JP2001258192A - 巻線固定子およびその製造方法 - Google Patents

巻線固定子およびその製造方法

Info

Publication number
JP2001258192A
JP2001258192A JP2000065267A JP2000065267A JP2001258192A JP 2001258192 A JP2001258192 A JP 2001258192A JP 2000065267 A JP2000065267 A JP 2000065267A JP 2000065267 A JP2000065267 A JP 2000065267A JP 2001258192 A JP2001258192 A JP 2001258192A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
forming
wiring sheet
coil
flexible film
laminated coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000065267A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Ota
斎 太田
Takao Obara
隆雄 小原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2000065267A priority Critical patent/JP2001258192A/ja
Publication of JP2001258192A publication Critical patent/JP2001258192A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単位空間あたりのコイルの占積率が大きく、
ロータやステータが複雑な形状を有していてもコイル導
体の占積率が大きく、機器の小形化にともなってコイル
線径が小さくなっても、ハンドリングにともなう絶縁不
良などを防止し、所定の出力が得られる、特に、高効率
の電磁界応用機器である例えば超小型のモータの巻線処
理に有用な巻線固定子およびその製造方法を得る。 【解決手段】 所定位置に貫通孔を有する積層コイル1
1を形成する工程と、配線パターン15を有する配線シ
ート14を形成する工程と、積層コイル11と配線シー
ト14を接合する工程と、積層コイル11と接合された
配線シート14を鉄芯17,18に固定する工程とを含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば回転電動
機やリニアモータなどの電磁界応用機器の巻線固定子お
よびその製造方法に関し、特に、この巻線固定子を搭載
した超小型化の電磁界応用機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は例えば特開昭58−89042
号公報に示された従来のラジアルギャップ型のモータを
示すもので、図11(a)はその断面図、図11(b)
はその平面図である。このモータは、巻線固定子が回転
するインナーロータ型である。図において、1はハウジ
ング、2はハウジング1に固定された永久磁石、3は軸
受、4は回転子、5はワイヤ状コイル、6はコイル5を
巻付けるコア、7は接合部材、8は軸、9はスロットで
ある。コイル5〜軸8により回転子4を構成する。
【0003】このように構成されたモータにおいては、
ハウジング1に回転子4を支持するための軸受3が固定
されて、回転子4には、軸8が挿入され、軸受3によっ
て回転支持される。軸8に接合部材7が固定され、接合
部材7には、複数のスロット9を有するコア6が固定さ
れ回転子4を構成する。ワイヤ状コイル5はコア6の外
周に複数回巻回される。永久磁石2で構成された固定子
は回転子4の外側に配置され、ハウジング1に固定さ
れ、ラジアル方向に磁束を発生する磁極が軸8の円周方
向に等角度の間隔で配置される。ワイヤ状コイル5への
給電によって、ラジアル方向に磁界を発生させて交番磁
界をつくり回転子4を回転させる。
【0004】ワイヤ状コイル5の巻線処理を行うため
に、図12に示すように、コア6を巻線部6aと非巻線
部6bに分割して形成する。すなわち、巻線部6aをそ
の内側に嵌合のための凸部を設けた形状に形成し、作業
ボビン10にワイヤ状コイル5を巻回した後、巻線部6
aの内側から巻回したワイヤ状コイル5を挿入する。巻
線部6aの内側の断面は長方形状であるため、巻回した
ワイヤ状コイル5の巻線部6aへの挿入が可能となる。
次に、非巻線部6bは、その外周に嵌合のための凹部を
設けた形状に形成し、接合部材7および軸8を嵌合す
る。巻線部6aの凸部と非巻線部6bの凹部を嵌合して
固定子を形成する。
【0005】このように、コア6を分割して巻線処理を
行う方法は、回転子4が永久磁石2と軸8で構成され、
ハウジング1に固定される固定子としてワイヤ状コイル
5がコア6に巻回されたモータにも適用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来、これらのモータ
などの電磁界応用機器はいわゆる巻線によって作られ、
すなわち、コイルを巻線機で巻くことによって作られて
いた。電磁界応用機器の小形化および高効率化を達成す
るためには、コイルに流れる電流を増加し、コイルに強
い磁界を発生させることが必要となる。
【0007】従来のコアに巻線を施す方式では、機器の
小形化にともなって単位空間あたりのコイル導体の占め
る率(占積率)が小さくなり、効率が低下したり、作業
ボビンに巻回した後コアに挿入する必要があるなどコイ
ルのハンドリングのためにコイル線径が小さくなるにし
たがってコイルの絶縁皮膜の破壊をもたらす問題があっ
た。したがって、小形化には限度があり、ある程度の出
力が得られる機器を製造することが困難であった。
【0008】また、回転子や固定子の磁気的飽和を防止
し、漏洩磁束を少なくするために、回転子や固定子の形
状が複雑となり巻線が困難になる。このため、コアを分
割して巻線する場合でも、直径が数ミリ以下のマイクロ
モータなどでは、コイルの線径が数十ミクロン以下とな
るため、部品の嵌合やハンドリングが困難となり、分割
したコアの嵌合時にコアの絶縁不良が生じてコイル給電
時に渦電流が発生し、効率が著しく低下する問題がある
など巻線作業が難しくなっている。
【0009】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたものであり、単位空間あたりのコイル
の占積率が大きく、したがって、高効率の電磁界応用機
器に用いられる巻線固定子およびその製造方法を提供す
ることにある。また、この発明は、ロータやステータが
複雑な形状を有していてもコイル導体の占積率が大きな
巻線固定子およびその製造方法を提供することにある。
さらに、この発明は、機器の小形化にともなってコイル
線径が小さくなっても、ハンドリングにともなう絶縁不
良などを防止し、所定の出力が得られる巻線固定子およ
びその製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る巻
線固定子は、配線パターンが形成された配線シートと、
貫通孔を有し、上記配線シートに接合された積層コイル
と、該配線シートが固定された鉄芯とを備えたものであ
る。
【0011】請求項2の発明に係る巻線固定子は、請求
項1の発明において、上記鉄芯は、内輪と外輪に分割さ
れ、該内輪の鉄芯は上記積層コイルの上記貫通孔に挿入
されて該積層コイルの磁路を形成するための凸部を有す
るものである。
【0012】請求項3の発明に係る巻線固定子は、請求
項1または2の発明において、上記配線シートは、可撓
性膜を有し、該可撓性膜上に上記積層コイルが形成され
ているものである。
【0013】請求項4の発明に係る巻線固定子の製造方
法は、所定位置に貫通孔を有する積層コイルを形成する
工程と、配線パターンを有する配線シートを形成する工
程と、上記積層コイルと上記配線シートを接合する工程
と、上記積層コイルと接合された上記配線シートを鉄芯
に固定する工程とを含むものである。
【0014】請求項5の発明に係る巻線固定子の製造方
法は、請求項4の発明において、上記積層コイルを形成
する工程は、基板上に絶縁層を形成する工程と、該絶縁
層に導電路の空隙部を形成する工程と、該空隙部に導電
材料を充填する工程とを含むものである。
【0015】請求項6の発明に係る巻線固定子の製造方
法は、請求項4の発明において、上記積層コイルを形成
する工程は、基板上に可撓性膜を形成する工程と、該可
撓性膜に導電路の空隙部を形成する工程と、該空隙部に
導電材料を充填する工程とを含むものである。
【0016】請求項7の発明に係る巻線固定子の製造方
法は、請求項4〜6のいずれかの発明において、上記配
線シートを形成する工程は、基板上に可撓性膜を形成す
る工程と、該可撓性膜に導電膜を形成する工程と、該導
電膜をエッチングして導電路を形成し、再度可撓性膜を
形成する工程と、該可撓性膜に上記導電路に対応した空
隙部を形成する工程と、該空隙部に導電材料を充填する
工程とを含むものである。
【0017】請求項8の発明に係る巻線固定子の製造方
法は、請求項7の発明において、上記可撓性膜に上記導
電路に対応した空隙部を形成する工程では、上記導電路
の特定のものに対応して空隙部を形成するものである。
【0018】請求項9の発明に係る巻線固定子の製造方
法は、請求項4〜8のいずれかの発明において、上記配
線シートを端子台に巻付けて固定し、該端子台と上記鉄
芯を固定した後、該鉄芯に上記積層コイルを固定したも
のである。
【0019】請求項10の発明に係る巻線固定子の製造
方法は、請求項9の発明において、上記配線シートが巻
き付けられる上記端子台として多数個分の端子台が連な
った長いものを形成し、該端子台を作業棒に挿入し、該
作業棒の軸端部の箇所で転がしながら、上記配線シート
を巻き付け、最後に、上記作業棒を外して所定の長さに
切断するものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
一例として電磁界応用機器の例えばマイクロモータに適
用した場合を例にとり、図を参照して説明する。 実施の形態1.図1〜図6は、この発明の実施の形態1
を示す製造工程図である。図において、11はスパイラ
ル型の積層コイル、12はコアを貫通させるための貫通
孔、13は積層コイル11を接続するための電極パッ
ド、14は積層コイル11を配線処理するための配線シ
ート、15は配線シート14に形成した配線パターン、
16は可撓性膜である。また、17は積層コイル11に
巻線処理されるコア内輪、18はコア外輪である。コア
内輪17は積層コイル11の磁路を形成するための凸部
17aを有し、コア内輪17とコア外輪18によりコア
即ち鉄芯を構成する。
【0021】巻線処理は、図1に示す手順で行われる。
まず、図1(a)と図1(b)に示すように、積層コイ
ル11および配線シート14をフォトロリソ工程、エッ
チング、メッキ、成膜などの工程により作製する。次
に、図1(c)に示すように、積層コイル11と配線シ
ート14を電極パッド13の箇所で接合する。配線シー
ト14の電極パッド13上に形成してある半田を加熱す
ることによって、積層コイル11と配線シート14を接
合する。別途、積層コイル11と図1(d)に示す鉄芯
を構成するコア内輪17およびコア外輪18とを例えば
ワイヤーカット放電加工などにより加工しておき、図1
(e)に示すように、接合した積層コイル11と配線シ
ート14をコア内輪17に固定する。このとき、積層コ
イル11の貫通孔12にコア内輪17の凸部17aが挿
入される。最後に、図1(f)に示すように、積層コイ
ル11および配線シート14が固定されたコア内輪17
をコア外輪18に挿入して接着することによって、コア
に巻線処理を行うことができる。
【0022】図2は、図1の積層コイル11を拡大して
示すもので、この積層コイル11は、図3〜図4に示す
プロセスにしたがって、例えばシリコンなどの基板の上
に作製することができる。なお、図3(a)〜(q)お
よび図4(a)〜(f)のプロセスは、図2における1
個の積層コイル11のAA断面について示してある。
【0023】まず、基板19上に電極膜20をスパッタ
などの方法で成膜する(図3(a))。電極膜20とし
ては、例えばシリコン基板を用いるときには、膜の密着
性を良好にするために、Cr/Cu/Crの3層で構成
する。次に、図3(b)に示すように、レジスト21を
塗布して、貫通孔12と電極パッド13に相当するパタ
ーンを形成する。イオンビームエッチングにより、レジ
スト21で形成したパターン以外の箇所の電極膜20を
除去する(図3(c))。レジスト21を酸素ガスを用
いた反応性イオンエッチングで除去し、絶縁層22を成
膜する(図3(d))。絶縁層22は、例えば、SiO
2をプラズマCVDなどの方法で形成することができ
る。
【0024】なお、本実施の形態では、電極膜20のエ
ッチングをイオンビームエッチングで、レジスト21の
除去を反応性イオンエッチングで行っているが、コイル
の線幅などが大きい場合には、電極膜20を酸性の溶液
を用いたウェットエッチングで、レジスト21の除去は
溶剤で行うことも可能である。
【0025】絶縁層22の上にレジスト21を塗布し
て、貫通孔12と電極パッド13の箇所にレジスト21
が残らないパターンを形成し(図3(e))、レジスト
21をマスクとして、例えば、フッ素系のガスを用いた
反応性イオンエッチングにより、これらの箇所の絶縁層
22を除去する(図3(f))。電気メッキにより、空
隙部にCuを充填して、表面を研磨する(図3
(g))。以上の手順で、貫通孔12と電極パッド13
の箇所を始めに形成しておく。
【0026】次に、スパイラル型のコイルを積層して行
く。図3(h)に示すように、電極膜20を成膜し、貫
通孔12、電極パッド13、微細コイル23の箇所のパ
ターンをレジスト21でフォトリソ工程で形成する。イ
オンビームエッチングで電極膜20を加工し、レジスト
21を反応性イオンエッチングで除去する(図3
(i))。絶縁層22をプラズマCVDで成膜し、この
絶縁層22をエッチングするための絶縁層加工用マスク
24として、例えばCuをスパッタなどで成膜する(図
3(j))。
【0027】次に、絶縁層加工用マスク24の上にレジ
スト21を塗布して、貫通孔12、電極パッド13、微
細コイル23の箇所にレジスト21が残らないパターン
をフォトリソ工程で形成し(図3(k))、イオンビー
ムエッチングで絶縁層加工用マスク24をエッチングす
る(図3(l))。このマスクを用いて、応性イオンエ
ッチングで絶縁層22をエッチングし(図3(m))、
空隙部にCuを電気メッキで充填して、メッキ後表面を
研磨する(図3(n))。
【0028】絶縁層22のエッチング時に絶縁層加工用
マスク24を用いるのは、レジスト21と絶縁層22の
応性イオンエッチング時の選択比は約1程度であり、絶
縁層22の厚さは、レジスト21の厚さとほぼ同じ数ミ
クロン程度となる。微細なコイルで高占積率コイルを得
るためには、絶縁層22の厚さは数十ミクロン程度必要
な場合もあり、マスクと絶縁層22の加工の選択比を1
0以上にする必要がある。このため、本実施の形態で
は、絶縁層加工用マスク24を用いて微細コイル23の
絶縁層22をエッチングするプロセスについて述べてあ
る。なお、絶縁層22の厚さが薄くても良い場合には、
レジスト21をマスクとして、微細コイル23絶縁層2
2をエッチングすることも可能である。
【0029】以上の工程で、1層の微細コイル23を作
製し、次に、図3(o)に示すように、微細コイル23
を積層するため、微細コイル23の層間の絶縁層22を
成膜する。レジスト21を塗布して、貫通孔12、電極
パッド13、コンタクトホール25の箇所にレジスト2
1が残らないパターンを形成し(図3(p))、このレ
ジスト21をマスクとして絶縁層22をエッチングし
て、空隙部にCuを電気メッキで充填して表面を研磨す
る(図3(q))。なお、この層間の絶縁層22のエッ
チングのときに、絶縁層加工用マスク24は使用しない
が、これは、この絶縁層22は通常、数ミクロン以下の
薄い膜であるためである。
【0030】再度、図3(h)から図3(q)までの工
程を、微細コイル23を積層する回数分繰り返す(図4
(a))。次に、貫通孔12を形成するため、絶縁層2
2を成膜して(図4(b))、貫通孔12の箇所にレジ
スト21が残らないパターンを形成し(図4(c))、
絶縁層22をレジスト21をマスクとして、応性イオン
エッチングで加工する(図4(d))。そして、酸性の
溶液を用いたウェットエッチングにより、貫通孔12に
形成したCuを除去する(図4(e))。最後に、基板
を裏側から、応性イオンエッチングで除去して、積層コ
イル11を得ることができる(図4(f))。
【0031】図5は、図1の配線シート14を拡大して
示すもので、この配線シート14は、図6に示すプロセ
スにしたがって作製することができる。図6(a)〜
(m)のプロセスは、図5における配線シート14のB
B断面について示してある。
【0032】まず、基板19上に可撓性膜16を形成す
る(図6(a))。この可撓性膜16としては、感光性
ポリイミドを塗布、焼成して得ることができる。この可
撓性膜16の上に、電極膜20を成膜し(図6
(b))、電極パッド13および配線パターン15の箇
所にレジスト21が残るようにフォトリソ工程でパター
ンを形成する(図6(c))。イオンビームエッチング
で電極膜20をエッチングして(図6(d))、再度、
可撓性膜16を塗布し(図6(e))、フォトリソ工程
で電極パッド13および配線パターン15の箇所の可撓
性膜16を除去する(図6(f))。可撓性膜16とし
て用いる感光性ポリイミドは、レジスト21と同じよう
に、露光、現像のフォトリソ工程で所定のパターンを形
成することが可能である。可撓性膜16を焼成した後、
空隙部に電気メッキでCuを充填して研磨する(図6
(g))。
【0033】次に、複数個の配線パターン15を積層す
るために、層間の絶縁層として、可撓性膜16を塗布し
て(図6(h))、フォトリソ工程で電極パッド13の
箇所に空隙を形成し(図6(i))、可撓性膜16を焼
成した後、空隙部に電気メッキでCuを充填して研磨す
る(図6(j))。図6の(c)から(j)までを必要
な数の配線パターン15を積層する(図6(k))。電
極パッド13の箇所に積層コイル11の電極パッド13
を接合するための半田層26を電気メッキで形成して
(図6(l))、最後に基板19を裏側から、応性イオ
ンエッチングで除去して(図6(m))、配線シート1
4を得ることができる。
【0034】このように、本実施の形態では、上述のプ
ロセスを行うことにより、占積率の高い積層コイルを形
成することができ、マイクロモータの高出力化と高効率
化を図ることができる。また、基板上に微細なコイルを
多数個形成することができるので、安価にコイルを製造
することが可能となる。
【0035】実施の形態2.図7は、この発明の実施の
形態2を示す製造工程図である。尚、上記実施の形態1
では、配線シート14の作製時、電極パッド13と配線
パターン15は、電気メッキで形成するようにしたが、
配線パターン15の厚さを大きくする必要がない場合に
は、図7に示すプロセスにしたがって、工程を簡略にす
ることが可能である。
【0036】まず、図7(a)に示すように、基板19
上に可撓性膜16を形成する。表面に電極膜20を成膜
し(図7(b))、電極パッド13および配線パターン
15の箇所にレジスト21が残るようにフォトリソ工程
でパターンを形成する(図7(c))。イオンビームエ
ッチングで電極膜20をエッチングして(図7
(d))、再度、可撓性膜16を塗布し(図7(e))
フォトリソ工程で電極パッド13の箇所の可撓性膜16
を除去、焼成する(図7(f))。つまり、この図7
(f)では、可撓性膜16に導電路としての電極パッド
13および配線パターン15の内特定のもの即ち電極パ
ッド13に対応して実質的に空隙部を形成する。このよ
うにして、1層の配線パターン15を形成する。
【0037】次に、図7(b)から(f)までの工程を
配線パターン15の積層分だけ繰り返して、配線パター
ン15を形成する(図7(g))。電極パッド13の箇
所に積層コイル11の電極パッド13を接合するための
半田層26を電気メッキで形成して(図7(h))、最
後に基板19を裏側から、応性イオンエッチングで除去
して(図7(i))、配線シート14を得ることができ
る。
【0038】このように、本実施の形態では、上述のプ
ロセスのように、配線シート14を作製することによ
り、工程数を削減して、安価に製造し、巻線処理時間を
短縮して、コストの低減を図ることができる。
【0039】実施の形態3.図8は、この発明の実施の
形態3を示す製造工程図である。上記実施の形態1で
は、積層コイル11は、1個づつ個別に作製されるが、
積層コイル11が非常に小さく、ハンドリングが不可能
な場合には、積層コイル11の作製時に、図8(a)に
示すように、可撓性膜16上にコイルを形成することも
可能である。
【0040】図8(b)に示すように、まず、基板19
に電極膜20を成膜する。次に、レジスト21を塗布し
て、フォトリソ工程で、貫通孔12と電極パッド13の
箇所にレジスト21が残るパターンを形成して(図8
(c))、イオンビームエッチングで電極膜20をエッ
チングする。エッチング後にレジスト21を酸素ガスを
用い反応性イオンエッチングで除去して(図8
(d))、可撓性膜16を塗布する(図8(e))。フ
ォトリソ工程で貫通孔12と電極パッド13の箇所の可
撓性膜16を除去して焼成し、電気メッキでCuを充填
して研磨する(図8(f))。以上の工程で、積層コイ
ル11の下面に可撓性膜16を形成し、この上に、上述
した図3(h)〜(q)および図4(a)〜(f)の工
程に基づいてコイルを加工することにより、図8(a)
に示したように、可撓性膜16上に積層コイル11が固
定されたものを作製することができる。
【0041】このように、本実施の形態では、上述の手
順で、積層コイルを作製することにより、コイルが非常
に微細となっても、ハンドリングが可能となり、微細か
つ高占積率の巻線が可能となる。また、配線シート上へ
のコイルの接合に要する時間も短縮されるため、安価に
製造することが可能となる。さらに、可撓性膜は絶縁性
を有するため、コイル間の短絡などの不具合も少なくな
り、留止りも良く、信頼性の高いマイクロモータの作製
が可能となる。
【0042】実施の形態4.図9は、この発明の実施の
形態4を示す製造工程図である。上記実施の形態1で
は、積層コイル11は配線シート14に固定されてコア
に巻線処理されるが、配線シート14を巻付けた端子台
27を用いて巻線処理を行うものである。
【0043】まず、配線シート14を作製する(図9
(a))。別途、図9(b)に示す端子台27を加工し
ておき、配線シート14を端子台27に巻付ける(図9
(c))。この端子台27をコア内輪17に固定してお
き(図9(d))、積層コイル11をコア内輪17の凸
部17aに挿入し、その後、加熱して配線シート14の
半田層26を溶融して積層コイル11を接合する。端子
台27は、例えばポリカーボネートなどの樹脂や、セラ
ミクスを用いる。
【0044】このように、端子台27に配線シート14
を巻付けてコア内輪17に固定しておくことにより、積
層コイル11のハンドリング、接合時にコイルに余分の
力が作用しても、コイルを破損することなく、留止りの
良好な巻線処理を行うことが可能になる。
【0045】斯くして、本実施の形態では、端子台に配
線シートを巻付けてコア内輪に固定しておくことで、積
層コイルのハンドリング、接合時にコイルに余分の力が
作用しても、コイルを破損することなく、留止りの良好
な巻線処理を行うことができ、また、組立に要する時間
を短縮することもできる。さらに、配線パターンの折れ
曲がりによる破損もなくなり、信頼性の高いものを得る
ことができる。
【0046】実施の形態5.図10は、この発明の実施
の形態5を示す製造工程図である。上記実施の形態4で
は、モータ1台分の端子台27を作製するプロセスにつ
いて説明したが、図10に示す手順にしたがって、多数
個の端子台27を一括して作製することもできる。
【0047】まず、図10(a)に示すように、配線シ
ート14として、多数個分が1つのシートに形成されて
いるものを作製する。また、図10(b)に示すよう
に、端子台として、多数個分の端子台27が連なった長
いものを作製し、作業棒28に挿入する。作業棒28の
軸端部の箇所で転がしながら、配線シート14を巻き付
ける(図10(c))。最後に、図10(d)に示すよ
うに、作業棒28外して、所定の長さに切断して、配線
シート14が取り付けられた端子台27を多数個作製す
ることができる。
【0048】このように、本実施の形態では、端子台を
一括して作製することにより、作業時間を短縮でき、安
価なマイクロモータを製造することができる。
【0049】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、配線パターンが形成された配線シートと、貫通孔を
有し、上記配線シートに接合された積層コイルと、該配
線シートが固定された鉄芯とを備えたので、占積率の高
い積層コイルを有する巻線固定子を得ることができ、こ
れを使用するマイクロモータ等の電磁界応用機器の高出
力化と高効率化に寄与できるという効果がある。
【0050】また、請求項2の発明によれば、上記鉄芯
は、内輪と外輪に分割され、該内輪の鉄芯は上記積層コ
イルの上記貫通孔に挿入されて該積層コイルの磁路を形
成するための凸部を有するので、鉄芯へのコイルの組立
が容易となり、巻線処理時間を短縮でき、以て、コスト
の低減を図ることができ、また、コイルが非常に微細と
なっても、ハンドリングが可能となり、微細かつ高占積
率の巻線が可能となるという効果がある。
【0051】また、請求項3の発明によれば、上記配線
シートは、可撓性膜を有し、該可撓性膜上に上記積層コ
イルが形成されているので、コイルが非常に微細となっ
ても、ハンドリングが可能となり、微細かつ高占積率の
巻線が可能となり、また、配線シート上へのコイルの接
合に要する時間も短縮されるため、安価に製造すること
が可能となり、さらに、可撓性膜は絶縁性を有するた
め、コイル間の短絡などの不具合も少なくなり、留止り
も良く、信頼性の高いマイクロモータの作製に寄与でき
るという効果がある。
【0052】また、請求項4の発明によれば、所定位置
に貫通孔を有する積層コイルを形成する工程と、配線パ
ターンを有する配線シートを形成する工程と、上記積層
コイルと上記配線シートを接合する工程と、上記積層コ
イルと接合された上記配線シートを鉄芯に固定する工程
とを含むので、占積率の高い積層コイルを有する巻線固
定子を得ることができ、これを使用するマイクロモータ
等の電磁界応用機器の高出力化と高効率化に寄与できる
という効果がある。
【0053】また、請求項5の発明によれば、上記積層
コイルを形成する工程は、基板上に絶縁層を形成する工
程と、該絶縁層に導電路の空隙部を形成する工程と、該
空隙部に導電材料を充填する工程とを含むので、基板上
に微細なコイルを多数個形成することができ、安価にコ
イルを製造することができるという効果がある。
【0054】また、請求項6の発明によれば、上記積層
コイルを形成する工程は、基板上に可撓性膜を形成する
工程と、該可撓性膜に導電路の空隙部を形成する工程
と、該空隙部に導電材料を充填する工程とを含むので、
コイルが非常に微細となっても、ハンドリングが可能と
なり、微細かつ高占積率の巻線が可能となり、また、配
線シート上へのコイルの接合に要する時間も短縮される
ため、安価に製造することが可能となり、さらに、可撓
性膜は絶縁性を有するため、コイル間の短絡などの不具
合も少なくなり、留止りも良く、信頼性の高いマイクロ
モータの作製に寄与できるという効果がある。
【0055】また、請求項7の発明によれば、上記配線
シートを形成する工程は、基板上に可撓性膜を形成する
工程と、該可撓性膜に導電膜を形成する工程と、該導電
膜をエッチングして導電路を形成し、再度可撓性膜を形
成する工程と、該可撓性膜に上記導電路に対応した空隙
部を形成する工程と、該空隙部に導電材料を充填する工
程とを含むので、占積率の高い積層コイルを形成するこ
とができ、また、基板上に微細なコイルを多数個形成す
ることができるため、安価にコイルを製造することが可
能になるという効果がある。
【0056】また、請求項8の発明によれば、上記可撓
性膜に上記導電路に対応した空隙部を形成する工程で
は、上記導電路の特定のものに対応して空隙部を形成す
るので、工程数を削減して、安価に製造し、巻線処理時
間を短縮して、コスト鉄芯へのコイルの組立が容易とな
り、巻線処理時間を短縮することにより、コストの低減
を図ることができるという効果ある。
【0057】また、請求項9の発明によれば、上記配線
シートを端子台に巻付けて固定し、該端子台と上記鉄芯
を固定した後、該鉄芯に上記積層コイルを固定したの
で、工程数を削減し巻線処理時間を短縮してコストの低
減を図ることができ、また、コイルを破損することなく
留止りの良好な巻線処理を行うことができ、コイル間の
絶縁特性が良好で信頼性の高いものを得ることができる
という効果がある。
【0058】また、請求項10の発明によれば、上記配
線シートが巻き付けられる上記端子台として多数個分の
端子台が連なった長いものを形成し、該端子台を作業棒
に挿入し、該作業棒の軸端部の箇所で転がしながら、上
記配線シートを巻き付け、最後に、上記作業棒を外して
所定の長さに切断するので、配線シートが取り付けられ
た端子台を一括して多数個作製でき、以て、作業時間を
短縮でき、安価なマイクロモータの製造に寄与できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による巻線処理法を
示す工程図である。
【図2】 この発明の実施の形態1における積層コイル
を拡大して示す斜視図である。
【図3】 この発明の実施の形態1における積層コイル
の加工プロセスを示す工程図である。
【図4】 この発明の実施の形態1における積層コイル
の加工プロセスを示す工程図である。
【図5】 この発明の実施の形態1における配線シート
を拡大して示す斜視図である。
【図6】 この発明の実施の形態1における配線シート
の加工プロセスを示す工程図である。
【図7】 この発明の実施の形態2における配線シート
の加工プロセスを示す工程図である。
【図8】 この発明の実施の形態3における積層コイル
の加工プロセスを示す工程図である。
【図9】 この発明の実施の形態4における端子台を用
いた巻線処理法を示す工程図である。
【図10】 この発明の実施の形態5における端子台の
作製プロセスを示す工程図である。
【図11】 従来のラジアルギャップ型のモータを示す
構成図である。
【図12】 従来のモータの巻線法を示す図である。 [符号の説明] 11 積層コイル、 12 貫通孔、 13 電極パッ
ド、 14 配線シート、 15 配線パターン、 1
6 可撓性膜、 17 コア内輪、 18 コア外輪、
19 基板、 20 電極膜、 21 レジスト、
22 絶縁層、23 微細コイル、 24 絶縁層加工
用マスク、 25 コンタクトホール、 26 半田
層、 27 端子台、 28 作業棒。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H603 AA09 BB01 BB12 CA02 CA05 CB01 CB13 CB16 CC11 CD04 CD25 CE13 EE12 FA02 FA25 5H604 AA08 BB01 BB14 CC02 CC05 CC13 DA01 DA21 DB17 DB26 PB02 PB03 5H615 AA01 BB01 BB14 PP11 PP12 QQ22 RR02 SS11 SS38 TT14 TT21 TT23 TT35

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線パターンが形成された配線シート
    と、 貫通孔を有し、上記配線シートに接合された積層コイル
    と、 該配線シートが固定された鉄芯とを備えたことを特徴と
    する巻線固定子。
  2. 【請求項2】 上記鉄芯は、内輪と外輪に分割され、該
    内輪の鉄芯は上記積層コイルの上記貫通孔に挿入されて
    該積層コイルの磁路を形成するための凸部を有すること
    を特徴とする請求項1記載の巻線固定子。
  3. 【請求項3】 上記配線シートは、可撓性膜を有し、該
    可撓性膜上に上記積層コイルが形成されていることを特
    徴とする請求項1または2記載の巻線固定子。
  4. 【請求項4】 所定位置に貫通孔を有する積層コイルを
    形成する工程と、 配線パターンを有する配線シートを形成する工程と、 上記積層コイルと上記配線シートを接合する工程と、 上記積層コイルと接合された上記配線シートを鉄芯に固
    定する工程とを含むことを特徴とする巻線固定子の製造
    方法。
  5. 【請求項5】 上記積層コイルを形成する工程は、基板
    上に絶縁層を形成する工程と、該絶縁層に導電路の空隙
    部を形成する工程と、該空隙部に導電材料を充填する工
    程とを含むことを特徴とする請求項4記載の巻線固定子
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 上記積層コイルを形成する工程は、基板
    上に可撓性膜を形成する工程と、該可撓性膜に導電路の
    空隙部を形成する工程と、該空隙部に導電材料を充填す
    る工程とを含むことを特徴とする請求項4記載の巻線固
    定子の製造方法。
  7. 【請求項7】 上記配線シートを形成する工程は、基板
    上に可撓性膜を形成する工程と、該可撓性膜に導電膜を
    形成する工程と、該導電膜をエッチングして導電路を形
    成し、再度可撓性膜を形成する工程と、該可撓性膜に上
    記導電路に対応した空隙部を形成する工程と、該空隙部
    に導電材料を充填する工程とを含むことを特徴とする請
    求項4〜6のいずれかに記載の巻線固定子の製造方法。
  8. 【請求項8】 上記可撓性膜に上記導電路に対応した空
    隙部を形成する工程では、上記導電路の特定のものに対
    応して空隙部を形成することを特徴とする請求項7記載
    の巻線固定子の製造方法。
  9. 【請求項9】 上記配線シートを端子台に巻付けて固定
    し、該端子台と上記鉄芯を固定した後、該鉄芯に上記積
    層コイルを固定したことを特徴とする請求項4〜8のい
    ずれかに記載の巻線固定子の製造方法。
  10. 【請求項10】 上記配線シートが巻き付けられる上記
    端子台として多数個分の端子台が連なった長いものを形
    成し、該端子台を作業棒に挿入し、該作業棒の軸端部の
    箇所で転がしながら、上記配線シートを巻き付け、最後
    に、上記作業棒を外して所定の長さに切断するようにし
    たことを特徴とする請求項9記載の巻線固定子の製造方
    法。
JP2000065267A 2000-03-09 2000-03-09 巻線固定子およびその製造方法 Pending JP2001258192A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000065267A JP2001258192A (ja) 2000-03-09 2000-03-09 巻線固定子およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000065267A JP2001258192A (ja) 2000-03-09 2000-03-09 巻線固定子およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001258192A true JP2001258192A (ja) 2001-09-21

Family

ID=18584829

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000065267A Pending JP2001258192A (ja) 2000-03-09 2000-03-09 巻線固定子およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001258192A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1806823A1 (en) * 2006-01-05 2007-07-11 Franco Policante Radial-flow electric motor with improvements in the composition of the stator windings.
JP5017627B2 (ja) * 2005-05-27 2012-09-05 並木精密宝石株式会社 円筒状コイル及びそれを用いた円筒型マイクロモータ
WO2021123152A1 (en) * 2019-12-19 2021-06-24 Rift Ip Limited A field coil for an electric machine
CN113595290A (zh) * 2021-07-11 2021-11-02 东莞市捷泰晟科技有限公司 一种基于印刷电路板的直线摆动电动机
WO2023147809A1 (de) * 2022-02-04 2023-08-10 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Elektromotor mit leiterplattenwicklung

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5017627B2 (ja) * 2005-05-27 2012-09-05 並木精密宝石株式会社 円筒状コイル及びそれを用いた円筒型マイクロモータ
EP1806823A1 (en) * 2006-01-05 2007-07-11 Franco Policante Radial-flow electric motor with improvements in the composition of the stator windings.
WO2021123152A1 (en) * 2019-12-19 2021-06-24 Rift Ip Limited A field coil for an electric machine
GB2606896A (en) * 2019-12-19 2022-11-23 Rift Ip Ltd A field coil for an electric machine
CN113595290A (zh) * 2021-07-11 2021-11-02 东莞市捷泰晟科技有限公司 一种基于印刷电路板的直线摆动电动机
CN113595290B (zh) * 2021-07-11 2022-05-27 东莞市捷泰晟科技有限公司 一种基于印刷电路板的直线摆动电动机
WO2023147809A1 (de) * 2022-02-04 2023-08-10 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Elektromotor mit leiterplattenwicklung

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5373375B2 (ja) スピンドルモータ
JP3907357B2 (ja) 段差付きコイル製造方法
JP3745884B2 (ja) モータ構造及びその製造方法
US20060220491A1 (en) Brushless motor stator, brushless motor having same and coil structure
JP4724297B2 (ja) 露光装置、デバイス製造方法
TW201251274A (en) Stator of rotation motor and method for manufacturing the same
JP2008136337A (ja) ステータ、モータ及び記録媒体駆動装置並びにステータの製造方法
JP2006158136A (ja) 小型モータ
US20040021375A1 (en) Stepping motor and manufacturing method therefor
JP2001258192A (ja) 巻線固定子およびその製造方法
JP5234955B2 (ja) 積層コア、ロータおよびステータ
JP2001267167A (ja) コイル製造方法およびコイル組立体製造方法
CN114765388A (zh) 轴向磁通电机和定子
JP4027132B2 (ja) 鉄心装置及び鉄心装置の製造方法及び永久磁石形電動機及び密閉形圧縮機
JP2007227730A (ja) チップコイル
JPH05284697A (ja) コイル体およびその製造方法
CN114337172A (zh) 轴向磁通式pcb绕组永磁同步电机及其定子
JP2938379B2 (ja) 巻線固定子の製造方法
JP2010051158A (ja) ギャップワインディングモータ
JP3455088B2 (ja) 検出コイル付モータコイルユニット
EP1434334B1 (en) Magnetic disk device
KR200368466Y1 (ko) 평편형 진동발생 모터
JP2013094030A (ja) 電機子コイル及び同期回転機
JPH05283259A (ja) コイルの製造方法およびコイル体の製造方法
JP2006014441A (ja) 偏心ロータ、同偏心ロータを備えた扁平コアレス振動モータ