JPH11205419A - 多機能振動アクチュエータ用駆動回路 - Google Patents

多機能振動アクチュエータ用駆動回路

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JPH11205419A
JPH11205419A JP10007739A JP773998A JPH11205419A JP H11205419 A JPH11205419 A JP H11205419A JP 10007739 A JP10007739 A JP 10007739A JP 773998 A JP773998 A JP 773998A JP H11205419 A JPH11205419 A JP H11205419A
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JP
Japan
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circuit
vibration
buzzer
signal
calling
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JP10007739A
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Inventor
Takamitsu Kono
隆光 河野
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Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動,呼び出し音,音声の同時発生が可能
で、多機能振動アクチュエータの機能を充分に発揮でき
る駆動回路を提供すること。 【解決手段】 この駆動回路では、振動発信回路6,ブ
ザー呼出音発信回路7,及び受信音声処理回路3がそれ
ぞれ回路接続部9を介して増幅回路4に直接接続されて
おり、制御回路2は、モード指示制御として振動・ブザ
ー併用呼び出しモード時に振動発信回路6からの振動信
号及びブザー呼出音発信回路7からのブザー呼び出し信
号を同時に増幅回路4へ伝送して多機能振動アクチュエ
ータ5により体感可能な振動及び呼び出し音を同時に発
生させる。又、制御回路2は、モード指示制御による会
話開始時に無線部1から着信信号の別なものを入力した
場合、新たに振動呼び出しモード時,ブザー呼び出しモ
ード時,及び振動・ブザー併用呼び出しモード時に応じ
た動作制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として電話機等
の通信装置に搭載されて音声,呼び出し音,振動を発生
させる多機能振動アクチュエータを駆動するための多機
能振動アクチュエータ用駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、電話機等の通信装置では、電気エ
ネルギーを機械エネルギーに変換させて振動を発生させ
るアクチュエータを用いて音声,呼び出し音,体感可能
な振動を発生させるように駆動回路を構成した多機能振
動アクチュエータを搭載することにより、小型化,軽量
化が顕著に計られている。
【0003】このような多機能振動アクチュエータ用駆
動回路としては、例えば図3に示すような構成のものが
挙げられる。この多機能振動アクチュエータ用駆動回路
は、着信信号を受信検知する無線部1と、着信信号に応
じてモード指示制御を行う制御回路2と、モード指示制
御に従って振動呼び出しモード時に振動信号を発信する
振動発信回路6と、モード指示制御に従ってブザー呼び
出しモード時にブザー呼び出し信号を発信するブザー呼
出音発信回路7と、モード指示制御に従って会話開始時
に着信信号を受信処理して会話音信号を発生する受信音
声処理回路3と、振動信号,ブザー呼び出し信号,及び
会話音信号を切り替え接続する接続切り替え部8と、こ
の接続切り替え部8により選択された振動信号,ブザー
呼び出し信号,及び会話音信号を増幅して出力する増幅
回路4とを含むもので、増幅回路4で増幅出力された振
動信号,ブザー呼び出し信号,及び会話音信号に応じて
それぞれ体感可能な振動,呼び出し音,及び音声を発生
する多機能振動アクチュエータ5を増幅回路4に接続し
て成っている。
【0004】即ち、この駆動回路では、それぞれ体感可
能な振動,呼び出し音,及び音声を発生するために、振
動発信回路6からの振動信号,ブザー呼出音発信回路7
からのブザー呼び出し信号,及び受信音声処理回路3か
らの会話音信号を接続切り替え部8において各々時系列
で切り替えて1つずつ増幅回路4に入力させることによ
り、それぞれ体感可能な振動,呼び出し音,及び音声を
多機能振動アクチュエータ5で別々に発生させるように
なっている。
【0005】図4は振動発信回路6の細部構成を例示し
たものであり、図5はブザー呼出音発信回路7の細部構
成を例示したものである。
【0006】振動発信回路6及びブザー呼出音発信回路
7は、回路構成上は同等に構成されるもので、コンデン
サC,差動増幅器,論理積回路AND,及び5個の抵抗
器R1〜R5を用い、具体的には接地及び出力側接続部
の間にコンデンサC,抵抗器R5を直列接続すると共
に、これらのコンデンサC及び抵抗器R5の間を差動増
幅器の負極入力側に接続し、又電源電圧Vcc及び接地の
間に抵抗器R1,R2を直列接続すると共に、これらの
抵抗器R1,R2の間を差動増幅器の正極入力側に接続
し、且つ抵抗器R1,R2の間と出力側接続部との間に
抵抗器R3を介在させ、更に、差動増幅器の出力側と出
力側接続部との間に2入力型の論理積回路ANDを介在
させると共に、差動増幅器及び論理積回路AND間に抵
抗器R4を並列接続して成っている。
【0007】振動発信回路6の場合、例えばコンデンサ
Cには0.1μFのものを用い、抵抗器R1,R2,R
3には10kΩのものを用い、抵抗器R4には15kΩ
のものを用い、抵抗器R5には90kΩのものを用いる
ことにより、出力側接続部P1から周波数fが約80H
zのHighレベル,Lowレベルを有する矩形波によ
る振動信号が出力される。
【0008】ブザー呼出音発信回路7の場合、例えばコ
ンデンサCには0.1μFのものを用い、抵抗器R1,
R2,R3には10kΩのものを用い、抵抗器R4には
15kΩのものを用い、抵抗器R5には3.6kΩのも
のを用いることにより、出力側接続部P2から周波数f
が約2kHzのHighレベル,Lowレベルを有する
矩形波によるブザー呼び出し信号が出力される。
【0009】図6は受信音声処理回路3の細部構成を例
示したものである。受信音声処理回路3は、制御回路2
から伝送されたディジタル着信信号をアナログ信号に変
換するD/A変換器10と、アナログ着信信号を低域濾
波するローパスフィルタ(LPF)11と、低域濾波さ
れたアナログ着信信号を増幅して会話音信号として出力
する増幅器12とを直列接続して成っている。尚、会話
音信号は多機能振動アクチュエータ5に伝送されると音
声となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した多機能振動ア
クチュエータ用駆動回路の場合、振動発信回路からの振
動信号,ブザー呼出音発信回路からのブザー呼び出し信
号,及び受信音声処理回路からの会話音信号を接続切り
替え部において各々時系列で切り替えて1つずつ増幅回
路に入力させることにより、それぞれ体感可能な振動,
呼び出し音,及び音声を多機能振動アクチュエータで別
々に発生させるため、各々機能の切り替え制御が煩雑に
なる上、例えば音声及び振動,音声及び呼び出し音,振
動及び呼び出し音,更にはこれらの要素を同時に発生さ
せることができず、多機能振動アクチュエータとしての
基本性能が充分に発揮されずに機能面で制限されてしま
うという問題がある。
【0011】本発明は、このような問題点を解決すべく
なされたもので、その技術的課題は、振動,呼び出し
音,及び音声の同時発生が可能であり、多機能振動アク
チュエータとしての機能を充分に発揮できる多機能振動
アクチュエータ用駆動回路を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、着信信
号を受信検知する無線部と、着信信号に応じてモード指
示制御を行う制御回路と、モード指示制御に従って振動
呼び出しモード時に振動信号を発信する振動発信回路
と、モード指示制御に従ってブザー呼び出しモード時に
ブザー呼び出し信号を発信するブザー呼出音発信回路
と、モード指示制御に従って会話開始時に着信信号を受
信処理して会話音信号を発生する受信音声処理回路と、
振動信号,ブザー呼び出し信号,及び会話音信号を増幅
して出力する増幅回路とを含み、更に、増幅出力された
振動信号,ブザー呼び出し信号,及び会話音信号に応じ
てそれぞれ体感可能な振動,呼び出し音,及び音声を発
生する多機能振動アクチュエータを増幅回路に接続して
成る多機能振動アクチュエータ用駆動回路において、振
動発信回路,ブザー呼出音発信回路,及び受信音声処理
回路は、それぞれ回路接続部を介して増幅回路に接続さ
れ、制御回路は、モード指示制御として振動・ブザー併
用呼び出しモード時に振動信号及びブザー呼び出し信号
を同時に増幅回路へ伝送して多機能振動アクチュエータ
により体感可能な振動及び呼び出し音を同時に発生させ
る多機能振動アクチュエータ用駆動回路が得られる。
【0013】又、本発明によれば、上記多機能振動アク
チュエータ用駆動回路において、制御回路は、モード指
示制御による会話開始時に着信信号の別なものを入力し
た場合に新たに振動呼び出しモード時,ブザー呼び出し
モード時,及び振動・ブザー併用呼び出しモード時に応
じた動作制御を行わせる多機能振動アクチュエータ用駆
動回路が得られる。
【0014】更に、本発明によれば、上記何れかの多機
能振動アクチュエータ用駆動回路において、多機能振動
アクチュエータは、ストッパを有する筐体背面板及び振
動可能な筐体振動板から成る筐体内に組み込まれ、該筐
体を介して体感可能な振動,呼び出し音,及び音声を発
生する構造である多機能振動アクチュエータ用駆動回路
が得られる。
【0015】加えて、本発明によれば、上記多機能振動
アクチュエータ用駆動回路において、多機能振動アクチ
ュエータは、それぞれ中心軸部を挿着するための中心穴
を有してヨーク及び該ヨークに装置されるプレート間に
永久磁石が挟み込まれて成る磁気回路と、中心軸部を挿
着する中心穴を有して該中心軸部に挿着された状態で磁
気回路と同軸上に位置決めされるダンパと、磁気回路と
同心円状に位置決めされて該磁気回路の空隙に配備され
たコイルと、ダンパ及びヨークの外周部に接着された支
持台と、支持台に組み付けられて磁気回路が該支持台に
対して離脱しないように柔軟に該磁気回路を支持する弾
性支持部とを備えると共に、該磁気回路,該ダンパ,該
コイル,該支持台,及び該弾性支持部を該支持台が接着
される筐体振動板を含む筐体内にそれぞれ配備した構造
である多機能振動アクチュエータ用駆動回路が得られ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に実施例を挙げ、本発明の多
機能振動アクチュエータ用駆動回路について、図面を参
照して詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施例に係る多機能振
動アクチュエータ用駆動回路の基本構成を示した回路ブ
ロック図である。この多機能振動アクチュエータ用駆動
回路も図3に示した従来の回路と基本構成は同様であ
り、着信信号を受信検知する無線部1と、着信信号に応
じてモード指示制御を行う制御回路2と、モード指示制
御に従って振動呼び出しモード時に振動信号を発信する
振動発信回路6と、モード指示制御に従ってブザー呼び
出しモード時にブザー呼び出し信号を発信するブザー呼
出音発信回路7と、モード指示制御に従って会話開始時
に着信信号を受信処理して会話音信号を発生する受信音
声処理回路3と、振動信号,ブザー呼び出し信号,及び
会話音信号を増幅して出力する増幅回路4とを備え、増
幅出力された振動信号,ブザー呼び出し信号,及び会話
音信号に応じてそれぞれ体感可能な振動,呼び出し音,
及び音声を発生する多機能振動アクチュエータ5を増幅
回路4に接続して成る。
【0018】但し、ここでは振動信号,ブザー呼び出し
信号,及び会話音信号を切り替え接続する接続切り替え
部8が排除されて振動発信回路6,ブザー呼出音発信回
路7,及び受信音声処理回路3がそれぞれ回路接続部9
を介して増幅回路4に直接接続されており、制御回路2
がモード指示制御として振動・ブザー併用呼び出しモー
ド時に振動信号及びブザー呼び出し信号を同時に増幅回
路4へ伝送して多機能振動アクチュエータ5により体感
可能な振動及び呼び出し音を同時に発生させるようにな
っている。
【0019】又、制御回路2は、モード指示制御による
会話開始時に着信信号の別なものを入力した場合に新た
に振動呼び出しモード時,ブザー呼び出しモード時,及
び振動・ブザー併用呼び出しモード時に応じた動作制御
を行わせる。これにより、多機能振動アクチュエータ5
では振動,呼び出し音,及び音声の同時発生が可能とな
る。
【0020】具体的に云えば、この多機能振動アクチュ
エータ用駆動回路において、無線部1で着信信号が検知
されると、制御回路2は振動呼び出しモード時にモード
指示制御により振動発信回路6からの振動信号を増幅回
路4へ伝送し、これが増幅回路4で増幅されて多機能振
動アクチュエータ5では振動を発生する。
【0021】又、制御回路2はブザー呼び出しモード時
にモード指示制御によりブザー呼出音発信回路7からの
ブザー呼び出し信号を増幅回路4へ伝送し、これが増幅
回路4で増幅されて多機能振動アクチュエータ5では呼
び出し音を発生する。
【0022】更に、制御回路2は振動・ブザー併用呼び
出しモード時にモード指示制御により振動発信回路6か
らの振動信号とブザー呼出音発信回路7からのブザー呼
び出し信号とを増幅回路4へ伝送し、これらが増幅回路
4で増幅されて多機能振動アクチュエータ5では振動及
び呼び出し音を同時に発生する。
【0023】一方、制御回路2は、会話開始時にモード
指示制御により受信音声処理回路3での着信信号の受信
処理で得られた会話音信号を増幅回路4へ伝送し、これ
が増幅回路4で増幅されて多機能振動アクチュエータ5
では音声を発生する。
【0024】ところで、会話中に無線部1で別の着信信
号を検知すると、制御回路2は、新たに振動呼び出しモ
ード時,ブザー呼び出しモード時,及び振動・ブザー併
用呼び出しモード時に応じた動作制御を行わせる。
【0025】即ち、制御回路2は別の着信信号による振
動呼び出しモード時にも同様にモード指示制御により振
動発信回路6からの振動信号を増幅回路4へ伝送し、こ
れが増幅回路4で増幅されて多機能振動アクチュエータ
5では振動を発生する。
【0026】又、制御回路2は別の着信信号によるブザ
ー呼び出しモード時にも同様にモード指示制御によりブ
ザー呼出音発信回路7からのブザー呼び出し信号を増幅
回路4へ伝送し、これが増幅回路4で増幅されて多機能
振動アクチュエータ5では呼び出し音を発生する。
【0027】更に、制御回路2は別の着信信号による振
動・ブザー併用呼び出しモード時にも同様にモード指示
制御により振動発信回路6からの振動信号とブザー呼出
音発信回路7からのブザー呼び出し信号とを増幅回路4
へ伝送し、これらが増幅回路4で増幅されて多機能振動
アクチュエータ5では振動及び呼び出し音を同時に発生
する。尚、この場合には多機能振動アクチュエータ5の
音声発生中に振動及び呼び出し音が同時発生することに
なる。
【0028】図2は、多機能振動アクチュエータ5の細
部構成を示した側面断面図である。この多機能振動アク
チュエータ5は、本出願人により提案された構成(特願
平8−324997号のペイジャー用振動アクチュエー
タ)のもので、ストッパ20を有する筐体背面板13及
び振動可能な筐体振動板14から成る筐体内に組み込ま
れて成る。
【0029】即ち、この多機能振動アクチュエータ5
は、それぞれ中心軸部18を挿着するための中心穴を有
してヨーク15及びこのヨーク15に装置されるプレー
ト17間に永久磁石16が挟み込まれて成る磁気回路
と、中心軸部18を挿着する中心穴を有して中心軸部1
8に挿着された状態で磁気回路と同軸上に位置決めされ
るダンパ21と、磁気回路と同心円状に位置決めされて
磁気回路の空隙に配備されたコイル19と、ダンパ21
及びヨーク15の外周部に接着された支持台23と、支
持台23に組み付けられて磁気回路が支持台23に対し
て離脱しないように柔軟に磁気回路を支持する弾性支持
部としての支持ゴム25とを備えている。これらの磁気
回路,ダンパ21,コイル19,支持台23,及び支持
ゴム25は、筐体振動板14に支持台23を接着した状
態で筐体内にそれぞれ配備された構造となっている。
【0030】このうち、磁気回路は円盤状の永久磁石1
6をヨーク15及びプレート17で挟み込んで成るもの
で、ボルト状の中心軸部18はダンパ21中央の中心穴
を貫通し、更に磁気回路の中心穴に嵌入されている。こ
の中心軸部18によって磁気回路及びダンパ21は同軸
上に位置決めされる。コイル19は、磁気回路の空隙と
なる磁束密度の大きい空間に磁気回路と同心円状に位置
決めされた状態で組み立てられる。又、ダンパ21及び
ヨーク15の外周部は支持台23と接着されるが、ダン
パ21の外周部と支持台23との間に弾性材を介在させ
ることも可能である。
【0031】更に、支持台23は外縁部の複数箇所に爪
状突起24があり、これらの爪状突起24には支持ゴム
25が組み付けられる。支持ゴム25は、磁気回路が支
持台23に対して離脱しないように柔軟に磁気回路を支
持するように組み付けられている。尚、支持ゴム25
は、ダンパ21の弾性を工夫することにより削除可能で
あり、その場合は爪状突起24も不要となる。加えて、
支持台23は、筐体振動板14に接着等により固定され
ており、磁気回路及び支持台23間の支持台23側に接
着された緩衝材部22は、磁気回路が支持台23に対し
て衝突して不要な音を発生することを抑制するために設
けられている。
【0032】この多機能振動アクチュエータ5におい
て、磁気回路はダンパ21及び支持ゴム25により中心
軸部18の中心軸方向(図2中では上下方向)に柔軟に
可動するように支持されており、コイル19に電流を流
すと、磁気回路は中心軸方向に上下に移動し、コイル1
9によりダンパ21の外周部と支持台23及び筐体振動
板14を介して外部に振動を伝える。
【0033】例えばこの多機能振動アクチュエータ5に
おいて、コイル19に数百から数千ヘルツの音声信号を
入力すれば筐体の振動により外部へ音声が流れ、2キロ
ヘルツ程度の周波数の正弦波,矩形波,三角波等を入力
すれば外部へアラーム音が流れ、80ヘルツ程度の周波
数の正弦波,矩形波,三角波等を入力すれば外部へ人間
が感知できる程度の振動が発生する。
【0034】因みに、図1に示した多機能振動アクチュ
エータ用駆動回路においても、振動発信回路6,ブザー
呼出音発信回路7,及び受信音声処理回路3はそれぞれ
図4〜図6に示した回路を用いることができる。
【0035】
【発明の効果】以上に述べた通り、本発明の多機能振動
アクチュエータ用駆動回路によれば、従来の回路の切り
替え接続を行う接続切り替え部を排除した上、振動発信
回路,ブザー呼出音発信回路,及び受信音声処理回路を
それぞれ回路接続部を介して増幅回路に直接接続すると
共に、制御回路のモード指示制御として振動・ブザー併
用呼び出しモード時に振動信号及びブザー呼び出し信号
を同時に増幅回路へ伝送して多機能振動アクチュエータ
により体感可能な振動及び呼び出し音を同時に発生させ
るようにし、更に、着信信号の別なものを入力した場合
に新たに振動呼び出しモード時,ブザー呼び出しモード
時,及び振動・ブザー併用呼び出しモード時に応じた動
作制御を行うようにしているので、振動,呼び出し音,
及び音声の同時発生が可能となり、結果として多機能振
動アクチュエータとしての機能を充分に発揮できるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る多機能振動アクチュエ
ータ用駆動回路の基本構成を示した回路ブロック図であ
る。
【図2】図1に示す多機能振動アクチュエータ用駆動回
路に接続される多機能振動アクチュエータの細部構成を
示した側面断面図である。
【図3】従来の多機能振動アクチュエータ用駆動回路の
基本構成を示した回路ブロック図である。
【図4】図3に示した多機能振動アクチュエータ用駆動
回路に備えられる振動発信回路の細部構成を例示したも
のである。
【図5】図3に示した多機能振動アクチュエータ用駆動
回路に備えられるブザー呼出音発信回路の細部構成を例
示したものである。
【図6】図3に示した多機能振動アクチュエータ用駆動
回路に備えられる受信音声処理回路の細部構成を例示し
たものである。
【符号の説明】
1 無線部 2 制御回路 3 受信音声処理回路 4 増幅回路 5 多機能振動アクチュエータ 6 振動発信回路 7 ブザー呼出音発信回路 8 接続切り替え部 9 回路接続部 10 D/A変換器 11 ローパスフィルタ(LPF) 12 増幅アンプ 13 筐体背面板 14 筐体振動板 15 ヨーク 16 永久磁石 17 プレート 18 中心軸部 19 コイル 20 ストッパ 21 ダンパ 22 緩衝材 23 支持台 24 爪状突起 25 支持ゴム 26 ボビン C コンデンサ R1〜R5 抵抗器 AND 論理積回路 P1,P2 出力側接続部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着信信号を受信検知する無線部と、前記
    着信信号に応じてモード指示制御を行う制御回路と、前
    記モード指示制御に従って振動呼び出しモード時に振動
    信号を発信する振動発信回路と、前記モード指示制御に
    従ってブザー呼び出しモード時にブザー呼び出し信号を
    発信するブザー呼出音発信回路と、前記モード指示制御
    に従って会話開始時に前記着信信号を受信処理して会話
    音信号を発生する受信音声処理回路と、前記振動信号,
    前記ブザー呼び出し信号,及び前記会話音信号を増幅し
    て出力する増幅回路とを含み、更に、前記増幅出力され
    た振動信号,ブザー呼び出し信号,及び会話音信号に応
    じてそれぞれ体感可能な振動,呼び出し音,及び音声を
    発生する多機能振動アクチュエータを前記増幅回路に接
    続して成る多機能振動アクチュエータ用駆動回路におい
    て、前記振動発信回路,前記ブザー呼出音発信回路,及
    び前記受信音声処理回路は、それぞれ回路接続部を介し
    て前記増幅回路に接続され、前記制御回路は、前記モー
    ド指示制御として振動・ブザー併用呼び出しモード時に
    前記振動信号及び前記ブザー呼び出し信号を同時に前記
    増幅回路へ伝送して前記多機能振動アクチュエータによ
    り前記体感可能な振動及び前記呼び出し音を同時に発生
    させることを特徴とする多機能振動アクチュエータ用駆
    動回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の多機能振動アクチュエー
    タ用駆動回路において、前記制御回路は、前記モード指
    示制御による会話開始時に前記着信信号の別なものを入
    力した場合に新たに前記振動呼び出しモード時,前記ブ
    ザー呼び出しモード時,及び前記振動・ブザー併用呼び
    出しモード時に応じた動作制御を行うことを特徴とする
    多機能振動アクチュエータ用駆動回路。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の多機能振動アクチ
    ュエータ用駆動回路において、前記多機能振動アクチュ
    エータは、ストッパを有する筐体背面板及び振動可能な
    筐体振動板から成る筐体内に組み込まれ、該筐体を介し
    て前記体感可能な振動,前記呼び出し音,及び前記音声
    を発生する構造であることを特徴とする多機能振動アク
    チュエータ用駆動回路。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の多機能振動アクチュエー
    タ用駆動回路において、前記多機能振動アクチュエータ
    は、それぞれ中心軸部を挿着するための中心穴を有して
    ヨーク及び該ヨークに装置されるプレート間に永久磁石
    が挟み込まれて成る磁気回路と、前記中心軸部を挿着す
    る中心穴を有して該中心軸部に挿着された状態で前記磁
    気回路と同軸上に位置決めされるダンパと、前記磁気回
    路と同心円状に位置決めされて該磁気回路の空隙に配備
    されたコイルと、前記ダンパ及び前記ヨークの外周部に
    接着された支持台と、前記支持台に組み付けられて前記
    磁気回路が該支持台に対して離脱しないように柔軟に該
    磁気回路を支持する弾性支持部とを備えると共に、該磁
    気回路,該ダンパ,該コイル,該支持台,及び該弾性支
    持部を該支持台が接着される前記筐体振動板を含む前記
    筐体内にそれぞれ配備した構造であることを特徴とする
    多機能振動アクチュエータ用駆動回路。
JP10007739A 1998-01-19 1998-01-19 多機能振動アクチュエータ用駆動回路 Withdrawn JPH11205419A (ja)

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JP10007739A JPH11205419A (ja) 1998-01-19 1998-01-19 多機能振動アクチュエータ用駆動回路

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