び上記制御電極部への電圧印加を制御する制御手段を
設けたことを特徴とするものである。
【0011】この画像形成装置においては、上記粒子担
持体上の、上記記録部材上に上記微小粒子を付着させな
い非画像部に対応する領域の少なくとも一部から粒子を
離脱させ、かつ、該粒子を偏向して、上記記録部材上の
上記画像の非画像部に隣接するエッジ部分に付着させる
ように、上記偏向電極部及び上記制御電極部への電圧印
加を上記制御手段により制御する。これにより、該エッ
ジ部分の粒子付着量が、上記画像の該エッジ部分以外の
部分の粒子付着量よりも多くなる。よって、エッジ強調
が行われる。
【0012】請求項3の発明は、微小開口部を通過させ
たトナーを記録部材上の所望の画素に付着させることで
上記画像部を構成して、画像を形成する請求項2の画像
形成装置において、上記粒子担持体上の上記エッジ部分
の各画素に隣接する非画像部の画素に対応する部分から
離脱させた粒子を、上記記録部材上の上記エッジ部分の
各画素に付着させるように、上記制御手段を構成したこ
とを特徴とするものである。
【0013】この画像形成装置においては、上記制御手
段により、上記粒子担持体上の上記エッジ部分の各画素
に隣接する非画像部の画素に対応する部分から離脱させ
た粒子を、上記記録部材上の上記エッジ部分の各画素に
付着させることで、該エッジ部分の粒子付着量を、上記
画像の該エッジ部分以外の部分の粒子付着量よりも多く
して、エッジ強調を行う。この場合、上記粒子担持体上
の上記エッジ部分の各画素に隣接する非画像部の画素に
対応する部分以外の部分から離脱させた粒子を、上記記
録部材上の上記エッジ部分の各画素に付着させることで
エッジ強調を行う場合に比して、該エッジ強調を行うの
に必要な粒子の偏向量が小さくなる。
【0014】請求項4の発明は、上記トナー飛翔制御部
材と上記対向電極との間に位置する記録部材を搬送する
搬送手段を有する請求項2又は3の画像形成装置におい
て、上記偏向電極部は、記録部材搬送方向に上記粒子を
偏向させるような電圧が印加される第1偏向電極対と、
記録部材搬送方向に直交しかつ該記録部材表面に平行な
方向に上記粒子を偏向させるような電圧が印加される第
2偏向電極対とから構成されることを特徴とするもので
ある。
【0015】この画像形成装置においては、記録部材搬
送方向に上記粒子を偏向させるような電圧が印加される
第1偏向電極対と、記録部材搬送方向に直交しかつ該記
録部材表面に平行な方向に上記粒子を偏向させるような
電圧が印加される第2偏向電極対とから構成される上記
偏向電極部により、粒子を任意の方向に偏向させること
が可能となる。
【0016】請求項5の発明は、請求項2、3、又は、
4の画像形成装置において、上記粒子担持体上の、上記
記録部材上に上記微小粒子を付着させない非画像部に対
応する領域の少なくとも一部から粒子を離脱させるべ
く、上記制御電極部に印加する電圧の値及び該電圧を印
加する時間の少なくとも一方が可変であることを特徴と
するものである。
【0017】この画像形成装置においては、上記制御電
極部に印加する電圧の値及び該電圧を印加する時間の少
なくとも一方を変えることができるので、上記粒子担持
体上の、上記記録部材上に上記微小粒子を付着させない
非画像部に対応する領域の少なくとも一部から離脱させ
る粒子の量を変えることができる。よって、上記エッジ
部分に付着させる粒子の量を任意に設定することができ
る。
【0018】請求項6の発明は、請求項5の画像形成装
置において、上記エッジ部分に付着させる粒子の量が少
なくなるほど、該粒子を付着させる箇所を上記非画像部
側にシフトさせるように上記制御手段を構成したことを
特徴とするものである。
【0019】この画像形成装置においては、上記エッジ
部分に付着させる粒子の量が少なくなるほど、該粒子を
付着させる箇所を上記非画像部側にシフトさせるので、
エッジ部分に付着させる粒子の量が少なくなった場合に
も、画像部の非画像部との境界部により近い部分に粒子
を付着させ、常にシャープなエッジを形成することがで
きる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を画像形成装置に適
用した実施形態について説明する。図1は本実施形態に
係る画像形成装置の要部の概略構成を示す斜視図であ
る。本画像形成装置は、トナーを担持するトナー担持体
としての現像ローラ1、該現像ローラ1に対向するよう
に配置した対向電極としての対向電極部材2、粒子飛翔
制御部材としてのトナー制御部材であるFPC3等を備
えている。上記現像ローラ1はトナーを収容するトナー
容器4の内部に配置され、該現像ローラ1の表面には、
公知の電子写真方式の画像形成装置でトナー担持体にト
ナーを担持するときに採用される公知技術により、トナ
ーを担持することができる。本実施形態では、ドクター
ブレード5あるいは図示しないトナー供給部材と現像ロ
ーラ1との間での摩擦によってマイナスに摩擦帯電した
トナーを、静電気力で現像ローラ1上に担持し、ドクタ
ーブレード5で規制することによりトナー層を形成して
いる。
【0021】上記FPC3は、トナー容器4の下壁部に
形成された開口を塞ぐように取り付けられている。この
FPC3は、図2に示すように、現像ローラ1と対向電
極部材2との間で該現像ローラ1から該対向電極部材2
へのトナー飛翔を制御するように、複数の微小開口部と
してのトナー通過孔(以下「孔」という)31及び各孔
の周りに形成された内径φが0.160mmのリング状の
制御電極32を有している。この孔31の直径φhや、
記録媒体としての紙6の搬送方向と直交する方向(現像
ローラ1の軸方向)における孔31間のピッチPh等
は、紙6に記録する画像の解像度に応じて設定される。
本実施形態では、解像度300dpi程度の画像を記録
できるように、厚さ0.075mmのポリイミドからな
る基板に、直径φhが0.140mmの孔31を、上記
ピッチPhが0.0845mmとなる間隔で形成してい
る。また、この孔31は、紙6の搬送方向の幅Wが約2
mmの領域に8列(31−1〜31−8)形成され、孔
31の総数は2300個となっている。各孔31の周り
には互いに電気的に独立した、内径φが0.160mmの
リング状の制御電極32が形成され、各制御電極32
は、画像情報に応じた電圧を印加するための電源回路に
接続されている。
【0022】図3は、この画像形成装置の画像記録部の
拡大模式図である。トナー7を担持する現像ローラ1は
接地され、この現像ローラ1と対向して設けられた対向
電極部材2との間に、現像ローラ1上に担持されたトナ
ー7を対向電極部材2に向けて飛翔させるための飛翔電
界を形成する飛翔電界形成手段としての電源8が接続さ
れている。この電源8により対向電極部材2にトナー7
の平均的な帯電極性と逆の極性の直流高電圧が印加され
る。
【0023】また、現像ローラ1と対向電極部材2との
間には、微小開口部としてのトナー通過孔31と、該ト
ナー通過孔31の周りに設けられた制御電極32とを有
するトナー飛翔制御部材としてのFPC3が配設されて
いる。そして、該現像ローラ1と該FPC3の各制御電
極32との間には、画像情報に基づいて生成された制御
電圧を各制御電極32に印加する電源(以下「画像電
源」という)9が接続されている。この画像電源9によ
り、画像情報に基づいてON/OFF制御されたパルス
状の制御電圧が各制御電極32に対して印加される。こ
の制御電圧のON時の電圧(以下、画像信号電圧とい
う)の値は例えば+325V、OFF時の電圧(以下、
非画像信号電圧という)の値は例えば−50Vに設定さ
れる。
【0024】また、図示の装置では、上記FPC3の制
御電極32と対向電極部材2との間隔Liは0.5m
m、制御電極32と現像ローラ1との間隔Lkは0.0
5mm、現像ローラ1の周速は300mm/sec、紙
6の搬送速度は100mm/secである。
【0025】図4はトナーの飛翔状態を示した模式図で
ある。例えば、マイナスに帯電するトナーを用い、現像
ローラ1を接地し、対向電極部材2に+1.2kVの直
流高電圧を印加し、制御電圧32に+325Vの画像信
号電圧Vblackを400μsec印加すると、現像ロー
ラ1上のトナー7に対して6×106V/mの電界が作
用する。その電界の作用の結果、トナー7に加わるクー
ロン力が、トナー7と現像ローラ1との間に作用してい
る付着力や鏡像力の和を上回って、トナー7は対向電極
部材2に向かって飛翔し始め、FPC3の孔31を通過
し、対向電極部材2に印加した電圧で形成される飛翔電
界に引かれて飛翔し続け、対向電極部材2上を図示しな
い搬送手段により所定方向に搬送されている紙6に当た
って止まり、紙6上に画像が記録される。なお、この装
置において、紙6上のトナーを付着させない非画像部に
対応する制御電極32には、−50Vの非画像信号電圧
Vwhiteが印加される。
【0026】以上のように、上記構成の画像形成装置を
用いて紙6上に画像を形成することができる
【0027】本実施形態に係る画像形成装置において
は、上記FPC3が上記現像ローラ1から飛翔したトナ
ーを偏向する偏向電極を有している。以下、飛翔トナー
を偏向する原理について図5、図6、図7を用いて説明
する。図5は、上記偏向電極を設けたFPC3の一例の
孔31部分の拡大図である。図5(a)は平面図、図5
(b)は断面図である。このFPC3は、前述のリング
状の制御電極32に加え、該制御電極32よりも対向電
極部材2側に第1電極部33a及び第2電極部33bか
らなる偏向電極33を設ける。該第1電極部33a及び
第2電極部33bはそれぞれバナナ状具体的には上記リ
ング状の制御電極より一回り大きなリングの180度よ
りも小さな角度分に相当する形状をしていて、上述の孔
31を挟むように形成されている。各孔に対応する偏向
電極33の第1電極部33aは電気的に全てつながって
いて同時に同じ電圧が印加される。同様に、偏向電極3
3の第2電極部33bは電気的に全てつながっていて同
時に同じ電圧が印加される。
【0028】図6は、図5のFPC3の第1電極部33
aに+325V,第2電極部33bに−50Vを印加し
たときのシミュレーション結果である。なお、図6
(a)は画像信号電圧印加直後のトナーの位置を示して
おり、図6(b)、図6(c)、図6(d)はその20
0μsec後、400μsec後、523μsec後のトナーの
位置を示す。また、図中上下に延びる線は電気力線であ
る。現像ローラ1上の、孔31の中央部に対応する位置
より飛翔し始めたトナー7は、電気力線に沿って左に移
動され、上記中央部に対応する位置より左にシフトして
紙6の上に着地する。上記第1電極部33aと第2電極
部33bとの間の電位差(以下、偏向電位差という)を
変えると、該電位差により形成される電界(以下、偏向
電界という)が変わり、トナーの着地点は変わる。図7
に上記第2電極部33bへの印加電圧を0V一定とし、
第1電極部33aへの印加電圧を変化させたシミュレー
ションで得られた、該第1電極部33aへの印加電圧
と、紙6上の上記中央部に対応する位置からのトナー着
地点のシフト量との関係を示す。左右の偏向電極間の電
位差に正比例して上記中央部に対応する位置からのシフ
ト量は大きくなる。実測でも、ドットの位置は偏向電位
差に従って変わっていた。 (以下、余白)
【0029】スウェーデンのアレイ プリンターズ A
B社が提案しているドットディフレクションコントロー
ル(以下、DDCという)を採用した画像形成装置で
は、このようなトナーを偏向させる偏向電極を用い、時
分割を行って画像形成を行う。この方法によれば、上記
制御電極32の数を減らすことが可能である。例えば、
300dpiで3分割する場合には、一つの孔から時間
的に3つに分けてトナーストリームを通過させ、その先
頭トナーストリームを左に300dpi相当分約84μ
m偏向させ、次のトナーストリームは偏向電圧を印加せ
ずに直進させ、3番目のトナーストリームは、右に約8
4μm偏向させて画像を形成する。このようにすれば、
100dpiのFPC3で300dpiの画像を得るこ
とができる。
【0030】本実施形態に係る画像形成装置において
は、上記現像ローラ1上の、非画像部に対応する領域の
少なくとも一部からトナーを飛翔させ、かつ、該トナー
を偏向して、上記紙6上の上記画像の非画像部に隣接す
るエッジ部分に付着させる。この画像形成装置におい
て、該トナーの偏向は、上記トナーを偏向させる偏向電
極を用いて行う。そしてこれにより上記エッジ部分のト
ナー付着量を多くして該エッジ部分を強調するエッジ強
調を行い、文字などのライン画像をシャープに形成する
ことが可能な構成を採用している。以下、この構成及び
動作について説明する。この画像形成装置における、上
記FPC3の一例の孔31部分の拡大図を図8に示す。
図8(a)は平面図、図8(b)は断面図である。この
FPC3において、上記孔31を通過するトナーを偏向
させるための偏向電極33は、紙搬送方向(以下、副走
査方向という)に上記粒子を偏向させるような電圧が印
加される第1偏向電極対としての副走査偏向電極331
と、紙搬送方向に直交しかつ該記録部材表面に平行な方
向(以下、主走査方向という)に上記粒子を偏向させる
ような電圧が印加される第2偏向電極対としての主走査
偏向電極332とから構成されている。すなわち、図5
に示したFPCの、該トナーを主走査方向で偏向可能に
左右に設けられた第1電極部33a、第2電極部33b
に加えて、上下に第3電極部33c、第4電極部33d
を追加して構成されている。また、本画像形成装置にお
けるFPC3では、各孔31に対応する上記第1電極部
33a、第2電極部33b、第3電極部33c、及び、
第4電極部33dそれぞれを、独立に別々の電源に接続
し、各孔31毎に異なった偏向電界を形成し得るように
した。各電極部への印加電圧は図示しない電気回路であ
る偏向電源により任意の時間に任意の大きさで印加され
る。
【0031】図9にエッジ強調しないプリント画像の拡
大図を示す。高さ3mm,線幅0.34mmの英文字”T”
を300dpi,2値で印字した場合の左上すみの拡大
図である。図中、紙6にトナーが付着して各画素に対応
したドット画像を構成している部分には、右上がりのハ
ッチングを施している。また、各画素のサイズは、Ld
=Wd=0.085mmである。この画像は、図示の画
像形成装置で形成したものに限らず、LBP、LED、
感熱、又は、インクジェットを用いて画像形成を行う装
置で形成したものでも基本的には同じである。
【0032】また、この画像をエッジ強調して形成した
場合の画像を図10に示す。この画像は隣接する非画像
画素から1ドット分のトナーを現像ローラ表面より飛翔
させ、偏向電極の上記副走査偏向電極331と主走査偏
向電極332のそれぞれに偏向電位差を印加し、上記ト
ナーの飛翔経路を曲げて画像部のエッジの画素に着地さ
せて作成した。図中、紙6にトナーが付着して各画素に
対応したドット画像を構成している部分には、図9と同
様、右上がりのハッチングを施し、更にエッジ強調を行
うためのドット(以下、エッジ強調ドットという)を構
成するトナーが付着している部分には、左上がりのハッ
チングを施している。なお、図10において、エッジ強
調のためのドットが形成される部分には、もともと上記
ドット画像も形成されているので、右上がりのハッチン
グと左上がりのハッチングとが重ね合わされて結局網目
状のハッチングとなっている。この図は拡大図のため効
果が認めにくいが、エッジ強調による文字画質の大幅な
向上は経験的にも理論的にも当業界では良く知られてい
るものである。
【0033】図11はエッジ強調ドットを形成する際の
飛翔開始地点の画素と着地地点の画素との関係を示す説
明図である。例えば、図中c−4のエッジ強調ドット
は、b−4の位置から飛翔させ、第1電極部33aに−
250V、第2電極部33bに+250Vを印加して、
右方向に0.085mm偏向させることにより形成した。
同様にc−3のエッジ強調ドットは、c−2の位置から
飛翔させ、第3電極部33cに−250V、第4電極部
33dに+250Vを印加して下方向に0.085mm偏
向させることにより形成した。また、d−8のエッジ強
調ドットは、e−9の位置から飛翔させ、第1電極部3
3a及び第3電極部33cにそれぞれ+250V、第2
電極部33c及び第4電極部33dにそれぞれ−250
Vを印加して左斜め上方向に偏向させることにより形成
した。
【0034】図12にエッジ強調ドットのサイズを約半
分に変えてエッジ強調をゆるめた場合の画像を示す。エ
ッジ強調ドットのサイズを変化させるには、制御電極3
2に印加する電圧のパルス幅又は該電圧値を変化させれ
ばよい。本画像形成装置においては、上記画像電源9に
よって任意のパルス幅の電圧を上記制御電極32に与え
ることができる。図13は、該電圧のパルス幅(μse
c)に対するドット画像の形状の変化を示している。図
13に示すように、ドット画像のサイズは該電圧のパル
ス幅に応じて変化する。このドット画像のサイズの変化
を利用して、エッジ強調ドットのサイズを変化させるこ
とができる。図示の例では、制御電極32に印加する電
圧のパルス幅を400μsecから200μsecに変えるこ
とで、エッジ強調ドットのサイズを縮小した。
【0035】ここで、小径のエッジ強調ドットを画像部
のエッジ画素のセンターに置くと、エッジ強調の効果が
弱まってしまう。このため図12の例のように、径が小
さくなるほど外側すなわち非画像部の方向にシフトさせ
て形成するのが望ましい。本実施形態にかかる画像形成
装置においては、上記偏向電極33に印加する主走査方
向及び副走査方向の偏向電位差が可変である構成を採用
している。すなわち、上記偏向電源によって上記偏向電
極33に上記偏向電位差を可変に印加することができ
る。そして、該偏向電極33に印加する上記偏向電位差
を変えることによって、上記エッジ強調ドットを紙6に
付着させる位置を変えるようにしている。例えば、前出
の図10の例においては、図中c−4のエッジ強調ドッ
トは、b−4の位置から飛翔させて右方向に0.085
mm偏向させることにより形成したが、図12の例におい
ては、偏向量がその3/4、つまり63.5μmとなる
ように、第1電極部33aと第2電極部33bとに印加
する偏向電位差を設定した。具体的には、該偏向電位差
が375Vとなるように、第1電極部33aに−185
V、第2電極部33bに+190V印加した。これによ
り、上記エッジ部分に付着させるトナーの量が少なくて
も、エッジ強調の効果を良好に得ることができる。
【0036】以上、上記実施形態によれば、上記現像ロ
ーラ1上の、上記非画像部に対応する領域の少なくとも
一部からトナーを飛翔させ、かつ、該トナーを偏向し
て、上記紙6上の上記画像の非画像部に隣接するエッジ
部分に付着させる。これにより、該エッジ部分のトナー
付着量が、上記画像の該エッジ部分以外の部分のトナー
付着量よりも多くなり、エッジ強調が行われる。よっ
て、文字などのライン画像をシャープに形成することが
可能となる。ここで、画像形成時に形成しようとする画
像が文字画像であるか写真画像であるかを区別する検知
手段と、該検知結果に応じて上記エッジ強調を行うか否
かを切り換える切り換え手段を設けた構成を採用するの
が望ましい。そして、文字画像部を形成するときには上
記エッジ強調を行い、写真画像を形成するときには上記
エッジ強調を行うように上記切り換え手段で切り換えれ
ば、写真画像は原稿通りに、ライン画像はエッジ強調を
行って形成することが可能となる。なお、該本発明の適
用によってエッジ部分以外の部分のトナー付着量が減少
することはないので、上記切り換え手段による切り換え
を行わず、常にエッジ強調を行うようにした場合でも、
従来エッジ効果が生じる現像方式を用いた画像形成方法
を用いてエッジ強調を行う場合とは異なり、写真画像を
再現しようとした場合に中間反射濃度の広い面積の部分
が白く抜けることはない。
【0037】また、上記実施形態によれば、上記現像ロ
ーラ1上の上記エッジ部分の各画素に隣接する非画像部
の画素に対応する部分から離脱させた粒子を、上記紙6
上の上記エッジ部分の各画素に付着させることでエッジ
強調を行うので、上記現像ローラ1上の上記エッジ部分
の各画素に隣接する非画像部の画素に対応する部分以外
の部分から離脱させた粒子を、上記紙6上の上記エッジ
部分の各画素に付着させる場合に比して、エッジ強調を
行うために必要なドット偏向量が小さくなる。従って、
該エッジ強調を行うために偏向電極33に印加する偏向
電位差を小さく抑えることができる。よって、コストダ
ウンが実現できる。
【0038】また、上記実施形態によれば、上記副走査
方向に上記トナーを偏向させるような電圧が印加される
副走査偏向電極331と、主走査方向に上記トナーを偏
向させるような電圧が印加される主走査偏向電極332
とから構成される上記偏向電極33により、トナーを任
意の方向に偏向させることができる。よって、どのよう
な画像を形成する場合でも、エッジ強調を行うことがで
きる。
【0039】また、上記実施形態によれば、上記制御電
極32に印加する電圧を印加する時間を変えることがで
きるので、上記現像ローラ1上の、上記非画像部に対応
する領域の少なくとも一部から離脱させるトナーの量を
変えることができる。よって、上記エッジ部分に付着さ
せるトナーの量を任意に設定して、任意のエッジ強調効
果を得ることができる。なお、上記制御電極32に印加
する電圧の値を変えることができるように上記画像電源
9を構成した場合にも、同様の効果を得ることができ
る。
【0040】特に、上記実施形態によれば、上記エッジ
強調ドットを構成するトナーの量が少なくなるほど、紙
6上の該エッジ強調ドットを付着させる箇所を上記非画
像部側にシフトさせるので、エッジ強調ドットを構成す
るトナーの量が少なくなった場合にも、画像部の非画像
部との境界部により近い部分に粒子を付着させ、常にシ
ャープなエッジを形成してエッジ強調の効果を良好に得
ることができる。
【0041】なお、上記実施形態においては、現像ロー
ラ側に制御電極32を、対向電極側に偏向電極を有する
ようなFPCを用いて画像形成を行う画像形成装置につ
いて説明を行ったが、制御電極32と同一平面で、該制
御電極32の外側に偏向電極を有するようなFPCを用
いた場合でも同様にエッジ強調を行うことが可能であ
る。その他、電極構造に関していろいろな変形が可能で
あるがいずれの場合にも本発明は適用可能である。ま
た、帯電したトナーの代わりにイオンを制御するイオン
モジュレーションや、帯電したインク滴を電界で偏向す
る荷電偏向型インクジェットにも本発明は適用可能であ
る。
【0042】
【発明の効果】請求項1乃至6の発明によれば、直接記
録方式を用いてエッジ強調を行うことで、文字などのラ
イン画像をシャープに形成することが可能となるという
優れた効果がある。なお、画像形成時に形成しようとす
る画像が文字画像であるか写真画像であるかを区別する
検知手段と、該検知結果に応じて上記エッジ強調を行う
か否かを切り換える切り換え手段を設けた構成を採用
し、文字画像部を形成するときには上記エッジ強調を行
い、写真画像を形成するときには上記エッジ強調を行う
ように上記切り換え手段で切り換えれば、写真画像は原
稿通りに、ライン画像はエッジ強調を行って形成するこ
とが可能となる。よって、より良好な画像を得ることが
可能となる。また、本発明の適用によってエッジ部分以
外の部分のトナー付着量が減少することはないので、上
記切り換え手段による切り換えを行わず、常にエッジ強
調を行うようにした場合でも、従来エッジ効果が生じる
現像方式を用いた画像形成方法を用いてエッジ強調を行
う場合とは異なり、写真画像を再現しようとした場合に
中間反射濃度の広い面積の部分が白く抜けることはな
い。
【0043】また、請求項3乃至6の発明によれば、上
記エッジ強調を行うのに必要な粒子の偏向量が小さくな
り、上記偏向電極部で形成する偏向電界を抑えることが
できるので、コストダウンが可能となるという優れた効
果がある。
【0044】また、請求項4乃至6の発明によれば、ど
のような画像を形成する場合でも、エッジ強調を行うこ
とができるという優れた効果がある。
【0045】また、請求項5及び6の発明によれば、任
意のエッジ強調効果を得ることができるという優れた効
果がある。
【0046】特に、請求項6の発明によれば、エッジ部
分に付着させる粒子の量が少なくなった場合にも、エッ
ジ強調の効果を良好に得ることができるという優れた効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る画像形成装置の要部の概略構成
を示す斜視図。
【図2】同画像形成装置のトナー制御部材における制御
電極のパターンを示す説明図。
【図3】同画像形成装置の画像記録部の拡大模式図。
【図4】同画像記録部におけるトナーの飛翔状態を示す
模式図。
【図5】(a)は、偏向電極を有するFPCの一例の孔
31部分の平面図。(b)は、同孔31部分の断面図。
【図6】(a)乃至(d)は、図5のFPC3の第1電
極部33aに+325V,第2電極部33bに−50V
を印加したときのシミュレーション結果を示す図。
【図7】上記第2電極部33bへの印加電圧を0V一定
としたときの、第1電極部33aへの印加電圧と偏向量
との関係を示す図。
【図8】(a)は、同画像形成装置のFPCの一例の孔
31部分の平面図。(b)は、同孔31部分の断面図。
【図9】エッジ強調しない文字画像の拡大図。
【図10】同文字画像をエッジ強調して形成した画像の
拡大図。
【図11】エッジ強調ドットを形成する際の飛翔開始地
点の画素と着地地点の画素との関係を示す説明図。
【図12】エッジ強調ドットのサイズを変えて同文字画
像をエッジ強調して形成した画像の拡大図。
【図13】同画像形成装置の制御電極に印加する電圧の
パルス幅に対するドット画像の形状の変化を示す図。
【符号の説明】
1 現像ローラ 2 対向電極部材 3 FPC 31 孔 32 制御電極 33 偏向電極 33a 第1電極部 33b 第2電極部 4 トナー容器 5 ドクターブレード 6 紙 7 トナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 徳増 貴彦 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 門永 雅史 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 ペール クロッカル スウェーデン ブヨルランダ ストランド 97 ピーオーボックス3178 エス−423 61 トルスランダ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粒子担持体上に担持された画像形成用の微
    小な粒子を記録部材上に向けて飛翔させ、該記録部材上
    に該粒子を付着させることで画像を形成する画像形成方
    法において、 上記粒子担持体上の、上記記録部材上に上記粒子を付着
    させない非画像部に対応する領域の少なくとも一部から
    粒子を飛翔させ、かつ、該粒子を偏向して、上記記録部
    材上の上記画像の上記非画像部に隣接するエッジ部分に
    付着させることを特徴とする画像形成方法。
  2. 【請求項2】画像形成用の微小な粒子を担持する粒子担
    持体と、該粒子担持体と対向する対向電極と、該粒子担
    持体と対向電極との間に配設され、互いに独立あるいは
    一連の複数の微小開口部と各微小開口部を通過させる粒
    子を粒子担持体から離脱させるように電圧を印加するた
    めの複数の制御電極部とを有する粒子飛翔制御部材と、
    該粒子飛翔制御部材と一体又は別体に設けられ、上記粒
    子担持体から離脱した粒子の進路を偏向させる偏向電界
    を形成するための複数の偏向電極部と、を備え、該粒子
    飛翔制御部材の上記制御電極部に、画像信号に応じて電
    圧を印加することにより、上記粒子担持体上の粒子を選
    択的に飛翔させ、該飛翔させた粒子を上記微小開口部に
    通して上記対向電極側に移行させ、記録部材上に付着さ
    せることで画像を形成する画像形成装置において、 上記粒子担持体上の、上記記録部材上に上記微小粒子を
    付着させない非画像部に対応する領域の少なくとも一部
    から粒子を離脱させ、かつ、該粒子を偏向して、上記記
    録部材上の上記画像の上記非画像部に隣接するエッジ部
    分に付着させるように、上記偏向電極部及び上記制御電
    極部への電圧印加を制御する制御手段を設けたことを特
    徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】微小開口部を通過させたトナーを記録部材
    上の所望の画素に付着させることで上記画像部を構成し
    て、画像を形成する請求項2の画像形成装置において、 上記粒子担持体上の上記エッジ部分の各画素に隣接する
    非画像部の画素に対応する部分から離脱させた粒子を、
    上記記録部材上の上記エッジ部分の各画素に付着させる
    ように、上記制御手段を構成したことを特徴とする画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】上記トナー飛翔制御部材と上記対向電極と
    の間に位置する記録部材を搬送する搬送手段を有する請
    求項2又は3の画像形成装置において、 上記偏向電極部は、記録部材搬送方向に上記粒子を偏向
    させるような電圧が印加される第1偏向電極対と、記録
    部材搬送方向に直交しかつ該記録部材表面に平行な方向
    に上記粒子を偏向させるような電圧が印加される第2偏
    向電極対とから構成されることを特徴とする画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】請求項2、3、又は、4の画像形成装置に
    おいて、 上記粒子担持体上の、上記記録部材上に上記微小粒子を
    付着させない非画像部に対応する領域の少なくとも一部
    から粒子を離脱させるべく、上記制御電極部に印加する
    電圧の値及び該電圧を印加する時間の少なくとも一方が
    可変であることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項5の画像形成装置において、 上記エッジ部分に付着させる粒子の量が少なくなるほ
    ど、該粒子を付着させる箇所を上記非画像部側にシフト
    させるように上記制御手段を構成したことを特徴とする
    画像形成装置。
JP2935598A 1998-01-27 1998-01-27 画像形成方法及びその装置 Withdrawn JPH11208011A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000027641A1 (fr) * 1998-11-05 2000-05-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Fabrication de cartes a circuits imprimes et de dispositifs d'enregistrement et masque pour ces cartes
WO2001030579A1 (fr) * 1999-10-26 2001-05-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Procede et dispositif de formation d'images
JP2012136013A (ja) * 2010-12-10 2012-07-19 Canon Inc 画像形成装置

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