JPH11205591A - カラー画像印刷装置 - Google Patents

カラー画像印刷装置

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JPH11205591A
JPH11205591A JP10002229A JP222998A JPH11205591A JP H11205591 A JPH11205591 A JP H11205591A JP 10002229 A JP10002229 A JP 10002229A JP 222998 A JP222998 A JP 222998A JP H11205591 A JPH11205591 A JP H11205591A
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JP10002229A
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English (en)
Inventor
Ikumi Arai
郁美 荒井
Toshiya Yamauchi
敏也 山内
Yasushi Tsuchiya
靖 土屋
Kenichi Oishi
建一 大石
Moriaki Sugimoto
守昭 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】印刷品質を多少低下させることで印刷速度を短
縮したドラフト印刷モードを備えたカラー画像印刷装置
を提供すること。 【解決手段】入力画像を受信してそのRGB信号をYM
CK又はYMC信号に変換してプリンタ装置2に送出す
るプリンタドライバ1と、このプリンタドライバ1から
伝達されたカラーイメージ画像データを拡大又は縮小処
理し擬似階調処理を行って印刷するプリンタ装置2とを
具備したカラー画像印刷装置において、プリンタドライ
バ1に、入力画像に関する拡大・縮小処理を行う拡大・
縮小手段3と、入力画像に関する最近傍処理を行う最近
傍処理手段4と、入力画像に関する平均化処理を行う平
均化処理手段5を具備し、これら各手段をその原画像サ
イズから印刷サイズへの拡大率にもとづき選択制御する
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカラー画像印刷装置
に係り、特に印刷紙面上の印刷状態を素早く確認する手
段として印刷品質を多少低下させることで印刷速度を短
縮した、ドラフト印刷モードを備えたカラー画像印刷装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パソコン等のホストコンピュータからレ
ーザプリンタの如きカラープリンタに対し、フルカラー
イメージ画像をカラー印刷する際、通常は以下の如き手
順となる。
【0003】(1)原画像のRGBカラーイメージをY
MCK(もしくはYMC)カラーイメージに変換する。
この変換式は周知のものである。 (2)原画像サイズを印刷解像度等に応じて拡大・縮小
する。
【0004】(3)YMCK(もしくはYMC)の、各
色毎に例えば256階調の多階調データをプリンタ装置
の表現し得る階調(2、4、8、16、32・・・階
調)の簡易階調データに変換する擬似階調処理を行う。
【0005】(4)前記(1)〜(3)の如き処理を行
った後に印刷データをプリンタ装置に転送し、印刷を行
う。カラーイメージ画像のカラー印刷時における転送デ
ータ量は、カラー印刷のためYMCK(もしくはYM
C)の各色毎に転送データが存在するため、モノクロ印
刷の場合の3倍〜4倍になる。また近年主流となってい
る高解像・高階調表現のプリンタにおいては、更に転送
データ量が増大する結果となる。
【0006】印刷処理時間はその転送データ量に比例
し、上記のようにカラーイメージを高品質に印刷する場
合、ドット密度の増大にともないデータ量が大幅に増加
するため、1枚当たりの印刷処理時間はモノクロ印刷時
の数倍〜十数倍の時間を要することになる。
【0007】従って、従来からプリンタドライバとプリ
ンタ装置で構成されるカラープリンタシステムにおいて
は、印刷紙面上のレイアウトや印刷色の概略を素早く確
認する手段として、印刷品質を多少低下させるものの印
刷処理速度を短縮した「ドラフト印刷モード」を用意し
ている。
【0008】従来のドラフト印刷モードの表現方法を次
に説明する。ドラフト印刷モードでは、プリンタドライ
バ側で、元のカラーイメージ画像より一定のピクセル単
位に印刷するピクセルを抽出して高解像度の元イメージ
画像より低解像度へ変換し、この低解像度変換したイメ
ージ画像を再編成した後プリンタに転送する。このとき
プリンタへの転送量は元イメージ画像よりも削減されて
いる。プリンタ側ではこの転送された低解像度のイメー
ジ画像を、プリンタ装置の高解像度のものに復元した
後、擬似階調処理を施し、紙面上に印刷する。
【0009】前記低解像度変換の手法として最近傍法と
平均化法とがある。以下これらについて説明する。 最近傍法について 最近傍法は原画像の縦・横それぞれについてピクセルを
任意に単純間引きするものである。例えば図8(A)に
示す如く、プリンタドライバに対する入力画像、つまり
原画像がピクセルP1〜P25で構成されるとき、これ
を同(B)に示す如く、ピクセルP7、P8、P10、
P12、P13、P15、P22、P23、P25を抽
出して同(C)に示す如く出力画像を作成し、プリンタ
装置に出力するものである。この例では縦線をV1 〜V
5 とし、横線をH1 〜H5 としたとき、縦線V1
5 、と横線H1 、H4 を除いた形でピクセルを間引い
た例を示す。一般的にはn×nピクセルの原画像からm
×mピクセル(n>m)に低解像度変換する場合、縦・
横それぞれについて(n−m)ピクセルを任意に単純間
引きする。プリンタ装置では、このように低解像度化さ
れたイメージ画像を所定の倍率で高解像度のものに復元
したのち、擬似階調処理を施し、印刷する。
【0010】平均化法について 平均化法はp×pピクセル単位で各ピクセルの色値を平
均化してこれを実際に印刷する1ピクセルとして抽出す
るものである。例えば図9(A)に示す如く、プリンタ
ドライバに対する入力画像、つまり原画像がピクセルP
1〜P16の4×4ピクセルで構成されているとき、こ
れを同(B)に示す如く、P1、P2、P5、P6の2
×2のピクセルの色値の平均したピクセルP′を求め
る。このようにして低解像度の出力画像を作成し、プリ
ント装置に出力する。プリント装置では、このように低
解像度化されたイメージ画像を所定の倍率で高解像度の
ものに復元したのち、擬似階調処理を施し、印刷する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前記の如きドラフト印
刷モードでは以下の如き問題点がある。すなわち最近傍
法ではピクセルを予め定められた規定にもとづき間引け
ばよいので1イメージ当たりの処理速度は早いが、縦・
横ともライン状にピクセルが欠けることがあるので、例
えば垂直線や水平線が全く印刷されない場合も有り得る
ため、印刷品質の低下率も大きい。
【0012】また平均化法では、平均化するピクセル数
pの値と、原画像サイズから印刷画像サイズの拡縮率、
隣接する色値のばらつき具合により、例えばグラフィッ
クの如き、赤と緑が隣接する場合のように、全く異なる
色が存在するようなとき、印刷品質の低下率は大きく上
下する。
【0013】このようにいずれの方法もその印刷品質と
処理速度のバランスに大きな問題があった。従って、本
発明の目的は、このような問題点を改善するため、低解
像度変換による印刷品質の低下を最小限にするとともに
且つ従来方式と同等以上の高速印刷が実現可能なドラフ
ト印刷を行うカラー画像印刷装置を提供することであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の原理図を図1に
示す。図1において1はプリンタドライバ、2はプリン
タ装置、3は拡大・縮小手段、4は最近傍処理手段、5
は平均化処理手段、6はYMCK変換手段、7は拡大処
理手段、8は擬似階調処理手段である。
【0015】本発明の前記目的は、下記に示す請求項に
記載された発明により達成される。 (1)請求項1に記載された本発明は、入力画像を受信
してそのRGB信号をYMCK又はYMC信号に変換し
てプリンタ装置に送出するプリンタドライバ1と、この
プリンタドライバ1から伝達されたカラーイメージ画像
データを拡大又は縮小処理し擬似階調処理を行って印刷
するプリンタ装置2とを具備したカラー画像印刷装置に
おいて、プリンタドライバ1に、入力画像に関する拡大
・縮小処理を行う拡大・縮小手段3と、入力画像に関す
る最近傍処理を行う最近傍処理手段4と、入力画像に関
する平均化処理を行う平均化処理手段5を具備し、これ
ら各手段をその原画像サイズから印刷サイズへの拡大率
にもとづき選択制御することを特徴とする。
【0016】(2)請求項2に記載された本発明は、請
求項1に記載されたカラー画像印刷装置における前記プ
リンタドライバ1において、原画像サイズから印刷サイ
ズへの拡大率tと高解像度から低解像度の変換率1/n
との関係がt≧nのとき、プリンタドライバ1より原画
像をカラーイメージ画像データとしてプリンタ装置2に
転送し、プリンタ装置2において印刷サイズに拡大処理
することを特徴とする。
【0017】(3)請求項3に記載された本発明は、請
求項1に記載されたカラー画像印刷装置における前記プ
リンタドライバ1において、原画像サイズから印刷サイ
ズへの拡大率tと、高解像度から低解像度の変換率1/
nの関係がt=n/2の場合、前記平均化処理手段5を
動作させて(n/2)×(n/2)ピクセル単位で平均
化処理を実施したカラーイメージ画像データをプリンタ
装置2に転送し、プリンタ装置2においてn×n倍サイ
ズに拡大処理することを特徴とする。
【0018】(4)請求項4に記載された本発明は、請
求項1に記載されたカラー画像印刷装置における前記プ
リンタドライバ1において、原画像サイズから印刷サイ
ズへの拡大率tがt=1であり、高解像度から低解像度
の変換率が1/nの場合、前記平均化処理手段5を動作
させてn×nピクセル単位で平均化処理を実施したカラ
ーイメージ画像データをプリンタ装置2に転送し、プリ
ンタ装置2においてn×n倍サイズに拡大処理すること
を特徴とする。
【0019】(5)請求項5に記載された本発明は、請
求項1に記載されたカラー画像印刷装置における前記プ
リンタドライバ1において、原画像サイズから印刷サイ
ズへの拡大率tがt<1であり、高解像度から低解像度
の変換率が1/nの場合、前記最近傍処理手段4と平均
化処理手段5を動作させて印刷サイズ×n/2への最近
傍処理による低解像度変換と、n/2×n/2ピクセル
単位における平均化処理による低解像度変換を行ったカ
ラーイメージ画像データをプリンタ装置2に転送し、プ
リンタ装置2においてn×n倍サイズに拡大処理するこ
とを特徴とする。
【0020】(6)請求項6に記載された本発明は、請
求項1に記載されたカラー画像印刷装置における前記プ
リンタドライバ1において、原画像サイズから印刷サイ
ズへの拡大率tが縦方向と横方向で一致せず、かつ高解
像度から低解像度への変換率が1/nの場合、前記拡大
・縮小手段3と平均化処理手段5を動作させ、プリンタ
ドライバにおいて印刷サイズに拡大した画像データに対
してn×nピクセル単位で平均化処理を行って低解像度
変換したカラーイメージ画像データをプリンタ装置2に
転送し、プリンタ装置2においてn×n倍サイズに拡大
処理することを特徴とする。
【0021】これにより本発明では、下記のように、転
送データ量の削減による高速印刷の実現と、従来技術と
比較して高解像度の画像データから低解像度変換にもと
づく印刷品質低下率の減少とを同時に実現することがで
きる。
【0022】(1)プリンタドライバに拡大・縮小手段
と、最近傍処理手段と、平均化処理手段を具備してこれ
ら各手段を原画像サイズから印刷サイズへの拡大率にも
とづき選択制御したので、その拡大率や変換率にもとづ
き高速印刷の実現と印刷品質低下率の減少ができる。
【0023】(2)原画像サイズから印刷サイズへの拡
大率tが、低解像度から高解像度への倍率nと同一また
は大きい場合、つまり前記t≧nのとき、プリンタドラ
イバより原画像サイズのデータを転送してプリンタ装置
にて印刷サイズに拡大するので、印刷品質の保持と転送
データ量の削減が可能となる。
【0024】(3)原画像サイズから印刷サイズへの拡
大率tと高解像度から低解像度への変換率(1/n)の
関係がt=n/2の場合、つまりt=2のような拡大率
が小さい場合、2×2ピクセル単位に平均化処理を行う
ので、印刷品質の低下を最小にし、かつ低解像度変換に
より転送データ量の削減が可能となる。
【0025】(4)原画像サイズから印刷サイズへの拡
大率tがt=1であって高解像度から低解像度への変換
率が1/nの場合、n×nピクセル単位に平均化処理を
行うので、印刷品質の低下を最小としかつ低解像度変換
により転送データ量の削除が可能となる。
【0026】(5)請求項3と4については、換言すれ
ば原画像サイズから印刷サイズへの拡大率が小さくかつ
縦・横で拡大率が等しい場合、その拡大率により平均化
処理を行う低解像度変換のピクセル数を変化させること
により印刷品質の低下を最小にし、かつ低解像度変換に
より転送データ量の削減が可能となる。
【0027】(6)原画像サイズから印刷サイズへの拡
大率tがt<1の場合、つまり印刷サイズが縮小される
場合、低解像度変換に最近傍処理と平均化処理を組み合
わせたので印刷品質の低下を最小とし、かつ低解像度変
換により転送データ量の削減が可能となる。
【0028】(7)原画像サイズから印刷サイズへの拡
大縮小率が縦と横とで異なる場合、拡大・縮小処理を行
った画像データに対して平均化処理を行うことにより低
解像度変換による印刷品質の低下を減少させ、かつ低解
像度変換により転送データ量の削減が可能となる。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図2〜図7
にもとづき説明する。図2は本発明の一実施の形態図で
あり、図3は原画像サイズから印刷サイズへの縦・横そ
れぞれの拡大率が4倍以上の場合の本発明の動作説明図
であり、図4は拡大率が2の場合の本発明の動作説明図
であり、図5は拡大率が1のときの本発明の動作説明図
であり、図6は縦・横縮小のときの本発明の動作説明図
であり、図7は縦拡大・横縮小のときの本発明の動作説
明図である。
【0030】図2において、図1と同記号部分は同一部
分を示し、1はプリンタドライバ、2はプリンタ装置、
3は拡大・縮小手段、4は最近傍処理手段、5は平均化
処理手段、6はYMCK変換手段、7は拡大処理手段、
8は擬似階調処理手段、9は制御手段である。
【0031】プリンタドライバ1は、入力原画像を受信
して、これをドラフト印刷モードに適した低解像度の画
像データに変換してプリンタ装置2に転送するものであ
り、拡大・縮小手段3、最近傍処理手段4、平均化処理
手段5、YMCK変換手段6、制御手段9等を具備して
いる。
【0032】プリンタ装置2は、ドラフト印刷モードの
場合、プリンタドライバ1から伝達された低解像度の画
像データを拡大してプリンタ装置としての、原画像と同
じ高解像度データに復元し、これを擬似階調処理を施し
紙面上に印刷するものであって、拡大処理手段7、擬似
階調処理手段8等を具備している。
【0033】拡大・縮小手段3は、入力画像を拡大また
は縮小処理するものである。最近傍処理手段4は伝達さ
れた画像データを最近傍処理して、低解像度のものに変
換するものである。
【0034】平均化処理手段5は、伝達された画像デー
タを平均化処理して、低解像度のものに変換するもので
ある。YMCK変換手段6は、伝達された低解像度の画
像データのRGB信号をYMCK信号又はYMC信号に
変換するものである。
【0035】拡大処理手段7はプリンタドライバ1から
伝達された低解像度の画像データを少なくとも4倍以上
に拡大して、プリンタ装置としての高解像度のものに変
換するものである。
【0036】擬似階調処理手段8は拡大処理手段7から
伝達された高解像度の高階調例えば各色256階調の画
像データをプリンタ装置のもつ低階調の、例えば16階
調とか32階調とか等の擬似階調に落とすとともに、隣
接ピクセルの影響も加味した処理を行って印刷データを
作成するものである。
【0037】制御手段9は、原画像サイズから印刷サイ
ズへの縦・横の拡大率に応じて、プリンタドライバ1内
に具備された拡大・縮小手段3、最近傍処理手段4、平
均化処理手段5、YMCK変換手段6を選択的に動作制
御するものである。この拡大率は、図示省略したホスト
装置のOSより出力される。
【0038】次に本発明の動作を600dpiのプリン
タ装置に対し、150dpiに低解像度変換し、転送す
る場合において、(1)原画像サイズから印刷サイズへ
の縦・横それぞれの拡大率が4倍以上の場合、(2)原
画像サイズから印刷サイズへの縦・横それぞれの拡大率
が2倍の場合、(3)原画像サイズと印刷サイズが等倍
の場合、(4)原画像サイズより印刷サイズへ縮小され
る場合、(5)原画像サイズから印刷サイズへの拡大縮
小率が縦と横とで一致しない場合等について、図3〜図
7に基づき説明する。
【0039】(1)600dpiのプリンタ装置に対
し、150dpiに低解像度変換し、転送する場合にお
いて、原画像サイズから印刷サイズへの縦・横それぞれ
の拡大率が4倍以上の場合を図3を参照して説明する。
図3はこの拡大率が4倍の例である。
【0040】プリンタドライバ1に対して拡大率t=4
がOSより伝達されたとき、図2における制御手段9は
YMCK変換手段6のみを選択し、これによりRGB信
号をYMCK信号に変換する処理を行うように制御す
る。
【0041】これにより例えば600dpiの入力画像
のピクセルP1、P2、P3、P4は、図2におけるY
MCK変換手段6に伝達される。これによりYMCK変
換手段6はこの入力画像のピクセルP1〜P4のRGB
信号をYMCK信号に変換し、プリンタ装置2に転送さ
れる。
【0042】プリンタ装置2では拡大処理手段7がこれ
らを受信して、YMCK信号に変換されたピクセルP1
〜P4を拡大率4にもとづき、点線矢印で示す如く、縦
・横それぞれ4倍に拡大する。そしてこの拡大したも
の、即ち印刷サイズに拡大したものを擬似階調処理手段
8により画質の補正のためのディザリング処理をほどこ
しつつ印刷階調を8階調とか16階調等の適宜のものに
落として印刷出力する。図3は拡大率が4の場合である
が5以上の場合も拡大率が4の場合と同様である。
【0043】拡大率が4以上のときは、原画像をYMC
Kに変換したのみで、最近傍処理や平均化処理による低
解像度変換を行わないので高印刷品質を保持することが
できる。しかもプリンタ装置2側で拡大処理するので、
プリンタドライバ1からの転送データ数を増加させるこ
とがないので高速に印刷することができる。
【0044】(2)原画像サイズから印刷サイズへの縦
・横それぞれの拡大率が2倍の場合を図4を参照して説
明する。プリンタドライバ1に対して拡大率t=2がO
Sより伝達されたとき、図2における制御手段9は平均
化処理手段5及びYMCK変換手段6を選択し、それぞ
れ平均化処理及びRGB信号をYMCK信号に変換する
処理を行うように制御する。
【0045】これにより例えば600dpiの入力画像
のピクセルP1〜P16は、図2における平均化処理手
段5に伝達される。そして平均化処理手段5において、 P1′=(P1+P2+P5+P6)/4 P2′=(P3+P4+P7+P8)/4 P3′=(P9+P10+P13+P14)/4 P4′=(P11+P12+P15+P16)/4 という演算を各ピクセルの色値R、G、Bについて行っ
て平均化処理により低解像度変換され、これにより得ら
れた色値の平均値を持つピクセルP1′〜P4′が求め
られる。
【0046】このようにしてプリンタドライバ1では1
6ヶのピクセルP1〜P16がこれらの4個のピクセル
P1′〜P4′に低解像度変換される。この低解像度の
画像データは、YMCK変換手段6に伝達されて各ピク
セルP1′〜P4′のRGB信号がYMCK信号に変換
され、プリンタ装置2に転送される。
【0047】プリンタ装置2では拡大処理手段7がこれ
らを受信して、YMCK信号に変換されたピクセルP
1′〜P4′を拡大率2に基づき、点線矢印で示す如
く、縦・横それぞれ4倍に拡大する。そしてこの拡大し
たものを擬似階調処理手段8により前記の如くディザリ
ング処理を実施しつつ、印刷階調を8階調とか16階調
等の適宜のものに落として紙面上に印刷出力する。
【0048】このように拡大率が2のときは、原画像の
低解像度変換を2×2という小さなピクセル単位で平均
化処理により行うので印刷品質の低下を最小にし、かつ
プリンタドライバ1からプリンタ装置2への転送データ
量を1/4に減少して高速に印刷することができる。
【0049】(3)600dpiのプリンタ装置に対
し、150dpiに低解像度変換し、転送する場合にお
いて、原画像サイズと印刷サイズが等倍つまり拡大率t
=1の場合を図5を参照して説明する。
【0050】プリンタドライバ1に対して拡大率t=1
がOSから伝達されたとき、図2における制御手段9は
平均化処理手段5を選択し、平均化処理を行うように制
御し、またYMCK変換手段6をRGB信号をYMCK
信号に変化する処理を行うように制御する。
【0051】これにより例えば600dpiの入力画像
のピクセルP1〜P16は、図2における平均化処理手
段5に伝達される。平均化処理手段5では、縦・4ピク
セル×横・4ピクセルの16ピクセル単位に、平均化処
理により低解像度変換処理を実施する。すなわち、平均
化処理手段5において、 P1′=(P1+P2+P3+・・・+P16)/16 という演算を各ピクセルの色値R、G、Bについて行っ
て低解像度変換したピクセルP1′を求める。
【0052】このようにしてプリンタドライバ1では1
6ヶのピクセルP1〜P16が縦・横1/4の1ヶのピ
クセルP1′に低解像度変換されるので600dpiの
画像データが150dpiの低解像度の画像データに変
換される。そしてこの低解像度のピクセルP1′の画像
データはYMCK変換手段6に伝達されてそのRGB信
号がYMCK信号に変換され、プリンタ装置2に出力さ
れる。
【0053】プリンタ装置2では、拡大処理手段7がこ
れを受信して、YMCK信号に変換されたピクセルP
1′を縦・横それぞれ4倍、すなわち16個のピクセル
に拡大する。そしてこの拡大したもの、入力画像と同じ
600dpiの画像データの印刷サイズに復元したもの
を擬似階調処理手段8により、前記の如くディザリング
処理を実施しつつ、印刷階調を8階調とか16階調等の
適宜のものに落として紙面上に印刷出力する。
【0054】このように等倍の場合、プリンタドライバ
において、600dpiから150dpiへの変換率が
1/4のため4×4ピクセル単位に平均化処理による低
解像度変換を行ったイメージデータをプリンタ装置に転
送し、プリンタ装置において4×4倍に復元することに
より、印刷品質の低下を最小としかつ高速に印刷するこ
とができる。
【0055】(4)600dpiのプリンタ装置に対
し、150dpiに低解像度変換し、転送する場合にお
いて、原画像サイズより印刷サイズへ縮小される場合を
図6を参照して説明する。図6は縦・横の縮小率が4/
5の例である。
【0056】プリンタドライバ1に対して縮小率t=4
/5がOSより伝達されたとき、図2における制御手段
9は、最近傍処理手段4を選択し、最近傍処理を行うよ
うに制御し、平均化処理手段5を選択し、平均化処理手
段を行うように制御する。
【0057】これにより600dpiの入力画像のピク
セルP1〜P25は、図2における最近傍処理手段4に
伝達される。最近傍処理手段4では、図6に示す如く、
2×2の4ピクセルから1つのピクセル、例えばP1、
P2、P6、P7よりP7を抽出する。同様にしてピク
セルP9、P17、P19を抽出する。このようにして
印刷サイズの縦・横1/2サイズに低解像度変換する。
そしてこのように低解像度変換した縦2ピクセル×横2
ピクセル(図6に示すP7、P9、P17、P19)の
4ピクセル単位に対し平均化処理手段5により P1′=(P7+P9+P17+P19)/4 という演算を各ピクセルの色値R、G、Bについて行っ
て、平均化処理にもとづきさらに低解像度変換処理を行
ったピクセルP1′を求める。このようにして600d
piの入力画像が150dpiの低解像度変換処理され
たピクセルP1′が得られる。
【0058】そしてこの低解像度のピクセルP1′の画
像データはYMCK変換手段6に伝達されてそのRGB
信号がYMCK信号に変換されプリンタ装置2に転送さ
れる。
【0059】プリンタ装置2では、拡大処理手段7がこ
れを受信して、YMCK信号に変換されたピクセルP
1′を、図6に示す如く、縦・横それぞれ4倍に拡大し
印刷サイズの画像を得る。これにより150dpiのピ
クセルを4倍の、入力画像と同じ600dpiのピクセ
ルに復元される。
【0060】このようにして印刷サイズに拡大・復元し
たものを擬似階調処理手段8により前記の如くディザリ
ング処理を実施しつつ、印刷階調を8階調とか16階調
等の適当なものに落として紙面上に印刷出力する。
【0061】このように原画像サイズから印刷サイズに
縮小される場合、低解像度変換に最近傍処理と平均化処
理を組み合わせることにより、最近傍処理のみの場合で
は間引く度合いが大きく品質低下をまねき易かったもの
を、最近傍処理における間引く度合いを小さくして品質
を保ち、その間引きの不充分の点を平均化処理により低
解像度変換するので印刷品質の低下を最小にし、かつ低
解像度変換により転送データ量の削減が可能となる。
【0062】(5)原画像サイズから印刷サイズへの拡
大縮小率が縦と横とで一致しない場合を図7を参照して
説明する。図7は縦の拡大率が4/3、横の縮小率が4
/5の例である。
【0063】プリンタドライバ1に対して縦の拡大率が
4/3、横の縮小率が4/5がOSより伝達されたと
き、図2における制御手段9は拡大・縮小手段3を拡大
・縮小動作を行うように制御し、平均化処理手段5を平
均化処理を行うように制御する。
【0064】これにより図7に示す600dpiの入力
画像のピクセルP1〜P15は、拡大・縮小手段3によ
り、例えばピクセルP1、P6、P11が除去されて横
の画像サイズが4/5に縮小され、次にピクセルP2、
P3、P4、P5が縦方向に2倍されて縦の画像サイズ
が4/3に拡大される。
【0065】このように拡大・縮小手段3により原画像
サイズから印刷サイズに拡大・縮小処理を受けた後、こ
れらの画像データは平均化処理手段5に伝達される。平
均化処理手段5では、これを縦・4ピクセル×横・4ピ
クセルの16ピクセル単位に平均化処理を行う。すなわ
ち平均化処理手段5において、 P1′=(P2+P3+P4+P5+P2+P3+P4
+P5+・・・+P15)/16 という演算を各ピクセルの色値R、G、Bについて行っ
て低解像度変換したピクセルP1′を求める。
【0066】このようにしてプリンタドライバ1では4
×4の16ヶのピクセルを縦・横1/4の1ヶのピクセ
ルP1′に低解像度変換されるので600dpiの画像
データが150dpiの低解像度の画像データに変換さ
れる。そしてこの低解像度のピクセルP1′の画像デー
タはYMCK変換手段6に伝達されてそのRGB信号が
YMCK信号に変換され、プリンタ装置2に転送され
る。
【0067】プリンタ装置2では拡大処理手段7がこれ
を受信して、YMCK信号に変換されたピクセルP1′
を、図7に示す如く、縦・横それぞれ4倍に拡大して印
刷サイズの画像を得る。これにより150dpiのピク
セルを4倍の、入力画像と同じ600dpiのピクセル
に復元される。
【0068】このようにして印刷サイズに拡大・復元し
たものを擬似階調処理手段8により、前記の如く、ディ
ザリング処理を実施しつつ印刷階調を8階調とか16階
調等の適当なものに落として紙面上に印刷出力する。
【0069】このように、原画像サイズから印刷サイズ
への拡大・縮小率が縦・横で異なる場合、印刷サイズか
らの平均化処理による低解像度変換により印刷品質の低
下を減少させ、かつ低解像度変換により転送データ量の
削減が可能となる。
【0070】以上のように本発明ではドラフト印刷モー
ドのとき、プリンタドライバからプリンタ装置へのデー
タ転送量を減少させるのみならず、印刷品質の低下を小
さく抑制することが可能となる。
【0071】このように、本発明では高解像度の原画像
から転送原画像に対する低解像度への変換率及び原画像
サイズから印刷サイズへの拡大縮小率により、印刷品
質、印刷速度が最適な低解像度変換処理を選択組み合わ
せるものであり、その結果転送データ量の削減による高
速印刷と、印刷品質低下率の減少を同時に実現するもの
である。
【0072】前記説明では拡大処理手段7は4倍に拡大
する場合について説明したが、勿論拡大処理手段7の拡
大率は4に限定されるものではなく4以上であればよ
い。またプリンタドライバ1からプリンタ装置2に対し
て拡大率を通知しない例について説明したが、勿論これ
のみに限定されるものではなく拡大率を通知することも
できる。
【0073】ところで特開平1−109963号公報に
記載された画像信号処理装置は、元画像データを縮小
し、データの2値化を行い、元画像サイズに復元すると
いう加工を施すことにより、1ドットの白もしくは黒の
孤立点の印刷を回避して印刷品質の劣化を防ぐことが記
載されているものの本発明とはその目的、効果を大きく
異にする。
【0074】特開平3−109681号公報に記載され
た解像度変換装置は、イメージリーダで読み取られた多
値イメージの解像度を表示装置等の解像度に応じて任意
倍率に解像度変換するものであり、本発明とはその目
的、効果を大きく異にする。
【0075】特開平4−168065号公報に記載され
た印刷装置における解像度変換は原画像を印刷装置の解
像度に合わせることを目的とするものでありその手法も
本発明における従来技術に相当するものであり、本発明
とはその目的・効果を大きく異にする。
【0076】そして特開平5−344319号公報に記
載されたファクシミリ装置では、画像情報格納メモリの
残量に応じて蓄積する画情報の解像度を操作したり、ま
た蓄積した画情報を送信する際に相手方装置の解像度に
応じて送信する画情報の解像度を変更するものであって
実際の解像度変換の手法に関するものではなく、その目
的、効果についても本発明と大きく異にするものであ
る。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば、下記の作用効果を奏す
ることができる。 (1)プリンタドライバに拡大・縮小手段と、最近傍処
理手段と、平均化処理手段を具備してこれら各手段を原
画像サイズから印刷サイズへの拡大率にもとづき選択制
御したので、その拡大率や変換率にもとづき高速印刷の
実現と印刷品質低下率の減少ができる。
【0078】(2)原画像サイズから印刷サイズへの拡
大率tが、低解像度から高解像度への倍率nと同一また
は大きい場合、つまり前記t≧nのとき、プリンタドラ
イバより原画像サイズのデータを転送してプリンタ装置
にて印刷サイズに拡大するので、印刷品質の保持と転送
データ量の削減が可能となる。
【0079】(3)原画像サイズから印刷サイズへの拡
大率tと高解像度から低解像度への変換率(1/n)の
関係がt=n/2の場合、つまりt=2のような拡大率
が小さい場合、2×2ピクセル単位に平均化処理を行う
ので、印刷品質の低下を最小にし、かつ低解像度変換に
より転送データ量の削減が可能となる。
【0080】(4)原画像サイズから印刷サイズへの拡
大率tがt=1であって高解像度から低解像度への変換
率が1/nの場合、n×nピクセル単位に平均化処理を
行うので、印刷品質の低下を最小としかつ低解像度変換
により転送データ量の削除が可能となる。
【0081】(5)請求項3と4については、換言すれ
ば原画像サイズから印刷サイズへの拡大率が小さくかつ
縦・横で拡大率が等しい場合、その拡大率により平均化
処理を行う低解像度変換のピクセル数を変化させること
により印刷品質の低下を最小にし、かつ低解像度変換に
より転送データ量の削減が可能となる。
【0082】(6)原画像サイズから印刷サイズへの拡
大率tがt<1の場合、つまり印刷サイズが縮小される
場合、低解像度変換に最近傍処理と平均化処理を組み合
わせたので印刷品質の低下を最小とし、かつ低解像度変
換により転送データ量の削減が可能となる。
【0083】(7)原画像サイズから印刷サイズへの拡
大縮小率が縦と横とで異なる場合、拡大・縮小処理を行
った画像データに対して平均化処理を行うことにより低
解像度変換による印刷品質の低下を減少させ、かつ低解
像度変換により転送データ量の削減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施の形態である。
【図3】倍率4以上のときの本発明の動作説明図であ
る。
【図4】倍率2のときの本発明の動作説明図である。
【図5】倍率1のときの本発明の動作説明図である。
【図6】縦横縮小のときの本発明の動作説明図である。
【図7】縦拡大・横縮小のときの本発明の動作説明図で
ある。
【図8】最近傍法説明図である。
【図9】平均化法説明図である。
【符号の説明】
1 プリンタドライバ 2 プリンタ装置 3 拡大・縮小手段 4 最近傍処理手段 5 平均化処理手段 6 YMCK変換手段 7 拡大処理手段 8 擬似階調処理手段 9 制御手段
フロントページの続き (72)発明者 土屋 靖 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目4番19 号 株式会社富士通プログラム技研内 (72)発明者 大石 建一 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目4番19 号 株式会社富士通プログラム技研内 (72)発明者 杉本 守昭 神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目4番19 号 株式会社富士通プログラム技研内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力画像を受信してそのRGB信号をYM
    CK又はYMC信号に変換してプリンタ装置に送出する
    プリンタドライバと、このプリンタドライバから伝達さ
    れたカラーイメージ画像データを拡大又は縮小処理し擬
    似階調処理を行って印刷するプリンタ装置とを具備した
    カラー画像印刷装置において、 プリンタドライバに、 入力画像に関する拡大・縮小処理を行う拡大・縮小手段
    と、 入力画像に関する最近傍処理を行う最近傍処理手段と、 入力画像に関する平均化処理を行う平均化処理手段を具
    備し、 これら各手段をその原画像サイズから印刷サイズへの拡
    大率にもとづき選択制御することを特徴とするカラー画
    像印刷装置。
  2. 【請求項2】前記プリンタドライバにおいて、原画像サ
    イズから印刷サイズへの拡大率tと高解像度から低解像
    度の変換率1/nとの関係がt≧nのとき、プリンタド
    ライバより原画像をカラーイメージ画像データとしてプ
    リンタ装置に転送し、プリンタ装置において印刷サイズ
    に拡大処理することを特徴とする請求項1記載のカラー
    画像印刷装置。
  3. 【請求項3】前記プリンタドライバにおいて、原画像サ
    イズから印刷サイズへの拡大率tと高解像度から低解像
    度の変換率1/nの関係がt=n/2の場合、前記平均
    化処理手段を動作させて(n/2)×(n/2)ピクセ
    ル単位で平均化処理を実施したカラーイメージ画像デー
    タをプリンタ装置に転送し、プリンタ装置においてn×
    n倍サイズに拡大処理することを特徴とする請求項1記
    載のカラー画像印刷装置。
  4. 【請求項4】前記プリンタドライバにおいて、原画像サ
    イズから印刷サイズへの拡大率tがt=1であり、高解
    像度から低解像度の変換率が1/nの場合、前記平均化
    処理手段を動作させてn×nピクセル単位で平均化処理
    を実施したカラーイメージ画像データをプリンタ装置に
    転送し、プリンタ装置においてn×n倍サイズに拡大処
    理することを特徴とする請求項1記載のカラー画像印刷
    装置。
  5. 【請求項5】前記プリンタドライバにおいて、原画像サ
    イズから印刷サイズへの拡大率tがt<1であり、高解
    像度から低解像度の変換率が1/nの場合、前記最近傍
    処理手段と平均化処理手段を動作させて印刷サイズ×n
    /2への最近傍処理による低解像度変換と、n/2×n
    /2ピクルス単位における平均化処理による低解像度変
    換を行ったカラーイメージ画像データをプリンタ装置に
    転送し、プリンタ装置においてn×n倍サイズに拡大処
    理することを特徴とする請求項1記載のカラー画像印刷
    装置。
  6. 【請求項6】前記プリンタドライバにおいて、原画像サ
    イズから印刷サイズへの拡大率tが縦方向と横方向で一
    致せず、かつ高解像度から低解像度への変換率が1/n
    の場合、前記拡大・縮小手段と平均化処理手段を動作さ
    せ、プリンタドライバにおいて印刷サイズに拡大した画
    像データに対してn×nピクセル単位で平均化処理を行
    って低解像度変換したカラーイメージ画像データをプリ
    ンタ装置に転送し、プリンタ装置においてn×n倍サイ
    ズに拡大処理することを特徴とする請求項1記載のカラ
    ー画像印刷装置。
JP10002229A 1998-01-08 1998-01-08 カラー画像印刷装置 Pending JPH11205591A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9576228B2 (en) 2014-07-22 2017-02-21 Ricoh Company, Ltd. Image processing apparatus, image processing method, and computer-readable recording medium, for converting resolution of image

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9576228B2 (en) 2014-07-22 2017-02-21 Ricoh Company, Ltd. Image processing apparatus, image processing method, and computer-readable recording medium, for converting resolution of image

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