JPH11204327A - 電磁石 - Google Patents

電磁石

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JPH11204327A
JPH11204327A JP2150698A JP2150698A JPH11204327A JP H11204327 A JPH11204327 A JP H11204327A JP 2150698 A JP2150698 A JP 2150698A JP 2150698 A JP2150698 A JP 2150698A JP H11204327 A JPH11204327 A JP H11204327A
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coil
conductor
electromagnet
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JP2150698A
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Koji Naruse
浩司 成瀬
Toshio Sasaoka
俊雄 笹岡
Ryuichi Sato
隆一 佐藤
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切削加工技術を利用して、コイルの線径を可
及的に細く、かつ、微細な巻回形状となるように導体コ
イルを形成した電磁石コイルを構成することにより、小
型で、かつ、部品点数の少ない高品質の電磁石を提供す
ること。 【解決手段】 磁性体軸心の周面上に、絶縁層、導電層
の順にこれらを同心円状に1層以上積層形成し、前記導
電層に対しバイトを突き当てつつ、当該両者の相対的な
回転及びトラバース移動を行なって、軸心巻回形状に切
削加工した導体コイルを形成し、前記磁性体軸心、前記
絶縁層、前記導体コイルが一体化された電磁石コイル
を、具備する構成にしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばリレー等に使用
される電磁石に係り、特に、切削加工技術を利用して、
コイルの線径を可及的に細く、かつ、微細な巻回形状と
なるように導体コイルが形成された電磁石コイルを、要
部として備える電磁石に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電磁石は、例えば、図4
に示されるように、電磁石コイル101が、ヨーク10
2と一体に配置されており、ヨーク102には、電磁石
コイル101に対し接離動作が可能な可動片103が取
り付けられている。また、電磁石コイル101は、図5
(a)の正面図、同図(b)の一部切り欠き断面図に示
されるように、鉄心(磁性体軸心)104が挿通配置さ
れたスプール105の周面上に、エナメル線等の電線巻
線106が巻回配置されている。
【0003】かかる電磁石の構成では、必要に応じて通
電される電磁石コイル101に起磁力が生じると、可動
片103が電磁石コイル101に吸引されて、鉄心10
4に接触した閉成状態が形成される。また、電磁石コイ
ル101への通電解除により可動片103が鉄心104
から離れる開放状態になる。この可動片103の接離動
作は、リレー等に応用できる。
【0004】このような電磁石の構成を、小型化要請に
対処できるものとするためには、電磁石コイル101を
小型化しなければならない。従来は、電磁石コイル10
1の小型化を図るため、電線巻線106の線径を可及的
に細く、かつ、電線巻線106を微細なピッチで巻回す
ることを行なった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の電磁石の場合においては、スプール105は、
鉄心104と電線巻線106層との間の電気的な絶縁性
能が電磁石構造で要求される値以上となるように、合成
樹脂を成形して作製したものであり、電磁石コイル10
1の小型化を図るうえで障害となるものであった。
【0006】また、スプール105(鉄心104)の周
囲に電線巻線106を巻回するため、巻線機及びこれに
付随される各種設備が必要となり、また、巻線機による
巻回動作時に電線巻線106へのテンションコントロー
ルが適正になされていたとしても、電線巻線106の線
径が細くなるにつれて断線等の事故が発生する等の問題
が生じやすかった。
【0007】本発明は、上記課題に着目し、また、近
年、切削加工技術が飛躍的に進んだことに着目してなさ
れたものであり、その目的とするところは、切削加工技
術を利用して、コイルの線径を可及的に細く、かつ、微
細な巻回形状となるように導体コイルを形成した電磁石
コイルを構成することにより、小型で、かつ、部品点数
の少ない高品質の電磁石を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1に記
載の発明は、磁性体軸心の周面上に、絶縁層、導電層の
順にこれらを同心円状に1層以上積層形成し、前記導電
層に対しバイトを突き当てつつ、当該両者の相対的な回
転及びトラバース移動を行なって、軸心巻回形状に切削
加工した導体コイルを形成し、前記磁性体軸心、前記絶
縁層、前記導体コイルが一体化された電磁石コイルを、
具備する構成にしたことを特徴とする電磁石にある。
【0009】そして、この出願の請求項1に記載の発明
によれば、電磁石コイルに施される導体コイルは、導電
層に対しバイトを突き当てつつ、当該両者の相対的な回
転及びトラバース移動を行なって、軸心巻回形状に切削
加工して得るものであるので、コイルの線径を可及的に
細く、かつ、微細な巻回形状となるように形成できよ
う。
【0010】更に、このような切削加工によると、導体
コイルの断線発生を未然に防止することができ、また、
導体コイルの磁性体軸心側には絶縁層が介在されている
ため、磁性体軸心と導体コイル(導電層)との間に、別
途用意したスプール等のような絶縁構造物を配置しなく
ても済むことになり、小型で、かつ、部品点数の少ない
高品質の電磁石を提供することができよう。
【0011】この出願の請求項2に記載の発明は、前記
絶縁層及び前記導電層は、共に蒸着により被着された皮
膜であることを特徴とする請求項1に記載の電磁石装置
にある。
【0012】そして、この出願の請求項2に記載の発明
によれば、磁性体軸心の周面上に、絶縁層、導電層の順
にこれらを同心円状に1層以上積層形成する工程を、蒸
着法で行えるため、絶縁層及び導電層の厚さを共に、可
及的に薄く形成できよう。例えば、絶縁層及び導電層を
共に2層以上積層形成する場合、磁性体軸心と導体コイ
ルとの間、導体コイルと導体コイルとの間の絶縁が十分
確保できる範囲で絶縁層を可及的に薄く形成したり、ま
た、コイルの線径を可及的に細く、かつ、微細な巻回形
状となるように導体コイルを形成するために、導電層を
可及的に薄く形成したりすることを容易に達成できよ
う。
【0013】この出願の請求項3に記載の発明は、前記
導体コイルは、前記バイトの形状に応じてコイルの線径
及び溝間ピッチを変更できることを特徴とする請求項1
〜2の何れかに記載の電磁石にある。
【0014】そして、この出願の請求項3に記載の発明
によれば、形状の異なる複数種のバイトの中から適宜選
定したバイトを用いることにより、所望通りにコイルの
線径及び溝間ピッチを変更した導体コイルを形成できよ
う。
【0015】この出願の請求項4に記載の発明は、前記
電磁石コイルは、前記導体コイルが2層以上のとき、同
一巻き方向へ電流が流れるように、コイル端面で導体コ
イル相互を直列接続したことを特徴とする請求項1〜3
の何れかに記載の電磁石にある。
【0016】そして、この出願の請求項4に記載の発明
によれば、導体コイルの各層間において、同一巻き方向
へ電流が流れるように、導体コイル相互を直列接続した
ことになるため、巻線機を用いて電線コイルを2層巻き
以上に連続巻回したのと同様の巻回構成の電磁石コイル
を作製できよう。
【0017】この出願の請求項5に記載の発明は、前記
電磁石コイルは、前記導体コイルが2層以上のとき、コ
イル端面で導体コイル相互を直列接続するため、導電性
接着剤を用いたことを特徴とする請求項1〜4の何れか
に記載の電磁石にある。
【0018】ここで、導電性接着剤とは、圧力をかけた
ところのみ導通が確保されるような接着剤である。
【0019】そして、この出願の請求項5に記載の発明
によれば、導体コイルの各層間において、同一巻き方向
へ電流が流れるように、導体コイル相互を直列接続した
状態が、コイル端面で導電性接着剤を用いた接続処置で
確保されるため、巻線機を用いて電線コイルを2層巻き
以上に連続巻回したのと同様の巻回構成の電磁石コイル
を作製できよう。
【0020】この出願の請求項6に記載の発明は、前記
電磁石コイルは、前記導体コイルが2層以上のとき、コ
イル端面で導体コイル相互を直列接続するため、導電性
接続子が形成された貼着ディスクを用いたことを特徴と
する請求項1〜4の何れかに記載の電磁石にある。
【0021】そして、この出願の請求項6に記載の発明
によれば、導体コイルの各層間において、同一巻き方向
へ電流が流れるように、導体コイル相互を直列接続した
状態が、コイル端面で貼着ディスクを用いた接続処置で
確保されるため、巻線機を用いて電線コイルを2層巻き
以上に連続巻回したのと同様の巻回構成の電磁石コイル
を作製できよう。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
につき、図面に基づいて詳細に説明する。
【0023】近年、切削加工技術が飛躍的に進展し、加
工対象物に対し超微細な切削加工を施すことができるよ
うになった。本発明の実施形態では、切削加工技術を応
用して電磁石コイルを作製し、この電磁石コイルを要部
として、図4に基づき原理説明したように、リレー等に
応用できる電磁石を構成している。
【0024】かかる電磁石は、図1(a)の正面図、同
図(b)の一部切り欠き断面図に示されるように、電磁
石コイル1として、鉄心(磁性体軸心)2の周面上に、
絶縁層3a、導体コイル4a、絶縁層3b、導体コイル
4bの順に、これらが2層以上積層配置されたものを適
用している。なお、ここでは図面の複雑化を回避するた
め、絶縁層及び導体コイルの2層配置構造を示してい
る。
【0025】この電磁石コイル1を作製する工程を図2
に示す。同図に示されるように、この作製工程は、蒸着
法による積層工程〈工程1〉、バイトを用いる切削加工
の工程〈工程2〉、コイル端面での層間接続工程〈工程
3〉の順に実施される。
【0026】蒸着法による積層工程〈工程1〉では、鉄
心2の周面上に、PES等の絶縁層3A、銅層(導電
層)4Aの順に、これらを同心円状に積層形成すること
を、積層配置したい導体コイルの層数分だけ繰り返す処
理を行ない、磁石基材1Aを得る。図示例では、2回繰
り返し状態が示される。
【0027】続く、バイトを用いる切削加工の工程〈工
程2〉では、磁石基材1Aを保持具1Bにより軸回転可
能に支えた状態で、最外周の導電層4Aに対しバイト5
を突き当てつつ、この両者の相対的な回転及びトラバー
ス移動を行なって、軸心巻回形状に切削加工し、導体コ
イル4a,4b等を形成させる。この際、絶縁層3a,
3b等が形成される。なお、本実施形態では、保持具1
Bをモータ1Cにより回転駆動して磁石基材1Aを軸回
転させる一方、バイト5をトラバース移動させる動作
と、磁石基材1Aに対しバイト5を半径方向へ前進後退
させる動作とを組合せて切削加工を進めた。
【0028】続く、コイル端面での層間接続工程〈工程
3〉では、詳しくは後述するように、導電性接着剤を用
い、または導電性接続子が形成された貼着ディスクを用
いて、同一巻き方向へ電流が流れるように、コイル端面
で導体コイル4a,4b等相互を直列接続する。
【0029】この〈工程1〉〜〈工程3〉を経て、鉄心
2、絶縁層3a,3b、導体コイル4a,4b等が一体
化された電磁石コイル1を得るようにしたため、この電
磁石コイル1を要部として構成される電磁石には、〈工
程1〉〜〈工程3〉の各々毎に次のような利点が与えら
れる。
【0030】蒸着法による積層工程〈工程1〉では、絶
縁層3A及び導電層4Aを共に可及的に薄く形成でき
る。本実施形態では、例えば、絶縁層3Aの膜厚は、3
μm程度の厚さにしたが、鉄心2と導体コイル4aとの
間、導体コイル4aと導体コイル4bとの間等における
絶縁が十分確保できる範囲で絶縁層3A(絶縁層3a,
3b等)を更に薄く形成できる。また、導電層4Aの膜
厚は、5μm程度の厚さにしたが、導体コイル4a,4
b等の発熱等で絶縁層が劣化されない等の条件が整えば
導電層4Aを更に薄く形成できるので、コイルの線径を
可及的に細く、かつ、微細な巻回形状となるように導体
コイル4a,4b等を形成することが可能になる。
【0031】バイト5を用いる切削加工の工程〈工程
2〉では、上記したように最外周の導電層4Aに対しバ
イト5を突き当てつつ、この両者の相対的な回転及びト
ラバース移動を行なって、軸心巻回形状に切削加工し、
導体コイル4a,4b等を形成させるので、コイルの線
径を可及的に細く、かつ、微細な巻回形状となるように
形成することを基本的に行える。更に、このような切削
加工によると、以下列挙するような特有の効果が得られ
る。
【0032】(1)導体コイル4a,4b等の断線発生
を未然に防止することができる。
【0033】(2)導体コイル4a,4b等の鉄心2側
には常に絶縁層3a,3b等が介在されることになるた
め、鉄心2と導体コイル4a,4b等との間に、別途用
意したスプール等のような絶縁構造物を配置しなくても
済むことになり、小型で、かつ、部品点数の少ない高品
質の電磁石を提供することができようになる。
【0034】(3)導体コイル4a,4b等は、バイト
5の形状に応じてコイルの線径及び溝間ピッチを変更で
きることから、形状の異なる複数種のバイトの中から適
宜選定したバイトを用いることにより、所望通りにコイ
ルの線径及び溝間ピッチを変更した導体コイルを形成で
きようになる。
【0035】コイル端面での層間接続工程〈工程3〉で
は、導体コイル4a,4b等の各層において、同一巻き
方向へ電流が流れるように、導電性接着剤を用い、また
は導電性接続子が形成された貼着ディスクを用いて、コ
イル端面で導体コイル相互を直列接続する。
【0036】まず、導電性接続子が形成された貼着ディ
スクを用いる実施形態について説明する。この例では、
図3(a)に示されるように、導電性接続子6a〜6d
が形成されたパターンAの貼着ディスク7と、同図
(b)に示されるように、導電性接続子8a〜8dが形
成されたパターンBの貼着ディスク9を用意する。
【0037】貼着ディスク7の導電性接続子6a〜6d
のうち、導電性接続子6a,6bは、鉄心2側から見て
2層目と3層目との各導体コイルの接続用となり、ま
た、導電性接続子6c,6dは、鉄心2側から見て4層
目と5層目との各導体コイルの接続用となる。
【0038】他方、貼着ディスク9の導電性接続子8a
〜8dのうち、導電性接続子8a,8bは、鉄心2側か
ら見て1層目と2層目との各導体コイルの接続用とな
り、また、導電性接続子8c,8dは、鉄心2側から見
て3層目と4層目との各導体コイルの接続用となる。
【0039】一方のコイル端面に貼着ディスク7を、他
方のコイル端面に貼着ディスク9を貼り付けることによ
り、導体コイル4a,4b等の各層間において、同一巻
き方向へ電流が流れるように、導体コイル相互を直列接
続した状態が確保される。なお、パターンA,Bを形成
する導電性接続子は、例えば銅等でエッチングや蒸着に
よって制作したが、各層の導体コイル間の導電性が確保
されるのであれば、どのような材料、制作手法を適用し
てもよいものである。
【0040】次に、導電性接着剤(圧力をかけたところ
のみ導通が確保されるような接着剤)を用いる実施形態
について説明する。この例では、両方のコイル端面に導
電性接着剤を塗布した状態で、上記のパターンA,Bと
同条件で互い違いとなるように圧力をかけることによ
り、導体コイル4a,4b等の各層間において、同一巻
き方向へ電流が流れるように、導体コイル相互を直列接
続した状態が確保される。
【0041】前述の如く、導体コイルの各層間におい
て、同一巻き方向へ電流が流れるように、導体コイル相
互を直列接続した状態が、コイル端面で貼着ディスクを
用い、または導電性接着剤を用いた接続処置で確保され
るため、巻線機を用いて電線コイルを2層巻き以上に連
続巻回したのと同様の巻回構成の電磁石コイルを作製で
きることになる。
【0042】次に、本実施形態の電磁石コイルと、従来
の電磁石コイルとを対比して考察する。従来の電磁石コ
イルとしては、鉄心:Φ1.8mm,L9.8mm、ス
プール:肉厚0.1mmであり、スプール上に線径0.
031mmの絶縁電線を10600回巻いたものがあ
る。この従来装置の電磁石コイルは、最大径が5mmで
ある。
【0043】これと同様の磁石性能の本実施形態の電磁
石コイルは、従来と同じ鉄心:Φ1.8mm,L9.8
mmを使用し、絶縁層の膜厚:5μm、銅層の膜厚:5
μmを施して磁石基材を構成し、この磁石基材に対し1
0μピッチで10μmの線幅を切削加工し、従来の10
600回巻と同じ巻回数にして得られる。この本実施形
態の電磁石コイルは、最大径が約2。1mmで、コイル
の層数が24である。よって、従来よりも著しく小型化
されたものとなる。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明かなように、本発明に
よれば、切削加工技術を利用して、コイルの線径を可及
的に細く、かつ、微細な巻回形状となるように導体コイ
ルを形成した電磁石コイルを構成することにより、小型
で、かつ、部品点数の少ない高品質の電磁石を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる電磁石の構成説明図である。
【図2】本発明にかかる電磁石を作製する工程を示す工
程説明図である。
【図3】本発明にかかる電磁石を作製する工程における
コイル端面での層間接続に使用する材料の説明図であ
る。
【図4】従来の電磁石の原理説明図である。
【図5】従来の電磁石の構成説明図である。
【符号の説明】
1 電磁石コイル 1A 磁石基材 1B 保持具 2 鉄心(磁性体軸心) 3a 絶縁層 3b 絶縁層 3A 絶縁層 4a 導体コイル 4b 導体コイル 4A 導電層 5 バイト 6a〜6d 導電性接続子 7 貼着ディスク 8a〜8d 導電性接続子 9 貼着ディスク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性体軸心の周面上に、絶縁層、導電層
    の順にこれらを同心円状に1層以上積層形成し、前記導
    電層に対しバイトを突き当てつつ、当該両者の相対的な
    回転及びトラバース移動を行なって、軸心巻回形状に切
    削加工した導体コイルを形成し、前記磁性体軸心、前記
    絶縁層、前記導体コイルが一体化された電磁石コイル
    を、具備する構成にしたことを特徴とする電磁石。
  2. 【請求項2】 前記絶縁層及び前記導電層は、共に蒸着
    により被着された皮膜であることを特徴とする請求項1
    に記載の電磁石。
  3. 【請求項3】 前記導体コイルは、前記バイトの形状に
    応じてコイルの線径及び溝間ピッチを変更できることを
    特徴とする請求項1〜2の何れかに記載の電磁石。
  4. 【請求項4】 前記電磁石コイルは、前記導体コイルが
    2層以上のとき、同一巻き方向へ電流が流れるように、
    コイル端面で導体コイル相互を直列接続したことを特徴
    とする請求項1〜3の何れかに記載の電磁石。
  5. 【請求項5】 前記電磁石コイルは、前記導体コイルが
    2層以上のとき、コイル端面で導体コイル相互を直列接
    続するため、導電性接着剤を用いたことを特徴とする請
    求項1〜4の何れかに記載の電磁石。
  6. 【請求項6】 前記電磁石コイルは、前記導体コイルが
    2層以上のとき、コイル端面で導体コイル相互を直列接
    続するため、導電性接続子が形成された貼着ディスクを
    用いたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の
    電磁石。
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