JPH11206867A - 芳香浴用テープ - Google Patents

芳香浴用テープ

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JPH11206867A
JPH11206867A JP10044187A JP4418798A JPH11206867A JP H11206867 A JPH11206867 A JP H11206867A JP 10044187 A JP10044187 A JP 10044187A JP 4418798 A JP4418798 A JP 4418798A JP H11206867 A JPH11206867 A JP H11206867A
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JP
Japan
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pad
tape
fragrance
bath
adhesive layer
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JP10044187A
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English (en)
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Toshio Imanaka
俊雄 今中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ハーブや香料などの芳香によっ
て、精神安定を図ったり集中力を高めたりしようとする
ものである。具体的には、アロマテラピーの中の芳香浴
をより簡便な方法で実現するため、傷当てパッド付き伴
創膏型の芳香浴用テープを提供しようとするものであ
る。 【解決手段】 芳香浴用テープのテープ基材層1の片面
に粘着材層2を設け、該粘着材層の上に芳香材4を含ま
せたパッド3を設け、前記粘着材層及び前記パッドを被
覆する形に剥離シート5を設ける。また、前記におい
て、芳香材を含ませたパッドを非浸透性の被覆膜8で被
覆する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、傷当てパッド付き
伴創膏の傷当てパッドに薬剤に代え芳香材を含ませ、そ
の香りを嗅ぐことにより精神安定を図ったり集中力を高
めるたりする目的で、鼻や鼻の下に張り付ける芳香浴用
テープに関するものである。
【0002】
【従来の技術】傷当てパッド付き伴創膏の発明や考案に
おいては、傷当てパッドに特徴を設ける、粘着パッドに
特徴を設ける、装飾的要素を付加する、筆記性や識別性
などの機能を付加する、磁気を用いる、などの提案がな
されている。例えば、筆記性や識別性などの機能を付加
する考案としては実開平5−33718号公報(多機能
性絆創膏およびそのセット)の提案があり、磁気を用い
た考案としては実開平5−37249号公報(磁気救急
絆創膏)の提案がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ハーブや香
料などの芳香によって、精神安定を図ったり集中力を高
めたりしようとするものである。アロマテラピーの中
に、香りを嗅ぐことによって心身のコントロールを図ろ
うとするものに芳香浴がある。この芳香浴は、エッセン
シャルオイルをアロマウォーマーなどを用いて香りを漂
わせて浴び、その香りを嗅ぐことによって行うものであ
る。アロマウォーマーなどの器具を必要とするうえ、手
間がかかり香りが出てくるまでに時間がかかるなどの欠
点がある。簡便な方法としては、ハンカチなどに1〜2
滴落として嗅ぐ方法がある。簡便な方法だが、芳香浴本
来の目的は達せられる。しかし、その都度鼻先に手を運
ばなければならないので、他の作業と並行して行うには
適した方法ではないうえ、高価なエッセンシャルオイル
を携行しなければならないなどの欠点がある。こうした
状況の中で、本発明はその目的をより簡便な方法で実現
するため、傷当てパッド付き伴創膏型の芳香浴用テープ
を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、テープ基材層の片面に粘着材層を設け、該粘着材層
の上に芳香材を含ませたパッドを設け、前記粘着材層及
び前記パッドを被覆する形に剥離シートを設ける。
【0005】上記において、芳香材を含ませたパッドを
非浸透性の被覆膜で被覆する。
【0006】また、テープ基材層の片面に粘着材層を設
け、該粘着材層の上に剥離シートを設けたテープにおい
て、粘着材層を設けた反対側面に芳香材を含ませたパッ
ドを設ける。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態に
ついて説明する。芳香浴用テープとは、芳香材を含ませ
たパッド付き粘着テープをいうもので、この芳香浴用テ
ープのテープ基材層として用いるものとしては、例え
ば、伴創膏として通常的に用いられるポリ塩化ビニール
やポリウレタン等のプラスチックシートや不織布などを
あげることができる。テープ基材層には蒸れやかぶれを
防止するための通気孔を設けることが望ましい。このテ
ープ基材層の片面に粘着材層を設ける。粘着材層に用い
る粘着材としては、例えば、天然ゴム系粘着材、ポリエ
ステル系粘着材、アクリル系粘着材、ビニルエーテル系
粘着材をあげることができる。これらの粘着材は伴創膏
に用いられる場合と同様、皮膚を傷めたり容易に剥離し
たりしないよう設計される。テープ基材層の片面に設け
られた粘着材層の上に芳香材を含ませたパッドを設け
る。パッドは、傷当てパッド付き伴創膏に使用される不
織布、ガーゼ、発泡プラスチック、などを使用すること
が出来る。このパッドは、芳香材をによる化学変化を受
けにくい材質のものを選択することが望ましい。また、
芳香浴用テープの使用時にパッドに含ませた芳香材が皮
膚に触れないよう、パッドをポリエチレンなどの非浸透
性の被覆膜で被覆することが望ましい。前記粘着材層及
び前記パッド(パッドを被覆膜で被覆する場合には、そ
の被覆膜を含む)を被覆する形に剥離シートが設けられ
る。剥離シートは、限定するものではないが、剥離操作
を容易にするため、2枚の剥離シートを用い、重ね合わ
せ部を設ける構成にすることが望ましい。上記のように
作られた芳香浴用テープは、気密性及び遮光性に優れた
材質で作られた袋に密封して、空気中の酸素による酸化
や光による化学変化、蒸発などを防ぐことが望ましい。
なお、芳香浴用テープの形状については任意形状とす
る。また、上記に述べた本発明の芳香浴用テープは、芳
香材を含ませたパッド部分を粘着材層を設けた反対側面
に設けることによっても実施出来るものである。また、
上記に述べた本発明の芳香浴用テープは、容易に創傷用
伴創膏(傷当てパッド付き伴創膏)の機能を兼用させ得
られる。例えば、テープ基材層に芳香材を含ませたパッ
ドと傷当てパッドとを並設するなどの方法により容易に
実施出来るものである。本発明にいう芳香材には、ハー
ブ及び植物の花や果実など植物から抽出される植物性香
料や動物性香料としてのじゃ香、霊猫香、海狸香、など
のほか、コールタールやその他の原料から化学的に合成
して作られる合成香料などを含むが、芳香浴による十分
な効果を期待するならば、ハーブや果実を原料とするエ
ッセンシャルオイルを用いるべきである。香水などの場
合には、エッセンシャルオーイルを無水エタノールなど
で希釈して用いられ、香水はエッセンシャルオイルの濃
度が15%〜30%になるよう希釈される。また、パル
ファンドトワレは8%〜15%、オードトワレは4%〜
8%、オーデコロンは3%〜5%に、それぞれ希釈され
る。芳香浴用テープに用いる芳香材も原則として希釈し
て用いるが、芳香浴用テープを鼻や鼻の下に張り付けた
状態で、強すぎず弱すぎない程度の香りを嗅ぐことがで
きる範囲に希釈するものであって、その希釈倍数を限定
するものではないが0.1%〜30%の範囲内で希釈す
ることが好ましい。芳香材は、その芳香材ごとに異なる
効能をもつ。精神安定を図ったり集中力を高めたり、そ
の目的に合わせて適したものを使用する。例えば、ラベ
ンダーやローマンカモミールは、その香りが有するリラ
ックス効果を利用してストレスの解消を目的として使用
し、ローズマリーやレモンは、その香りが有するリフレ
ッシュ効果を利用して無気力な人や受験生などを対象に
集中力のアップを図る目的で使用する。また、ペパーミ
ントやバーチは、その香りが有するリフレッシュ効果と
清涼感を利用して眠いときや運転中の居眠り防止を図る
目的で使用する。これらの香りは、単独若しくは複数の
香りをブレンドして使用する。香りを規定の割合でブレ
ンドにすることにより、その効果がより一層顕著になる
ことが明らかにされている。これらの香りを嗅ぐことに
よる効果は、リラックス、リフレッシュ、鎮静、などの
精神的効果のほか、花粉症や鼻詰りなどにも及ぶことが
知られている。次に請求項1による一実施例を図1を参
照して説明する。芳香浴用テープのテープ基材層1とし
て、蒸れやかぶれを防止するための通気孔6を設けたポ
リ塩化ビニールのシートを用い、片面に天然ゴム系粘着
材を塗布して粘着材層2を形成する。上記粘着材層2の
上に、芳香材4を含ませたパッド3を張り付ける。パッ
ド材には不織布片を内包するガーゼを用い、これに芳香
材としてローズマリーのエッセンシャルオイル(濃度5
%〜15%)を含ませる。前記粘着材層2及び前記パッ
ド3を被覆する形に剥離シート5が設けられる。剥離シ
ートは、剥離操作を容易にするため、重ね合わせ部7を
設ける。上記のように作られた芳香浴用テープは、気密
性及び遮光性に優れた材質で作られた袋に密封される。
芳香浴用テープを必要に応じて取り出し、鼻や鼻の下に
張り付けて使用することにより芳香浴としての効果が得
られる。図2は請求項2による実施例を示すもので、請
求項1の上記実施例において、パッド3の上に非浸透性
の被覆膜8を被覆することにより容易に実施できるもの
である。図3は請求項3による実施例を示すもので、請
求項1の前記実施例において、芳香材4を含ませたパッ
ド3を粘着材層2を設けた反対側面に天然ゴム系粘着材
などの粘着材9を用いて設けることにしたものである。
【0008】
【発明の効果】本発明による芳香浴用テープを用いるこ
とにより、アロマウォーマーなどの器具を必要としない
で芳香浴ができるうえ、直ぐに香りを楽しむことが出来
る、簡便な方法でありながら、芳香浴をしながら他の作
業を行うことができる、高価なエッセンシャルオイルを
携行しなくともよい、などの効果を得る。また、ワキガ
や靴を履いた時の足の蒸れなどの厭な匂いの消臭を目的
として、あるいは、香りを楽しむ目的で適宜な場所に張
り付けて使用することが出来る。緊急時においては伴創
膏としても使用することも可能である。また、芳香浴用
テープは、鼻や鼻の下に張り付けて用いるので、口臭を
防止する一助として利用することができるという当業者
の予測出来ない効果を得るものでもある。また、芳香浴
用テープを木の枝などに吊り下げると、蝶や蜂などの昆
虫が香りに誘われて集まるので、数種類の香りの異なる
芳香浴用テープを用いて、香りと集まる昆虫の種類、数
などを比較観察するなどの観察が出来る、という当業者
の予測出来ない効果を得るものである。さらに、この芳
香浴用テープは傷当てパッド付き伴創膏と異なり、マス
クの内側に張り付けて用いても本来の目的が達成される
ので、マスクの内側に張り付けて用いることにより、粘
着材も芳香材も皮膚に触れることがないので、粘着材に
よるかぶれや芳香材による皮膚毒性、かゆみ、発赤など
の薬害の虞れを取り除くことが出来るという当業者の予
測出来ない効果を得るものである。また、芳香浴用テー
プをマスクに張り付けて使用することにより、粘着材に
よるかぶれや芳香材による皮膚毒性、かゆみ、発赤など
の薬害の虞れを取り除くことが出来るということは、皮
膚の過敏な消費者に対して、マスクへ張り付けての使用
を勧告することにより、薬害の訴訟を未然に防ぐことが
出来るという当業者の予測出来ない効果を得るものでも
ある。また、マスクの内側に張り付けることによって、
車中や人込みの中でも抵抗なく芳香浴用テープを用いる
ことが出来るという当業者の予測出来ない効果を得るも
のである。また、芳香浴用テープは、従来の傷当てパッ
ド付き伴創膏の製造機械、製造工程を、ほぼそのままの
状態で使用出来るので、新たな設備投資をする必要がな
いというメリットがある。また、請求項2により、芳香
材を含ませたパッドを非浸透性の被覆膜で被覆した場
合、請求項1による効果のほか、芳香浴用テープの使用
時にパッドに含ませた芳香材が皮膚に触れることがない
ので、芳香材による皮膚毒性、かゆみ、発赤などの薬害
の虞れを取り除くことが出来る。また、請求項3によ
り、粘着材層を設けた反対側面に芳香材を含ませたパッ
ドを設けた場合にも、芳香浴用テープの使用時にパッド
に含ませた芳香材が皮膚に触れないので、芳香材による
薬害の虞れを取り除くことが出来る。また、芳香浴によ
る香りの効果には、学習時の学習効果の向上、受験時の
精神安定と成績の向上、スポーツ競技の際の実力の発
揮、通勤時の不快臭の消臭とリフレッシュ、勤務中など
の精神疲労回復と気分転換、不眠の解消及び催眠効果、
医師の手術時の集中力アップと不快臭の消臭、清掃時の
不快臭の消臭、花粉症や鼻詰りの症状緩和、口臭の防
止、ワキガの消臭、香りを楽しむ、などの効果があり多
用途に使用することが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1による実施例を示す断面図である。
【図2】請求項2による実施例を示す断面図である。
【図3】請求項3による実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 テープ基材層 2 粘着材層 3 パッド 4 芳香材 5 剥離シート 6 通気孔 7 重ね合わせ部 8 被覆膜 9 粘着材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ基材層の片面に粘着材層を設け、
    該粘着材層の上に芳香材を含ませたパッドを設け、前記
    粘着材層及び前記パッドを被覆する形に剥離シートを設
    けたことを特徴とする芳香浴用テープ。
  2. 【請求項2】 芳香材を含ませたパッドを非浸透性の被
    覆膜で被覆したことを特徴とする請求項1記載の芳香浴
    用テープ。
  3. 【請求項3】 テープ基材層の片面に粘着材層を設け、
    該粘着材層の上に剥離シートを設けたテープにおいて、
    粘着材層を設けた反対側面に芳香材を含ませたパッドを
    設けたことを特徴とする芳香浴用テープ。
JP10044187A 1998-01-20 1998-01-20 芳香浴用テープ Pending JPH11206867A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10044187A JPH11206867A (ja) 1998-01-20 1998-01-20 芳香浴用テープ

Applications Claiming Priority (1)

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JP10044187A JPH11206867A (ja) 1998-01-20 1998-01-20 芳香浴用テープ

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JPH11206867A true JPH11206867A (ja) 1999-08-03

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JP10044187A Pending JPH11206867A (ja) 1998-01-20 1998-01-20 芳香浴用テープ

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JP (1) JPH11206867A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007000297A (ja) * 2005-06-22 2007-01-11 Aso Seiyaku Kk 香り放散貼付材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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