JPH11206341A - ゼリー状栄養補助食品 - Google Patents

ゼリー状栄養補助食品

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JPH11206341A
JPH11206341A JP10011063A JP1106398A JPH11206341A JP H11206341 A JPH11206341 A JP H11206341A JP 10011063 A JP10011063 A JP 10011063A JP 1106398 A JP1106398 A JP 1106398A JP H11206341 A JPH11206341 A JP H11206341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nutritive
jerry
jelly
spirulina
minerals
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Pending
Application number
JP10011063A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Yamada
三千生 山田
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HACHIKOO TEC KK
Original Assignee
HACHIKOO TEC KK
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Publication date
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  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビタミン、ミネラル等を豊富に含み、栄養バ
ランスに優れ、一食品ですべての栄養素を満たすことが
でき、食事の代わりに摂食しても、バランスの取れた食
生活によって健康増進ができるゼリー状栄養補助食品を
提供する。 【解決手段】 スピルリナと、アセロラ果汁から作られ
た天然のビタミンCと、古代海藻が海底に埋没してでき
た中性で緑色ゼリー状の海泥を発酵させ、当該発酵産物
である粉末状物質を水にて抽出・精製して得られる金属
酵素含有溶液を含有するゼリー状栄養補助食品を利用す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は健康に資するゼリ
ー状栄養補助食品に関するものであり、詳しくはミネラ
ルやビタミンの補給を通じて高齢者等の健康に資するゼ
リー状栄養補助食品に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、我が国において、高齢化社会の進
行による社会保険費の増大が問題となっており、その解
決策として、栄養バランスの改善による疾病治癒、いわ
ゆる医食同源が注目されている。
【0003】その一方で、わが国においては、野菜のハ
ウス栽培などによって、年々、食物中のビタミン、ミネ
ラルが低下していることが、栄養学関係者により報告さ
れている。また、これら栄養分の低下と食事の西欧化に
より、食事により摂取されるビタミンやミネラルの量が
低下し、摂取される脂質や糖質の量が増えていることが
指摘され、栄養バランスの乱れによる生活習慣病(旧成
人病)の増大などが、新聞などにより報道されている。
この例としては、中高年における大腸ガンの増加や、糖
尿病や高血圧を患った学童の増加等があげられる。
【0004】さて、従来から、栄養バランスの乱れを是
正すため、様々な栄養補助食品の利用されている。この
ような栄養補助食品としては、ドリンク状、ビスケット
状、ウェハース状のものもあるが、最近では、その食べ
易さや喉越しの良さ等の点から、ゼリー状の栄養補助食
品が注目されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来からある
ゼリー状栄養補助食品には、次に掲げるような問題点が
あった。
【0006】まず、従来のゼリー状栄養補助食品は、精
製された化学物質を原料とするため、含有するビタミ
ン、ミネラルの種類が少なく、栄養に偏りがあるとの問
題点があった。
【0007】また、他の食品とともに摂食することを前
提に作られているため、一食品ですべての栄養素を満た
すことは出来きない。そのため、咀嚼能力が低下して通
常の食生活を送ることが出来ない人、例えば高齢者が、
食事の代わりに摂食するには向かないとの問題点もあっ
た。
【0008】そこで、この発明は、ビタミン、ミネラル
等を豊富に含み、栄養バランスに優れ、一食品ですべて
の栄養素を満たすことができ、高齢者等の食事の代わり
に摂食しても、バランスの取れた食生活によって健康増
進ができるゼリー状栄養補助食品を提供することを課題
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の発明者は、ス
ピルリナと、天然のビタミンCと、金属酵素含有液を含
有するゼリー状栄養補助食品が上記の課題を解決するこ
とを見いだした。
【0010】すなわち、この発明にかかるゼリー状栄養
補助食品は、スピルリナと、アセロラ果汁から作られた
天然のビタミンCと、古代海藻が海底に埋没してできた
中性で緑色ゼリー状の海泥を発酵させ、当該発酵産物で
ある粉末状物質を水にて抽出・精製して得られる金属酵
素含有溶液とを含有することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明にかかるゼリー状栄養補
助食品は、スピルリナと、天然のビタミンCと、金属酵
素含有液とを含有している。
【0012】スピルリナは、スピルリナ属に属する藻類
であり、例えば従来から食品等に用いられているスピル
リナ・プラテンシス(Spirulina platensis)やスピル
リナ・マリモ(Spirulina marimo)等があげられる。ま
た、スピルリナの形態としては、液体培地中で培養して
収穫した藻体であってもよく、藻体を乾燥した乾燥藻体
であっても良い。
【0013】天然のビタミンCは、原産地である熱帯ア
メリカ産のアセロラ(ACEROLA,キントラオ科に
属するトロピカルフルーツ)を圧搾してなる果汁を、低
温真空蒸留法等の定法に従って濃縮した濃縮果汁、また
は、該濃縮果汁を凍結真空乾燥法等により更に濃縮して
粉末化したものである。
【0014】金属酵素含有液は、古代海泥を発酵させ、
その発酵産物である粉末状物質を水にて抽出・精製した
ものである。
【0015】海泥は、古代海藻が海底に埋没して中性の
緑色ゼリー状になったものであり、鉄分及び硫黄を豊富
に含んでいて、海底より汲み上げると空気中の酸素によ
り酸化され酸性の褐色物質に変化する。また、海底から
浚渫ポンプ等により容易かつ安価に1年を通じて汲み上
げることができ、海底に豊富にあるため、需要に応じて
ほぼ無尽蔵に用いることが出来る。
【0016】海泥の発酵は、例えばガラスハウス等の太
陽光線及び空気が豊富に入って来る清浄な環境の中で数
カ月間静置、切返しを交互に行い、かかる発酵によって
後述する粉末状物質が生成される。発酵させることによ
り、海泥中に含まれている海藻の細胞が分解されるの
で、海泥が含んでいるすべてのミネラルを使用すること
ができる。
【0017】粉末状物質は、含水率約50%(重量)の
褐色物質であり、海水に含まれるすべてのミネラル、各
種アミノ酸、糖質、ビタミン類、塩類、金属酵素等を含
有する酸性物質である。ここで、ミネラルとは、生命の
維持に微量必要な元素であって、例えばカルシウム、亜
鉛、マンガン、モリブデン、鉄、コバルト等のことであ
る。また、アミノ酸とは、L−アラニン等の生体由来の
アミノ酸のことである。塩類としては、前記アミノ酸の
金属塩、例えばグルタミン酸ソーダや塩化ナトリウム等
のことである。
【0018】粉末物質中のミネラルは、各種アミノ酸と
結合して金属酵素を形成している。このような金属酵素
を形成することにより、遊離のアルカリ性イオンと比べ
て、速やかに吸収されるので、組織への蓄積量も多くな
るという効果を奏する。
【0019】ここでいう金属酵素含有溶液とは、上記の
粉末状物質から水により抽出し、精製したものである。
したがって、海水に含まれるすべてのミネラル、各種ア
ミノ酸、ビタミン類、糖質、塩類等を含有するととも
に、上記の抽出・精製工程を経ることによって金属酵素
の濃度は、かなり向上している。
【0020】ゼリー状栄養補助食品は、上記のようなス
ピルリナ、天然ビタミンC、金属酵素含有溶液を材料と
して、従来からあるゼリー状栄養補助食品と同様の方法
によって作られる。これは、例えば、金属容器等に金属
酵素含有溶液を入れて火に掛け、温めながら寒天を少し
ずつ加え、該寒天が完全に溶けたのちに、スピルリナと
天然ビタミンCを撹拌しながら加え、スピルリナが完全
に溶けたら収納容器に流し込み、該容器ごと冷蔵庫に入
れて冷却するというものである。
【0021】
【実施例】(1) スピルリナの製造 スピルリナ・プラテンシス(Spirulina platensis
を、定法に従って培養して収穫し、収穫した藻体を乾燥
したものをスピルリナとした。
【0022】(2)天然ビタミンCの製造 市販のアセロラ果汁(長岡香料株式会社製)1Lを、低
温真空蒸留法により濃縮限界まで濃縮して濃縮果汁を
得、該濃縮果汁を凍結真空乾燥法により、粉末化したも
ものを天然ビタミンCとした。
【0023】(3)金属酵素含有液の製造 海底から、古代海藻が海底に埋没してできた緑色のゼリ
ー状物質である海泥を浚渫ポンプにより汲み上げ、ガラ
スハウスのなかで太陽光線と空気を充分供給し、1日に
1度切り返しによりかき混ぜながら室温で3カ月間発酵
させ、金属酵素を含む粉末状物質を得た。そして、この
粉末状物質2kgから、水4Lで抽出・精製することに
より、金属酵素含有溶液を得た。
【0024】(4)ゼリー状栄養補助食品の製造 金属容器等に金属酵素含有溶液約120mlを入れて火
に掛け、温めながら寒天0.2gを少しずつ加え、該寒
天を完全に溶かした。つぎに、乾燥スピルリナ30gと
乾燥アセロラ果汁30gを撹拌しながら加えた。さら
に、適当量の金属酵素含有溶液を加えて全重量を200
gとした後、収納容器に流し込み、該容器ごと冷蔵庫に
入れて冷却して固め、ゼリー状栄養補助食品とした。
【0025】(5)ゼリー状栄養補助食品の成分分析 (4)で製造したゼリー状栄養補助食品の成分を、定法
に従って分析し、従来からあるゼリー状栄養補助食品、
比較例1,2と比較した。その結果を、一般的な成分に
ついては表1に、ビタミンについては表2に、ミネラル
等については表3にそれぞれ示す。なお、各表における
栄養成分の含有量は、実施例、比較例とも100gあた
りの含有量を示している。また、比較例1と2は、それ
ぞれ「ザバス フィールドギア エナジーゼリードリン
ク」(明治製菓株式会社製)、「ウイダーinゼリービ
タミンイン」(森永製菓株式会社製)である。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】
【表3】
【0029】上記の表1、表2、表3からも明らかなよ
うに、前記(4)で製造したゼリー状栄養補助食品は、
ミネラルやビタミン等を多種・豊富に含み、蛋白質等の
一般栄養素もバランスよく含んでいる。
【0030】
【発明の効果】この発明にかかるゼリー状栄養補助食品
は、構成成分としてスピルリナ等を含んでいるため、ビ
タミン、ミネラル等を豊富に含み、栄養バランスに優
れ、一食品ですべての栄養素を満たすことが出来る。ま
た、高齢者等が食事の代わりに摂食しても、栄養のバラ
ンスが取れているため、食事を通じて健康の増進を図る
ことができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピルリナと、アセロラ果汁から作られ
    た天然のビタミンCと、古代海藻が海底に埋没してでき
    た中性で緑色ゼリー状の海泥を発酵させ、当該発酵産物
    である粉末状物質を水にて抽出・精製して得られる金属
    酵素含有溶液とを含有することを特徴とするゼリー状栄
    養補助食品。
JP10011063A 1998-01-23 1998-01-23 ゼリー状栄養補助食品 Pending JPH11206341A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10011063A JPH11206341A (ja) 1998-01-23 1998-01-23 ゼリー状栄養補助食品

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JP10011063A JPH11206341A (ja) 1998-01-23 1998-01-23 ゼリー状栄養補助食品

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