JPH11206853A - 調剤装置 - Google Patents

調剤装置

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JPH11206853A
JPH11206853A JP10042775A JP4277598A JPH11206853A JP H11206853 A JPH11206853 A JP H11206853A JP 10042775 A JP10042775 A JP 10042775A JP 4277598 A JP4277598 A JP 4277598A JP H11206853 A JPH11206853 A JP H11206853A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 錠剤分包に際して行う錠剤識別の処理を
効率良く行う。 【解決手段】 錠剤分包機40に連結されて、錠剤分包
機40での調剤に連動して錠剤1の識別を行う調剤装置
30であって、錠剤分包機40から供給された錠剤1を
受ける載置機構60を備え、この載置機構60に向けて
撮像装置31と清掃機構とが分かれて設けられる。並行
処理によって識別処理が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、錠剤の識別を行
う調剤装置に関し、詳しくは、錠剤分包に際し錠剤の品
種判定までも含めて薬剤監査業務を支援する錠剤識別装
置等の調剤装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9に概要正面図を示すとともに図10
に内部模式図を示した錠剤分包機10は、多数の錠剤フ
ィーダから排出された錠剤を受けて収集する錠剤収集機
構と、この錠剤収集機構の下方に錠剤投入部が配された
包装装置とを具えて、錠剤の自動分包を行うとともに、
計数監査装置20が薬剤監査支援装置として連結されて
いて、錠剤分包に際し分包された錠剤の計数監査につい
ての薬剤監査業務を支援するようになったものである。
【0003】すなわち、錠剤分包機10の筐体内には、
薬品庫11,錠剤収集機構としての収集ホッパ12,及
び包装装置13特にその錠剤投入部16がこの順で上下
に配設されており、薬品庫11内の棚には、多数の錠剤
フィーダ14が並べて載置されている。各錠剤フィーダ
14には薬品の種類ごとに分けて各種の錠剤が収容され
ている。
【0004】そして、コントローラ15の制御の下、処
方箋等の指定に基づいて幾つかの錠剤フィーダ14から
排出された錠剤1は、図示しないシュート等を介して収
集ホッパ12内へ落下し、そこで収集されて下方の出口
から、その下方に配された包装装置13の錠剤投入部1
6へ投入される。このような錠剤投入経路を経て、錠剤
1は、包装装置13によって包装帯2に分包される。そ
して、服用単位ごとに所要の品種および個数の錠剤1を
包んだ包装帯2は、順々に計数監査装置20へ送り込ま
れる(錠剤投入経路等については各図中の矢付き点線を
参照)。
【0005】計数監査装置20は、カメラ21、計数判
定ユニット22、及びCRT23を具えていて、包装帯
2に分包されている錠剤1をカメラ21で撮影し、その
画像データに基づき計数判定ユニット22によって錠剤
数を計数するとともにその合否判別を行い、さらに目視
確認に供するため画像をCRT23に表示させる。こう
して、錠剤分包に伴う薬剤監査業務のうち計数監査につ
いて機械化処理による支援がなされる。
【0006】このように従来の錠剤分包機およびその監
査支援装置は計数監査の機械化に止まっており、個々の
錠剤の品種判定までも要する錠剤識別装置は未だ実用の
域に達していなかった。これに対し、「情報処理学会論
文誌 Vol.35 No.12」の2694頁以降に
おいて「パラメータ設計を用いた錠剤識別系の構築」と
いう表題で公表したように主成分分析に基づく特徴抽出
の最適化等によって特徴辞書を用いた錠剤識別技術の向
上が図られてきたことから、その錠剤識別技術を利用し
て錠剤識別装置を具体化することで、錠剤分包に際し錠
剤の品種判定までも含めて薬剤監査業務を支援するとい
うことが実現可能となってきた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、個々の
錠剤についてその品種までも識別する処理は、分包処理
はもちろに計数判定の処理に比べても、より精細な画像
を撮る必要や、膨大なデータを処理する必要があるの
で、スループットの低下を招きがちである。そこで、錠
剤分包機と連動する錠剤識別装置等の調剤装置の具体的
実現に当たっては、そのような不都合を回避して、錠剤
分包に際し錠剤の品種判定までも含めた薬剤監査業務の
速やかな支援が可能なシステム構成を案出することが課
題となる。
【0008】この発明は、このような課題を解決するた
めになされたものであり、錠剤分包に際して行う錠剤識
別の処理を効率良く行い得る調剤装置を実現することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るためになされた本発明の調剤装置について、その構成
および作用効果を以下に説明する。
【0010】本発明の調剤装置は(、出願当初の請求項
1に記載の如く)、(多種類の薬品類を収納した多数の
錠剤フィーダを有しこれらの錠剤フィーダから所要の錠
剤を収集して分包する)錠剤分包機に連結されて、前記
錠剤分包機での調剤に連動して錠剤の識別を行う(錠剤
識別装置・錠剤監査支援装置等の)調剤装置であって、
前記錠剤分包機から供給された錠剤を受ける載置機構を
備え、この載置機構に向けて撮像装置と清掃機構とが分
かれて設けられていることを特徴とするものである。
【0011】ここで、上記の「錠剤」には、一般的な玉
状の錠剤の他、錠剤分包機による同様の包装処理が可能
なカプセル剤も含まれる。
【0012】このような構成の調剤装置にあっては、錠
剤は、分包調剤に際して錠剤分包機から搬送機構等によ
って載置機構上へ運ばれ、撮像装置によって撮像されて
錠剤識別処理に供される。そして、識別の済んだ錠剤は
分包機へ戻され、さらに、その錠剤の排出後は次の錠剤
を受けるために清掃機構によってきれいにされる。
【0013】こうして、分包調剤に連動しての錠剤識別
が個々の錠剤ごとになされるが、その際、撮像装置と清
掃機構とが分かれているので、並列処理が可能となる。
【0014】したがって、この発明によれば、錠剤分包
に際して行う錠剤識別の処理を効率良く行い得る調剤装
置を実現することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】このような解決手段で達成された
本発明の調剤装置について、これを実施するための形態
を説明する。
【0016】[第1の実施の形態]ところで、個々の錠
剤についてその品種までも識別する処理は、計数判定の
処理等に比べて、より精細な画像を撮る必要や、膨大な
データを処理する必要があるので、計数監査装置のカメ
ラや計数判定ユニットを少々改造した程度では実現が困
難である。このため、錠剤識別装置は、計数監査装置と
別個に設けることが必要とされるので、計数監査装置に
後続して或いは錠剤分包機と計数監査装置との間に挿入
して付設することも考えられる。しかしながら、その場
合は、包装後に錠剤の撮像・識別が行われることから、
精細な画像を撮るには、包装帯の材質を限定したり、錠
剤が重ならないように分包錠剤数を少なくしたりする必
要がある。しかも、複数の錠剤の展開範囲に対応して、
広い撮影範囲を確保したうえで、個々の識別判定に先だ
って複数錠剤の画像からそれぞれの錠剤の画像を一つず
つ正確に切り出すという処理も行わなければならない。
このため、画像処理に基づいて薬剤監査を支援するとい
う目的では一致しても、錠剤分包機に付ける錠剤識別装
置の実装に際し、錠剤分包機に付けられている計数監査
装置と同様な手法を採ることは、妥当で無い。そこで、
錠剤識別装置付き錠剤分包機の具体的実現に当たって
は、そのような困難を回避して、錠剤分包に際し錠剤の
品種判定までも含めた薬剤監査業務の十分な支援が可能
なシステム構成を案出することが重要となる。また、錠
剤分包機本体については、多数の錠剤フィーダから排出
された錠剤を収集ホッパ等の錠剤収集機構で集めて包装
装置の錠剤投入部へ投入するという方式が確立されてい
るので、その方式を損なわないようにして多種類の錠剤
を分包し得る等のその利点を維持することも重要であ
る。
【0017】そのための第1の実施形態は、上述した錠
剤分包機であって、多数の錠剤フィーダから排出された
錠剤を受けて収集する錠剤収集機構と、この錠剤収集機
構の下方等の錠剤投入先に錠剤投入部が配された包装装
置とを具備した錠剤分包機において、載置機構を有しそ
の上に置かれた錠剤の識別を行う錠剤識別装置が(横付
けして)付設されるとともに、(一方の端部が)前記錠
剤収集機構から前記錠剤投入部への錠剤投入経路に挿入
され(他方の端部が)前記載置機構のところまで延びた
往復搬送可能な錠剤搬送機構が(水平に又は横斜めに横
設された状態で)介装されていることを特徴とするもの
である。
【0018】このような構成の錠剤分包機にあっては、
各錠剤フィーダから排出された錠剤は、錠剤収集機構に
よって収集されてから、その下方の包装装置の錠剤投入
部へ投入される前に、錠剤搬送機構によって錠剤識別装
置の載置機構へ搬送される。そして、そこでは、錠剤識
別装置によって錠剤識別がなされる。それから、再び錠
剤搬送機構によって搬送されて、錠剤投入部のところへ
戻され、その後に包装装置によって分包されることとな
る。そこで、錠剤収集機構と錠剤投入部と間で錠剤投入
経路が錠剤分包機本体から出て錠剤識別装置にまで迂回
させられるので、錠剤識別装置による錠剤識別処理が錠
剤分包機本体の外で行われ而も包装装置による分包に先
だってその直前に行われる。これにより、錠剤識別装置
を錠剤分包機本体に対して計数監査装置と同様に付設し
ながらも計数監査装置と異なり錠剤を包装後でなく包装
直前に識別することから、錠剤の撮像・識別のために包
装帯の材質を限定したり包装袋の大きさに対応した広い
撮影範囲を確保したりしなくても済むので、そのぶんだ
け錠剤識別装置の撮像装置が小形・安価なもので間に合
うとともに、錠剤識別装置における画像データに対する
識別処理の負担も軽くて済む。しかも、識別処理の済ん
だ錠剤は包装のために直ぐ戻されるので、包装された錠
剤とその識別情報との対応関係が損なわれる不具合は考
えられ無い。また、錠剤分包機とこれに付設された錠剤
識別装置とに介在する錠剤搬送機構は、その一部が錠剤
収集機構と前記錠剤投入部との間に挿入されるだけで、
錠剤分包機本体については、多数の錠剤フィーダから排
出された錠剤を収集ホッパ等の錠剤収集機構で集めて包
装装置の錠剤投入部へ投入するという従来の方式がベー
スになっているので、その変更が少なくて錠剤フィーダ
の個数なども概ね同数が確保される。そこで、従来の利
点はこれを維持しながら、錠剤識別装置等を付加するこ
とで容易に、個々の錠剤についてその品種までも識別す
ることが可能となる。したがって、この実施形態によれ
ば、錠剤分包に際してその分包機能を損なうことなく錠
剤の識別を行い得る錠剤分包機を実現することができ
る。
【0019】[第2の実施の形態]品種判定等の錠剤識
別は、個々の錠剤を対象として行うものであり、錠剤分
包に際して分包単位との対応関係さえ確保されていれ
ば、分包単位の複数個を一度に識別処理することは必要
無い。
【0020】そこで、第2の実施形態は、上述した錠剤
分包機であって、錠剤識別の対象となる錠剤を前記錠剤
フィーダから排出させるに際し、前記錠剤搬送機構の搬
送状態に同期させて一錠ごとに排出がなされるように前
記錠剤フィーダおよび前記錠剤搬送機構の動作制御を行
う制御装置を備えたことを特徴とするものである。
【0021】この場合、錠剤が一錠づつ順に識別処理に
供されるので、錠剤搬送機構は錠剤を一錠づつ区分けし
て搬送可能であれば良いので小形になり、錠剤分包機本
体はその分だけ受ける影響が小さくて変更が軽度なもの
になるうえに、錠剤識別装置も、一錠づつの処理を前提
に構成すれば十分なので、載置機構や撮像装置が可成り
小形になるとともに、複数錠剤の画像の中から個々の錠
剤の画像を切り出すという処理が不要になる。これによ
って、機構部の小形化に加えて識別処理の簡易化・高速
化をも達成することができる。
【0022】[第3の実施の形態]錠剤搬送機構はその
一部が錠剤収集機構と包装装置の錠剤投入部とに介挿さ
れるので、必然的に錠剤分包機本体の変更も生じるが、
その変更は出来るだけ抑制したい。そこで、第3の実施
形態は、前記錠剤搬送機構は搬送コンベアによるもので
あり、その搬送コンベアは従動端部が前記錠剤分包機側
に位置し駆動端部が前記錠剤識別装置側に位置するもの
であることを特徴とする。この場合、搬送コンベアの駆
動機構を錠剤分包機内に置かなくて済むうえ、従動端部
の方が一般に駆動端部よりも小形化しうるので、錠剤収
集機構と錠剤投入部とに介挿する部材高さを縮めて錠剤
分包機本体に与える影響を抑えることができる。
【0023】[第4の実施の形態]錠剤識別装置の付い
た錠剤分包機では、装置が薬局等に設置された後でも、
新薬の登場によって次々に新たな識別対象が加わってく
るので、それに対応した特徴辞書への特徴データの追加
登録を行って錠剤識別装置の識別能力も随時向上させる
ことが必要となる。また、錠剤を識別してその合否を判
定するには、錠剤の品名や,錠剤コード,薬効などの薬
剤情報も必要とされる。このため、辞書への特徴データ
追加登録の作業に際して、そのような薬剤情報の追加入
力の作業も必要となる。しかしながら、薬局等への装置
設置後は特徴データの追加登録作業や薬剤情報の追加入
力作業を薬剤師等の作業者が行うこととなるが、それで
は却って監査業務支援のための装置導入によって監査業
務が煩雑化してしまいかねないばかりか、それらの作業
者は装置の内部構造にまで立ち入って作業を行う訳では
無いので、各作業に際し総てに細心の注意を払って正確
無比に行うことまで期待するのは酷である。また、新薬
の導入に際しては、錠剤分包機の何れかの錠剤フィーダ
に新薬を収容するとともに、錠剤分包機の薬剤情報ファ
イルへ錠剤の品名や,錠剤コード,薬効などの薬剤情報
を追加することも必要とされる。このため、薬剤情報の
追加入力作業を錠剤分包機および錠剤識別装置に対して
二重に行うこととなり、作業量が倍加するばかりか、何
れかでの入力ミス等によってデータの不整合が発生する
と錠剤識別やその合否判定の際に誤った結果が出ること
にもなってしまいかねない。
【0024】そこで、第4の実施形態は、上述した錠剤
分包機であって、付設される前記錠剤識別装置は、錠剤
種別に対応してそれらの特徴データを記憶している特徴
データ記憶手段と、前記錠剤分包機から供給された錠剤
を受ける載置機構と、この載置機構上の錠剤を対象にし
てその画像を撮る撮像装置と、この撮像装置から画像デ
ータを受けてその特徴データを抽出する特徴抽出手段
と、動作モードが識別モードのとき前記特徴抽出手段の
特徴データについて前記特徴データ記憶手段の記憶デー
タを検索して識別を行う識別手段と、前記動作モードが
登録モードのとき前記特徴抽出手段の特徴データを前記
特徴データ記憶手段に追加記憶させるとともに前記錠剤
分包機から該当する薬剤情報を受けて前記特徴データ記
憶手段または他の記憶手段に対応づけて記憶させる登録
手段とを備えたものである。ここで、上記の「対応づけ
て」とは、追加記憶させる特徴データとそれに該当する
薬剤情報とを対応づけて、という意味である。さらに、
「薬剤情報」は、薬品名または錠剤コードの何れか1つ
が含まれていれば良く、他の情報は必須でない。
【0025】この場合、錠剤分包に際し錠剤の品種判定
までも含めて薬剤監査業務を支援することができるのに
加えて、新薬の導入に際し、錠剤識別装置に対してはそ
の動作モードを切り換える操作を行うだけで済む。すな
わち、新薬についての特徴抽出や特徴データ追加の特別
な操作を行うこと無く、且つそれに伴う薬剤情報の追加
入力作業も行うこと無く、錠剤分包機との協動に基づい
て特徴データの追加登録および薬剤情報の追加入力がほ
ぼ自動的に済んでしまう。したがって、特徴データの追
加登録に加えて薬剤情報の追加入力も自動化することに
より、新薬追加に対して柔軟に対処しうる錠剤識別装置
付きの錠剤分包機を実現することができる。
【0026】[第5の実施の形態]玉剤やカプセル等の
錠剤は丸まっているので転がり易くて、供給された錠剤
を単純に受けるだけでは載置機構上の乗載位置が安定し
ない。そこで、第5の実施形態は、上述した錠剤分包機
であって、前記載置機構は、振動または回転の可能な錠
剤載置枠が上面に設けられたものであることを特徴とす
る。この場合、供給された錠剤が錠剤載置枠の内側に入
るのでその乗載位置が画定されて安定するとともに、錠
剤載置枠を振動させることにより、錠剤が錠剤載置枠の
内辺等に寄りかかって斜めになっていても枠内へ確実に
横たわらせることができる。また、錠剤載置枠を回転さ
せてから撮像を行うことにより、転がり易い錠剤であっ
ても撮像時には確実に錠剤載置枠から離れるので、錠剤
の画像から錠剤部分を切り出す画像データ処理も容易と
なる。さらに、錠剤載置枠の枠内を清掃のため吸引する
際にも振動・回転させることにより、一層きれいにする
ことができる。
【0027】[第6の実施の形態]錠剤識別装置が錠剤
分包機から錠剤の供給を受けるには錠剤識別装置と錠剤
分包機とに亘る搬送機構を設ける必要があり、錠剤の画
像を得るには撮像装置を設ける必要があり、さらに錠剤
の欠片等が例え僅かであっても種類の異なる他の錠剤に
付着するようなことを避けるために清掃機構を設ける必
要もある。これらの各機構は、総て、載置機構上の錠剤
載置部位に対して作用する物なので、そのところに対応
して配置しなければならない。しかし、これら総ての機
構を一箇所に集中させたのでは機構設計や保守作業が困
難となる。そこで、第6の実施形態は、上述した錠剤分
包機であって、前記載置機構が鉛直軸周りに回転可能な
ものであり、前記撮像装置に加えて錠剤搬送部および清
掃機構が前記載置機構の上方・下方・上下の何れかにお
いてその回転経路に沿って配設されていることを特徴と
する。この場合、上記の各機構が分散配置されていて
も、載置機構の回転に伴って錠剤載置部位に対して順次
必要な処理が施されることとなり、上述の困難を回避す
ることができる。
【0028】
【実施例】本発明の調剤装置の一実施例について、その
具体的な構成を、図面を引用して説明する。図1は、そ
の内部模式図であり、従来例の図10に対応している。
図2は、その概要正面図であり、従来例の図9に対応し
ている。また、図3及び図4は、その錠剤搬送機構等の
新規な機構部についての詳細図であり、図5は、その載
置台周りの斜視図および錠剤載置枠の平面図である。さ
らに、図6は、その制御部・データ処理部における主要
部の機能ブロック図であり、図7は、その錠剤分包処理
の概要フローチャートであり、図8は、その錠剤識別処
理の概要フローチャートである。なお、図示に際し、フ
レームやボルトといった単なる支持機構は描くのを割愛
した。
【0029】この錠剤分包機40は、分包直後の計数監
査のための計数監査装置20が従来の錠剤分包機10同
様に図中では右横に付設され、さらに、分包直前に錠剤
の個別監査を行うために、その反対側に即ち図中では左
横から連結された錠剤識別装置30も付設されたもので
ある。錠剤分包機40は、そのような連結を可能とする
ために、収集ホッパ12と包装装置13の錠剤投入部1
6との間に錠剤搬送部50が介装されている点で、従来
の錠剤分包機10と機構上相違する(図1,図2参
照)。
【0030】また、錠剤分包機40は、従来のコントロ
ーラ15の制御ルーチンに個別監査処理が追加されてい
る点も従来と相違する。すなわち、錠剤分包機40のコ
ントローラ45における制御ルーチン45aは、処方箋
処理ルーチン45aaによる処方箋処理に伴って、錠剤
フィーダ制御ルーチン45adによって錠剤フィーダの
錠剤排出制御を行ったり、薬剤情報ファイル45bに保
持された薬剤情報に基づき分包制御ルーチン45abに
よって分包情報ファイル45cを生成して分包制御を行
ったり、その分包情報を計数判定ユニット22の計数監
査ルーチン22aへ提供したり、あるいは図示しない操
作卓等を介して入力された追加の薬剤情報を薬剤情報フ
ァイル45bに追加記憶したりすることに加えて、個別
監査のための処理を担う個別監査処理ルーチン45ac
等も有し、これらによって、錠剤搬送部50を制御して
錠剤識別装置30へ錠剤1を供給させるとともに薬剤情
報ファイル45bにアクセスしてその錠剤1に対応した
薬剤情報も錠剤識別装置30の錠剤識別ユニット32へ
送出するようになっている(図1,図6参照)。
【0031】錠剤識別装置30には、錠剤搬送部50に
よって錠剤分包機40から搬送されてきた錠剤1を乗載
させて受けるために載置機構60が設けられ、その錠剤
1の識別を行うために、載置機構としてのカメラ31
と、錠剤識別・画像判定のデータ処理を担う錠剤識別ユ
ニット32と、判定結果や画像を表示するCRT23と
が設けられている(図1,図2参照)。これにより、錠
剤識別装置30は、載置機構を有しその上に置かれた錠
剤の識別を行うものとなっている。
【0032】錠剤搬送部50は、上部開口が広くて下部
排出口が狭い小形の可動ホッパ51と、可動ホッパ51
の下方から載置機構60の上方へ至る無端ベルトに識別
前の錠剤1を載せて搬送する搬送コンベア52と、載置
機構60の下方から包装装置13の錠剤投入部16手前
へ至る無端ベルトに識別後の錠剤1を載せて搬送する搬
送コンベア53と、搬送コンベア53で運ばれて一旦留
置されていた錠剤1が分包量に達するとそれらを錠剤投
入部16へ押し出す可動押板54と、可動ホッパ51の
下部排出口から排出された錠剤1を錠剤投入部16へ直
接案内するためのガイド55とが設けられたものである
(図1参照)。
【0033】詳述すると(図3、図4参照)、可動ホッ
パ51は、駆動輪51cの回転によってリンク51bが
揺動しこれに従ってスライダ51aが水平に移動する
と、それに伴って搬送コンベア52側とガイド55側と
の間で水平に移動するものである。また、この可動ホッ
パ51は、収集ホッパ12の直下に設けられていて、何
れの側に移動しても、収集ホッパ12の出口から落下し
た錠剤1総てを上部開口内に受けるようになっている。
【0034】ガイド55は、ガイド側板55a及びガイ
ド下端部55bと共に可動ホッパ51と錠剤投入部16
との間における図中で右半分のところに設けられ、略鉛
直の案内機構をなしていて、右移動時の可動ホッパ51
の下部排出口から落下した錠剤1を錠剤投入部内筒16
a及び錠剤投入部16へ導くものである。すなわち、こ
の案内機構は、錠剤収集機構から錠剤投入部への錠剤投
入経路のうち図中ではその右半分に介挿されて、錠剤収
集機構で集められた錠剤を包装装置の錠剤投入部へ直接
に投入させるものとなっている。
【0035】搬送コンベア52は、錠剤分包機40から
錠剤識別装置30への往路における錠剤1の搬送を一錠
ずつ行うために、無端ベルトの搬送面が多数の仕切板5
2aによって区画室52bに区切られていて、各区画室
52bに一錠の錠剤1を収容して搬送するものである。
また、搬送コンベア52は、カバー52cによって覆わ
れるとともに、駆動モータ52dによって回転駆動され
る駆動輪52eの有る駆動端部が載置機構60の錠剤受
給部位の上方に位置する一方、従動輪52fの有る従動
端部が、可動ホッパ51と錠剤投入部16との間におけ
る図中で左半分のところに位置している。そして、左移
動時の可動ホッパ51の下部排出口から落下した錠剤1
を傾斜板52gでその下の空いている区画室52bに収
容して搬送するようになっている。なお、従動輪52f
は駆動輪52eよりも小径とされていて、この点でも、
収集ホッパ12と錠剤投入部16との離隔を抑制するも
のとなっている。
【0036】搬送コンベア53は、搬送コンベア52と
は逆に錠剤識別装置30から錠剤分包機40への復路に
おける錠剤1の搬送を担うものであるが、やはり一錠ず
つ搬送するために、無端ベルトの搬送面が多数の仕切板
53aによって区画室53bに区切られていて、各区画
室53bに一錠の錠剤1を収容して搬送する。また、搬
送コンベア53も、カバー53cによって覆われ、駆動
モータ53dによって回転駆動される駆動輪53eの有
る駆動端部が載置機構60の排出ホッパ67の下方に位
置する一方、従動輪53fの有る従動端部が、可動ホッ
パ51と錠剤投入部16との間における図中で左半分の
ところで搬送コンベア52の下方に位置している。ただ
し、従動輪53fは、従動輪52fほど可動ホッパ51
と錠剤投入部16との間に入り込まないで、その手前、
図では左側に、とどまっている。この従動輪53fも駆
動輪53eより小径のものとなっている。
【0037】可動押板54は、搬送コンベア53の従動
輪53f側端部の下方に置かれた水平板54aの上面
を、プッシュピン54bによって駆動されて水平移動す
るものである。この水平板54aは、搬送コンベア53
によって搬送されて来た錠剤1をその上面に留め置くた
めのものであるが、その一端が錠剤投入部16の錠剤投
入部内筒16aの上端にまで延びている。そして、可動
押板54は、従動輪53fの下方から錠剤投入部16の
直前まで移動することで、水平板54a上面に留め置か
れている錠剤1を錠剤投入部内筒16aの上端開口へ投
入するようになっている。
【0038】これにより、搬送コンベア52,53及び
可動押板54等からなる錠剤搬送機構は、往路と復路と
の一対の搬送コンベア等によって往復搬送が可能なもの
であり、その搬送コンベアの従動端部が、錠剤分包機側
に位置して、錠剤収集機構から錠剤投入部への錠剤投入
経路のうち図中ではその左半分に介挿されているととも
に、その搬送コンベアの駆動端部が、錠剤識別装置側に
位置して、そこの載置機構のところまで延びたものとな
っている。
【0039】そして、個別監査を行うときには、コント
ローラ45の制御に従って可動ホッパ51が搬送コンベ
ア52側へ移動して、錠剤フィーダ14から送り出され
た錠剤1が可動ホッパ51及び搬送コンベア52によっ
て載置機構60の上面へ供給され、載置機構60から排
出された錠剤1が搬送コンベア53及び可動押板54に
よって包装装置13の錠剤投入部16へ投入されるよう
になっている(図1、図3参照)。また、個別監査を行
なわないときには、コントローラ45の制御に従って可
動ホッパ51がガイド55側へ移動して、錠剤フィーダ
14から送り出された錠剤1がガイド55に沿って落下
して直ちに包装装置13の錠剤投入部16へ投入される
ようになっている(図1、図4参照)。
【0040】載置機構60は、円盤状に形成され更にそ
の上面が平坦に仕上げられたターンテーブル61が水平
に設けられ、これを下から支軸61aによって回転可能
に軸支するとともに、支軸61aを介してモータ61b
によってターンテーブル61が回転駆動されるものであ
る(図1参照)。これにより、載置機構60は、鉛直軸
周りに回転可能なものとなっている。
【0041】載置機構60の上面には、同一仮想円上で
90゜毎に錠剤載置枠62,63,64,65が配設さ
れている(図5(a)参照)。これらのうち錠剤載置枠
62の現在位置の上方には搬送コンベア52の終端すな
わち駆動端部が延びていて、搬送コンベア53によって
搬送されてきた錠剤1は錠剤載置枠62の枠内62aへ
落下する。これにより、載置機構60は錠剤分包機から
供給された錠剤を受けるものとなっている。
【0042】一方、錠剤載置枠63の現在位置の上方に
はカバー66の付設されたカメラ31が配置されてい
て、錠剤載置枠63のところを撮影可能なようになって
いる。このカバー66は、外乱光を遮って不所望な影等
の無い画像を得るためのものである。他方、錠剤載置枠
64の現在位置の下方には排出ホッパ67が設けられて
いて、図示しないシャッタ板が開くと、錠剤載置枠に対
応してターンテーブル61に穿孔形成されている鉛直な
貫通穴を介して錠剤載置枠64内の錠剤1が排出ホッパ
67へ落下し更に搬送コンベア53の搬送ベルト上へ導
かれるようになっている。残りの錠剤載置枠65につい
ては、その現在位置の上方に排気ダクト68の端面が延
びていて、錠剤載置枠65内に錠剤の欠片等が残ってい
ればこれが排気吸引力によって除去される。これによ
り、載置機構60は、撮像装置に加えて錠剤搬送部およ
び清掃機構がその上下においてその回転経路に沿って配
設されたものとなっている。そして、ターンテーブル6
1が間欠的に90゜回転する度に錠剤載置枠62,6
3,64,65がそれぞれ現在の錠剤載置枠63,6
4,65,62のところへ移動するのである。
【0043】錠剤載置枠62は、丸い板の中央が打ち抜
かれて内側に正方形の浅い空間62bが形成されたもの
であって、小型モータ62bの駆動によって回転可能な
ようにターンテーブル61上で支持されている(図5
(b)、(c)参照)。錠剤載置枠62及び小型モータ
62bは、一定方向に連続して回転すること、僅かな確
度範囲内で反転を繰り返しながら双方向回転することの
何れも制御信号で選択可能なものである。これにより、
載置機構60は、振動および回転の可能な錠剤載置枠6
2〜65が上面に設けられたものとなっている。
【0044】錠剤識別装置30の錠剤識別ユニット32
は、錠剤識別のデータ処理を行うために、カメラ31と
接続されていて画像データの入力が可能なものとなって
おり、さらにコントローラ45と交信可能に接続されて
いて薬剤情報を受け取ることも可能なようになってい
る。また、マイクロプロセッサによるプログラム処理を
担う錠剤識別ルーチン32aと、錠剤の品名や錠剤コー
ドさらには薬効などの薬剤情報を保持する薬剤情報ファ
イル32bと、錠剤種別に対応してそれらの特徴データ
を記憶している特徴データ記憶手段としての辞書ファイ
ル32cと、錠剤の画像データをJPEG等の手法で圧
縮したデータを保持する圧縮画像ファイル32dとが、
ROMや不揮発性メモリあるいは磁気記憶装置などにイ
ンストールされている(図6参照)。
【0045】辞書ファイル32cにおいては、既登録の
各特徴データが検索容易なように配列されており、それ
ぞれの特徴データには、該当する錠剤についての薬剤情
報が薬剤情報ファイル32bに格納されているところへ
のポインタと、該当する錠剤についての画像データが圧
縮画像ファイル32dに格納されているところへのポイ
ンタとが付加されている(図6参照)。これにより、辞
書ファイル32cの特徴データと、薬剤情報ファイル3
2bや辞書ファイル32cにおいてその特徴データの錠
剤に該当する薬剤情報および画像とが、対応づけられた
ものとなっている。
【0046】錠剤識別ルーチン32aは、撮像装置から
画像データを受けてその特徴データを抽出する特徴抽出
手段としての処理を担う撮像処理ルーチン32aa及び
特徴抽出ルーチン32abと、動作モードが識別モード
のとき特徴抽出手段32abによる抽出直後の特徴デー
タについて特徴データ記憶手段32cの記憶データを検
索して識別を行う識別手段としての識別処理ルーチン3
2acと、動作モードが登録モードのとき特徴抽出手段
32abによる抽出直後の特徴データを特徴データ記憶
手段32cに追加記憶させるとともに錠剤分包機40か
ら該当する薬剤情報を受けて他の記憶手段32bに対応
づけて記憶させる登録手段としての登録処理ルーチン3
2adとが組み込まれたものである(図6参照)。
【0047】これらの処理ルーチンによる具体的な処理
は、図7のフローチャートを引用して説明すると、次の
ような手順で行われる。すなわち、先ず、錠剤載置枠6
3の現在位置のところに置かれた錠剤1がカメラ31で
撮影されて、そのアナログ画像信号が送られて来ると、
マイクロプロセッサで処理可能なデジタル画像データに
変換してから、一画像分のデータを入力する(ステップ
S1)。そして、背景の余分なデータを省いて錠剤画像
を切り出す(ステップS2)。これらの処理が撮像処理
ルーチン32aaによって行われるようになっている。
【0048】次に、切り出した錠剤画像のデータに対し
て、整形処理や,雑音除去処理,濃度変換処理,色変換
処理などの所定の前処理を施す(ステップS3)。そし
て、画像データを所定の濃淡画像に変換することで特徴
抽出を行い、錠剤画像のN×M画素(N,Mは正の整
数)の各濃淡値を要素とした濃淡値ベクトルを求める
(ステップS4)。これらの処理が特徴抽出ルーチン3
2abによって行われる。それから、動作モードが識別
モードと登録モードの何れにセットされているかをチェ
ックして、動作モードが識別モードになっているときに
は識別処理ルーチン32acの処理が続行され、動作モ
ードが登録モードになっているときには登録処理ルーチ
ン32adの処理が続行されるようになっている。(ス
テップS5)。
【0049】識別モードのときには識別処理ルーチン3
2acによって、濃淡値ベクトルに固有ベクトルを作用
させて有効成分だけの主成分ベクトルに濃淡値ベクトル
が変換され(ステップS6)、これを特徴抽出手段によ
る抽出直後の特徴データとして辞書ファイル32cの辞
書を参照してそこの各特徴データとの距離が計算され
(ステップS7)、距離最小ものが選出される。さら
に、この選出した辞書ファイル32c内の特徴データに
付加されたポインタを辿って薬剤情報ファイル32b内
の対応する薬剤情報や圧縮画像ファイル32d内の対応
する圧縮画像を求めて、これらを識別結果としてカメラ
31の撮影画像と共にCRT33へ表示させる(ステッ
プS8)。なお、目視確認を伴う半自動処理の場合に
は、距離最小ものに加えて次点候補など数個の候補につ
いても同様の表示がなされる。また、自動判定処理の場
合には、識別対象の錠剤1についての薬剤情報を錠剤分
包機40のコントローラ45の分包制御ルーチン45a
から受け取り、これと薬剤情報ファイル32bから選出
の薬剤情報との一致不一致に基づいて合否判定処理も行
うようになっている。
【0050】動作モードが登録モードのときには登録処
理ルーチン32adによって次の処理がなされる。すな
わち、主成分分析に基づいて求めた固有ベクトルを濃淡
値ベクトルに作用させてこれを有効成分だけの主成分ベ
クトルに変換させ(ステップS11)、これを図示しな
いテンポラリファイルに記憶させておく。さらに、これ
が今回の登録に際して対象となっている錠剤1の最後の
ものであるか途中のものであるかをコントローラ45等
との交信に基づいてチェックし(ステップS12)、途
中であれば最初に戻って(ステップS1)同じ処理を繰
り返すことで、所要数の主成分ベクトルを貯める。そし
て、最後のものに至ったときには、識別対象の錠剤1に
ついての薬剤情報を錠剤分包機40のコントローラ45
の分包制御ルーチン45aから受け取り、それからテン
ポラリファイルに貯めたベクトル群の中心に位置するベ
クトルを算出してこれを特徴抽出手段による抽出直後の
特徴データとする。さらに、上記のベクトル群のうちで
この抽出直後の特徴データに最も近いものの画像データ
にデータ圧縮処理を施して圧縮画像データとする。それ
から、抽出済み特徴データを辞書ファイル32cの辞書
へ追加登録し、薬剤情報を薬剤情報ファイル32bに追
加記憶させ、圧縮画像データを圧縮画像ファイル32d
に追加記憶させるとともに、それらの薬剤情報および圧
縮画像データへのポインタを追加登録の特徴データに付
加する(ステップS14)。登録処理ルーチン32ad
の処理は、このようになっている。
【0051】この実施例の錠剤識別装置等について、そ
の使用態様及び動作を、個別監査を行わない場合、錠剤
の品種判定まで含めた個別監査を登録済みの品種につい
て行う場合、新薬の追加登録を行う場合の順に、図8に
示した錠剤分包機40のコントローラ45における制御
ルーチン45aのフローチャートを参照しながら説明す
る。
【0052】何れの場合であっても、先ず処方箋処理ル
ーチン45aaによって処方箋等の処方データを入力す
ることから始まる(ステップS31)。そして、このデ
ータに基づいて、包装装置13や錠剤フィーダ14に適
合したデータ形式の分包情報ファイル45cが生成され
(ステップS32)、さらに薬剤情報ファイル45bの
うち薬歴等の薬剤情報が必要に応じて更新される(ステ
ップS33)。こうして、処方箋処理ルーチン45aa
の処理を終えると、個別監査についての動作モードが実
行モードなのかそれとも省略モードなのかで、処理が分
かれる(ステップS34)。
【0053】個別監査を行わない場合、すなわち動作モ
ードが個別監査省略モードの場合、錠剤分包機40で
は、コントローラ45の制御に従って可動ホッパ51が
ガイド55側へ移動させられる(ステップS35)。そ
して、分包情報ファイル45cの情報に基づいて、分包
制御ルーチン45abの処理によって、次の処理が行わ
れる。すなわち、錠剤1が分包単位で錠剤フィーダ14
から送り出され(ステップS36)、これの錠剤1は、
ガイド55に沿って落下して包装装置13の錠剤投入部
16へ投入され、包装装置13によって包装帯2に分包
される(ステップS37)。このような処理が処方終了
まで繰り返される(ステップS38)。この間、錠剤1
を包んだ包装帯2は、計数監査装置20へ送り込まれて
分包後の監査に供される。こうして、この場合は、錠剤
識別装置30が関与することなく錠剤分包機40による
処理が従来同様に行われる。
【0054】次に、錠剤の品種判定まで含めた個別監査
を既存の品種について行う場合、錠剤分包機40の動作
モードを個別監査実行モードにセットするとともに、錠
剤識別装置30の動作モードを識別モードにセットして
おいてから、錠剤分包機40を作動させる。すると、錠
剤分包機40では、コントローラ45の制御に従って可
動ホッパ51が搬送コンベア52側へ移動する(ステッ
プS41)。そして、個別監査処理ルーチン45acの
処理によって次の処理が行われる(ステップS42〜4
8)。すなわち、錠剤フィーダ制御ルーチン45adを
起動してその処理によって錠剤フィーダ14から錠剤1
が一つずつ送り出されるようにさせるとともに(ステッ
プS42)、搬送コンベア52を制御して搬送動作を行
わせる(ステップS43)。こうして、錠剤搬送機構5
0の搬送状態に同期させて錠剤フィーダ14から一錠ご
とに錠剤の排出がなされる。
【0055】そうすると、その錠剤1が可動ホッパ51
を介して搬送コンベア52の区画室52bに収容され、
搬送コンベア52の動作によって一区画分搬送される。
同様にして後続の錠剤1が隣の区画室52bに収容され
て一区画分搬送されることが繰り返され、やがて最初の
錠剤1は、搬送コンベア52によってターンテーブル6
1上面の錠剤載置枠62の内側へ運ばれる。このとき、
錠剤1は、大抵、錠剤載置枠62の内側空間62bを転
がって一辺に当接して止まる(図5(b)参照)。
【0056】それから、載置機構60のモータ61b等
に対して所定の制御がなされると(ステップS44)、
ターンテーブル61が90゜回転して、錠剤載置枠62
が以前の錠剤載置枠63のところ即ちカメラ31の下方
に移る。以前の錠剤載置枠62のところへは錠剤載置枠
65が移動して来る。そして、錠剤載置枠65へ搬送コ
ンベア52から次の錠剤1が運び込まれるのと並行し
て、錠剤載置枠62が振動し(図5(b)参照)さらに
数10゜回転する(図5(c)参照)。そして、錠剤識
別装置30に対して識別対象となる錠剤1の準備が調っ
たことを通知する交信制御が行われると(ステップS4
5)、錠剤識別装置30が作動して、そこの錠剤1がカ
メラ31によって撮影され、その画像データが錠剤識別
ユニット32に送出される。
【0057】錠剤識別ユニット32では、錠剤識別ルー
チン32aのうち撮像処理ルーチン32aaと特徴抽出
ルーチン32abと識別処理ルーチン32acの処理が
実行されて、辞書ファイル32cの辞書の中から最も近
い特徴データが選出され、薬剤情報ファイル32b及び
圧縮画像ファイル32dの中からその特徴データに対応
づけられた薬剤情報と圧縮画像が読み出される。そし
て、これらの判定結果がCRT33に表示される。こう
して、錠剤載置枠62内の錠剤1についての錠剤識別が
なされる。
【0058】この一個の錠剤についての錠剤識別ユニッ
ト32による錠剤識別が済むと、再びターンテーブル6
1が90゜回転して、錠剤載置枠62が排出ホッパ67
のところへ移動し、錠剤載置枠65がカメラ31の下方
に移動し、錠剤載置枠64が搬送コンベア52のところ
へ移動する。そして、錠剤載置枠64へ搬送コンベア5
2から次の錠剤1が運び込まれとともに錠剤載置枠65
のところの錠剤1に対するカメラ31での撮像および錠
剤識別ユニット32によるその錠剤識別が行われるのと
並行して、錠剤載置枠62の底面のシャッタが開いて錠
剤載置枠62から錠剤1が排出ホッパ67を介して搬送
コンベア53上へ落下する。
【0059】開いたシャッタが閉じられると、またもタ
ーンテーブル61が90゜回転して、錠剤載置枠62が
排気ダクト68のところへ移動し、錠剤載置枠65が排
出ホッパ67のところへ移動し、錠剤載置枠64がカメ
ラ31の下方に移動し、錠剤載置枠63が搬送コンベア
52のところへ移動する。そして、錠剤載置枠63へ搬
送コンベア52から次の錠剤1が運び込まれとともに錠
剤載置枠64のところの錠剤1に対するカメラ31での
撮像および錠剤識別ユニット32によるその錠剤識別が
行われ更に錠剤載置枠65のところの錠剤1が搬送コン
ベア53によって排出されて錠剤分包機40へ戻される
のと並行して、錠剤載置枠62が回転または振動状態に
なりながら排気ダクト68での排気吸引によって清掃さ
れる。こうして、ターンテーブル61の90゜回転毎に
次々と錠剤1が錠剤載置枠62〜65に送り込まれ、そ
れらの錠剤1に一個ずつ錠剤識別処理が施される。
【0060】錠剤識別処理の済んだ錠剤1は排出ホッパ
67を介して搬送コンベア53の区画室53bに収容さ
れるが、その収容の度に搬送コンベア53を制御して搬
送動作を行わせる(ステップS46)。そうすると、錠
剤識別処理の済んだ錠剤1は、順次、搬送コンベア53
の区画室53bに収容され、搬送コンベア53の動作に
よって一区画分搬送される。同様にして後続の錠剤1が
隣の区画室53bに収容されて一区画分搬送されること
が繰り返され、やがてそれらの錠剤1は、搬送コンベア
53によって水平板54aの上へ運ばれる。そして、可
動押板54の先で錠剤投入部16の手前に留め置かれ
る。
【0061】それから、その留置錠剤数が分包単位に達
すると、可動押板54を進退させるためにプッシュピン
54bの制御が行われる(ステップS48)。この可動
押板54の進退動作によって、錠剤識別処理後に留め置
かれていた錠剤1は、分包単位ごとに纏めて、錠剤投入
部16へ送り込まれる。その後は、これらの錠剤1が包
装装置13によって包装帯2に分包される(ステップS
37)。さらに、このような処理が処方終了まで繰り返
され(ステップS38)、この間、錠剤1を包んだ包装
帯2は、計数監査装置20へ送り込まれて分包後の監査
に供される。こうして、個々の品種判定まで含めた錠剤
識別に基づく個別監査が分包直前になされるとともに、
計数判定による薬剤監査が分包直後になされる。
【0062】最後に、新薬の追加登録を行う場合には、
錠剤分包機40の何れかの錠剤フィーダ14に新薬を収
容させておくとともに、その薬剤情報を入力させて薬剤
情報ファイル45bに追加記憶させる。これらの操作
は、錠剤分包機で新薬を取り扱う際に従来行っていたこ
とと同様に行えばよい。そして、錠剤分包機40の動作
モードを個別監査実行モードにセットするとともに、錠
剤識別装置30の動作モードを登録モードにセットして
おいてから、錠剤分包機40をその新薬について作動さ
せる。すると、再度の詳細は説明は割愛するが上記の場
合のうち後者の場合と同様にして、新薬の錠剤1が一つ
ずつ順に該当錠剤フィーダ14から錠剤識別装置30へ
送り出され、その錠剤1がカメラ31によって撮影さ
れ、その画像データが錠剤識別ユニット32に送出され
る。
【0063】錠剤識別ユニット32では、錠剤識別ルー
チン32aのうち撮像処理ルーチン32aaと特徴抽出
ルーチン32abと登録処理ルーチン32adの処理が
実行されて、次々と新薬の特徴データが溜め込まれ、最
後にそれらのデータから算出された特徴データが辞書フ
ァイル32cの辞書へ追加登録される。さらに、該当す
る薬剤情報も薬剤情報ファイル32bに追加記憶させら
れ、典型的な圧縮画像データも圧縮画像ファイル32d
に追加記憶させられるとともに、それらの薬剤情報およ
び圧縮画像データへのポインタが追加登録の特徴データ
に付加される。こうして、ほとんど自動的に錠剤識別装
置30は新薬についても錠剤識別を行うことが可能なも
のに成長する。
【0064】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の調剤装置にあっては、分包機と連動して錠剤を識別す
るための各機構を分散させたことにより、並行処理がな
され、その結果、錠剤分包に際して行う錠剤識別の処理
を効率良く行い得る調剤装置を実現することができたと
いう有利な効果が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の調剤装置の一実施例についての内
部模式図である。
【図2】 その概要正面図である。
【図3】 その錠剤搬送機構等の詳細図である(個別
監査実行時)。
【図4】 その錠剤搬送機構等の詳細図である(個別
監査省略時)。
【図5】 その載置台周りの斜視図等である。
【図6】 その制御部の機能ブロック図である。
【図7】 錠剤識別処理の概要フローチャートであ
る。
【図8】 個別監査を含む分包制御処理の概要フロー
チャートである。
【図9】 従来の錠剤分包機の概要正面図である。
【図10】 その内部模式図である。
【符号の説明】 1 錠剤(玉剤、カプセル剤) 2 包装帯 10 錠剤分包機 11 薬品庫(薬品棚、ローターカセット部) 12 収集ホッパ(錠剤収集機構) 13 包装装置 14 錠剤フィーダ 15 コントローラ(制御装置) 16 錠剤投入部(収集錠剤投入口) 16a 錠剤投入部内筒(収集錠剤投入口) 20 計数監査装置(錠剤監査支援装置) 21 カメラ(CCDカメラ、撮像装置) 22 計数判定ユニット(計数判定部) 22a 計数監査ルーチン 23 CRT(表示部) 30 錠剤識別装置(調剤装置) 31 カメラ(CCDカメラ、撮像装置) 32 錠剤識別ユニット(錠剤識別部、画像判定部) 32a 錠剤識別ルーチン 32aa 撮像処理ルーチン(特徴抽出手段) 32ab 特徴抽出ルーチン(特徴抽出手段) 32ac 識別処理ルーチン(識別手段) 32ad 登録処理ルーチン(登録手段) 32b 薬剤情報ファイル(他の記憶手段) 32c 辞書ファイル(特徴データ記憶手段) 32d 圧縮画像ファイル 33 CRT(表示部) 40 錠剤分包機 45 コントローラ(制御装置) 45a 制御ルーチン 45aa 処方箋処理ルーチン 45ab 分包制御ルーチン 45ac 個別監査処理ルーチン 45ad 錠剤フィーダ制御ルーチン 45b 薬剤情報ファイル 45c 分包情報ファイル 50 錠剤搬送部 51 可動ホッパ(切換手段) 51a スライダ(切換手段) 51b リンク(切換手段) 51c 駆動輪(切換手段) 52 搬送コンベア(無端ベルト、往路の錠剤搬送機
構) 52a 仕切板(錠剤搬送機構) 52b 区画室(錠剤搬送機構) 52c カバー(錠剤搬送機構) 52d 駆動モータ(搬送コンベア駆動機構、錠剤搬送
機構) 52e 駆動輪(駆動端部、錠剤搬送機構) 52f 従動輪(従動端部、錠剤搬送機構) 52g 傾斜板 53 搬送コンベア(無端ベルト、復路の錠剤搬送機
構) 53a 仕切板(錠剤搬送機構) 53b 区画室(錠剤搬送機構) 53c カバー(錠剤搬送機構) 53d 駆動モータ(搬送コンベア駆動機構、錠剤搬送
機構) 53e 駆動輪(駆動端部、錠剤搬送機構) 53f 従動輪(従動端部、錠剤搬送機構) 54 可動押板(留置錠剤投入手段) 54a 水平板(錠剤留置手段) 54b プッシュピン(押板駆動機構、留置錠剤投入手
段) 55 ガイド(案内機構) 55a ガイド側板(案内機構) 55b ガイド下端部(案内機構) 60 載置機構 61 ターンテーブル(回転円板、載置台) 61a 支軸(載置台支持部) 61b モータ(載置台駆動部) 62 錠剤載置枠(錠剤の受給位置) 62a 錠剤載置枠内 62b 小型モータ 63 錠剤載置枠(錠剤の撮影位置) 64 錠剤載置枠(錠剤の排出位置) 65 錠剤載置枠(錠剤排出後の清掃位置) 66 カバー(遮光用覆体) 67 排出ホッパ 68 排気ダクト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】錠剤分包機に連結されて、前記錠剤分包機
    での調剤に連動して錠剤の識別を行う調剤装置であっ
    て、前記錠剤分包機から供給された錠剤を受ける載置機
    構を備え、この載置機構に向けて撮像装置と清掃機構と
    が分かれて設けられていることを特徴とする調剤装置。
JP04277598A 1998-01-20 1998-01-20 調剤装置 Expired - Lifetime JP4097759B2 (ja)

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JP04277598A JP4097759B2 (ja) 1998-01-20 1998-01-20 調剤装置

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