JPH11206428A

JPH11206428A - 万能傘かけ

Info

Publication number: JPH11206428A
Application number: JP2259698A
Authority: JP
Inventors: Toshinao Komuro; 敏直小室
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1998-01-19
Filing date: 1998-01-19
Publication date: 1999-08-03

Abstract

(57)【要約】【課題】傘の柄にフックの付いた紐を取り付け、紐と
フックを用いて傘を何処にでも掛けることができるよう
にすることにより、ユーザの利便性の向上を図った傘か
けを提供することを目的とする。【解決手段】本体１と、柄２と、フック５と、紐６
と、フック止め３と、アジャスト７と、から構成され
る。柄２にフック止め３を固定する。紐６の片方はフッ
ク止め３に、もう一方をフック５に固定しフック５をフ
ック止め３および紐６にフックしたりフックを外すこと
ができるようにする。また、アジャスト７にて、紐６の
長さを調整する。これにより、傘が何処にでも掛けられ
るようになる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は傘に係わり、傘の柄
にフックの付いた紐を取り付けることにより傘を何処に
でも掛けることができるようにした技術に関する。

【０００２】

【従来の技術】折りたたみ傘の場合は柄に輪状の紐がつ
いており、この紐を外部フックに掛けて用いる。また、
洋傘の場合は柄の先がフック状になっており、柄を外部
フックや手すりに掛けて用いる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
傘かけでは、傘の種類によって傘を掛けられる場所が固
定される問題が生じてしまう。図８は、従来の折りたた
み傘である。柄２に長さが固定された輪状の紐４が取り
付けてあり、この紐４を外部フックに掛ける。したがっ
て、輪状の紐４であるため、傘を掛ける場所がフック以
外では掛けることができなかった。さらに、紐４の長さ
が固定であるため、外部フックの位置が高い場合は傘が
床に着かず特に雨の日の濡れた傘が揺れて雫が飛び邪魔
や迷惑になる問題があった。

【０００４】図９は、従来の洋傘の傘かけである。洋傘
の場合は、柄２の一部がフック状になっており傘かけの
役割を果たす。しかし、傘自体が長いため外部フックや
手すりの位置が低いと傘が思うように掛けられなかった
り、傘が寝るような状態になり邪魔や迷惑になる問題が
あった。

【０００５】本発明は、上記問題に鑑み、傘の柄にフッ
クの付いた紐を取り付け、何処にでも紐を通して傘を掛
けることができるようにすることによりユーザの利便性
の向上を図った傘かけを提供することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、図１に示すような傘において、本体１と、
柄２と、フック５と、紐６と、フック止め３と、アジャ
スト７と、から構成される。ここで、フック止め３は柄
２に固定する。また、紐６の片方はフック止め３に固定
し、もう一方をフック５に固定する。さらに、フック５
をフック止め３および紐６にフックしたりフックを外す
ことができるようにする。アジャスト７は、紐６の長さ
を調整するものである。

【０００７】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図１は本発明の万能傘かけの原理
図である。傘は、本体１と、柄２と、フック５と、紐６
と、フック止め３と、アジャスト７と、から構成され
る。本体１は、雨除けや日除けを行う。柄２は、本体１
に取り付けられ手で持つ部分である。フック止め３は、
柄２に取り付け紐６の一方を固定する。また、フック５
をフックするのに利用する。紐６は、片方をフック止め
３に固定し、もう一方をフック５に固定する。紐６を利
用しないときは柄２に巻き付けておく。アジャスト７
は、外部フックや手すりに傘を掛けたときに紐６の余分
な長さを調整するために利用する。フック５は、紐６か
ら固定されておりフック止め３または紐６にフックして
利用する。なお、フック５自体は、金属でもプラスチッ
クでもマジックテープでも構わない。さらに、外部フッ
クや手すりに直接フックできるような大きさでも構わな
い。

【０００８】次に本発明の万能傘かけについて図２、図
３、図４、図５を用いて説明する。図２は、折りたたみ
傘の万能傘かけの実施例を示す図である。低い位置にあ
る外部フックまたは手すりに傘を掛ける場合の例を示し
ている。外部フックに掛ける場合には、柄２のフック止
め３にフック５をフックすることにより、輪状の傘かけ
ができ、この傘かけを外部フックに掛ける。また、手す
りに掛ける場合には、手すりに紐６を通し柄２のフック
止め３にフック５をフックすることにより傘を掛けるこ
とができる。さらに、アジャスト７を利用して紐６の長
さを調整し、傘を最適な位置に置くことができる。

【０００９】図３は、折りたたみ傘の万能傘かけの別の
実施例を示す図である。高い位置にある外部フックまた
は手すり等に傘を掛ける場合の例を示している。外部フ
ックに掛ける場合には、紐６にフック５をフックするこ
とにより、輪状の長い傘かけができ、この傘かけを外部
フックに掛ける。また、手すりに掛ける場合には、手す
りに紐６を通し紐６にフック５をフックすることにより
傘を掛けることができる。さらに、アジャスト７を利用
して紐６の長さを調整し、傘を最適な位置に置くことが
できる。

【００１０】図４は、洋傘の万能傘かけの実施例を示す
図である。低い位置にある外部フックまたは手すりに傘
を掛ける場合の例を示している。外部フックに掛ける場
合には、柄２のフック止め３にフック５をフックするこ
とにより、輪状の傘かけができ、この傘かけを外部フッ
クに掛ける。また、手すりに掛ける場合には、手すりに
紐６を通し柄２のフック止め３にフック５をフックする
ことにより傘を掛けることができる。さらに、アジャス
ト７を利用して紐６の長さを調整し、傘を最適な位置に
置くことができる。

【００１１】図５は、洋傘の万能傘かけの別の実施例を
示す図である。高い位置にある外部フックまたは手すり
等に傘を掛ける場合の例を示している。外部フックに掛
ける場合には、紐６にフック５をフックすることによ
り、輪状の長い傘かけができ、この傘かけを外部フック
に掛ける。また、手すりに掛ける場合には、手すりに紐
６を通し紐６にフック５をフックすることにより傘を掛
けることができる。さらに、アジャスト７を利用して紐
６の長さを調整し、傘を最適な位置に置くことができ
る。

【００１２】図６は、傘かけの収納例を示す図である。
紐６を柄２に巻いてフック５をフック止め３にフックす
ることにより、紐６が邪魔にならない。紐６およびフッ
ク５をおしゃれな物にすることにより、アクセサリにも
できる。

【００１３】図７は、傘かけの別の収納例を示す図であ
る。紐６を柄２の中に収納する。例えば、柄２を左回転
すると紐６が伸び、柄２を右回転すると紐６が柄２の中
に収納される。これにより、紐６が邪魔にならない。

【００１４】

【発明の効果】以上説明したように本発明では、傘の柄
にフックの付いた紐を取り付け、紐とフックを利用して
傘を何処にでも掛けることができるようになるため、ユ
ーザの利便性の向上を図ることが可能になる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の万能傘かけの原理図である。

【図２】折りたたみ傘の万能傘かけの実施例を示す図で
ある。

【図３】折りたたみ傘の万能傘かけの別の実施例を示す
図である。

【図４】洋傘の万能傘かけの実施例を示す図である。

【図５】洋傘の万能傘かけの別の実施例を示す図であ
る。

【図６】傘かけの収納例を示す図である。

【図７】傘かけの別の収納例を示す図である。

【図８】従来の折りたたみ傘を示す図である。

【図９】従来の洋傘を示す図である。

【符号の説明】

１本体２柄３フック止め４傘かけ５フック６紐７アジャスト

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】傘において、傘の柄に付けたフック止め
と、紐と、フックと、アジャストと、から構成され、紐
の片方をフック止めに固定し、もう一方をフックに固定
することを特徴とする万能傘かけ。
【請求項２】上記傘かけは、フックのみ、フックとフ
ック止め、フックと紐、の組み合わせで利用することに
より、何処にでも傘を掛けられるようにしたことを特徴
とする請求項１記載の万能傘かけ。
【請求項３】上記傘かけは、紐の長さを調整できるア
ジャストを有し、紐の長さを調整することにより、傘の
位置を調整することを特徴とする請求項１記載の万能傘
かけ。