JPH11206831A - マッサージ装置 - Google Patents

マッサージ装置

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JPH11206831A
JPH11206831A JP1405098A JP1405098A JPH11206831A JP H11206831 A JPH11206831 A JP H11206831A JP 1405098 A JP1405098 A JP 1405098A JP 1405098 A JP1405098 A JP 1405098A JP H11206831 A JPH11206831 A JP H11206831A
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leg
backrest
seat
massage device
main body
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Application number
JP1405098A
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English (en)
Inventor
Genichiro Kono
源一郎 河野
Yoshio Ikeda
義雄 池田
Yasuko Sugimoto
靖子 杉本
Tadaaki Koketsu
忠明 纐纈
Tetsuyuki Kono
哲之 河野
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 椅子式のマッサージ装置において、梱包する
場合に、厚さを極力薄くすることができ、積み重ねた場
合の高さを極力小さくできるようにする。 【解決手段】 本体部11は、背もたれ部13と座部1
2と足載せ部14とをほぼ一直線状態(ほぼ水平状態)
とすることが可能な構成とし、脚体15は、座部12に
対して蝶ねじ16により着脱可能に取り付ける構成とす
る。梱包する場合、本体部11を一直線状態とすると共
に、座部12から外した脚体15を背もたれ部13に嵌
合させ、蝶ねじ16により背もたれ部13に固定する。
本体部11をほぼ一直線状態とすることにより、厚さを
薄くすることが可能になり、脚体15を座部12から取
り外して背もたれ部13に嵌合させることにより、梱包
状態での厚さを一層薄くすることが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、背もたれ部と座部
と足載せ部とを備えた本体部と、この本体部を支える脚
体とを具備した椅子式のマッサージ装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この種の椅子式のマッ
サージ装置の一例を図25に示す。このマッサージ装置
1は、背もたれ部2と座部3と足載せ部4とを互いに回
動可能に連結して構成された本体部5と、この本体部5
における座部3の下部に固定状態に設けられた脚体6と
から構成されている。
【0003】そして、このような構成のマッサージ装置
1を梱包する場合、図に示すように、背もたれ部2を斜
め上向きにすると共に、足載せ部4を下側へ回動させた
状態のマッサージ装置1を梱包箱7に収容して梱包する
ようにした場合には、梱包状態での高さhが大きく、し
かも、体積も大きいため、置き場所を多く取ることにな
り、例えば倉庫で保管する場合に、積み重ねられる個数
及び保管できる個数が少なくなるという不具合がある。
また、マッサージ装置1周囲の空間スペースを埋めるた
めの大きなクッション材8も必要となってしまう。
【0004】そこで、従来では、背もたれ部2を座部3
側へ折り曲げて、体積を小さくする方式が多く採用され
ている。しかしながら、このようにした場合でも、梱包
状態での高さ(厚さ)が大きいという不具合がある。ま
た、背もたれ部2と座部3と足載せ部4とを、ほぼ一直
線状態とした状態で梱包することも考えられるが、座部
3に脚体6が固定状態に取り付けられているため、やは
り、梱包状態での高さ(厚さ)が大きいという不具合が
ある。
【0005】本発明は上記した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、梱包する場合に、厚さを極力薄
くすることができ、積み重ねた場合の高さを極力小さく
することができる椅子式のマッサージ装置を提供するに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、背もたれ部と座部と足載せ部
とを備えると共に、少なくともこれら各部のうちの一つ
に施療手段が設けられた本体部と、この本体部を支える
脚体とを具備した椅子式のマッサージ装置において、前
記本体部を、前記背もたれ部と座部と足載せ部とをほぼ
一直線状態とすることが可能な構成とすると共に、前記
脚体を、前記本体部に対して取り外し可能な構成とした
ことを特徴とするものである。
【0007】上記した手段によれば、梱包状態で、背も
たれ部と座部と足載せ部とをほぼ一直線状態とすること
により、背もたれ部を座部側へ折り畳む方式の場合に比
べても、厚さを薄くすることが可能になる。しかも、脚
体を取り外すことにより、梱包状態での厚さを一層薄く
することが可能になる。
【0008】同様な目的を達成するために、請求項7の
発明は、椅子式のマッサージ装置において、本体部を、
背もたれ部と座部と足載せ部とをほぼ一直線状態とする
ことが可能な構成とすると共に、脚体を、折り畳み可能
な構成としたことを特徴とするものである。
【0009】このような手段においても、梱包状態で、
背もたれ部と座部と足載せ部とをほぼ一直線状態とする
ことにより、背もたれ部を座部側へ折り畳む方式の場合
に比べて、厚さを薄くすることが可能になり、しかも、
脚体を折り畳むことにより、梱包状態での厚さを一層薄
くすることが可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につい
て、図1ないし図6を参照して説明する。まず、全体を
示す図1ないし図4において、椅子式のマッサージ装置
の本体部11は、座部12と、この座部12の一端部側
に連結された背もたれ部13と、座部12の他端部側
(背もたれ部13とは反対側)に連結された足載せ部1
4とから構成されていて、この本体部11における座部
12の下部に、脚体15が複数本の蝶ねじ16により着
脱可能に取り付けられている。
【0011】上記本体部11の各部(座部12、背もた
れ部13、足載せ部14)の表面は、例えば布製のカバ
ー18により覆われている。本体部11のうち、背もた
れ部13の上面側の内部には、施療手段を構成する複数
個のローラ19(図2及び図3参照)が設けられてお
り、このローラ19は、図示しない駆動手段により背も
たれ部13の長手方向に沿って往復移動される構成とな
っている。この背もたれ部13は、座部12に対して上
下方向への角度調節が可能な構成となっており、特に下
方へは、上面が座部12の上面とほぼ面一となるような
ほぼ水平状態となるまで回動できる構成となっている。
【0012】また、足載せ部14には、これも施療手段
を構成する足受け部材20が設けられており、この足受
け部材20は、図示しない駆動手段により左右が交互に
上下するように、回動中心を支点として揺動する構成と
なっている。この足載せ部14は、これの上面が座部1
2の上面とほぼ面一となるようなほぼ水平状態から下方
側へ回動可能な構成となっている。
【0013】従って、本体部11は、背もたれ部13
と、座部12と、足載せ部14とをほぼ一直線状態(ほ
ぼ水平状態)とすることが可能な構成となっている(図
1及び図4参照)。
【0014】上記脚体15は、パイプを折曲して構成さ
れたもので、前脚部22と、後脚部23と、これらを繋
ぐ2本の連結部24とを一体に有した枠状をなしてい
て、このうちの連結部24が座部12の座フレーム25
(図5参照)に蝶ねじ16により下方から取付固定され
ている。
【0015】この脚体15の前脚部22及び後脚部23
は、図6に示すように、上記背もたれ部13の断面形状
にほぼ合致するような、ほぼ台形状に構成されていて、
背もたれ部13に対して嵌合することが可能な構成とな
っている。したがって、これら前脚部22及び後脚部2
3は、背もたれ部13に対して嵌合する嵌合部を構成し
ている。このような構成の脚体15は、図1及び図2に
二点鎖線で示すように、前脚部22及び後脚部23を背
もたれ部13に嵌合した状態で、連結部24が背もたれ
部13の背フレーム26の取付部26aに前記蝶ねじ1
6により背面側から取付固定できる構成となっている。
【0016】なお、座部12には、座フレーム25とカ
バー18との間にクッション材27が配置され、また、
背もたれ部13にも、上面側の左右両側部に図示はしな
いがクッション材が配置されている。
【0017】次に本実施例の作用を説明する。使用者が
マッサージを行う場合には、通常は図3に示すように、
背もたれ部13を斜め上向きにすると共に、足載せ部1
4をほぼ水平にした状態で、使用者が背もたれ部13に
もたれると共に、足の膝よりも足首側(ふくらはぎ部
分)を足載せ部14の足受け部材20上に載せた状態で
座る。この状態で、背もたれ部13のローラ19を背も
たれ部13の長手方向に往復移動させることにより、そ
のローラ19によって、使用者の主に腰から背中にかけ
た部位をマッサージすることができる。また、足受け部
材20を駆動させると、その足受け部材20により使用
者の足が左右交互に上下されるようになり、これによっ
て足の裏側の筋が繰り返し伸張(ストレッチ)されるよ
うになる。このストレッチ運動により、下半身をマッサ
ージすることができるようになる。
【0018】また、本実施例のマッサージ装置は、図4
に示す状態でも使用することができる。すなわち、本体
部11の背もたれ部13と座部12と足載せ部14とを
ほぼ一直線の状態(ほぼ水平状態)とし、頭部を足受け
部材20に載せると共に、足を背もたれ部13側に延ば
した状態で横になる。この状態で、背もたれ部13のロ
ーラ19を背もたれ部13の長手方向に往復移動させる
ことにより、そのローラ19によって、使用者の主に臀
部からふくらはぎにかけた部位をマッサージすることが
できる。
【0019】一方、このような構成のマッサージ装置を
梱包する場合には、まず、脚体15を座部12に取り付
けていた蝶ねじ16を緩めて外すことにより、脚体15
を座部12から取り外しておく。そして、図1及び図2
に示すように、ほぼ一直線状態にした本体部11の背も
たれ部13に対し、その脚体15を上下逆向きにした状
態で、前脚部22及び後脚部23を嵌合させ(図1及び
図2の二点鎖線参照)、前記蝶ねじ16を用いて、脚体
15の連結部24を背もたれ部13の背面側に固定する
ことにより、脚体15を本体部11に固定した状態とす
る。このように本体部11と脚体15とを組み付けた状
態で、これを包装箱28に収納して梱包する。
【0020】このような本実施例によれば、次のような
効果を得ることができる。まず、梱包状態で、背もたれ
部13と座部12と足載せ部14とをほぼ一直線状態と
することにより、背もたれ部を座部側へ折り畳む方式の
場合に比べても、厚さを薄くすることが可能になる。し
かも、脚体15を座部12から取り外して、背もたれ部
13に嵌合させる構成とすることにより、梱包状態での
厚さt(図1参照)を一層薄くすることが可能になる。
よって、例えば倉庫で保管する場合に、積み重ねられる
個数及び保管できる個数を多くできるようになる。ま
た、マッサージ装置周囲の空間スペースも小さいので、
これを埋めるためのクッション材も少なく、もしくは不
要にできるようになる。
【0021】また、梱包する場合に、座部12に取り付
けるのと同じ蝶ねじ16を用いて脚体15を背もたれ部
13に固定するようにすることにより、脚体15を座部
12から取り外す構成としながらも、その脚体15を固
定することができ、また、蝶ねじ16を有効に利用する
ことができる。しかも、ねじとして蝶ねじ16を用いる
ことにより、ドライバーなどの工具を用いることなく、
作業を行うことができる。
【0022】さらに、脚体15の前脚部22及び後脚部
23を、背もたれ部13の断面形状にほぼ合致する台形
状とし、梱包時にその背もたれ部13に嵌合させること
により、脚体15を極力がたつかないようにできると共
に、梱包状態での厚さtを一層薄くすることが可能にな
る。
【0023】図7ないし図10は本発明の第2実施例を
示したものであり、この第2実施例は上記した第1実施
例とは次の点が異なっている。すなわち、座部12にお
ける座フレーム25の下面部の左右両側には、脚体15
の連結部24を収容する溝部31が設けられ、また、背
もたれ部13における背フレーム26の背面部の左右両
側部にも、脚体15の連結部24を収容する溝部32が
設けられている。また、それぞれの溝部31,32の開
口部側には、図8及び図9に示すように、挿入された連
結部24部分を仮保持する凸部33,34が設けられて
いる。
【0024】このような構成とした第2実施例において
は、脚体15を座部12に固定する場合、及び、脚体1
5を背もたれ部13に固定する場合に、連結部24を溝
部31,32に挿入することで左右方向の位置決めがな
されると共に、仮保持されるので、固定しやすい利点が
ある。
【0025】図11及び図12は本発明の第3実施例を
示したものであり、この第3実施例は上記した第1実施
例とは次の点が異なっている。すなわち、座部12の下
面部の左右両側部には、前後方向が開口した筒状の取付
部36が2本平行に固着されている(図11及び図12
には、手前側の取付部36のみが示されている)。脚体
37は、第1実施例の脚体15の連結部24を前後方向
の中間部で切断したように、前脚部材38と後脚部材3
9の2部材に分けられていて、このうちの前脚部材38
は、これの挿入部38aが取付部36に前方から挿抜可
能に挿入され、また、後脚部材39も、これの挿入部3
9aが取付部36に後方から挿抜可能に挿入されるよう
になっている。
【0026】前脚部材38及び後脚部材39の各挿入部
38a,39aには、図12に示すように、板ばね40
と、係合凸部41とを備えた弾性係合部材42が取り付
けられていて、挿入部38a,39aを取付部36へ挿
入することに伴い、弾性係合部材42の係合凸部41が
取付部36に形成された係合孔43に係合することによ
り、取付部36に抜け止め状態に保持される構成となっ
ている。弾性係合部材42と係合孔43は、弾性係合手
段を構成している。
【0027】前脚部材38及び後脚部材39を取付部3
6から外す場合には、係合孔43に係合した係合凸部4
1を下方から押圧して係合孔43に対する係合を外し、
この状態で、前脚部材38及び後脚部材39を取付部3
6から抜く方向へ引っ張ることにより、それら前脚部材
38及び後脚部材39を取付部36から外すことができ
る。
【0028】このような構成とした第3実施例によれ
ば、座部12に対する前脚部材38及び後脚部材39の
着脱操作が一層行いやすいという利点がある。
【0029】図13及び図14は本発明の第4実施例を
示したものであり、この第4実施例は第1実施例とは次
の点が異なっている。すなわち、座部12から外した脚
体15(図13及び図14の実線参照)を、ほぼ一直線
状態とした本体部11の足載せ部14の下側に重ね合わ
せた状態とし、この状態のものを包装箱41に収納して
梱包するようにする。このような構成とした第4実施例
においても、梱包状態での厚さtを、第1実施例の場合
とほぼ同じ厚さとすることが可能になる。
【0030】図15ないし図17は本発明の第5実施例
を示したものであり、この第5実施例は上記した第1実
施例とは次の点が異なっている。すなわち、座部12の
下面の左右両側部に、前後方向に延びる支持部43,4
3が2本平行状態に設けられている。脚体44は、それ
ぞれほぼU字形をなす脚部材を構成する前脚部材45と
後脚部材46の2部材に分けられている。これら前脚部
材45及び後脚部材46は、それぞれの一端部が前記支
持部43,43にそれぞれ軸部47により回動可能に取
り付けられている。
【0031】そして、前脚部材45及び後脚部材46の
下部の各横架部45a,46bには係合孔48,48が
形成されていると共に、これら横架部45a,46b間
にストッパ棒49が掛け渡されていて、このストッパ棒
49の前後両端部49aを前記係合孔48,48に挿入
係合させることにより、前脚部材45及び後脚部材46
の回動が規制された状態となっている。
【0032】上記ストッパ棒49を係合孔48,48か
ら外すことにより、前脚部材45及び後脚部材46は、
図17に示すように、それぞれ外側へ折り畳むことがで
きるようになる。
【0033】しかして、図17に示すように、本体部1
1をほぼ一直線なる状態とし、前脚部材45及び後脚部
材46を、それぞれ外側へ折り畳むと共に、外したスト
ッパ棒49を例えば本体部11の上に載せ、この状態で
包装箱50に収納して梱包することにより、梱包状態で
の厚さを、第1実施例の場合とほぼ同じ厚さとすること
が可能になる。
【0034】図18は本発明の第6実施例を示したもの
であり、この第6実施例は上記した第5実施例とは次の
点が異なっている。すなわち、脚体44のうちの前脚部
材51は、支持部43,43の内側において回動可能に
取り付けられていて、梱包時において、前脚部材51及
び後脚部材46をそれぞれ重なる側(内側)に折り畳む
ことができる構成とする。このような構成とした場合で
も、第5実施例と同様な作用効果を得ることができる。
【0035】図19ないし図21は本発明の第7実施例
を示したものであり、この第7実施例は上記した第5実
施例とは次の点が異なっている。すなわち、脚体54
は、第5実施例の脚体44と同様に、それぞれほぼU字
形をなす前脚部材55と後脚部材56の2部材に分けら
れていて、これら前脚部材55及び後脚部材56は、そ
れぞれの一端部が前記支持部43,43にそれぞれ軸部
47により回動可能に取り付けられている。そして、前
脚部材55及び後脚部材56の下部の各横架部55a,
56aに、それぞれ、例えば5個ずつの係合孔57a〜
57e、58a〜58eを形成し、ストッパ棒59の端
部59aを、それらの係合孔57a〜57e、58a〜
58eに選択して挿入係合させる構成とする。
【0036】例えば、図20及び図21に示すように、
前脚部材55側の係合孔は、最も端に位置する係合孔5
7aを用い、後脚部材56側の用いる係合孔58a〜5
8eを変えた場合、前脚部材55の横架部55aと後脚
部材56の横架部56a間の脚間寸法Lが変化し、これ
に伴い脚体54の高さ、ひいては本体部11の高さ寸法
Hを調節することができるようになる。この場合、脚間
寸法Lを短くすることに伴い、高さ寸法Hが大きくな
る。
【0037】なお、梱包する場合には、第5実施例と同
様に、ストッパ棒59を外し、前脚部材及び後脚部材5
5,56を外側へ折り畳むようにする。このような構成
とした第7実施例によれば、脚体54の高さ、ひいては
本体部11の高さ寸法Hを調節することができ、使用者
に適した高さに調節することができる利点がある。
【0038】図22及び図23は本発明の第8実施例を
示したものであり、この第8実施例は上記した第5実施
例とは次の点が異なっている。すなわち、脚体61は、
それぞれほぼU字形をなす前脚部材62と後脚部材63
の2部材に分けられていて、これら前脚部材62及び後
脚部材63は、それぞれの一端部が前記支持部43,4
3に、それぞれ図示しないラチェット機構を介して回動
可能に取り付けられている。
【0039】この場合、これら前脚部材62及び後脚部
材63は、内側(互いに近接する方向)への回動は段階
的に可能であり、外側(互いに離れる方向)へ回動する
場合にストッパが作用するように設定されている。ラチ
ェット機構の節度は、前脚部材62及び後脚部材63と
も、最下部(垂直状態)を越えた位置で開放され、その
開放時は、前脚部材62及び後脚部材63とも水平状態
まで戻る構成となっている。
【0040】この場合も、前脚部材62と後脚部材63
との間の脚間寸法を調節することにより、脚体61の高
さ、ひいては本体部11の高さ寸法を調節することがで
きるようになる。
【0041】図24は本発明の第9実施例を示したもの
であり、この第9実施例は第5実施例とは次の点が異な
っている。すなわち、前後一対の前脚部材45と後脚部
材46との間の間隔を、ターンバックル66により調整
する構成としている。このターンバックル66は、右ね
じ67が形成された前ロッド68と、左ねじ69が形成
された後ロッド70と、これら右ねじ67及び左ねじ6
9に螺合されたスリーブ71とから構成され、前ロッド
68の前端部68aが、前脚部材45の係合孔48に挿
入係合され、後ロッド70の後端部70aが、後脚部材
46の係合孔48に挿入係合されている。
【0042】この構成において、スリーブ71を、前方
からみて時計回り方向へ回転させた場合には、前脚部材
45と後脚部材46との間の脚間寸法が大きくなり、こ
れに伴い、脚体33の高さ、ひいては本体部11の高さ
寸法が低くなる。これとは逆に、スリーブ71を、前方
からみて反時計回り方向へ回転させた場合には、前脚部
材45と後脚部材46との間の脚間寸法が小さくなり、
これに伴い、脚体33の高さ、ひいては本体部11の高
さ寸法が高くなる。
【0043】したがって、この第9実施例においては、
スリーブ71を回転させるという簡単な操作で、脚体3
3の高さ、ひいては本体部11の高さ寸法を容易に調整
することができると共に、微調整も行うことができる。
【0044】本発明は、上記した各実施例にのみ限定さ
れるものではなく、次のように変形または拡張すること
ができる。施療手段として、バイブレーション(振動)
手段を用いるようにしたものであっても良い。脚体の高
さ調節をする構成としては、脚体を上下方向に伸縮可能
な構成とすることもできる。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次のような効果を得ることができる。請求項
1の椅子式のマッサージ装置によれば、梱包時に、背も
たれ部と座部と足載せ部とをほぼ一直線状態とすること
により、厚さを薄くすることが可能になる。しかも、脚
体を座部から取り外すことにより、梱包状態での厚さを
一層薄くすることが可能になる。よって、例えば倉庫で
保管する場合に、積み重ねられる個数及び保管できる個
数を多くできるようになる。
【0046】請求項2のマッサージ装置によれば、梱包
時に、座部に取り付けるのと同じねじを用いて脚体を背
もたれ部に固定するようにすることにより、脚体を座部
から取り外す構成としながらも、その脚体を固定するこ
とができ、また、ねじを有効に利用することができる。
【0047】請求項3のマッサージ装置によれば、梱包
時に、脚体の嵌合部を背もたれ部に嵌合させることによ
り、脚体を極力がたつかないようにできると共に、梱包
状態での厚さを一層薄くすることが可能になる。請求項
4のマッサージ装置によれば、脚体の一部を溝に挿入す
る構成とすることにより、脚体の位置決めがなされ、脚
体を固定しやすい利点がある。請求項5のマッサージ装
置によれば、座部に対する脚体の着脱操作が行いやすい
という利点がある。
【0048】請求項7のマッサージ装置によれば、請求
項1と同様な作用効果を得ることができる。請求項8の
マッサージ装置によれば、使用者に適した高さに調節す
ることができる。請求項9のマッサージ装置によれば、
脚体の高さ、ひいては本体部の高さ寸法を容易に調整す
ることができると共に、微調整も行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す側面図
【図2】平面図
【図3】使用状態を示す側面図
【図4】図3とは異なる使用状態を示す側面図
【図5】図1中A−A線に沿う断面図
【図6】脚体を背もたれ部に嵌合した状態での一部を破
断した状態の背面図
【図7】本発明の第2実施例を示すもので、脚体を座部
に取り付けた状態での断面図
【図8】座部の溝部部分の拡大断面図
【図9】図6相当図
【図10】背もたれ部の溝部部分の拡大断面図
【図11】本発明の第3実施例を示すもので、一部を破
断した状態の側面図
【図12】要部の拡大断面図
【図13】本発明の第4実施例を示すもので、脚体を本
体部に重ねた状態での側面図
【図14】同状態での平面図
【図15】本発明の第5実施例を示すもので、一部を破
断した状態の側面図
【図16】背面図
【図17】脚体を折り畳んだ状態の側面図
【図18】本発明の第6実施例を示す図17相当図
【図19】本発明の第7実施例を示す側面図
【図20】脚体部分の横断平面図
【図21】ストッパー棒の係合位置と、脚間寸法L及び
高さ寸法Hの関係を示す図
【図22】本発明の第8実施例を示す側面図
【図23】背面図
【図24】本発明の第8実施例を示す要部の破断側面図
【図25】従来構成を示す側面図
【符号の説明】
11は本体部、12は座部、13は背もたれ部、14は
足載せ部、15は脚体、16は蝶ねじ(ねじ)、19は
ローラ(施療手段)、20は足受け部材(施療手段)、
22は前脚部(嵌合部)、23は後脚部(嵌合部)、2
8は包装箱、31,32は溝部、36は取付部、37は
脚体、38は前脚部材、39は後脚部材、41は包装
箱、44は脚体、45は前脚部材(脚部材)、46は後
脚部材(脚部材)、49はストッパ棒、50は包装箱、
51は前脚部材、54は脚体、55は前脚部材、56は
後脚部材、59はストッパ棒、61は脚体、62は前脚
部材、63は後脚部材、66はターンバックル、68は
前ロッド、70は後ロッド、71はスリーブを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉本 靖子 愛知県瀬戸市穴田町991番地 株式会社東 芝愛知工場内 (72)発明者 纐纈 忠明 愛知県瀬戸市穴田町991番地 株式会社東 芝愛知工場内 (72)発明者 河野 哲之 愛知県瀬戸市穴田町991番地 東芝エー・ ブイ・イー株式会社名古屋事業所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背もたれ部と座部と足載せ部とを備える
    と共に、少なくともこれら各部のうちの一つに施療手段
    が設けられた本体部と、この本体部を支える脚体とを具
    備した椅子式のマッサージ装置において、 前記本体部を、前記背もたれ部と座部と足載せ部とをほ
    ぼ一直線状態とすることが可能な構成とすると共に、前
    記脚体を、前記本体部に対して取り外し可能な構成とし
    たことを特徴とするマッサージ装置。
  2. 【請求項2】 脚体は、座部に対してねじにより着脱可
    能に取り付けられると共に、背もたれ部に対しても前記
    ねじにより着脱可能に取り付けられる構成であることを
    特徴とする請求項1記載のマッサージ装置。
  3. 【請求項3】 脚体は、背もたれ部に対して嵌合するこ
    とが可能なほぼ台形状の嵌合部を有することを特徴とす
    る請求項1または2記載のマッサージ装置。
  4. 【請求項4】 座部及び背もたれ部のうちの少なくとも
    一方に、脚体の一部を収容する溝部を設けたことを特徴
    とする請求項1ないし3のいずれかに記載のマッサージ
    装置。
  5. 【請求項5】 脚体は、座部の取付部に対して挿抜可能
    で、かつ、その取付部への挿入に伴い弾性係合手段より
    抜け止め状態に保持される構成としたことを特徴とする
    請求項1記載のマッサージ装置。
  6. 【請求項6】 本体部から外した脚体を、ほぼ一直線状
    態とした本体部に重ね合わせた状態で、梱包するように
    したことを特徴とする請求項1記載のマッサージ装置。
  7. 【請求項7】 背もたれ部と座部と足載せ部とを備える
    と共に、少なくともこれら各部のうちの一つに施療手段
    が設けられた本体部と、この本体部を支える脚体とを具
    備した椅子式のマッサージ装置において、 前記本体部を、前記背もたれ部と座部と足載せ部とをほ
    ぼ一直線状態とすることが可能な構成とすると共に、前
    記脚体を、折り畳み可能な構成としたことを特徴とする
    マッサージ装置。
  8. 【請求項8】 脚体は、高さ調節が可能な構成であるこ
    とを特徴とする請求項7記載のマッサージ装置。
  9. 【請求項9】 脚体は、それぞれ一端部が座部に回動可
    能に取り付けられた一対の脚部材から構成され、これら
    一対の脚部材間の間隔を、これら一対の脚部材間に設け
    られたターンバックルにより調整することにより、高さ
    調節が可能となっていることを特徴とする請求項8記載
    のマッサージ装置。
JP1405098A 1998-01-27 1998-01-27 マッサージ装置 Pending JPH11206831A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006296994A (ja) * 2005-04-25 2006-11-02 Matsushita Electric Works Ltd 脚用マッサージ機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006296994A (ja) * 2005-04-25 2006-11-02 Matsushita Electric Works Ltd 脚用マッサージ機
JP4613680B2 (ja) * 2005-04-25 2011-01-19 パナソニック電工株式会社 脚用マッサージ機

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