JP2000190901A - 物品の載置機構、物品の撮像装置、物品の識別装置、及び載置機構に供給される物品の姿勢制御方法 - Google Patents

物品の載置機構、物品の撮像装置、物品の識別装置、及び載置機構に供給される物品の姿勢制御方法

Info

Publication number
JP2000190901A
JP2000190901A JP10370144A JP37014498A JP2000190901A JP 2000190901 A JP2000190901 A JP 2000190901A JP 10370144 A JP10370144 A JP 10370144A JP 37014498 A JP37014498 A JP 37014498A JP 2000190901 A JP2000190901 A JP 2000190901A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
article
tablet
movable members
area
imaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10370144A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Wakamatsu
健司 若松
Hiroshi Tomiyasu
寛 冨安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Data Group Corp
Original Assignee
NTT Data Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Data Corp filed Critical NTT Data Corp
Priority to JP10370144A priority Critical patent/JP2000190901A/ja
Publication of JP2000190901A publication Critical patent/JP2000190901A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 転がり易いが特定の姿勢を取ったとき動きを
停止する形状の物品を特定の姿勢に導くことができるよ
うにする。 【解決手段】 錠剤載置枠49は、4枚の同一大きさ、
及び同一長方形状を呈する可動枠片49a、49b、4
9c、49dから構成される。各可動枠片49a〜49
dは、錠剤載置台51の上面において、正方形状の浅い
空間領域を形成する。この浅い空間領域は、各可動枠片
49a〜49dが錠剤識別ユニットの制御下で、互いに
接触した状態を保持しながら夫々が斜め方向に移動する
ことにより、図示のように小さく設定されたり、或い
は、図示の状態よりも大きく設定されるようになってい
る。これにより、錠剤搬送機構を構成する上側ベルトコ
ンベヤの搬送終端側から落下する錠剤41の載置領域
が、可変調整される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品の載置機構、
物品の撮像装置、物品の識別装置、及び載置機構に供給
される物品の姿勢制御方法に関する。以下では、錠剤識
別装置を例にとり説明する。
【0002】
【従来の技術】従来、錠剤分包機として、図1及び図2
に示すように、多数の錠剤フィーダ1を棚に並べて保持
する薬品庫3と、その下方に位置する収集ホッパ5と、
その下方に位置する包装機構7と、制御部9とを、框体
11内に備える構成のものが知られている。各錠剤フィ
ーダ1には、薬品の種類別に区分された錠剤13が夫々
収容される。この錠剤分包機では、制御部9の制御下で
処方箋等の指定に基づき、幾つかの錠剤フィーダ1中か
ら排出された錠剤13が図示しないシュートやホッパ5
を通じて包装機構7の錠剤投入部15へ投入され、包装
機構7により服用単位毎に所要の品種及び個数の錠剤1
3を包んだ包装帯17が順次作成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成の
錠剤分包機においては、所謂計数監査の機械化は実現さ
れているものの、個々の錠剤13の品種判定を必要とす
る錠剤識別機能については未だ実用の域に達していなか
った。そこで、主成分分析に基づく特徴抽出の最適化等
により技術の向上が図られつつある特徴辞書を用いた錠
剤識別技術を利用して、錠剤識別装置を具体化すること
により、錠剤分包に際し錠剤の品種判定までも含めて薬
剤監査業務を支援する方法が提案されるに至った。な
お、上記特徴辞書を用いた錠剤識別技術の向上の詳細に
ついては、例えば「情報処理学会論文誌 Vol.35
No.12」の2694頁以降において「パラメータ
設計を用いた錠剤識別系の構築」という表題で公表され
ている。
【0004】しかし、錠剤はその種類が非常に多く、し
かも、錠剤の形状には種々のものがあり、玉剤のように
丸まったものもかなり含まれている。このように丸まっ
た錠剤は転がり易いので、供給された上記錠剤を、錠剤
識別を行う載置機構において単純に受けるだけでは、載
置機構上における上記錠剤の乗載位置は安定しない。そ
のため、上記提案に係る方法において、乗載位置が不安
定な上記錠剤を撮像することにより得た画像から特徴デ
ータを抽出しても、バラツキの大きい特徴データしか得
られないので、高信頼な錠剤識別ができないという問題
があった。
【0005】従って本発明の目的は、転がり易いが特定
の姿勢を取ったとき動きを停止する形状の物品を特定の
姿勢に導くことができるようにすることにある。
【0006】また、本発明の別の目的は、転がり易いが
特定の姿勢を取ったとき動きを停止する形状の物品を特
定の姿勢に導いた状態で撮像できるようにすることにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面に従
う物品の載置機構は、落下する非球立体形状を呈する物
品を受ける平坦面を有する基台と、その平坦面上におい
て、物品の落下位置を含む物品の載置領域を拡大/縮小
自在に画定するための複数の可動部材とを備え、各可動
部材は、物品の落下時には載置領域が縮小状態であるよ
う、物品が動きを停止した後は載置領域を拡大するよ
う、夫々制御される。
【0008】上記構成によれば、物品の落下時には、載
置領域が縮小状態であるよう各可動部材が制御される。
そのため、落下した物品が各可動部材のいずれかに接触
することになるので、物品は転がり等の動きを停止し易
くなる。次に、物品が動きを停止した後は載置領域を拡
大するよう各可動部材が制御される。そのため、それま
で各可動部材のいずれかに接触した状態で動きを停止し
ていた物品は、その可動部材から離間した状態になるの
で、動きを再開するが、その物品が本来取り得る姿勢に
なると自然に動きを停止することになる。よって、転が
り易いが特定の姿勢を取ったとき動きを停止する形状の
物品をその特定の姿勢に導くことができる。
【0009】本発明の第1の側面に係る好適な実施形態
では、各可動部材の各々は、載置領域から物品が逸脱し
ないよう、各可動部材同士が連携を保った状態で動作す
る。各可動部材には、例えば、載置領域として上部が開
いたn角形状の空間領域を形成するよう配置されたほぼ
同一形状でほぼ同一大きさのn枚の枠片が用いられる。
nの値は、例えば4が望ましい。上述した物品の形状に
は、例えば方向性を有する立体形状を呈するものが含ま
れる。
【0010】本発明の第2の側面に従う物品の撮像装置
は、落下する非球立体形状を呈する物品を受ける平坦面
を有する基台と、その平坦面上において、物品の落下位
置を含む物品の載置領域を拡大/縮小自在に画定するた
めの複数の可動部材と、載置領域内の物品を撮像する手
段とを備え、各可動部材は、物品の落下時には載置領域
が縮小状態であるよう、物品が動きを停止した後は載置
領域を拡大するよう、夫々制御され、撮像手段は、載置
領域の拡大により物品が所定の姿勢をとっているとき撮
像する。
【0011】本発明の第2の側面に係る好適な実施形態
では、各可動部材の各々は、載置領域から物品が逸脱し
ないよう、各可動部材同士が連携を保った状態で動作す
る。各可動部材には、例えば、載置領域として上部が開
いたn角形状の空間領域を形成するよう配置されたほぼ
同一形状でほぼ同一大きさのn枚の枠片が用いられる。
上述した物品の一例としては、錠剤が挙げられる。撮像
装置は錠剤識別装置又は錠剤判定装置に適用される。撮
像手段と錠剤載置台との対向間隙には、外乱光を遮るた
めのカバー部材が備えられる。
【0012】本発明の第3の側面に従う物品の識別装置
は、非球立体形状を呈する物品を識別するもので、物品
を撮像するための装置を備え、その撮像装置は、落下す
る非球立体形状を呈する物品を受ける平坦面を有する基
台と、その平坦面上において、物品の落下位置を含む物
品の載置領域を拡大/縮小自在に画定するための複数の
可動部材と、載置領域内の物品を撮像する手段とを有
し、各可動部材は、物品の落下時には載置領域が縮小さ
れた状態であるよう、物品が動きを停止した後は載置領
域を拡大するよう、夫々制御され、撮像手段は、載置領
域の拡大により物品が所定の姿勢をとっているとき撮像
する。
【0013】本発明の第4の側面に従う載置機構に供給
される物品の姿勢制御方法は、非球立体形状を呈する物
品を落下させる第1の過程と、落下する物品を基台の平
坦面で受ける第2の過程と、物品の落下時には、平坦面
上において物品の落下位置を含む物品の載置領域を平坦
面上の複数の可動部材により縮小された状態であるよう
制御する第3の過程と、物品が動きを停止した後は、載
置領域を複数の可動部材により拡大するよう制御する第
4の過程とを備える。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。
【0015】図3は、本発明の一実施形態に係る錠剤分
包機の全体構成を示す正面から見た説明図である。
【0016】上記錠剤分包機は、図3に示すように、錠
剤分包機本体(本体)21と、本体21の図3における
左側面から本体21に連結される錠剤識別装置(識別装
置)23とで構成される。本体21は、主に錠剤の分包
及び錠剤の計数監査を行うもので、薬品庫25と、収集
ホッパ(ホッパ)27と、錠剤搬送機構(搬送機構)2
9と、包装機構31と、制御部33とを備える。一方、
識別装置23は、本体21による分包の直前に錠剤の個
別監査(識別)を行うもので、錠剤識別ユニット(識別
ユニット)35と、識別ユニット35を支持する識別装
置本体(本体)37とを備える。
【0017】薬品庫25内部の棚には、多数の錠剤フィ
ーダ39が並べて載置されている。各錠剤フィーダ(フ
ィーダ)39には、薬品の種類別に区分された錠剤41
が夫々収容されている。
【0018】各フィーダ39は、処方箋等の指定に基づ
き、制御部33の制御下で駆動して収容している錠剤4
1をホッパ27に向けて排出する。
【0019】ホッパ27は、薬品庫25の下方に位置し
ており、図示しないシュートを通じて上記フィーダ39
から落下してくる錠剤41を収集し、それらの錠剤41
を下方の排出口から搬送機構29へ投入する。
【0020】搬送機構29は、ホッパ27の下方に位置
しており、制御部33の制御下で、ホッパ27を通じて
供給される錠剤41を受けて、それらを識別装置23へ
送り込む動作と、識別装置23で識別された後の錠剤4
1を受けて、それらを包装機構31へ送り込む動作とを
実行する。搬送機構29は、本体21の左側面に形成し
た開口21aを通って外部へ出没自在に構成され、識別
装置23が本体21に連結したとき、開口21aから本
体37側の開口37aを通って本体37内に直線状に引
き伸ばされることで、左端側が本体37内の錠剤載置枠
の設置箇所にまで達するようになっている。搬送機構2
9は、上下方向に所定の間隔を置いて並設された、各々
が水平方向に延在する2本の無端状ベルトコンベヤ(い
ずれも図示しない)を備える。
【0021】上側ベルトコンベヤ(上側コンベヤ)は、
制御部33の制御下で駆動し、ホッパ27からの錠剤4
1を識別装置23へ送り込むものである。作業者が制御
部33にセッティングの指令を入力することにより、搬
送機構29の左端側が本体37内の錠剤載置枠の設置位
置にまで達したとき、上側コンベヤの右端側(つまり、
搬送始端側)は、ホッパ27の排出口の直下の位置に位
置決めされる。同時に、上側コンベヤの左端側(つま
り、搬送終端側)は、上方から錠剤載置枠に臨む位置に
位置決めされる。これにより、ホッパ27から落下する
錠剤41を上側コンベヤで確実に受けることができるの
みならず、搬送中の錠剤41を上側コンベヤから錠剤載
置枠内に確実に落下させることもできる。
【0022】下側ベルトコンベヤ(下側コンベヤ)は、
制御部33の制御下で駆動し、錠剤載置枠からの錠剤4
1を包装機構31へ送り込むものである。上記と同様、
作業者が制御部33にセッティングの指令を入力するこ
とにより、搬送機構29の左端側が本体37内の錠剤載
置枠の設置位置にまで達したとき、下側コンベヤの左端
側(つまり、搬送始端側)は、錠剤載置枠の排出ホッパ
の直下の位置に位置決めされる。一方、下側コンベヤの
右端側(つまり、搬送終端側)は、上方から包装機構3
1の錠剤投入部(投入部)31aに臨む位置に位置決め
される。これにより、錠剤載置枠から落下する錠剤41
を下側コンベヤで確実に受けることができるのみなら
ず、搬送中の錠剤41を下側コンベヤから投入部31a
内に確実に投入することもできる。
【0023】包装機構31は、搬送機構29の下方に位
置しており、制御部33の制御下で駆動し、下側コンベ
ヤから投入部31aを通じて投入される錠剤41を受け
て、それらの錠剤41を服用単位毎に所要の品種及び個
数別に包んだ包装帯43を順次作成する。上記各包装帯
43は、包装機構31の右端側の排出口31bから図示
の態様で本体21外部へ排出される。
【0024】制御部33は、上記内容から明らかなよう
に、各フィーダ39を構成する各部や、搬送機構29の
上側コンベヤ及び下側コンベヤを構成する各部や、包装
機構31を構成する各部を、その制御下に置く。
【0025】識別ユニット35は、制御部33との間で
通信を行うことにより制御部33から送出される薬剤情
報を受けると共に、外部(後述する撮像装置45)から
与えられる画像情報に基づいて錠剤識別・画像判定に係
るデータ処理を行う。識別ユニット35は、図示のよう
に、上記処理により得られた判定結果や画像情報を表示
するためのCRTや、キーボード等を備える。なお、識
別ユニット35を含む識別装置23の動作モードは、上
記キーボードの操作により、識別モード又は登録モード
のいずれか一方に選択的に設定可能になっている。ここ
で、識別モードとは、本体21側から搬送される錠剤4
1を識別するためのモードのことであり、登録モードと
は、識別ユニット35が入力した画像情報から抽出した
直後の錠剤41の特徴データや、制御部33からの薬剤
情報等を登録するためのモードのことである。
【0026】図4は、図3に記載した識別装置本体37
の内部構成を示す斜視図である。
【0027】上記本体37は、図2に示すように、撮像
装置45と、遮光用覆体(カバー)47と、錠剤載置枠
(載置枠)49と、錠剤載置台(載置台)51とを備え
る。
【0028】撮像装置45には、例えばCCD(固体撮
像素子)カメラが用いられている。CCDカメラ45
は、識別ユニット35の制御下で駆動するもので、図示
のように、本体37内の天面に取付固定され、撮像領域
が鉛直方向に設定されている。CCDカメラ45が撮像
した画像は、画像情報として識別ユニット35に出力さ
れる。
【0029】載置台51は、上面と下面とが共に矩形状
を呈する平板状の部材であり、上面の略中心部にCCD
カメラ45の焦点が一致するよう、本体37内において
高さ位置が調整され、その調整された高さ位置に略水平
な状態で取付固定される。載置台51は、その略中心部
に形成した貫通孔(図示しない)と、下面側に設けた、
上記貫通孔に連通する排出ホッパ(図示しない)と、識
別ユニット35の制御下で上記貫通孔を開/閉するシャ
ッタ板(図示しない)とを備える。上記排出ホッパ(図
示しない)の直下方には、上述した下側コンベヤの搬送
始端側が位置決めされて臨んでおり、シャッタ板(図示
しない)が開くことによって載置台51上の錠剤41が
貫通孔(図示しない)を通じて落下し、下側コンベヤの
上に載置されるようになっている。
【0030】載置台51の上面側に、上記貫通孔(図示
しない)を取り囲むようにして載置枠49が配置され
る。
【0031】載置枠49は、4枚の同一大きさ、及び同
一長方形状を呈する可動枠片から構成され、各可動枠片
は、識別ユニット35の制御下で駆動することにより、
各可動枠片によって画定される上部が開いている正方形
状の浅い空間領域(上述したシャッタ板上の領域)を拡
大/縮小するよう構成される。載置枠49のやや斜め上
方には、上側コンベヤの上記搬送終端側が位置決めされ
て臨んでおり、上側コンベヤにより搬送され、上記搬送
終端側から落下した錠剤41が、載置枠49内の上記平
面領域内に載置されるようになっている。
【0032】カバー47は、外乱光を遮ることにより、
外乱光による不所望な影等の無い状態で上記平面領域内
の画像を撮像できるよう、基端部がCCDカメラ45の
本体に固定され、先端部側が上側コンベヤの搬送終端側
近傍に達している。カバー47には、基端部側が比較的
大径の円形状を呈し、先端部側が比較的小径の円形状を
呈する、全体として略円筒形状に形成されたものが採用
されている。
【0033】図5及び図6は、図4に記載した載置枠4
9の構成を示す平面図である。
【0034】図5及び図6において、載置枠49は、上
述したように、4枚の同一大きさ、及び同一長方形状を
呈する可動枠片49a、49b、49c、49dから構
成される。各可動枠片49a〜49dは、上部が開いて
いる正方形状の浅い空間領域を形成する。この浅い空間
領域は、各可動枠片49a〜49dが識別ユニット35
の制御下で、互いに接触した状態を保持しながら夫々が
斜め方向に移動することにより、図5に示すように小さ
く設定されたり、図6に示すように大きく設定されるよ
うになっている。これにより、上側コンベヤの搬送終端
側から落下する錠剤41の載置領域が、可変調整され
る。
【0035】次に、上記錠剤分包機を構成する各部の動
作について説明する。
【0036】錠剤41の品種判定まで含めた個別監査を
既存の品種について行うには、識別装置23の動作モー
ドを識別モードにセットしてから、本体21と識別装置
23とを含めた錠剤分包機を構成する各部を、制御部3
3や識別ユニット35の制御下で駆動させる必要があ
る。
【0037】まず、上記本体21において、制御部33
の制御下で、或るフィーダ39から1個ずつ排出された
錠剤41が上側コンベヤによって載置台51上の載置枠
49内の浅い空間領域に搬送される。このとき、上記空
間領域は図5に示したように縮小状態になっているた
め、上側コンベヤから上記空間領域内に落下した錠剤4
1は、上記空間領域内を転がり、図5に示したように載
置枠49の一辺に接触した状態で動きを停止する。
【0038】上記錠剤41の動きが停止したことを確認
すると、載置枠49を駆動することによって、上記空間
領域を図6に示したように拡大させる。次に、CCDカ
メラ45が、識別ユニット35の制御下で上記錠剤41
を撮影し、それによって得られた上記錠剤41のアナロ
グ画像情報を、識別ユニット35に出力する。識別ユニ
ット35では、上記アナログ画像情報を読込んで所定の
処理動作を実行することにより、上記錠剤41の識別が
行われる。
【0039】上記識別に係る所定の処理動作が終了する
と、載置枠49を駆動することによって、上記空間領域
を再び図5に示したように縮小させる。次いで、上述し
たシャッタ板(図示しない)を開いて上記錠剤41を下
側コンベヤ上に落下させる。上記錠剤41は、下側コン
ベヤによって包装機構31へ搬送され、同様に識別処理
された他の錠剤41と共に包装機構31において包装帯
43に分包される。このようにして、個々の品種判定ま
で含めた錠剤識別に基づく錠剤41の個別監査が行われ
る。
【0040】図7は、図3に記載した制御部33及び識
別ユニット35の機能ブロック図である。
【0041】制御部33は、図7に示すように、演算処
理部53と、ROM、ROM以外の不揮発性メモリ、或
いは磁気記憶装置等から成る記憶部55とを備える。
【0042】演算処理部53は、錠剤フィーダ制御部
(フィーダ制御部)57と、個別監査部(監査部)59
とを有する。記憶部55には、錠剤41の品名や錠剤コ
ードや薬効等の諸情報から成る薬剤情報を保持する薬剤
情報ファイル(薬剤データファイル)や、分包情報ファ
イル(分包データファイル)等が不揮発性固定データと
して格納される。
【0043】フィーダ制御部57は、処方箋処理に伴っ
て上述した各フィーダ39を制御したり、記憶部55に
格納される薬剤情報や分包情報等に基づいて、分包制御
を実行する。フィーダ制御部57は、また、操作卓(図
示しない)を通じて入力される新規の薬剤情報を、記憶
部55に格納する。
【0044】監査部59は、個別監査のための処理とし
て、搬送機構29を制御することにより錠剤41を識別
装置23へ供給させると共に、記憶部55の薬剤情報に
アクセスして上記錠剤41に対応した薬剤情報を、識別
ユニット35へ送出する。
【0045】識別ユニット35も、図7に示すように、
演算処理部61と、ROM、ROM以外の不揮発性メモ
リ、或いは磁気記憶装置等から成る記憶部63とを備え
る。演算処理部61は、撮像処理部(処理部)65と、
特徴抽出部(抽出部)67と、識別処理部(処理部)6
9と、登録処理部(処理部)71とを有する。記憶部6
3には、上述した薬剤情報ファイル(薬剤データファイ
ル)63aや、辞書ファイル63bや、圧縮画像情報フ
ァイル(圧縮画像データファイル)63c等が、夫々不
揮発性固定データとして格納される。
【0046】記憶部63において、薬剤情報ファイル6
3aには、薬剤情報として、上述したように制御部33
側から与えられる錠剤41の品名や錠剤コードや薬効等
の諸情報が保持される。圧縮画像情報ファイル63cに
は、各錠剤41の画像情報をJPEG等の手法により圧
縮した情報が保持される。辞書ファイル63bには、錠
剤種別に対応して既登録の各特徴データが検索容易なよ
うに配列されている。
【0047】辞書ファイル63bにおいて、各々の特徴
データには、該当する錠剤41についての薬剤情報が、
上記薬剤情報ファイル63aに格納されている箇所への
ポインタと、該当する錠剤41についての画像情報が、
上記圧縮画像情報ファイル63cに格納されている箇所
へのポインタとが付加されている。これにより、辞書フ
ァイル63b内の各特徴データと、上記各特徴データに
係る各々の錠剤41に該当する薬剤情報ファイル63a
内の各薬剤情報、及び圧縮画像情報ファイル63c内の
各画像情報とが、夫々対応付けられることになる。
【0048】処理部65は、CCDカメラ45から出力
されるアナログ画像情報を入力して、それをディジタル
画像情報に変換し、そこから一画像分の画像情報を読込
む。そして、その画像情報から背景情報等の余分な情報
を省くことによって、錠剤41の画像情報を切出す。処
理部65は、これら一連の処理を撮像処理として実行す
る。撮像処理によって得られた上記錠剤41の画像情報
は、処理部65から抽出部67に出力される。
【0049】抽出部67は、上記錠剤41の画像情報を
入力すると、その画像情報に対して、整形処理や、雑音
除去処理や、濃度変換処理や、色変換処理等の所定の前
処理を施す。そして、上記前処理を施された画像情報
を、所定の濃淡画像情報に変換することによって特徴抽
出を行い、上記錠剤41の画像情報のN×M画素(N、
Mは共に正の整数)の各濃淡値を要素とした濃淡値ベク
トルを求める。抽出部67は、これら一連の処理を特徴
抽出処理として実行する。上記濃淡値ベクトルは、識別
装置23の動作モードが識別モードのとき、抽出部67
から処理部69に出力され、登録モードのときには、処
理部71に出力される。
【0050】処理部69は、入力した上記濃淡値ベクト
ルに、固有ベクトルを作用させることによって、上記濃
淡値ベクトルを有効成分だけの主成分ベクトルに変換す
る。そして、その主成分ベクトルを、抽出部67による
抽出直後の特徴データとして、その特徴データと前記辞
書ファイル内の各特徴データとの間の距離を計算し、距
離が最小の特徴データを前記辞書ファイルから選出す
る。更に、その選出した特徴データに付加されているポ
インタを辿って、いずれも記憶部63に格納される薬剤
情報ファイル内の対応する薬剤情報や、圧縮画像情報フ
ァイル内の対応する圧縮画像情報を求める。そして、そ
れらの薬剤情報及び圧縮画像情報を識別結果として、C
CDカメラ45から処理部65に出力されたアナログ画
像情報と共に上記CRTに表示させる。
【0051】処理部71は、入力した上記濃淡値ベクト
ルに、主成分分析に基づいて求めた固有ベクトルを作用
させることによって、上記濃淡値ベクトルを有効成分だ
けの主成分ベクトルに変換する。そして、その主成分ベ
クトルを、テンポラリファイル(図示しない)に記憶さ
せる。処理部71は、制御部33との交信により、上記
入力された濃淡値ベクトルが、今回登録対象になってい
る同一種類の錠剤41のうちの最後の錠剤41のもので
あることを確認するまでの間、上述した処理動作を繰り
返す。これにより、所要数の主成分ベクトルが、処理部
71によって上記テンポラリファイルに蓄積される。そ
して、最後の錠剤41の濃淡値ベクトルを、上記抽出部
67から入力したとき、識別対象である錠剤41の薬剤
情報を制御部33から受け取ると共に、上記テンポラリ
ファイル中の主成分ベクトル群の中心に位置する主成分
ベクトルを算出して、それを抽出部67による抽出直後
の特徴データとする。更に、上記主成分ベクトル群のう
ちで上記特徴データに最も近い錠剤41の画像データに
データ圧縮処理を施して圧縮画像データを生成する。処
理部71は、上記特徴データを辞書ファイル63bに登
録し、制御部33からの薬剤情報を薬剤情報ファイル6
3aに、上記圧縮画像データを圧縮画像情報ファイル6
3cに、夫々記憶させと共に、上記薬剤情報及び上記圧
縮画像データへのポインタを追加登録の特徴データに付
加する。
【0052】図8は、図7に記載した識別ユニット35
による識別モード時及び登録モード時における処理動作
を示すフローチャートである。このフローチャートは、
錠剤41が可動枠片49a〜49dにより形成される載
置台51上の上記空間領域内に載置された後の識別ユニ
ット35の処理動作を示すものである。
【0053】図8において、CCDカメラ45は、上記
空間領域内に載置された錠剤41を撮影し、錠剤41の
アナログ画像情報を出力すると、演算処理部61では、
それを入力して(ステップS81)、ディジタル画像情
報に変換する。そして、その画像情報から一画像分の画
像情報を読込んで、錠剤41の画像情報のみを切出す
(ステップS82)。
【0054】次に、上記切出した画像情報に所定の前処
理を施した後(ステップS83)、その画像情報から特
徴抽出を行う(ステップS84)。そして、識別装置2
3の動作モードが、識別モード又は登録モードのいずれ
に設定されているかをチェックする(ステップS8
5)。このチェックの結果、識別モードが設定されてい
ると判断したときには、上記特徴抽出において得られた
錠剤41の画像の濃淡値ベクトルを、固有ベクトルを作
用させて主成分ベクトルに変換する(ステップS8
6)。
【0055】次に、その特徴データと辞書ファイル63
b内の各特徴データとの間の距離を計算し、距離が最小
のものを抽出直後の特徴データとして選定する(ステッ
プS87)。そして、その特徴データと、その特徴デー
タに対応する薬剤情報及び圧縮画像情報とを、識別結果
として上記アナログ画像情報と共にCRTに出力する
(ステップS88)。
【0056】一方、ステップS85でのチェックの結
果、登録モードが設定されていると判断したときには、
上記特徴抽出において得られた錠剤41の画像の濃淡値
ベクトルを、主成分分析に基づいて求めた固有ベクトル
を作用させて主成分ベクトルに変換する(ステップS8
9)。
【0057】次に、上記濃淡値ベクトルが最後の錠剤4
1の画像に係るものか否かをチェックし(ステップS9
0)、その結果、最後の錠剤41の画像でない場合に
は、最後の錠剤41の画像であると判断するまでステッ
プS81からステップS85を経てステップS90に至
る処理動作を繰り返す。ステップS90で、最後の錠剤
41の画像であると判断すると、登録対象の錠剤41の
薬剤情報を、制御部33側から取得すると共に(ステッ
プS91)、特徴データに対応する薬剤情報及び圧縮画
像情報を、既述の態様で登録し(ステップS92)、一
連の処理動作を終了する。
【0058】上述した内容は、あくまで本発明の一実施
形態に関するものであって、本発明が上記内容のみに限
定されることを意味するものでないのは勿論である。上
記実施形態では、錠剤の識別装置を例に挙げて説明した
が、錠剤以外の非球立体形状の物品の載置や、それらの
識別にも本発明は当然に適用が可能である。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
転がり易いが特定の姿勢を取ったとき動きを停止する形
状の物品を特定の姿勢に導くことができるようにするこ
とができる。
【0060】また、本発明によれば、転がり易いが特定
の姿勢を取ったとき動きを停止する形状の物品を特定の
姿勢に導いた状態で撮像できるようにすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の錠剤分包機の全体構成を示す正面から見
た説明図。
【図2】図1の錠剤分包機の詳細構成を示す説明図。
【図3】本発明の一実施形態に係る錠剤分包機の全体構
成を示す正面から見た説明図。
【図4】図3の識別装置本体の内部構成を示す斜視図。
【図5】図4の錠剤載置枠の構成を示す平面図。
【図6】図4の錠剤載置枠の構成を示す平面図。
【図7】図3の制御部及び錠剤識別ユニットの機能ブロ
ック図。
【図8】図7の錠剤識別ユニットによる錠剤識別モード
時及び登録モード時における処理動作を示すフローチャ
ート。
【符号の説明】
21 錠剤分包機本体(本体) 23 錠剤識別装置(識別装置) 25 薬品庫 27 収集ホッパ(ホッパ) 29 錠剤搬送機構(搬送機構) 31 包装機構 33 制御部 35 錠剤識別ユニット(識別ユニット) 37 錠剤載置機構(載置機構) 39 錠剤フィーダ(フィーダ) 41 錠剤 43 包装帯 45 撮像装置(CCDカメラ) 47 遮光用覆体(カバー) 49 錠剤載置枠(載置枠) 49a、49b、49c、49d 可動枠片 51 錠剤載置台(載置台) 53、61 演算処理部 55、63 記憶部 57 錠剤フィーダ制御部(フィーダ制御部) 59 個別監査部(監査部) 65 撮像処理部(処理部) 67 特徴抽出部(抽出部) 69 識別処理部(処理部) 71 登録処理部(処理部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G051 AA02 AB20 CA03 CA04 DA01 DA06 EA01 EA12 EA14 EA23 ED07 FA10 3E018 AA04 AB05 BA02 BB01 CA06 CA10 DA02 DA06

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 落下する非球立体形状を呈する物品を受
    ける平坦面を有する基台と、 前記平坦面上において、前記物品の落下位置を含む前記
    物品の載置領域を拡大/縮小自在に画定するための複数
    の可動部材とを備え、 前記各可動部材が、前記物品の落下時には前記載置領域
    が縮小された状態であるよう、前記物品が動きを停止し
    た後は前記載置領域を拡大するよう、夫々制御される物
    品の載置機構。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の物品の載置機構におい
    て、 前記各可動部材の各々が、前記載置領域から前記物品が
    逸脱しないよう、各可動部材同士が連携を保った状態で
    動作する物品の載置機構。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の物品の載置機構におい
    て、 前記各可動部材が、前記載置領域として上部が開いたn
    角形状の空間領域を形成するよう配置されたほぼ同一形
    状でほぼ同一大きさのn枚の枠片である物品の載置機
    構。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の物品の載置機構におい
    て、 前記nの値が、4である物品の載置機構。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の物品の載置機構におい
    て、 前記物品の形状が、方向性を有する立体形状を呈する物
    品の載置機構。
  6. 【請求項6】 落下する非球立体形状を呈する物品を受
    ける平坦面を有する基台と、 前記平坦面上において、前記物品の落下位置を含む前記
    物品の載置領域を拡大/縮小自在に画定するための複数
    の可動部材と、 前記載置領域内の物品を撮像する手段とを備え、 前記各可動部材が、前記物品の落下時には前記載置領域
    が縮小された状態であるよう、前記物品が動きを停止し
    た後は前記載置領域を拡大するよう、夫々制御され、 前記撮像手段が、前記載置領域の拡大により前記物品が
    所定の姿勢をとっているとき撮像する物品の撮像装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の物品の撮像装置におい
    て、 前記各可動部材の各々が、前記載置領域から前記物品が
    逸脱しないよう、各可動部材同士が連携を保った状態で
    動作する撮像装置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の物品の撮像装置におい
    て、 前記各可動部材が、前記載置領域として上部が開いたn
    角形状の空間領域を形成するよう配置されたほぼ同一形
    状でほぼ同一大きさのn枚の枠片である物品の撮像装
    置。
  9. 【請求項9】 前記物品が錠剤であり、前記撮像装置が
    錠剤識別装置又は錠剤判定装置に適用される請求項6記
    載の物品の撮像装置。
  10. 【請求項10】 請求項6記載の物品の撮像装置におい
    て、 前記撮像手段と前記錠剤載置台との対向間隙に、外乱光
    を遮るためのカバー部材を備える物品の撮像装置。
  11. 【請求項11】 非球立体形状を呈する物品を識別する
    装置において、 前記物品を撮像するための装置を備え、 前記撮像装置が、 落下する非球立体形状を呈する物品を受ける平坦面を有
    する基台と、 前記平坦面上において、前記物品の落下位置を含む前記
    物品の載置領域を拡大/縮小自在に画定するための複数
    の可動部材と、 前記載置領域内の物品を撮像する手段とを有し、 前記各可動部材が、前記物品の落下時には前記載置領域
    が縮小された状態であるよう、前記物品が動きを停止し
    た後は前記載置領域を拡大するよう、夫々制御され、 前記撮像手段が、前記載置領域の拡大により前記物品が
    所定の姿勢をとっているとき撮像する物品の識別装置。
  12. 【請求項12】 非球立体形状を呈する物品を落下させ
    る第1の過程と、 落下する前記物品を基台の平坦面で受ける第2の過程
    と、 前記物品の落下時には、前記平坦面上において前記物品
    の落下位置を含む前記物品の載置領域を前記平坦面上の
    複数の可動部材により縮小された状態であるよう制御す
    る第3の過程と、 前記物品が動きを停止した後は、前記載置領域を前記複
    数の可動部材により拡大するよう制御する第4の過程
    と、 を備える載置機構に供給される物品の姿勢制御方法。
JP10370144A 1998-12-25 1998-12-25 物品の載置機構、物品の撮像装置、物品の識別装置、及び載置機構に供給される物品の姿勢制御方法 Pending JP2000190901A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10370144A JP2000190901A (ja) 1998-12-25 1998-12-25 物品の載置機構、物品の撮像装置、物品の識別装置、及び載置機構に供給される物品の姿勢制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10370144A JP2000190901A (ja) 1998-12-25 1998-12-25 物品の載置機構、物品の撮像装置、物品の識別装置、及び載置機構に供給される物品の姿勢制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000190901A true JP2000190901A (ja) 2000-07-11

Family

ID=18496175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10370144A Pending JP2000190901A (ja) 1998-12-25 1998-12-25 物品の載置機構、物品の撮像装置、物品の識別装置、及び載置機構に供給される物品の姿勢制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000190901A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5163985B2 (ja) 粒状物品種検査装置
JP4034404B2 (ja) 錠剤分包機
JP4097760B2 (ja) 調剤装置
CN105109881B (zh) 药箱配发装置
KR20120104522A (ko) 약제분배장치
WO2014203656A1 (ja) 薬剤情報取得装置及び方法
JP2020110732A5 (ja)
US5311977A (en) High resolution parts handling system
US10118202B2 (en) Method of sorting postal articles into a sorting frame with the sorted articles being counted automatically
US20120188364A1 (en) Automated seed package identification apparatus, system, and method
CN111274951A (zh) 料箱状态的监控方法及装置、自动投料系统
JP2000190901A (ja) 物品の載置機構、物品の撮像装置、物品の識別装置、及び載置機構に供給される物品の姿勢制御方法
US5691810A (en) Dual-bed scanner with reduced transport time
EP3855169A1 (en) Device for inspecting article having substantially circular side surface, and device for turning article
JP4097759B2 (ja) 調剤装置
CN105975910A (zh) 一种用于对运动物体进行视频识别的技术处理方法及其系统
WO2019158259A1 (en) A method and apparatus for the detection of an outline, and for locating a three-dimensional product resting in an upright position or an upside down position on a surface
US20230023675A1 (en) A loading machine for slides provided with biological samples
JP4639841B2 (ja) 粒状物体の検査方法及びそれを用いる検査装置
EP0383305A3 (en) Data processing apparatus
WO2006105266A1 (en) Machine vision based scanner using line scan camera
CN108993927B (zh) 农作物籽粒分离设备及其控制方法
CN208341165U (zh) 一种vcm马达载体自动排版检查机
WO2017108074A1 (en) An identification method and apparatus of the most probable poses of an object
CN107024184A (zh) 光学检测系统与应用其的光学检测方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20040903